さやか「あたしが正義のデュエリスト!」杏子「あん?」(221)


【あらすじ】

憧れの先輩は魔法少女で、しかもデュエリストだった!

マミに影響を受け遊戯王を始めるさやかとまどかだが、

三人の前に不気味な魔法少女、暁美ほむらが立ち塞がる。

対峙する魔法少女、マミとほむらは、二人の少女をかけ

デュエルで決着を付けようとする。

後輩二人の前でカッコつけようとしたマミだったが、

ほむらの思わぬ反撃に会い、敗北に喫したことで、

プライドを傷つけられ、そして自身の魔法で映した

ソリッドヴィジョンにより深いトラウマを負ったのだった…

まどか「あれ?これは…」マミ「遊戯王よ」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319726265/)

支援

すまんな、俺が不甲斐ないばっかりに・・・

おや? 続き?

保守していてくれた人、遅れてすいません
今から残りの分を投下します
残念ながら明日から急な用事を入れられてしまったので、
今夜で完結しなかった場合、来週あたりにでも続きを立てます

パートになってしまいすいませんでした

―――――
―――

――翌日。

さやか「……マミさん」

マミ「み、美樹さん……!」ビクッ

さやか「ちょ、ちょっと待ってくださいマミさん!」ガシッ

マミ「い、いやっ! 放して! 私はもう貴女達といちゃいけないの!」

さやか「マミさん、あいつの約束なんか聞かなくていいんです」

さやか「それにあいつは『私とまどかに』って言ってたから」

さやか「あたしがどこでどうしようが関係ないんです!」

マミ「み、美樹さん……」ジワッ

さやか「それに……」

さやか「あたしは、あたしがマミさんといたいから、マミさんといるんです」

さやか「それは誰にだって邪魔はさせません!」


QB「………」


――マミ宅。

さやか「よしっ! 初めてまどかに勝ったぜぇ!」

まどか「さやかちゃん、シンクロモンスターが強すぎだよ……」

マミ「……確かにシンクロは効果が強いモンスターが多いわね」

まどか「ですよねっ!」

マミ「……それなら、鹿目さんもチューナーを入れてみたらどうかしら」

マミ「チューナーさえあればどんなデッキでもシンクロモンスターは出せるもの」

マミ「例えば……これなんかはそのデッキに無理なく入ると思うわよ」

まどか「わかりました、ちょっと考えてみます」

さやか「え~、まどか調整に入っちゃうの?」

さやか「それじゃあマミさんと……」

マミ「……ごめんなさい、その、まだちょっとやりたくなくて……」

さやか「あ、あたしもごめんなさい。無神経でした……」

> マミ「……ごめんなさい、その、まだちょっとやりたくなくて……」

エロい

マミ「………」

マミ「ううん、私がいけないんだから気にしないで……」

さやか「マミさんは悪くないです! 悪いのはトラウマを植え付けた転校生ですよ!」

さやか「あいつはほんっと意味分かんないっ! 授業中もずっとまどかを見てるし」

さやか「デュエルだってすっごい意地汚い、下衆で最低だったし!」

さやか「次に会ったら、このマミさんと一緒に作ったこのデッキでブチのめして」

さやか「あの変な約束を撤回させてやるんです!」

マミ「駄目よ、美樹さん」コツンッ

さやか「え~何でですか? 仇討ちですよ、仇討ち!」

マミ「私は美樹さんに仇を取ってほしくてデュエルを教えてる訳ではないわ」

マミ「デュエルって言うのは勝敗じゃなくて、勝負を楽しむものなのよ」

マミ「私はただ、それだけを知っていてもらえれば良かったの……」

マミ「勝っても負けても、私は、みんなが楽しくデュエルがしたかった」

マミ「あんなデュエルをした私が言えることではないのだけどね……」

さやか「マミさん……」

思ったんだがさやかちゃんって性格的にHERO じゃあ?
正義の味方に憧れてるし、普段お調子者だし、理論派じゃなくて感覚派だし、一回左折してるし
過去話とか四話とか見るともう完全にまどかのヒーローだろ

あ、前スレの名前を書きわせれていました

まどか「あれ?これは…」マミ「遊戯王よ」

マミ「それにね、暁美さんの言う事は正しかった」

マミ「私はずっと魔法少女になって勝ち続けてきたから、忘れてしまっていたわ」

マミ「魔女狩りは本来、死と隣り合わせ」

マミ「だから魔法少女は『あんな風に』なるかもしれないのに、私は……」

まどか「マミさん……」

マミ「暁美さんはソリッドヴィジョンを、あのデュエルを通じて私を諭してくれた」

マミ「浮かれていた私に、私たち魔法少女とはなんなのかを……」

さやか「そんなの……マミさんの思いすごしですよ! あいつはそんな奴じゃない!」

マミ「そうかもしれない。でも、私に気付かせてくれたのは真実だから」

マミ「だから、魔法少女体験コースはこれで終わり」

マミ「2人とも魔法少女にはならないで欲しいの」

マミ「ごめんね、私の勝手で危険なことに付き合わせてしまって……」

マミ「だから……」

マミ「もう、私に会わないで……」

さやか「そんな! あたしはまだマミさんと一緒にいたいです!」

マミ「駄目……。私と一緒にいたら、危険な目に会うかもしれないわ」

さやか「そんなの関係ない! あたしはただ……」

マミ「美樹さんが良くても私が許せないの」

さやか「マミさん!」

マミ「……お願い、分かってちょうだい……」

マミ「私だって、本当はまだ美樹さん達と一緒にいたいの……」

マミ「でも……」

まどか「……わかりました」

さやか「ちょっ! まどか!?」

まどか「魔法少女のマミさんからは距離を置きます、でも……」

まどか「『友達』のマミさんとは、ずっと友達でいさせてください!」

さやか「まどか!」

マミ「鹿目さん……」

まどか「マミさんは『遊戯王で繋がった大切な仲間』って言ってくれました」

さやか「そうです! 例えあたしたちが魔法少女になれなくても」

さやか「あたしとまどかとマミさんは、もうデュエリスト仲間なんです」

さやか「デュエルを教えてくれたマミさんだけ除けものに出来ません!」

まどか「だからマミさん……」

さやか「あたし達と一緒にデュエル、してください!」

マミ「鹿目さん、美樹さん……。う、うぅ……」ポロポロ…

まどか「マミさん」

さやか「マミさん!」

マミ「あ、ありがとう……!」ギュッ


ほむら「………」ジー…

>>9
左折糞ワロタ

完全にストーカー

待ってたぞ!

―――――
―――

マミ「な、なんかすっごい恥ずかしい所を見せちゃったわ///」カァー

さやか「そんなことないですって! 泣いてるマミさんもかわいかったですよ」

マミ「もぉ……///」

マミ「そんな事より、デュエルするんでしょ?」

さやか「はいはーい! あたしが最初にマミさんとデュエルする~!」

マミ「分かったわ、じゃあデッキを取ってくるから待ってて?」トトトッ

マミさんの恥かしいところ見たい


――十分後。

さやか「……マミさん遅いなぁー。どうしたんだろ?」

まどか「マミさん、たくさんカード持ってるから混ざっちゃったのかな」

さやか「あぁ~、そうかも。恭介だってあんなに持ってなかったよ」

まどか「それにレアカードの量もすごいよね」

さやか「うんうん。箱の中だけじゃなくて部屋にも飾ってあるんだもん」

まどか「さやかちゃん見てみて、これシークレットレアだよ!」

さやか「ホログラフィックにパラレル、みんなきちんと写真立てに入ってるね」

まどか「棚の一番上に置いてあるのが、この前見た『ブラックマジシャンガール』。それと……」

まどか「あれっ? ブラックマジシャンガールの隣のケースには何も入ってないよ?」

さやか「んー? ホントだ。なんでだろ」

マミ「美樹さんお待たせ。ちょっと探すのに手間取っちゃって」パタン

部屋に飾ると日焼けしちゃうんだよなあ

まどか「あっマミさん。あの一番上に置いてあるあのケースってなんですか?」

さやか「ほら、ブラックマジシャンガールの隣の奴なんですけど」

マミ「……あぁ。あれはね、前にある人に貸してあげたの」

さやか「え? でもこの辺りのカードって一枚何万もするんですよね?」

マミ「カードによるけど、そうね」

さやか「そんな高価なのを貸しちゃったんですかっ!?」

マミ「ええ。でも、次に会う時に返してもらうって約束したから」

さやか「それっていつの話なんですか?」

マミ「う~ん……、もう1年前かしら」

さやか「そんなに前から返ってこないなんて、それ盗まれたんですよ!」

マミ「………」

まどか「マミさん、あそこには何が入ってたんですか?」

>>まどか「マミさん、あそこには何が入ってたんですか?」

これエロ過ぎだろ…

マミ「……知りたい?」

さやか「もちろん!」

マミ「……あそこにあったのは、私の初めてのエースモンスター」

マミ「お父さんは何度か出張したときに海外パックを買ってくれたけど」

マミ「その中で初めて当たったレアカードだったわ」

さやか「そんな大切なものを……酷い!」

マミ「美樹さん、まだ盗まれたって決まった訳じゃないわ」

さやか「で、でも……」

マミ「それにね、その娘とはまたここでデュエルする約束もしてるの」

マミ「だから私は、それまで待ってることにしてるのよ」

さやか「マミさん……」

マミ「……そんなことより美樹さん、私とデュエルするんでしょ?」

マミ「今日は私も結構本気で行くわよ? 大丈夫?」

さやか「はい! ど~んとこいです!」

まどか「さやかちゃん、立場が逆だよ……」

>>14
すまん挫折だ
スマホだとsとzが近くて

―――――
―――

まどか「結局わたし達、マミさんに一勝もできなかったね」

さやか「まぁ~そこは年季の差だから仕方ないっしょ」

さやか「それに、あたしもいつかマミさんくらい強くなるんだから!」

マミ「ふふっ。楽しみにしてるわ」

さやか「まぁ負けても楽しかったからあたしは満足っ!」

マミ「美樹さんはデュエルで一番大切なことをもう分かっているのね」

さやか「なんてったって、マミさんの弟子ですもん!」

まどか「……ほむらちゃんは」ボソッ

さやか「んっ?」

まどか「ほむらちゃんは、あのデュエル、楽しかったの……かな?」

さやか「……何言ってるのまどか。そんなの決まってんじゃん!」キッ!

さやか「あいつはマミさんを痛めつけて楽しんでたんだよ」

さやか「自分のモンスターをずっと嬲っているのを見ていて、心の中で笑ってる」

さやか「そういう奴なんだよ、あいつはっ!」

まどか「そうなのかな……」

まどか「あの時わたしには、ほむらちゃんも傷ついてるように見えたけど……」

さやか「はぁ? そんなことないって!」

マミ「……でも、私も鹿目さんの言う事がなんとなく解るわ」

さやか「マミさんも!?」

マミ「デュエルをしてみると、カードを通して伝わってくるものがあるのよ」

マミ「相手が今どんな気持ちなのかとか、どんなこと考えてるか、とか」

マミ「私は、暁美さんが怒ってて、そして悲しんでいる様な感じがした……」

マミ「カードの一枚一枚が、深い絶望で塗り潰されていて重く思えて」

マミ「あの『ミラクル・フリッパー』も、攻撃される時は諦めてるみたいだったわ」

マミ「抗おうとしても抗えない無力さ、悔しさ、疎外感」

マミ「それなのに、暁美さんの為に必死になってるって感じ、かな」

マミ「暁美さんも、何か絶対に守りたい物を守ってる様に見えて」

さやか「う~ん、あたしにはよく分かんないです」

さやか「例えマミさんが言ってるのが本当で、実はほむらがいい奴だとしても」

さやか「でもあたしは、あいつがマミさんに土下座するまで許しませんから!」

支援

―――――
―――

――病院。

まどか「さやかちゃん、お見舞い終わった?」

さやか「うんん。今日は都合が悪いんだって。せっかく来てやったのにさ」

さやか「まぁそんな事はほっておいて、早くマミさん家に行こっかー」

まどか「うん」

QB「大変だよまどか!!」

さやか「あれ? キュウぇべえじゃん。何か久しぶりな気がするなぁ」

まどか「どうしたのキュゥべえ?」

QB「この病院に孵化しかかったグリーフシードがあるんだ!」

さやか「えぇ!?」

QB「もう魔力の侵食が始まってる。結界が出来上がる前に2人とも逃げて!」

さやか「……駄目! 逃げられないよ!」

さやか「マミさんが言ってた、魔女が病院に取り憑いたらヤバいって……!」

まどか「さ、さやかちゃん!」

さやか「あたし、ここでコイツを見張ってる! まどかはマミさんを呼んできて!」

QB「無茶だよ。孵化にはまだ早いけど、結界に閉じ込められたら出られないよ!」

さやか「でもほっておいたら見失っちゃうかもしれないでしょ!?」

さやか(……それにここには、恭介もいるんだ!)

QB「わかった。僕もさやかと一緒にいてテレパシーを送ってからマミを誘導するよ」

まどか「じゃ、じゃあわたしすぐマミさんを呼んでくる!」

―――――
―――

――お菓子の魔女の結界。

マミ「……ごめんなさい、また2人とも巻き込んでしまったのね」

まどか「ううん。マミさんは悪くないです。わたし達が勝手にしたことだから」

マミ「でも、危険な目に会わせているのも事実だわ」

まどか「……じゃあ、わたしも魔法少女になります!」

マミ「えっ!」

まどか「魔法少女になったら、わたしだってマミさんのお荷物にならずに」

まどか「自分で自分の身を守れるし、マミさんの手伝いだって出来ます!」

マミ「だ、だめよ! 魔女狩りは危険なの!」

マミ「鹿目さんをこんな闘いには巻き込めないって前にも言ったでしょ!」

支援、猿

あんこ早よう

まどか「分かってます、でも……」

まどか「マミさんだけが辛い事をしてるのを見てるのも、辛いんです……」

まどか「友達なのに、傷つくマミさんを見て見ぬふりなんて出来ません!」

マミ「鹿目さん……」

まどか「だから、マミさんの辛い事を、わたしにも一緒に背負わせてください!」

まどか「もしもこんなわたしでも、誰かの、マミさんの役に立てるなら」

まどか「わたしの願いは、それで叶っちゃうんです」

まどか「だから、わたしも憧れのマミさんみたいに、わたしはなりたい!」

マミ「……う、うぅぅ……」ポロポロ…

マミ「……私なんて、2人に憧れられるようなものじゃないの」グスッ

マミ「本当はね、遊戯王の大会で優勝なんてしたことないのよ」

まどか「えっ……?」

マミ「それどころか、大会に出たり、外でデュエルしたりしたこともない」

マミ「あなた達の前では無理やりカッコつけて先輩ぶってるだけで」

マミ「独りになれば、いつも誰とも出来ないデュエルを一人でしていた」

マミ「魔法少女だってキュゥべえと契約したから、仕方なくしているだけ」

マミ「怪我だってするし、今みたいに泣いちゃうこともあるの……」

ぼっちのマミさんが大会に出てるなんておかしいと思ったらそういう…

マミさん安定のボッチだったのかよ…

マミ「一人でいるのが怖いから、一人デュエルで気を紛らわせる」

マミ「誰かといるのが怖いから、虚勢をはって自分を隠してる」

マミ「虚勢どころか、あなたたちの気を引くために嘘まで付いていたの」

マミ「それに、二人を危険から、私から遠ざけなくちゃいけないのに、」

マミ「まだ一緒にいてくれるって聞いて、ほっとして、それに甘えてた」

マミ「最低なのよ、私って……」

まどか「……そ…な」

マミ「これが本当の私。だからいつも独りぼっちで……」

まどか「そんなこと、ないですっ!!!」

まどか「マミさんはもう、独りじゃないんです!」

まどか「それにわたし達は仲間って言ってくれたのはマミさんだもん」

まどか「その気持ちには嘘がないって、わたし知ってます」

まどか「わたしもさやかちゃんも、マミさんの隣にいますから、」

まどか「だからわたしも、魔法少女として一緒に戦ってもいいですか?」

マミ「……あ、ああぁ……」ポロポロ

マミ「あ、あはは、まだちゃんと先輩らしくしてなきゃなのに……」

マミ「やっぱダメだなぁ、私……」ゴシゴシ

マミ「多分、私はもっと鹿目さんに甘えちゃう。それでもいいの?」

まどか「はいっ!」

マミ「でもありがと、これで、魔法少女コンビ、結成だね」ギュッ…

まどか「マミさんっ!」ギュッ!






ほむら「そんなこと、絶対にさせない」

ストーカーほむほむ

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

マミ「暁美さんっ!?」サッ!

ほむら「巴マミ。まさか私との "約束" を忘れたなんて言わないわよね?」

ほむら「『私がデュエルに勝ったら、二度と私とまどかに近づかない』」

ほむら「あそこまで惨めったらしく負けたのに、そんなこと記憶にないとでも?」

マミ「うっ……。そ、それはその……」

ほむら「……いいえ、今回は私の失敗」

ほむら「巴マミと鹿目まどかを一緒にさせるとこうなるのは分かってた」

ほむら「でも私も、約束違反なのに巴マミが接触し続けるのを黙認した」

ほむら「でもその方が、まどかにとって幸せだと判断したからよ」

ほむら「あなたたちといるまどかは、とっても楽しそうだったから……」

ほむら「だけど、あくまでそれは『遊戯王』に関しての話」

ほむら「『魔法少女』についてまで許した覚えはないわ」

ストーキングを公然と認めやがった…コイツ…

え、1人デュエルって普通じゃないの?

マミ「……なっ」

マミ「なんの権利があって私と鹿目さんに関与してくるのよ!」

マミ「いちいち話すことまで貴女に規定されるいわれはないわ!」

ほむら「あら? あなたは私の出した条件を飲んだじゃない」

マミ「うっ!」

ほむら「これまでまどかと一緒にいさせてあげたのよ」

ほむら「それこそあなたがまどかと関わっても良い理由がないわね」

マミ「くぅぅ……」

まどか「………」

まどか「ほむらちゃん……。なんでこんなことするの?」

まどか「マミさんと会わせようとしなかったり、キュゥべえをイジめたり」

まどか「どうしてそんな事するのか分からないよ!」

ほむら「……あなたが知る必要はない。でも……」

ほむら「これだけは分かって。それがあなたの幸せになるの」

まどか「そんなのおかしいよ!」

まどか「なんでほむらちゃんがわたしの幸せを決めるの!?」

まどか「わたしは、ママやパパやタツヤやさやかちゃんや、マミさんといたい!」

まどか「それなのに勝手にわたしにほむらちゃんの考えを押し付けて」

まどか「ほむらちゃんにそんなこと頼んでないよっ!」

ほむら「……っ!」

まどか「わたしはマミさんと一緒に魔法少女になる!」

まどか「それがわたしの願い! わたしの幸せはわたしが決める!」

まどまど、ほむほむの事全否定しやがったwwwww

『2人に近づくな』『一般人を巻き込むな』なら、わけるけど『私とまどかに近づくな』って
親しくもないのに、すでに自分とまどかを連帯で考えてるこのほむらちゃんは正直ちょっと気持ち悪いです

ほむら「……くっ、まどか、それだけはさせない……!」ダッ

       アゲ・カンピアート
マミ「……『 捕 縛 せ よ !』」シュルルルル…

ほむら「なっ!?」ギシギシ

マミ「……ふふ、ふふふふふっ!」

マミ「そうよ、おかしいじゃない! 人の幸せは自分で決めるものよ」

マミ「私も貴女も、誰も鹿目さんの願いを捻じ曲げることなんてできない」

まどか「マミさん……」

マミ「それは鹿目さん自身が選んだこと」

マミ「本当に鹿目さんの幸せを願うなら、鹿目さんを応援するべきよね?」

ほむら「巴マミ……、それは約束を破棄するってことかしら?」

マミ「約束も何も、そんなもの、初めから意味がなかったってことよ」

ほむら「あなたも、まどかを魔法少女にしようとするのね……」

ほむら「………」

ほむら「……そう。いいわ」

ほむら「気が変ったわ。私はもう、あなたを見捨てる」

マミ「どういうことよ……? 私と手を組むつもりだったってこと?」

ほむら「……あなたは助けるつもりだったけど、もういい。好きにしなさい」

マミ「何も出来ずに捕まるような人に、私を助けるが出来るとは思えないけど?」

ほむら「……"これぐらい" しないと、まどかの目も覚めないでしょう」

マミ「会話が噛み合わないわね。なにが言いたいのよ!」

ほむら「もうあなたに言う事は何一つない」

マミ「……なによ、貴女……!」

QB『マミ、まどか! 大変だ! もう魔女が孵化し始めてるよ!』

まどか「そ、そうだ! さやかちゃんが!」

マミ「……気が向いたら解きに来てあげる。それまで大人しくしてることね」

ほむら「………」ギシ…

ほむほむにとってマミさんは動揺して仲間を撃ち殺すような奴だしさやかはいっつも暴走して魔女になるような奴だから
まどか以外は敵と認識してもしかたない

―――――
―――

さやか「よかった! マミさん怖かったですよ!」

マミ「美樹さん、よく頑張ってくれたわね。ここからは私の仕事よ!」

マミ(私には必要としてくれる人、新しい友達、居場所……)

マミ(私……、もう何も怖くない)

マミ(だってあたしは……)

さやか「がんばってー、マミさん!!」

まどか「マミさん!」

マミ「………」ニコッ

マミ「お出ましのとこ悪いけど、一気に片付けてあげるわ!」ジャキンッ!

マミ(……独りじゃないもの!)

マミ「 ティロ・フィナーレ!!! 」バァンッ!





マミ「―――えっ?」

マミったか…
南無三

―――――
―――

まどか「――あっ、あ、あ……」

さやか「……そんな、マミさんが……」

まどか「えっ? う、うそ……なんで……?」


ほむら「目に焼き付けておきなさい」トンッ…

ほむら「魔法少女になるって、こういうことよ」スッ


ほむら「………」チラッ

まどか「い、いや……いやだよぉ……こんなの……」

ほむら「………」

ほむら「………」クルッ

さやか「――してよ……」

さやか「……返せよッ!!! それはマミさんのものだ!!!」バッ!

ほむら「……ふっ」パシンッ!

さやか「……っ!?」

さやか「な、なにすんだよ!!」

ほむら「そうよ。これは『魔法少女』のためのもの」

ほむら「魔法少女でもなんでもないあなたに触る資格なんてない」

さやか「―――ッ!!!」

さやか「……なら、」

さやか「それなら、あたしはマミさんの弟子だ!」

さやか「あたしがマミさんの跡を継ぐ! マミさんの仇はあたしがとる!」

さやか「だからそれを返せっ!」カシャン! スチャッ!

ほむら「巴マミのデュエルディスク……」

ほむら「……そう。あなたもまた『そう』なってしまうの……」

ほむら「敗者は勝者の命令を聞く、それが『私達』のルールだったわね」

ほむら「――いいわ、相手してあげる。美樹さやか」


         さやか「「デュエルッ!!!」」ほむら

結局マミさん死ぬのかよ…
このスレにも救いはなかった…




あんこ早よう

さやか「あたしが先行だ! ドロー!」

さやか「手札から『XX-セイバー エマーズブレイド』を召喚!」

   XX-セイバー エマーズブレイド:効果モンスター
   星3/地属性/昆虫族/攻1300/守800

さやか「あたしが勝つ! 絶対に勝ってやる!」

さやか「手札から1枚伏せてターンエンドだ!」

【さやか】
 LP8000 手札4 モンスター:エマーズブレイド 魔法罠:■1
【ほむら】
 LP8000 手札5 モンスター:無し 魔法罠:無し

手の内わかってるんだから対策練ってデッキ組めば余裕じゃね

ほむら「私のターン。ドロー」スッ

ほむら「……手札から『強欲で謙虚な壺』を発動」

さやか「それは、マミさんが使ってたカード……ッ!」ギリッ

ほむら「山札から3枚めくり、1枚を手札に加える」ピラッピラッピラッ

ほむらっ『魔宮の賄賂』『神の警告』『トレード・イン』

ほむら「『トレード・イン』を選択、他のカードをデッキに戻す」シャッシャッ

ほむら「今加えたばかりの『トレード・イン』を発動」

ほむら「手札からレベル8の『Sin スターダスト・ドラゴン』を捨てる事で」

ほむら「デッキから2枚カードをドローする」シュッシュッ

ほむら「……さらに今引いた『テラ・フォーミング』を発動」

ほむら「デッキからフィールド魔法『Sin World』を手札に加え、発動する」

ほむら「ただ、強欲で謙虚な壺を発動したターンは特殊召喚が出来ない」

ほむら「私は2枚伏せてターンエンド」

【さやか】
 LP8000 手札4 モンスター:エマーズブレイド 魔法罠:■
【ほむら】
 LP8000 手札3 モンスター:無し 魔法罠:■2 Sin Would

さやかもバカじゃないだろうな
馬鹿ではあるけど

さやか「あたしのターンだ! ドロー!」

さやか「あんたの弱点がフィールド魔法だってことは分かってる!」

さやか「手札から速攻魔法『サイクロン』を発動、Sin Wouldを破壊!」バシュン

ほむら「………」

さやか「よしっ! 何もないのね!」

さやか「なら手札から『XX-セイバー フォルトロール』を捨て、」

さやか「魔法『ワン・フォー・ワン』を発動! デッキからレベル1モンスターを特殊召喚」

さやか「あたしは『XX-セイバー レイジグラ』を守備表示で特殊召喚する!」

   XX-セイバー レイジグラ:効果モンスター
   星1/地属性/獣戦士族/攻200/守1000

さやか「さらにレイジグラが召喚・特殊召喚に成功した時、効果が発動!」

さやか「墓地から『X-セイバー』と名のつくモンスターを1枚手札に加えられる」

さやか「ワン・フォー・ワンのコストにしたフォルトロールを手札に再び戻す」

さやか「バトルだ! エマーズブレイドでダイレクトアタック!」

ほむら「ライフで受けるわ」

【ほむら】LP8000 → 6700

さやか「ふんっ、思ったよりも全然弱いじゃん!」

さやか「でもあたしは油断なんてしない……」

さやか「全力であんたを叩き潰すッ!」

さやか「1枚伏せてターンエンド!」

【さやか】
 LP8000 手札3 モンスター:エマーズブレイド レイジラク 魔法罠:■2
【ほむら】
 LP67000 手札3 モンスター:無し 魔法罠:■2

ほむら「ドロー」ピラッ

ほむら「手札から再びテラ・フォーミングを発動する」

ほむら「デッキからSin Wouldを手札に加え、そのまま発動」

ほむら「さらにEXデッキから『スターダスト・ドラゴン』を除外し、」

ほむら「手札から『Sin スターダスト・ドラゴン』を特殊召喚する」

   Sin スターダスト・ドラゴン:効果モンスター
   星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000

さやか「それも前に見たッ! リバースカードオープン『奈落の落とし穴』!」

さやか「攻撃力1500以上のモンスターを召喚、反転・特殊召喚した時に破壊し除外する」

さやか「Sinスタダを破壊し除外だ!」パリンッ

ほむら「ちっ……」

さやか「同じ手が何度も通じると思うな!」

ほむら「……ターンエンドよ」

【さやか】
 LP8000 手札3 モンスター:エマーズブレイド レイジラク 魔法罠:■
【ほむら】
 LP67000 手札2 モンスター:無し 魔法罠:■2 Sin Would

達観した主観も、傲慢な態度も許せる
だが、コミュ障だけは絶対に許さん

さやか「このまま一気に押し勝ってやる!」ドロー

さやか「よしっ手札から魔法カード『増援』を発動!」

さやか「このカードはデッキからレベル4の戦士族モンスターを1枚加えることが出来る」

さやか「手札に加えた『X-セイバー パウシル』をそのまま召喚だ!」

   X-セイバー パウシル:チューナー/効果モンスター
   星2/地属性/戦士族/攻100/守0

さやか「……マミさん、見ててください!」

さやか「レベル2のパウシルに、レベル1のレイジラクとレベル3のブレイドをチューニング!」
     ヒカリ
さやか「輝を宿し太刀を取り、地を駆け血を浴び斬り捨てろ!」

さやか「シンクロ召喚! 雷迎せよ、『XX-セイバー ヒュンレイ』!!!」

ヒュンレイ「ハッ…!」ヒュンッ

   XX-セイバー ヒュンレイ:シンクロ/効果モンスター
   星6/地属性/戦士族/攻2300/守1300

さやかちゃんが発病してる…

さやか「まだだ! シンクロ召喚に成功した時ヒュンレイの効果発動!」

さやか「フィールド上の魔法・罠カードを3枚まで選択し破壊する!」

さやか「あたしが選ぶのはあんたの伏せ2枚だ」

さやか「斬り倒せ、『ライジング・スラッシュ』!!!」

ヒュンレイ「斬ッ!」ビシッ

ほむら「罠カード発動『砂塵の大竜巻』。美樹さやかの伏せを破壊するわ」バシュン

さやか「チッ、でも『神の警告』くらいどうでもいい!」

ほむら「この効果で手札から1枚セット。これはヒュンレイの効果の対象外よ」

さやか「うるさいッ! あんたの伏せを破壊だ!」

ほむら「……『次元幽閉』が破壊されるわ」

シンクロの口上まで言い出しちゃうとは…
マミさんの近くに居すぎたな…

ほむら「私のターン。ドローフェイズにSin Wouldの効果を発動」

ほむら「通常のドローの代わり、『Sin』と名のついたカードを3枚選び」スススッ

ほむら「その中の1枚をランダムに手札に加える」ピラッ

ほむら「もう一度EXデッキからスタダを除外し、Sinスタダを手札から特殊召喚する」

ほむら「Sinスタダでヒュンレイに攻撃」

さやか「なめるな、リバースカードオープン! 『収縮』を発動!」

さやか「sinスタダの攻撃力を元の攻撃力の半分にして返り討ちだ!」

   ヒュンレイATK2300 VS SinスタダATK2500→1250   『Sinスタダを戦闘破壊』

【ほむら】LP4400 → 3350

さやか「よしっ! これでフィールド魔法を守るやっかいな奴もいない!」

ほむら「………」

ほむら「ターンエンドよ」

【さやか】
 LP8000 手札1 モンスター:ヒュンレイ 魔法罠:■2
【ほむら】
 LP3350 手札2 モンスター:無し 魔法罠:■ Sin Would

シンクロの口上は好きだな
盛り上がるし

さやか「あたしのターン、ドロー!」ピラッ

さやか「……あんたの場にモンスターはいない上、ライフは半分以下」

さやか「加えてお得意のロックはまったく出来てない!」

さやか「マミさんだって言ってた。ロックデッキは事故が多いって」

さやか「さっきからドローばっかしてたのも何も出来ないからだ!」

ほむら「………」

さやか「でもあたしは手なんて抜かない! 伏せなんてどうでもいい!」

さやか「このターンで決めてやる!」

さやか「手札から『XX-セイバー フラムナイト』を召喚!」

   XX-セイバー フラムナイト:チューナー/効果モンスター
   星3/地属性/戦士族/攻1300/守1000

さやか「フラムナイトとヒュンレイ。あたしの場に2体の『X-セイバー』が揃った時」

さやか「こいつの召喚条件が満たされる!」

さやか「手札から自身の効果で『XX-セイバー フォルトロール』を特殊召喚!」

   XX-セイバー フォルトロール:効果モンスター
   星6/地属性/戦士族/攻2400/守1800

カイト「俺がお前の伏せカードを警戒せずに迂闊に攻撃すると思ったか!?」

ほむら「フォルトロールの特殊召喚にチェーンし、手札から『増殖するG』を発動」

ほむら「このカードを手札から墓地に送ることで、このターンに間に」

ほむら「モンスターが特殊召喚される度に1枚デッキからドローする」シュッ

さやか「――なにを今更どう足掻いたって関係ない!」

さやか「だって、あんたのターンは絶対に回ってこないんだから!」

さやか「ここで、一気に畳みかける!」

さやか「レベル3のフラムナイトに、レベル6のヒュンレイをチューニング!」

さやか「数多の鮮血いざ放て、狂振の刃! 執りて血を沸き地を鳴らせ!」

さやか「シンクロ召喚! 制圧せよ、『XX-セイバー ガトムズ』ッ!」

   XX-セイバー ガトムズ:シンクロ/効果モンスター
   星9/地属性/獣戦士族/攻3100/守2600

ガトムズ「グルォォォ…!」

ほむら「………」シュッ

その上、この口上を言ってみるとかなり語呂がいいのがむかつく!
さやかの癖に!

さやか「まだ終わらない! フォルトロールの効果を発動!」

さやか「1ターンに1度墓地から『X-セイバー』を1体特殊召喚する」

さやか「あたしはフラムナイトを特殊召喚し、フォルトロールとチューニング!」

さやか「2体目のガトムズをシンクロ召喚だ!」

さやか「さらにリバースカードオープン! 『ガトムズの緊急指令』!」

さやか「場に『X-セイバー』と名のつくモンスターがいる時、」

さやか「墓地から『X-セイバー』を2体選択肢し、特殊召喚する!」

さやか「あたしはフォルトロールとパウシルを特殊召喚!」

さやか「フォルトロールの効果発動! 墓地からフラムナイトを蘇生し」

さやか「フラムナイトにフォルトロールをチューニング、3体目のガトムズをシンクロ召喚だ!」

ほむら「………」シュッシュッシュッシュッシュシュッ

ソリティアフラグびんびん過ぎる

あ~ぁ、下手にオーバーキルしようとするのは死亡フラグだよ
これは青る

さやか「……あんたがどれだけドローしたって関係ないんだ!」

さやか「ガトムズの効果発動! 場の『X-セイバー』モンスターをリリースすることで」

さやか「相手の手札をランダムに1枚捨てさせる!」バシッ

ほむら「………」スッ

さやか「これで場に空きが出来た! 2枚目のガトムズの緊急指令を発動!」

さやか「フォルトロールとレイジグラを特殊召喚、レイジグラの効果でフラムナイトを手札に加える」

さやか「効果を使用済みのレイジグラをリリースし、ガトムズの効果で手札を捨てさせる」

ほむら「………」シュッシュッ、スッ

さやか「最後にフォルトロールの効果を発動! パウシルを蘇生しチューニング!」

さやか「大いなる風に導かれし正義の翼、活目して心に刻め!」」

さやか「シンクロ召喚! 響け、『スターダスト・ドラゴン』ッ!!!」

   スターダスト・ドラゴン:効果モンスター
   星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000

ほむら「………」シュッシュッ…

さやか「ファイナルターン!」

さやか「どうだっ! これでガトムズが3体、それにスターダストもいる!」

さやか「あんたの伏せは、召喚中に発動してこない所を見ると攻撃反応罠」

さやか「ミラフォとかであたしのモンスターを破壊したいみたいだけど」

さやか「スターダストの効果は、破壊効果を無効にすること」

さやか「これであんたの罠も封じ込めた!」


さやか「見たか! ――これが、あたしとマミさんの力だ!」

ほむら「……ふん」

さやか「……なんで、なんであんたはそうスカした顔をしてられるのよッ!」ギリッ

さやか「マミさんが死んだ時も平然として! 今もあたしに追い詰められるのに」

ほむら「………」

さやか「……そっか、あたし分かっちゃった」

さやか「あんた、わざとマミさんを見殺しにしたんでしょ」

さやか「そんなもの奪うためにマミさんがやられるのを待ってたんだ!」

さやか「血も涙もない。いつも自分の事ばかり考えて……」

さやか「だからあんたは、今だってそんな顔をしてられるんだっ!」

ほむら「………」

さやか「……否定しないのね」

さやか「もういい……ッ!」ギリッ

さやか「あんたなんか、絶対にこの力で捻り潰してやるッ!」

さやか「ガトムズでダイレクトアタック!」

さやか「薙ぎ倒せ! 『デストロイド・ストライク』ッ!」

ガトムズ「グォォォォォ!」ダダッ

ほむら「直接攻撃宣言時、手札から『バトル・フェーダー』を特殊召喚!」スッ

ほむら「この効果は、相手の攻撃を無効化しバトルフェイズを終了させる」

ガトムズ「グハァッ!」ベチッ

さやか「ちっ! このターンで決め切れなかった……」

さやか「でも有利なのは変わらない! 最上級モンスターが4体もいる!」

さやか「絶対に次のターンで決めてやる!」

【さやか】
 LP8000 手札1 モンスター:ガトムズ3 スタダ 魔法罠:無し
【ほむら】
 LP3350 手札13 モンスター:バトルフェーダー 魔法罠:■ Sin Would

手札13w

手札13枚相手にバック無しスタダ1枚じゃ頼りなさ過ぎますね・・・

これは露骨だ…

ほむら「……あなたは、本当に愚かね」

さやか「なにッ!」

ほむら「あなたは自称師匠の巴マミが言っていた事を忘れたのかしら?」

ほむら「『闘いは、足が止まった時点で負け』なのよ」

ほむら「手札がフラムナイトと割れていて、伏せカードも使い果たした」

ほむら「残るは、"たった"ガトムズ3体とスターダストだけ」

ほむら「あなたの言う『力』がそれだけなら、本当に脆弱な力ね」

さやか「攻守0の貧弱モンスターしかいない癖に大きな口を叩くなっ!」

ほむら「私のターン。Sin Wouldの効果は使わず通常にドロー」スッ

ほむら「そして罠カード発動、『スキルドレイン』」

さやか「なっ! それもマミさんのカード!」

ほむら「効果はあなたも知ってるだろうから説明はしない」

ほむら「何もできないのも分かってるけど、一応最後に聞いておくわ」

ほむら「なにか、チェーンはあるかしら?」

さやか「くっ……!」ギリッ

ほむら「……先に進めるわ」

ほむら「EXデッキから『サイバー・エンド・ドラゴン』を除外して」

ほむら「『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』を手札から特殊召喚」

   Sin サイバー・エンド・ドラゴン:効果モンスター
   星10/闇属性/機械族/攻4000/守2800

Sinサイエン「syaaaaaa――!」キシャー

さやか「攻撃力……4000ッ!?」

マミさん……流石に手札アドの重要さくらいは教えてあげようぜ

手札削りきるべきだったよね
X-セイバー詳しくないから今の状況で出来るのか知らないけど

さやか「で、でも、たかがガトムズの一体くらいなら」

ほむら「手札から速攻魔法『月の書』を発動」

ほむら「特殊召喚されたSinサイエンを裏側守備表示に変更するわ」

さやか「なんで自分のモンスターを……」

ほむら「いくら場のモンスター効果を無効にするスキルドレインが発動していても、」

ほむら「手札のカードの効果までは無効には出来ないから」

ほむら「場にSinモンスターが存在すると、手札のSinモンスターは召喚出来ない」

ほむら「でも裏側表示にすれば、その限りじゃないわ」

ほむら「だから、サイエンを除外して、Sinサイエンをもう一体特殊召喚する」

Sinサイエン2「yaaaaaaa――!」キシャー

ほむら「そして、その二体目のsinサイエンとバトルフェーダーをリリースし……」


ほむら「手札から『神獣王 バルバロス』をアドバンス召喚する」

バルバロス「グルァァァ―――!」

   神獣王 バルバロス:効果モンスター
   星8/地属性/獣戦士族/攻3000/守1200

まさかのバルバwwwww死体から盗んだのか?

さやか「どうして……」

さやか「あんたがマミさんのカードを使ってんのよッ!!!」

ほむら「………」

さやか「バルバロスは! マミさんの切り札だったんだ!!」

さやか「あんたが、絶対に使っちゃいけないカードなんだよ!!!」

さやか「マミさんを殺したあんたなんかがッ!!!」


ほむら「……黙りなさいッ!!!」


さやか「」ビクッ!

ほむら「このカードは私の所有物。私のカード」

ほむら「そんな所で死んでる巴マミのものじゃないわ」

ほむら「だから、あなたに文句を言われる筋合いなんてない」

さやか「……そ、そうだとしても!」

さやか「あたしはあんたがそれを使うのは認めない!!」

さやか「大体あんたはのデッキは、あの陰湿なロックデッキのはず!」

さやか「なんであんたがスキルドレインやバルバロスを使ってんのよ!!」

ほむら「私のデッキを知ってる相手に、同じのを使う訳ないじゃない」

ほむら「サイドチェンジで【地縛Sin】にもなる。それだけのことよ」

さやか「サイドチェンジ……?」

ほむら「……呆れた。そんな事も知らないで戦っていたのね」

さやか「くっ……!」

ほむら「……まぁいいわ。あなたのその仮初の力なんて」

ほむら「 "私" の力でねじ伏せてあげる」

ほむら「 "私" の墓地に送られた『機械族』のsinサイエンと」

ほむら「フィールド上にある『獣戦士族』の "私" のバルバロスを除外し……」

sinサイエン2「gruaaaaaa――!」ボキボキッ
バルバロス「ウググググ……」メキメキッ

ほむら「『獣神機王 バルバロスUr』を特殊召喚!!!」

バルバロスUr「グルォアアァァァアアア!!!」ガッシャーン!

   獣神機王 バルバロスUr:効果モンスター
   星8/地属性/獣戦士族/攻3800/守1200

さやか「な、なんなのよ、このモンスター……!」

さやか「こんなカード、マミさんは使ってなかったのに!」

是非是非僕の大好きなライロを出演させてくだしあ

ほむら「これで再び "私" のフィールドにSinモンスターはなくなった」

ほむら「三体目のSinサイエンをの手札から特殊召喚するわ」

Sinサイエン3「kaaaaaaa――!」キシャー

ほむら「手札から魔法カード『太陽の書』を発動」

ほむら「裏側表示モンスターを一体、表側表示に変更できる」

ほむら「これで一体目のsinサイエンを攻撃表示に戻す」

Sinサイエン1「syaaaaaa――」キシャー

さやか「そ、そんな……攻撃力4000級のモンスターが3体も……」

ほむら「まだよ、まだ終わらせない!」

あー、Ur出すからリリースしたのか
スキドレあるのに何やってんだって驚いた

何故ほむほむはこんな怒ってんだ?

ほむら「装備魔法『愚鈍の斧』をバルバロスUrに装備」

ほむら「愚鈍の斧は装備モンスターの効果を無効にし、攻撃力を1000上昇させる」

バルバロスUr ATK3800 → 4800

ほむら「最後に、手札から速攻魔法『リミッター解除』を発動」

ほむら「このターンの間、"私" の機械族モンスターの攻撃力は全て倍になる」

Sinサイエン's ATK4000 → 8000

さやか「う、嘘……、攻撃力が8000だなんて……」

さやかのデュエルマナーが悪いからじゃね?

ほむら「Sinサイエンでガトムズを、バルバロスUrでスタダを攻撃」

さやか「嘘だ……うそだ嘘だウソだッ!!!」

さやか「あたしがあんたに負けるなんて嘘だ!!!」

さやか「絶対にあんたには負けちゃいけないのに……ッ!!!」

ほむら「……止めを射しなさい」

Sinサイエン's「SAYAKAAAAA――!!!」バババ!
バルバロスUr「ウゥヴォオオッ!!!」パリンッ!


  ガトムズATK3100 VS SinサイエンATK8000   『ガトムズを戦闘破壊』
  ガトムズATK3100 VS SinサイエンATK8000   『ガトムズを戦闘破壊』
  スタダ ATK2500  VS バルバロスUrATK4800  『スタダを戦闘破壊』


【さやか】LP8000 → -4000


さやか「く、くそぉぉぉぉォォォッッッ!!!!!」


             【 ほむら WIN! 】

さやか「う、うぅ……」

ほむら「これで、分別の無いあなたでも分かったかしら?」

ほむら「あなた程度じゃ、魔女にも、私にさえも勝てないわ」

ほむら「もう二度と魔法少女の領分に入ってこないことね」

さやか「くそぉ……」

QB「さやか! 大丈夫だよ!」

さやか「きゅ、キュゥべえ!」

ほむら「……インキュベーター!」

どんな終わりになるかわからんが、このほむほむが「あなたを守らせて」だの「まって行かないでまどか」だの言うのかと思うとすげー腹立つな

エクシーズが登場するって、信じてる。

ほむほむのが一枚も二枚も上手だな
さやかはほむらにとっては何度も優しくたしなめてあげて、それでも暴走して魔女になってきたんだから
もう優しくしてあげる段階はすぎたんだよ

>>1が猿食らってるって
バイ遊戯王スレ

QB「一般人の君じゃ、確かに彼女と同じ土俵には立てない」

QB「でも、僕と契約して魔法少女になればそれも解決するよ!」

QB「さあ早く僕に願い事を言うんだ!」

さやか「あんた、なんでも願いをかなえられるんだよね」

さやか「だったら……」

ほむら「や、止めなさい! 美樹さやか」スッ…

さやか「だったら、マミさんを生き返らせて!」

ほむら「ちっ、間に合わな……」スチャッ

QB「それは流石に無理だよ、さやか」

さやか「………」

ほむら「………」


さやか「……えっ?」

正直、ピッチ早くて大丈夫か?とは思ってた

さやか「……なんで? だって願いならなんでも叶うって……」

QB「基本的にはね。けど叶えられる願いはその娘の素質で決まる」

QB「だから、人間の生き死にを操るなんて重大な願いを」

QB「君程度のレベルの素質で叶えられる訳がないじゃないか」

さやか「そんな……!」

さやか「だ、だったら! こいつ、転校生を倒したい!」

QB「それも、君の素質じゃ無理だね」

さやか「なっ……」

QB「その程度でそんな高度な願いを求めるなんて、高慢もいい所だよ」

QB「さあ、他に叶えたいねが……」パンッ!

QB「」グチャ…

ほむら「………」

さやか「そんな、マミさんも仇も取れないなんて……」

ほむら「……これに懲りたら、もう、私達に関わらないことね」スタスタ

さやか「………」ズーン…

さやか「マミさん……」グスッ…

さやかェ・・・

QBの場合ニュアンスを変えて受け取りそうなんだけどな

―――――
―――

――学校の屋上。

QB「まどか、君も魔法少女にならないのかい」

まどか「うん……」

QB「どうしてだい? 願い事が叶うんだよ」

まどか「……わたし、怖いの」

まどか「魔法少女になりたかったはずなのに、」

まどか「マミさんがあんな風に死ぬのを見たら、」

まどか「まだ死にたくないって思っちゃったの」

まどか「死ぬのが怖くて、契約できないよ……」

QB「そっか。なら仕方がないね。僕はもう行くよ」

QB「でも気が変わったらいつでも呼んでね」

QB「すぐにでも契約はしてあげられるから」キュップイ

まどか「………」

さやか「まどか……」

さやかってどの程度のこと叶えられるんだろうな
ほむらで一定期間の時間遡行、杏子で不特定多数への影響だけど

まどか「さやかちゃん、わたしズルい。最低だよ……」

まどか「昨日、マミさんに約束したの」

まどか「二人で一緒に魔法少女になって街を守ろうって」

まどか「それなのに、わたしだけ逃げ出して……」ポロポロ…

さやか「……怖かったら逃げたっていいんだよ」

まどか「でも、わたし……わたし……」

さやか「大丈夫、大丈夫だから。泣かないで」

さやか「あたしが、まどかを守るから」ギュッ

まどか「さやかちゃん……うぅぅ……」ギュ…

さやか(そう、あたしはマミさんの弟子なんだ)

さやか(――あたしがまどかを、恭介を、みんなを守らなきゃ!)

ほむらを倒してって願いごとが叶ってほむらがその場で死んで自分が魔法少女になったら
絶対後悔して魔女化するだろさやかはww

集団洗脳できる杏子の願いくらいならさやかも叶えれる

――マミ宅。

まどか「マミさん……」

まどか「ごめんなさい、マミさん」ポロリ…

まどか「わたし、やっぱり魔法少女になれないよぉ……」ポロポロ

まどか「約束、守れなくてごめんなさい……」

――ぎぃぃ……

まどか「だ、だれっ!?」

ほむら「………」

まどか「……ほ、ほむらちゃん……?」

>>113
蘇生(対象が魔法少女)は無理だが
二度と動かせないって言われてる怪我なら直せるから、癒し系なら結構いいとこ行くって感じだと思う


――橋。

ほむら「魔法少女にならないでくれたのね」

まどか「……うん。でも、」

まどか「あの時、わたしがほむらちゃんの話を聞いてたら」

まどか「マミさんは死なずに済んだかもしれないのに……」

ほむら「いいの。あなたは自分を責め過ぎてるわ」

ほむら「あれが魔法少女の末路。いずれはこうなる運命だったのよ」

まどか「もしもあたしが魔法少女になってれば……」

ほむら「それで、巴マミの運命が変わったわけじゃないわ」

ほむら「むしろ大勢いる魔法少女の被害者が一人増えるだけ」

ほむら「だから心配しないで。魔法少女になんてならなくていい」

ほむら「――あなたは私が守るから」

まどか以外、魔法の才能はおっぱい順だからな

このほむらは許せそうにない

まどか「ありがとう、ほむらちゃん。……でも」

ほむら「……?」

まどか「ほむらちゃんが守ってくれるのは、わたしだけなの?」

ほむら「………」

まどか「……ごめんなさい、守ってもらう立場なのに出過ぎた事を……」

ほむら「……そうね、あなたがそう言うのなら、そうするわ」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「でも、これだけは "約束" して」

ほむら「あなたも美樹さやかも、絶対に魔法少女にならないで」

ほむら「それがあなたたちの幸せのためだから」

まどか「だけど、ほむらちゃんにばっかり負担を掛けて……」

ほむら「あなたは気にしなくていいのよ、まどか」

ほむら「こんな運命を背負うのは、私だけで十分なのだから」

このほむほむは気が狂ってるのか優しいのか分からん


――同時刻、病院。

上条「さやかは、僕をいじめてるのかい?」

さやか「えっ?」

上条「僕の指は、動きもしないし、感覚もないんだ」

上条「こんな指じゃ弓を持つことさえできやしない」

上条「なのに! 僕にこんな物を聞かせるなんて、」

上条「どんなに好きだって、二度と弾けない曲なんて!」

さやか「そんな! あきらめなければきっと……」

上条「医者に言われたんだ! 奇跡でも起きない限り治らないって!」

さやか「――あるよ!」

さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ!」

彼女は言いました。あなたは私が守る、と…
憧れの先輩、巴マミを見捨てるといったその口で…


――工場。

さやか「ふん、遅かったじゃない。転校生」

ほむら「なんで……」

まどか「その格好……さやかちゃん!」

さやか「な~に、心配しなくても大丈夫だよまどか」

さやか「マミさんの後はあたしが継いだから」

さやか「あたしがまどかもこの街も守る」

さやか「だから、あんたはもう必要ないんだ!」

まどか「違うよ、さやかちゃん。そうじゃないよ……」

ほむら「……またあなたは魔法少女になったのね」


ほむら「――そう、いつだってこうなるのね……」ブツブツ…

ほむら「――勝手に契約して破滅して、また失敗する……」ブツブツ…


ほむら「……もういい、勝手にしなさいっ!」シュンッ

これはリセットボタン一回押したほうがいいレベル

>>125-126
なるほど、やっぱり頭がイっちゃったんだな

ほむほむは再三忠告していたのにそれ無視して拘束したのは何処のどいつだよあぁ?

ほむらは一回TFやってコミュ能力付けた方が良いな
マミさん攻略したら発狂もしないだろう

マミさんを止めようとしたら強引に行こうとして、それでも止めようとしたらリボンで拘束されてマミるだけだけどな

>>130
元病弱眼鏡っ娘のほむらには自己主張の激しすぎる連中の制御が難しかったんだろう
特に青が

まどか「ほむらちゃん、待って!」タタタッ

さやか「ちょ、ちょっとまどか! 待ちなって!」ガシッ

さやか「なんであいつを追おうとしてるのよ」

まどか「だって、ほむらちゃんと約束したのに……」

さやか「転校生とまどかが!? なんで!?」

まどか「ほむらちゃんがわたし達を守ってくれるって」

さやか「……まどかは、あんな奴の言うこと信じるの?」

まどか「でも、ほむらちゃんは悪い娘じゃないよ」

さやか「そんな訳ないッ!!!!!」

さやか「あいつは! マミさんを見殺しにしたんだよ!!」

まどか「ちがっ、それはわたしが……」

さやか「まどかだって、マミさんと一緒にいたのに!」

さやか「マミさんの事なんか忘れて、あいつに付き従うのかよ!」

ここはマジレスした方がいいの?しない方がいいの?

まどか「そうじゃないの! でもほむらちゃんのことも信じてるから」

まどか「ねえさやかちゃん、せめて一緒に戦ってあげて……」

さやか「………」

さやか「……まどかがここまで毒されてるなんて」

さやか「まさかあいつ、魔法でまどかを操ってるのか?」

まどか「違うよ! これはわたしの気持ちだから」

さやか「だったらなおさらだッ!!!」

さやか「あたしの知ってるまどかは、あたしが守りたかったまどかは!」

さやか「こんなことを言う薄情な奴なんかじゃなかった!!!」

さやか「もういいよ、まどか。あんたはあいつに守ってもらえよ」

さやか「あたしが、恭介や仁美や街のみんなを守るから」ダッ

まどか「そんな、さやかちゃん……」

まどか「嫌だよ……行かないでよぉ……」

このさやかちゃんもアレだなwwww

>>131
先にほむらがまどかロックしてたら極普通にシャル倒せる
双樹が狙ってたのもほむらが一ヶ月しかいない事を考えるとマミさんしかいないし
実力は間違いなく本物なんだよな

問題はまどかと会ってから調子乗ってるマミさん

誰も突っ込んでないから書くけどさ
・フォルトロールは召喚ルール効果だから、特殊召喚にチェーンしてGを発動とかできない
・緊急指令でフォルトロールは蘇生できない
・緊急指令で2体特殊召喚しても、Gで2枚ドローできない
ひどすぎて笑えない

QBがおかしい、すべて悪いって思われがちだけど
このアニメのキャラみんな素で頭のネジ何本か外れてる気がしてきた

―――――
―――

――翌日、ほむら宅。

ほむら「昨日はごめんなさい。取り乱したりして……」

まどか「ううん、いいの。わたしもびっくりしちゃってたもん……」

まどか「だけどさやかちゃん、ほむらちゃんのこと誤解したままで、」

まどか「ほむらちゃんとは仲良く出来ないって。それに……」

ほむら「あなたが、美樹さやかが嫌っている私と接触したせいで」

ほむら「今日学校で、美樹さやかがあなたを避けてたのね」

まどか「……うん」

ほむら「………」

まどか「嫌だよ……さやかちゃんとこのままなんてやだよぉ……」グスッ

特定のキャラディスるやつは自重しろよ
お前らのせいでスレおわるぞ

>>138
まじで?ごめん。一つ目と二つ目は替えがきくけど、三つ目はきついな…

>>138
特殊召喚にチェーンって言ってる時点でみんな細かいルールは黙認してるんだよ
X-セイバーよく知らんけども

ああまたミスった。替えが聞かないのは二つ目だ

ほむら「……まどか、泣かないで」サスサス…

まどか「だけど、さやかちゃんが……」

ほむら「……あなたは今すぐ美樹さやかと仲直りしてきなさい」

まどか「わたしもしたい。でもどうすればいいか分からないの……」

ほむら「私とは縁を切ったと言えば、きっと大丈夫よ」

まどか「それだと、ほむらちゃんが……!」

ほむら「私の事なんてどうでもいい、あなたは自分のことだけ考えて」

ほむら「心配しなくても、私はこれからもあなたの事は守るわ」

ほむら「他の人もね。あなたとの "約束" だもの」

ほむら「それに……」

ほむら「私は幸せでないあなたなんて、もう見たくないから……」

まどか「でも……」

ほむら「それに、このままだと美樹さやかは無茶をして傷ついていく」

ほむら「それを止めることが出来るのは、まどか、あなただけなの」

ほむら「彼女は、あなたの親友なのでしょ?」

まどか「……うん、ありがとうほむらちゃん」

まどか「わたし、さやかちゃんの所に行ってくる!」タタタッ

ほむら「………」


ほむら「……私は、まどかが幸せなら、それでいいのよ」

特殊召喚の項見てたら頭こんがらがってきた

――街中。

さやか「お、ここだね。ソウルジェムが反応してる」

QB「この結界の規模なら、魔女ではなく、多分使い魔のものだね」

さやか「お~し、手馴らしにいっちょ倒しちゃいますか!」

さやか「変身!」キュピーン!

QB「さやか! あの壁の所にいるよ!」

さやか「任せなって、いっけ――ッ!!」ブンッ

――かきんっ!

さやか「なっ! はじかれた!?」

杏子「ちょっとちょっと、何やってんのさ、アンタ」

正直今の遊戯王を知らない俺にとっては展開を楽しませてもらってるのであって
>>138みたいなのすげー萎えるんで勘弁してほしーです

さやか「そっちこそ何するのよ! あいつ倒さなきゃ!」

杏子「あいつは使い魔だ。倒した所でグリーフシードは落とさないぜ」

さやか「でも、使い魔も人間を襲うんでしょ! なら……」

杏子「だぁから、あえて襲わせて魔女にしてから倒す。常識じゃん」

さやか「あ、あんた、襲われる人たちを見殺しにする気!?」

杏子「……まさかとは思うけど、人助けや正義なんてもんをするために」

杏子「そこのソイツと契約したんじゃねーだろうな?」

さやか「だったら、なんだって言うのよ!」ギリッ!

>>149
じゃあ今の遊戯王の最新カードとか使ってんじゃねえよって思うわ
素直にブラックマジシャンとブルーアイズで殴り合いしてろよ

まぁ演出でいいじゃん。細かいとこは大会に出たときで気にすりゃいい

杏子「大体、ここにいたマミはおっちんだって聞いたから」

杏子「わざわざこの街を貰いに来たのによぉ」

杏子「先に盗みに来てる奴がいるなんて、初耳なんだけど」

杏子「いや、さっきの太刀筋、『にゅーびー』ってところか」

さやか「成り立てだからってなによ!」

杏子「はん。だったらそのくそ甘っちょろい考え方も納得だな」

杏子「多分マミの弟子かなんかだろうけどさ」

杏子「そんなバカみたいな『遊び』してんと、すぐに死ぬぞ?」

さやか「ま、マミさんを馬鹿にするなッ!」ブンッ

杏子「……フンッ!」バシンッ

さやか「ぐあっ!」ズサ…

まどか「……さやかちゃんっ!!!」タタタッ

>>137
倒せるかは怪しいだろ
シャルはマミさんと最も相性が悪い魔女だから、運が悪ければ負ける

>>154
曰く「油断してたら危なかったわね」らしい

まどか「さやかちゃんにこんなことしないでっ!」バッ

さやか「ま、まどか……」

杏子「あん? なんだ、こいつの仲間か?」チャキッ

杏子「見たとこピンクのは魔法少女じゃねぇみたいだけど……」

杏子「邪魔すんなら容赦しないぜ」バッ

さやか「……まどかに、手を出すなぁ!」ドンッ

さやか「あぐぁっ!!!」ブシュッ!コロコロ…

まどか「さやかちゃん!」

杏子「ゲッ! やっべ、切りすぎちまった……って、あれ?」

さやか「う、ぐふっ……」ビチャ…

杏子「おっかしいなぁ、感触的には内臓がブッ切れたはずなのに」

杏子「斬った先から修復始まってるとか、こいつの能力か?」

杏子「まあいいや。歯向かえない程度に傷めつけといてやるか」コツンッ

杏子「……んっ? こりゃデッキケースか?」

さやか「あたしの遊戯王カード! か、返せよっ!」

杏子「『あたしの』つうか、これ、明らかにマミのやつじゃん」

杏子「もしかしてこっちでもお下がりしてんのかよ、だっせぇな」

さやか「な!? あんたには関係ないだろ! いいから返せっ!」

杏子「……気にくわねぇ、ほっんとお前、気にくわねぇな。おい……」

杏子「確かに関係ねぇけどよ、先輩の言う事は素直に聞いとくべきだぜ」


杏子「例えば、いい加減に乳離れしろとか――――なッ」ザシュンッ!


さやか「あ、あたしの、マミさんのデッキが……!」

まどか「真っ二つ……そんな、こんなのってないよ!」

あんこちゃんそれはアカン

あんこは遊戯王興味がないタイプだな

遊戯「」ガタッ
十代「」ガタッ
蟹「」ガタッ
UMA「」ガタッ

俺が杏子ちゃんなら売って食費にするのに……

羽蛾「デッキを切り裂くなんてしんじらんねぇ!」

さやか「う、うわぁぁぁあああああ!!!!!」ブンッ

杏子「これぐらいでキレんなっつぅの」カキンッ

さやか「くそぉおおおお!」ザンッ

杏子「はっ。魔法少女としての戦い方もまだ出来てねぇのか」

杏子「足は遅ぇし、剣は軽いし、回復頼みの突進ばかり」

杏子「その上、カードもマミ頼りってなっちゃ、底が知れてるな」

杏子「少しは自分でやってみろってんだよッ」ガシンッ

さやか「ぐぅぅ……、ま、まだだぁ!」ダッ

まどか「キュゥべえ止めてよ! 相手は魔女じゃないんだよ!」

まどか「どうして味方同士で戦わなきゃならないの!?」

QB「これは魔法少女の問題だ。僕にはどうしようもないよ」

流石の俺もこれには怒り心頭

ちょっとシズルさんに頼んで杏子狩ってきてもらう

まどか「そんな……」

QB「でもまどか、君が契約すれば、彼女らと同じ魔法少女になれば」

QB「彼女らの争いを止めるだけの力を手に入れることが出来るよ」

まどか「で、でも、ほむらちゃんが駄目だって……」

QB「ベテランの佐倉杏子が美樹さやかに闘いを挑んでるんだよ」

QB「力の使い方も分からないさやかじゃ、勝てっこない相手だ」

QB「まして杏子は、本気で殺しにかかっている目をしている」

QB「このままだと確実にさやかは死んでしまうよ」

QB「彼女は、君の親友じゃないのかい?」

まどか「……わ、わたしの、願いは……」


ほむら「――それには及ばないわ」ファサッ

杏子「な……」

さやか「え……いつの間に?」

まどか「ほ、ほむらちゃん……」

杏子「おまえ……。何しやがった、テメェ!」バッ

ほむら「ふっ……」カシャンッ

杏子「……ちっ! そうか、アンタが噂のイレギュラーってやつか……」

さやか「――あんたが、あたしを助けるなぁあ!」ザンッ

ほむら「………」カシャンッ

さやか「ぐっ……」バタン…

杏子「……何なんだアンタ? いったい誰の味方だ?」

ほむら「私は、冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵」

ほむら「あなたはどっちなの? 佐倉杏子」

杏子「なんで、名前を知ってやがる……」

ほむら「………」

何がファサッだよファブってろよオラァァァ

この流れで不謹慎だけど、乳離れ、これってそう言う意味だよな?

杏子「……手札がまるで見えないとあっちゃね」

杏子「今日は降りさせてもらうぜ」

ほむら「好きにするといいわ」

杏子「ちっ、喰えねぇ奴……」ダッ

ほむら「ふぅ……」

まどか「助けに来て……くれたの?」

ほむら「………」キッ!

まどか「――ひっ!」

またほむほむの鬼畜デッキが見たいです

ほむら「いったい、何度忠告させるの? どこまであなたは愚かなの?」

ほむら「あなたは私と契約しないと "約束" したはずよね」

まどか「で、でもさやかちゃんが……」

ほむら「――愚か者が相手なら、私は手段を選ばない」

まどか「……うっ……」

まどか「うぅぅ……」ポロッ

ほむら「……くっ」シュンッ…

まどか「ほむらちゃん……」

QB「まどか、とにかく今はさやかが!」

さやか「う~ん……」

―――――
―――

――後日、学校。

さやか「あの時はありがと、まどか」

まどか「うん。でも、助けてくれたのは私じゃなくて……」

さやか「いーや! 『まどか』が来てくれたおかげだって!」

まどか「だけど、ほむらちゃんが……」

さやか「違うっ! まどかのおかげなの!」

さやか「あいつに私を助ける気なんてなかったに決まってるじゃん!」

さやか「大方、あの『杏子』とかいうあの乱暴な魔法少女が持ってる」

さやか「グリーフシード目当てに乱入したんだよ!」

さやか「あ~やだやだ、ああいう自己中な奴らが同じ魔法少女なんて」

さやか「あたしは、みんなのために戦ってるのにさ!」

まどか「うん……、そうだね、さやかちゃん……」

さやか「でもさ、あの杏子って奴は、ほんっと最低っ!」

さやか「マミさんと一緒に作ったデッキを破るなんて、信じられない!」

まどか「……もうマミさんのカード、残ってないの?」

さやか「ううん、EXデッキは別にしてたから大丈夫だったんだけど」

さやか「普通のデッキは全部、破られちゃった……」

まどか「そんな……」

さやか「で、でも! カードを買ってきて新しいデッキを組んだんだ!」

さやか「ホントは【X-セイバー】がよかったけど、お金が足りなくてさ……」

さやか「仕方ないから、新しく作ることにしたよ」

>さやか「あたしは、みんなのために戦ってるのにさ!」

この発言はいただけないよ、さやかちゃん

さやか「この新しいデッキなんだけど、もう少しカードが足りなくて」

さやか「だからさ、この後お見舞いのついでにカードショップに寄って」

さやか「そこで完成させてくるから、明日、仁美と一緒にやろうよ!」

まどか「うん……うん、分かった!」

さやか「へへっ、やっと笑ってくれたね、まどか!」

まどか「えっ?」

さやか「それじゃ、仁美によろしくね~」

まどか「あっ……うん……」


――上条宅前。

さやか「……たく、退院したなら、連絡してくれてもいいのに」ブツブツ

さやか「まぁ、お陰で早くカードショップに行けたからいいんだけど」

さやか「で、でも、これからどうしよう……」

杏子「――よぉ、久しぶりじゃん」

さやか「なっ、なんであんたがここにいるのよっ!」

杏子「別にいいじゃん、あたしがどこにいようとさ」

杏子「それよりもアンタ、キュゥべえに聞いたぜ」

杏子「ここん家の坊っちゃんの腕を治すためなんかに」

杏子「たった一回こっきりの願いを使ったらしいじゃん」

さやか「……だったら、なんだって言うのよ!」

杏子「――バっカじゃねぇの?」

杏子「魔法ってのは、『てっとーてつび』自分のためにあるもんだ」

杏子「それを他人なんかに使っちまうなんて、バカの骨頂だ」

杏子「それともあれか? この坊主が好きだから助けたのか?」

杏子「だとしてもこんな回りくどい願いしなくてもいいじゃん」

杏子「もしくは、今から魔法で手足を全部折っちまうとかしてさ」

杏子「アンタなしじゃ生きられなくすればいいんだよ」

さやか「……ふ、ふざけんじゃない!」

さやか「あたしは正義の味方で、みんなを助けるんだ!」

さやか「あたしを、あんたみたいな自分勝手な奴と一緒にするなんて」

さやか「絶対に、許さないッ!」

杏子「許さなかったら、どうするんだ?」

杏子「またこの前みたいにあたしにぼこられるか」

杏子「いいや、それじゃあたしがつまんねぇ」

杏子「だから今回はさ、これでやろうか」チラッ

さやか「遊戯王カード……」

杏子「こんだけ時間もあったんだ、流石にデッキ組めてるだろ」

杏子「それとも、マミのデッキじゃなくちゃ出来ないってか?」

さやか「……舐めるんじゃ、ないわよッ!」

杏子「いい啖呵じゃん。ここじゃなんだ、場所を変えるか」

あんこちゃん、自分もデュエリストなのに人のデッキをたたっきるのは駄目だろ…


――橋の上。

杏子「ルールは簡単だ。勝った方が負けた方の命令を聞く」

杏子「あたしが勝ったら、この街の魔女はあたしがこれから狩るし」

杏子「アンタには二度とあたしに下手な口はきかせない」

さやか「あたしが勝ったら、あんたはこの街から二度と出て行って」

さやか「あたしとまどかに土下座して謝る」

杏子「どうする? やめとくなら今のうちだぜ」

さやか「それはこっちのセリフだ! あんたなんか叩きのめしてやる!」

杏子「はっ! 上等ッ!!」


         杏子「「デュエルッ!!!」」さやか

>>180
杏子「リアリストだ」

杏子「「デュエル!!」」さやか


杏子「デュエルマット敷きますね」

さやか「じゃんけんぽん。あ、私の先攻ですね。ドロー。あっ」ヒュッ

杏子「おっと。はいこれ」パシッ

さやか「ありがとう。橋の上でやるとやっぱり風が強いですね。
喫茶店かゲームショップに行きますか?」

杏子「此処でいいでしょう。これ重し、使ってください」

さやか「ありがとうございます」


なんかこんなの想像しちまった・・・

杏子「先行はあたしがもらったっ!」ドロー

杏子「手札から一枚伏せ、二枚セット」

杏子「ターンエンドだ」

さやか「威勢の割にずいぶん臆病じゃん!」

杏子「はっ! 言ってろ」

【杏子】
 LP8000 手札3 モンスター:■ 魔法罠:■2
【さやか】
 LP8000 手札5 モンスター:無し 魔法罠:無し

さやか「あたしのターン、ドロー!」スッ

さやか「手札から『セイクリッド・シェラタン』を召喚!」

   セイクリッド・シェラタン:効果モンスター
   星3/光属性/獣族/攻700/守1900

さやか「シェラタンの効果発動! このカードが召喚に成功した時」

さやか「デッキから『セイクリッド』モンスターを一枚手札に加える」

さやか「あたしが加えるのは『セイクリッド・スピカ』だ!」

さやか「カードを一枚伏せて、ターンエンドよ」

【杏子】
 LP8000 手札3 モンスター:■ 魔法罠:■2
【さやか】
 LP8000 手札5 モンスター:シェラタン 魔法罠:■

実際の野外デュエルでの手間を考えると社長の発明はすごいな

おいコナミ。VJエディションでセイクリッド出す時はセイクリッド・アンタレスって名前で☆8にしろ
多少使いにくくてもがんばって使うから

杏子「……何を使うかと思えば『セイクリッド』だなんてな」

さやか「なにぃ!」

杏子「ソイツって、まだ出たばっかの弱っちいテーマじゃん」

杏子「サポートカードはほぼない。効果モンスターも場に出た後は貧弱バニラ」

杏子「現にアンタはあたしの伏せに攻撃できなかったじゃねぇか」

さやか「うっさい! これからどんどん強くなるんだ!」

杏子「……まぁいいさ、あたしのターン、ドロー」

杏子「あたしはもう一枚モンスターをセット」

杏子「さらに先に伏せていた『キラー・トマト』を反転召喚だ」

   キラー・トマト:効果モンスター
   星4/闇属性/植物族/攻1400/守1100

杏子「あんまこいつを晒したくはなかったけどな……」

杏子「まぁ、上級モンスターをアドバンス召喚されるよきゃましだろう」

杏子「キラートマトでシュラタンに攻撃して、ターンエンドだ」

  キラートマトATK1400  VS シェラタンATK700  『シェラタンを戦闘破壊』

【さやか】LP8000 → 7300

【杏子】
 LP8000 手札3 モンスター:キラートマト ■ 魔法罠:■2
【さやか】
 LP7300 手札5 モンスター:無し 魔法罠:■

さやか「シェラタンくらい……、ドロー!」

さやか「……よし、あたしが引いたのは魔法カード『クロス・ソウル』!」

さやか「こいつは自分がモンスターをリリースする時、相手のモンスター一体を使える」

杏子「げ、うぜー奴はうぜーカードを使いやがる」

さやか「あんたの伏せモンスターをリリースし、『セイクリッド・スピカ』を召喚だ!」

   セイクリッド・スピカ:効果モンスター
   星5/光属性/天使族/攻2300/守1600

さやか「召喚に成功した時、スピカの効果が発動する」

さやか「手札のレベル5『セイクリッド』モンスターを表守備で特殊召喚できる」

さやか「あたしは、手札から『セイクリッド・エスカ』を特殊召喚」

   セイクリッド・エスカ:効果モンスター
   星5/光属性/機械族/攻2100/守1600

さやか「さらにこいつも特殊召喚されたときに効果が発動される」

さやか「デッキから『セイクリッド』モンスターを一枚手札に加える」

さやか「あたしがサーチしたのは『セイクリッド・ポルクス』だ」

杏子「セイクリッドの癖にやけに回りが良いじゃんか、仕込んだのか?」

さやか「あんたみたいな奴と一緒にすんなよっ!」

杏子「はっ、どうだかなぁ」

さやか「勝手にほざいてろっ! これが、あたしの新しい『力』だ!」

さやか「レベル5のエスカとスピカでオーバーレイ・ネットワークを構築!」

さやか「聖なる連星の魂よ、邪念の連鎖を討ち砕け! いざ、具現せよ!」

さやか「エクシーズ召喚! 聖騎士『セイクリッド・プレアデス』!!!」

プレアデス「ハァァッ!」ブンッ

   セイクリッド・プレアデス:エクシーズ/効果モンスター
   星5/光属性/戦士族/攻2500/守1500

杏子(こいつ、わざわざ口上なんか叫び出すなんて、恥ずかしくないのか?)

杏子(……そういやあいつも、毎回毎回言ってやがったっけか……)

さやか「クロスソウルを発動したターンは攻撃できないから、ターンエンドだ」

【杏子】
 LP8000 手札3 モンスター:キラートマト  魔法罠:■2
【さやか】
 LP7300 手札4 モンスター:プレアデス 魔法罠:■1

セイクリッドってなんぞ?

星の騎士団

セイクリッドっていまいちテーマ絞れて無い感があるなちょっとエクシーズしやすい程度で
わかってんだろうなコナミ?期待してんぞ

寝落ちか?

スレタイ「あんず」かと

>>196
遊戯王スレならしようがない

杏子「あたしのターンだ」ドロー

杏子「……しゃあねぇ、あたしはキラートマトでプレアデスを攻撃だ」

さやか「な! そんな攻撃力じゃ勝てないのに!」

さやか(いや……あいつもわざとマミさんに攻撃してきてたんだ)

さやか(こいつも何か仕掛けてくるつもりか……?)

  キラートマトATK1400  VS シュラタンATK700  『キラートマトを戦闘破壊』

杏子「戦闘破壊された時、キラートマトの効果が発動するぜ」

杏子「デッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスターを特殊召喚する」

さやか「やっぱり……」

杏子「あたしが召喚するのは『クレボンス』だ」

   クレボンス:チューナー/効果モンスター
   星2/闇属性/サイキック族/攻1200/守400

杏子「あとアンタがさっきリリースに使った『ボルト・ヘッジホッグ』だが」

杏子「こいつはチューナーが場にある時墓地から守備表示で特殊召喚できる」

   ボルト・ヘッジホッグ:効果モンスター
   星2/地属性/機械族/攻800/守800

杏子「ま、この効果で召喚した後にフィールドを離れると除外されちまうから」

杏子「連続使用はできねぇんだけどな」

さやか「チューナー…シンクロ召喚か!」

杏子「いいや、アタシがすんのはこっちのほうさ」

杏子「レベル2のクレボンスとヘッジホッグをオーバーレイ!」

杏子「守備表示で『ガチガチガンテツ』をエクシーズ召喚だ」

   ボルト・ヘッジホッグ:効果モンスター
   星2/地属性/機械族/攻800/守800

さやか「そんなのさせない! プレアデスの効果を発動!」

杏子「はぁっ!?」

さやか「例え相手のターンでも一ターンに一度、エクシーズ素材を取り除き」

さやか「フィールド上のカードを一枚持ち主の手札に返すことができる!」

さやか「あたしは今召喚されたガチガチガンテツをEXデッキに戻す!」

杏子(こいつ、バカじゃねぇか?)

流石杏子は格が違った

杏子「エクシーズ召喚の素材になったモンスターは墓地に送られないで」

杏子「エクシーズモンスターの下に重ねてられることになる」

杏子「この時、ヘッジホッグのフィールドから離れた時に除外するは無効になる」

杏子「しかもエクシーズモンスターが場を離れた時に素材は全て墓地に送れられる」

杏子「つまり、もう一回ヘッジホッグの特殊召喚が出来る訳だ」

杏子(だいいち……)

さやか「だからなによ! あんたの場にチューナーはないんだから関係な……」

杏子「あたしはまだ通常召喚をしてねぇぜ」

さやか「なにっ!」

杏子「手札から『ジャンク・シンクロン』を特殊召喚する」

   ジャンク・シンクロン:チューナー/効果モンスター
   星3/闇属性/戦士族/攻1300/守500

杏子「コイツを召喚した時、墓地からレベル2以下のモンスターが呼べる」

杏子「あたしが蘇生するのはクレボンスだ」

杏子「んで、さっき同様ヘッジホッグを特殊召喚するぜ」

さやか「げっ! チューナーが二体も……」

杏子「当然、することはシンクロしかねぇよな」

杏子「レベル3のジャンクシンクロンに、レベル2のヘッジホッグをチューニング」

杏子「シンクロ召喚、『ジャンク・ウォリアー』!」

   ジャンク・ウォリアー:シンクロ/効果モンスター
   星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300

杏子「シンクロ召喚に成功したとき、コイツの効果が発動する」

杏子「コイツの攻撃力は、あたしの場のレベル2以下のモンスターの攻撃力の」

杏子「合計分だけ上乗せされる」

杏子「つまり、クレボンスの1200分上昇したって訳だ」

ジャンクウォリアー ATK2300 → 3500

杏子「プレアデスの効果は一ターンに一度きり、つまり今がチャンスだけど」

杏子「残念だが、さっきバトルフェイズをしちまったから攻撃は出来ねぇ」

さやか「ほっ……」

杏子「あたしはターンエンドだ」

【杏子】
 LP8000 手札3 モンスター:ジャンクウォリアー クレボンス 魔法罠:■2
【さやか】
 LP7300 手札4 モンスター:プレアデス 魔法罠:■

さやか「あたしのターン、ドロー!」

さやか(攻撃力3500……確かに脅威的な数値だけど……)

さやか(もう一回使えるプレアデスの効果でバウンスしちゃえば問題ない!)

杏子(とか考えてんだろうな、コイツ。お見通しだっつぅの)

さやか「エクシーズ素材を捨て、プレアデスの効果を発動だ!」

さやか「あんたのジャンクウォリアーをEXデッキに戻すわ」

杏子「ふん……」パシッ

さやか「そして、『セイクリッド・ポルクス』を召喚し効果発動!」

   セイクリッド・ポルクス:効果モンスター
   星4/光属性/戦士族/攻1700/守600

さやか「このターン、もう一枚だけ『セイクリッド』モンスターを召喚できる」

さやか「あたしが召喚するのは『セイクリッド・グレディ』」

   セイクリッド・グレディ:効果モンスター
   星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1400

さやか「これで準備は整った! あたしの新しい切り札を見せてやる!」

さやか「レベル4のグレディとポルクスをオーバーレイ!」

さやか「二体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築!」

さやか「幾重に連なる"祈り"の形、その身に宿すは"正義"の力!」


さやか「エクシーズ召喚! 希望の使者『No.39 希望皇ホープ』!」


   No.39 希望皇ホープ:エクシーズ/効果モンスター
   星4/光属性/戦士族/攻2500/守2000

ホープ「ハァァァァ…ダァッ!」ガシャンッ!

オレラ「あれは、No.!?」

さやか「バトルだ! プレアデスであんたのクレボンスを攻撃!」

杏子「残念、クレボンスの効果を発動するぜ」

杏子「こいつは攻撃対象になった時、ライフを800払って攻撃を無効にできる」

【杏子】LP8000 → 7200

さやか「くっ……破壊出来なくたってライフは削れる!」

さやか「希望皇ホープでクレボンスを攻撃だ!」

杏子「悪いがクレボンスは割らせないぜ」

ホープ「ギギギ…」カシャーンッ!

【杏子】L7200 → 6400

さやか「これ以上は何もできない……ターンエンドよ」

【杏子】
 LP6400 手札3 モンスター:クレボンス 魔法罠:■2
【さやか】
 LP7300 手札3 モンスター:プレアデス ホープ 魔法罠:■

さやか「確かに今のターンじゃ畳み掛けられなかったけど」

さやか「ライフの数字ならあたしが優勢だ!」

杏子「はっ、だからそういうとこが『どーてー』臭ぇんだよ」

さやか「ど、童貞って///」

杏子「ライフなんざ、終わった時にたった 1 でも残ってりゃいいんだ」

杏子「そんな消耗品よりボードアドバンテージを優先するぜ」

杏子「ようは魔力と同じだ。ソウルジェムが完全に濁らなきゃいい」

杏子「両方とも使ってなんぼのもんさ。問題はそれをどう維持するかだ」

杏子「勝負にかちゃライフは残る。魔女を倒せばグリーフシードが手に入る」

杏子「あたしはそれを効率よくやるだけ。もちろん自分のためにな」

あんこちゃんが童貞なんて使わないよ!
……いや、意味を分かってなかったりするかも。

ところで、俺のヴァイロン・オメガさんはいつ登場しますか?

寝る前ほ

ほっほー

何でクレボンス効果使えんだよ

あんこちゃんマジあんあん

ほむむ

ほむん

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