アルミン「僕の秘密」(253)
※キャラ崩壊注意
~食堂~
エレン「なぁ、アルミン」
アルミン「なんだい、エレン?」
エレン「明日は休日だしよ、どっかに出掛けねぇか?」
ミカサ「エレンがいうのなら、どこにでも!」ガバッ
エレン「いや、今俺はアルミンにな・・・・・・」
アルミン「ハハッ・・・・・・、明日は二人でどっか行ってきなよ」
エレン「ん?なんか用事でもあるのか?」
アルミン「う~ん、まぁ、そんなところかな」
エレン「そうか・・・・・・なら、明日は訓練すっかなぁ」
ミカサ「エレン・・・・・・」ウルウル
アルミン(ウッ・・・・・・)「エレン、明日はミカサと二人でどっか出掛けてきなよ」
エレン「えぇ・・・・・・でもよ アルミン「エ・レ・ン?」ニコッ
エレン「あぁ・・・・・・わかった」(何なんだ今の笑みは・・・・・・)ブルッ
ミカサ「さすがアルミン・・・・・・ありがとう」
アルミン「別に何てことはないさ」(後で胃薬を飲んで・・・・・・)キリキリ
~訓練後~
コニー「ヨッシャー、訓練終わったぜー!!!」
ジャン「何でそんなにハイテンションなんだ・・・・・・」
コニー「だってよ、明日は休みだぜ!?」
ジャン「休みだぜ!・・・って言われてもよ」
コニー「それに明日はいつもより楽しみなんだよ」ワクワク
ジャン「は?何かあんのか?」
コニー「明日はよ・・・・・・食べ放題の店にいくんだ!!!」
ジャン「食べ放題?なんだそりゃ?」
ジャン「たべほうだい?なんだそれは」
コニー「食べ放題を知らないとか、ジャンも馬鹿だな~・・・・・・イタッ」ボコッ
ジャン「・・・・・・で、そのたべほうだいってのはなんなんだ」
コニー「急に殴んなよ・・・・・・食べ放題ってのはな、いくらでも食べていいってことだよ!!!」
ジャン「・・・・・・もっと分かりやすく頼む」
コニー「そういわれてもよ・・・・・・あ、サシャならもっと詳しくわかるかもな!」
ジャン「何でサシャが出てくんだよ・・・・・・」
コニー「おーい!サシャー!」
ジャン「おい、無視すんな」
サシャ「コニー、呼びましたかー!」
コニー「おぉ、サシャか。ええとな・・・・・・なんだっけ?」
ジャン「・・・・・・たべほうだいってのを教えてくれ」
サシャ「え~、ジャン、食べ放題も知らないんですか~・・・・・・アイタッ」ボコッ
ジャン「もう、その下りいらねーから」
サシャ「女の子を殴っちゃダメですよ・・・・・・食べ放題っていうのはですね、一定の料金を払えばいくら食べてもいいっていうことです」
ジャン「・・・・・・わからん」
コニー「やっぱ、ジャンって馬・・・・・・イタイッ!」ボコッ
サシャ「そうですね・・・・・・とりあえず、どんだけたべても、お金をとられないんです!」
ジャン「・・・・・・わかった、もういい」
コニー「そういや、何でこんな話になったんだ?」
ジャン「なんでって・・・・・・お前が明日いくとかなんとかいってたからだろ」
コニー「そうだった!早く明日になれ~!」
ジャン「てか、一人でいくのか?・・・・・・なんなら、俺が・・・・・・」
サシャ「いえ、私と一緒です」
ジャン「!?・・・・・・そうか、楽しんでこいよ、コニー」ポン
コニー「?おぉ、楽しんでくるぜ!」
サシャ「なら、私はこれで・・・・・・」
コニー「おい、サシャ。明日のことまだ全然わかんねーんだけど」
サシャ「なら、歩きながら話しましょうか、コニー」
アー、アシタタノシミダナー ソウデスネー
ジャン「・・・・・・」
マルコ「・・・・・・今度一緒に行こうか、ジャン」
ジャン「マルコ、お前どこから・・・・・・あぁ、そうだな」
エレン「・・・・・・あれって、ジャンとマルコじゃねーか?おー・・・・・・」
ミカサ「エレン、あの二人に話しかけてはダメ」
アルミン「僕もそれがいいと思うよ」ハハッ・・・・・・
エレン「?そこまで言うなら・・・・・・」
ジャンマル ズーン
エレン「お前、本当に明日は無理なのか?」
アルミン「うん、ゴメンね?」
エレン「いや、別にいいけどよ・・・・・・また、今度なアルミン」
アルミン「うん、また明日」
エレン「おう、おやすみアルミン」
アルミン「おやすみ、エレン」
チュンチュン、チュンチュン
アルミン「・・・・・・ん、朝か」ガバッ
アルミン「・・・・・・今、誰もいないよね」
アルミン「もう、朝御飯の時間だしいないと思うけど・・・・・・一応、探さないと」
~十分後~
アルミン「・・・・・・誰もいないみたいだね」
アルミン「隅々まで探したし・・・・・・うん、大丈夫」
アルミン「スーハー、スーハ・・・よし!」
アルミン(もう、訓練兵になって、かなりの時間を過ごしてきた)
アルミン(エレンや、ミカサはもちろん、他にもいろんな人と親しくなってきた)
アルミン(そんな僕だけど、実はある一つの秘密をみんなに隠している)
アルミン(これまで誰にも言ったことはないし、きっとこれからも言うことはないだろう)
アルミン(そう、それは・・・・・・)
アルミン「・・・・・・出来た」
アルミン(僕に・・・・・・いや、私に女装趣味があるということを・・・・・・)
今日はここまでです
乙乙
実は女の子かとおもた
乙
期待
アルミン(きっかけはささいなことだった)
アルミン(幼い頃・・・・・・エレンやミカサと一緒に遊んでいた頃・・・・・・)
アルミン(ある日、ミカサの発案で僕とエレンが女装するはめになったんだ・・・・・・)
アルミン(それが・・・・・・僕が初めて女装をした日だった)
アルミン(その時は、僕は特に何も思わなかった)
アルミン(いや、どちらかというと嫌だったんだ・・・・・・エレンやミカサはかわいいといってくれたけれど・・・・・・)
アルミン(きっかけはささいなことだった)
アルミン(幼い頃・・・・・・エレンやミカサと一緒に遊んでいた頃・・・・・・)
アルミン(ある日、ミカサの発案で僕とエレンが女装するはめになったんだ・・・・・・)
アルミン(それが・・・・・・僕が初めて女装をした日だった)
アルミン(その時は、僕は特に何も思わなかった)
アルミン(いや、どちらかというと嫌だったんだ・・・・・・エレンやミカサはかわいいといってくれたけれど・・・・・・)
連投スマヌ
アルミン(そうして僕らは訓練兵になった)
アルミン(その頃にはもう、僕は女装のことなんてすっかり忘れていた)
アルミン(訓練兵になったばっかりのころは、とにかく毎日死に物狂いだった)
アルミン(しかし、そんな生活が続いていくとだんだんなれてきて、余裕というのも出てきた)
アルミン(そうして余裕が生まれると、僕は段々とストレスがたまってきているということに気づいた)
アルミン(毎日、毎日訓練漬けの毎日)
アルミン(気づいた時には、もう僕のストレスは限界まできていたんだ)
アルミン(そんなある日、僕はあるものを見つけた)
アルミン(それは、昔に一度だけ着た女物の服だった)
アルミン(その服は、あの時に着たあと、ミカサに返そうとして、結局僕が譲り受けていたものだった・・・・・・結局それから一回も着なかったけど)
アルミン(それを見て当時の僕は何故かこんなことを考えた)
アルミン(『今の僕が女装をしたらどうなるんだろう』、と)
アルミン(そのときの僕はやはりおかしかったのだと思う・・・・・・多分、その当時よく「アルミンて可愛いよね~、まるで女の子みたい」とよく言われていたからだろう、と後で僕は思った)
アルミン(その次の休暇の日、僕はお店で服を買って、久しぶりに女装を自分の部屋でした)
アルミン(・・・・・・あのときのあの気持ちは言葉では表すことができないほどのものだった)
アルミン(僕はその日2時間ぐらいずっとクルクル回っていたんだ・・・・・・)
アルミン(服を脱いだ時、僕はあることに気づいた)
アルミン(・・・・・・さっきまでのストレスがなくなっていることに)
アルミン(それ以来、僕は女装をするようになっていき・・・・・・気づけばもう、趣味と言えるレベルになっていた)
アルミン(・・・・・・こんなことを趣味にしているのはおかしいというのはわかっている)
アルミン(でも、もう僕はきっとやめられないのだと思う・・・・・・最近はもう、やめることは諦めている)
アルミン「改めて見てみると・・・・・・やっぱり私、カワイイかも・・・・・・」
アルミン「白のワンピースに、ロングの髪の毛で、化粧がなくても・・・・・・こんなに変われるもんなんだね・・・・・・」
アルミン(ちなみに、僕はこの服しか持っていない)
アルミン(もう一度、服屋で買うのは恥ずかしいし、自分に合う服もわからないしね・・・・・・)
アルミン(それよりも、今は・・・・・・)
アルミン「今日こそは・・・今日こそは・・・・・・」
アルミン「今日こそは、外に出てみせる!」
アルミン「これまでずっと部屋でしかしたことなかったしね」
アルミン「うーん、じゃあまずは・・・・・・」
ギュルルルル~
アルミン「・・・・・・食堂にいこうかな、こんな時間だし今は誰もいないだろう、うん」
アルミン「腹が減っては、戦は出来ぬ!」
アルミン「・・・・・・これって戦なのかな?」
アルミン「・・・とりあえず、行こうかな」スタスタ
~食堂~
アルミン「やっぱり、誰もいないね」モグモグ
アルミン「今日は外は晴れだし、みんなは外に出掛けているのかな~」モグモグ
バン!
アルミン ビクッ
サシャ「うぅ・・・・・・お腹が空きました・・・・・・ってあれ?あなたは誰ですか?」
アルミン(不味い、サシャだ!気づかれるかもしれない・・・・・・!)
サシャ ジー
アルミン(これは気づかれたか・・・・・・?こうなったらもう)
アルミン「サシャ、ごめ サシャ「うわーかわいいー!」ダキッ
アルミン ビクッ
サシャ「むっちゃかわいいー!抱き締めたーい!」ギュウウウウーーー
アルミン(いや、もう抱き締めてるっていうか、すごいところに当たっているっていうか、てか、それよりもくるしー!)ギュウウウウーーー
アルミン「ぐ、ぐるしい・・・・・・」ギュゥゥゥゥーーー
サシャ「アッ!すいません!つい・・・・・・」パッ
アルミン(とりあえず、ばれてないみたいだね)ゴホゴホ
サシャ ジー
アルミン「な・・・何か私の顔についてるかな?」
サシャ「いえ・・・こんなかわいい子が訓練兵にいたかなと・・・・・・」
アルミン(か、可愛くみえるんだ)「ぼk・・・・・・私、影が薄いから」
サシャ「うーん、こんなに可愛い子を、私がしらないなんて・・・・・・」
アルミン「わ、私あんまりこうゆう関係がないからかな?」(と、とりあえず、この話を終わらせた方がいい気がする)アセアセ
サシャ「本当ですかぁ?」ジー
アルミン「ほ、本当だから・・・・・・なら、あの、サシャさん」
サシャ「はい?何でしょうか?」
アルミン「あの、私と友達になってくれませんか?私、友達が少なくて・・・・・・」
サシャ(本当にいないのかな?)「本当なら、パン一個くれないと嫌ですけど・・・・・・あなたがかわいいから特別に何もなしでも許します!」
アルミン「あ、ありがとう」(何とかなったかな?)ホッ
サシャ「・・・思ったんですけど」
アルミン「な、何かな?」
サシャ「その声・・・・・・」
アルミン「声・・・・・・!?」(ヤバイ、声がいつもと同じだ!)
アルミン(でも、今さら声変えても無駄だし・・・・・・万事休すか)
アルミン「サシャ、ごめん サシャ「とってもかわいいですよね~」
アルミン「えっ?」
サシャ「顔もかわいいのに、声までかわいいなんて・・・・・・」
アルミン「え?」(もしかして・・・・・・)
サシャ「・・・そんな子にはこうだー!」プニプニ
アルミン「いひゃい、いひゃい。ほっへたつかむのひゃめて~」
サシャ「む~、ほっぺもプニプニでスベスベだなんて・・・・・・」
アルミン(い、意外とばれないもんなんだね)
サシャ「うぅ・・・・・・それに比べて私は全然可愛いところなんて・・・・・・」
アルミン「そんなことないよ!」
サシャ「!?」
アルミン「サシャにだってたくさんかわいいところはあるよ?」
サシャ「で、でも・・・・・・」
アルミン「だから、そんな顔しないで?ね?」ニコッ
サシャ「わ、わかったよ」プィ
アルミン「なんでソッポ向くの?」
サシャ「べ、別にええやろ!!!」
アルミン「う、うん・・・?」
サシャ(まさかこの子・・・・・・無自覚なんか!?)
アルミン「そういえば、サシャさ・・・」
サシャ「はい?」
アルミン「なんで食堂に?」
サシャ「実はコニーと待ち合わせをしていてですね・・・・・・あっ!コニー!!!」
アルミン「コニー?」
サシャ「こんなことしてる場合じゃなかった!すいません、私急いでいるんで、もう行きますね!」ピュー
アルミン「い、行ってらっしゃい・・・って、行っちゃった・・・」
アルミン「うーん・・・・・・もう食べ終わっちゃったし、わた・・・一人の時は僕にしよう・・・・・・」
アルミン「僕もどうせだし、外にいこうかなー」
アルミン「よし、ひとまず外に出ようかな」スタスタ
眠いんで、ここまでで
乙レルトきゅん!!!!
乙ー
太眉美少女とか俺得だわ
大変素晴らしいと思います
~街~
アルミン「・・・・・・さて、街に出てきたけど」
アルミン「・・・やっぱり、本屋が一番安心するよね」
アルミン「じゃあ・・・とりあえず、この本を・・・・・・」
アルミン ペラッ
アルミン ペラッ
~2時間後~
アルミン「ふーん、これがこうで・・・・・・って、もう昼になってるし!」
アルミン「・・・そろそろ、ここを出ようかな」
アルミン「・・・ん?あの二人は・・・・・・」
ジャン「・・・おい、マルコ。この本なんてどうだ?」
マルコ「うーん、それなら、こっちの方がいいと思うよ?ジャン」
アルミン(あれは、ジャンとマルコだね・・・・・・二人でたのしそうだなー・・・・・・)
アルミン(って、それよりも!二人に気づかれないうちにここを出ないと・・・・・・)
アルミン(ソーッと、ソーッと・・・・・・)ソロリ、ソロリ
アルミン(・・・・・・よし!バレてないみたいだ!)
アルミン「フゥー・・・・・・次はどこにいこうかな~♪」
アルミン「ムムム・・・・・・」
アルミン「ムムムムム・・・・・・」
アルミン「服屋さんと帽子屋さんと、2件が並んでるけど・・・・・・どっちに行くべきか・・・・・・」ムムム・・・
アルミン「・・・・・・ここは、やっぱり帽子を買おうかな」
アルミン「やっぱり、まだまだ抵抗があるしね・・・・・・」
アルミン「今度いつか買いたいな~」
~帽子のお店~
店員「いらっしゃいませ~」
アルミン「うーん・・・・・・何にしようかな・・・・・・」
~30分後~
アルミン「うーん・・・・・・意外と帽子って色々な種類があるんだね」
アルミン「今日のところは、やっぱり何も買わ・・・なくて・・・・・・!?」
アルミン(あの白の帽子・・・・・・)スッ
アルミン「・・・・・・丁度いいぐらいの大きさだ」カポッ
アルミン「うーん・・・・・・どんな感じなんだろ。鏡とかは・・・・・・あった!」スタスタ
アルミン「うーん、意外と似合ってるかも」
アルミン グッ、グッ
アルミン クルクル~
アルミン ピタッ ニコッ
ブフゥーー! ジャ、ジャーン!
アルミン「?」クルッ
女装アルミンおいしいです
マルコ「ジャン、しっかりして!」
ジャン チーン
アルミン「またジャンたちだ!これ早く買ってここでないと!」タタタ
アルミン「……なんで倒れたんだろ?」コレクダサーイ
ハーイ、アリガトウゴザイマシター
マルコ「ジャン!ジャン!あの子がいっちゃうよ!」
ジャン「…ハッ!俺は一体……」
マルコ「ほら!ジャン、行くよ!」
ジャン「お?おお……」
今のアルミンの容姿は
ポケモンのルリを金髪+マッシュボブにした状態だと思ってるけど
いいのかな?
<<40 そこらへんは、個人の解釈でお願いします。
>>40
よそのキャラを代替に想像するなんて…ちゃんと、長髪アルミンで脳内再生しなきゃダメでしょ?<●><●>
アルミン「~~♪」
マルコ「どうやら、バレてないみたいだね」ボソボソ
ジャン「あぁ……」コソコソ
マルコ「ジャン、さっきからそんな状態だけど大丈夫なの?」
ジャン「あぁ……」
マルコ「……あ、あそこにミカサが!」
ジャン「あぁ……」
マルコ「ジャン……」
ジャン「ほら、行くぞ」コソコソ
マルコ「ハァ……」コソコソ
アルミン「そろそろご飯が食べたいな~」
アルミン「ん~、…あれ?あれは……」
サシャ「さぁ!コニー、次のお店に行きましょう!」タタタ
コニー「ハァ……次ってもう4件目じゃねーかよ。まぁ、いいや」タタタ
店主「うぅ……」ガックリ
アルミン「あの人、大丈夫かな?」タタタ
アルミン「大丈夫ですか~?」タタタ
店主「あぁ…すまない。もう今日は閉店だ」
アルミン「なんでですか?」
店主「さっきの二人組がね……ほとんど食べていってしまっていてね。もう、ほとんど残ってないんだ」
アルミン「そうなんですか……」
店主「うぅ……今月も赤字だ。もう、店をたたむしかないのか……」
アルミン「そんなこと言わないでください!」
店主「!?」
アルミン「そんなに簡単に店をしまうとか言わないでください……」
店主「し、しかし……」
アルミン「おじさん、お願い」ウルウル
店主「……仕方がない、あと一ヶ月は頑張ってみるよ」
アルミン「ありがとう、おじさん」ニコッ
店主「はぁ、嬢ちゃんにはかなわないな」
アルミン「?」
アルミン「じゃあ、今度また来ますね」スタスタ
店主「ちょっと待ちなさい、嬢ちゃん」
アルミン「はい?」
店主「……これをあげるよ」
アルミン「こ、こんなにパンをくれるんですか?」
店主「まぁ、店の余り物だけれど、よかったらもらってくれ」
アルミン「あ、ありがとうございます!」
パチパチパチパチ
店主「ど、どうも……」ペコリ
アルミン「フフ……繁盛するといいですね。それでは……」ニコッ スタスタ
店主「あ、ああまた今度……」(あれを…女」神様って言うんだろうな……)フリフリ
今日はここまで。
アルミンの姿に関しては……絵とかもないんんで、やっぱ自己解釈でお願いします
乙~続き楽しみ
アルミン「さっきもらったパンおいしかったなー。みんなの分も持って帰ってあげよーう♪」ルンルン
??? バッ
アルミン「あ…!僕のバック……!」
男「ヘヘッ、もらってくぜ」タタタ
アルミン「待って……!私のバック返して!」タタタ
男「ヘヘッ…待てって言ってまつひったくりなんているわけ……ッ、てーな!」ドンッ
男「クソッ、邪魔なんだよ……ッ、いってーな!またかよ!」
男「さっきからなんなんだよ!邪魔なんだよ、どけよ!」
???「それは無理だな」 ???「うん、無理だね」
男「あ?なんなんだよお前ら」
ライナー「……ただの訓練兵だ」
ベルトルト「……同じく」
男「ふーん・・・・・・って、そんなことどうでもいい!早くそこをどきやがれ!」
ライナー「ひったくりにどけっていわれて、どくわけねーだろ」
男「クソッ、こうなったら・・・・・・強行突破だ!」ダダダ
アルミン「あ!危ない!」
男「ヘッ、今更おせーぜ」
アルミン「早く逃げて!そこの男の人!」ユビサシ
男「あ?なんで俺を指して・・・・・・」
ライナー「いくぞ、ベルトルト」
ベルトルト「うん」
ライベル「せーの!」ポーン
男「へ?」クルクルクル ドサッ
ライナー「まぁ、こんなもんだろ」
ベルトルト「それよりもライナー、早くあの子にバックを返してあげないと・・・・・・」
ライナー「あぁ・・・・・・そうだな」
アルミン「あの・・・!ありがとうございました!」ペコリ
ベルトルト「いや、これぐらいは当然のことだよ」(この子・・・可愛いなぁ・・・・・・)
ライナー「おーい、バックをとって・・・き、た・・・ぞ・・・・・・」スッ
アルミン「あ、それ私のバック・・・・・・ありがとうございます」
ベルトルト「ライナー?」
ライナー ポケー
ベルトルト(あ、これは完全に恋してる目ですわ)
バックじゃなくてバッグでは…
>>54 普通に間違えてましたね。ご指摘ありがとうございました
アルミン「それで、あの男の方は?」
ベルトルト「さっき憲兵の人がつれていっていたよ。まだ何かとられていたのかい?」
アルミン「いえ・・・ただ、あの方が心配で・・・・・・」
ベルトルト「心配?」
アルミン「さっき、あんなに空中を飛んでいたから・・・・・・」
ベルトルト「まぁ、大丈夫なんじゃない?ちゃんと手加減したしね。ね、ライナー?」
ライナー「あ、あぁそうだな!うん、大丈夫だぞ、俺は!」
アルミン(さ、さっきので手加減してたのか)「お二方は、とても力がお強いんですね」
ベルトルト「うーん、そうかな?訓練生ならみんなこれぐらいの力はあると思うよ?」
アルミン「アハハハハ・・・・・・そうなんですか」(それは絶対にない)
ライナー「あ、あのぉ・・・そのぉ・・・・・・」
アルミン「はい?なんでしょう」
ライナー「も、もしよかったらこの後僕たちとお茶・・・・・・」
アニ「フンッ!」ゲシッ
ライナー「へ?」クルクルクル ドシーン
ベルトルト「ら、ライナーァァァァ!!!!!」
アニ「はぁ、まったく」ヤレヤレ
ベルトルト「あ、アニ!大変なんだ!ライナーが・・・・・・」
ミーナ「あちゃー、また派手にやっちゃったねー」
ベルトルト「み、ミーナもいたんだね。そ、それよりも、ライナーが・・・・・・」
ライナー チーン
アルミン(ライナー・・・・・・君はとことん運が悪いみたいだね)
アニ「ま、いずれ復活するだろ」
ベルトルト「ま、それもそうだね」
ミーナ「切り替えはやっ!」
アルミン(ライナー・・・・・・合掌)パン
ミーナ「それよりも、この子がさっきのあの男にバッグを取られてた・・・・・・」
ベルトルト「うん、そうだよ。それより、わかってたなら何でこなかったんだい?」
アニ「別に・・・あんたたちだけでも大丈夫だと思って」
ミーナ「アニってば、本当は全速力で向かおうと・・・ぁいた!」ボコッ
アニ「・・・次は蹴るから」
ベルトルト「ふ~ん・・・じゃぁ、何で来なかったんだい?」
ミーナ「何でって・・・・・・せっかく、男子が頑張ってんだから。ここに水を差しちゃダメでしょ!」
ライナー「ミーナ・・・お前、いいやつだったんだな」ガシッ
ミーナ「フフッ・・・それほどでもぉ・・・・・・」
アルミン「えっと・・・そちらの方々もありがとうございました。」ペコッ
ミーナ「いや、私たちはなにもしてないし・・・。ね、アニ?」
アニ「・・・・・・」ジー
アルミン「な、何かな?」
アニ「・・・・・・別に」
ミーナ「?」
ミーナ「それよりもさ、どっかで座って話さない?例えばあのお店とかでさ」ユビサシ
アルミン「すいません、私急いでいるので・・・・・・」
ミーナ「そっかぁ・・・・・・残念」
アルミン「それでは・・・・・・本当にありがとうございました」ペコッ
ミーナ「バイバーイ」フリフリ
ベルトルト「気を付けてねー」フリフリ
ライナー「ハァ・・・・・・かわいかったなぁ・・・・・・」フリフリ
ベルトルト「そういえばさ、あの子の名前はなんていうんだろう」
ライナー「ハッ!・・・聞いてなかった・・・・・・」ズーン
ベルトルト「ライナー・・・まぁ、舞い上がってたからね、仕方ないさ」ポンポン
アニ「・・・・・・」
ミーナ「アニ?さっきからどうかした?」
アニ「・・・・・・別に、何でもない」
ミーナ「?」
アルミンが女装するのに安易なホモスレにならないのは珍しい
そしておもしろい④
アニ「それよりも、今は・・・・・・」ギロッ
ビクッ!!!
ベルトルト「路地裏の方に何かあるのかい?アニ」
アニ「・・・・・・そこにいるのはわかっているんだ。出てきな」ギロッ
ジャン「クソッ・・・バレてたか」
マルコ「あーあ・・・見失っちゃったよ」
ミーナ「わ!ジャンとマルコじゃん!」
アニ「何でさっき出てこなかったんだい?」
マルコ「そ、それは・・・ミーナ達と同じで・・・」
ジャン「そうそう、ライナーたちをよ・・・ アニ「あんたら、あの子に一番近かったんだ。真っ先に出てくるのが普通なんじゃないのかい?」ギロッ
ベルトルト(なんか、アニがいつもよりこわいんだけど)ヒソヒソ
ミーナ(ほんと。いつもの1.5倍増しくらいで怖いよ。あんなに怒ってるアニを見るのは、こないだアルミンが・・・)ヒソヒソ
アニ ギロッ
ベルミーナ ビクビクッ
アニ「・・・・・・さて、もう覚悟はできたかい?」
マルコ「・・・・・・」
ジャン「だ、だけどよ・・・・・・ アニ「言い訳をしていいと誰がいった?」ゴゴゴ
ライナー(・・・アニが鬼に見えてきたんだが)ヒソヒソ
ベルトルト(・・・・・・無表情なのが余計怖いと言うか)ヒソヒソ
ミーナ(ハァ・・・・・・アルミンでもいたらなー)ヒソヒソ
ライナー(アルミン?・・・さすがのあいつでもこの場をおさめるのは無理だろ)
ミーナ(いや、アニはね・・・・・・)
アニ「あんたらも一緒に蹴られたいのかい?」ゴゴゴ
ベルライミー「いえ、遠慮しておきます」キッパリ
アニ「・・・・・・覚悟は決まったかい?」ゴゴゴゴゴ
ジャンマル「ヒィッ!逃げろー!」タタタ ドン
ジャンマル「ドンッ?」
ライナー「・・・スマン、お前ら。これも我が身の安全のためだ」ガシッ
ベルトルト「・・・ゴメンね?二人とも」ガシッ
アニ「・・・・・・どうやら、覚悟が決まったようだねぇ」ボキッ、ボキッ
ジャンマル ダラダラダラ
アァァァァァァァァーーーーーーーー!!!!!!!
今日はここまで。全然進まない・・・・・・まぁ、早めに終わらせられるよう、頑張ります。
・・・・・・ライナーが一番可哀想に見えるのは私だけでしょうか?
乙!
見てる。おや、アニさんの様子が…
乙
アルミン可愛い
アルミン「いやー、やっぱりみんなはやさしいなぁ~」
アルミン「みずしらないと思ってる人をためらわずに……僕も見習っていきたいなぁ……」
アルミン「ん?あれは……」
ミカサ「エレン、ありがとう。この髪飾りは一生大事にする」
エレン「一生って、大袈裟すぎるだろ……」
アルミン(思わず隠れてしまったけど、二人共楽しそうだなぁ……)ジー
エレン「よし、もう帰るか」
ミカサ「えっ?もうそんな時間になってるの」
エレン「もう、日がずいぶん落ちてるしな早めに帰ろうぜ」
ミカサ「・・・・・・エレン、いつかまたこのような休日を過ごしたい」
エレン「おぉ、そうだな。またいつか、な」ニコッ
ミカサ「・・・・・・エレン」
エレン「何だ?ミカサ」
ミカサ「その・・・・・・手を握って欲しい」
エレン「は?お前こんなところで何言って・・・ハァ、今日だけだからな」スッ
ミカサ「・・・エレンは、やはり優しい」ギュッ
エレン、コンドハワタシガナニカカッテアゲル オ、タノシミダナー
アルミン(うん・・・・・・これが見れただけで今日はもう満足だよ。当分はなんとかなりそうだ)
アルミン「よし、僕も帰ろ・・・あ、すいません」ドンッ
チンピラ「あ?お前何わざと当たってきてんだよ」
アルミン「え?別にわざとじゃ・・・・・・」
チンピラ子分「兄貴~、大丈夫っすか~」
チンピラ「あ?・・・・・・あー、クソいてーわ。どっかの誰かがぶつかってきやがったせいで肩めっちゃいてーわー」
チンピラ子分「兄貴!・・・おい、そこの嬢ちゃんよー、うちの兄貴になにしてやがんだよー」
アルミン「すいま、せんでした」(うぅ・・・なんでこんな目に)ペコリ
チンピラ「おいおい、謝られてもよー、肩は治んねーんだわ」
チンピラ子分「おい、嬢ちゃん。今何をすべきかわかるよな?」
アルミン「・・・・・・お金、ですか?」
チンピラ「他に俺の肩を治す方法でもあんのか?あ?」
アルミン「で、でも・・・私全然持ってない・・・・・・」
チンピラ子分「おいおい嬢ちゃん、わかってねーなー」
チンピラ「なきゃつくればいいじゃねーかよー。ま、怖いってんなら特別に俺らにだけ、ってのでもいいんだぜぇ・・・?」
アルミン「イ、イヤ・・・・・・」フルフル
チンピラ「おいおい、困ったお嬢ちゃんだなぁ・・・・・・」クスクス
チンピラ「お金をもってないお嬢ちゃんには選択肢なんてないんだぜ?」クスクス
アルミン「イヤ・・・・・・こっちに来ないで」ジリジリ
チンピラ「ヘヘヘ・・・別に怖いことはしねぇよ・・・・・・」ジリジリ
「その子から離れやがれ!」ボコッ
アルミン「!?」
短いけれど、今日はここまで
なかなか終わらない・・・・・・
期待しトルト
乙
続き待ってる
チンピラ「・・・・・・ッ!いってーな!」
エレン「その子から離れやがれ!」
チンピラ「あ?いきなりなんだよ。まず、誰だおめーは」
エレン「そんなことどうでもいいだろ!」
アルミン(エ、エレン・・・・・・。どうして君が?)
チンピラ「ハァ・・・・・・ったく。おい、あいつをやっちまえ・・・・・・って、おい!俺の弟はどこにいきやがった!」
エレン「あぁ・・・・・・それはな」
ミカサ「私がやった」
チンピラ「何?俺の後ろから声が・・・・・・ぐはっ!」クルクルクル ドサッ
アルミン(また人が空を飛んでるよ・・・・・・)
エレン「おい、ミカサ」
ミカサ「何?エレン」
エレン「そこは俺がやるところだろ普通は」
ミカサ「事態は一刻を争うと判断したため、私がやった」
エレン「いや、そんなに大袈裟な話じゃねーだろ」
ミカサ「それよりもエレン、今は言い争うよりも、するべきことがあるはず」
エレン「言い争いって、お前なぁ・・・・・・大丈夫だったか?」
アルミン「え、えっと・・・・・・大丈夫、です」
ミカサ「そう、アルミンが無事でよかった」
エレアル「え?」
エレン「は?何でアルミンの名前が急に出てくるんだ?」
アルミン(まさか、バレているとでもいうのか!?)
ミカサ「アルミン、大丈夫なの?」
エレン「いや、それはこっちのセリフだろ」
アルミン「ア、アルミンって誰なんですか?」
ミカサ「アルミンはアルミンじゃないの?」
エレン「いや、わけわかんねーし」
エレン「てことはよ、この子がアルミンだと。そういいたいのか?」
ミカサ「?さっきからそういっている」
エレン「おいおい、でも見てみろよ。この子は女の子だぜ?アルミンは男だろ」
ミカサ「そう、そこが気になっていた。アルミン、なぜ女の子の格好をしているの?」
アルミン「いや、私はアルミンじゃ・・・」
ミカサ「隠すのはよくない、アルミン」
アルミン「・・・・・・ごめん、なさい」ペコッ
ミカサ「なぜ謝るの?」
エレン「え?どゆことだ?え?」
アルミン「これまでみんなに隠してきていたんだ・・・・・・それに君たちにも」
ミカサ「別にそんなに気にしてはいない。誰にだって人にいいたくない秘密はある」
エレン「え?こんなにかわいい子が?え?え?」
ミカサ「・・・・・・アルミン、ちょっと待ってて」
アルミン「うん、わかった」
ミカサ「エレン、こっち来て」グイッ
エレン「え?この子が?は?・・・・・・」
ズルズル
アルミン(でも、まさかバレるとは・・・・・・)
アルミン(まぁ、これが幼馴染みだったからだよね・・・・・・たぶん)
ミカサさんさすがっす
さすがミカサ!!俺たちに出来ないことを平然とやってのける!!そこに痺れる!!憧れるぅうう!!
~10分後~
アルミン「あ・・・・・・戻ってきたみたい」
エレン「アルミンは、男の子で、そして女の子で・・・・・・」
ブツブツ
ミカサ「戻ってきた」
アルミン「お帰り・・・・・・それでエレンはどうだったんだい?」
ミカサ「一応、やるべきことはやってた」
アルミン「・・・・・・そ、そう。わかったよ
ミカサ「それでアルミン。話しづらいかもしれないのだけれど、できれば話してほしい」
アルミン「・・・・・・そうだね。ここまで内緒にしてきてたし、ミカサとエレンには話しておくよ」
アルミン「僕たちが訓練兵になったばっかりのことを覚えているかい?」
ミカサ「ええ。もちろん覚えている」
アルミン「僕たち、最初の頃は訓練にも全然なれてなくて、毎日が精一杯だったでしょ?」
ミカサ「そう。最初の頃はみんな訓練についていくことに精一杯になっていた」
アルミン「うん。でも、1か月を過ぎるとみんなが訓練にもなれてきて、余裕が生まれてきてたよね」
ミカサ「確かに。その頃になるとみんなが生き生きと生活をしていたように思える」
アルミン「うん、生き生き・・・ね」
ミカサ「そういえばその頃アルミンは・・・・・・」
アルミン「そう、僕はみんなとはちがったんだ」
ミカサ「じゃあその頃、アルミンが何か悩みを抱えているように見えていたのはやはり勘違いではなかった、と」
アルミン「悩みっていうか・・・・・・まぁそうだね。そうなのかも」
アルミン「環境が変わったこと、訓練の疲れ・・・・・・色々なことが僕の心に負担をかけていたんだ」
アルミン「まぁ、今のは少しオーバーかな。ただ、少し疲れていただけなのかもしれない」
アルミン「そしてその頃から、訓練兵同士の交流が盛んになっていった」
アルミン「その事自体は、いいことなんだけど・・・人と人が親しくなっていくとやっぱりイザコザが起こってしまうんだ」
ミカサ「確かに、よく教官に怒られている人達をよく見ていた」ウンウン
アルミン「そうして、僕はいろんな人から相談を引き受けることになっていった」
ミカサ「アルミンは、とてもとても賢い。ので、頼りたくなる気持ちもわかる」ウンウン
アルミン「そうして、僕が相談を受けることが増えていったんだ」
アルミン「そうして、僕の疲れはどんどん募っていった」
ミカサ「待って・・・・・・相談をされるのがそんなに嫌だったの?だとしたら私は・・・・・・」
アルミン「いや、それは少し違うかな。僕は別に相談を受けるのが嫌な訳じゃない。みんなを助けるためだと思ったら、全然苦しくはないんだ」
ミカサ「なら、なぜ・・・?」
アルミン「それは多分・・・さっきいったように心が参っていったからとなのか、それとも相談の数が当時とても多かったからか・・・・・・」
ミカサ「数が多い?なぜ?」
アルミン「やっぱり、その時はまだまだ相手のことを全然知らない場合が多いからね。それに、みんなに落ち着きがなかったからかな」
ミカサ「なるほど、そういうこと」
アルミン「そうして僕は気づいたら・・・・・・もう、限界まできていたんだ」
アルミン「そんなとき、僕はあるものを見つけたんだ・・・・・・そう、昔使ったあの小さな服だよ」
ミカサ「あの服?・・・・・・あぁ、あの」
エレン「おい、ちょっと待て。あの服って何だよ」
ミカサ「エレン・・・・・・後で教えてあげるから、少し黙ってて」
エレン「・・・・・・」
アルミン「それを見て、僕は思ったんだ・・・・・・女物の服を着てみよう、って」
アルミン「僕は、休日を使って服を買いにいったんだ。そしてその日に誰もいない部屋で・・・・・・」
エレン「きた、のか」
ミカサ「エレン、黙ってて」
エレン ショボーン
アルミン「そうして、気付いたんだ。・・・・・・女装の素晴らしさを」
アルミン「僕は、更に気がついた。女装をすると、それまで抱えてきたものがきれいさっぱりなくなった感じになっていたんだ!」
アルミン「その日から、僕は変わっていったんだ」
アルミン「最近ではもう相談の数とかも減ってきているんだ・・・・・・・でも、結局これだけはやめられなかったんだ」
アルミン「そうして、今の状況に至る・・・・・・どうだい?こんなことを知ってドンビキしただろ?おかしいとうことはわかってるんだ・・・・・・でも、やめられないものはやめられなかった」
ミカサ「・・・・・・少し聞きたいことがある」
アルミン「・・・何でも聞いてよ、ミカサ。何でも答えてあげるから・・・・・・」
ミカサ「なんでそんなに相談をたくさん受けたの?」
アルミン「何でって・・・・・・僕はみんなの助けになりたかったんだ。こんな僕でも助けになるのなら・・・・・・そう思って僕は、相談を受け続けたんだ」
ミカサ「でも、その本人が崩れてしまっては元も子もない。そんな状態になるぐらいなら相談を受けなければよかったんじゃ・・・?」
アルミン「僕が崩れたとしても、周りが助かるならそれで・・・・・・」
ミカサ「そんなボロボロになったアルミンになんか助けられる人はいないと思う」
アルミン「!?・・・ミカサ、君は何をいって・・・・・・」
ミカサ「自分を助けることさえ出来ないような状態の人に他人を助けられることができるとは思えない。・・・アルミン、あなたも気づいていたはず。」
アルミン「・・・・・・」
ミカサ「アルミン、あなたは優しい。とても優しい。ので、きっと断ることが出来なかったのだろう。・・・しかし、断わらないことが絶対に優しいことであるというのは違うのではないと私は思う」
アルミン「・・・・・・」
ミカサ「きっと、そんなこともわかっていたはず。ならなぜ、断ることをしなかったの?」
アルミン「僕は・・・僕は・・・・・・みんなよりも劣っているから。」
アルミン「そんな僕でも誰かを助けられるのなら・・・・・・そう思いながらやってきた、つもりだったんだ。でも、きっと僕はただ優越感に浸っていたかったんだと思うよ」
アルミン「ハハッ・・・・・・ただの自己満足でしかなかったのかもね」
ミカサ「・・・それはきっと自分で思い込んでいるだけ。」
アルミン「・・・ミカサに何がわかるっていうんだ」
ミカサ「私だからわかる。アルミンは、そんな思いでやってないってことを」
アルミン「人の心なんてわかるはずないじゃないか。それとも君は・・・エスパーか何かなのかい?」
ミカサ「私は、エスパーでもないし、超能力者でもない。ただの幼馴染みでしかない」
ミカサ「でも・・・・・・でも、幼馴染みだからこそわかることもある。それも、エスパーや超能力者と比べられないぐらいには」
アルミン「・・・・・・」
ミカサ「・・・・・・話を変える。アルミン、なんでそのことを誰にも相談しなかったの?」
アルミン「別に・・・特に理由なんてないよ。」
アルミン「それに、僕は相談をする気もなかったんだよ、最初から」
アルミン「それに相談なんてするわけないじゃないか、ミカサ達に」
ミカサ「・・・・・・」
アルミン「相談なんてしたところでどうなるんだい?ミカサ達からいい回答を得られるとは思えないしね」
ミカサ「・・・・・・」
アルミン「これでわかったでしょ?僕が相談をしなかったわけが。ミカサ達にいったってなんにも変わらないんだ!だから、相談をしなかった。これが相談をしなかった理由だよ、ミカサ!」
ミカサ「・・・そう、アルミンの気持ちがとてもよくわかった。」
ミカサ「・・・・・・これが最後の質問。」
ミカサ「なんでずっとそんなに悲しい顔で話していたの?」
アルミン「!?」
アルミン「違う・・・・・・違うんだ・・・・・・」
ミカサ「アルミン、なんでそこまでして本当のことを言わないの?」
アルミン「これは違うんだ・・・・・・これは・・・・・・」
ミカサ「アルミン!」
アルミン ビクッ
ミカサ「本当のことを、ね?」ニコッ
アルミン「・・・・・・怖かったんだ」
アルミン「・・・・・・僕がこのことを話して二人に嫌われるのが」
ミカサ「嫌う?なぜアルミンを私たちが嫌うというの?」
ここまでずっとアルミンは女装中か
アルミン「二人は成績も優秀で、みんなと仲がよくて・・・・・・僕とは全然違うな、って思ったんだ」
アルミン「そんなことを考えたら、急に二人が離れていったような・・・・・・そんな感じがしたんだ」
アルミン「そしてこんなことをいったら・・・・・・もっと離れていくような気がしたんだ」グスッ
ミカサ「離れる?なぜ離れると言うの?」
アルミン「わからない・・・・・・でも、ここで僕だけが弱音をはいてはいけないって、そう思ったんだ」ポロポロ
ミカサ「アルミン、大丈夫。私たちがあなたを嫌うわけがない」ギュッ
アルミン「なん、で・・・・・・こんな僕なんか」ポロポロ
ミカサ「アルミン、人は誰しも悩みや不安は常にあるもの。」ギュッ
アルミン「ミカサ、にも?」ポロポロ
ミカサ「当然、私もアルミンも人間なのだから。そんなとき、人は誰かにその事を言いたくなるの。そうしいぇ、誰かに慰められたくなるもの。」
ミカサ「でも、人は弱っているところを誰かに見たがろうとはしないの。だから、アルミンのように誰にも言わずに抱え込む人もたくさんいる」
ミカサ「でも、そのままじっ、と抱え込んでおけるほど人間は強くはない。だから人間はそれをまぎわらそうと何かをしようとする」
ミカサ「でも・・・・・・やっぱりそんなことをするよりは誰かに話す方がやっぱりスッキリする」
ミカサ「今回、アルミンはそれが出来ていなかった。でも、今話してくれた。アルミン、今スッキリしている?」
アルミン コクン
ミカサ「そう、それはアルミンが成長したということ。アルミン、あなたはとても頑張った。だから今は、思う存分泣いてもいいと思う。そうしたら、もっと成長できるはずだから・・・・・・」ギュー
アルミン「み、ミガザ・・・・・・、ありがとう・・・・・・」ウワァァァーーーーーン!
エレン(ん?もう喋っていいのだろうか・・・・・・)
なんか、書きたいように書いたら、変な方向にいってしまった・・・・・・。
ここはスルーしても話にあまり関係無いんでスルーしてもらっても結構です。
また、もとの感じに戻っていきます。
エレン「・・・・・・泣きつかれて寝ちまったな」サワッ
アルミン スースー
ミカサ「・・・エレン、途中でひどいことをいったりしてごめんなさい」ペコッ
エレン「いや、別にいい。それよりも二人ともすごかったなー」
ミカサ「そう?」
エレン「あぁ。アルミンもすごかったがお前もすごかったぞ」
ミカサ「そんな・・・そこまで誉めなくていい」テレテレ
エレン「そこで照れることが出来るのはお前ぐらいだろうな」
エレン「でも、アルミンがあんなこと思ってたなんてなー、ビックリした」
ミカサ「人の心の中なんてわかるわけがない。それこそ、エスパーじゃない限り」
エレン「まぁ、そうだよなー。俺だって全然わかんねーもんな」
ミカサ「私も全然エレンやアルミンの考えていることがわからない・・・・・・やはり、難しい」
エレン「そうだなー、俺もミカサのことわかんねえもん」
ミカサ「私のエレンへの気持ちはもちろん、『大好き』に決まっている」
エレン「お前、なぜそこを強調したんだよ・・・・・・」
アルミン「・・・・・・ん、ここは?」パチッ
エレン「お、起きたか」
ミカサ「おはよう、アルミン」ニコッ
アルミン「あれ?何でミカサが?・・・・・・って、なんでこんな格好をしているんだ?」ネボケー
ミカサ「・・・・・・寝起きに弱いのも昔と変わっていない」クスッ
エレン「あぁ・・・・・・朝は起こすの大変なんだぜ」
ミカサ「そう、知らなかった。最近は一緒に寝てないから・・・・・・」
エレン「おいおい、いつの話だよ」
ミカサ「だからエレン、今日は一緒に・・・・・・」
エレン「お前、さっきからおかしいぞ」
アルミン「・・・・・・ッ!二人とも、ゴメンナサイ!」ガバッ
ミカサ「アルミン、頭をあげて」
アルミン「で、でも」
ミカサ「私は怒ってなでいない。むしろ、アルミンの気持ちを聞くことが出来て、とても嬉しい」
アルミン「そ、そこまでいうなら」
ミカサ「アルミン、あなたはもっと人を頼っていくべき」
ミカサ「私たちじゃなくて、他の同期生たちを頼ってもいいから」
アルミン「で、でも聞いてくれないかも・・・・・・」
ミカサ「大丈夫、みんなとても優しい。ので、大丈夫。アルミンもわかっているでしょ?」
アルミン「・・・・・・うん、そうだね。みんな優しいからね。」
アルミン「本当に、みんなは優しいからね!」
エレン「おい、そろそろ帰ろうぜ」
アルミン「あー、もう結構ヤバいね。帰ろうか」スタスタ
ミカサ「待って、二人とも」
エレアル「?」クルッ
ミカサ「せっかくだから、昔みたいに手を繋いで帰りたい」
エレン「おい、ミカサ・・・ アルミン「そうだね、そうしよう」
エレン「アルミン、お前・・・・・・しゃーねーなー、手を繋いで帰るか」
ミカサ「フフッ・・・ありがとう二人とも」ギュッ
アルミン「なんか、懐かしいね」ギュッ
エレン「まぁ、最近はしてなかったしな」ギュッ
ミカサ「・・・・・・ずっとこのままでいたいけれど、そろそろ帰ろう」
エレン「おう、帰ろうぜ!」
ワイワイ、ガヤガヤ ワイ・・・ワイ・・・ガヤ・・・ガヤ・・・
~訓練所 食堂~
ミカエレアル「ただいまー!」
サシャ「あ、おかえりなさい。あれ?その女の子は・・・・・・」
ジャン ガタッ
マルコ ガタッ
ライナー ガタッ
コニー「おぉ、かわいい人だなぁ」
ユミル「ま、うちの天使には叶わないさ」
サシャ「あれ?アルミンもお二人と一緒だと思ってましたけど・・・・・・それよりも、その女の子は何て言うんですか?さっき聞き忘れてましたよ」
エレン「あ?こいつはアルミンだぞ?」
さすがエレン空気を読まない
一同「・・・は?」
ジャン「へ、へぇ~、アルミンちゃんって言うのか。まさか、同じ名前の奴が二人も今期いたとは知らなかったぜ・・・・・・」ハハハ・・・
ミカサ「何をいってるのジャン。この子は、アルミン、アルミン・アルレルトだけれど?」
シーン
一同「・・・エェェェェーーーーーー!!?」
コニー「・・・ミカサが何いってるのかわからないのは俺がバカだからじゃないよな?」
サシャ「ミカサ、大丈夫ですか!どこかいたいところでもあるんですか!」ガクガク
トーマス「いや、俺ミカサじゃねーからー」ガクガク
ジャン「・・・・・・マルコ、俺を殴ってくれ」
マルコ「・・・・・・」バチーン
ジャン「痛ぇ・・・・・・これ、夢じゃなかったんだな」バタッ
ライナー「俺はホモじゃねぇ、俺はホモじゃねぇ、俺はホモじゃねぇ・・・」ブツブツ
ベルトルト「僕はライナーじゃない、僕はライナーじゃない、僕はライナーじゃない・・・」ブツブツ
クリスタ「あんなかわいい子がアルミンだなんて・・・すごいよね、ユミル」
ユミル ポカーン
クリスタ「ユミル?」
ミーナ「ねぇ、あの昼間町であった子がアルミンなんだってよ!」
アニ「・・・・・・そう」
ミーナ「?反応が薄いなー」
アニ「・・・・・・別に、これが普通」
ミーナ「おかしいなぁ、普通だったらまず最初に顔が赤く・・・・・・調子に乗りました、ゴメンナサイ。なので、その構えをやめてください」ガクブル
ホントウニアレガアルミンナノカヨー イヤ、チガウダロー
エレン「スマン、アルミン」
アルミン「いや、どうせ後でバレるんだし別にいいよ」
ミカサ「ここは、この状況を直すため、アルミン、あなたが何か言うべき」
アルミン「え?僕?・・・・・・とりあえず、頑張ってみるよ」
アルミン「みんな、ちょっと聞いて!」
シーン
アルミン「僕は、本物のアルミン・アルレルトです」
ザワザワ マジカヨ ザワザワ
アルミン「えっと・・・・・・こんな格好ですけど一応本物です。信じてください」ペコリ
シーン
ミカサ「アルミン、笑顔、笑顔」ボソッ
アルミン「うん?わかった、やってみる」
アルミン「こんな僕ですけど、これからもよろしくね」ニコッ
グハッ! キャー、ダンシガミンナタオレター!コッチノジョシモタオレター!
ライナー チーン
サシャ チーン
他大勢 チーン
アルミン「なんか、状況悪化してない?」
ミカサ「まさかここまでとは・・・想定外だった・・・・・・」
エレン「おーい、みんな大丈夫かー」ペチペチ
ちょっと、もう眠い。寝る
乙!
女装ミンスマイルとか食らいたすぎる
乙
てっきりエレン×女装アルミンの私得SSになるかと思ったw
エレンが空気だったね。
でもまぁgj
揚げ足取って悪いんだけど
>エスパーや超能力者
エスパーって超能力者のことじゃなかったっけ…
それはともかく乙
ミカサ良い奴!
乙!
ユミルの男装まだですか?
ミーナ「・・・・・・ハッ!危なかった。直視をしていたらまちがいなく気を失ってた」
アニ「・・・・・・そのまま気絶していればよかったのに」ボソッ
ミーナ「クッ・・・・・・、アニは意外と大丈夫そうだね」
アニ「あんなので気を失うなんておかしいんじゃないの」
ミーナ「・・・・・・なら、アニは耐えきれるというの?あのまぶしい笑顔を見て」ムッ
アニ「耐えきるも何もないんじゃないの。たかが笑顔じゃない」
ミーナ「・・・・・・そんな心構えじゃ、アニ、死ぬよ」
アニ「・・・・・・バカバカしい。別に何もないって私が証明してやる」スタスタ
アルミン「ねぇ、ミカサ。どうすればいいのかな」
ミカサ「いや、私にはもうこの状況を改善することはできない」
アルミン「そんなぁ・・・じゃあどうしろと・・・・・・」
アニ「アルミン」
アルミン「ん?急にどうしたんだい?アニ」
アニ「アルミン、笑ってほしい」
アルミン「え?」
アルミン「え?」
ミカサ「……アニ、どういうこと」
アニ「あんたには関係ないことでしょ」
ミカサ「私とアルミンは家族同然の関係。ので、関係がある」
アニ「言ってる意味がわからないよ」
ミカサ「……言葉でわからないのなら、もう手段はひとつしかない」ゴゴゴゴゴ
アニ「バカバカしい……だけど、喧嘩は売られたら買うしかないねぇ…?」ゴゴゴゴゴ
エレン「おい、お前らやめ ミーナ「もう、アニ!何やってるの!?」
アニ「ミーナ・・・・・・」
エレン「おい、おま アルミン「ミカサもやめなよ!」
ミカサ「アルミン・・・・・・」
アニ「・・・ゴメン、ついカッとなった」ペコッ
ミカサ「こちらが先に仕掛けてしまったこと。ゴメンナサイ」ペコッ
エレン「これ・・・ ミーナ「これで一件落着だね」
アルミン「うん、よかった」
エレン(空気)「・・・・・・」
エレンェ…
ミカサ「それで、アニはなぜあんなことを?」
ミーナ「それは、色々あって・・・・・・とりあえず、何も聞かないで!お願い!」ペコッ
アニ「・・・お願い」ペコッ
アルミン「わわっ、わかったから顔を上げてよ!」アタフタ
ミーナ「ほんと!?やってくれるの!?ありがとう、アルミン!」パァァ
ミーナ「それじゃあさっそく、お願い!」
アルミン「こ、こうかな」ニ、コォ
ミーナ「うーん、なんか不自然な感じだねぇ」
アニ「・・・・・・」
アルミン「・・・・・・急に言われても難しいかな」ハハハ
ミカサ「ミーナ、アルミンを笑わせる、いい方法がある」
ミーナ「それホント?ミカサ」
ミカサ「ミーナ、耳を貸して」
ミーナ「はい」ズイッ
ミカサ「えっと・・・・・・」ゴニョゴニョ
ミーナ「ふんふん・・・・・・あ~、そういう・・・・・・」ニマニマ
アルミン「アニ、ミーナがなんかこわい」
アニ「大丈夫、後で私がしばいとくから」
ミーナ「・・・・・・それじゃぁ、アルミン。じっとしててね」ワキワキ
アルミン「ミ、ミーナ。その手の動きは何かな?」ジリジリ
ミカサ「アルミン、じっとしてて」ガシッ
アルミン「ミカサ!?いつの間に後ろに!?」
ミーナ「ナイス!ミカサ」
アルミン「こ、来ないでぇ・・・・・・」フルフル
ミーナ「それじゃー・・・・・・とりゃー!」ガバッ
アルミン「ウ、ウワーーー!!!」
ミーナ「アルミーン、覚悟ー!おりゃー」コショコショ
アルミン「ちゃ、ちょっと・・・・・・アッハッハ、や、やめてよミー・・・・・・アハハハハ」アハハハハ
ミーナ「うぅん?ここがええんか?ここが」コショコショ
アルミン「や、そこはダ、メ・・・・・・アハハハハハ」ヒィ、ヒィ
~20分後~
ミーナ「フゥ・・・」スッキリ
アルミン「僕もうお婿にいけない」シクシク
ミカサ「アルミンは昔からくすぐりに弱い」
ミーナ「どうだった?アニ」
アニ「どうだったも何もないよ・・・・・・」
ミーナ「ムッ。おきに召さなかったみたいだね」
ミカサ「そう。ダメだったの」ショボーン
エレン「いや、どう考えても無理だろ」
アルミン「エレンいたの!?」
エレン「・・・・・・」
20分もくすぐりつづけられたら、割とマジで死ねるかもしんない
アニ「・・・・・・ん。あんたの帽子落ちてるよ」
アルミン「あぁ・・・・・・さっきあれだけ暴れまわってたし、その時に落ちたのかな?」
アニ「・・・・・・はい、あんたの帽子」
アルミン「あ・・・・・・アニ、ありがとう」ニコッ
アニ「べ、別にどうってことはないさ」プイッ
ミーナ(おかしい・・・・・・顔を赤らめてソッポを向くだけだなんて。いや、むちゃくちゃかわいいんだけどさ)
アルミン「また汚れるといけないし、机の上においとこうかな」スッ
ミーナ(普段だったら、あの笑顔を至近距離で見た瞬間に地面に倒れこむというのに)
ミーナ(・・・・・・!!そうか、そういうことだったのか)
ミーナ(フフフ・・・・・・これなら)ニヤリ
>>127ほんの数分でも割りと死ねます
ミーナ「・・・・・・アルミン、ゴメン!」ガバッ
「「!!?」」
アルミン「み、ミーナ。何急に僕の髪の毛を・・・・・・」
ミーナ「あぁ、やっぱりこの長いのは地毛じゃなかったのか」
ミカサ「あ、アルミンの髪が短くなって・・・・・・」
エレン「いつものアルミンが白のワンピースを着ているという状態に!」
ミカサ「あれ?エレンいつからいたの」
エレン「いや、その下りもういらねえから。意外に結構傷つからね、それ」
エレンさん徹底して空気だなわらたwww
乙
アニ「クッ・・・・・・ミーナ、あんた」
アルミン「ミーナ、返してよ~」ナミダメ
ミーナ「ほらー、ここまで届くかなー?」ウデノバシ
アルミン「もー、返してー!」ピョンピョン
アニ「グフッ!・・・・・・ハァ、ハァ」
エレン「何であんなにアニは苦しそうなんだ?」
ミカサ ジー
エレン「何だ?ミカサ。俺の顔になんかついてるか?」
ミカサ「・・・・・・何でもない」
ミーナ「アニー!パース!」ヒョイ
アニ「!!!」パシッ
アルミン「アニ~。それ返してよぉ~・・・・・・」ウワメズカイ
アニ「!?・・・・・・は、はい」プルプル
アルミン「うわぁ・・・!ありがとう、アニ」ニコォ
アニ「」バターン
ミーナ「ミッションコンプリート」ニヤッ
エレン「お、おい。アニが倒れたぞ!やっぱり、苦しかったんだな、アニの奴・・・・・・」
ミカサ「エレン、それは違うと思う」
アルミン「はやく、被らないと」ゴソゴソ
クリスタ「あらら・・・・・・アニが倒れちゃったね、ユミル」
ユミル「あぁ・・・・・・」ポケー
クリスタ「ユミル?」
ユミル「クリスタ、お願いがある」
クリスタ「お願い?ユミルが?」
ユミル「・・・・・・ちょっと、アルミン達の所にいってくれないか?」
クリスタ「いいけど・・・・・・行くだけでいいの?」
ユミル「いや、ちょっと耳を貸せ」スッ
クリスタ「?」
ユミル ゴニョゴニョ
クリスタ「フムフム・・・・・・えー、そんなのアルミンがかわいそうだよ~」
ユミル「お願いだ、クリスタ!このとおりだ!」ドゲザー
クリスタ「わ、わかったから。やるから。だから、顔をあげてよ」アタフタ
ユミル「マジか!」キラキラ
クリスタ「う、うん・・・・・・頑張ってみる」
ユミル「じゃぁ、頼んだぞ!クリスタ」
クリスタ「う、うん。よくわからないけど、やってみる」スタスタ
アルミン「・・・・・・もう!変なことしないでよね!」プンプン
ミーナ「はいはい、ゴメンゴメン」ナデナデ
クリスタ「アルミーン!」タッ、タッ、タッ
アルミン「クリスタ!そんなに急いで走ったら・・・・・・」
クリスタ「キャー(棒)」コケッ ズテーン
アルミン「ほら、やっぱり」タタタ
アルミン「・・・・・・クリスタ、大丈夫かい?」
クリスタ「うん、大丈夫。心配してくれて、ありがと」ニコッ
アルミン「う、うん」ドキッ
ミーナ「キマシタワーーーー!!!!!」
ミーナ「いけっ!そこで押し倒せ!」
アルミン「・・・・・・ハァ。クリスタ、大丈夫かい?」
クリスタ「うん。大丈夫だよ」
アルミン「たてるかい?」スッ
クリスタ「あ、ありが・・・・・・キャー、スベッター(棒)」ギュ
アルミン「へ?」ドシーン
天使丼か
クリスタ「アルミン?大丈夫?」
アルミン「うーん・・・・・・」
クリスタ「これでいいんだよね?ユミル」クルリ
ユミル「百、合・・・・・・最・・・高・・・・・・」ピクピク
クリスタ「ユミル!?」ダッ
アルミン「・・・・・・イテテ。あれ?クリスタは?」キョロキョロ
ミーナ「あ、あぁ・・・・・・」ピクピク
アルミン「ミーナ!?」ダッ
クリスタ「ユミル!ユミル!」ユサユサ
ユミル「うーん、うーん」
アルミン「ミーナ!大丈夫かい!」ユサユサ
ミーナ「・・・・・・グフッ!」
アルミン「ひゃあ!」サッ
エレン「なんか、食堂が大変なことに・・・・・・」
ミカサ「まだ気を失ってないのが私達四人だけ・・・・・・」
キース「さっきから騒がしいぞ!」
エレミカアルクリ「!!?」
キース「この騒ぎは何事だ。誰か説明できるやつはいないのか」
アルミン「ハッ!教官、これは・・・・・・」
キース「ムッ。キサマ、何者だ!」
アルミン「えっ?何者ってここの・・・・・・」
キース「何をいっているんだ貴様は。お前のような奴はここにはいないぞ!」
アルミン「いや、僕はアルミン・・・・・・」
キース「何をいっているんだ貴様は!アルミン・アルレルト訓練兵は男なんだぞ!貴様ははどこからどう見てもおん・・・・・・」
ミカサ「いえ、彼は本物のアルミンです」
キース「何?」
クリスタ「そうです、教官!彼は、本物のアルミンです!」
キース「し、しかし・・・・・・」
エレン「教官!彼の言っていることは本当なんです!信じてください!」
キース「・・・・・・」
アルミン「教官・・・・・・こんな格好をしていますが、僕は本物のアルミン・アルレルトなんです。信じてください!」ペコッ
キース「・・・・・・」
一同「・・・・・・」ゴクッ
キース「・・・・・・そんな・・・・・・バカな」ボソッ
一同「?」
キース「そんな・・・・・・この女があのアルミンきゅんだと・・・・・・」ワナワナ
アルミン「教官?何か言いましたか?」
キース「貴様が・・・アルミン・アルレルトであると認めよう」
アルミン「ほ、本当ですか!」
キース「ただし、条件がある」
アルミン「条件・・・ですか?」
キース「うむ。その条件とはな・・・・・・」ゴニョゴニョ
アルミン「・・・・・・え、えーーーー!!!」
エレン(教官、何をアルミンにいったんだろうな)ヒソヒソ
クリスタ(うーん・・・・・・何だろうね)ヒソヒソ
ミカサ(しかし、アルミンがあんな大声を出すということは、きっとよほどのこと)ヒソヒソ
キース「どうだ?できるか?」
アルミン「うぅ・・・・・・絶対にやらないといけないんですか?」
キース「フム・・・・・・残念だな。また一人開拓地へと行くものが増えるというのは」
アルミン「わ、わかりました。やりますよ」
キース「やるのならさっさとやりたまえ」
エレン(横暴すぎるだろ、教官)
クリスタ(だね)ヒソヒソ
キース「む?まだ他にも開拓地へと行きたいものがいるのか?」
シーン
アルミン「ふう・・・・・・」
キース「まだか・・・・・・」ウズウズ
アルミン「・・・・・・いきます」
アルミン「教官、死んでください」ニコッ
キース「」ゾクゾクッ
クリエレミカ(うわぁ・・・・・・)
うわぁ…
おっふ…
アルミン「うえーん、ミカサー!」ギュッ
ミカサ「よしよし、アルミン」ナデナデ
エレン「なあ、これはどうする?」グイッ
クリスタ「どこかに張り付けて置けばいいんじゃないかな」ニコッ
キース ビクビクッ
ミカサ「いえ、教官室でおいておいた方がいい」
一同「!?」
アルミン「ミカサ、何で・・・・・・」ジワッ
ミカサ「大丈夫よ、アルミン」ナデナデ
エレン「おいおいミカサ・・・・・・お前何いってんだ?」
クリスタ「そうだよ、ミカサ。エレンの言う通りだよ」
ミカサ「それは簡単。弱味は私達だけ持っておけば充分」
エレン「でも、教官にシラを切られたらどうするんだ?」
ミカサ「その時はまたこれと同じことをすればいい」
アルミン ビクッ
ミカサ「大丈夫よ、アルミン。あなたにはもうさせないから」ナデナデ
エレン「え。そんなことをみんなの目の前でやるのか?」
ミカサ「いいえ。これはあくまで最終手段。いっても聞かないときにはやらなければならなくなってしまうけれど・・・・・・」
クリスタ「も、もしも言うことを聞かなかったらそんなことに・・・・・・」
ミカサ「いや、きっと大丈夫。教官もきっということを聞かないときにはどうなるのかはわかるはずだから」
エレン「で、でもよ・・・・・・」
ミカサ「エレンの言いたいことはわかる。大丈夫、アルミンにこんなことをさせた報いは必ず・・・・・・」
アルミン「だ、ダメだよミカサ。そんなことしたらミカサ、本当に送られちゃうよ?開拓地に。そ、そんなことになったら、僕・・・・・・」グスッ
ミカサ「わかった、そんなことはしないから。ね?」ギュッ
エレン「アルミンがそういうなら、仕方ねーか」
アルミン「あ、そういえば僕パンを持ってかえってきたんだ」ドサッ
エレン「うわっ!こんなにあんのかよ!」
クリスタ「わー!おいしそーう!」キラキラ
ミカサ「こんなにたくさんのパン・・・・・・どうしたの?」
アルミン「うーんと・・・・・・色々とあってもらったんだ」エヘヘ
エレン「これ・・・・・・食べていいのか?」
ミカサ「こんな時間にパンなんか食べてはダメ、エレン」
アルミン「うん、そうだね。これは明日の朝、みんなで食べようか」
クリスタ「明日が楽しみだなー」
エレン「だな」
ミカサ「そろそろ部屋に戻ろう」
アルミン「ここにいる人たちはどうするの?」
エレン「つーかさ、なんで皆倒れたんだ?今日の訓練、そんなにきつかったか?」
アルミン「うーん・・・・・・日頃の疲労が急にきたんじゃない?」
エレン「そうなのか?」ウーン
クリスタ(ねぇ、ミカサ。二人ともボケの漫才でもやってるの?これって私がツッコミ役なの?)ヒソヒソ
ミカサ(違う、あれは二人とも素の状態。昔から二人は鈍い)ヒソヒソ
クリスタ(・・・・・・ミカサも苦労してるんだね)ヒソヒソ
ミカサ(そう。でも、意外とこれはこれで楽しい)ヒソヒソ
アルミン「二人で何話してるの~?」
クリスタ「ううん、なんでもない」
ミカサ「それよりもみんなはこのままにしておくべき。さすがにこれは数が多い」
エレン「まあ、中途半端に起こすよりはいいか」
ミカサ「でも、これは持っていくべき」ゲシッ
エレン「ああ、この変態どM野郎か」ゲシッ
アルミン「ちょ、ちょっと二人とも!やめなよ!」
エレン「はー、面倒だなー・・・・・・あっ!いいこと思い付いた!」
ミカサ「いいこと?」
エレン「あぁ、明日の朝・・・・・・」スタスタ
ガチャッ バタン
ミーナ「・・・・・・うーん、なんかとてもいい夢を見ていたような」
ミーナ「まあ、いっか!もう帰ろう!」トントン
ミーナ「あれ?急に寒気が・・・・・・」クルッ
アニ「おはよう、ミーナ」ニコリ
ミーナ ゾワッ
ミーナ「どうしたの・・・・・・?アニ?」ガクガク
アニ「フフフ・・・・・・あんなことをしといてよく言えるね」ニコニコ
ミーナ「あんなこと?・・・・・・あっ」
ミーナ「い、いやあれはたまたま」
アニ「たまたま?」ニコニコ
ミーナ「・・・・・・あー、もう早く帰らないとなー」ガシッ
アニ「ど こ い く の」ゴゴゴゴゴ
イ、イヤヤメテアニ・・・・・・ キャァァァァーーーーー!!!!!
~翌朝 食堂~
アニ「・・・・・・おはよう」
ベルトルト「おはよう、アニ。あれ?ミーナは?」
アニ「・・・・・・お腹がいたいっていって、まだ布団の中」
ライナー「ふーん、そうか」
アニ「てか、あんたらには関係無いでしょ」
ベルトルト「うーん、そうなんだけど」アハハ
ライナー「おい、アニ、スゴイクマができてるぞ。それになんか目も赤く・・・・・・」
ベルトルト「ちょ・・・ライナー・・・・・・」
アニ「・・・・・・うっさい!」ゲシッ
ライナー「うわ!」クルクルクル ドシーン
ベルトルト「今のは君がわるいよ、ライナー・・・・・・。でもアニ、なんでそんなに」
アニ「・・・・・・あんたも回りたいのかい?」
ベルトルト「いや、遠慮しておくよ」ア、ハハ
エレン「おーす」
ミカサ「おはよう」
アルミン「おはよう、みんな」
シーン
アルミン「?」
ミカサ「アルミン、笑顔笑顔」
アルミン「こ、こう?」ニコッ
アニ「」 チーン
ワーワー ザワザワ
ミカサ「これでよし」
エレン「おいおい、数人倒れたぞ」
ミカサ「エレン、気にしてはダメ」
エレン「お、おう?」
アルミン「それよりはやく取りにに行こうよー」
エレン「おう、そうだな!」
ミカサ「私は席を取ってくる」ダッ
ミカサ「・・・・・・ここは、空いている?」
サシャ「ええ、空いてますよ」
クリスタ「空いてるよー」
ミカサ「そう。じゃあ失礼して・・・・・・ふたりともご飯は?」
クリスタ「ユミルが取ってきてくれてる」
サシャ「もう食べ終わりましたー」
ミカサ「・・・・・・そう」
ユミル「おーい、取ってきたぞー」スタスタ
エレン「取ってきたぞー」スタスタ
アルミン「あ、ミカサ、ありがとう」スタスタ
クリスタ「あ、ユミルありがとう」コトッ
ミカサ「ありがとう」コトッ
アルミン「それじゃー・・・・・・」
「「イタダキマース!」」
サシャ「む。クリスタ達のご飯量が多くありませんか?」
ユミル「お、ホントだ」
サシャ「なんでなんですか~」
アルミン「いや、これには色々とあって・・・・・・」
サシャ「なんなんですか!!!」
ミカサ「それは少し説明し辛い」フフッ
エレン「ま、まぁな。色々と・・・・・・」
クリスタ「そうゆうことだね」ニコッ
サシャ「もーう!みなさん、教えてくださーい!」
終わり
やっと、完結です。長かった・・・・・・
エレン・・・途中で絡ませられてなくて空気になってたんで、絡ませたら、空気になってました。エレン好きの皆さんすいませんでした。
キース教官・・・あの時の言い訳が思い付かずに、ああなりました。キース教官好きのみなさん、すいませんでした。
誤字・脱字等もあったこのssを個々まで読んでくださって、ありがとうございました!!!
・・・・・・後日少し、おまけを書くかもしれません
アルミンが貰ってきたパンは?
それがあるから量多いってことじゃない
~約二ヶ月後~
エレン「失礼します」ガチャッ
キース「むっ。貴様か」
ライナー「俺もいます」
「俺もー」 「俺も俺も」
キース「おい、この状況を説明しろ、アルレルト・・・・・・はいないようだな」
エレン「えと、今回は、ある提案があってきた次第です!」
キース「提案だと?」
ライナー「はい。それは私から説明させていただきます。提案の内容はですね、今日の訓練の時・・・・・・」
キース「・・・・・・フム、面白い。今日一日のみだが、その提案を受理する」
一同「ハッ!ありがとうございます、教官!」バッ
~朝 食堂~
クリスタ「・・・あれ?なんか、男子の訓練兵だけいない気がする」
ユミル「あー、さっき全員どっか行ってたぞー、クリスタ~」ギュゥ
クリスタ「へ~、どこ行ったんだろ・・・ユミル、苦しい~」ジタバタ
アルミン「まあ、僕はいるんだけどね」アハハ
ミカサ「アルミンは可愛いので問題ない」ギュゥ
アルミン「いや、別に問題っていうことじゃ・・・・・・ミカサ、何やってるの!」ジタバタ
ミカサ「フフッ・・・・・・ユミルとクリスタを見ていたらやってみたくなった」ギュッ
ユミル「おいおい、そいつはエレンじゃないんだぞ。それって浮気になるんじゃないか」ニヤニヤ
ミカサ「エレンは素直じゃない。ので、抱きついたらいやがるのは目に見えている。しかし、アルミンは素直なのでいやがらない。それにアルミンにこのようなことをしても浮気には含まれない。何故なら、私たちは家族だから」ドヤッ
ユミル「いや、さっきどう見てもイヤがってただろ・・・・・・」
ミカサ「ユミル、そういうあなたこそどうなの?」
ユミル「私たちは、家族以上の関係。ので、問題ない」ドヤッ
ミカサ「・・・・・・ユミル、あなた喧嘩売っているの?」ゴゴゴ
ユミル「おぉ怖い怖い。そんな顔しちゃ、せっかくかわいい顔がもったいないぞ~」
ミカサ「えっ、ユミル何いってるの、えっ、えっ」マッカ
ユミル「ククッ・・・・・・ちょろいな~」
アルミン「・・・・・・あー、でもなんかいいな~、ここ」ニコニコ
クリスタ「あー、アルミンもわかる~?なんか安心するっていうか・・・・・・」ニコニコ
アルミン「そうそう!そんな感じ!」ニコニコ
クリスタ「フフッ・・・・・・共感できる人がいたんだ~」ニコニコ
キャッキャッ
ミーナ「あー、癒されるわー」ホッコリ
アニ「・・・・・・」
ミーナ「・・・・・・アニはあれみてどう思う?・・・・・・!!!」ハッ
アニ「・・・・・・別に、何も」
ミーナ「・・・・・・あれ?何もしてこないの?」
アニ「・・・・・・いちいち反応するのは面倒」
ミーナ「・・・・・・あっ、そうか!あのときはアルミンが女装してたからか。あー。なるほどなるほど。やっぱりアニって・・・・・・痛い、痛い!腕をつまむのはなしー!」
ミカサ「そういえば、アルミンが女装している姿を最近見ていないきがする」ヒョコッ
ミーナ「あの日って、あの伝説の・・・・・・!」
ユミル「まあ、伝説かどうかは知らんが、その日以降だな」ヒョコッ
アニ「・・・・・・あんたら」
クリスタ「ゴメンね?アニ」
アニ「別に、謝ることじゃない。怒ってもないし。・・・・・・それに、私も気になるし」ボソッ
ミーナ「うん?アニ、なんかいった?・・・・・・ってなんでつまむの!?痛い、痛い!」
ジャン「その話気になるな」ヒョコッ
ライナー「ぜひ聞かせてもらいたい」ヒョコッ
エレン「なんか面白そうだな~」ヒョコッ
ミカサ「さあ、早く教えて!」グイッ
アルミン「うーん。してない、っていったら嘘になるね~」
一同 ガタッ
ミーナ「アルミン、それほんとなの?」ガシッ
ユミル「おい、詳しく話せ!」ガシッ
アルミン「なになに?僕なんか不味いこといった?」
ミカサ「いいえ、何も変なことをいっていない。ので、詳しく話してほしい」ガシッ
エレン「おいおい、お前らアルミンを離してやれよ。アルミンが話せないだろ」
アルミン「ありがと、エレン。・・・・・・えっとまあ、みんなの前では着てないけどね」
クリスタ「まだ、あの白の服を着てるの?」
アルミン「いや、さすがにあれは着てないよ」
ミカサ「あれ?あれ以外にも持っているの?」
アルミン「いや、僕はあれしか持ってないよ」
ミカサ「?そ、そう」
ライナー「それなら、今日の訓練、ますます楽しみだな。なあ!みんな!」
オォー!!!
ミカサ「楽しみ?どういうこと?」
エレン「いや、ちょっと教官に頼みごとをな・・・・・・」
アニ「頼み事って・・・・・・あんたら、コソコソして、何を頼んだって言うんだい?」ギロッ
ベルトルト「まあまあ、アニ。そんなに気をたたせないで。それに、君たちにとってもいいことだと思うけど」
ミカサ「私達にもいいこと?それって、一体・・・・・・」
ライナー「まあ訓練が始まってからのお楽しみ、ってことだな」ニヤッ
オマケも、本編と同じように、ゆる~い感じでいきます
読んでるよ
楽しみすぎる
アルミンはかわいい。これは揺るぎない真実
~外~
アルミン「ハァ~、今日は立体起動の訓練か~」
エレン「ハハッ・・・・・・それはどうだろうなー?」
ミカサ「エレンまで・・・・・・」
ユミル「それよりよ~、なんで全員こんなところに集まってるんだ?」
ライナー「それはだな・・・・・・」
キース「おい、お前ら集まったか!」
「「ハッ!」」
キース「フム、ならば今日も訓練を頑張って・・・・・・と言うつもりだったんだが、今朝、男子訓練兵から提案があり、本日の訓練を変更することになった」
ザワザワ ナンダッテー
キース「内容についてだが・・・・・・ブラウン訓練兵、説明を頼む」
ライナー「ハッ!了解しました!」
ライナー「えー、もうすでに男子訓練兵は知っていると思うが・・・・・・」
ライナー「最近の訓練でのお前らの態度は・・・・・・」クドクド
ユミル「おい!そう言うのはいいからさっさとしろ!」
ライナー「そうか・・・・・・」ショボーン
ライナー「えー、簡単にいうとだな・・・・・・アルミン」
アルミン「えっ?僕?」
ライナー「女装して下さい!お願いします!」ペコッ
男子訓練兵「お願いします!」ペコッ
女子訓練兵「・・・・・・ハァァァァァーーー!!!!」
アルミン「えっ?・・・・・・えっ?」
ミカサ「教官!これはいったいどういう・・・・・・」
キース「今朝、男子訓練兵から、こんなことを言われてな・・・・・・」
キース「『最近、訓練兵全体の訓練に対する熱意が段々下がってきています!こういうときこそ、何かを変えなければならないのです!』・・・のような感じのことを長々とな」
ミカサ「それで、アルミンが・・・・・・」
クリスタ「なんか面白そうだね~」
ユミル「なるほど、そういう考え方で、いけるのか・・・・・・」ブツブツ
キース「そこでだな、アルミ・・・アルレルト訓練兵を女装させ、みんなの応援をやってもらおう、という内容の提案だったな」
アルミン「それで教官は・・・・・・」
キース「あぁ・・・本日限りだが・・・・・・」
アルミン「・・・・・・」
ミーナ「へ~・・・なかなかいい提案じゃない」
アニ「・・・・・・」
ミーナ「・・・・・・!・・・・・・なんか、ドンマイ」ポン
アニ「・・・・・・」ベチッ
ライナー「だから!お願いします!」ドゲザー
男子訓練兵「お願いします!」ドゲザー
アルミン「えぇー・・・・・・」
女子訓練兵「私たちからも・・・・・・お願いします!」ドゲザー
アルミン「うぅ・・・・・・ミカサ~!」
ミカサ「アルミン、お願い」ペコッ
アルミン「ミカサ・・・・・・教官!」
キース「私からも・・・・・・この通りだ!」
アルミン「・・・・・・・・・キモッ」ボソッ
キース「」ゾクゾクッ
アルミン「ハァ・・・・・・わかったよ、やって・・・・・・」
エレン「よっしゃー!みんな、アルミンをかつげー!」
「オォー!!!」ダダダ
アルミン「えっ?な、何をして・・・・・・ウワッ!」ガシッ
エレン「俺たちの部屋へ・・・・・・しゅっぱーつ!」
「オォー!!!」ダダダダダ
チョ、チョットマッテー! ダ、ダレカタスケテー!
クリスタ「みんなの足、あんなに速かったっけ・・・?」
~10分後~
アルミン(女装姿)「ウゥ・・・・・・一人で着替えられるっていったのに・・・・・・」グスッ
一同(ベソミン、キターーー!!!)ブシャーーー!!!
アルミン「ウゥ・・・・・・」グスン
ジャン「ぼ、ぼ、ぼ、僕の名前は!」
マルコ「ジャン!しっかりして!キャラがぶれてる!」タラー
ミカサ「アルミン、泣かないで」ヨシヨシ
ジャン「ブハッ!!!」
マルコ「ジャーン!!!」ユサユサ
ジャン チーン
エレン「おぉー・・・・・・やっぱりアルミンカワイイな」ナデナデ
腐女子「女装アルミンとエレン・・・・・・イイ、イケル・・・・・・」バタッ
ワーワー ザワザワ
エレン「何でみんな直ぐに倒れていくんだ?」キョトン
アルミン「さあ?」グシグシ
ミカサ「ハァ、二人とも・・・・・・」
キース「・・・・・・ハッ!貴様ら、何をボケッとしているんだ!今から訓練だぞ!」
ライナー「えっ?今日訓練はないんじゃ・・・・・・」
キース「ムッ?変更とはいったが、やらないとは言っていないぞ?」
ライナー「な、なんだと・・・・・・」
エレン「それで、内容はなんなのですか?」
キース「ウム・・・・・・今日の訓練は、午前中は、永遠とここを走るだけだ」
エェー ウソダロー
キース「ただ、頑張ったものには・・・・・・午後に褒美を与えてやろう」
ザワザワ ホウビッテナンダロ パンデスカネー イヤ、チガウダロ
キース「褒美が欲しいものは・・・・・・今すぐに走りにいけ!」ビシッ
アルミン「僕はこの服じゃ走れないから、着替え・・・・・・」
キース「いや、アルレルト訓練兵はここで応援をしていろ」
アルミン「?わ、わかりました」」
キース「・・・・・・」
アルミン「・・・・・・」
キース「・・・・・・おい」
アルミン「は、はい?」
キース「何をボッーっと、しているんだ」
アルミン「いや、みんなきつそうだなー、と」
キース「応援をせんか!」
アルミン「は、はい!・・・・・・みんな、頑張れ~!」
一同「お、おう~」バテバテ
キース「おい、お前は常にアッカーマンから言われていることがあるだろ。少しは学習しろ!」
アルミン「は、はい!・・・・・・みんな、頑張ってー!」ニコッ
ライナー「お前ら!とばしてくぞー!」
一同「おー!」ダダダダダ
アルミン「やっぱり、ライナーはみんなの兄貴、って感じだねー・・・・・・」
キース「これがやつらの本気か・・・・・・次の訓練でもしもこれ以下だったら・・・・・・」ニヤッ
エレン「つ、疲れた・・・・・・」ハァハァ
クリスタ「も、もうダメ・・・・・・」ガクッ
ミカサ「フゥ~」
エレン「なんで・・・お前は・・・そんなにきつくなさそうなんだ」ハァハァ
ミカサ「そう?でも、いつもよりみんな早かったからいつもよりはキツかった」
クリスタ「キツそうに・・・・・・みえないのは、何で・・・・・・」ハァハァ
アルミン「みんな、お疲れ様~」
アルミン「はい、お水~」スッ
エレン「おっ、サンキュー」グイッ
ミカサ「ありがとう」ゴクッ
クリスタ「あー、助かるよ~」ゴクン
アルミン「そういえばさ、またさっきの場所に集まれって、教官が」
エレン「あっ!褒美がもらえるのか!!早く行かねーと!」ダダダ
ミカサ「エレン、待って」タタタ
アルミン「二人とも、まだまだ体力があり余ってるみたいだね」アハハ
アルミン「じゃあ、僕たちも行こうか」
クリスタ「うん、そうだね・・・・・・さすがに歩いてだけど」スタスタ
アルミン「そうだね。ゆっくり行こうか」スタスタ
キース「よーし、全員集まったか!」
「「ハッ!」」
ライナー「それで、褒美っていうのは・・・・・・」
キース「ウム・・・・・・確かに本日の訓練は、非常に頑張っていたといえるだろう」
ジャン「そ、それじゃあ・・・・・・」
キース「そう・・・・・・ここにいる全員に褒美を受けとる権利はあるだろう」
ザワザワ マジカヨ ヤッター
キース「ただし!褒美を受けとることが出来るのは、一名のみだ」
エー ウソダロー
キース「そして、その一名を決めるために・・・・・・」
キース「じゃんけん大会を開催する!」
一同「ジャンケン大会!?」
エレン「ジャンケン大会って・・・・・・」
キース「参加者はアルレルト訓練兵を除くすべての訓練兵で、トーナメント方式で最後の一名が決まるまで行う」
アルミン「えっ、僕以外?」
サシャ「それで、褒美って何ですかー?」
キース「褒美は、今夜の夕食に肉を付けてやる」
サシャ「!?」
ユミル「ケッ、それだけかよ・・・・・・」
キース「・・・・・・さらに女装したアルレルト訓練兵の、『あーん』付きだ」
一同「!!?」
アルミン「えっ・・・・・・また僕?」
ジャン「これは負けられなくなったな・・・・・・」ゴゴゴ
ライナー「絶対に勝つ・・・・・・」ゴゴゴ
アニ「教官!」
キース「何だ?」
アニ「女装限定ですか?」
キース「・・・・・・まあ、素のままがいいのならば、それでもよかろう」
アニ「・・・よっし!」グッ
アルミン「教官!」
キース「何だ?」
アルミン「僕に拒否権はないんですか!?」
キース「ない」
アルミン「拒否・・・」
キース「ない」
アルミン「・・・・・・」
キース「・・・・・・他には?」
ベルトルト ウズウズ
キース「・・・・・・それでは、ジャンケン大会を開催する!!!」
ワーワー ワーワー
アルミン「・・・もうどうにでもなれ」シクシク
ジャンケン大会、安価にしなくていいよね?
安価にすると、さらにだれそう。ので、やらない
~~~~~~~~~~~~~~~
アニ「・・・・・・まさか最後があんたとはね」
ミカサ「最後はエレンとがよかったのだけそ・・・・・・まあ、これは勝負。仕方がない」
ジャン「クソッ・・・・・・一回も勝てないなんて・・・・・・」ワナワナ
ライナー「アソコデグーヲダセバ、アソコデグーヲダセバ、アソコデ・・・・・・」ブツブツ
キース「・・・・・・それでは、決勝を始める!両者、前へ!」
アニ ザッ
ミカサ スッ
1の赴くままにやってくれさい
女装ミンかわいいよ女装ミン
キース「それでは両者構えてー・・・・・・」
エレン ドキドキ
クリスタ ドキドキ
キース「最初はグー!」
一同「じゃんけん!」
アニ「ポン!」
ミカサ「ポン!」スッ
アルミン ゴクッ
アニ「・・・・・・」
ミカサ「・・・・・・」
アニ「・・・・・・勝った」
アニ「やったー!勝ったー!」ピョン
一同「ウワァァァァァー!!!」
ミーナ「おめでとーう!アニー!」ダキッ
アニ「ハッ!・・・・・・別に、嬉しいとか思ってないし」
ミーナ「あれあれ~?そんなの照れ隠しにもなってませんぞ~」ニマニマ
アニ「う、うるさい!」ポス
ミーナ「うわー、痛いよー。アニやめてー(棒)」
ミカサ「・・・・・・アニ」
アニ ビクッ
ミカサ「・・・・・・優勝、おめでとう」
アニ「・・・・・・あぁ」
ミカサ「・・・・・・正直、今とても悔しい気持ちで一杯。でも、このリベンジはまた次回へと持ち越す。ので、今は素直に負けを認めておく」スッ
アニ「言ってることはよくわからないけど・・・・・・まぁ、ありがと。でも、次回も絶対に勝つから」ガシッ
ミカサ「次回は必ず勝つから」ニコッ
アニ「次も絶対に勝つから」ニコッ
キース「この素晴らしい決勝を戦った両者に拍手を!」
パチパチパチ アニ、オメデトー
キース「これにて、ジャンケン大会を終了とする!!!」
ワーワー タノシカッター
アルミン「何この疎外感」ポツン
この後は、アニへのご褒美、その後、もう少し続きます。
最近全然更新できてません。でも、暇を見つけながら、この三連休のうちに必ず終わらせます。
1のペースでゆっくりやればいいよ。楽しみに待ってる!
エレン「アルミーン!帰ろうぜー」
アルミン「う、うん」タタタ
ミカサ「・・・それじゃあ、食堂へ行・・・・・・」
アニ「ちょ、ちょっと待ちな!」
ミカサ「何?私にようでもあるの?」
アニ「いや、用があるのはあんたじゃなくて・・・・・・あんた」ピッ
アルミン「ん?僕?」
アニ「そう。あん・・・・・・アルミン。今日の夕食の時は、別に女装じゃなくてもいいから」
アルミン「え・・・ちょっと・・・・・・」
アニ「そ、それだけ。じゃあ、また後で」クルッ タタタ
アルミン「あ・・・・・・」
エレン「おい、アルミン。女装姿じゃなくったっていいってよ。良かったな」バシバシ
アルミン「それより、さっきのあれ・・・・・・本当にやるの?」
ミカサ「当然」
アルミン「えー・・・でも、やっぱり恥ずかしいよ・・・・・・」
ミカサ「なら、ここで練習していく?練習すれば、少しはなれるはず」
エレン「俺もミカサに賛成だな」
アルミン「ふ、二人とも・・・・・・」
ミカサ「そうと決まったら、あっちで練習していこう」ズルズル
エレン「ほら、アルミン、行くぞ~」ズルズル
アルミン「ちょ、ちょっと引きずらないで~」ズルズル
~食堂~
ミーナ「アルミン遅いね~」
アニ ソワソワ
ミーナ「やっぱり、待ちきれない?」
アニ「・・・・・・ん?ミーナ、なんかいった?」
ミーナ「別にそうじゃないのね・・・・・・まさか、そんなに浮かれてるとは・・・・・・」
アニ「う、浮かれてないし!」
ミーナ「・・・・・・アニ、頬がゆるんでる」
アニ「えっ!本当かい!」ペタペタ
ミーナ「ハァ・・・・・・」
ガチャ バタン
アルミン「遅れてゴメーン!」
ジャン「お、やっと来たか・・・てか、その格好でいいのか?」
ミカサ「これは、アニからの要望。ので、これで大丈夫」
ライナー「ふ~ん。てことは、アニは・・・・・・!?」クルクル バタン
エレン「おぉ~、今日もよく回るなー」ハハハ
アニ「・・・・・・それより、ご飯とってきたら?」
ベルトルト「ライナー・・・・・・君は、もう、それ呼ばわりされてるよ」ホロリ
アルミン「あ、そうだね。じゃあ、取りに行こうか」
ミカサ「じゃあ、私は席を・・・・・・」
アニ「もう、席は三人分とってあるから」
ミカサ「そう、分かった」
ミーナ(アニ、ずっとニコニコしてる・・・・・・)
アニ ニコニコ
エレン「よーし、俺はアニの横・・・・・・」
ミーナ「エレンは、こっちだよ」グイッ
エレン「お、おい・・・・・・」ドサッ
ミカサ「私はエレンの横に」ストン
アルミン「・・・・・・そして、僕はアニの横に、だね」ストン
エレン「アルミンが前にいるなんて、珍しいなー」
アルミン「確かに、いつも横にいるもんね」
アニ「そ、それじゃあアルミン・・・・・・」ソワソワ
アルミン「あ、わかったよ」
アルミン「じゃあアニ、口開けてー」
アニ「・・・・・・」アー
アルミン「はい、あーん」
アニ「・・・・・・」パクッ
アルミン「美味しい?」
アニ コクコク
アルミン「そう、よかった」ニコニコ
エレン(おい、さっきまで恥ずかしがってたのって演技なのか?おい)ヒソヒソ
ミカサ(アルミンは昔から本番に強いから)ヒソヒソ
エレン(もはや、強いってレベルじゃねーだろ。もう、別人だろ)
ミーナ(それに比べてアニは顔真っ赤だねー。さっきから何も喋ってないし、相当緊張してるみたいだねー)
アルミン「はい、あーん」ニコニコ
ミカサ(・・・あっ!)「アルミン!」
アルミン「何だい?」
ミカサ(今、アニのほっぺたに何かついてるでしょ?)ヒソヒソ
アルミン(まぁ、多分お肉の欠片だろうね)ヒソヒソ
ミカサ(あれを・・・・・・いつも私がエレンにしていることをするの)ヒソヒソ
アルミン(いつものってまさか・・・・・・あれかい!?)ヒソヒソ
ミカサ(そう、多分それ)ヒソヒソ
アルミン(む、無理無理無理。さすがにそれは出来ないよ~)ヒソヒソ
ミカサ(大丈夫、アルミン。いつも、私達がしているのを見てきたあなたなら、きっと出来るから)グッ
アルミン(関係ないとおもうけど・・・・・・まぁ、頑張ってみる)グッ
アルミン「・・・アニ、ほっぺに何かついてるよ」
アニ「え、本当に?どこについて・・・・・・」ヒョイッ
アルミン「・・・・・・うん、美味しい」ニコッ
アニ ヒュー、バタン
ワーワー アニガタオレター!
エレン(これ、お前の仕業だろ)ヒソヒソ
ミカサ(いや、ここまで出来るとは・・・・・・想定外)
ミーナ「い、医務室に運ばないと!!!」
アルミン「僕が運んでくよ」
ミカサ「一人で大丈夫なの?」
アルミン「うん、大丈夫だよ」ヒョイッ スタスタ
ガチャッ、バタン
ミーナ「・・・・・・今日の夜、来れるかな」
ミカサ「・・・・・・きっと、大丈夫」
~医務室~
アニ「・・・・・・ん」パチッ
アニ「えっと、ここは・・・・・・」キョロキョロ
アルミン スースー
アニ「?アルミンが何でこんな・・・・・・
あっ!」マッカッカ
アニ「ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。あれはヤバイ。思い出すな、私」ブンブン
アニ「てことは、ここは医務室で、今は夜・・・・・・あっ!ヤバイ、早く行かないと!」ストン
アルミン スースー
アニ「・・・・・・」
~???~
アニ「ゴメン、遅れた」ハーハー
ミーナ「・・・・・・これで全員だね。それじゃあ・・・・・・」
ミーナ「1!」
ミカサ「2」
エレン「3」
ライナー「4」
ベルトルト「5」
アニ「6」
ジャン「7」
マルコ「8」
コニー「9!」
サシャ「10!」
クリスタ「11!」
ユミル「12」
ミーナ「それでは、『アルミンの会』を始めます!」
ミーナ「それでは、最初に・・・・・・一同、アニに向かって、拍手!」
パチパチ アニ、オメデトー!
アニ「な、なんか照れるね」テレッ
ライナー「あそこで・・・・・・」ブツブツ
ベルトルト「いい加減にやめなよ・・・・・・」
ジャン「にしても今日、アルミンの女装姿を久しぶりにみたなー」
マルコ「たぶん、あの日以来だね」アハハ
ミーナ「たぶん、この会が始まってからは初めてだろうね」
サシャ「やっぱり、アルミンの女装姿はカワイイですよねー」モグモグ
ミーナ「それじゃあ、本題に入っていい?」
アニ「本題?」
ミーナ「そう。それじゃあ、ミカサ、お願い」
ミカサ「最近アルミンがおかしい」
ジャン「おかしい?」
ミカサ「休暇に一緒に遊ぼうと誘っても、全部断られてしまっている」
コニー「全部!?」
ミカサ「そう。一回、次の次の休暇に遊ぼうと誘ってみたけれど、やっぱり断られてしまった」
エレン「確かに、そうだよなー」ウンウン
マルコ「それっていつ頃から?」
ミカサ「それは、あの日頃から。・・・・・・その次の休暇の日以来行っていない」
アニ「フーン、それで?」
ミカサ「そして、休暇の日が近づいてくると、アルミンはソワソワしだす。きっと、何か休暇の時に、私達に言えない何かをしているのだろうと思う」
サシャ「そんなに気になるなら、つけていったらいいじゃないですか」
ミカサ「何度もそうしようとした。しかし、休暇の時のアルミンは警戒が強く、毎回見失ってしまう」
クリスタ「じゃあ、アルミンが隠し事してるってこと?」
ミカサ「・・・・・・おそらく」
ミーナ「そこで、ミカサから提案があるって」
一同「提案?」
ミカサ「明日、アルミンは一日休暇を貰っているため、きっと、その何かをするはず。ので、それをみんなで尾行していって、アルミンの隠し事を何かを暴こうと思う」
ユミル「おいおい、休日のアルミンは警戒が強いんだろ?それこそミカサの尾行を巻くぐらいには。そんな奴を尾行しても、どうせ逃げられちまうぞ」
ミカサ「アルミンは、明日私達が訓練と思っているはずだからきっと警戒もさほど厳しくないはず。それに、みんなでつけていった方がいいと思う」
サシャ「でも、私達は明日休暇じゃなくて、訓練ですよ?」
ミカサ「大丈夫。教官に頼んで、ここにいる人達にも、休暇が与えられたから」
サシャ「教官に頼んだって・・・・・・」
クリスタ「でもさ、それって思い過ごしじゃないの?ただアルミンが忙しいってだけで・・・・・・」
ミカサ「じゃあ、アルミンがいつも休暇の日に持ってくるパン、あれはどう説明すればいいの?」
クリスタ「説明って・・・・・・ただ、毎回買ってきてるんじゃないの?」
サシャ「あぁ、あの柔らかくて、甘くて、モチモチで・・・・・・エヘへ」タラー
ミカサ「そう、サシャの言う通り、あのパンは訓練所で出るものより格段にいいもの。そんな高そうなパンを毎回あんなに大量に持って帰ってくるって言うのは、さすがにおかしいと思う」
クリスタ「た、確かに・・・・・・」
ミカサ「それに、そのパンを持ってくるようになった時期が、さっき言った時期と重なる。きっと、無関係ではないはず。ので・・・・・・」
ミーナ「明日は、アルミンを尾行しまーす。明日はアルミンより早く起きましょー」
一同「はい!」
ミーナ「今日は、明日に備えて早めに寝ましょう!それでは、解散!」
アルミン スースー
てことで、寝る
乙
アニかわいいよ
~食堂~
アルミン「おはよ~」
ミカサ「おはよう、アルミン」
アルミン「今日はみんな早いんだねー」ストン
ミーナ「あはは・・・・・・まあね」
エレン「アルミン、今日はどっか行くのか?」
アルミン「うん。みんなの訓練の邪魔にならないようにね、どっかに行っておくよ」モグモグ
クリスタ「どこ行くの?」
アルミン「うーん・・・・・・本屋にでも行こうかな」モグモグ
クリスタ「ふ~ん・・・・・・」
アルミン「そ、それよりアニは大丈夫なのかい?」モグモグ
アニ「・・・大丈夫」
アルミン「昨日は、なんかゴメンね?」
アニ「・・・・・・別に。あんたのせいじゃないし」
ライナー「そうだぞ、アルミン。昨日のはアニが・・・・・・ッ!」クルクルクル バタン
ベルトルト「ライナー・・・・・・君は学習しないのかい?」ハァ
アルミン「ご馳走さま・・・・・・それじゃあ、行ってくるね」ガタッ
アルミン「・・・・・・みんな訓練、頑張ってね」
エレン「おう、頑張るぜ!」
アルミン「それじゃあ・・・・・・またね」フリフリ
ガチャ バタン
エレン「・・・・・・それじゃあ、行くか」スクッ
ミカサ「・・・・・・」スクッ
ミーナ「・・・・・・じゃあ、行きますか」スクッ
「「・・・・・・」」スクッ
~外~
アルミン「ふん、ふふ~ん♪」スタスタ
エレン「何か楽しそうだな、アルミン」カクレ
ミカサ「どこへ向かっているのだろうか」カクレ
ミーナ「今日は女装してないんだね」カクレ
クリスタ「あっちに行くみたいだね」
ミカサ「先回りしましょう」
「「了解」」タッタッタッ
ワーワー ザワザワ
エレン「ん?なんかここ人が多いな」
ミカサ「見て、エレン。あそこのお店にたくさん人が並んでる」ユビサシ
エレン「ん?本当だ。長い列があの店に出来てるんだな」
コニー「おい、あれ何て読むんだ?」
サシャ「コニーはバカですね。あれは、『めがみのいえ』って読むんですよ」ドヤァ
ミーナ「あれが女神の家なの・・・・・・」
アニ「ん?ミーナ、あんたあの店知ってるのかい?」
ミーナ「知ってるも何も・・・・・・今、一番人気なお店だよ」
アニ「人気って・・・・・・誰から人気なんだい?」
ミーナ「色々な人から人気みたいだけど・・・・・・男性から人気なんだって」
アニ「へ~。どんなお店なんだい?」
ミーナ「それはね・・・・・・ほら、あんな人達が働いてるんだよ」ユビサシ
メイド「はーい、きちんと一列に並んで下さーい!」
マルコ「あの子、カワイイね~」
ジャン「・・・・・・まぁ、そうかもな」
ライナー「あ、アルミンが来たぞ!」
ベルトルト「あ!アルミンが入っていったよ!」
エレン「・・・・・・なんか、悪い予感が」ブルッ
ミカサ「それは奇遇、エレン。私も悪い予感がする」ブルッ
アニ「でも、こんなお店って、他にもあるんじゃない?なんでこのお店だけが人気なんだい?」
ミーナ「それはねぇ・・・・・・このお店に出るある一人のメイドのおかげなんだよ」
アニ「一人のメイド?そんなにカワイイのかい?」
ミーナ「そのメイドを見た人達はね、『天使』『女神が舞い降りた』っていうぐらい、可愛いらしいよ」
ミーナ「そして、その噂が流れていったから、人気になったみたいだね」
アニ「へ~」
ミーナ「そして、可愛いだけじゃなくて、接客とかも凄いらしいよ」
ユミル「おいおい、さっきから色々言ってるがよ、天使っていうのは、うちのクリスタみたいなやつのことを言うんだよ。それを、ただのメイドごときに使うなんて、許されたことじゃねーなー」
アニ「あ?あんた何いってんの?」
ユミル「あ?何か文句でもあんのか?」ゴゴゴ
アニ「は~・・・・・・あんたは何も分かっていないみたいだね」ゴゴゴ
クリスタ「ちょっと二人とも、やめなよ!」
ユミル「・・・・・・確かに、こんなところで言い争っている場合じゃないな」
アニ「・・・・・・確かにそうだね」
ユミル「この世に天使は・・・・・・」ダッ
アニ「・・・・・・一人で充分だ!!!」ダッ
クリスタ「ちょっと二人とも~!」ダッ
ライナー「別に何人いてもいいと思うんだが・・・・・・」ダッ
エレン「・・・・・・腹が痛くなってきた」
ミカサ「・・・・・・どうか予感で終わりますように」ダッ
ユミル「おらおら~!どけどけ~!」ダダダダダ
クリスタ「ちょ、ちょっとユミル待って~!」
アニ「・・・・・・」バン
メイド´s「おかえりなさいませ、ご主人様!お嬢様!」
ユミル「おいこら!店主出せや!店主!」
クリスタ「ちょ、ちょっとアニとユミル落ち着いて!」
マルコ「イイ!・・・・・・すごくイイ!」ハァハァ
ジャン「おい、マルコ。大丈夫か」
ベルトルト「あぁ~気持ちイイ~」
ライナー「おい、ベルトルト。どうしたんだ」
店主「はい、何でしょう?」
ユミル「この店に天使って呼ばれてる奴がいるそうだな」
アニ「・・・今すぐにそいつを出せ」
店主「今すぐに出せって言われても・・・・・・」
男「おい、それは身勝手すぎるだろ!!!」
ソウダソウダー ワーワー
ユミルアニ「ああん?」ギロッ
シーン
店主「と、とりあえず、そこの席に座っておいて下さい」
ミーナ「はい、わかりました」
コニー「ふー、疲れたぜ」ドサッ
サシャ「何もしてないじゃないですか・・・・・・」ストン
ミーナ「どんな子なんだろ」ストン
クリスタ「まあ、何だかんだ言っても、楽しみだなー」ストン
店主「あ、あのー」
ミカサ「どうしたんですか?」
店主「いや、それがですね、ちょっと今はいきくないと・・・・・・」
ユミル「あ?無理矢理にでも引っ張り出してこい」
店主「え、でも・・・・・・」
アニ「・・・早くして」ギロッ
店主「わ、わかりました」タタタ
ジャン「どんな子だろうか」ワクワク
ライナー「楽しみだな」ワクワク
エレン「神様、どうかこの予感が当たりませんように・・・」ニギッ
???「お待たせしまし・・・・・・キャッ!」ステーン
マルコ「あ、こけちゃった」
ミカサ「この声は・・・・・・!?」
アルミン「イタタ・・・・・・」スクッ
一同「アルミン!?」
エレン「おぉ、神よ・・・・・・」
ミカサ(やっぱり・・・・・・)
ユミル「・・・・・・」
アニ「・・・・・・」
クリスタ「うわー、カワイイ!」
ミーナ「まさか、天使がアルミンだったなんて・・・・・・」
アルミン「天使が僕?」
ミーナ「あれ?アルミン知らないの?・・・・・・って、カワイイー!」ギュッ
アルミン「知ってるって何を・・・・・・ウワァ!」ギュッ
ジャン「・・・・・・ちょっとトイレ行ってくる」ガタッ
ライナー「お、俺も」ガタッ
マルコ「イイ・・・すごくイイ・・・・・・」タラー
ベルトルト「うん、イイものだよ」タラー
アルミン「でも、まさか皆がここに来るとは・・・思ってもいなかったよ。今日は訓練じゃなかったの?」
ミカサ「まあ、色々と・・・・・・。何でアルミンはここにいるの?」
アルミン「え?何でって・・・・・・今日は僕は休日だから?」
ミカサ「そうじゃなくて、何でそんな格好してるの?」
アルミン「ああ、それはね。僕が女装をしたのがばれちゃった日があったよね?」
ミカサ「ええ、覚えている」
アルミン「その次の休日に・・・・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ミカサ「三人で出掛けるのは久しぶり」スタスタ
エレン「そういや、そうかもなー」スタスタ
アルミン「まあ、みんな忙しかったからね~」スタスタ
アルミン「・・・・・・ん?あそこは・・・・・・」
ミカサ「どうしたの?アルミン」
アルミン「あ、うんちょっと・・・・・・ミカサ達はここら辺で待ってて」タタタ
エレン「お、おいアルミン・・・・・・」タッ
ミカサ「エレン、あそこに服屋がある。そこへ行こう」ガシッ
エレン「お、おい!引っ張んなよ!」ズルズル
yes行こう
アルミン「確か、ここがあのお店のはず・・・・・・」
アルミン「えっと・・・・・・女神の家?こんな名前だったっけ?まあ、とりあえず入ってみよう」ガチャッ
メイド´s「お帰りなさいませ、ご主人様」ペコリ
アルミン「わわっ!・ビックリした・・・・・お店間違えちゃったかな?・・・・・・あ、あれは」スタスタ
アルミン「あ、あの」
店主「ん?」
アルミン「お、お久しぶりです」ペコッ
店主「え?誰だい、君は」
アルミン「こないだの、パン、ありがとうございました」ペコッ
店主「こないだの、パン・・・・・・それって、まさか・・・!じゃあ君は・・・・・・」
アルミン「思い出しましたか?」
店主「でも、あの時のあの子は、女の子だったはず・・・・・・」
アルミン「えっと、それは・・・・・・まぁ、色々とありまして」
店主「じゃぁ、あれは女神じゃなく、神だったのか。いや、天使って線も」ブツブツ
アルミン「どうかしましたか?」
店主「いや、何でも・・・・・・それより、どうしてここに?」
アルミン「こないだここに来るって言ってましたし、こないだのパンのお礼も兼ねて寄らせてもらいました」
店主「いや、お礼をいうのはこっちの方だよ、ありがとう」ペコッ
アルミン「僕、何かしましたっけ?」
店主「ええ、とても大事な事を思い出させてくれました」
アルミン「?そ、そうですか」
アルミン「あの、このお店ってこんな感じでしたっけ?」
店主「いや、前は食べ放題の店だったんだけど、あの日から、メイド喫茶に変えたんだよ」
アルミン「メイド喫茶に?何でですか?」
店主「最近メイド喫茶が注目されててよ・・・・・・こないだ行ってみたけれど、これがなかなか良くてね・・・・・・」
アルミン「だから、メイド喫茶になってたんですね・・・・・・」
店主「まあ、そんなところだね」
アルミン「へぇ~・・・・・・ええと、これからも頑張って下さい」ペコッ スタスタ
店主「ちょっと待って!」
アルミン「はい?何ですか?」クルッ
店主「君・・・うちの店で働かないかい?」
アルミン「え?」
店主「それが、店は出来たは出来たんだけれども・・・・・・いかんせん、人が足りなくて」
アルミン「でも、僕は男ですよ?」
店主「大丈夫!君なら女の子でも通用出来るから!」
アルミン「で、でも・・・・・・」
店主「この通りだ!」ペコリ
アルミン「・・・・・・考えさせて下さい」
店主「・・・・・・まぁ、そうだろうね。でも、僕はいつでも待ってるから」
アルミン「・・・・・・わかりました。それでは」クルッ
店主「ま、待って!」
アルミン「はい?」
店主「・・・・・・これを持ってって」スッ
アルミン「えっ、このパンは・・・・・・」
店主「今日来てくれたお礼」
アルミン「で、でも僕・・・・・・」
店主「まぁまぁ、気にしないで持ってかえってよ。これならいくらでもあるから」
アルミン「・・・・・・わかりました。ありがとうございました」
メイド´s「行ってらっしゃいませ、ご主人様」ペコリ
アルミン「・・・・・・メイドか」ボソッ
アルミン「・・・・・・そうして、僕はメイドになったんだ」
エレン「あのとき、そんなことが・・・・・・」
ミカサ「・・・・・・じゃあ、あの店主がパンを渡したから、メイドになったってこと?」
アルミン「いや、これは僕の意思だよ。・・・・・・一度見たときから、やってみたいと思ってたから」
エレン(かなり重症だな)ヒソヒソ
ミカサ(ええ。もう手遅れかもしれない)ヒソヒソ
サシャ「それじゃあ、あのパンはここのお店のだったんですね~」
コニー「そんなこと言ってたら、お腹減ってきたな」
アルミン「ふふっ・・・・・・今日もパンを持ってかえってきてあげるよ」
コニー「お、マジか」
アニ「・・・・・・」ジー
ユミル「・・・・・・」ジー
ミーナ「二人とも、さっきから静かだね~」
クリスタ「どっかいたいの?」
アニ「・・・・・・うるさい、私は集中してるんだ」ジー
ユミル「・・・・・・今のアルミンをしっかりみておかねーと」ジー
ミーナ「・・・・・・二人とも、いつになく真剣だね」
クリスタ「・・・・・・訓練もこれぐらい真面目にやればいいのに」ボソッ
マルコ「それにしてもこのお店はキレイだね」キョロキョロ
アルミン「うん、なんか結構儲かってるんだって。何でも、誰かを狙ってお客さんが殺到してるんだって。誰なんだろうね~」ニコニコ
一同(いや、一人しかいないだろ・・・・・・)
オカエリナサイマセ、ゴシュジンサマ
エレン「お、また誰か来たな・・・・・・!?」
ミカサ「エレン、どうし・・・・・・!?」
キース「おい、アルミンきゅんはどこにいるんだ」ハァハァ
一同(えっ・・・・・・教官?)
店主「すみません、お客様。今彼女は外出中でして・・・・・・」
キース「クソッ、また待たないといけないのか」ドサッ
店主「も、申し訳ございません」ペコリ
ベルトルト「な、なんなんだあれは」
アルミン「・・・・・・なぜか、僕がいるときに限って現れるんだ。最初は普通にいってたんだけど、さすがに、何度も教官の相手をするのはきついから、店主さんに頼んでああやって・・・・・・」
キース「あぁ、アルミンきゅん早く来ないかなー」ワクワク
一同「・・・・・・」
アルミン「・・・・・・」
エレン「・・・・・・悪い、アルミン。俺たち帰るわ」スクッ
ミカサ「・・・・・・ついでに、あの変態ももっていくから」スクッ
アルミン「・・・・・・うん、みんな気を付けて」フリフリ
キース「早くこないか・・・・・・ッ!」ゴンッ ドサッ
クリスタ「・・・・・・じゃあね、アルミン」
メイド´s「行ってらっしゃいませ、ご主人様、お嬢様」ペコリ
エレン「……あぁ~疲れた」ズルズル
ジャン「アルミン可愛かったな~」
ライナー「あぁ、あれはイイもんだ」スタスタ
マルコ「もう一回行ってみたい……」スタスタ
ベルトルト「今度行ってみようか、マルコ」スタスタ
コニー「おい、女子達は?」スタスタ
エレン「なんか、こないだの服屋に行くってよ」
コニー「?そうなのか」
小学校の頃姉3人に無理やり女装させられて映画館に連れられたのはトラウマだわ
>>238
え、何突然
>>239
読んでたら思い出してどこかに吐き出したくなってしまったんだ
自己主張の激しいバカの戯れ言だと思ってくれ
不快な気持ちにさせてしまって申し訳ない
店主「……それじゃあ、次のお客さんで最後にしようか」
アルミン「んー……やっと終わりかー……あっ、きた!」
メイド’s「おかえりなさいませ、お嬢様」
アルミン「って、あれ?みんな、どうしたの?」
クリスタ「……」ズイッ
アルミン「え…何……?」ヒキッ
ミーナ「大丈夫、何もしないから……ね?」ズイッ
アルミン「いや、あの、……その袋は何なんでしょう?」ヒキッ
アニ「大丈夫、大丈夫」ズイッ
アルミン「ねぇ、何が大丈夫なの?ねぇ!」ガシッ
ミカサ「ほら、大丈夫だから」ガシッ
アルミン「ミ、ミカサ!?」
一同 ジリジリ
ヤ、ヤメ…… ウワァァァァァーーーー
~食堂~
エレン「あいつら、遅いな~」モグモグ
ライナー「アルミンもまだ帰ってきてないな」モグモグ
アルミン「た、ただいま……」ボロボロ
エレン「おう、おかえ……どうしたんだ?お前」
アルミン「いや、何でもないよ」ボロボロ
エレン「いや、でもお前……」
ミカサ「アルミンが何でもないと言っている。余計な詮索はダメ、エレン」
エレン「お、おぉ……」
アルミン「今日は、ご飯いらないや。先に、部屋に戻ってるね」
ガチャッ バタン
コニー「…おい、お前らなにしたんだ?」
ミーナ「……ちょっとね」フフッ
ジャン「……俺たちも戻るか」ガタッ
アルミン「……うぅ、トイレ行きたいな」ガバッ
アルミン「……外に行くかな」タタタ
エレン「……どっか行くのか?」
アルミン「あ、起こしちゃった?」
エレン「いや、ちょうどトイレに行こうと思ってたところだ」
アルミン「エレンも?」
エレン「まぁな、行くか」スタスタ
アルミン「うん」スタスタ
スタスタ
クリスタ「ん?二人もトイレ?」
エレン「お、クリスタか」
アルミン スッ
エレン「ん?どうしたんだ?アルミン」
ミカサ「さっきはゴメンナサイ、アルミン」ペコッ
エレン「お、ミカサもいたのか」
クリスタ「ゴメンナサイ」ペコッ
アルミン「……うん、もう大丈夫だよ」
エレン「?」
エレン「……でも、この四人が集まるとあの日を思い出すよな」
クリスタ「あの日って、私たち以外が倒れたあの日?」
ミカサ「……あぁ、あの日のこと」
アルミン「……あと、もう一人、いたよね」
エレン「あぁ、あの変態野郎か……」
クリスタ「あぁ、あの……」
……ァ ……キュ ……
アルミン「……どこから声が聞こえるような」
ミカサ「……まさか、こんな話をしたから」
エレン「……悪い予感がする」
クリスタ「とりあえず、声の聞こえる方向に行ってみよう」タッタッタッ
・・・・・・ルミン ・・・・・・キュン ・・・・・・ハァ、ハァ
クリスタ「・・・・・・この部屋から、声が聞こえるね」
エレン「・・・・・・開けるぞ」
ガチャッ
キース「あぁ、アルミンきゅん、アルミンきゅん」シコシコ
ミカサ「・・・・・・」
キース「あぁ、可愛いよアルミ・・・・・・」ピタッ
アルミン「・・・・・・」
キース「・・・・・・」
一同「・・・・・・」シーン
キース「・・・・・・」
アルミン「・・・・・・教官」
キース ビクッ
アルミン「明日の朝・・・・・・」
キース「分かった。分かったから、どうかこのことは・・・・・・」
アルミン「・・・・・・教官」
キース「は、はい!」
アルミン「・・・・・・いえ、やっぱり何もないです。・・・・・・みんな、いこう」
バタン
ミカサ「・・・・・・あ、あのアルミン」
アルミン「・・・・・・みんな、明日の訓練も頑張ろうね」
クリスタ「アルミン・・・・・・」
アルミン「ほらエレン、帰ろう」スタスタ
エレン「お、おう・・・・・・」スタスタ
~食堂~
ジャン「あ~、昨日はいいものを見たなー」ニコニコ
ライナー「あぁ、良いものを見た」ニコニコ
エレン「・・・・・・」
ミカサ「・・・・・・」
アニ「・・・・・・あんたらが、あいつ・・・アルミンと一緒にいないなんて珍しいね」
クリスタ「アニ・・・・・・」ギュッ
アニ「何だい?クリスタ」
クリスタ「お願いだから、触れないであげて」
アニ「?わ、わかったよ」
アルミン「みんな、おはよーう!」ガチャッ
エレミカ「!?」ガタッ
ミーナ「あ、アルミンおはよー!」
アルミン「ねぇ、二人とも」
エレミカ ビクッ
アルミン「何で今日先に行っちゃったの?」
エレン「な、何でってお前昨日の夜・・・・・・」
アルミン「え?昨日の夜?昨日の夜は別に何もなかったよね?」
クリスタ「アルミン・・・・・・」
ミカサ「・・・・・・アルミン、席はもう取ってある」
アルミン「あ、ミカサありがとー」スタスタ
ユミル「・・・・・・」ジー
サシャ「あ、おはようございます、アルミン」
アルミン「うん、二人ともおはよう」ニコッ
アルミン「さぁ、食べようか」
イタダキマース
サシャ「あれ?エレン達のご飯の量多くないですか?」
クリスタ「さ、サシャ・・・・・・」
サシャ「もう、何でエレン達ばっか多くなってるんですか!」
エレン「サシャ、これには色々とあってな・・・・・・」
サシャ「もう!また教えてくださいよ!そして、私にも下さい!」
ミカサ「ごめんなさい、サシャ。このことは誰にも教えてはいけないの」
クリスタ「うん・・・・・・サシャ、ゴメンネ?」
サシャ「もう!何があったのか誰か教えて下さーい!!!」
(完)
遂に完結です。なんとか、三連休が終わる前に終わりました。良かった・・・・・・
なんか、オマケがかなり長くなっちゃいました。もう、最後らへんはわけわからなくなってました・・・・・・
とにかく、最後まで読んで下さった方々、本当にありがとうございました!
面白かったよ。お疲れ様!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません