ヱヴァンゲリヲン:始 (28)

※オリジナルストーリー、キャラの性格など変わってます。

「名前、決めてくれた?」

「ああ。男だったらシンジ。女だったらレイと名付ける」

「シンジ…レイ…。ふふっ、良い名前。…あなた」

「なんだ」

「もし…もし、実験が失敗して私が居なくなってしまっても…この子だけは、必ず守って下さいね…」

「そんな事を言うな。実験は成功する。必ずな」

「…そうね」

「…家に帰ろう」

「ええ。私とあなた、そしてこの子の三人で我が家に」オナカサスサス

ヱヴァンゲリヲン:始


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シンジ「…非常事態宣言が発令されたから通信不能か。交通手段もない…しかたない、近くのシェルターまで歩こう」

シンジ(…)チラッ

シンジ江
至急、第三新東京市に来い。
駅に迎えを送る。
ゲンドウ

シンジ(…父さんの言っていた事が始まったのかな)

ドシーン…ドシーン…

シンジ「…?なんだ?」

ドシーンドシーン
シンジ「あれは…!?父さんの言ってた使徒…!?」

第4使徒「リリス―ドコー」キョロキョロ

キキーッ

シンジ「!?」

「ごめーん!おまたせ碇シンジ君!乗って!」

シンジ「は、はい!」

ブロロロロ

「道塞がれてて予定時間に着けなかったわ、ごめんなさい」

シンジ「いえ、非常事態ですし仕方ないですよ葛城さん」

ミサト「ミサト、でいいわよ。よろしくねシンジ君」

ネルフ入り口ゲート

シンジ「特務機関ネルフ…」

ミサト「そ。国連直属の非公開組織」

シンジ「父さんがいるところですね。本当に父さん、人類を守る仕事をしてるんだ…カッコイイ…!」

ミサト「んふふ~そうよぉ。はい、これ読んでおいてね」

シンジ「はい!」

ネルフ格納庫行きEV内

ポーン
ウィイン

ミサト「うっ、あらリツコ」

リツコ「到着予定時刻を12分オーバー。あんまり遅いから迎えに来たわ」

ミサト「ご、ごみ~ん!途中で道が塞がってて…」

リツコ「ふぅ…仕方ないわね。…例の男の子ね」

ミサト「そ」

シンジ「あ、碇シンジです!よろしくお願いします!」ペコ

リツコ「あら、礼儀正しいのね。技術局第一課、E計画担当責任者 赤木リツコよ。よろしくね。
早速で悪いけど、シンジ君に見せたいものがあるの」

シンジ「?」

格納庫

ガシャン

シンジ「これは…!!」

リツコ「汎用人型決戦兵器、人造人間ヱヴァンゲリヲン、その初号機。コアにあなたのお母さんの意思(魂)が宿っている…。実験は見たと聞いたわ」

シンジ「はい…」

リツコ「…辛いでしょうけど、コアに意思が宿らないとエヴァは起動しないの。それに、我々人類の最後の切り札」

シンジ「分かってます…。と言う事は、僕が呼ばれたのってこのエヴァンゲリオンに乗ってほしいから…?」

「そうだ」

シンジ「!父さん!」

ゲンドウ「久しぶりだな、シンジ」

シンジ「うん…でも、この前電話したばかりだから久しぶりって感じはしないよ」

ゲンドウ「…ふっ。そうだな」

冬月「碇、やつがここに気づいたぞ」

ゲンドウ「分かった。シンジ」

シンジ「言わなくても分かってるよ。僕、エヴァに乗って戦うよ。使徒なんかに勝手なマネはさせない」

ゲンドウ「…頼んだ」

マヤ「進路クリア、オールグリーン!」

リツコ「発進準備完了」

ミサト「シンジ君、大丈夫?」

シンジ「はい!」

ミサト「司令、よろしいですね?」

ゲンドウ「ああ。頼んだ」

冬月「碇、本当にいいのか?シンジ君を使っても…」

ゲンドウ「初号機を操縦できるのはシンジしかいない。それに、ユイが付いている。シンジも、こうゆうの好きだしな」

冬月「好き?」

ミサト「ヱヴァンゲリヲン、発進!」

ドシュウッ

地上

ガシャンッ

リツコ『シンジ君、まずは歩くことだけを考えて』

シンジ「はい!」

シンジ(母さんの匂い…とても懐かしい匂い。それに…)カシャン

シンジ「こんなロボットを操縦できるなんて…すごく燃えるぅうううう!!!1うおおおおお!!!」ダダダダダッ

マヤ「!?エヴァ初号機に高エネルギー反応!」

ミサト「なっ!?走ったぁ!?」

リツコ「適正検査でのシンクロテストで80%オーバーだったけど、まさかここまでエヴァを扱えるなんて…!」

冬月「…ああ。そういえばシンジ君はロボットアニメなどが好きだったな」

シンジ「うおおおおお前なんかに負けない!!でやぁああ!!」バキィ

第4「アイター」

シンジ「うおおおおお!!!」ボコスカ

マヤ「初号機、使徒をタコ殴り!」

シンジ「とどめぇええ!!!」

コアバリーン

第4「アジャパー」ドーーーンッ

マヤ「目標消滅!」

ミサト「やった!シンジ君よくやったわ!」

シンジ「はぁはぁ…僕が倒した…。皆を守った………」

マヤ「!初号機、通信途絶えました!」

リツコ「救護班は大至急パイロットを救出!」

ゲンドウ「冬月、後は頼む」

冬月「会議か」

ゲンドウ「ああ。終わったらシンジの様子を見に行く。どこに運ばれたか連絡を頼む」

冬月「分かった」

会議室

ゼーレ1「第4の使徒襲来とその殲滅。そして三番目の子供の接収、及びエヴァ初号機の初起動。概ね既定通りだな」

ゼーレ2「初号機もさほど傷もつかなかったみたいだな」

ゼーレ3「凍結された零号機と比べれば、全く問題ない」

ゼーレ4「そして、死海文書通り間もなく第5の使徒も襲来するだろう」

ゲンドウ「ご心配なく。初号機の実戦配備に続き、弐号機と付属パイロットも、ドイツにて試験中です」

ゼーレ5「参号機以後の建造も、計画通りにな」

ゼーレ1「我々に目的は人類補完計画遂行させることだ。碇、我々を失望させるなよ」

ゲンドウ「…全てはゼーレのシナリオ通りに」

プツンッ

ゲンドウ(…そんな事させるか)

ピピピ

ゲンドウ「私だ」

冬月『会議は終わったか。シンジ君の病室が分かったぞ。1065号室だ』

ゲンドウ「分かった」プツン

ゲンドウ「ユイの約束のため…シンジのために、絶対に阻止してやる」

病室1065号室

シンジ「父さん忙しいのに来てくれてありがとう」

ゲンドウ「…ああ。大きな怪我をしなくてよかった。…シンジ、これからもエヴァに乗ってくれるか?」

シンジ「うん、乗るよ。絶対使徒から皆を守ってみせるよ」

ゲンドウ「頼もしいな。では、私はそろそろ行く。なにかあった時は連絡を」

シンジ「うん。仕事、頑張ってね」

ゲンドウ「ああ。しっかり休め」

ミサト「シンジ君、住まいはネルフ本部の住居スペースで暮らすのかしら」

リツコ「司令は家にあまり帰らないみたいだから、そうなるわね」

ミサト「一人はなんだか可哀想ね…よし!」

リツコ「まさか引き取るなんて言わないわよね?」

ミサト「え、そのつもりだったけど?大丈夫よ~子供に手ぇ出したりしなわよ~」

リツコ「当たり前でしょう!全く、あなたって人は…」

ミサト「相変わらず冗談の通じない奴…」









ミサト「てぇことで、司令から許可をもらって一緒に暮らすことになったわ! ペンペ~ン、同居人が増えたわよ~」

ペンペン「クワッ!(よろしくなっ!)」

シンジ「うわ~ペンギンだぁ!可愛いなっ」ナデナデ

ミサト「シンジ君。私達はもう家族同然よ。これからは、遠慮なんてなーんにもいらないのよ♪」

シンジ「はい!これからよろしくお願いします!」ペコ

ミサト「んふふ~。では、パァーっと歓迎パーティしま」

シンジ「待って下さい」

ミサト「うん?」

シンジ「まずはお掃除をしましょう。こんな汚い部屋じゃ生活できません」

ミサト「え!?い、いやぁ今日は疲れたし…」

シンジ「そうやって後回しにすると癖になっちゃいますよ!さぁ、掃除掃除!」

ミサト「は、はぁい…(しっかりしてるなぁ…トホホ…)」

ネルフ本部

リツコ「レイの様子はいかがでしたか?シンジ君のお見舞いの時に行かれたのでしょう?」

ゲンドウ「問題ない。凍結中の零号機の再起動準備と建造中のエヴァ八号機はどうなっている?」

リツコ「どちらとも問題なく進んでおります」

ゲンドウ「そうか。引き続き頼んだ」

リツコ「はい」












11日後
学校

ケンスケ「やぁ碇。おはよう」

トウジ「おはようさん」

シンジ「ケンスケ、トウジおはよう。サクラちゃんの容態はどう?」

トウジ「後少しで退院や!あんときシンジがエヴァでバケモン倒してくれんかったら危ないとこやったわ…ほんまおおきに!」

シンジ「大した事なくてよかったよ」

ケンスケ「なぁ碇ぃ!今日こそエヴァの事教えてくれよ~」

シンジ「喋ったらケンスケ、黒服の人たちに消されちゃうかもよ…?」

ケンスケ「それだけは勘弁…」

ネルフ本部 B棟EV内

リツコ「シンジ君とはどう?うまくいってる?」

ミサト「しっかりしてるのよ彼。おかげで家はピカピカ、料理はうまい。お嫁にほしいくらいだわ」

リツコ「自分が変わろうとは思わないのね。ズボラなお姉さん」フンッ

ミサト「」グサッ

プルルル

リツコ「もしもし」

青葉『移動物体を捕捉しました。分析パターン青です』

リツコ「第5の使徒ね」

ミサト「青葉君、パイロットに通達お願い」

青葉『分かりました』

「碇君」

シンジ「あ、綾波…」

レイ「非常召集がかかったわ」

シンジ「…本当だ。気がつかなかった…気をつけないと。ということは使徒が現れたんだね?分かった、行こう」

トウジ「センセー!非常事態宣言がかかったわ!ネルフに行くんか?」

シンジ「うん!気をつけて避難してね!」

ケンスケ「頑張れよ!」

















ミサト「総員、第一種戦闘配置!」

日向「了解!地対空迎撃戦、用意!」

マヤ「第三新東京市、戦闘形態に移行! 目標は依然進行中!」

ミサト「非戦闘員及び民間人の避難は?」

青葉「既に避難完了との報告が入ってます」

日向「日本政府から、ヱヴァンゲリヲンの出動要請が来ています」

ミサト「うるさいやつらね。言われなくても出撃させるわよ。シンジ君、いい?」

シンジ「はい!いつでも大丈夫です!」

ミサト「レイ。零号機の凍結は解除されたけど、今回は待機していて」

レイ「分かりました」

ミサト「ヱヴァンゲリヲン、発進!」

ドシュウッ

ガシャンッ

リツコ「敵A.T.フィールドを中和しつつ、ガトリングで射撃。シンジ君、あなたならできるわ」

シンジ「はい! …一気に撃っちゃうと、爆煙で敵が見えなくなっちゃうな…。ここは数発ずつ撃って…」ババババッ ババババッ ババババッ

ピシッ ピシッ バリンッ
ズガガガッ

第5「イタイー」ウネウネ

ミサト「A.T.フィールドが破れた!今よシンジ君一気に畳み掛けて!」

シンジ「はい!くらえええええ!!!!」ババババババババッ

第5「ヒデブー」バリーン

ドーーーン

マヤ「目標、消滅!」

ミサト「やった!シンジ君お疲れさま!迅速な対処で街にも被害がなかったわ。今日は美味しいものでも食べましょう!」

シンジ「はい!」

冬月「シンジ君は予定通りの行動を取らないな。ゼーレは死海文書通りにいかなくて焦っているぞ」

ゲンドウ「ああ。老人達の好きにはさせん」

冬月「14年前からのシナリオが破綻しようとしているな。…まさかお前が人類補完計画を蹴るとはな」

ゲンドウ「…冬月先生には申し訳ないが、やはりシンジを犠牲にはできない」

冬月「分かっている。ユイ君との約束…だろ?」

ゲンドウ「それもあるが、やはり自分の子供は可愛いからな。 …ゼーレにはまだ裏切っていることは勘づかれてはいないか?」

冬月「まだ大丈夫だ」

ゲンドウ「そうか…」

冬月「しかし、いつまでも騙し続けられないぞ」

ゲンドウ「分かっている…」

シンジ(ミサトさんから正式なセキュリティカードを渡されたけど、綾波にも渡して来てって言われて来たけど…)

シンジ「こんな壊れかけのマンションに住んでるのか…」

シンジ「…ここか。インターホンもない…。ごめんくださーい!綾波―!碇だけど!新しいセキュリティカードを持ってきたんだ!」ドンドンッ









ガチャッ

シンジ「あ、綾波。おはよう。えっと…はい、これ」

レイ「…ありがとう」

シンジ「ネルフに行くんだよね?一緒に行こう」ニコ

レイ「…ええ」

ネルフ本部エスカレータ

シンジ「…」

レイ「…」

シンジ「あの、綾波」

レイ「何?」

シンジ「綾波はどうしてエヴァに乗ってるの?」

レイ「…絆だから」

シンジ「絆?」

レイ「ええ。皆との絆。エヴァに乗らない私は、ただの人形だから…」

シンジ「…それは違うよ」

レイ「え?」

シンジ「エヴァに乗っていなくても、綾波は皆と繋がっていられるよ。綾波は人形じゃなくて、人間なんだから」ニコ

レイ「!」

シンジ「さ、本部に行こう」

レイ「え、ええ(なぜかしら、碇君の笑顔を見たら心が…ポカポカする…)」

発令所

マヤ「未確認飛行物体は、そのまま防衛線に侵入」

青葉「未確認飛行物体の分析完了。パターン青、使徒です」

冬月「第6の使徒か」

ゲンドウ「ああ。初号機を出撃させる」

ミサト「司令、その前に地対空迎撃戦を展開してもよろしいでしょうか。敵の攻撃パターンが分からないので」

ゲンドウ「わかった」

ミサト「ありがとうございます。日向君、お願い」

日向「はい!地対空迎撃戦を展開!………これは」

ミサト「一定距離内の外敵を自動排除する…か。接近戦は無理ね。A.Tフィールドはどう?」

マヤ「健在です。おまけに位相パターンが常時変化しているため、外形も安定せず、中和作業は困難を極めます」

リツコ「MAGIの計算だと、ネルフ本部ごと自爆しないとA.Tフィールドを破壊できないと出たわ。松代のMAGIも同じ答えよ」

ミサト「ネルフ本部を自爆したら、人類の敗北確定ね。目標の到着予定時刻は?」

青葉「今日までに完成していた22層全て複合特殊装甲帯貫き、本部頂上への到達予想時刻は、明朝0時06分54秒。後、10時間14分後です」

ミサト「そう…。よし。ちょっちやってみたいことがあるの。確か戦自研の極秘資料、諜報部にあったわよね?」

日向「え?え、ええ」

リツコ「しかしまた、無茶な作戦を立てたものね」

ミサト「あら。残り9時間以内で実現可能、おまけに最も確実なものよ?」

リツコ「ヤシマ作戦。日本全土から電力を接収し、戦自研が極秘で開発中のポジトロンライフルまで強制徴発。よく戦略自衛隊を説得できたわね」

ミサト「ま、色々貸しがあるから」ウインク

















TV「今夜、午前0時より未明にかけて、全国で大規模な停電があります。ご協力お願いいたします。繰り返します。今夜………」

ミサト「シンジ君、ちょっちいい?」

シンジ「? はい」

ターミナルドグマ

シンジ「あの磔にされてるのって…使徒ですか!?」

ミサト「ええ。この星の生命の始まりでもあり、終息の要ともなる、第2の使徒リリス」

シンジ「リリス…」

ミサト「サードインパクトのトリガーとも言われているわ」

シンジ「もしかして、使徒ってこのリリスを狙ってるんですか?」

ミサト「そうよ。リリスと使徒が接触したらサードインパクトが始まる。それだけは避けなければならない。これだけは教えておこうと思って」

シンジ「…僕、絶対守ります。リリスも。皆も、絶対に」

ミサト「…あなた達子供を巻き込まなければならない事を許してね。…一緒に全部の使徒を倒して、平和な日常を取り戻しましょう」

ミサト「では、本作戦における各担当を伝達します。 シンジ君は初号機で砲手を担当」

シンジ「はい!」

ミサト「レイは零号機で防御を担当」

レイ「はい」

リツコ「シンジ君。ポジトロンライフルは地球の自転、磁場、重力の影響を受け直進しません。その誤差を修正するのを忘れないでね。 そして今回の使徒は、攻撃形態中だけ実体化する部分があるわ。そこがコアと推測されます」

シンジ「正確に、コア一点だけ狙うんですね」

リツコ「ええ。狙撃位置と射撃翌誘導への緒元は全てこちらで入力するから、あなたはテキスト通りやって」

シンジ「分かりました」

レイ「…私は初号機を守ればいいのね」

リツコ「そうよ」

レイ「分かりました」

ミサト「時間よ。二人とも着替えて」

二人「「はい」」

レイ「碇君」

シンジ「うん?」

レイ「あなたを死なせない…私が必ず守るわ」コウイシツニュージョー

シンジ「綾波…」











ポーン

「ただ今より、午前0時ちょうどをお知らせします」

ミサト「ヤシマ作戦発動、ポジトロンライフル狙撃準備、第一接続開始!」

シンジ(使徒がリリスに接触したらサードインパクトが起こる…。ここで作戦失敗したら一巻の終わりだ。絶対に…成功してみせる!)

ミサト「発射!」

シンジ「くっ」ガシャン

ドシュウッ!!!
チュドーンッ

ミサト「やったか!?」

ファーーーーーーッッッ

第6「我はそのような攻撃は効かんビーーーーム!!!」ドッシュウッ!!

ミサト「外した!」

シンジ「うわぁ!!」

バリバリバリ

ミサト「シンジ君!! エネルギーシステムは!?」

日向「まだいけます!既に再装填を開始!」

マヤ「現在、砲身を冷却中!しかし、後一発撃てるかどうか…」

ミサト「確認不要!やってみるだけよ。 シンジ君!大丈夫?急いで初号機を狙撃ポイントに戻して!」

シンジ「はい!」

ゲンドウ「シンジ、頼んだぞ…!」

シンジ「くっ…今度こそ!」

マヤ「! 目標に、再び高エネルギー反応!」

ミサト「まずい!」

第6「我は死なんビーーーーーム!!!!」バヒュウウウウン

ドゴォオオオッ

シンジ「うわっ」

シンジ「………? はっ!綾波!!」

リツコ「零号機の盾がもたない!」

ミサト「まだなの!?」

日向「あと20秒!」

シンジ「早く…」10…9…8…7…





ミサト「くっ」6…5…4…





ゲンドウ(シンジ…!!)3…2…1…































シンジ「今だっ!!」カチッ ドシュウウウウ

第6「我は負けんビーーーーム!!!!」バシュウウウウウ

チュドーーーーーーンッ

第6「プギャァアアァ」ドゴーン

ミサト「やった!」



シンジ「綾波!綾波…大丈夫!?綾波!!」

綾波「……うっ…。…碇、君…?」

シンジ「綾波…良かった…本当に良かった…」ポロポロ

綾波「何、泣いてるの?」

シンジ「綾波が、グスッ、生きてて、とっても嬉しいんだ…!」

綾波「…ごめんなさい。こういう時、どんな顔すればいいか分からないの」

シンジ「うっ…グスッ……笑えば、いいと思うよ」ニコ

綾波「!」

綾波「………」ニコ















ヱヴァンゲリヲン:始    終
























「………」

「…分かっているよ。あちらの少年が目覚めたんだろう?」

「そうだ。しかし、死海文書とは違う動きをしている」

「…へぇ」

(運命の歯車が狂い始めた、か)

「逢える時が楽しみだよ」

カヲル「碇シンジ君」













To Be Continued...

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