キーンコーンカーンコーン
わいわいがやがや
ガラッ
担任「おら席につけーHR始めるぞ」
ペチャクチャ
担任「……ってことだ。じゃ、HR終わり!授業の準備しとけ――」
ガラガラ
俺「ちーす」
担任「俺、貴様また遅刻か…毎日毎日。たるんどるぞ!」
俺「さーせん、寝坊しちゃいやした!」ペロッ
俺「(悪魔を退治してましたー…なぁんて言えねーよなぁ)」フゥ
俺「怒られちった☆」ニカッ
男1「軽いやつだなぁw」
男2「いやでもお前ほんと遅刻しすぎだぞ」
男3「朝弱すぎっしょまじやばいっしょまじで」
俺「気をつけますっ」
俺「……(でも俺がやらねぇと、こいつらにも危険が及ぶんだよな)」
女1「ねえ俺くんって普段は軽い系だけど、あんな風にたまーに見せる思い詰めた顔がかっこいいよね!」
女2「わかるうーーあれまじCOOLだよね」
俺「……ふっ、ありがとよ」ボソッ
1限目:数学
俺「ふあぁ…」ネミィ
俺「(昨日も4時まで殲滅してたからな…)」
先生「――で、Xに代入すると……俺、答えてみろ」
俺「…すいませーん、わかりません」ヘラヘラ
先生「…馬鹿め」
俺「………(y=5√2。猿でもわかるぜ)」
友「お前ほんとはわかってんだろ?なんで答えねーんだよ」ヒソヒソ
俺「…目立っても仕方ないだろう。それに世の中こんな問題より大事なことがあるんだよ」ヒソヒソ
友「お前ってほんと変わってるわ。天才は変人が多いってのも間違ってないんだな」
俺「そういうこった」ニマァ
男1「否定しろよ」ボソッ
俺「そうゆうこった」ニマァ
友「(キモ)」
キーンコーンカーンコーン
数教師「ではこれまで。……俺、予習復習ぐらいしたまえよ。猿でもできることだぞ」ニヤリ
俺「うぃーっすw」
数教師「……チッ」スタスタスタ
男2「数教師って、俺のこと嫌ってるよなー」
男1「エリート気取ってるから俺みたいなタイプが一番嫌いなんだろ」
俺「好きにさせてやろうぜー童貞野郎の言うことなんて気にしな~い」ヤレヤレ
友「お前も童貞だろうが!!」
ドッ ワハハハハー
数教師「……」ビキビキ
俺「(ふむ)」
教員用ロッカー
ボコォ!!!バガン!!
数教師「クソガキがぁああ~~~~なめくさりおって…!!」ワナワナ
数教師「俺は東大卒のエリートだぞ…」
数教師「俺が一番偉いんだ……俺が…俺が」
数教師「俺が一番偉いんだああああアアアアアアアア!!!!!!!!!」
(――力があれば―――もぉっっと偉くなれるぜ――)
数教師「あ、頭の中に声が!?」
ワロタ
(そんなに驚くなよ――お前と仲良くしたいだけだって―――)
数教師「幻聴だ…私は疲れているのだ……東大卒エリートの私が、頭の中で声がするなどと言ってはいけない……幻聴だ…」
(――いやぁ、これは紛れもなく現実だ―――俺は確かに存在するぜ――)
数教師「早退しよう。早大ではなく東大だが早退しよう、それが賢明であると算出した」フラフラ
(――たく信じる者は報われるってのによ―――なら証拠を見せてやる)ボッ
数教師「うるさいうるさいうるさい!!!私はイラついてるんだ!!!」ボゴォォ!!パラパラ…
数教師「!?イラついて力任せにロッカーを殴ったら、壁にまで拳が到達した…………な、なんだこの力は」
(―――信じてくれるかい?悪魔の――存在を)
モリアーキー
てしがわら
>>31
お前のせいで完全にCV:杉田智和だよ
数教師「信じられない…が、認めざるを得ない」
(さすがエリートさん――わかってるね―――)
数教師「まあな。なんたって東大卒だからな」
数教師「……ところで私は記憶力がいいのだか、さっき言っていた『力があればもっと偉くなれる』っていうあれ。… するとつまり、君は私に力をくれるのか?」
数教師「世界中の馬鹿どもを逆らえなくできるような力を」
(――んぁあ、くれてやる――そのためには―――お互い協力する必要があるけどな―――)
数教師「ほーう」ニヤリ
数教師「東大卒以下のやつらを捻り潰せるなら、いくらでも協力しようじゃないかくはははは!!くはははははは。」
(その言葉――待ってたぜ――――)
数教師「だがその前に、君のことを知りたい。私は頭が良いのでね、正体のわからんままでは協力できんのだ」
(――そう、だな―――“俺達”のことを教えてやる―――)
数教師「俺“達”…?他にもいるのか!?そいつらも力を――」
(俺達悪魔は―――人間と契約することができる―)
数教師「きっさっまぁ~この私の話を遮っ――」
(契約した人間は――悪魔の力を得る―――)
「次無視したら貴様との契約は破棄させてもら――」
(―――そりゃ悪魔の力を得るわけだよなあ―――だって――悪魔がそいつの体をいただくんだから―――)ギュモッ!!
数教師「んぐぅ!?(なんだ、どこからともなく口の中に黒い物体が入ってきた!)」
数教師「おごごご………(あえてこれを形容するならば…人間のような手足があるどす黒いナマコ)」
数教師「(しかしナマコにしてはドロドロすぎる上に、なんとも素早い!それ以前に人間のような手足がはえている時点でナマコでは………)んぐぅ」バタッ
―――――――――――
体育教師「おぅい!大丈夫か数教師くん!!おぅい!」
数教師「パチッ」
体育教師「おぅよかった目が覚めたかね!こんなところで倒れてどうしたんだい!!」
数教師「…なんでもねぇよ」ニヤッ
体育教師「ゾクゾクッ!! なんて冷たい目だ…体の髄まで冷え渡るようだ。そう、まるで全身の血液が……抜か……れ……」ポタッポタッ
体育教師「あ…れ………なんで……血……俺の………は…ら………裂けて…る」ドサッ
数教師「あーあ、服汚れちまったよ。にしても人間って脆いなー…肉体も精神も」ニヤリ
>数教師「まあな。なんたって東大卒だからな」
>数教師「東大卒以下のやつらを捻り潰せるなら、いくらでも協力しようじゃないかくはははは!!くはははははは。」
……?
教室
男2「でさー、見たらパンツにうんこついてんのwww」
女1「まじありえないし…きもっ」
女2「しねやまぢしねって」
俺「やべ、ツボった」クスクス
女1「ウケるぅーー!!wwwwww」バンバン
女2「がははははwww」
友「はは…」
ピンポンパンポーン
友「……ん?」
放送「生徒諸君は、ただちに校庭へ避難してください。これは避難訓練ではありません、ただちに校庭へ避難してください」
男1「なんだなんだ?」
男2「火事か?不審者か?」
ざわざわざわざわ
俺「嫌な予感がする」
女1「避難とかめんどいんだけど」
女2「シカトシカト。UNOしよーまぢで」
男3「どうせ実は訓練でしたパターンだろうしな」
男2「俺もUNOしようぜ!!」
友「おいなんかヤバそうだぜ俺…」
俺「ああ。………みんな!急いで外に行くんだ!!」
女2「え?どったの俺くん!まぢになっちゃってらしくな――――」
俺「黙らんかぁ!!!!」
みんな「ビクゥゥッ!!!」
俺「今 す ぐ外へ出ろ。慌てずゆっくりだ」
女2「は、はい…」ガクガク
男1「避難しよ避難」
男2「でも何があったんだろうなー」
ピンポンパンポーン
男1「あ、また放送だ」
放送「きき緊急です!!今すぐ校舎を離れなさい!!!落ち着いてですよ!?何もありません!!ですから落ち着いて校舎を離れ――ゲブゥ!!!」ビチャビチャッ
みんな「!!?」
女1「な、なに今の…」
男3「なんか液体が飛び散る音したよな…」
女2「ギャアアアアアアーー!!!」
うわああああああキャアーーーー!!
俺「まずい、パニック現象だ…」
俺「みんな、とにかく外へ急げ!!!」
校庭
友「うちのクラスは、なんとか全員避難したみたいだな」
男2「でもよぉ…なんだってんだよ」ガタガタガタガタ
男1「学校で何があったんだ…」
女2「ギャアアアアアアーー!!!」
俺「(………まさか奴らが?)」ボソッ
友「俺?」
俺「……放送室の人が無事か確認してくる。お前らは全員ここにいろ。ヤバそうなら学校の敷地からも離れるんだぞ!」ダッ
女1「ち、ちょっと危ないって絶対やばいって!!」
男1「やめとけよぉぉ!!」
友「あいつ、昔から変わってねえよ」シミジミ
俺「(まさか悪魔が学校にまで?…そもそも奴ら、日中は活動できないはず)」タッタッタッタッ
俺「なんにせよ、校内にいる人間の安否が気になる」ギュオォッ
放送室
俺「…」
俺は放送室の扉の前にいた。
常人ならば安否が気になるあまり、放送室へ飛び込む もしくは大声で「大丈夫ですか!?」などと騒ぎ立てるであろう。
しかし俺は静かに扉の前に佇んでいた。
これが経験の差というものだ。
俺は知っていた。むやみに物音を立てることがどれだけ危険かを。
――もし放送していた人間を襲ったやつが、まだここにいたとしたら?
「大丈夫ですか?」なんて声を掛けようものなら、それこそ「私の顔の位置ははここですよ。今から入りますのでどうぞ脳みそぶちまけてください」と言うようなものだ。
そんなことを考えていると、突然後頭部に激痛が走った。
――しまった、不意討ちだ!!!
. .. .. . .. . ( しまった、ふいうちだ )
: ,.. .-‐ ''' ‐-. : ○
: / \ 。
: ´ ヽ :
: / _ノ 、__ ゝ :
: / ー、 {´} ', :
: ,' ,ォ ≠ミ ィ≠ミ丶⌒o⌒ l :
: / |〃yr=ミ:、 !/行ミt .( 人 ) | : プ ッ
: `'-.,jイ {_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》 .| :
: ,'  ̄´ ' __| :
: 丶 、_____, | | :
: ` /⌒ヽ ''゛、| :
: ` '、_/ / ._,. ゝ'' :
: / ヽ :
こんなのもいいと思います
http://i.imgur.com/wT9zE.jpg
http://i.imgur.com/zy7k1.jpg
俺「ぐっ……いてぇ」
?「くくく。放送室に気をとられてたみたいだな」
俺「やられた…ぜ……不意討ちとはな……」ガハッ
?「さすがに後頭部に本気の一撃を喰っちゃダメってか」クヒヒ
俺「してやられたぜ……うっ…意識が……最後に、貴様に聞きた…い………」ハァハァ
?「冥土の土産だ、なんでも答えてやるぜ」
俺「貴様は誰だ?せめて最後に顔を拝ませてくれ。不意討ちとはいえ俺を倒した者の顔を。そして何が目的だ?なぜ学校を襲った?俺に関係があるのか?」
?「いいだろう。まずは顔だったな?」スッ
俺「…貴様は数教師!!グハッ なぜ口からナマコが出ているの…だ………」ハァハァ
数教師「外見は数教師でも中身は悪魔死典悩(あくましてんのう)の1人、弟火流様だぜ?」ニヤリ
俺「何っ!?悪魔が人間に憑依しているだと?…そんな事例は初めてだ……」ウッ
数教師(悪)「俺達は人間と契約できるんだよ…ほとんどの人間は悪魔と契約する前に、その恐ろしさに気付いちまうが…たまーに怒りで頭が回らなくなって契約しちまう馬鹿がいるんだ」ケケッ
俺「くそったれ…」
__
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
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-=ニニニニ=-
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‐――と(´・ω・`) _ ,(^ω^ ) ,-''"; ;,
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と´_,ノ゙ヾ.≡=- / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(´ ヽ、 \≡=- (.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,' __ __. `` ./
`ー' \__)≡=- _,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ヽ ヽ <
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' _ノ _ノ .\
数教師(悪)「それから俺が学校を襲ったわけ…これはまぁ、お前も言った通り悪魔と契約する事例は極めて稀だ。だからどんな力があるのか試したんだよ」ニヤッ
数教師(悪)「この学校を狙ったわけじゃない。前述の通り、たまたま契約できそうなこいつがこの学校にいただけ」コンコンッ(自分のこめかみを叩く)
俺「………なるほどゲホッ…………その力ってのは…どのくらいのものなんだ?…」ウグゥ!!
数教師(悪)「……それがよぉ、人間の肉体だから限界があるんだ。日中行動できて、人間社会に溶け込みやすいだけで能力は中級悪魔程度。だから不意討ちしたんだぜ?」ククク
俺「………そう…か………わかった………もうい……い………殺せ…」
数教師(悪)「そうだな。お前がいなくなりゃ人類滅亡なんて3日で達成できるぜ。ま、人間にしちゃよく頑張った方だ。あばよ」グオッ
ザクッッ!!!
数教師(悪)「あっけなく死にやがった」
俺「残像だ」サクリ
数教師(悪)「!!?馬鹿なぁあああ!いつのまに後ろに゛ぃ゛!」ボダダッ
俺「お前が俺の頭を殴ったときから、ずっとだ。本当に痛かったぜ」ヴーー…ン
数教師(悪)「グボボボ……ぎざま゛の゛でがら゛ででいる゛ぐろ゛い゛の゛げん゛ばなん゛だ(貴様の手から出ている黒い剣はなんだ)!?」ビチャビチャッ
俺「妖刀、疑心暗鬼。こいつに貫かれると悪魔は己の魂魔(ダーマ)を吸われるんだ。人間と契約してるお前は、即死に至らなかったようだがな」ニマァ
魂魔:悪魔の命の源。人間でいう血液
>>21
AVを一番愛してるのか
数教師(悪)「ぞん゛なぶぎがにんげん゛がいにある゛わげがな゛い゛!!!!」
俺「確かに、悪魔が人間界に現れたのはつい最近だ。昔いなかったもの相手の骨董品が、あるはずはない」
数教師(悪)「だらばだぜぎざばがぞんだぼどぼぼっでいどぅ゛(ならばなぜ貴様がそんなものを持っている)!?」
俺「お前ら悪魔は、暗黒世界から来たんだろう?」
俺「かくいう俺も、暗黒世界出身でね」ニマァ
___
/ \
/ \
/: /ヽ /ヽ \
|:: ) / |
_,rーく´\ \,--、. (/ /
. ,-く ヽ.\ ヽ Y´ / '" ´ ! ` ー-、
{ -! l _」_ノ‐′/ ヽ | ∧
. ヽ ゙ー'´ ヽ / ヽ i |/ハ
`ゝ、 ノ ノ ヽ |
___
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/ : /ヽ /ヽ \ (⌒)
|:: ) / | ノ ~.レ-r┐、
\::. (/ / ノ__ | .| |
. , ⌒ ´ \ '" ´ ! 〈 ̄ `-Lλ_レレ
/ __ ヽ |  ̄`ー‐---‐‐´
. 〃 ,. --ミ ヽ i |/ハ /
ji/  ̄` ヽ
曰
| |
ノ__丶
||暗||
||黒||
||世||
||界||
そう・・・(無関心)
おい右を見ろ→ 下を見ろ↓
下を見ろ↓ ←左を見ろ
右を見ろ→ 下を見ろ↓
右を見ろ→ 下を見ろ↓
↓下を見ろ ←左を見ろ ↑上を見ろ ←左を見ろ
右を見ろ→ 下を見ろ↓
↑上を見ろ ←左を見ろ
↑上を見ろ ←左を見ろ
右を見ろ→ 下を見ろ↓
下を見ろ↓ ←左を見ろ
右を見ろ→ 下を見ろ↓
右を見ろ→ 下を見ろ↓
↓下を見ろ ←左を見ろ ↑上を見ろ ←左を見ろ
右を見ろ→ 下を見ろ↓
↑上を見ろ ←左を見ろ
↑上を見ろ ←左を見ろ
暗黒世界
数教師(悪)「!!? ばがな………ばがな゛………あ゛……あ゛…………」
俺「おしゃべりは飽きた。死ね ってもう死んでるじゃねーの」ククッ
俺「さて、事後処理が大変だ…やつらに頼るしかないな」ヤレヤレ
友「お、おい!俺ぇ!!」
俺「…!! 友」
友「い、今のなんだよ……悪魔がどうとか…つぅか数教師死んでんじゃねーか!お前が殺したの見たぞ!!」
俺「数教師の肉体…助けようと思えばできたが、悪魔と契約するようなやつだ。助ける価値もない」
友「悪魔と契約ってなんだよ……何言ってんだよお前人殺したんだぞ!!」クワッ
俺「こいつは悪魔に乗っ取られた。悪魔は死ねば肉体が灰になる、おそらくこいつや被害者も同じだろう」
友「現実を見ろよ………!!お前は人を殺したんだ―――」
ショワー…
友「は、灰になっていく…嘘だろ」
俺「な?」ニヤリ
友「ってことは、さっきの悪魔ってのも…」
俺「ああ、本当さ。悪魔は人類の敵だ。滅ぼさなくてはならない」
友「でもさっき、お前も悪魔たちと同じだって…」
俺「俺は悪魔とは違う。生まれは暗黒世界だが人間だ」
―――――――――――
俺は悪魔犇めく世界で産まれた。
悪魔がどうやって産まれるかは知らない。
だが俺は産まれた。
黒色と灰色しかない世界に俺の肌色は眩しすぎた。
見渡しても黒、灰、黒、灰。
悪魔達は言葉を持たなかった。感情も持たなかった。
だが俺は声を出せた。自分が明らかに異質だと理解していた。
悪魔とは違う存在なのだと自覚していた。
丘の上に変なものが刺さっている。
あれはなんだろう――なんだがあそこに行かなくてはいけない気がする――。
丘に刺さるそれに触れた途端、自分が人間だと理解した。人間の言葉を話せるようになった。ここにいてはいけないと理解した。
俺は――人間界へと落ちていった。
俺「その時、この剣も持ってきてしまった。この剣は暗黒世界と人間界の扉を封じるためのものだったんだ」
俺「俺のせいで悪魔が人間界に来られるようになった。だから俺が滅ぼす。そう誓ったんだ、こいつに………」
疑心暗鬼「ヴーー…ン」ヴーー…ン
友「…そうか」
俺「嫌いになったか?」
友「………まあな」
俺「…無理もない、悪魔と同じ地に生まれて人間だと言い張るのは間違いだな。俺は所詮人間になれな――」
友「1人で背負い込むお前が嫌いだ」
,.. .-‐ ''' ‐-.
/ \
´ ヽ
/ _ノ 、__ ゝ :_i⌒)-、:
/ {´} ', :( _,O 、.ノ:
,' ,ォ ≠ミ ィ≠ミ丶⌒o⌒ l :/廴人__)ヽ:
/ |〃yr=ミ:、 !/行ミt .( 人 ) | : / ,ォ ≠ミ ',:
`'-.,jイ {_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》 | : ノ {_ヒri}゙ } :
,'  ̄´ ' __| : ;'  ̄´ ノ( ', :
丶 _____ | | : ,')( /ニヽ ⌒ i :
` `⌒´ ''゛、| : !⌒ .! :
` ' 、_ ._,. ゝ''" : | ,i :
>疑心暗鬼「ヴーー…ン」ヴーー…ン
これは卑怯www
友「俺はお前のなんだ?親友じゃねーのかよ!!生まれは暗黒世界だから嫌いになるだぁ?んなもん差別だろ!!!ふざけんじゃねえってんだ!」
俺「………ふふ、友は昔から差別が嫌いだな」
俺「あの時――俺が人間界に来たばかりのころ、家が無くて公園に住んでいて、それを近所のガキにばかにされていたところを助けてくれたもんな。 」
友「あれがお前との初めての出会いだった。思えばそういうことだったのか」
俺「ああ」ニヤリ
友「話がそれちまった!!とにかく、お前とは何があっても親友だ。だから…」
俺「ん?」
友「……俺に隠し事なんかすんなよ…水くさいぜバカヤロウ」
俺「友………すまない」
友「………よし、許した!!さーあて、絆も深まったことだし、悪魔狩りといきますか!!」
俺「おい友、お前は――」
友「何?仲間ハズレってか?親友なのに?あ?」
俺「それでこそ我が友だ」ニマァ
俺「よし…じゃあ」
俺・友「派手に行こうぜ!!!」
【派手にいっとく?】
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
__く>ー}i⌒'⌒jム、
≦(⌒o くcぅ r'r‐(_,.ィ
/ / /-‐ト、{ 卜、 ‘,
. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/´ ̄「 ∧ L 」 }
. | l,ィ扞トl/ ヽト、| }
. | l ヒ'シ .ミ、 | ハ /
| . .|'' . {t.r}j |/ | /
| | 、 `,,^ } |'
| 暗黒世界の話 |、 ` 'フ }{
,.⊥、 {.n`! ‐--‐,1|T 八
}ニY や め ま せ ん か. f,二Y´  ̄ト|」」_ /{ ヽ
rウT′ {_rこ) ノ ノ ,ハ 、
. ヽ| | }Y´/ / | ヽ }
「| l r'{フ/ / | ∨
. !| |ノ ,ハ{ / ハ
. l| .l/゚。∨/ / /} } }
. l| | Y´ / ノノ ,ハ
|____________l | '}/ /
丶--‐ ´ / ,| | /-‐ }
C八 ∧ /
{ \ イ} } /
―…い――おい
友「お前…何やってんだ………」
俺「何って、悪魔狩りだよ」
数教師「あ…が」ドサッ
友「現実を見ろよ………!!お前は人を殺したんだぞ!!!」
数教師「 」
女2「ギャアアアアーーー!!!!!」
男1「おい…やべえ……笑えねえよ…」
俺「大丈夫だって、悪魔は灰になるんだから」
数教師「 」
友「………俺…」
俺「悪魔は俺が滅ぼす…心配すんな悪魔は俺が滅ぼす滅ぼす」ブツブツ
…悪魔は俺が滅ぼす悪魔は俺が悪魔魔滅ぼすすすす
―――――――――…
刑事「君、聞いてるのかね?」
俺「え、ああはい。刑事さん」
刑事「……君は人を殺めたんだぞ?それも学校で」
俺「刑事さん、あれは一見数教師のやつですが、中身は悪魔なんです。今は信じてもらえないかもしれませんが、死体を見ればわかりますよ。灰になるんですから」ニコ
刑事「……ホトケは安置所にあるよ」
刑事「もう一度聞こう。なぜ殺したんだね?」
俺「……何度も言わせるな、悪魔だからだ。あいつは悪魔と契約した。悪魔を殺すのは俺の使命だ。暗黒世界を抜け、人間界に来たときにそう決めたんだ…」
刑事「だめだな。おい、精神鑑定に回せ」
若刑事「はい!…こっちだ。こい!!」
俺「離せ…悪魔だ…悪魔の仕業なんだ…………」
(――おい俺ぇ……力が―――欲しくないか?)
END
いつから書くの面倒くさいと思っていた?
最初から妄想だったって事でおk?
なんというバッドエンド
バイブで数学教師殺したのか・・・
えっと けっこー 面白かった・・・
終わりです。長々と、そしてgdgdとした挙げ句とんでもない駄作が今暗黒世界で生まれました!本当にありがごめんなさい
>>151
3時すぎたあたりかな?
俺シリーズは何回か書いたんだが、いつも深夜に書き始めるからダメなんだ。きっとそうだろう
>>152
所詮俺ですので。最初からキモーイクサーイクスクス言われてるんです俺ですので
本当は後日悪魔が校庭に集結しちゃって、やべーよなんだよあれまぢやばくね?状態からスレタイ行って
俺vs悪魔軍団まで持っていきたかったんだけど意思弱すぎた
>>153
俺は所詮俺ってことですね
>>154
自宅から持ってきた疑心暗鬼こと包丁です
>>155
ありがとう本当にありがとう
まぁおつ!
教師は悪魔に乗っ取られたとこはマジ?
また適当に書いてくれwww
乙!
マジで次回作待ってる
それなりに面白かったお
おつ!
>>162
そっからかww
凄い面白かったぜ
またやってくれよ
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