シンジ「ペンペンの毛並み…気持ち良い」(102)
シンジ「ペンペン…この手触り…程良いジョリジョリ感…」スリスリスリスリ
ペンペン「クワァ」
シンジ「はぁん、可愛いよぉッ…気持ち良いよ、ペンペンっ…!」スリスリスリスリ
ペンペン「ク…クワァァ」
シンジ「あ…ぁ…!イ、っ…」
ミサト「ただいまー」ガチャ
シンジ「!」ビクッ
ミサト「シンちゃ~ん今日の晩ご飯なに~?」
シンジ「おかえりなさいミサトさん。今晩はカレーです」
09の次
ミサト「あれ、アスカは?」
シンジ「さあ、部屋で寝てるんじゃないですか?」
ミサト「起こしてあげてー」
シンジ「面倒だなぁ」
コンコン
シンジ「入るよアスカ。起きなよ」ガチャ
アスカ「…まだ眠い…」
シンジ「ご飯だよ」
アスカ「起こしてぇ…」モゾモゾ
シンジ「…」
アスカ「起き上がれない~…」チラ
シンジ「僕、ペンペンにご飯あげなくちゃいけないから!」スタスタ
アスカ「…む…」
シンジ(せっかくのチャンスだったのに邪魔が入ったな。明日は土曜日か…。休日はみんなが家に居る時間が長いから逆に好機は少ない)
アスカ「ねぇシンジ」
シンジ(今夜もペンペンのもふもふエクスタシーを思い出して寝ようっと)
アスカ「バカシンジったら!」
シンジ「え?あぁ、アスカ」
アスカ「明日、第三新原宿に買い物に行くの」
シンジ「…へぇ~!」
アスカ「どうせアンタ暇でしょうから!と、特別に一緒に連れてってあげてもいいわよ!」
シンジ「遠慮しておきます」
アスカ「!?…べ、別に私はアンタなんかいなくて全っ然いいんだけどね!ただ、どうしてもっていうなら…」
シンジ「うん、行かない」
アスカ「は?!…な…によ。用事でもあんの?」
シンジ「うん、すごく大事な用事。明日、いってらっしゃいアスカ!」キラキラ
アスカ「ふん…あっそ!」ドタドタ バタン
シンジ(やった!アスカが消えた!ミサトさんも午前中はネルフ!明日は…イケる!!)
アスカ(シンジの奴…最近私のこと見てない気がする)
アスカ(私に興味なくなっちゃったのかな。他に好きな子が出来たのかな)
アスカ(まさか…ファースト?明日の大事な用事ってのも…)
アスカ(……)
アスカ(…でも、こんな所で引き下がれないわ)
次の日
シンジ「あ!あんッ!ペンペンッ!可愛いよぉっ!」スリスリスリスリ
シンジ「ペンペンのジョリ毛ッ!ズボン越しでも、すごくッイイッ!」スリスリスリスリ
ペンペン「クワァァァァ!!」バタバタ
シンジ「うぁっ!暴れ、ると毛がッ…更に、刺激、的っ…!!」ビクン
シンジ「イ、クよッ…イッちゃうよぉッ!」
シンジ「最低だ…俺って…」
ペンペン「グワァ…」
シンジ「ごめんねペンペン。あとでプリンあげるよ」
ペンペン「クワッ♪」
シンジ「さて…パンツ洗わなきゃ」
アスカ()
アスカ(何…何なの…!?)
説明しよう!アスカは朝イチで起きて、靴を隠してクローゼットに隠れて既に出掛けたフリをしていた。
そしてシンジが出掛けたらストーキングしてやろうと思っていたのである!
アスカ(シンジはペンギンフェチ!?)
アスカ(いや…シンジはペンペンの体毛…特に硬くてチクチクしてる所に股間を擦り付けてた…。毛フェチなの?それともただのmなの?)
アスカ(わからない…わからないよ…。どうすればいいの、ママ…)
シンジ「うわぁぁああッ!!アスカァァァ!!!」
アスカ「…シンジ」
シンジ「あ、え、嘘?ええ?い、居たの、ア、アスカ」
アスカ「部屋で寝てたのよ。今起きたわ」
シンジ「え?あ、そうなの…?」
アスカ「朝ご飯作って」
シンジ「う、うん!今すぐに!」ダダダ
ペンペン「クワァ(プリンマダァ?(・∀・」
モサッ
アスカ「…」
ペンペン「ギャギャ?」
ジョリジョリ
アスカ「…私の髪の毛の方が良いに決まってるわ…」
アスカ「こんな獣臭い毛玉より。そうよね、そうに決まってる」
シンジ「はい、オムライス出来たよ」
アスカ「シンジ!私の髪を見て!」
シンジ「いきなりどうしたのさ…」
アスカ「サラサラしてて艶もある、いい匂いもする。ほら、綺麗でしょ?」サラッ
シンジ「う、うん…まあ…」
アスカ「キューティクルでしょ?触りたくなるでしょ?魅力的だと思うでしょ?」
シンジ「…うーん」
アスカ「触ってもいいわよ。…ほら、我慢せず触りなさいよ!!」
シンジ「いやいいよ。一般大衆の好みから言うと、確かにアスカの髪は魅力的かもしれない。枝毛の一本もなく色・艶・感触共に良好のように見える。太陽に反射して天使の輪ーエンジェルリングーが見えそうなくらいだ。でも、僕はただ大事にされてツヤツヤに肥え育った毛に興味は無いんだ」
アスカ「…っ…!??!?」
シンジ「ごめんねアスカ」
アスカ「ま、待ちなさいよ…じゃあどんな髪が好みなの?ロングじゃ駄目…?ゆるふわパーマをかければいいの?!」
シンジ「ごめんね。冷める前に食べたら」
アスカ「シンジぃ…!」
数日後、学校
シンジ(今日も早く帰ってペンペンをスリスリしよう)
レイ「碇くん。ちょっといい?」
シンジ「あ、あやなみ!?」ドキ
レイ「今日、何かこれから用事ある?」
シンジ「い、いや、これといっては…」
レイ「そう。じゃあ私の家に寄っていかない?」
シンジ「えっじゃあ…お邪魔しようかな」
レイ「よかった。下駄箱で待っていて。私もすぐ行くから」
アスカ(馬鹿ねファースト…!シンジの性癖も知らないで。からかってあげるわ)
アスカ「待ちなさい、エコヒイキ人形!」
レイ「…何?」
アスカ「シンジは…シンジはね、あんたなんかに興味わかないわよ!」
レイ「わかってるわ。私の髪の毛では駄目だということ」
アスカ「!?あんた…知ってて…!?」
レイ「あなたは気付いてなかったの?碇くんが毛フェチだということ」
アスカ「くぅっ…!」
レイ「碇くんは私が貰うから。さよなら」
アスカ「うぅぅう…!!無理に、決まってるわ…!!」
シンジ(思わず綾波の部屋に来てしまった…本当だったらペンペンと遊んでる時間なのに)
レイ「来てくれてよかった。もしかしたら、別の用事があるのかと思って」
シンジ「そんな大事な用事じゃ…いや、用事なんか無いからさ」
レイ「優先して私のところに来てくれたのね」
シンジ「まあ、そんなところかな…」
レイ「嬉しい。でも、どうして?」
シンジ「いや…その、なんでかな…。綾波だから、かな」
シンジ(そうか、僕は期待していたんだ。綾波が可愛い女の子だから。普通の女の子が僕を満足させてくれるはずないのに)
レイ「…碇くんは私を選んでくれた。だから、私も碇くんを喜ばせてあげたい」
シンジ「え…?」
レイ「スカートの中に入って」
シンジ「えっ」
レイ「…」
シンジ「…」
レイ「…嫌?」
シンジ「えっいいいいやいきなりだったから…。(マ●コにはあまり興味ないんだよ…)本気なの綾波?!こんなことやめた方がいいよ!」
レイ「私を信じて。必ず碇くんを喜ばせてみせるから」ピラ
シンジ「…!!」
シンジ(毛が…生えてる!?!?)
シンジ(剛毛とまではいかないけど…硬そう…!綾波の髪の毛はまっすぐなのに、ソコは癖毛なのか!?一体どんな手触りなんだ…!?)
シンジ「っ…!」
レイ「フフ」ニヤ
シンジ「は、はやなみ…」
レイ「いいのよ、碇くん。触っても」
シンジ「あ、…あぁあ…」
綾波は省略します
ミサト「シンちゃん…遅いわねぇ」
アスカ「…」
ミサト「あぁんもうお腹空いたわー…。出前頼んじゃおうかしら」
アスカ「…まさか…そんな馬鹿な…ファースト、一体ナニをどうして…」ブツブツ
シンジ「ただいま」ガチャ
アスカ「シンジ!!」ガタッ
ミサト「晩ごはん!!」ガタッ
アスカ「どこ…行ってたの?」
シンジ「本屋さん。立ち読みしてたら遅くなっちゃった」
アスカ「こんな遅くまで…?」
シンジ「いやぁブックオフは最高だね。北斗の拳全巻余裕」
ミサト「お腹空いた!もう死んじゃう~!」
シンジ「今から作ります!」
十数分後
ミサト「すごい…!短時間で豪勢な夕食ね!腕上げたんじゃない?」
シンジ「へへっ調子良いのかも」
ミサト「ははぁ~ん、何か良いことあったの少年~?」
シンジ「そ、そんなんじゃないですよぉ」
ミサト「あぁ~このエビシューマイなんか激うま!そう思うでしょ、アスカ?」
アスカ「…」プルプル
ミサト「あら、美味しすぎて声も出ないって感じ?はいペンペン、あ~ん♪」
ペンペン「クワァ♪」
見てる人いるかわからないけど寝ます
明日また書きためてきます
―――
シンジ「ペンペン、今までありがとう」
ペンペン「クワァ?」
シンジ「ペンペン(の毛)を好きな気持ちは変わってないから、これからもお世話になるかもしれないけど…言っておかなきゃいけないと思ったから」
ペンペン「クワァ」
シンジ「僕、ペンペンのこと忘れない」
ペンペン「クワァ!クワァァァ!!」
シンジ「うん、プリンのことも忘れてないよ。これからも作ってあげるからね」
ペンペン「クワァー♪」
シンジ「さて…寝ようかな」
シンジ(綾波の陰毛…)ニギニギ
シンジ(最高だった…毛の量は少なかったけれど、あのジョリフワ感…。アソコにスリスリするのは間違えて挿入っちゃいそうで恐ろしいけど…)
シンジ(もし綾波がフサフサになったら…)
シンジ「っふ!想像するだけでッ…おかしくなりそうだよぉ…」ビクン
シンジ「歯ブラシ(硬め)…ペンペン…綾波…」
シンジ「僕は幸せ者だ。僕を支えてくれる人がこんなにいたなんて…」
シンジ「こんなにも満たされた夜は初めて。もう何も怖くない」
―ネルフ本部―
ゲンドウ「…」フゥー…
冬月「どうした碇」
ゲンドウ「レイ…何故パンティーを履かない?」
冬月「何故わかるんだ碇」
ゲンドウ「諜報部からの情報だ。久しぶりにレイの部屋の監視カメラをチェックしてみるか」
レイ『入って』
シンジ『お邪魔します』
冬月「お前の息子が映っているな」
ゲンドウ「シンジ…」
冬月「…」
シンジ『は、はやなみ…』
レイ『いいのよ、碇くん。触っても』
ゲンドウ「」
冬月「oh…」
―アスカの部屋―
アスカ(シンジはもうファーストのものなのね。あの様子を見てりゃわかるわ…)
アスカ(一体どんな毛を使ったの?もう、ペンペンの時みたいなあんなこと…したのかな…)
アスカ(何が毛フェチよ。最初からやり直したい。何もかもぶち壊したい。ファーストさえいなくなれば、私にもきっとチャンスが…!)
シンジの幸せな日々はしばらくの間続いた。
シンジ「あっ綾波ぃッ…!」スリスリスリスリ
レイ「碇くん、気持ち良い?」
シンジ「うん、うん!すごくイイ、よっ!綾波の陰毛ッ…!ッはぁ、はぁッ」スリスリスリスリ
レイ「碇くんのここも見せて」
シンジ「アッ駄目!!」ズルッ
レイ「…生えてない」
シンジ「ごめん…期待外れだった?」
レイ「いいの。それより、これからはパンツも脱いでやったらどう?」
シンジ「えっ!?い、いいよ…もし精液かかっちゃったりしたら…」
レイ「かまわないわ」
シンジ「いやでも…。もし、その…何かの弾みで挿入っちゃったりしたらマズイから…」モジモジ
レイ「むしろそれが狙いよ」
シンジ「え?」
レイ「いえ、何でもないわ。続きをしましょう」
―ネルフ本部―
ゲンドウ「レイはノーパン…」
ゲンドウ「シンジはパイパン…」
ゲンドウ「ハッ私は何を…。淫行は保護者としてやめさせなければならん。冬月、レイを呼んでこい!」
シーン
ゲンドウ「何処だ冬月!えっちな映像はもう止めたぞ」
数日後
シンジ「綾波、帰ろう!」
レイ「…碇くん。残念なことになったの」
シンジ「ど、どうしたの?」
レイ「碇司令が、えっちなことするの辞めろって」
シンジ「なっ…!!」
レイ「さもなくば、私も混ぜろ…と」
シンジ「あんの糞親父!!」
レイ「碇くんを嫌いになったわけじゃないの。私…碇司令は嫌」
シンジ「僕もそう思う」
レイ「だから…ごめんなさい、碇くん。もうアレは出来ないかもしれない」
シンジ「そっか…。謝らないで。綾波は悪くない」
レイ「あの…学校のトイレとかでなら出来るかも…」
シンジ「いや…そんな無理しなくて大丈夫だよ。本当にありがとう、綾波」
レイ「碇くん…」
シンジ「ただいま…」
シンジ「ペンペン…。僕、駄目になっちゃった…助けてよペンペン…」
シーン
シンジ「…あれ?ペンペンどこ?」
シンジ「ペンペン?ペンペン?!」
アスカ「…ペンペンならもういないわよ」
シンジ「は!?何言ってんだよアスカ…」
ミサト「シンジ君」
シンジ「ミ、ミサトさん…!?ペンペンは?ペンペンはどこ!?」
ミサト「最近使徒との闘いが激しくなってきたから…ペンペンは洞木さんの所で預かってもらうことにしたの」
シンジ「嘘…」
ミサト「黙っていてごめんなさい、シンジ君」
シンジ「嘘だぁぁああぁ!!!」
――――
シンジ「良い毛並み達は…みんな遠くに行ってしまった…」
シンジ「綾波に会う勇気は無い。父さんが嫌だから…」
シンジ「僕は…僕はこれからどうやってエクスタシーを得ればいいんだ…」
フンフンフンフン~♪
???「歌はいいねぇ」
シンジ「誰…?」
カヲル「僕は渚カヲル。新しいネルフ直属パイロット、フィフス・チルドレンだよ。碇シンジ君」
シンジ(綺麗な髪の毛だな…。無造作にハネているのにどこか気品を感じる)ジーッ…
カヲル「そんなに見つめて…僕の顔に何か付いてるかい?」
シンジ「えっご、ごめん!綺麗な髪だな~なんて、ははは…」
カヲル「別にいくら見たって僕は構わないよ。よろしく、シンジ君」
シンジ「あっ、こ、こちらこそよろしく…カヲル君」
ご飯食べたりするので、あとは夜遅くに更新します
アスカ「やいエコヒイキ。最近バカシンジと一緒に帰ってないみたいじゃない」
レイ「…ええ。少し問題が発生して」
アスカ「ふん!あんたがどんな卑怯な手を使ったか知らないけど、天罰が下ったのよ」
レイ「…いいわ、この際教えてあげる。陰毛よ」
アスカ「はぇ?」
レイ「陰毛。あなたには生えてないの?」
アスカ「…冗談よね?日本人がアソコの毛を剃らないって都市伝説でしょ。そんな原始人じゃないんだから」
レイ「…」ツカツカ バシンッ
アスカ「痛っ!!何よやる気!?」
レイ「碇くんを理解しようとしない人は何をやっても一生駄目」
アスカ「うるさいうるさい!あんた気にいらないのよ!簡単にアブノーマルな性癖受け入れて!本ッ当に人形なんだから!」
レイ「私は人形じゃない」
アスカ「人形よー!」
レイ「私は人形じゃry」
一方シンジは…
カヲル「やあシンジ君。シンクロテストは終わったのかい?」
シンジ「うん。カヲル君は?」
カヲル「僕も今終わったところだよ」
シンジ「そうなんだ…。…」ジッ
カヲル「そんなに僕の髪が気になるかい?」
シンジ「えっ!えと、その…」
カヲル「ふふ、そんなに熱い視線を送られたら分かるよ。触ってもいいよ」
シンジ「いいの…?」ドキ
カヲル「僕の宿舎に移動しようか」
シンジ(カヲル君の髪の毛…想像以上にすごい!ある程度の硬さを保ちつつふわふわの猫っ毛気質。手ぐし楽勝、毛先の痛み0!なんて不思議な感触なんだ…非常にレアな毛だ…!)モシャモシャ
シンジ「あ…もうやめるね!ごめん、髪乱して」
カヲル「もう、いいのかい?」
シンジ「うん…。(これ以上は変態だと思われる可能性が高い。そしたらもう触らせてもらえないかも…)もう満足したから!」
カヲル「本当に?」
カヲル「もっとキミの好きな様にしていいんだよ」
シンジ「えっ?そんな…」
カヲル「僕はキミのことが気に入ってるんだ。シンジ君は毛フェチなんだね」
シンジ「…わかるの…?カヲル君…」
カヲル「シンジ君のことなら、ね。さあ…キミはどうしたいんだい?」
シンジ「えっと…じゃあ、もっと触りたい…な…」
カヲル「それだけ?」
シンジ「あ…か、顔埋めて…もふもふしたい…」
カヲル「へぇ…それから?」
シンジ「そ…それから…ぅ、………を…スリスリ…して…………アッー!カヲル君ダメぇッひゃぅんッ!!」
アスカ「はぁ、はぁ…やるわね、ファースト…」
レイ「そっちこそ…」
アスカ「あのバカを巡ってこんな大ゲンカ…。あはは、私たちの方がバカみたいね」
レイ「ふふっ…そうかもしれない」
アスカ(案外悪い奴じゃないのかも…)
レイ「…!…碇くん?」ピクッ
アスカ「どうしたの?」
レイ「碇くんが危ない!助けに行かなくちゃ!」
アスカ「えっ!?私も行くわ!」
―カヲルの部屋―
ドンドンドンドンッ
アスカ「開けなさい!居るんでしょうホモ野郎!!」
レイ「どいていて」
レイ「atフィールド全開!」キンッー
バゴンッ ボロボロ
アスカ「すごい!」
シンジ「うわぁ…開ける暇なしだったよ…」
レイ「碇くん!」
アスカ「シンジ!」
カヲル「この2人は…ファーストとセカンドだったかな」
シンジ「どうしたの急に。使徒でも現れたの?」
レイ「碇くん、そのホモから離れて」
シンジ「酷いよ2人共!カヲル君はホモじゃないよ!」
レイ「ホモよ。碇くんを誑かしてたもの」
カヲル「否定はしない」
アスカ「開き直った…怖い」
レイ「もう碇くんに近づかないで」
アスカ「さっさと外国に移住しなさい!合法的に幸せになれるわよ」
シンジ「待ってよ!違うんだよ…僕が…僕がカヲル君(の毛)を好きなんだ!」
アスカ「本気で言ってんの…!?毛フェチにホモって…さすがに…」
カヲル「シンジ君…」
レイ「…手遅れ、だったのね」
アスカ「ファーストっ!?あんた…」
シンジ「ごめんね綾波…アスカ」
レイ「…帰る」ダッ
シンジ「綾波!」
カヲル「仲良くハーレムってわけにはいかないみたいだね、残念だ」
アスカ「…これで諦めるの?」
レイ「…」
アスカ「私は諦めないわよ。あんな変態なヤツだけど、好きになった人をこんな理由で諦めるなんて絶対イヤだもん」
レイ「…」
アスカ「だから、その…。あんたも…」
レイ「…るわ」
アスカ「え?」
レイ「殺るわ」
アスカ「フィフスを?」
レイ「ええ」
レイ「私1人で殺るから安心して。―――さよなら」
アスカ「あっ待って!ファー……レイっ!!」
シンジ「じゃ…遅くなるからそろそろ帰るね」
カヲル「送っていこうか?」
シンジ「そんな大丈夫だよ、僕男だし。じゃあまた明日ね!」
カヲル「ああ、また明日。待ってるからね」
シンジ(カヲル君…優しいなぁ。毛並みも今までにない一品だし。感触も毛量も申し分ない、久しぶりにビンビン来たなぁ…はぁ。彼とならずっと生きていける気がする…)
次の日
シンジ「やめてよ綾波ィィィィ!!綾波もカヲル君も死んじゃうよぉぉ!!!」
マヤ「零号機、制御不可!エントリープラグ射出できません!」
日向「右手にフィフス・チルドレン!左手に小型n2爆弾を抱えています!」
青葉「爆発は時間の問題ですねー」
ゲンドウ「弐号機は引き続き零号機から300メートル地点で待機しろ」
アスカ『…了解』
シンジ「父さん、僕も出して!多分僕のせいなんだ…!」
ゲンドウ「状況がややこしくなるからここに居ろ」
シンジ「なんでだよ…僕はただ…好きな毛をスリスリしていただけなのに!なんでこうなるんだよ!」
ミサト「やめなさい、レイ!渚くんに何の恨みがあるっていうの!」
レイ『あなたは私と一緒に死んでもらうわ』
カヲル『やれやれ…少し早いんだけど』キンッー
リツコ「atフィールド…!?」
マヤ「パターン青!使徒です!」
レイ『無駄よ…!』ギリギリ
ミサト「よしっそのままやりなさいレイ!!」
シンジ「やめてよぉおぉ!!」
カヲル『参ったな…シンジ君以外に潰されるのは嫌だなぁ』
レイ『いいえ…握り潰しはしない』
カヲル『何故だい?爆弾だとキミまで死んでしまうよ』
レイ『碇くんが…もう毛にこだわらなくてもいいようにする』
カヲル『毛は彼の生きがいだ。今更他人の手で生来の性癖を変えさせるなんて無理だよ』
レイ『いっそのこと何でもいいの、碇くんが毛フェチのままでも…。私が死んでもセカンドがいるもの』
弐号機内
レイ『どちらにせよ、あなたや私よりもセカンドと居た方が碇くんは幸せになれる』
カヲル『僕と無理心中する気なんだね』
アスカ「なに…何の話…?」
レイ『聞こえる?セカンド。碇くんを頼んだわ』
アスカ「…やめてよそういうの…あんたがシンジとくっつきなさいよ…!」
アスカ「わかってるのよ!私じゃシンジを満足させてあげられないの!やめて!誰かレイを止めて!」
――愛されたいのね
アスカ「やっ…誰っ…?」
――アフロにすればいいのよ
アスカ「…え…?……ママ?」
――アフロになればいいんじゃない
アスカ「ママ…!そこにいたのね…!」
――このままここに居れば、丁度良いアフロになれるわよ
アスカ「そう…簡単なことだったのね、ママッ!」
日向「n2爆弾内部の熱反応、急上昇しています!」
青葉「爆発15秒前です!」
ミサト「ヤバイ!アスカ、後退しなさい!巻き込まれるわ!」
アスカ『ママぁーーーーっ!』
ミサト「アスカぁぁぁ!!」
マヤ「うっ…もう、爆発します…!」
シンジ「やめて…やめろ…やめろぉ…うわぁあああぁぁぁぁ!!!!!」
チュドーン
数日後
――――
リツコ「シンジ君。色々と辛い中、呼び出してごめんなさい」
シンジ「…いえ」
リツコ「入院中のアスカがシンジ君に会いたがっているの」
シンジ「アスカが…」
リツコ「もしかしたら状態が良くなる可能性もあるから…会ってあげて」
シンジ「はい…」
シンジ「失礼します…ひっ」ガチャ
医者「気にせずどうぞ」
シンジ(なんで…?白衣の人がたくさんいる…)
アスカ「シンジ…シンジ?!」
シンジ「ひぃッ!…ア…アフロヘアー…!?」
アスカ「見て!シンジ、こういう毛が好きなんでしょ?」
シンジ「う…うわ…」
アスカ「シンジっ!触ってよ!ほら、ジョリジョリしてて気持ちいいでしょ」ジョリジョリ
シンジ「ぅうわぁああああぁ!!」
アスカ「なんで逃げるの…?」
シンジ「嫌なんだ!グロすぎるんだ!チリチリなんだ!」
アスカ「触ってよぉ…」
アスカ「そんな…私、シンジのために…。レイと約束したのに…レイ…レイは死んじゃったの…?」
シンジ「ア、アスカ…?」
白衣「精神パルス、依然陰性です。この状態のままでは…」
リツコ「…駄目ね」
シンジ「リツコさん、アスカは爆風であんなになっちゃったんですか!?早く治してあげてください!」
リツコ「剃毛よ。――始めなさい」
シンジ「え?」
アスカ「イヤァァァ離してぇえぇ!!」
ウィーン
ジョリリリリ…
アスカ「やめてええ!せっかくママがアフロにしてくれたのに!助けてっ!シンジぃ!嫌あぁ!あああああああ!!!」
ジョリリリリリリリ
シンジ「ひ…!アスカが…アスカが丸坊主にッ…!」
リツコ「…結果的にまた辛いものを見せてしまったわね。もう帰っていいわよ」
――――
ミサト「シンジ君…」
シンジ「…ミサトさん。涙、出ないんだ。なんでだろう…」
ミサト「私にはこんなことしかできないけど…」
シンジ「…」
ミサト「こっちを見て」
シンジ「…うわぁああぁああぁアフロ!!!」
ミサト「毛フェチなんですって?これ、100均で買ってきてみたの。どう?」モサッ
シンジ「やめてよミサトさんッ!!最低だ!!今すぐ僕の部屋から出てってよ!!」
ミサト「アフロが怖いのかしら」モサッ
今日はここまで!
書き込んでくれた人ありがとう、励みになってます
ユリは出るのか?新劇なのかがわからん
しかし、アスカが丸坊主にワロタww
>>68
マリ?すまんがこれから旧劇に行くから出ない
というか旧劇を踏襲したら更に訳がわからなくなった。旧劇見ていても理解不能かもしれません
コンコン
ミサト「昨日はごめんなさいシンジ君…。不謹慎だったわ」
シンジ「…」
ミサト「聞いてほしいことがあるの。レイが無事だったわ」
シンジ「綾波が…?!」
シンジ「綾波!」
レイ「……」モサッ
シンジ「うわあぁああぁッ!!!アフロヘアッー!!!!」
看護師「静かにしてください…病院ですよ」
シンジ「すっすみませんっ!」
レイ「……」モサッ
シンジ(お…落ち着け僕…。平常心で…綾波の退院を喜ぶんだ…)
レイ「……」モサモサッ
シンジ(逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ)
レイ「私…アフロなの?」
シンジ「えっ!う、うん…(自分でわかってなかったんだ…)」
レイ「……」モサッ
シンジ「アスカも…ア、アァ、アフロになってたから…綾波も爆風でアフロになっちゃったんだよ…多分」
レイ「私…爆発したの?」
シンジ「カヲル君と一緒にね…。覚えてないの?」
レイ「私は多分、3人目だと思うから」
シンジ(確かに綾波は僕にとって3人目のアフロだよ)
シンジ(僕は毛フェチに目覚めて以来、良い毛並みを求めて生きてきた)
シンジ(隠してきた毛並みへのこだわりを、初めて他人に理解してもらえたと思いこんでいた)
シンジ(でも違ったんだ)
シンジ「アフロは…アフロは違うんだよ…全然駄目なんだ。おぞましさすら感じる感触…瑞々しさマイナスの粗雑な作り…凝っていると見せかけてときめきの欠片もない、ガッカリクオリティ…」
シンジ「アフロなんか求めていないのに、みんなアフロになっていく…」
シンジ「みんな…僕を置いていくんだ…」
ビーッ ビーッ
『…総員、直ちに第一種戦闘配置。繰り返します。総員、直ちに第一種戦闘配置…』
シンジ「…僕にもチン毛が生えれば…セルフスリスリが出来るのになぁ…」
アフロになるくらいなら
みんな、
ハゲてしまえばいいのに…
では、
あなたは何故、
毛を求めているの?
…毛並みを求めても、いいの?
hair/手ざわりを、君に
aー801発令
日向「戦略自衛隊の侵攻開始まで間もないと思われます」
マヤ「同じ人間なのに…」
ミサト「起動可能なエヴァは初号機だけね。そのパイロットのシンジ君は…」
青葉「未だに休憩所で体育座りをしています!」
ミサト「戦況は絶望的ね」
日向「補完計画の発動まで自分達で持ちこたえるしかないか…」
ゲンドウ「冬月先生、後は頼みます」
冬月(我々はアフロヘアーのリリスに補完されるのか…)
ゲンドウ「レイ、やはりここに居たか」
レイ(頭が重い。私、何か大切なことを忘れている…)モサッ
ゲンドウ「時が来た。今こそ禁じられたアダムとリリスの融合を…」
レイ(碇くん…セカンド…。私は…)
ゲンドウ「アダムとリリスの融合を…」
レイ(私がしたかったことは…)
ゲンドウ「融合…」
レイ「駄目。碇くんが呼んでる」
青葉「休憩所にて巨大なatフィールドを確認!」
日向「パターン青!使徒?!…いえ、人です!!」
マヤ「何あれ…大きな頭…アフロ!?嫌ぁ…いやぁぁあああ!!」
冬月「始まったか…」
デカナミ「……」モッサー
シンジ「うわああああぁあああああ!!もう嫌だあぁあ!ああぁぁぁあああ!!!」
デカナミ「碇くん…」ヌッ
シンジ「…ぁああ…綾波…レイ…!?」
デカナミ「あなたは…何を願うの?」
シンジ「僕は…僕は…」
ポチャン
――――
(bgm:不安との蜜月)
アスカ「あんた、本気で自分が世間に受け入れてもらえると思ってたの?」
シンジ「うん…」
アスカ「馬ッ鹿じゃないの!毛にしか興奮しない変態のくせにっ!!」
シンジ「うん…わかってるよ…」
アスカ「わかってないわよ、馬鹿ッ!!」
シンジ「わからないよ…わかるわけないよ。だってアスカはそれでも僕に近付いてきたじゃないか…」
アスカ「本当は気持ち悪かった!ていうか心の中ではみんなそう思ってるんじゃない?」
レイ「本当の気持ちはみんなを傷付けるから」
ミサト「そうやって大人は生きているのよ」
シンジ「そうだね…」
アスカ「私に受け入れてほしいなら、私のこの髪でイッてみなさいよ。ここで見ててあげるから」
シンジ「…だったら僕の好みに添った毛並みを用意してよ」
「「「アフロにしてるわよ」」」
シンジ「嫌だ!!!」
シンジ「ジョリジョリが過ぎるんだ!繊細さが足りないんだ!僕を苦しめないでよ!もっと僕の嗜好を理解してよッ!!」
「「「…」」」
シンジ「…」
――――
シンジ「アスカ、髪を触らせて」
アスカ「…」
シンジ「アスカを選ぶよ。僕を助けてよ、アスカ!」
アスカ「嫌。もう私の側に来ないで。あんたは私を傷付けるだけ…」
シンジ「アスカじゃなきゃ駄目なんだ!」
アスカ「嘘ね」
シンジ「!」ビクッ
アスカ「あんた、私が迫った時は拒絶したじゃない!あんたのためにアフロになった時も拒絶したじゃない!」
シンジ「アスカぁ…!アフロは…仕方がないんだ…!」
アスカ「ファーストが怖いから!フィフスが死んだから!ミサトがkyだから!私に逃げてるだけなのよ!!」
アスカ「あんた、私がお漏らしフェチだったらどうする?」
シンジ「それは流石に引く」
アスカ「ほら!自分のことしか考えてないのよ!哀れね…」
シンジ「誰か…僕を理解してよぉ…」
レイ「怖かったら、隠し続けてもいいのよ」
ミサト「傷付いたら、逃げ出してもいいのよ」
レイ「スリスリしたいんでしょう」
ミサト「欲望を満たしたいんでしょう」
アスカ「でも、あなたとだけは絶対に嫌」
今日はここまでです。書きこんでくれた人達ありがとう
後少しです。こんなになってすみません
シンジ「毛フェチを嫌うなら、体毛全部抜けてしまえばいいのに」
レイ「では、そのブラシは何のためにあるの?」
シンジ「みんな僕を裏切ったんだ!アフロになるくらいなら、みんなハゲてしまえばいいのに」
レイ「では、何故毛を求めているの?」
シンジ「…毛並みを求めても、いいの?」
(無言)
シンジ「うわぁあぁあぁああぁああぁッ!!!!!!」
ポチャン
シンジ「ここは…」
レイ「ここはlclの毛海。自分と他人の境界が曖昧な世界」
シンジ「すごい手触りだ…」
レイ「そう。人々は無数の毛に包まれて、もはやどこまでが自分でどこから他人なのか分からない」
カヲル「…補完計画はキミを依り代に発動された。まさかこんな結果になるとは議長は想像だにしなかっただろうね」
シンジ「僕は死んだの?」
レイ「いいえ。他の人も、碇くんを包もうとして毛の一部になっているだけ」
シンジ「僕以外が…毛並み…」
レイ「もう誰も碇くんを否定しない。ただ風に揺られながら、あなたを包み込むだけ」
シンジ「……でもこれは…何かチガウ…」
レイ「これがあなたの望んだ世界よ」
シンジ「確かに…最高の世界だ。でもこんなに毛まみれの世界じゃ、せっかくの素晴らしい毛並みの有り難みがないよ。常に触れていたいのが毛並みだけど、そうはいかないからこそ価値があるんだ」
レイ「他人の存在を、もう一度望むの…?」
シンジ「…うん」
カヲル「再び、キミが世間からその性癖をひた隠しにする生活が始まる。それでもいいのかい?」
シンジ「構わない。それでも僕に歩み寄ってくれた人は居たんだ。綾波やカヲル君…それに、アスカも」
シンジ「たとえ他人にバレて変態だと罵られたとしても、僕が毛を好きな気持ちは変わらないんだ」
レイ「そう…。もう、いいのね」
シンジ「…うん」
カヲル「大丈夫。他の人も次第に脱毛し、人の姿を取り戻すことができるから」
シンジ「うん…ありがとう。僕、もういくよ」
レイ「いってらっしゃい」
レイ「…幸せに、ね」
――――
海岸
シンジ「…」
シンジ「…う…」ムクリ
シンジ「戻って…来たのか…」
丸坊主「…」
シンジ「…?」
丸坊主「…」
シンジ「誰…ってよく見たらアスカじゃないか!」
シンジ「アスカ、しっかり…」ユサユサ
アスカ「……」
シンジ「アスカ!…ッ!?」ジョリッ
シンジ(何だ…!?この感触…)ジョリ…
シンジ「あッ…坊主頭が…気持ちいい!?」ゾクゾクッ
シンジ(notスキンヘッド…これは何分刈りだろう。ストレートに訴えかけてくるこのジョリジョリ感…!そうか…これが原点にして頂点。心が原始に戻る!)
シンジ「はぁッはぁッ…ん、アスカの坊主頭…ジョリジョリすごいよッ…!」ジョリジョリジョリジョリ
アスカ「……」
シンジ「あ!はぁンッ!あぁッ!おさわりだけなのにッ!エントリープラグが膨張しちゃうよぉッ!」ジョリジョリジョリジョリ
アスカ「…気持ち悪い」
終劇
終わりです。ss初挑戦でした…何とも酷い
読んでくれた人書き込んでくれた人、ありがとうございましたー
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