一夏「皆にデレ属性がついてしまった」(231)



一夏「ふぁ……朝か」グイ

一夏「………」

一夏「で」

一夏「俺のベッドにどうしてまた入ってるんだ?ラウラ?」

ラウラ「どうしてとは愚問だな一夏、貴様は私の嫁なのだ」

一夏「いやだからどうして俺の部屋に入って…」

ラウラ「お前は私の愛する嫁だ、それだけで十分だろ?分かったな?」

一夏「…はぁ、顔洗ってくる」

ラウラ「ふっ」ドヤッ

コンコン
一夏「………来たか」バシャバシャ


シャル『ねぇ一夏ぁ!起きてるぅ!』ドンドンドンドン

ラウラ「むっ、シャルロットか」

一夏「………」

シャル『………ねぇ、何でラウラの声は聞こえるのぉ~?一夏ぁ~?』

一夏「いつものだよ」

ラウラ「夫婦の営みだ、そこらは弁えろ、シャルロット」

シャル『………』


ガギギ・・・

一夏「はぁ……いい加減爪剥げるだろ」

シャル『一夏ぁ、ここ開けてぇ』

一夏「………何でだ?」

シャル『ルームメイトとしてラウラには僕から説教しなきゃいけないよね』

ラウラ「ふんっ」

一夏「さて、どうやって食堂に移動すればいいんだ?」

シャル『ねぇ開けてよ……ねぇ一夏ぁ…』ガギギ…

一夏「今は開けられない、ごめん、シャル」

シャル『………まさか一夏…ラウラに汚されちゃったの?』ガギギ・・・

一夏「いや……そうじゃなくてだなシャル…」

シャル『ねぇそうなんだよね、ラウラに無理やりされたんだよね?そうなんだよね?一夏?』ガギギ…

一夏「………」

シャル『はは、やっぱりそうなんだ……じゃあ…』


シャル『元凶は………処理しなきゃね♪』

一夏「はぁ…またかよ」

シャル『一夏離れてて、今すぐこのドア壊してラウラを…』キュイィィィ・・・

ガチャ…バタン

一夏「おはよう、シャル」

シャル「い、一夏ぁ……おはよう」ダキッ

一夏「………」ナデナデ

シャル「ラウラに何かされた?大丈夫?ねぇ一夏?」

一夏「大丈夫だって、な?」

シャル「で、でも…」

チュッ・・・

一夏「ほら、いつもと同じだろ?だから心配するなって……ん」

シャル「う…うん……いつもの一夏の味だぁ…んっ…」

一夏「………」

ラウラ『おい、一夏、シャルロットと一体何をしている』

一夏(はぁ、これからどう進めば…)


鈴「ななななな何やってるのよ!アンタたちぃ!」

一夏「鈴か、おはよう」

シャル「………」スッ

鈴「シャ、シャルロット!なんで一夏とそそそそそんなことしてるのよ!」カタカタ

シャル「そんなことって、決まってるよ」


シャル「一夏と僕の愛の証明だよ」チュッ

一夏「………」

シャル「えへへ~…ねぇ?一夏ぁ♪」

鈴「そ、そんなこと…」プルプル・・・


鈴「私がゆりゅしゃにゃいんだからぁぁぁぁ!!!」ポロポロ

一夏「………」

鈴「ひっぐ……一夏は渡さないん……だからねぇ…」ポロポロ

一夏(よし、今だ)

シャル「無き落としなんて見苦しいね……り」

一夏「すまんシャル」ポンッ

シャル「えっ…どういうこと一夏…?」

一夏「流石にこの状態の鈴をほっとけない、食堂には先に行ってくれシャル」

シャル「や、ヤダよ…なんで?一夏は僕と一緒に居てくれないの?ねぇ?一夏?なんで?ねぇなんでなの?ねぇ一夏?ねぇねぇねぇ?」ブツブツ

一夏「………」

鈴「んぐっ……えぐっ……」

シャル「ねぇ答えてよ、僕が納得する答えをねぇ?一夏、ねぇ?お願いだから…」ブツブツ

一夏「………シャル、これだけは言っておく」

シャル「答えるの?ねぇ?僕のこと裏切らないよね?僕と一夏はずっと一緒だよね?ねぇ?そうだよね?ねぇ一…」ブツブツ


一夏「俺が一番愛しているのはお前だけだ、お前と俺の仲を邪魔する奴は俺が片付けとくから先に行っててくれ」ボソッ

シャル「~~~!!!うん!分かったよ!一夏!僕ってばつい熱くなっちゃったね、えへへ~ごめんね~一夏ぁ~」ニヘラニヘラ

一夏(朝から精神が磨り減るなぁ…)

一夏「よし、じゃあ行くか鈴」

鈴「うん…いぐっ」ポロポロ

一夏(……屋上でいいかな)


~屋上~
一夏「どうだ?落ち着いたか?」

鈴「うん……変なとこ見せちゃったわね」

一夏「いいって、ほら気が済んだら一緒に食堂行くぞ鈴」

鈴「えへへ……やっぱり一夏は優しいわね」

一夏「ん?そうか?」

鈴「うん…昔っから泣き虫な私に構ってくれるのは一夏ぐらいだもん」

一夏「う~ん?そうだったのか(まぁ中国人ってだけで敬遠されてたからなコイツ)」

鈴「そうだったよ……それでゴメンネ一夏、私もできるだけ泣くの我慢してるんだけど、一夏が他の娘と仲良くしてるの見ちゃうとつい出ちゃうの」ポロ

一夏「………」

鈴「ホントにゴメンネ一夏…わ、私は一夏の友達なのに……変な気持ち抱いちゃって」ポロポロ

一夏「………」スッ

鈴「気持ち悪いわよね……もう私なんかに構わなくていいか…ひゃっ!?」ギュッ!!!

一夏「………」ギュゥゥ

鈴「い、一夏ぁ!?どうしたのぉ!?」ワタワタ

一夏「鈴の馬鹿、お前はそんなこと悩まなくていいんだって」

鈴「………」

一夏「俺はお前が好きだから一緒に居るんだ、構ってやってるわけじゃない」

鈴「!い、一夏……そ、その好きって…」

一夏「友達として…」

鈴「!?……うっ…」


一夏「カワイイ…女の子としてもな」キュッ

鈴「!!!」

一夏(ホント鈴可愛い………鈴だけが俺のオアシスだ)ホワワー・・・

~食堂~
一夏「さて…」

シャル「………」ギリギリ

鈴「………」ビクビク

一夏(これからどう乗り切るか)

シャル「で、ねぇ一夏」

一夏「な、なんだシャル?」

シャル「どうして僕らの仲に割って入って来てるのこの泣き虫女」

鈴「っ!!」ビクッ

一夏「………」

シャル「僕は今から一夏と一緒に朝食を食べるんだけど………邪魔だからどっか行ってよ泣き虫チャイニーズ」

鈴「………」プルプル

一夏「まぁ…鈴は今大丈夫な状態じゃないから……俺が居ないとダメなんだよ、分かってくれよシャル」

シャル「………」

一夏(どうせ分かってくれないだろうけどな)

一夏「ほら、とっとと食って授業行くぞ二人とも」

シャル「………」ギリギリ

鈴「………」プルプル

一夏(はぁ……打開策は……)


セシリア「あら、どうして豚さんたちが椅子なんていう物に汚らわしいお尻を付けて餌を食しているのでしょう、汚い汚い、豚と同じ目線で私がお料理を食さなければならないなんて屈辱ですわね」

一夏(!…セシリアか……けどこれじゃあ…)


シャル「…アンタか、朝からペラペラうっさいわね」

一夏(火に油を注ぐもんだ…)

セシリア「あら?出荷時期はまだなのかしら?ここにブクブクと肥えた豚がいるというのに」ニコッ

シャル「どう見たって豚なのはアンタでしょ、ブヒブヒブヒブヒうるっさいし、肥溜めみたいな臭いがするから息吐かないでもらえるかな?」ニコッ

セシリア「ふふ、やっぱり汚いフンだらけの豚なのですわね、肥溜めの臭さを分かっているなんて」ニコニコ

シャル「………」ニコ・・・ギリッ

一夏(口でセシリアには勝てないだろうなシャルも………よし、今のうちに)スッ

一夏「鈴、早くどっかに逃げろ、お前が巻き込まれる前に」

鈴「えっ…でも一夏が……わ、私一夏を置いて一人でいけないわよぉ…」ジワッ

一夏(あー、もう泣きそうだな…でもここで泣いたらあの二人がコイツのことを……やっぱり早く逃がさないとな)

一夏「鈴、怖い思いさせてゴメンな……けど大丈夫だ、俺はこんなのへっちゃらだ!」

鈴「ホ、ホント…?」

一夏「ああ、ホントだ……だから早く逃げろ、俺もすぐ追いかけるからさ」

鈴「う、うんっ!ちゃんと待ってるわよ!一夏ぁ!」タッタッタ

一夏(………安心に満ちた鈴の顔可愛いかったなぁ)

ピリピリピリピリ・・・

一夏(………俺も逃げたい)

しえ

一夏「ま、まぁ落ち着けって二人とも」

セシリア「………」

シャル「………」

一夏「もうすぐ授業が始まるからさ、な?流石のお前らも千冬姉に叱られたくはないだろ?な?」

セシリア「………」

シャル「………」

一夏(………ダメか…ならっ!)

一夏「いつまでも喧嘩して人様に迷惑かける奴は豚にも劣るよなぁ~、さて、俺は授業に行こうかな~豚はほっといて~」

セシリア「………」ピクッ

シャル「………」ピクッ

一夏(どうだっ…!?)

シャル「じゃ、じゃあ僕も授業に行こうかな」

セシリア「…私もそう致しますわ」

一夏「はぁ…」

シャル「じゃ、行こうか?一夏?僕と二人っきりで」ギュッ

セシリア「私はアナタの飼い主ですものね、分かっているでしょう?私の可愛い可愛い豚さん」ギュッ


一夏(………もう色々詰んでるな)

~昼食前~
一夏「はぁ…」

一夏「なんとか朝は乗り切れたけど………午後からもどうなるか」


箒「い、一夏っ!」


箒「きょ、今日は早起きしてだな……その…お、お弁当を作ってきた!」

一夏「おぉ」

箒「だ、だが勘違いするなよ!これは私の分の余りであって決してお前のために作ったというわけでは…」

一夏「ありがとよ、じゃあな」

箒「………」



箒「一緒に……食べようと……」ショボーン

~廊下~
一夏「はっはっはっは…」タッタッタ

一夏「よし…ここなら…」

一夏「はぁ……はぁ……」

セシリア『飼い主から逃げるなんて大した度胸ですわね豚夏さぁ~ん』タッタッタ

一夏「豚夏って何だよ、豚夏って」

シャル『一夏ぁー!出てきてぇー!どうして僕から逃げるのぉー!ねぇー!一夏ぁー!早く出てきてぇー!』

一夏「誰が自分から死地に向かうんだよ……さて」



一夏「千冬姉の部屋に行くか」

続く

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄

          /\
     . ∵ ./  ./|
     _, ,_゚ ∴\//
   (ノ゚Д゚)ノ   |/
  /  /

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/_
      /_/

一夏「千冬ねえーいる―?」ガチャ

千冬「どうした一夏こんな時間に」

一夏「いやちょっと相談に」

千冬「かわいい弟の為だ話を聞いてやろう」ポンポン

一夏「膝をポンポンしてるけど……」

千冬「膝枕好きだろ?してやるからさっさとこい」

一夏「あ、ありがとう……///千冬ねえ」

おれ自分の嫌いなキャラ極力出さないように書くけど
それでもいいなら書く

誰が好きで誰が嫌いとかは言わんどく
書いていいなら書くしだめなら保守する

千冬「いや懐かしいな、昔はこうやって良く膝枕をしてやったもんだ」

一夏「そうだな懐かしいな。それよりも相談なんだけ……千冬「おもいだした!」

千冬「そういえば耳かきを良くしていたな!よし久しぶりにやってやろう!」

一夏「そん……千冬「お前は、良くくすぐったがっていたよな」

千冬「それでよく私に動くなって言われて、言われた通りにしようとするんだけどやっぱりくすぐったくて」

一夏(いっとき黙ってよう……)

千冬「ぷるぷる震える一夏はとてもかわいかったなー
    ぷるぷるで思い出したのだが、一夏はよく外で転んでたなあ……
    痛いんだけど泣くのはカッコ悪くてまたぷるぷるる震えて……
    それで私が消毒液なんかをつけてやると染みてお前は多泣きしたな……
    多泣きで思い出したんだが夏祭りのこと覚えてるか一夏?
    私達は2人で迷って父さんと母さんを探したんだけど見つからなくって
    とうとう淋しくなって二人とも泣いてしまってなあ……
    一夏は昔から淋しがりやで泣き虫だったなあ……
    泣き虫で思い出したんだが、鈴の泣き虫は治ったのか?」

一夏(やっと終わった……これがなければいい人なんだけどなあ……千冬ねえ)
   「相談ってのは、鈴を含めた専用機持ちたちの話なんだけど……」

千冬「あいつらがどうかしたのか?」

一夏「いや金髪どもに鈴がおびえてて……」

千冬「オルコットとデュノアか?あいつらな口も悪いしな……」

一夏「セシリアはただ口が悪いだけなんだが、シャルロットの場合は
    もうそろそろ背中刺されてもおかしくないんだよ……」

千冬「デュノアは『シャルロッテ』ではなかったか?」

一夏「そうだっけ?覚えてないや、まあシャルロットの名前はいいとして
    この二人から鈴を守るためにはどうすればいいと思う?」

千冬「そうだなデュノアの名前などどうでもいいな
    鈴よりおまえは大丈夫なのか?」

一夏「さっき言った通りいつ刺されてもおかしくないと思う
    けどされで鈴に危害が加わらないなら……」

千冬「一夏。今私がお前に言えることは「残される物のことも考えろ」だ
    もし鈴をも守るために、お前がデュノアから危害を加えられて
    鈴は喜ぶと思うか?」

一夏「……」ダンマリ

千冬「まあよろこばんだろう。まずはしっかりとデュノアの問題をかたずけろ
    まあその問題をかたずけるための知恵は貸せないのだが……」

一夏「ありがとう千冬ねえ分かったよ。相談に乗ってくれてありがとう」ニコッ

千冬「こんな姉でよければいつでも相談に乗ろう、膝枕付きで話を聞いてやる」

一夏「う、うんありがとう……///じゃ、じゃあね!千冬ねえ!///」ダッ

ちょっと飯食ってくる

千冬「……」

千冬(あー今のはヤバかったなー
    後5歳若かったらおそってたなー
    天使スマイルからの「じゃあね」とか
    あいつ狙ってるとしか思えないなあ―
    あーあいつ若くなんねーかなー
    なんかショタ一夏思い出したらムラムラしてきた
    写真で一回だけやろうかなー
    でも人いないしビデオでもいいかな―
    束なら若返りのなんとか的なの作れるかな―?
    あーもう一回ショタ一夏を生でみたいなー
    ショタ一夏みたいなー
    涙目のショタ一夏みたいなー
    涙目で千冬お姉ちゃん?みたいなこといってるショタ一夏みたいなー
    女の子の格好させられて涙目になって千冬お姉ちゃん?
    みたいなこと言ってるショタ一夏みたいなー
    やっぱショタ一夏みるためには一夏の子孕まなきゃなのかな―
    でもなー12歳以上だしなー
    あーやっぱり束ねに若返りのなんとか作ってもらうしかないか―」

山田「?」

安価で進めたいんだけどどう思う?

期待

>>133
はよ書け

一夏「千冬ねえにはああ言ったけど、シャルを大人しくさせるなんて出来るのか……」

一夏「でもこのままじゃ鈴が可哀想だし……」

会長「いーちーかーくん♪」ダキッ

一夏「おあっ!?楯無先輩!?」

会長「どうしたのかなー?難しい顔して?」

一夏「いや、まぁちょっと…」

楯無「何か悩みごと?おねーさんでよければ相談に乗るよ?」

一夏「実は……」


楯無「ふーん、なるほどね。デュノアちゃん達から鈴ちゃんを助けたいと」

一夏「はい」

楯無「……一つ聞いて良い?」

一夏「なんですか?」

楯無「一夏くんはさ、鈴ちゃんのこと好きなの?」ギロリ

一夏「(この人もかよ……)」

会長って誰だよアニメしか見てねぇよカス

>>198 ごめん。

はよしろい

一夏「箒の胸が一番可愛いなぁ」ムニュムニュ

箒「ん……あんっ、馬鹿…やめろいt」

チュッ

一夏「喋るのはダメだ箒。今の主導権は俺にあるんだからな」ムニュムニュ

箒「い、一夏ぁ…///」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月20日 (水) 16:30:50   ID: w8LWcK_Y

いろいろ酷かったがとても面白かった。乙!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom