学生なので不定期ですが頑張って更新します!
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>>1
――数日前――
リヴァイ「ハンジ、104期の餓鬼共は仲が悪すぎると思わねぇか?」
ハンジ「え?そんな事無いと思うけど…?」
リヴァイ「同居…」ボソッ
ハンジ「今…何て?」
リヴァイ「エルヴィンからは許可は出ている」
ハンジ「な…なにが?」
リヴァイ「同居だ。2回も言わせるな」
ハンジ「ブッ……冗談だよね?リヴァイ?」
リヴァイ「決まった事だ。これであのクソ生意気なミカサ・アッカーマンとも決着を付けられる」
ハンジ「リヴァイは104期じゃないのに同居する設定?ズルい!私も同居する!」
リヴァイ「当たり前だろ?」
ハンジ「じゃあ…早速皆に伝えてくるね!」
>>4
ハンジ「皆ー!これから104期と私達で同居するよ~!」
アルミン「…ハンジさん?」
エレン「兵長?…同居ですか?ウソ…ですよね?」
リヴァイ「俺は嘘をつかない」
ミカサ(あのチビがエレンと同居?)
ハンジ「あははっ!皆嬉しそうだね!リヴァイ?」
リヴァイ「……」
アルミン「…同居する理由が僕には分かりません。教えて下さい」
リヴァイ「仲を良くする為だ」
ミカサ「却下します」
リヴァイ「…命令だ。お前もエレンと同居出来るんだぞ?」ボソッ
ミカサ「悪くはない」
リヴァイ「決まったな。104期の奴等に報告してこい。エレン」
エレン「はい!」
――こうして、不思議な同居生活は始まりました――
>>5
――皆は驚いたような表情はしたものの同居を受け入れた――
アルミン「部屋まで同じ…なんですね」
ハンジ「…まぁね♪その方が嬉しいでしょ?」
アルミン「僕は…あまり嬉しくは無いです」
ハンジ「でも、あの三人は嬉しそうだよ?」
ミカサ(エレンと同居っ!風呂上がり見れるかも…)ドキドキ
ユミル(クリスタと24時間一緒…最高だな)
ライナー(クリスター!女神のような寝顔を早く拝みたい)
アルミン「…そう…ですね」
ハンジ「そんなに落ち込まないで。僕だってホントは巨人と同居したいよ…」
アルミン「それだけは止めて下さい」
>>6
ハンジ「女の子は料理だから…君たちは……」
リヴァイ「やることがねぇなら黙ってろ」
男子一同「はーい」
――キッチンでは――
ミカサ「サシャ、つまみ食い禁止」
サシャ「ミカサ…このお肉美味しいですよ!」
ユミル「…ホントだ。うめぇ」
アニ「…肉…焦げてるけど?」
ペトラ「あ…真っ黒になっちゃった…」
ハンジ「これは…食べられる人いないよね?」
クリスタ「ごめんなさいっ!」
ハンジ「気にしないで。男子に上げてきて」
クリスタ「でも……」
ハンジ「大丈夫。貴女が行けば絶対食べてくれる人がいるから」
クリスタ「は…はい…」
>>8
リヴァイ「やっと来たな…」
クリスタ「あの…焦げちゃったんだけど…食べてくれるかな?」
エレン「え!?焦げたって…」
アルミン「真っ黒だ…」
ライナー「皆…クリスタが作ってくれたんだ。残さず食べよう」
ベルトルト「そうだね」
104期男子「いただきます!」
リヴァイ「………」
クリスタ「…美味しい?」(上目遣い)
ライナー「う゛…っ…凄く…美味しい…よ」
コニー「不味…モガッ!」
クリスタ「何で口を塞ぐの?アルミン?」
アルミン「何でも無いよ!クリスタ」
クリスタ「そっか…。じゃあ料理に戻るね」
104期男子「ゲホッゴホッ」
リヴァイ「馬鹿だ…」
>>9
サシャ「ハンバーグ…美味しそうです」
ミカサ「次食べたら晩ご飯あげないから。ユミルもね」
ユミル、サシャ「はい」
ミカサ「ハンバーグ完成しました」
ペトラ「サラダも準備出来たよー!」
アニ「ご飯も炊けてる…」
ハンジ「準備完了だね」
>>10
エレン「美味そう!」
ライナー「流石ク…じゃなくて女子!」
全員「いっただきまーす」
ミカサ「エレン…美味しい?」
エレン「…あぁ、美味いぞ。このサラダ」
ミカサ「私の作ったハンバーグも食べて」
エレン「…後で食べ…モガッ…ゴホッゴホッ…ゲホッ…ハァハァ……何すんだよ!ミカサ!」
ミカサ「エレンがアニの作ったサラダばかり食べるから…」ボソッ
エレン「何か言ったか?」
ミカサ「…何でも無い」
ライナー「クリスタは料理が上手いなぁ」
クリスタ「そんな事無いよ…」
ユミル「……」
クリスタ「どうしたの?ユミル?」
ユミル「クリスタ、口開けろ」
クリスタ「え?」
ユミル「早く」
クリスタ「うん…。…!」
ユミル「美味いか?ショートケーキ」
クリスタ「…美味しいっ!」
ライナー(女子が羨ましい)
>>11
アルミン「アニ…美味しい?」
アニ「…普通」
アルミン「アニって…確かサラダ作ったんだよね?」
アニ「そうだけど…不味い?」
アルミン「凄く美味しいよ!」
アニ「…そう…」
サシャ「お肉美味しいです!」
コニー「サシャ!そんなに食うなよ。」
サシャ「コニーも早く食べないと無くなりますよ?」
コニー「食うの早すぎだ!」モグモグ
ペトラ「…美味しいですか?兵長?」
リヴァイ「まぁまぁだ」
ハンジ「夢中で食べてるのに?」
リヴァイ「!?…削がれたいのか?」ゴゴゴゴ
ハンジ「え?…本当の事じゃ…いったぁーいっ!!」バキッガタッゴトンッ
ペトラ「兵長…否定はしないんですね」アハハ
>>14
――夕食終了――
全員「ご馳走さまでした!」
ハンジ「片付けは男子がしてくれるかな?」
エレン「え!?ハンジさん…それは無理だと思います」
ハンジ「何で?」
エレン「アルミン以外の男子は多分家事をやった事がなさそうだからです!」
リヴァイ「ちょっと待て。俺は出来る」
エレン(兵長忘れてたっ!)
ハンジ「じゃあ皆アルミンとリヴァイに教えてもらえば良いよ」
エレン「でも…っ…」
リヴァイ「早く終わらせるぞ」
104期男子「はーい…」
ガシャガシャンッ!
アルミン「どうしたの?」
ベルトルト「ごめん、皿割っちゃった」
アルミン「僕が片付けておくから大丈夫だよ」
ベルトルト「ありがとう」
ドンッ…バコンッ!
リヴァイ「次はなんだ?」
ジャン「エレン…ズルいぞお前!」バキッ
エレン「何だよ!意味わかんねぇよ」ベシッ
リヴァイ「お前ら…真面目にやれ」ゴゴゴゴ
エレン、ジャン「はい…すみません」
>>15
――片付け終了――
ミカサ「エレン!チ…兵長に何かされなかった?」
エレン「何もねぇよ」
ジャン「エレン…許さねぇ」
ペトラ「皆ーお風呂の準備出来たよー」
男子一同「!!(風呂…っ)」
ハンジ「あぁ、風呂は男子風呂と女子風呂にわかれているから」
リヴァイ「当たり前だ」
ユミル「じゃあ入りに行こうか。クリスタ?」
クリスタ「うん!」タタッ
ミカサ「エレン…背中洗ってあげる」
エレン「ブッ…!」
リヴァイ「腹筋女…お前は馬鹿か?風呂はわかれていると言ったはずだが…」
ミカサ「…チッ…」
アルミン「落ち着いて下さい!二人とも!」
リヴァイ「風呂に行くか」
ハンジ「私も入ろー」
>>16
――女子風呂――
サシャ「気持ち良いです」
ミカサ「サシャ、背中洗ってあげる」
サシャ「え?恥ずかしいからいいですよ…//」
ミカサ「遠慮しないで」
ユミル「クリスタ…あんた身長から体まで全部小さいんだな」
クリスタ「…それはどういう意味?」
ユミル「あ?そのままだろ」ジーッ
クリスタ「!?小さいって…酷い…」
ユミル「ハハハッ…本当の事だろっ!」
ハンジ「ねぇ、アニ?」
アニ「?」
ハンジ「何か楽しくなさそうだねぇ」
アニ「…別に…」
ペトラ「じゃあ楽しいの?」
アニ「周りがうるさいだけ」
ハンジ「もっと笑わないと…皆と仲良くなれないよ?」
アニ「どうでもいい」
ペトラ「どうして笑いたくないの?」
アニ「さぁ?」
>>17
――男子風呂――
女子の声「あはははっ!」
女子の声「ちょっと…止めて下さいよぉ…」
ライナー(覗きたい…!)
リヴァイ「……」チラッ
ライナー「何ですか?兵長?」
リヴァイ「余計な事は考えるな」
ライナー「…はい」
リヴァイ「俺はもう上がる」ザバッ…スタスタ…ガチャッバタンッ
ベルトルト「ライナー?」
ライナー「…覗きたいよなぁ?」
ベルトルト「僕は別に…」
ジャン「覗きたいっ!」
ライナー「エレンとアルミンとコニーは?」
アルミン「僕は遠慮するよ」
コニー、エレン「……」
>>19
ライナー「覗きたいだろ?」
コニー、エレン「はい」
ライナー「素直で良いなぁ。…ベルトルトは?」
ベルトルト「僕も遠慮しようかな」
エレン「…でもさぁ…バレたら…俺達どうなるの?」
ジャン「お前はミカサに守ってもらえば良いだろっ!」
エレン「は?ミカサ?…何で俺が…?」
コニー「バレた場合は怒られるしかないだろ」
ライナー「それで済めば良いがな…」
女子の声「もう上がる?」
エレン「早くしないと覗く意味がなくなるぞ!」
コニー、ライナー、ジャン「そうだな…急げっ!」
>>20
――女子風呂――
ハンジ「良い湯だったねー。…ん?」チラッ
エレン「は…ハンジさん!?」ビクッ
ライナー「バカッ!エレン!」
ハンジ「あははは…君たち…削がれる覚悟が出来ているようだね」
男子「う…ぅあああぁぁっ!」
ハンジ「……ふぅ…すっきりしたぁ」
ペトラ「今の叫び声はなに?」
ハンジ「さぁね?」
>>24
ミカサ「エレン?元気無いね?」
エレン「し…ぬかと思った…」
ミカサ「?…まさか…またチビ…」
エレン「兵長は関係ない!」
ユミル「クリスタも可哀想だよなぁ」
クリスタ「え?」
ユミル「いや?知らないなら良いんだよ!ダハハハハッ!」
クリスタ「ユミルが怖い…」ガタガタ
>>25
ハンジ「じゃあ、寝る準備しようか!」
アルミン「本当に寝る部屋同じなんだ…」
ミカサ「私はエレンの隣で寝る」
エレン「え?」
リヴァイ「うるせぇな…何処でも良いから布団用意してさっさと寝ろ。あと、エレンは俺の隣…ゴンッ」…ドサッ
エレン「…ミカサ?今、兵長に何したんだ?」
ミカサ「飛び蹴り」
リヴァイ「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
エレン「死にたいのか?ミカサ?」
ミカサ「エレンは私のもの。チビには渡さない」
ドッゴーン!バキベキボキッ…ドンッバコンッ……ゴキィッ
ハンジ「二人とも戦意喪失だね。これで平和になったよ」ニコッ
エレン(あの兵長とミカサが瞬殺された…だと!?ハンジさんすげぇ)
>>26
ハンジ「ん?どうしたの、エレン?」
エレン「いや…別に何も…無いです」
ペトラ「あー!兵長とミカサが倒れてる!…ハンジ?あなた兵長に何したのよ」ギロッ
ハンジ「…ちょっと殴ったくらいで倒れちゃってさぁ…あははは…」ブルブル
ペトラ「…ば…馬鹿ぁ!」バキィッ
エレン「………」
ハンジ「エレン…私が悪かったのかな?」バタッ
エレン(ペトラさん…)
――その後の怪我人――
クリスタ「大丈夫ですか?」
リヴァイ「俺は平気だ。それより…何で俺らよりこいつの方が重傷なんだ?」
ハンジ「うぅ……」
ミカサ「エレン一緒に寝よう」
エレン「あ…あぁ…」(ハンジさん…大丈夫かな?)
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