黒子「お姉様ぁ~ん♪朝ですの!」ガバッ
美琴「黒子…もうちょっと寝かせてよ」
黒子「夏休みだからってダラダラしてたらいけませんの!」
美琴「ダラダラって…まだ7時じゃないの…」ゴシゴシ
黒子「もう7時ですの!良い一日を過ごすには朝が一番大事ですのよ?」
美琴「うるさいわねぇ…起きればいいんでしょ…」ゴソゴソ
黒子「おはようございますお姉様、今日は何か用事はありますの?」
美琴「う~ん、特にないわよ…どうかしたの?」
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期待
一瞬某バスケ漫画の黒子かと思っtおっと誰か来たようだ、嫌な予感しかしないぞ?
黒子「もしよろしければ黒子とお買い物にいきません?」
美琴「別に良いわよ…それで何処に行くの…」
黒子「今日の予定はもう決めてありますの!まずはデパートでお洋服を見て、その後はお食事を…」ペラペラ
美琴「黒子、そのメモ帳ちょっとかしなさい」ヒョイ
黒子「あっ、お姉様…」
美琴「何々…その後はお姉様に薬を飲ませホテルへ…」
黒子「あの…それは違うんですの!これは…その…」アセアセ
美琴「何が違うんだ!ゴルアァッ!」バチバチ
黒子「あはあぁんッ!」ビクン
美琴「全く、アンタのその年中発情期はどうにかならない訳?」ハァ
黒子「これは…お姉様への愛ですの…」
美琴「女の子なんだから少しは異性に興味を持ったらどうなの?」
黒子「私の愛はお姉様だけのものですの…殿方なんかには興味ありませんわ」
美琴「アンタは相変わらずね…ちよっとシャワー入ってくるわ(毎度の事ながら疲れるわね…)」
黒子「あっ!それなら黒子も是非一緒に入ってお背中を…」
美琴「いらんわッ!入ってきたりしないでよね(頭痛くなるわ…)」
黒子「あ~ん!お姉様~ん!」
美琴「ホント、黒子ったら変態なんだから…同性愛なんておかしいわよ…」ザアァッ
黒子「ふふ…お姉様の脱ぎたての下着…はぁ…はぁ…」クンカクンカ
美琴「最近になってやけに大胆になってきたし…このまま行ったらもっとエスカレートして…」シャカシャカ
美琴「う~考えたくもないわ…はっきり言った方がいいのかしら…でも黒子が傷ついちゃうし…」
黒子「これは良い匂いですの…汗の匂いもまた…」スーハァー
美琴「でも寝てる時にも襲って来るし最近ドが過ぎるわよね…」ジャアア
黒子「これがお姉様の温もり…あぁ…お姉様」スリスリ
美琴「まぁ…あれがあの子だし仕方ないのかもね…」ガチャッ
黒子「あ…」
美琴「く~ろ~こ~アンタは…人の下着でまた…」ワナワナ
黒子「…こっこれは…洗濯をしようとしてたまたま…」
美琴「この変態があぁッ!」バリバリ
黒子「ひぎいぃ!気持ち良いですのぉ!」ビクンビクン
美琴「…て訳でね、今日も朝からこんな調子でホント困ってるのよ…」ハァ
佐天「あはは…御坂さんも大変ですねぇ…(白井さんはガチレ☆ズだもんなぁ…)」
美琴「佐天さんは同性にそんなセク○ラ行為された事ある?」
佐天「いやぁ…私はむしろ逆でしてるというか…」
美琴「ああ、初春さんね…嫌がってるんじゃないの?」
佐天「いやいや、あれはスキンシップみたいなもんなんですよ!」
美琴「そういうものかしら…でも初春さんのパンツ盗んで匂い嗅いだり、寝込みを襲うなんてしないでしょ?」
佐天「流石にそこまではしませんけど、やってみたいなぁ…なんて…」
美琴「え…佐天さんもそっち系…?」
佐天「やだなぁ、冗談ですよ~!そんなことする訳ないじゃないですか!」
美琴「そうよね…普通そんなことしないもんね…」ハァ
佐天「大丈夫ですか?御坂さん…」ジー
美琴「大丈夫よ…ちょっと疲れてるだけだから…」
佐天「…あの、クレープ食べないんですか?」
美琴「ん、ああ…佐天さん食べる?」
佐天「良いんですか!?やったぁ!」
美琴「佐天さんはホントにクレープ好きよね…」
佐天「はい…御坂さんも食べてくださいよ」
美琴「あ…私はいいわよ…気にせず食べて」
佐天「駄目ですよ!御坂さんが買ったんですから一口は食べてください!」サッ
美琴「…なら一口だけ」パクッ
佐天「美味しいですか?御坂さん!」
美琴「あ…うん…」モグモグ
佐天「白井さんは少しやりすぎかもしれませんがそれだけ御坂さんの事が好きなんですよ」
美琴「それは分かってるけど、同性愛者とかちょっとね…」
佐天「御坂さんは異性の人と付き合ったことはありますか?」
美琴「それは…まだないけど…」
佐天「好きな人はいるんですか?」ズイッ
美琴「いっ…いないわよ!そんなに迫らないでよ…」
佐天「前に私の家でクッキーを作りましたよね?あれは誰に渡したんですか?」
美琴「あっあれは!借りとかいろいろあって…」アセアセ
佐天「この話をすると御坂さん顔が赤くなりますね」ニヤ
美琴「あーもう!その話は関係ないでしょ!おしまい!」
佐天「ちぇ~でもいつか教えてくださいよね!」
美琴「そっそれより!黒子のことはどうすれば良いと思う?」
佐天「私は二人とも今のままで良いと思いますよ!御坂さんも白井さんのこと嫌いじゃないんでしょう?」
美琴「それはまぁ、嫌いじゃないけど…でも…」
佐天「どうしたんですか?」
美琴「ううん、なんでもないわ…そうよね…黒子は黒子だもんね…ありがと、少しスッキリしたわ」
佐天「私でよければいつでも相談に乗りますよ!」
美琴「ありがとね、じゃあ…私そろそろ帰るわ」
佐天「はい!また今度!」フリフリ
美琴「うん、じゃあね…」
美琴「どうしようかな…黒子に悪気はないのは分かるけど…」トボトボ
ぎゃああ!ふっ不幸だあぁ~!
美琴「この声は…あいつの…」クルッ
上条「あっ!ビリビリじゃないか!避けてくれ!」ダダダッ
美琴「だから私には御坂美琴って名前が…て、どうしたのよ?そんなに慌てて…何を急いで…」
こるあぁ!待て逃げ足王! カッコつけは女の前だけかぁ! おんどりやあぁ!待たんかい!ガキやぁ!
美琴「はぁ…またアンタは…」
美琴「ちょっとアンタ達、一人相手に三人掛かりなんてどうかと思うわよ?」
不良A「アァ!?なんだこのガキ!痛い目にあいたくなきゃそこどきな」
不良B「この制服常盤台の子じゃね?なかなか良いし金持ってるかも」
不良C「おっおい…こいつあの超電磁砲じゃ…」
不良A「えっ!?あっ言われてみれば!」
美琴「喧嘩したいなら私が相手になるわよ…」バチバチ
不良A「ヒッヒィ!すんませんでした!おまえら逃げるぞ!」ダダッ
まっ待ってよ!たくちゃん! 俺達を置いていかないでくれ~! ダダダッ
美琴「ふん!こしぬけね…それとアンタ…」
上条「は、はい…なんでせうか?」
美琴「また誰か助けようとして追われてたのね!」
上条「あ…はい…御坂先生には感謝しております…」
美琴「私が言いたいのはそういうことじゃないのッ!アンタなら三人ぐらい…」
上条「大分まいたけど15人もいたんだぜ?俺は能力者でもねぇしそんなに相手にできるかよ…」
美琴「…何よ…強いくせにいつもかっこつけて弱いフリして…馬鹿みたい」
上条「ビリビリ?なんか顔色が悪いぞ?どうしたんだ?」
美琴「なんでもないわよ…私用事があるから行くわ…」
上条「待てよ…なんでもない訳ないだろ…また一人で何か抱え込んでるのかよ…」
美琴「アンタには関係ない話しよ!(こいつにそんなこと恥ずかしくて言えないわ…)」
上条「俺をもっと信用しろよ!どんなことがあっても俺はお前の味方だ!」
美琴「う…分かったわよ…あのね…」ペラペラ
美琴「てっ訳なのよ…」チラッ
上条「へ?白井ってお前の後輩だったよな…それだけか?」
美琴「わっ悪かったわね!こっちは本気で悩んでるんだから!」
上条「ま、まぁ…大変だったな…平和そうで何よりだ…」
美琴「何よ!アンタは同姓の人にそんなことされて平気なんだ!」
上条「いや…異性の奴でもそれはな…」
美琴「もう!だから言いたくなかったのよ!」バチバチ
上条「うおッ!落ち着けよ御坂!」キュイーン
美琴「私は冷静よ!それよりアンタは付き合ってる子はいるの?」
上条「上条さんが女の子にモテると思いますか?そんなのいませんよ」ハァ
美琴「そっそうよね!アンタがモテる訳ないもんね!」
上条「あの…御坂さん…その言葉は傷つきますよ…」
美琴「あっごめん…そんなつもりで言ったんじゃ…」アセアセ
上条「いいですよ…どうせ上条さんは一生女の子と付き合うことなく人生終わりますから…」
美琴「ちょっちょっと暗いわよアンタッ!そんなに落ち込まれたら!」
上条「…」ズーン
美琴「…私が変わりに付き合ってあげるわよ…」
上条「御坂さん…これ以上俺をいじめないでくれ…」グスッ
美琴「なっ!?どういう意味よッ!」
上条「いくら女の子に恵まれてないからって中学生に手は出しませんよ…」
美琴「…なっなんなのよ…」
上条「そんなに年上をからうもんじゃありませんよ…」
美琴「…の…ば……ろ…」プルプル
上条「あの…御坂さん?どうしたんでせうか?」
美琴「くたばれ!この鈍感馬鹿野郎ッ!」超電磁砲ッ!
ドゴオォーンッ!
上条「ぎゃああッ!不幸だあぁー!」
美琴「もう知らないッ!」ダダッ
上条「み…御坂…」ピクピク
美琴「…あの馬鹿!なんなのよ…私……そんなつもりで言ったんじゃないのに……やり過ぎたかな?」
美琴「流石にやり過ぎわよね…戻って謝ろう…」クルッタタッ
禁書「とーまー何があったのかな!こんな所で倒れて!まさか魔術師の襲撃!?」
上条「うう…御坂……」
禁書「御坂って短髪だよね?こんな酷いことしたの?」
美琴「アンタ!ごめんさっきのは…ってアンタは…」
禁書「短髪…酷いよ!当麻にこんなことして!当麻の帰りが遅いからきてみたら…」
美琴「え?当麻って呼び捨て…それに帰り?ああ…そうかそうなんだ…あはは…」
禁書「どっどうしたのかな?短髪…怖いんだよ…」
美琴「うふふ…馬鹿みたい…私……そうよね…私なんか…」ブツブツ
禁書「短髪…?」
美琴「もうどうでもいいや…ふふふ…」スタスタ
上条「待て…御坂…違うんだ…話を…」
禁書「当麻ッ!無理したら駄目なんだよ!そんな怪我で…」
上条「あいつに…謝らないと…」ポタポタ
禁書「短髪に?一体何があったの!?」
上条「御坂…」ドサ
禁書「当麻ッ!早く病院に連れていかないと!」
禁書「待っててね…絶対病院に連れていってあげるから…」ズルズル
上条「…」
美琴「…」ガチャ
黒子「お帰りなさいませお姉様、朝のことのお詫びです…このゲコ太ストラップを…」
美琴「構わないで…」
黒子「お…お姉様…朝のことは本当に申し訳ございませんでしたの…反省しておりますの…」
美琴「はぁ…なんかもう疲れたわ…」
黒子「…お姉様?」
美琴「だから構わないで…」
黒子「ですが…」
美琴「うるさいわねッ!黙れって言ってんのよッ!」ビリビリ
黒子「ヒッ!お…お姉様…く…黒子は…」
美琴「私の言うことが聞こえなかったのね…悪い子ね…」スタスタ
黒子「あ…いや…(なんですの…この目は…怖い…これが本当にいつものお姉様…)」ガクガク
美琴「なんで怖がるの?アンタの好きなお姉様じゃないの…おかしな子ね…」ニヤ
黒子「ご…ごめんなさい…お姉様…」ガクガク
美琴「いやーねぇ…そんなに怯えてたら私が悪いみたいじゃない…」
黒子「いえ…お姉様は悪くありませんの…黒子が…」ビクッ
美琴「そうよね…黒子が悪いわよね…ねぇ黒子…アンタ電流流されるの好きでしょ?」ニタァ…
黒子「いや…やめて…くださいですの…(早くテレポートで逃げなければ…!)」
美琴「大丈夫よ…いつも通りだから…ね?」ガシッ
黒子「い…や…たすけ…(駄目ですの…震えて演算が…)」ブルブル
続き期待
疑心暗鬼
ほ
続きはよ
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