妹「ただいまー」

兄「おーおかえりー！」

妹「お兄ちゃんー今日のご飯はー？」

兄「喜べ！おまえの大好きなハンバーグだぞー」

妹「わぁい！」

夕食

妹「今日ねー妹友ちゃんにまた宿題見せてもらちゃった」

兄「こらっ、また迷惑かけて。おまえはほんと…はぁ」

妹「えへへ。妹友ちゃんってすごいんだよ！美人で勉強もできてスポーツ万能！いうことなし！自慢の親友だよ！」

兄「……そっか。それはよかった｣ﾆｺ

妹「……っ｣ﾄﾞｷｯ

兄「友達は大切にしろよ。ただし、宿題は自分でやりなさい」

妹「はーい！ごちそうさま！」



妹「お兄ちゃんのご飯美味しかった…よぉーっし言われた通り宿題やるぞー」

妹「……あっ」

妹「宿題の範囲わすれた……妹友ちゃんにメール…」



妹友「ん？妹ちゃんからメール？」

妹【宿題の範囲教えて下さい！】

妹友「はぁ……あのばかちん」

妹「おっ…返信きた！」

妹友【34ページだよ。ブラコンのお嬢さん。】

妹「ぐぬぬ」

妹【ブラコンじゃないもん！そういえばさぁ今日のお兄ちゃんの手作りハンバーグめちゃくちゃ美味しかったんだよ！私の好みの味で今度妹友ちゃんにもぜひ自慢のお兄ちゃん手料理食べさせたい！】

妹友「………否定してからすぐお兄さんをべた褒めメールを送るとは…」

妹友【はいはいー、今度遊びにいくねー】

翌朝

妹「お兄ちゃーん、今日は朝練ないの？」

兄「おう、今日はないなー」

妹「それじゃ…い、一緒に学校いこう？」

兄「久しぶりにいくかー。っとその前に今日の分のお弁当」

妹「わぁい！いつもありがとー」

登校

妹友「あ」

妹「あっ！妹友ちゃんだ！おはよー」

妹友「…おはよー。朝から元気だねぇ」

兄「おはよう！はじめまして、いつも妹がお世話になってるね」

妹友「あっ…はじめまして、おはようございます。全然迷惑じゃないですよっ｣ｱｾｱｾ

妹友(へぇーこんな人なんだ…妹から聞いてるイメージとちょっと違う)

HR前

妹友「んで今日は仲良く一緒に登校かぁ…ラブラブじゃないか」

妹「え、えへへ…そ、そんなんじゃないっ…ないもん…へへ」

妹友「よしよし…｣ﾆｺﾆｺ

妹「そういえば妹友ちゃんはじめてお兄ちゃんに会ったよね？」

妹友「そうだねー。かっこいい人だったね。顔じゃなくても物腰の良さとか…妹ちゃんが惚れたのは無理ない」

妹「えへへ」

妹友「………お兄さんって彼女いるの？」

妹「………え？」

妹「……うっ…い、いるのかな？そういえば気にしたことなかった｣ｳﾙｳﾙ

妹友「な、泣かないで…そこが一番大事でしょ！？」

妹「…ぐすっ…そ、そうだよね…」

妹友「…うーん、そうだ！」

妹「？」

妹友「私が調査してきてあげる！お兄さんのこと！」

妹「ほんと？さすが妹友ちゃん！大好き」

妹友(かわいいな…)