紅莉栖「何よこれ……まとめるスレ無いじゃない、くそっ」(100)

紅莉栖「くっ、このままじゃ今月のアフィ収入は半減ね……」

紅莉栖「やむを得ないわね、過去ログ漁るか。面倒だけど」

ドス ドス ドス ドス ガチャッ
ダル「ういーっす。お、まだ牧瀬氏だけ?」

紅莉栖「ひゃっ!!」カチッ カチッ

紅莉栖「の、ノックぐらいしてから入って来なさい橋田のHENTAI!!」

ダル「ちょ、顔見て5秒でHENTAI認定とか。もっとお願いしますハァハァ」

紅莉栖「橋田、やっぱりキモい」

ダル「いやぁ、それほどでも。ところで牧瀬氏まだPC使ってる?」

紅莉栖「えっ?! あ、いや、いいわよ。エロゲ以外なら」(履歴もキャッシュも消したし大丈夫のはず)

ダル「それじゃちょっと使うお。よっこらせっと。あ、ドクペ買ってきたけど牧瀬氏飲む?」

紅莉栖「サンクス、もらうわ。……何、ラボに来るなり@ちゃん?」プシュッ ゴクゴク

ダル「フヒヒ、今@ちゃんのν速へ大爆撃中なんだお。アフィ厨ざまあwww」

紅莉栖「ブフーッ!!」

紅莉栖「ゲホッ、ゲホッ……」

ダル「どしたん牧瀬氏?」

紅莉栖「ちょ、ちょっと変なとこに入って…… は、橋田、爆撃って?」

ダル「うん、牧瀬氏もどうせ『シェフト』と『やるおん』のステマ騒動は知ってるっしょ?」

紅莉栖「し、知ってるわけないじゃないそんなの!!」

ダル「『まさか☆マジカ』が神作なのは揺るぎないけど、それとこれとは話が別だお。
    前々からアフィカスブログにはイラッと来てたけど今回ばかりはみんなトサカに来たんだお」

紅莉栖「ふ、ふーん。よ、よく分からないけど……」

ダル「おっ、こいつこの状況なのに今日に入って10個もスレ立ててるお。ステマ乙!!
    フヒヒ、効いてる効いてるwww」

紅莉栖「……ね、ねえ、ちょっといい?」

ダル「んー? 今いいとこな訳だが」

紅莉栖「その、ステマとかアフィとかって、そんなに問題なのかしら?」

ダル「……牧瀬氏、僕が僻み根性だけでこんな祭に乗ってると思ってるん?」
                                        ラグナロック
ダル「オカリン風に言うなら、これは僕達の自由と正義を護るための聖戦なんだお!!」

紅莉栖(たかがν速に何熱くなってんのよこいつ)

ダル「確かに僕らのスレのおいしいとこだけタダで持っていって儲けてる乞食根性はむかつくお」

紅莉栖「こじっ……」

ダル「ましてや業者と結託してステマしてたりとか、裏でいくら金が動いてるのか……」

紅莉栖(ステマのお誘いなんか来たことねえよ!零細で悪いか!!)

ダル「ただアフィ乞食しているうちならまだ良かったお。でもステマを始めるようになっては……

    これは@ちゃんを、いや、インターネットを、やらせまみれのマスゴミと同レベルまで貶める害悪と
    言わざるを得ないお!」

紅莉栖「ふ、ふーん……」

ダル「ネットをする時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ……お」

紅莉栖「……で、でも、それで@ちゃんを爆撃するのはおかしくない?」

ダル「と、いいますと?」

紅莉栖「ほら、今回の主犯格は『やるおん』とかいうブログなんでしょ?そこに田代砲なり何なりすればいいじゃない」

ダル「田代砲て。久々に聞いたお。もちろんそれもやる予定だお。ほら牧瀬氏、これ見てみ」

紅莉栖「えっ?……こ、これは!!」

ダル「『やるおん』を始めとしたアフィクソブログ一覧だお。こいつらに一気に侵入して、管理人の個人情報ぶっこ抜くお!!」

紅莉栖(ちょ……私のブログも入ってるじゃない!!!)

紅莉栖(コテってバレただけでも痛いのに、この上コピペブログやってるってバレたら……や、やめさせないと!!)

紅莉栖「ね、ねぇ橋田さん、それはちょっとやりすぎなんじゃないかな?かな?」

ダル「え、な、なんぞ? ナタ振りそうな語尾になってる件」

紅莉栖「いや、そこまでしたらほら、犯罪じゃない?バレたら色々まずいわよ、まだ未成年とはいえ」

ダル「見くびってもらっちゃ困りますな。僕のハッキングテクならSERNにだってバレないお」

紅莉栖「いや、でも、その、あの……」

ガチャッ
岡部「フゥーハハハ! ラボメン諸君、おはよう!!」

ダル「もう昼過ぎな訳だが」

紅莉栖「お、岡部!! 岡部も橋田に言ってやってよ!!」

岡部「我が右腕よ……そいつはそれでもこの俺の優秀な助手なのだ。セクハラは程々にしてくれ」

ダル「ちょ、完璧に濡れ衣な件」

岡部「セクハラはしていないのか?」

ダル「まあさっきしたけど、サーセン」

紅莉栖「そういうのいらないから、話聞いてよ!」

岡部「ふむ、ダルがアフィブログにハッキングを、な……」

紅莉栖「そうよ!さ、さすがにこれは不味いわよね?ね?」

岡部「ククッ……クックックッ……」

紅莉栖「……岡部?」

岡部「フゥーーーーーーハハハハ!!! さすが我が右腕、実にいい仕事をするな!!」

紅莉栖「えええぇぇ!! お、岡部、あんたも犯罪の片棒を担ぐつもり?!」

岡部「正直なところ、この俺個人としてはコピペブログがアフィでいくら稼ごうが気にはせん。勝手にすればいい。
    ステマにしても、もとよりこの世界の闇に生きる俺は、ネットに真実があるなどという幻想は持っていないからな」

紅莉栖「じゃ、じゃあ橋田を止めて」
                                    ペルソナ
岡部「しかあぁーーーーーーーーし!! 電子の海に生きる幻影としての"鳳凰院凶真"としては、こいつらは許せん!!」

岡部「この俺が"鳳凰院凶真"という真名で書きこんだ神聖なるレスを……こともあろうにピエロ扱いなまとめ方ばかり!!」

ダル「いやそれはどうまとめてもピエロになるだろ常考」ボソッ

岡部「特に!! この『O&K速報』とかいうアフィブログが特に酷い!! 俺の出てくるスレばかり面白おかしくまとめおって!!」

紅莉栖(そ、それは私のブログじゃあぁぁあぁァ!!)」

               オペレーションフルングニル
岡部「という訳だダルよ。『巨人の鉄槌作戦』、つつがなく進めるのだぞ」

ダル「なんか勝手に厨二ネーミング付けられた件。まあいいけど」

紅莉栖(ど、どうしよう……どうしよう……バレちゃうよ……
     ていうか、ブログ続けられなくなったらもうホテル代払えなくなるし……)

岡部「……時にクリスティーナよ」

紅莉栖「えっ?な、何よ」

岡部「えらく落ち着きが無いな。今も『ティーナは禁止っ!』が無かったしな」

ダル「そのものまねキモいお」

岡部「横槍を入れるな!助手、貴様まさか……」

紅莉栖「あっ、えっ、い、いや」

岡部「フッ、慌てなくてもいいぞ。この鳳凰院凶真、全てお見通しだ。
    クリスティーナ、貴様は」

紅莉栖「そ、そんなわけないからな!そんなわけないからな!」

岡部「アフィブログ愛読者だな!!」

紅莉栖「え? あ、ああ、はい」ホッ

岡部「アメリカ育ちのお前がどうやって@ちゃんを知ったのか、前から気にはなっていたが……
    種を明かせば何のことはない、まとめブログから入ってきたにわかだったというわけだな」

ダル「うわぁ、実際多いのは分かってたけどリアルに身内にいるとなるとゲンナリだわぁ」

紅莉栖「う、うるさいうるさい!!」(でも、最悪の事態は免れたわね、よかった)

岡部「恥じるでない、助手よ。人は流れる水と同じ、誰しも低きところへ流れるものだ。
    混沌(カオス)の源泉(ハキダメ)から甘く売れた果実ばかりを厳選して出されれば、飛びつきたくなるというもの」

岡部「しかし、だ。それはあくまで、その果実を集めし農夫の見た世界をなぞるものでしかないのだよ。
    埋もれし知恵の実を、お前の目で見つけ、お前の手で拾い上げるほうが楽しいとは思わないか?」

紅莉栖「隠喩ばかり羅列しすぎて逆にダサい」(っていうか実際自分でスレまとめてる訳だが)

岡部「ええい茶化すな!とにかく、だ。アフィブログばかりに情報源を頼っていると変な価値観で固まるぞ、フゥーハハハ!」

紅莉栖「あんたにだけは言われたくないわ!!」

紅莉栖「はぁ~、あんたと話してると疲れるわ…… ? 何か忘れてるような」

ダル「うーっし! アフィブログを丸裸にする準備が整ったお!!」

岡部「でかしたぞダル!!」

紅莉栖(うわああああああ最悪の事態まだ去ってなかったあああああああ)

ダル「よっし!まずは『やるおん』の管理人から行きますかぁ!」

岡部「ところでダルよ、それで抜き出した個人情報はどうするのだ?」

ダル「んー、さすがに晒すってのもアレだし、『お前を見ているぞ』的なメールでも送って警告するとか」

岡部「甘いぞダルよ。大甘だ!! 確かに丸々晒すというのは酷かもしれん。
    だが目線を入れるなり、一部を隠すなり、丸見え一歩手前までは晒し尽くしてやるのだ!!」

ダル「うほっ、オカリン悪党だお。そこにシビれる憧れるぅ」

岡部「狂気のマッドサイエンティストとしてはこれでもまだ手ぬるいものよ、フゥーハハハ!!」

紅莉栖(も、もう駄目だ……さよなら、私の収入……高級ホテル……)

ダル「ちょちょいのちょいの、ほいっ!うはー、これが『やるおん』管理人の名……ま……え……」

岡部「どうした、俺にも見せてみ……は?」

紅莉栖「……どうしたの?」

岡部「な……なんだよこれ……何だよこれええええええええ!!!」

ガチャッ
まゆり「トゥットゥルー☆ みんなおはよーなのです」

これはいつかのきのこたけのこスレのパターンか

紅莉栖(ま、まゆりまで来ちゃった……ああ、私の秘密が拡散してしまう……)

岡部「ま……まゆり……フ、フゥーハハハ!! おはようではない、もう午後だぞ!!」

ダル「ははは、まゆ氏、ちぃーす……」

まゆり「んー? オカリンとダル君、何してるのー?」ヒョイッ

岡部ダル「!!!!」

まゆり「……ねえねえオカリン……」

まゆり「どうしてここに"『やるおん』の管理画面"と"まゆしぃの名前"が出てるのかなぁ?」

紅莉栖「えっ」

岡部「は、はは、なんでだろうな……何かの偶然ではないかな、俺は何も見ていないぞ」

ダル「み、右に同じく」

まゆり「も~、プライベートをのぞき見しちゃうような悪い子には……」メリメリ ミシミシ

まゆり「おしおきなのです☆」ムッキーン

岡ダル「うわああああああああああああああああああああああああああああああ」

萌郁「………………」

萌郁「…………店番、暇…………」

ティロリロリン♪

萌郁「……? 岡部君からメール、珍しい……」カチャ

『件名:お願いだ
本文:お前を閃光の指圧師と見込んで頼みがある!
    今日中に、@ちゃんのν速スレに爆笑間違いなしの面白スレを立てられるだけ立ててくれ!!頼む!!』

萌郁「……???」



まゆり「オカリンの立てるスレ全く面白くないのです☆ もっと本気出しやがれなのです」メリメリメリ!

岡部「ぐああああああああああああ!裂ける!裂けるから!!」  ダル・紅莉栖「「」」 (気絶)

テッテロリン♪

岡部「おお、指圧師から返事が」スチャッ

『件名:Re:お願いだ
 本文:クソめんどくさいから自分でやってねp(^-^)q』

岡部「ちくしょおおおおおおあああああああああああああ!!!助けてええええええええええ!!!」

                               Steins;Gate ChapterXX 情報乞食のサブミッション END

>>64
それ俺だわ ワンパターンですまんね

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