貞子「……」男「お久しぶりです。」(250)

以前、途中まで書いたのを加筆等しながら投下します。

結構です

もういいっす

さっさとしろ

久しぶり諸君!
まず、注意だが当ssにはエロは恐らくないから安心してくれ


そして、自己紹介だな
俺は孤高のオナニーマスター男だ
オナニーマスターは性行為を禁止されているが、幽霊や妖なら性行為に含めないのでは。と思いつき、犯す事にしたんだがなかなか目当てのやつに遭遇できない。

遭遇しても口が裂けたくそババァだったり、メンヘラ携帯依存症人形だったり、体半分しかなかったり、おっさんだったり……

ロクなやつがいない!

ってことで、出会いを求めて田舎の山奥に来ているのだが……

男「暑い」

男「夏休みってのは休みが長いのは良いが、暑いのがなぁ……」

最近、一人ごと増えたなぁとか思いながら
カラカラの土を踏みしめる

男「ん、あれかな。」

そろそろ目的地に着くようだ

男「ふぅ……ついた。」

ドサ

すぐさまリュックを降ろす。
そろそろかと思ったが、予想以上に先にあった。
遠近感がおかしくなる。恐るべし田舎。

男「なかなか良い家じゃないか」

男「庭は……」

スタスタ

男「お、あるな。中々広いなぁ」

男「つってもこんな山ばかりの田舎、庭なんてあってないようなもんか」

>>1乙!次回作にも期待してるよ!!

貞子「井戸から出たら三次元の方で男がシコシコしてた」

男「もう夕方だな。ちゃっちゃと片付けをすまし……ん?」チラッ

よく見ると奥に井戸がある

男「なんだか嫌な予感がする……あそこから」

男「もしかして、な。」

男「一応調べておくか」

井戸に近寄り、中を覗いてみる。

男「おーい」

おーいぉーぃォーィ……

男「気のせい、か?」

俺はまだ修行中の身。
だからまだ幽霊がいるかどうかわからないのだ。

男「気のせいだな。うん」

そんなことより掃除をしなくては日が暮れてしまう

男「っぷぁー!田舎の水は美味いなぁ」

掃除も一段落突き、休憩をしている時だった

ペチャ

男「ん?」

ビチャビチャ

男「庭から……向こうか」

ビチャビチャ

男「やっぱ井戸、か。」

足音に混じった液体の音がする。

男「見てこよう。」

あ、これか

男「……いや、待ってよう。」

井戸の方まで行こうかと思ったが、あまりにも暗い。
懐中電灯を取ってくるにも時間がかかるので縁側に座って待つ事にした。

男「……」

ヒタ……ヒタ

男「……」

ヒタ……ヒタ

男「……」

ヒタ……ヒタ

男「……」

ヒタ

男「あ、」

男「お前は……」

姿を見せたのは長髪の、水にまみれた女だった。
髪は汚れで黒緑色になり、皮膚には粘着質の何かが絡みついて糸を引いている

貞子「……」

男「ひ、久しぶりー……」

普通ならビビって逃げ出すところだがなぜ俺は冷静でいられるか。
それは
こいつと面識があるからだ。

貞子「……!」ダッ

男「待って!」ガシッ

ほう

男「うわ!ぬるぬるきめぇ!!」

貞子「ッ!」ジタバタ

男「暴れんなこら!なんもしないから!」

暴れるのも当然、
以前俺はこいつに酷い事をしたからだ。

貞子「んんん!!」ジタバタ

男「お、落ち着け」ギュ

しばらく……十分程度だろうか。
説得の末、やっと落ち着いた。

貞子「……」ジィ

男「あ、あんまり見んな。照れる」

べちゃべちゃの顔で睨みを利かせてくる。

貞子「……」ジー

男「あの時はすまなかった。さっきも言ったが、改めて謝るよ。ごめん。」

貞子「……」ジー

男「許してくれるか?」

貞子「……」ジー

男「応答なしか。」

貞子「……」ジー

男「言い訳になるかもしれないけど聞いてくれ」

貞子「……」

男「……」

貞子が顔を俯けた
「どうぞ」の合図だと解釈しよう

男「知らなかったんだ。幽霊にも心があるって……」

貞子「……」ギロ

男「うっ……怒ったか?でも知らなかったんだよ。幽霊ってただの感情の塊かなんかかなって思ってさ……」

続きはモバゲータウンで!

再放送か

男「まぁ、その……要は勘違いしてたんだ。悪気はなかったんだよ。許せ。」

貞子「……」

男「よっと!」

貞子「!」ビクッ

男「話は以上だ。お詫びとは言わないが、良かったら君を我が家に招待するよ。」

貞子「……」タジッ

男「だから何もしないって。少しだけでもお詫びができればと思って。どうかな」

貞子「……」ジー

男「またか……」

貞子「……」ジー

男「そういやお前、汚いの気にしてたよな」

貞子「……!」ビクッ

~回想~


「しーねー……」

「またお前か。」

「殺す……」

「もう諦めろよ」

「殺す……」

「はぁ」

「殺す殺す……」ヌヌヌ

「おいおいまたテレビから……床が汚れるだろうが」

「ヴァーッ!」ガバッ

「おいやめ……!?くっさ!」

「!?」

「くっせぇ!汚ねぇ!くっせぇ!」

「……」

「マジかよーないわー臭いわー」

「……」ウツムキ

「寄んなよーまじくっせぇからー」

「……ぅ」ジワッ

「……あれ?ないてる?」

「……ッ!」ドタバタ

「あ……いっちゃった」

~回想終わり~

はよ











はよ!

貞子「……」ウツムキ

男「どうだ?」

貞子「……」

男「幽霊の事情はよくわからんから、あえて聞かないが、少なくとも井戸よりは綺麗だし、風呂もある。嫌じゃなかったら夕食もご馳走するよ。」

貞子「……ぅ」

男「ん?」

貞子「目的」

男「おお、喋った。」

貞子「……」ジー

男「あ、ああ、目的はもちろんお詫びのためだよ。」

ほう…

貞子「……」

男「……」

貞子「……」ジー

男「……」

貞子「……」ギロ

男「わかった、言う。言うよ。……はぁ」

貞子「……」

男「お前にあるように、おれにも事情があってだな。その……なんだ」

貞子「……?」

男「……女の子と過ごしたことがないんだ」

貞子「……」ニヤ

男「こ、こいつ」

男(くそっ……俺の立場が危ういな)

男「いや、ほら。俺ってオナニーマスターじゃん?だから、子孫とかいらないし、当然彼女いらないかなって思ってたんだよ。それで、今までずっと……」

貞子「……」ニヤニヤ

男(ってこれじゃ言い訳にしか聞こえないっ!)

貞子「……w」

男(くっそ!完全に立場が逆転しちまってんじゃねぇか)

男「このやろう……」

貞子「……」ニヤニヤ

男「……」

貞子「……」ニヤニヤ

男「…………くっさ」

貞子「……ぅ」ジワァ

男「……」ニヤニヤ

貞子「……っ」ダッ

男「あ、ごめん!ウソ!」

なんやかんやあって、貞子を家に連れてく事に成功。

男「まず風呂だな。ちょっと待ってろ」

貞子「……」ジー

ゴソゴソ

男「あぁあった、これ使え。」

貞子「……」

男「風呂はすぐそこだ。」

貞子「……」

男「……どうした」

貞子「……」スタスタ

男「……?」

貞子は風呂に入ったようなので夕飯の仕度に取り掛かる。

男「夕飯……の前に」

そうだ、掃除しなきゃ。
あいつが歩いた後にはヌルヌルした変なもんがついていた。
拭かなければならない。なぜなら俺はオナニーマスターだからだ。

男「一々面倒なやつだな。」フキフキ

ドタバタ

男「ん?」

なにやら風呂場が騒がしい。何かあったのだろうか

はよ

ガラッ

貞子「ーーっ!」ドタバタ

男「ん?」

男「うわっ排水溝詰まってんじゃねぇか!!」

貞子「っー!」

男「どんだけ汚ねぇんだお前!」

貞子「……」ウツムキ

男「はぁ……ちょっとまってろ」

ガララ

男「あ、お前裸」

貞子「んー!」バッ

しえん

男「ほら、直したぞ。じゃぁな」

貞子「……フゥ」

男「……ん?お前っ」ガラ

貞子「!」ビクッ

男「い、いや何でもないすまん。」

ガララ……

貞子「ーッ!」

男「あいつあれが……いや、気にしないでおこう」

男「~♪」

ジュージュー

あいつは何が好きなんだろうかと考えたがどうにも考えがまとまらんので、野菜もあることだしカレーにした。


男「あとは、数分煮込んで終わりだな」

グツグツ

男「……」ジャバジャバ

男「……」キュッ

男「……」フキフキ

ギシッ

男「ん?二回からか」

ギシッ……

男「見て行……きたいが、火を使ってるからよそう」

後で見に行ってみるか

ガララ

男「出たみたいだな」

ガチャ

男「……」

貞子「……」

男「……着替えか」

貞子「……」コクリ

男「あー、さすがにないんだよな女もんは」

貞子「……」

男「ワイシャツにしよう。うん。」

貞子「……」ギロ

どうやら心の内を読まれたようだ

男「ぅ……スウェットかなんかでいいか。ちょっとまってろ……確かここに」

ゴソゴソ

男「あった。下着は俺のボクサーでいいよな。新品だし」

貞子「……?」コクッ…コク

男「胸がないからブラジャーも要らないしな!はは!」

貞子「ぅ……」ジワッ

男「お前コンプレックスあり過ぎだろ。そこは睨み返せよ」

貞子を着替えさせたので夕飯にする

男「はい、今日はカレーだ」

コト

貞子「……」

男「コメント無しか。」

貞子「…………イタダキマス」ボソ

男「え?」

貞子「……」モグモグ

男「……いただきます」

貞子「……」モグモグ

男「……」モグモグ

貞子「……」モグモグ

男「……」モグモグ

貞子「……」モグモグ

男「……福神漬け、いる?」モグモグ

貞子「……」モグモグ

男「……」モグモグ

貞子「……」ムシャムシャ

貞子「……」モグモグ

男「……」モグモグ

貞子「……」モグモグ

男「……」モグモグ

貞子「……」モグモグ

男(なにこれ気まずい)クッチャクッチャ

私怨

ギシギシ

男「またか。ちょっと見てくるか」

貞子「……」ジィ

男「そこの中に福神漬けあるから自由に使って良いよ。あと、水も好きなだけ飲んでくれ」

貞子「……」コクコク

男「横井正一(よっこいしょういち)」スクッ

ギシギシ

男(まさか盛ってるんじゃないだろうな)

ギッギッ
ギシッ

男「まだなってる……」

音の発信源はやはり二階からのようだ。
二階への階段を登る

男「……」ギシッギシ

男「階段の音か二階の音かわからん」ギシギシ

男「……」

二階につくと音は止んでいた。

男「勘付かれたか」

どうやら二階へ上がる気配を感じとられたようだ。
逃げたようだが、隠れた可能性もあるので念の為調べよう。

男「……」ガチャ

キィー……

男「……異常なし。」

他の部屋も見てみたが特にこれといった事は起きなかった。

男「特に何もなかっ…………たよ」

リビングに行くと、貞子はいなくなっていた。

あるのは食器とカレーの匂いだけ。

男「貞子ー」

男「……」

音は聞こえない。

男「まさか帰ったんじゃないだろうな。また汚れちまうぞ」

男「ん?」

プツンッ

ザーッ……

はよ続き

男「……」

ザーッ……

テレビの電源が付き、砂嵐が映る。

プツッ

途端、井戸の映像に切り替わる。

男(貞子か。)

男「よっこいショット」ギシッ

恐らく貞子の仕業なので鑑賞タイムと洒落込もう。
やつはパターン的なやつだ。

そう思いながらソファに腰掛けた

男「ポップコーンどこやったっけな」ガサガサ

サーッ……

男「……」ムシャムシャ

サーッ……

男「……」ムシャムシャ

サーッ……

貞子は一向に現れない。
さっきからずっと井戸の映像だ。

男「なんだよこの静止画は」

ピタッ

男「お、きた来た」

丑三つ時の


ヒタ

男「おー」

ヒタ

男「すっげ、瞬間移動してんじゃん。テレビん中だけど」

ヒタ

男「……」ムシャムシャ

ヒタ。

男「ん?」ムシャム…

急に画面が止まる。貞子の動きも止まっていた。おかしいなーと思いながらポップコーンを口に運ぶ。








すると後ろから!





貞子「わぁ!」バッ



男「……」

貞子「…………」



男「おんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」バリバリ

貞子「きゃぁ!」

男「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

この貞子は相変わらず好きだ

男「うわぁぁぁぁぁぉぁぉぁぁぁぁ!!」


砕け散るポップコーン


貞子「わ、わ、」


引き裂かれる容器


男「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」バリバリ


血走った目


貞子「えぅ……」

唾を吐き散らしながら雄叫びに近い悲鳴をあげる

男「おんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

まさに怪物である。
衝撃的な光景だ。

貞子「うぅ……」グスッ

わけがわからず泣き出す貞子だった。

前作教えろください

男「……」

貞子「うぅ……グスッ……えぅ……グスッ」

男「……」

貞子「……ヒック……うぅ……ヒック」

男(計画通り)

先程のものは貞子を泣かせるための演技だ。
初めに言ったが、やつはパターン的。これくらいの予測は容易くできる。
恐らく、さっきの映像はDVDに録画したものだろう。

男「貞子、大丈夫か?」

女の子がどうの、で馬鹿にされた一件以来やつがなんとなく優位にある気がしてならなかった。だから、どうにかして立場を逆転したかったのだがなかなか難しかった。

貞子「うぇぇぇぇぇ」

泣かせれば立場を逆転できそうだが、いきなり泣かせてもただのいじめになってしまう。貞子はきっと井戸に帰ってしまだろう。それではだめだ。

男「お前が悪いんだぞー。急におどかすから」

そして、俺はふと思いついた。
やつが攻撃してきたところで泣かせれば正当防衛、つまり向こうにも非はあるわけだから問題ないのでは。と
案の定、調子に乗った貞子は俺を攻撃してきた。

俺はやつより優位に立つことができた。

パンツ焼いた

>>55

方向性は全く違いますが

男「オナニーを極めたら、霊感も強くなる」
で検索して頂くと何かしらでると思います。

>>58
thx

男「……」

貞子「……うぅ」ギュ

貞子が泣き止んだので、立ち上がろうとしたら服を掴んで離さなかった。

男「……」

貞子「……」グリグリ

仕方なく座っていたら、頭を押し付けてくる。

男「撫でて欲しいのか」

貞子「……ううぅっ」ギュー

男「悪かったな」ナデナデ

貞子「……」ギュゥ

男「……」ナデリコ

貞子「……ん」ギュ

男「(なにこいつかわいい)」ナデリコナデリコ

貞子「ん……」

男「……」ナデシコジャパン

貞子ハンターの人じゃないのか

男「……」ナデリコナデリコナタデココ

貞子「……くー」

男「寝たのか」ツンツン

貞子「ん……すー」

男「ガキかこいつは……」

男「よっ……っておい」

貞子「ん……」ギュ

男「はぁ……」

強い力で服を掴んで離さない。
仕方なく、貞子の寝顔を見ながら
無口なやつだなー、とかよくみると顔整ってるな、とかいい匂いだ、とか
考えていたらいつの間にやら俺も寝ていた。

チュンチュン

男「……ん?……ん、朝か……」

貞子「…………」

朝起きると、貞子が俺の下敷きになっていた。

男「ふあぁ……」

貞子「………」

男「貞子ー起きろー、朝だぞー」ユサユサ

貞子「んっ……」

寝ていたようだが、心なしか頬が紅く染まっていたような気がした。

それはある日、俺が山中を散策している時だった。

男「あっちぃなおい……カブトムシ全然いねぇじゃんか」

デジャヴなんだが


みーんみんみんみん


ただでさえ暑いなか、ジリジリと虫が鳴く。

男「なんとーかかんとーかかーぜあざみぃ」

男「ん?お、良さげなところ発見」

実を言うとヒマで仕方ないからぶらついていたんだが、それも飽きていたところだった。

男「ふぃー」パタパタ

木陰を見つけ、そこで休憩をする。

男「どうすっかなぁ、家帰るか?」

男「いやでも、貞子がゲーム返してくんないしなぁ」

男「はぁ……」


ザーーーッ



男「ん?」

男「……」

耳を澄ますと川の流れる音がする。
この変に川があるなんて聞かなかったが……
なんせ田舎だ。
地図に乗らない謎だらけだろう。

男「川だ。行って見るか」スクッ

俺はもう一度散策に向かった

ザーッ

男「へぇ。綺麗な川じゃん」

少し登ったところにあった。
下まで透けて見え、小魚が夏の陽射しに反射している。

男「よいしょ」チャポン

持参した水筒に水を汲む

男「んぐっんぐっ……」

男「……っぷぁー!美味い」

田舎の良いところは水が美味いことだな。

            /      ´{      \
                /    \.      ヽ
          //    '⌒      ヽ i
         / ,′  / _         `ヽi    i  i
            :/ ^アハ         i    i  |
           i i: :/}  Vン      ァぅト、|     i  |   ←貞子
           | i: :ト!     .    Vン  |  :i :i  |
           | i :八          │  i :i:  |
           | i.: : :丶  -、     /| . :リ 八 |
           レヘi : :| '\‘ー'   イ : / : /∧   |
.           /{  |: : | i{/T    {.∨ : /:/ V:i│
           '   八: :| \    // : /{/  }八|
          {  {  ヽ|\ 'V⌒´  /:/   ノヽ. \
            '.      ヽ   , -‐/´ ̄ ̄   }
         }\}             /   /


男「貞子まだゲームやってんのかなぁ……」



起床後、暇なのでゲームをしていたところ貞子が興味を示してきた。
ボサボサ頭が可愛かったので、あぐらの上に座らせてやった。
抵抗もなく来たところから、きっと貞子とはもうじゅうぶんに打ち解けたのだろうと推測する。

しばらくするとゲームをやってみたいと訴えてきたので、簡単なゲームの操作を教えたところ、目を輝かせながら一生懸命コントローラーを握った。

貞子はゲームと自分がシンクロするタイプのやつらしく、
レースゲームをやらせたら、自らの体をくねらせた。
あんまり動くから、あぐらの上に貞子を乗せていたので、俺のビッグサンダーマウンテンが、
エレクトリカルパレードしてしまい、大変だった。

1作目が面白すぎた

これでは、隠れミッキーも隠す事ができない。


別室に行き、パイレーツオブカリビアン状態の、タワーオブテラーを、スプラッシュマウンテンし、イッツァスモールワールド
にすることで事なきを得た。

リビングに戻ると貞子は完璧にゲームにハマっており、返してくれないので仕方なく山に来たというわけだ。

男「なーんか、帰ってもまだやってそうだよな……教えない方がよかったか」

今更か。

男「ってか、なにしよ。これだから田舎は。」

田舎はこれだから困る。

どうしようか考えた結果、川に沿って登ってみる事にした。

運が良かったら湧き水が飲めるかもしれないし。

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

男「ほえぇ……」

かなり山を登ったのだが、そこには滝があった。
滝があるということは、まだ先があるはずなのだが

男「よっこいショット。」

男「水源ここかよ……」

なんとも不思議なものだ
なんと水がでているところは岩の間からなのだ
そして、一度下に水の溜まり場があり、そこから出る水が滝となっている。

男「不思議なところだ。よいしょ」ズザザ

壁を滑り、下まで降りた。

男「じゅばでゅばジュルジュル」バシャバシャ

男「じゅびゅでゅびゅしゅびどぅば」バッシャバッシャ

豪快に口で直接水を飲んでいたときだ。


ゴォォォ……


滝の方から音がした。

男「ぷはっ」バシャ

男「霊気が……」

なんだか不思議な場所だとは思っていたが、原因は滝だけじゃない。
この辺一帯に強い霊力を感じるのだ。

男「行って見るか」スクッ

なんとなく神聖な感じがする。

俺なんかが来ていいような場所なんだろうか。
そう思ったが、もしダメなのだとしたら、これだけの霊力だ。
きっと既に追い払われているだろう。

男「おなかたっぷんたっぷんだよ……げふっ」

男「こんちゃーす」

こんちゃーすコンチャース……

滝の反対側に洞窟を見つけた。

男「おーい」

おーいぉーぃオーイ

誰もいないようだ。
なんだかいかにも、な場所だな。

ゴォォォ……

まただ。
神様とかいちゃったりしちゃったりして

さるよけ

眠い…………zzZ

コツッ、コツッ

革靴の音がこだまする。
そういやなんで俺、革靴なんかで来てんだよ。

男「……」テクテク

コツッ、コツッ

なんでだろうか。
なんかスーツに革靴じゃないといけない気がしたんだ。
なんでかわかんないけど。

コツッ、コツッ、コツ。

男「やっぱ……鳥居か」

おーい

>>1は寝たっぽいな

おう保守は任せたぞカスども

理論上1時間置きでも九割方落ちないけど逆に言えば一割で落ちるんだろ怖ェよ

スレッド一覧で見張ればいいじゃない

結局ここまでで寝るんだったらSS速報にでも立てればよかったのに
まだ前回の話の途中だろこれ

    /:..:..:..:..:..:.::/.:i.:..:..:..:.:/:..:/     |:.:|    ヽ:..:..:..:..:l ヽ:..:..:
    i:..:..:..:..:..:.:.:.l:..:l:..:..:..:.〃:./       !:.|     ヽ:..:..:..:.l ヽ:..
   l:/:..:..:.:.:.:.:,:l:..:.l:..:..:..//:./     / l:.:l  {.     \:..:..:.l  ヽ
   |l:.:..:.:.:.:.:/ノ.:..:.l:..:../ ,!:/   ,-'~'´   !:l  `~ヽ、_  \:..:l
   lハ:.:.:.:./ /..:..:.:l..:./ _」;L.- '´ ,_    l!    ,- `~゙ ー-、:.:L_
    ';.:.:/ '"l.:..:.:.:l:./   ′_, -==、       ,,=="~゙ー-、.ヽj
    ∨  l.:.:,::.:':{   /  、:..、         ,, -、:::::..、 \
        l.:ハ:|l:、  / /ゝ.:´;.:.i          /:ゝ.:'::.::::::::ヽ  ヽ
        "  ` } / {:.、::::ノ:.ノ         ヽ:.:..:_:::::::::ノ::i
            /  ゚。ー‐ ´         ゝー- :_.__:。ノ
          /:::::::...      ‘             ゚○  ....::
  貞子→     /::::::::::::   、,....:::::::........,,,,,.       ...::::::::::::::      
            |:::::::::   /´υ      `ヽ、、      :::::::::::::::::
          l    //    ノ `    |         :::::::::::::
            '、  /        ⌒    |
             `/ ;;::::             ノ
           /  ;;;;;;;;           //....
        /               /::::::

それはそうとSSの保守間隔って最近物凄い勢いで増えたり減ったりしてるけど今どのくらいなんだよおうコラ

以前も見たな
支援

なにこれ面白そう

20分経過保守


あれか 龍か ふえぇ…か
ナデリコナタデココは見たことがある

ほしゅ

支援

ほしゅ

保守

すみません寝落ちしますた。

スレ立てる度に用事ができる……
少しずつでも投下します

男「鳥居って何か祀る時に必要なんだっけ?」

何かある。そんな気がして鳥居に触れてみる

バチンッ!

男「いった!」

電気ショックでも食らったような痛みだ。

男「いてて……ん?」

目を凝らすと、鳥居の向こうが歪んで見える。
もちろん、向こう側はただの岩壁だ。

また触れてみる。

バチンッ!

男「あうちっ!」

男「どちくしょう……素直にくぐるか。」

男「あ、そういえば」

みなさん、知っていますか。
鳥居かをくぐった後、注意すべきは歩く位置です。
真ん中は神様が通る道だそうなので、少し横を歩くと良いらしいですよ。

男「そんな事誰かにいわれたなぁ。うん。誰かに。」

男「でもここもそうなのかな。まぁいいか。」

男「おじゃましまうま」テクテク

ヌヌヌヌ

男「うっわきしょい。なんかきしょい。」

ヌヌヌヌ

男「ふえぇぇ……粘っこいよぉ」

鳥居には見えない、膜のようなものが張られていた。

ヌヌヌ

男「んー……通過!処女膜かんつーいぇい」

中にはまた洞窟が続いていた。
幸い、壁には松明が備えており、明るくなっている。
後から考えるとおかしな話しだ。

男「うぇーまた歩くのか……」

面倒だが進もう

貞子ちゃんかわゆす

保守

オナニーマスターの人か

よめやそらきの人か

カツッ、カツッ


再び靴の音がこだまする。


カツッ、カツッ


革靴の音に混じって、野太い音が聞き取れる


ゴォォォ……

ゴォォォ…………



さっきより音がかなり近くなった。

しばらく歩くとそこには


男「え、これ、え、りゅ、」






男「龍だ。」



龍がいた。


「誰じゃ。」


龍の方から声がする。
俺の声に気付いたようだ。

ズゴゴゴと少し動くだけで大きな音が響く。

男「っ!?」

「何者か」

男「え、?」

ワザとトボけて後ろを何度か大袈裟に振り返ってみる。

「……」

男「……」

「……」

男「はいすいません」

男「俺の名前は男。職業はオナニーマスターです。」

「ほう。さては貴様、侮辱しておるな?」

男「えっ……」

「オナにぃ……というのは自慰行為であろう?それの匠とな。」

男「そうですよ。あと、ちゃんとオナニー!って言って下さい聞こえません」

「……」ギロ

男「すみませんでした。」

男(こえぇよなにこいつ。あ、龍か。そうだった。)

「オナにぃマスター……ふざけるのも大概に」

男「おい」

「……なんじゃ」

男「今なんつった」

「……ふざけるのも大概にと」

男「あ?」

「……」

男「今お前、馬鹿にしたよな?今お前、オナニーマスター馬鹿したよな!?」

「な、貴様こそ妾を侮辱し」

男「あ"あ"ぁぁん!?」

「……」

男「あーもうだめだわ。死なすわ。絶対許せないわ。謝れよいっぺん。とりあえず謝れよ。」

「……戦おうと、貴様は言うておるのじゃな」

男「聞いてないわこいつ。なんにも聞こえてないわ。あーもうだめだわ。死ぬわ。むしろ俺が死ぬわ。」

「なんなんじゃ貴様……」

男「だぁかぁらぁ、オナニーマスターなの!俺は!今、倒置法使ったの!わかる?」

「……」

男「わかってないよね……仕方ない、特別だ」

「……」

男「オナニー見せてやるよ」

「……」

男「……」

「……!?」.

面白いもっとやってください

男「レッツオナニー」ジィィ

「貴様!そのような行為が許されると思っておるのか?」

男「知るか。だとしてもお互いさまじゃんか。」

「……」

男「……」

「……」

男「第二段階突入!第三ハッチ、おパンツが開きました!!」カチャカチャ

「わ、わかった。詫びよう。主はタダならぬ人物のようじゃの。(こんなところで自慰などされてはたまったもんじゃない)」

男「んー……どうしようかな。」

「神龍の妾が詫びているんじゃ。普通ならこうして会うことすら難しいのじゃぞ」

男「そうだな……じゃぁ」

男「握手しよう。握手。」カチャカチャ

「……握手?」

男「人間は仲直りするには握手をするんだ。」ジィィ

「……妾に人の真似事をしろと言うのか」

男「そうなるな。」

「……」

男「減るもんじゃなし、いいだろう。少し触れるだけだ。」

「……いいじゃろう。特別じゃぞ」

男「あざまーっす」

「一々無礼なやつじゃの」



男(計画通り)


男「でわでわ」


まったく、ちょろいもんだ。
さっきまでのは演技だっての。


男「あ、あれ。地味に遠い」テクテク


最初こいつに会った時、予期していなかったのだろうか、警戒していた。
さらに、やつの方が圧倒的に大きいために近寄る事は困難だと考え、
戦闘は避けようとしたが……

近寄る事ができれば勝算はあるのだ。


男「遠すぎだろJK」タッタッタッ


そしてこの案を思いついた。


男「はぁはぁ……着いた」


「……はよ」


男「あ、はい。」

そしてもう一つ、俺は最近あるワザを生み出したのだ。

男「いきますよ」

「……」



それは、



男「あーくしゅ、と同時に」ギュ

「!?」

男「霊力どれいんんんんんんん!!」

相手の霊力を吸い取るものだ

ジュルジュルジュルジュル

男「満ち溢れるぞー」

ジュルジュルジュルジュル


「ギャオーー!!!」


映画で見た恐竜のような鳴き声が響く。

男「すげぇなこれ、なんてパウワァだ」

ジュルジュルジョルジュ

「貴様!何をする!やめるのじゃ!」

男「だいじょぶだいじょぶ、後で返すから。ただ、今はちょっと邪魔だからね。」

「や、やめろぉぉぉぉ!」

ジョルジュジョルジュ

男「おー、縮んでくなぁ」


「ギャオーン」シュゥー


ジョルジュナガオカ

ふむ・・・


「ギャオー」シュルルルル

「……」フシュル



みるみる内に縮んでく。
ついさっきまで、天井に頭がつくかどうかほどの背丈だった龍は、見る影もない。


男「……」


そして、縮まると同時にぐにゃぐにゃと変形していく。
どうやら、それは


「……」チョコン

少女のような。

男「……ょぅl"ょ」



「貴様なにをした!」

貞子はうちにいるよ


男「わぉ。」


「貴様ぁぁぁゆるさぬ!」


男「ははっ、幼女が騒いでる」


「噛みちぎってやる!」


男「ははは」グイグイ


男はいたって冷静。
牙をむき出し噛み付こうとする少女の
頭を掴み、けらけらと笑っていた

「……妾を怒らせたな。死よりも酷い苦しみをあたえてやる」ギロッ

男「うっ……」タジッ

少女に睨まれ、目をそらす。
彼女の強い眼力は龍そのものだった。

「……」ギリギリ

悔しさからか、歯をきしませる少女。

男「そんな怒るなよ。あとで返すって言ったじゃん」

「騙したであろう!握手などと言い……んぎぎぎぎ……ゆるさぬ!」グァー

男「どーどー、落ちつけ」グイグイ

男「わかった。力返すから、な。落ちつけよ」グイグイ

「……」ギリギリ

男「無理か。」グイグイ

まぁ、怒るのも当然だな。相手は仮にも神様だ。
人間がどうこうしようなんて、罰当たりにも程がある。

しばらく落ちつきそうにないな。

プライドも高そうだしどうしたもんか……

男「いいから、少しは話しを聞け」

支援

前にやってたやつか

おっぱい足りなくね?
期待してんぞ!

……あれ?

保守

ちょいちょい席はずしてすみません

おやつの時間までには戻れます

待ってる☆

早く///僕待てないよ!もう逝くからね!!お昼買ってくるんだから!!

壁殴り代行はまだですか?

長いな

糞スレあげ

★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!
1時間\1200~ 24時間営業 年中無休!

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    { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l   壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています 
    '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ   筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?

     ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/    壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
      `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'   
        ,ノ  ヾ  ,, ''";l 

ふん

うわなんだマグマだマグマ

説得には数時間かかった。
というか、現在進行形である。
まず座らせるのに三時間以上もかかったのだ。なんてワガママな幼女だ。

男「いいか、落ち着け。争いは何も産まないぞ?」

「貴様から仕掛けたのじゃろう!」

男「あれ、そうだっけ」

「んぎぎぎ……んがぁぁぁ!」ガバッ

男「おっと」グイグイ

さっきからこんな調子だ。
ちょっと喋れば噛み付き、また喋れば噛み付き、
これじゃ拉致があかない。

ちょいちょいID変わるな。
トリップいるかな

また途中で落ちる予感

ほしゆ

男「うーん……」

男「そうだ」

「……」ギロ

男「ぅっ……あの、ちょいとこちらへ来てはもらえませんか」

「いやじゃ」

男「……」

「死ね」

男「……」

男(どうすれば……)

  ______    / //       /        / i,           i   ヽ
 [_  ____]   〔/ /      / /    ∧  /  ヽ    i,   i   |   |
   ノ ノ  ┌┐       /   / / / /    / |  /    `、 i  !  |i   i  ,  l
 / 二~フ | ,二]     ./  ,ィ / / //   /    | /       | |  |  l !  i  |  |
 `"<ヽ /  | L_/|  7_i//`/ー- 、/ /     | /      | l   |  l l  !  !  i
  _//  L__/     ,/ / ,,,,- ニ=x-、_    !/        |i  _, +十'イ  i  !  !
   ̄             /   ''" / :;;r jヽ`\,/, ,リ     i_,, x=、 レ | / /  :|
  ┌┐         /|    /:::::;;;;;;;:`::::::l   "      "/ :;;r ヽヽ   |/| /   :!
 [二  ] __     {::|   |::::::::;;;;;;;;:::::::l             l:::;;;;;` ::| l  //    :!  。
   | |/,ー-、ヽ      ̄フ"`'、:_ '''' ,ノ           l  '''' ノ,,.., /○    :|
  / /  _,,| |     / ー''"..  ̄              ` ー '、  ヽ   。   :|  ○
 レ1 |  / o └、     >|::::::::::::::::            ,    ..::::::`''''"i  :|   :|
   .|__|  ヽ_/^    \:::::::::::::: 。     _,.-ーx,,     _,,,__ :::::::::::::::○:| :|   :|
    _  _  _     トー:: ○      /     `''''''"   `i  ::::::::::::::: l .:|  l  :|
   / / / / / /    | ::|         /             |       /  :| :l  :|
   / / / / / /    iヾ :|      /            /     , 'J :::| :|  :|
   `"  `"  `"     {::|  ::|     |              /   , イ    ::::| :|  :|
  ○  ○  ○      l ::|  :|、     ヽ         /   / ::::|    :::::| :|  :|

こーゆーことですねわかります

男「わかった、降参です」

「……」

男「力、かえしますよ」

「理由も無しに返すとも思えんな」

男「そうですね。」

「……」キッ

男「た、ただ頭を撫でさせてくれるだけです」

「断る」

男「力を返すにはどちらにせよ抱き抱えなければならないんです。」

「……」

男「だからそのついでに撫でさせてくださればよろしくお願いします」

「まだやるとは言ってないぞ!!」

男「だ、ですが、そうしないと返せない……」

「……うむ」

男「力を返した後は煮るなり焼くなり好きにしてください。」

「……そのつもりじゃ」ギロ

男「っ……も、元々死ぬつもりでここに来たので……殺して下さって結構ですので。」

「ふんっ……つくづく人間というものはわからぬな。」スクッ

男「はい。」

「座るぞ」チョコント

男「はい。」

「……さあ、やれ」

男「……」ナデナデ

「……」

男「……」ナデナデ

「……まだか」

男「しばらくかかります……」ナデナデ

「……」

男「……」ナデナデ

「……」モジモジ

支援

だんだん腹が立ってきた。
なんだか死にたくなってきた。

男(ばれませんように)

「……」

男「……」スッ

「……」

男「……」スーッ

「……」

男「……」カチャッ

「ん?なにをした」

男「さ、さあ。力が戻ってるからじゃないでしょうか」

「そうか。心なしか手が暖かいぞ」

男「はい。」

男(後は足を)

うん



カチャッ


「!?」

「なんじゃ!!」

男「うぃっひー!せいこーう!!」

「んっ!な、!手足が動かぬ!!」

男「見えない手錠だよー!」

「き、貴様ぁぁぁぁ!!一度ならず二度までも!!!」

男「ざまぁ味噌漬け、きゅうりの浅漬けぇ!」

どういうこっちゃほしゅ


「くっ!」ジタバタ

幼女は、手足が動かせない状態で暴れている。
まるでイモムシの様で滑稽だ。

男「はぁ……神様ってのも落ちぶれたもんだな。」

「くっ……!」ギリ

男「二度も人間に騙されるなんて。」

「貴様、何者じゃ」

男「だからオナニーマスターです」

「……」

男「まぁ……人は極めれば何よりも優れることができるってことだよ。」

とりあえず俺は少女を抱いて歩く事にした。

「はむ……」ハグハグ

男「いていて」テクテク

手足が縛られているから、せめてもの攻撃なのだろう。

「もぐ」ハグハグ

男「跡ついちゃうって。あてていて。」テクテク

さっきから少女が首を甘噛みをしてくる。

「……」ハグハグ

男「……いて」テクテク

元々、龍だったせいか牙があるようだ。
ちょっと痛い。

「……かぶ」カプッ

男「いたいっ……て」

ほむほむ

男「なぁ……本気で噛まないのか」

「殺して欲しいか」

男「いや」

「お主をちと観察しようかと思っての」

男「観察?」

「妾を殺すわけでもなく、力を欲してるようには思えぬ。」

男「だから観察……」

「不思議だからの。」

男「なるほどね」

全然進んでなくて絶望した
もうだめだ死ぬ

カツッ、カツッ

男「なぁ、なんであんなところにいたんだ。」

「……」アグアグ

男「俺はさっき名乗ったぞ」

「……水神じゃ」

男「え?」

「妾の名……」

カツッ、カツッ

男「水神、か……」

「……」ガリッ

男「いって!なにすんだ!」

「……」

「妾はもうか弱い少女……これくらいのこと痒くもないであろう」

男「いや痛いって。牙を生えてるから」

「ん?……」ンガァ

口を開け、歯を指でなぞる。

「……」ニヤ

男「なんだよ。」

「妾はいつでも主の首を噛みちぎる事もできるのじゃな」

男「そうだが」

「……なんじゃ。」ジー


男(なに言ってんだこいつ。)

水神「……」ピクッ

カツッ、カツッ

水神「今、無礼な事を考えておったな。」

男「い、いや。」

水神「……」ジー

男「……」タラー

カツッ、カツッ

水神「あぐっ」ガブッ

男「いったい!!」

カツッ、カツッ

「……」

男「……」テクテク

それから数分歩いたが、なかなかつかない。意外と遠い。
行きよりも明らかに歩いているのだが。

カツッ、カツッ、カツン

男「なぁ、何かしたか?全然つかないんだけど」

「……」

関係ないが、こいつの中途半端な古臭い訛りはなんとかならんのか。

「……」ギロッ

男「……」シカト

カツッ、カツッ

男「いや、これあり得ないって。遠いって」

いくら歩いても着かない。そろそろ腕が痛くなってきた。

「……当たり前じゃ。そもそも妾に会えたのは妾の意思のおかげ。」

男「なんだよそれ」

「無礼なやつじゃの。」

男「……」

「……まぁよい、要はもう主は帰れぬ」

男「まじか」

「諦めるんじゃな。」

おいはやくしろ

うんとこしょ

早くしろよ
貼って少し直すだけだろ

男「んー……つまり、結界かなんかがあるから力を使わなきゃ無理ってことか」

水神「そうじゃな。」

男「ふーん。ちょうど吸い取ったことだし使うってみるかな。」

水神「無理じゃな。結界の鍵は妾しか知らぬ。」

男「なにそれずるい」

水神「おとなしく力を返すんじゃな。」

男「んー……」

男「ちょっと降りて。」

水神「ん、とと」ヨロッ

男「危ない。」ガシッ

水神「ふ、触れるでない!」

男(なんなんだよ。)

水神を降ろしたあと、低く腰をおとし、男はある構えをする。

手を合わせ、腰の横に添える。

男「すぅー……」

息を吸う。そして、技の名前を吐くのだ

男「かぁぁぁぁぁぁ」

水神「な、なんのつもりじゃ」

男「ぁぁぁぁぁぁー……」

水神「あ……」

男「ぁぁぁぁぁぁ!!」

水神「……?」

男「めはめは!!!」

水神「!?」ビクッ

どんがらガッしゃんばりんばりん

男「ふぅ」

水神「わ……」パクパク

ガラスが割れるような音が響く。

水神は空いた口が塞がらない様子だ。

水神「うぅ……」

男「よし、これで帰れ」

水神「うわぁぁぁぁん!」

突然、泣き出す水神。

男「!?」

水神「ふえぇぇぇぇ」ボロボロ

男「な、なんだなんだ」

水神「ひっく……ひっく……」ポロポロ

男「え、とえと」アワアワ

水神「うえぇぇぇぇ……」ポロポロ

男「どうしよ」

水神「うぇぇ……ひっく……」ポロポロ

男「よ、よしよし」ナデナデ

水神「なぜじゃ!」ボロボロ

男「え、いやだって」

水神「この!」ポカッ

男「あいたっ」

水神「このぉ!」ポカッ

男「いたいっ」

水神「このこの!」ポカポカッ

男「ちょっ、痛いっ」

男「……」

水神「このこの!」ポカポカ

男「……」

突然泣き出したり、突然怒りだしたり忙しいやつだな。

水神「ぐすっ……この!」ポカポカ

男「……」

痛くないし、どうすればいいかわからんから殴られてやってるんだが
俺は早く帰りたい。

おいサルかよ加減しろ

面倒なので強行手段に出る。

男「ほら、帰るぞ」ガッシ

水神「わぁっ!離せ!」ジタバタ

少女を肩に担ぐ。さっきまではお姫様抱っこだったが、腕が疲れて仕方が無い。この体制に変えた。

男「暴れるなー」ガッシリ

水神「離せ!馬鹿者!」ジタバタ

男「はいはい。」

水神「はーなーせー!!」ジタバタ

サル支援

その後は特に何かあったわけでもなく、ただひたすら歩いただけだった。
鳥居をくぐる時、また水神が泣き出したんだが叩きはしなかったから無視した。
背中を撫でてやるとおとなしくなった。

洞窟を出ると、既に外は暗くなっていた。
すると、
水神が「妾が山から離れたら水は止まる。それでもいいんじゃな?」と言うので
俺の家は山の中にあることを伝えると
「そういう問題ではない。」と言う。
そんなことより早く帰りたかったのだが、「そんなことどうでもいい」なんて言ったら、また怒り出しそうなのでやめた。

どうやら十日以内なら大丈夫らしいので、帰ったら考えよう。という結論をだし、俺達は帰路についた

男「ただいまー」

ガラガラ

水神「ここが主の家……」

ドタドタドタドタ

玄関を開けると奥から廊下をはしる音が聞こえてきた。

貞子「……!」

男「お、貞子。ただいま。」

水神「……」ジー

貞子「……」ダラー

男「ん?」キョロキョロ

貞子「……」ダラダラ

水神「こやつ、悪霊か。」ギロッ

男「そうだよ。でも大丈夫、もう俺が更正させたから」

説明しながら靴を脱ぐ。

貞子「ぅ……」

水神「……」ジィー

男「ほら、お前も上がれよ」ヌギヌギ

貞子「っ!」タタタ

家に上がった途端、貞子が走り出し寄ってきた。

男「おごふっ」ドスッ

こいつ胸に頭突きしてきやがった。

貞子「……」ギューッ

男「ゲホッ、ゲホッ」

水神が怖いのだろうか。

水神「……」ヌギヌギ

貞子「……」ギュッ

男「貞子、離せ」ズリズリ

水神「随分懐いてるようじゃの」ギロッ

貞子「!」ビクッ

水神「ふん……」

男「さーだーこーおもいー」ズリズリ

貞子「……」ギュー

水神「離さぬか貞子とやら。男が歩きずらいではないか」

貞子「ぅ……」ウルウル

男「俺を見るんじゃない」

支援

貞子「……ゃ」ギュー

男「はぁ」

水神「おかしなやつじゃ。」

男「俺が?」

水神「他に誰がおる。悪霊と神を同居させようなど数百年生きてきて聞いたことないわ」

男「何か問題か?」

水神「ない。妾は主を観察するだけじゃ。好きにするが良い」

男「了解。とりあえず、こいつを引っぺがしたいんだがどうしたらいい」

水神「……がおーっ」ガバッ

貞子「ーっ!」ギュー

男「いたいいたい!貞子!あばら折れちゃうから!!」バシバシ

水神「……」ニヤニヤ

男「はぁ」

ドサッ

貞子「……」ギュッ

やっとのことでソファーまで来たが、さっきから水神がニヤニヤと笑って気持ちが悪い。

水神「……がおーっ」

貞子「っ!!!」ギューッ

男「腕がががが変なんなってる!変なんなって折れる!」

水神「……」ニヤニヤ

さっきからこんな感じだ
貞子が良い匂いなのは良いんだが俺のからだがもたん。

なんという投下速度だ
その辺とカス書きとは訳が違うな

歯医者いって来ます…………

歯ぁいじられながら続き考えます。
頑張ります。

歯医者怖いお

超支援

水神と同じような犬歯つけてもらえ

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

てす

うむ、支援

しえん

C.N.

ほす

>>191
オイ
もう一回同事書いてやれ

待ってる!

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

前回と進度たいして変わってねーじゃん
お前はなにをやっていたんだ

毎度毎度スレを立てるタイミングが悪ぅござんす。

再開します。

ここからは未知の領域なんで投下速度はかなり遅くなると……

男「じゃあ夕飯にしようか」

貞子「……」ギュ

男「離せ。飯が作れん」

水神「ん?そこにある鍋はなんぞ?」

男「あ、カレーがまだあるか。じゃあいいや」

水神「かれー?」

男「ちょっとまってろ……」カチャカチャ

男「はい。これがカレーだ」

きやがったー

キター

はよ書け落ちる

きたあああああああああ

はやく

お昼からあんまり進んでなくてワロタwww

つ④

まだか

かきため?

はよはよ

わくてか

いつパンツ脱げば良い?
待ってる間に風邪ひきそう

ほしゅ

はよ

はよ

今日は寒いんだ。
はやくしてくれ

続きやっとよめるよ

はよおおん

はよ

はよ

ふぇぇ・・・落ちちゃうよぉ・・・

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

VIPって夏休み以降、めちゃくちゃ勢いが復活したよな

落ちるぞおい

今年は夏厨の中に比較的自堕落なクズと引篭もりといじめられっ子が多かったんだろうな

寒い‥寒いよ‥

まだぁ?

はよ

遅すぎる!

水神「なんとも……」

男「汚いってか」

水神「いや、不思議なものじゃな、と。」

男「見た目はあれだが、味は確かだ。一晩寝かしたし、より美味しくなってるだろう」

水神「寝ると旨くなるのか。……不思議ぜゃ」

男「まぁ食えよ。いただき……って邪魔」

貞子「……」ジー

男「お前は席につけって」グイグイ

貞子「ーー!」イヤイヤ

男「わかった。となり来ていいから。な」

貞子「……」コクリ

キターーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

キターーーーーーーー!

きたーーーーーーーーーーーーーーー

またいなくなるんでしょうそうでしょう

男「いただきます」

貞子「……」

水神「いた、だきま、す。」


昨日今日でいろいろなことがあった。
昨日は貞子で今日は水神。
昨日の貞子、泣き顔が酷かったなぁ

ん?そういえば昨日……

ギシッ

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