クリスタ「45話。おかしいよね。丸ごと口の中に入ってたのに」
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ユミル「おいおい、そこ突っ込むのかよ…」
ライナー「唾液も巨人の一部だから蒸発したんじゃないか?」
アルミン「ライナーの言うとおりだと思うよ。ユミルが再登場するときはベルトルトも人間に戻ってるし」
マルコ「アニの口から出てきたエレンがネトネトだったのは、アニが巨人のままだったからか」
アルミン「そういうことになるね」
エレン「それにしてもこのシーンのベルトルトの早着替えはすげーよな」
ジャン「早着替えっつーか、立体機動装置の早装着、だな。
ジャンがアニメでめちゃめちゃ手間取ってた作業を一瞬でこなしてやがる」
ベルトルト「必死だったからじゃないの?」
サシャ「そういえばベルトルトには、ユミルともう一人食べられてましたよね。あの人はどうなったんでしょう」
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ジャン「装置外した後はお払い箱だろ」
アルミン「立体機動なしで壁の外の地面に放り出されているわけだから、生き延びるのは難しそうだね」
エレン「どうでもいいだろ、モブキャラのことなんか」
エレン「それよりエレンの今後だろ!? ここのところ負けっぱなしじゃねーか!」
ミカサ「私も思う。エレンは主人公なのだからそろそろ活躍させて欲しい」
ジャン「巨人の前にのこのこ出て行って食われそうになったクリスタを助けたのもミカサだしな」
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エレン「進撃って少年漫画にしてはミカサがヒーローすぎるんだよな…。もっとエレンを活躍させろよ」
ジャン「そこがいいんだろ!?」
エレン「は?」
ジャン「俺はミカサしか見てねえ…!」
サシャ「これが萌え豚ってやつなんですかね」
アルミン「うん、微妙に違うかな…」
アニ「思うんだけど…そのクリスタが危険なシーンでライナーはどうして突っ立っているんだろうね」
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ユミル「そうだな。いつも天使だの結婚だの考えてるくせに、ぼんやり見てるだけじゃねぇか」
サシャ「ミカサが来なかったら女神が危ないところでしたよ!」
アニ「まったくクズだね、このライナーって奴は」
ライナー「おいおい、言いすぎだろう…。この状況で混乱しない方がおかしい…」
アニ「ライナーのクズさは別にここに限ったことじゃないよ」
アニ「ライナーとベルトルトとアニは仲間なんだろ? なのに一番の汚れ仕事をアニにさせてるじゃないか」
アルミン「ああ…確かにそうだね。ライナーとベルトルトは壁の破壊はしたものの、直接的な人殺しの描写は薄い…」
ジャン「一方アニは、読者人気の高かったリヴァイ班をむごい方法で皆殺しか…」
ユミル「背中で潰したり、踏み潰したり、食いちぎったりしてたな」
マルコ「アニ自身も捕獲されて、一時は自分を巨人に食わせようとするところまで追い込まれたよね。
エレンの誘拐はとても危険な役目だ」
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アニ「普通、こんな役目を年下の身長の低い女の子に負わせる?」
コニー「…そういや47話で、ベルトルトがアニを好きだって明らかになったよな」
サシャ「好きな子に汚れ仕事をさせて、自分はのんきに乗馬往復ですか…」
ベルトルト「待ってよ! そもそも、ベルトルトの巨人じゃエレンの誘拐は出来ないはずだよ!」
アルミン「うん。いや、そう考えると…やっぱりどうしてライナーがやらなかったんだろう?」
ライナー「俺の勝手な買い被りかもしれんが…ライナーは危険な任務こそ自分でやるタイプのはずだ…」
コニー「コニーを助けたシーンもそうだったよな。巨人ごと塔の外に飛び降りようとしてたぜ」
ベルトルト「アニの方が足が速いから、アニがやることになったんじゃないかな」
ミカサ「確かに、向き不向きで言えばアニの巨人が役割に一番向いている」
ジャン「あと付け加えると、ライナーは働いてるぞ。アニに捕まれて、手のひらに文字を刻んでエレンの場所を伝えてる」
ライナー「ほら、調査兵団側にもエレンの情報を集める人間が必要だったから仕方がなかったんだろ。
ライナーは意味も無く汚れ仕事を女に押し付けるような奴じゃないぞ」
サシャ「ライナーとアニの役目を逆にすることだって出来ましたよね?」
ライナー「そ、それは…ライナー自身が地下室の謎を探る必要性を感じたからだろう…」
サシャ「でもそれって結果的に、エルヴィン団長の『あぶり出し』に引っかかってますよね?」
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ライナー「ぐっ……」
クリスタ「今の話を踏まえると、アルミンへの『か弱い乙女』もなんだか重く感じちゃうね…」
コニー「ん? あれってアルミンに言ったのか?」
クリスタ「アニの目のアップの次がアルミンだから、アニ視点でアルミンに言ってるように見えたよ」
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サシャ「私もそう見えました。はっきりした描写ではないので、エレンに言ってる可能性も捨て切れませんが」
クリスタ「アルミンの『アニってさ…実は結構優しいね』っていう発言あるよね。
本当はアニ、これすごく嬉しかったんじゃないかな…」
サシャ「アニは『あんた弱いくせに根性あるからね』って、アルミンを認めるようなことも言ってますしね」
コニー「お? アルミン大人気じゃねーか」
ミカサ「アルミンは女子に人気。私もエレンに次いで好き」
アルミン「アルミンはこの、『誰々の次に好き』っていうのが多いよね…」
ベルトルト「名前をちゃんと覚えてもらってるだけマシじゃないかな」
マルコ「むしろ生きてるだけマシだよ」
ベルトルト「アルミン上げの流れだけど、彼は結局アニを売ってるよ?」
ミカサ「人類のためには仕方ない」
アルミン「アルミンはアニの裏切りに気付いてから一ヶ月は悩んだようだね」
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アルミン「…でもかつての仲間を売ったことには変わりないな」
ジャン「アルミンはあれから吹っ切れたんじゃないか?」
アルミン「切り捨てることが出来る人間になっていっている気がするね」
マルコ「ジャンにとってのキャンプファイヤーくらいのターニングポイントなんじゃない?」
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ジャン「おい…キャンプファイヤーはねえだろ、おい」
クリスタ「でもなんだか頭が切れすぎて、共感しにくいキャラクターになっていってる気もするな…」
ジャン「最近のアルミンは池上彰状態だよな」
コニー「俺、アルミンがいねーと話の内容を追えねー」
アルミン「まあアルミンは本編の世界と表紙の世界を分けるキーキャラだからね」
エレン「なんだよそれ!」
アルミン「あれ? 気付かなかった? 表紙の世界では6巻でアルミンは死んでるよ」
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コニー「そもそも表紙の世界ってのがなんだかわかんねーよ!」
ライナー「本編の展開と表紙の展開が違うことには気付いていたが…」
ベルトルト「アルミンの生死が分かれ目っていう解釈もあるんだね」
エレン「7巻も、本編と表紙が違うな。巨人のエレンとオルオたちが一緒に戦ってる」
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ミカサ「本編のエレンはリヴァイ班の班員たちを信じて、巨人化しなかった。
……その結果、班員は全滅してしまった。エレンの巨人化はその後のこと」
アルミン「表紙の世界では『アニはアルミンを容赦無く殺せる』し、『エレンは班員を信じない』」
ライナー「仲間意識や、『情』といったものが無かった場合の話をここで描いているのか」
ベルトルト「……表紙の世界のライナーは、壊れずに済んでいるのかもしれないね」
ライナー「ああ。メンヘラゴリラでも中途半端野郎でもない、戦士なんだろう……」
エレン「そうなると、しょっちゅう言われてるループ説は本当だってことなのか?」
ミカサ「1話の始まりでエレンは泣いている……悲劇的な世界の終わりを見て、戻ってきたのだと思う」
アルミン「ライナーの『お前はこの世界に先があると思うのか?』っていうセリフも意味深だよね」
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ジャン「先が無い=ループしてるってことか?」
ベルトルト「ウトガルド城でユミルが巨人化したときの『この世界の謎の一端を知ってた』とか」
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エレン「巨人化できるってことは、世界に先が無い理由、世界の謎を知ってるってことか?
でもエレンは何が何だかわかんねーって感じだぞ」
コニー「巨人化といえばコニーのカーチャンの話も、謎のままだよな……」
ジャン「コニーの鬱展開はマジで勘弁して欲しいぜ」
サシャ「コニーは基本的に殺伐とした進撃世界の、数少ない癒し要素ですからね」
アルミン「それはサシャもだと思うけど…」
エレン「ライナーの『結婚しよ』や、アニキックからのチンぐり返しもそうだと思ってたんだけどな。
あいつ、結局クソみてーな裏切り方しやがったしな。絶対に苦しんで死ね!」
ライナー「まあ巨人側には巨人側の正義と理屈があるんだろ…」
ユミル「諌山センセはギャグパートでキャラに愛着持たせてから、殺したり裏切らせたりするからな。
まったく、えげつないことするよな」
クリスタ「『オアエリ』は怖かった……」
ジャン「あれは、あの場で獣の巨人に…巨人にされたっていうことだよな?」
マルコ「そして、ライナーとユミルはコニーがそれに気付かないよう誤魔化した…」
ジャン「ライナーは真剣に……そしてユミルは突然の下ネタでな」
アルミン「コニーは誤魔化せたけど、ライナーは誤魔化せなかったね」
ジャン「からの、『夜這い』」
エレン「…それ読んだときに思ったんだけどよ、『夜這い』って何だ?」
ミカサ「エレンはまだ知らなくていい言葉」
マルコ「この感じ、ライナーとユミルって訓練兵時代からそれなりに話してたのかな?」
アルミン「二人にはクリスタっていう共通の趣味があるし、そうかもね」
サシャ「とりあえず、ニシンは海水魚ですよね。
ユミルはいろんな海の幸を食べて育ったってことでしょうか?」
アルミン「少なくとも一度は食べたことがあるんだろうね。
『鰊は好みじゃないが』…。つまり、味を知ってるってことだから」
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ベルトルト「ライナーに缶詰を渡す前の考え込むような表情から、
ニシンについて話してしまったことはユミルのミスだと考えられるな」
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ユミル「続いて問題になるのは、ライナーがニシンを読めないのは真か偽かだが…
ユミルのセリフでは『鰊』表記のところ、ライナーのセリフでは『にしん』表記になっている。
ライナーは缶詰の文字を読めないどころか、鰊の存在すら知らないことを示唆している可能性もある」
クリスタ「つまり、ユミルが一番多くの世界を知っているってこと?」
マルコ「そばかすに黒髪のイルゼ・ラングナー……そして『ユミルさま、よくぞ』」
クリスタ「巨人を従えるような存在なのかな? でも、ウトガルド城では巨人に襲われてたよね…」
ベルトルト「どんな手を使ってクリスタを10番以内にしたのかもわからないし、ユミルは謎すぎるよ」
ライナー「…枕か?」
ユミル「あのナリでそりゃねーだろ……ヒッチならともかく」
ユミル「つーか…ユミルよりも謎に満ちてて考察すべきなのは猿だろ。夜に動ける巨人を作るって、どういうことだよ」
サシャ「……」ガタッ
クリスタ「サシャ?」
サシャ「追加注文してきます…」
ジャン「おい、お前どんだけ食うんだ」
ユミル「はははは!マックでいくら使う気だよ!」
サシャ「今月もお小遣いギリギリです…」
コニー「つーかもう帰らねぇ? 見たいテレビ始まるんだが」
エレン「いや、録画しろよ」
コニー「なんか使い方わかんねーんだよ……」
ベルトルト「学生が大人数で居座るのも迷惑だし、ここらでお開きでもいいんじゃないかな」
ユミル「だな。一緒に帰ろうぜクリスタ!」
クリスタ「うん!」
ジャン「そうだエレン、さっさとハンタの32巻返せよ。っつーか買えよ!」
エレン「今ミカサが読んでんだよ」
ミカサ「ジャン、もうすぐに読み終わる」
ジャン「お、おう…。あの、ゆっくり読んでくれていいぞ……」
アルミン「今日は楽しかったな」
マルコ「そうだね、また開こうよ進撃会」
サシャ「ちょっと!いま頼んできちゃったのにお開きってひどいじゃないですか!!」
中途半端だけど眠いのでおしまい
ユミル「こりゃいけそうだ 鰊は好みじゃないが…」←ぽろっと喋ってしまった
ユミル「……!」←自分のミスに気づく
ライナー「他にもあるか?見せてくれ」
ユミル「……」←渡さずにごまかせないか考えるが無理と判断
ユミル「ほらよ」
かなと思ったんだけど
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