箒「どっ、どういうことだ!?」
一夏「転校してきたシャルルっているだろ……?俺…どうやらあいつの事が好きみたいなんだ……」
箒「なんだと!?」
一夏「シャルルの事を考えるだけで胸が苦しくなるんだ…あいつの顔を思い浮かべるだけで心臓がドキドキするんだよ……」
箒「でもあいつは男じゃ……」
一夏「そうなんだよぉぉぉぉぉ!!!!!」
一夏「そこがっ!一番のっ!問題なんだよっ!!!!」
一夏「俺は男だ……その事実はゆるぎない」
一夏「だからあいつが女だったら何の問題も無かったんだ……」
一夏「なぁ箒……世間では男で男が好きな奴の事をなんていう?」
箒「……ホモ」
一夏「うわああああぁぁぁぁ!!!!違う!!違うんだよ箒!!!俺はホモでもゲイでもねぇんだよ!!!」
一夏「でもっ…でも……俺はシャルルっていう男が好きになっちまったんだよォォォォォォォォ!!!!!」
一夏「うわぁぁぁぁぁぁァァァァァァ!!!!」
箒「おっ、落ち着け一夏!!……そうだ、勘違いではないのか?」
箒「私も同姓の美人を見るとたまにドキっとすることがある。だが私はレズではない」
箒「お前もそういう感じなのではないか?」
一夏「この前な…シャルルのジャージがベッドの上にあったんだ……」
箒「……それで?」
一夏「……匂い嗅いだ」
箒「えっ」
一夏「匂い嗅いじまったんだよぉぉぉォォォォ!!!すげぇいい匂いしたぁぁぁぁァァァァァ!!何やってんだ俺はァァァァァァァ!!!!!????」
箒「だっ、大丈夫!!それくらいならまだ大丈夫だから!!セーフだから!!!」
一夏「本当か!?そのいい匂いのするジャージを嗅ぎながらオナニーしたんだがそれもセーフなのか!?」
箒「それは完全にアウトだな」
一夏「ちくしょぉぉぉぉぉォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」
箒「とんだ変態だな……ホモの上に変態とは……救いようがない」ススッ
一夏「箒さんっ!?なんで急に俺から距離をとったの!?」
一夏「頼むっ!!俺を見捨てないでくれよぉぉぉぉォォォォォォォォ!!!!!!」
箒「いや、見捨てたりはしないぞ。織斑君は友達だからな」
一夏「呼び方がよそよそしくなってるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
一夏「うっ…ううっ……俺には箒しかいないんだよぉっ…えぐっ…見捨てないでくれよぉ……」
箒(……私しかいないだと?///)
箒「し、仕方のないやつだ///」
一夏「俺を…見捨てないでくれるのか……?助けてくれるのか?」
箒「ああ」
一夏「うぅ…ありがとう……えぐっ…ありがとうぅ………」
箒「……ん?待て、お前は今シャルルと一緒の部屋なんだよな?」
一夏「ああ……部屋が一緒なのを最大限利用してシャルルの寝顔を一晩中見てたり、シャルルがいない時に枕の匂い嗅いだり、シャルルの使用済みティッシュをゴミ箱から回収して食べたりしてるんだよ……とんだ変態だぜ……」
箒(うわぁ……)
箒「まぁそれは置いておいてお前は私と一緒だった時にもそういう事をしたりしていたのか?」
一夏「は?んな事するわけねーだろ」
箒「このホモ野郎がっ!!!!」バキッ!!
一夏「げふぅっ!?」
一夏「な、ななな何で殴んの!?しかもグーで!!」
箒「何故女の私にはそういう事をしないで男のシャルルにはしてるんだ!!」
一夏「俺もなんでなのか分かんねぇんだよ……箒と二人の時は別になんでも無かったんだけどシャルルと二人きりになったらすげぇ胸がドキドキするんだ」
箒「ちくしょおおおおぉぉぉぉォォォォォォ!!!!!!!」
ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ
{::{/≧===≦V:/
>:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
γ::::ノ(:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
_//:::::::⌒::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
. | ll ! :::::::l::::::/|ハ::::::::∧::::i :::::::i
、ヾ|:::::::::|:::/`ト-:::::/ _,X:j:::/:::l
ヾ:::::::::|V≧z !V z≦/::::/
∧::::ト “ “ ノ:::/!
/:::::\ト ,_ -- ィ::/::|
/ `ー' \ |i
/ ヽ !l ヽi
( 丶- 、 しE |そ ドンッ!!
`ー、_ノ ∑ l、E ノ <
レY^V^ヽl
箒「このクソホモが……!!よし分かった!!私がお前のそれを直してやろう!!女の魅力を見せて私に惚れさせてやるぁぁ!!(巻き舌)」
一夏「俺がホモなのは確定なの!?」
箒「当たり前だ!!」
一夏「でも箒に相談してよかったよ。ちょっといつもと箒のテンションが違うけど、頼んだぞ!!」
箒「私に任せろ!!」
箒「じゃあまずはハグだ!!私の事を抱き締めろ!!」
一夏「お、おう!!」
ギュッ
箒「あっ……///」
一夏「……こ、これでいいか?」
箒「どんな感じだ?」
一夏「箒の体すげぇ柔らかい……それでいい匂いがする…ずっと抱きしめていたいかも……な」
箒「そうか……///ならもうちょっとだけ抱きしめていてもいいぞ///」
一夏「ああ…何だか照れるな…///」
箒「ふふっ……///」
一夏「でもなぁ……」
箒「なんだ?」
一夏「俺、前にシャルルに事故を装って抱きついた事あるんだよ」
箒「それで?」
一夏「そっちの時の方が今より興奮したな」
箒「………」イラッ
箒「………」ギリギリ
一夏「いだだだだっ!?箒!?痛い痛い痛いって!!!」
箒「………」ギリギリ
一夏「いだいいだいいだい!!!これはハグじゃなくてベアハッグ!!!今はプロレスやってるんじゃないだろ!?折れる折れる折れるって!!!」
箒「はぁ…はぁ……このガチホモ野郎が……」
一夏「いてぇ…これ絶対背骨にひび入ってるよ……」
一夏「なんだよ…俺のホモを直してくれるんじゃないのかよ……けがさせてどうすんだよ……」
箒「……思ったより重症のホモだなお前は」
箒「死んだ方がいいかもしれない」
一夏「ええっ!?治療のはずが俺に対するホモ認定がどんどんひどくなってない!?」
箒「こうなったら質より量作戦だ!!私についてこい!!!」
一夏「おうっ!!」
~数時間後~
箒「バニーコスでもダメか……」
一夏「ああ……実物の箒のバニーよりもシャルルのバニーを想像した方が興奮したぜ……」
箒「『お兄ちゃん』って呼んでもダメか……」
一夏「ああ……俺はどっちかっていうと姉萌えなんだ……」
一夏「でもシャルルに『お兄ちゃん』って言われたらすごく嬉しいけどな……」
箒「もうダメだ……お前は完全にホモだな……」
一夏「箒さんっ!?諦めないで下さいよっ!!」
箒「今までありがとう」
一夏「見捨てないでくれよぉぉぉぉォォォォォォ!!!!」
箒「仕方ない…あの手を使うしかないな……」
一夏「あの手って?」
箒「シャルルのち〇こを切断する」
一夏「お前……天才かっ!?」
箒「私としては不本意な行動だが仕方あるまい。お前をホモにする訳にはいかないのでな」
一夏「箒っ!!俺お前に相談して良かったよ!!!」
箒「〇んこがあるのなら切っちゃえばいいじゃない」
一夏「確かに…シャルルが女になってしまえば俺がホモと言われることもない……!!なんなんだお前!!天才か?天才なのか!?」
箒「我ながらナイスアイデアだな」
一夏「じゃあさっそく切断してくれよ!!」
箒「私にもいろいろと準備がある。今すぐには無理だ」
一夏「それもそうだな……じゃあ楽しみにしてるせ!!」
箒「それでは私は準備あるから」
一夏「ああっ!!頼んだぞっ!!」
一夏「るんるんるーん♪」
一夏「ただいまー」ガチャ
シャルル「どうしたの一夏?ずいぶん機嫌がいいみたいだけど」
一夏「ちょっとなー」
シャルル「……?」
一夏「……!!」
一夏(ああああぁぁぁぁ!!!この不思議そうにして首をかしげるこの仕草!!可愛すぎるだろう!!!)
一夏(なんでだ……?なんでこいつが男なんだよぉぉォォォォ!!!!)
こ
一夏(でもこのシャルルにち〇こがついているのも後少しか……)
一夏(最後に一応シャルルの〇んこ見とくか)
一夏(でも今までの経験からしてシャルルが素直にちん〇を見せてくれるとは思えない……)
一夏(あの手でいくか……)
一夏「シャルルー、日本茶入れたんだけど一緒に飲まないかー?」
シャルル「うん、じゃあ頂こうかな」
一夏(ああ…この睡眠薬入りの日本茶をな!!)
シャルル「すぅ…すぅ…」
一夏「さてと…とりあえずズボン脱がすか」ズルッ
一夏「こっ…これは……!!女物のパンツだと!?」
一夏「どうなってるんだ…?」
一夏「パンツを脱がしてみよう」スルスル
一夏「ああああぁぁぁぁ!!!???」
一夏「なんだ……なんだこれ!?血……?血だ!!シャルルの股間が血まみれじゃないか!!」
一夏「ひいいいいぃぃぃぃ!!!!」
一夏「しかも無い!!ち〇こが無い!!シャルルのち〇こが無いぞ!?」
一夏「一体どうなってるんだ……何がなんだか……」
一夏「……はっ!!」
一夏「まさか…箒のやつ……この短時間でもうシャルルのち〇こ切っちまったのか!?」
一夏「そうか…それならこの出血やシャルルのちん〇が無いのも説明がつく」
一夏「だが箒と別れてから俺の部屋に着くまで5分と経ってないはず」
一夏「この短時間でシャルルのち〇こを切断しただと……!?」
一夏「篠ノ之箒…俺はどうやらものすごい女を幼なじみに持ってしまったらしい……」ゴクリ
~その日深夜~
箒「さてと…一夏とシャルルの部屋に忍びこんでさっさとち〇こを切断しないとな」
箒「ピッキングでドアを開けてと……」
ガチャッ
一夏「Zzz……Zzz……」
シャルル「すぅ…すぅ……」
箒「二人ともよく眠っているな」
箒「まずシャルルのズボンとパンツを脱がすか」スルスル
箒「……ん?」
箒(なっ、何だとぉぉぉォォォォォォ!?)
箒(ち〇こが無い!!シャルルにちん〇が着いていないではないか!!)
箒(どっ…どういう事だ……?)
箒(しかもこの出血…なぜ股間からこんなに血が出ている……!?)
箒(……ま、まさか)
箒(私が切断する前にもう切ってしまっていたというのかッッッッ!?)
箒(一体誰がッッッ!?)
箒(シャルルが自分で自分のちん〇を切断する訳はない…一夏は私に頼むくらいだ……自分でシャルルのち〇こを切ろうなどとは思わないはず……)
箒(分からんっ……!!一夏は私以外には相談はしていないと言っていた……)
箒(一体何が起きているんだ……!?)
シャルル「う…うーん……」ゴロリッ
箒(まずいっ!!シャルルが起きてしまう……!!)
箒(一時撤退だッ!!!)スタコラサッサ
~次の日の朝~
シャルル(うぅ…昨日から生理だから具合悪いなぁ……)
シャルル(でもいつも通りにして一夏に女の子だってことばれないようにしなきゃ……)
一夏「おはようシャルル。具合悪そうだな」
シャルル「!?」
シャルル「おっ、おおおはよう一夏!!そんな事ないよ?僕はいつも通りだよ!!」
一夏「だけど(ち〇こを切断してから)2日目だからまだ辛いんだろう?」
シャルル「えっ」
一夏「なんかあったらいつでも俺に言ってくれよ。じゃあ俺は先に行ってるから」
シャルル「う、うん……」
ガチャッ
シャルル(な、なんで……?)
シャルル(なんで一夏は僕が生理二日目だって事知ってるの?)
シャルル(まさか…女だってことがばれた…!?)
~廊下~
一夏「おっす!!箒!!」
箒「あ、ああ…おはよう一夏……」
一夏「お前やっぱすごいな!!あんなすぐにシャルルのちん〇切断しちまうなんて!!」
箒「……えっ?」
一夏「何とぼけてんだよ!!昨日シャルルのち〇こ切ってくれたんだろ?」
箒「あ、ああ…まぁな……」にへらっ
一夏(何だその微妙な笑顔ーーー!!!!) ガビーン
一夏(やってねぇ!!こいつ絶対シャルルの〇んこ切ってねぇぞ!!)
一夏「どういう事だよ箒!!シャルルのちん〇切ってくれたのお前じゃないのか!?」
箒「私ではない…私が行った時にはもうシャルルにち〇こは着いていなかった……」
一夏「じゃあ一体誰かシャルルのち〇こを……?」
箒「その事なんだがな……」
一夏「ん?」
箒「昨日一晩考えたんだが…シャルルは……あいつは実は女なんじゃないのか?」
一夏「えっ」
箒「ち〇こが無いのは女の子だからで……多分あの出血は生理によるものだと思う」
一夏「なんだってぇぇぇェェェェェェ!!!!!???」
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 r ̄ ̄ ̄ ̄\
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ| ::;ヽ
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"iィ●ァ ィ●ァ::;;
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 "i ::;;|
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ__c{ っ ::;;|
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l ,- ,-\ / ̄ ̄ ̄ ̄\
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /, | ・|・ | ヽ_____ヽ
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u / `-●-' \ヽ , ─ 、 , ─ |
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / / ── | ──ヽ| ・|・ |
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /.. ── | ── .|`─ 'っ - ´|
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、 | ── | ── |.____) /
/;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \.____|__) / ___/
、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ /l \/\| \
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i━(t)━━l | | |
箒「つまりお前は男装っ娘に欲情していたという訳だ」
一夏「そうか…そうだったんだな……ははっ」
箒「よかったな、ホモじゃなくて」
一夏「ああ……そっすね」
箒「一応本人に確かめに行くか?」
一夏「あー…うん、別にいいんじゃないかな」
箒「え、さっきから何すか?私何か気に入らないこと言ってますかテンション低っ」
一夏「いやそういう訳ではなく……なんか冷めたっていうか」
箒「冷めた?」
一夏「どうやら俺は『男の娘のシャルル』に恋をしていたらしい」
箒「ほう」
一夏「だから女の子のシャルルにはまるで興味が無くなってしまった」
箒「お前、あれだけシャルルが男じゃなかったらよかったのにって言ってたじゃないか」
一夏「そうなんだよなー…なんなんだこれは。あんなに可愛い子が女の子なはずがないんだが」
箒「訳の分からない奴だな」
~後日~
蘭「一夏さん、話ってなんですか?」
一夏「ちょっと蘭に相談があるんだが……」
蘭「なんですか?悩みがあるんなら聞きますよ!!」
一夏「俺…もしかしたらホモかもしれない……」
蘭(お兄ちゃんのケツが危ない!?)
おしまい
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません