俺「断罪人に就職した」俺「俺も」 (76)

俺「今の世の中」

俺「法で裁かれない悪人がのさばっている」

俺「法で裁けない人間には」

俺「私刑を処す」

俺「俺はかねてより抱いていた野望が叶い」

俺「今日、断罪人になった」

俺「給料は歩合制」

俺「一人殺せば最低3万円」

俺「罪の度合いによって額は増える」

俺「やめるタイミングは人それぞれだが」

俺「本件に関する一切の口外を禁じられる」

俺「そして空席が空いた時、そこには別の新しい断罪人が訪れる」

俺「昨今の犯罪者の不審死、突然死、失踪は」

俺「ほぼ」

俺「断罪人によるものらしい」

俺「断罪行為は国家から秘匿されているが黙認されてもいる」

俺「つまり」

俺「断罪行為による殺傷は現行法では裁かれない」

俺「今日からは数多くいる断罪人の一人として」

俺「この街、この都市、この国家を守る」

俺「覚悟はいいな」

俺「おう」

そしてその日のうちに他の断罪者に断罪されたとさ


終わり

つづけたまえ

俺「手始めに」

俺「受け持つクラスの生徒を自殺に追いやりながら」

俺「己が保身のためだけに無実・無関係を貫いた」

俺「担任、校長」

俺「この俺が」

俺「この手で」

俺「成敗してやる」

夕方・町はずれの道

担任「ごちそうさまでしたー」ガラガラ

店主「ありぁとーござっしたー」

担任「ふー食った食ったー」

担任「帰ったら風呂入って寝るかぁ」

担任「」テクテク

俺「」テクテク

担任「」テクテク

俺「」テクテク

俺「」ザッ

担任「」ビクッ

俺「・・・」

担任「・・・」

担任「・・・なんですか?」

俺「担任さんですね」

担任「えぇ・・・そうですが」

俺「断罪状が出ています」

担任「・・・え?」

>>3
何で自問自答してんだよ

俺「・・・」

俺「あなたは罪もない生徒に自ら喉を切らせた」

俺「その罪を受け入れ謝罪することもせず」

俺「保身のためにその責任から逃れた」

俺「その罪」

俺「万死に値する」

担任「・・・」

俺「おとなしく」

俺「死んでください」ザシュッ

俺「これで一人完了」

俺「この魂はかの少年の転生の為の肥やしとなる」

俺「少年が再び人間界に転生するためには」

俺「校長」

俺「貴様の魂がいる」

夜・校長室

校長「それでは今後ともよろしくお願いいたします」

校長「失礼します」ガチャ

校長「ふう、ずいぶん遅くなってしまった」

俺「"今後"は貴様には訪れない」

校長「なっ!?」

校長「誰だお前は!どこから入って来た!!」

俺「そんなことはどうでもいい」

俺「校長」

俺「断罪状が出ています」

校長「何を言っているんだ」

俺「あなたは自殺した生徒の責任を逃れ」

俺「歳を無駄食らいしながらも出世を目論んだ」

俺「その罪」

俺「万死に値する」

担任「・・・」

俺「おとなしく」

俺「死んでください」カチッ ボッ

俺「校長」

俺「断罪状が出ています」

校長「何を言っているんだ」

俺「あなたは自殺した生徒の責任を逃れ」

俺「歳を無駄食らいしながらも出世を目論んだ」

俺「その罪」

俺「万死に値する」

校長「・・・」

俺「おとなしく」

俺「死んでください」カチッ ボッ

俺「少年にとって忌まわしい記憶しか残っていない校舎ごと」

俺「ひとかけらも残らず燃やしてやったぞ」

俺「これで少年は五体満足で人間界に転生できる」

俺「そうだな」

俺「・・・」

俺「お前はこんな俺を蔑むか」

俺「・・・いや」

俺「人間誰しも、心の中には自分ではない自分がいる」

俺「俺の場合、もう一人の自分がお前だったってだけの話だ」

>空席が空いた
頭痛が痛い系はもうええて

まさかの担任生存

俺「俺だって正直スカッとしているんだ」

俺「え?」

俺「法で裁けなかった悪人がお天道様の下を歩いている」

俺「その向こうで悲しんでいる人が大勢いるのに」

俺「・・・」

俺「正しく裁かれるべきだ」

俺「法によってきちんと罰を受けるべきだ」

俺「そう思っていたからね」

俺「・・・そうか」

俺「断罪人である以上、ある程度の特権が認められている」

俺「一般人が知りえない犯罪者リストは、逐一断罪状とともに送られてくる」

俺「日本各地に断罪人がいるため、周辺エリアの罪人情報が伝わる」

俺「俺のすぐそばにいる罪人を」

俺「迅速かつ」

俺「確実に」

俺「殺せるというわけだ」

俺「しかし、これでもう」

俺「95000円も稼いだ」

俺「1日に2人殺しただけで」

俺「悪人を殺せる上、金も稼げる」

俺「・・・」

俺「天職だな」

俺「そうだな」

俺「次は」

俺「弱者から金を不当な利率で巻き上げ」

俺「最後の一滴まで吸い尽くした」

俺「悪徳業者」

俺「数多くの子供たちを拉致し」

俺「その臓器を売りさばいていった」

俺「売人」

俺「この俺が」

俺「この手で」

俺「成敗してやる」

夕方・事務所

業者「これから取引に行ってくる」

部下「分かりました」

部下「お気をつけて」バタン

業者「」カチンッ ブロロロロロォォン

業者「」ギュッ ブオオオオォォォォォォ

俺「・・・」

俺「業者さんですね」

業者「!!!」

業者「誰だ!!」

業者「いつの間に乗っていた!!」

俺「そんなことは関係ない」

俺「私はあなたを」

俺「殺しに来ました」

これただのコードブレイカーじゃね?

業者「何を言っているんだ?!」

俺「断罪状に基づき」

俺「業者さんには」

俺「死んで頂きます」

業者「ふ、ふざけたことを!!」

チンポをバキュームで吸い続ける地獄も書いて下さい

俺「・・・」

俺「あなたは多くの人から金を吸い尽くしました」

俺「その金は彼らにとっての」

俺「血」

俺「肉」

俺「命・・・!!」

俺「それを奪った罪」

俺「万死に値する」

業者「ふざけるな!!」

俺「・・・」

俺「おとなしく」

俺「死んでください」ギュワァァァァァァァアアアアアアアア  ズゴォォォォォォォオオン!!!!!!

俺「」パンパン

俺「大丈夫か」

俺「あぁ大丈夫だ」

俺「・・・」

俺「人の体に乗り移れること」

俺「断罪行為による断罪人本人の死傷回避」

俺「これが断罪人に与えられた特権か」

俺「車は大破」

俺「対象は死亡」

俺「それなのに俺は無傷」

俺「・・・」

俺「最高だ」

俺「そうだな」

夜・港

売人「積み終わったか」

船長「はい」

売人「抜かりなく頼むぞ」

船長「もちろん」

船長「」カチッ ドッドッドッドッドッドッドッドッドッド ドードードードー ドォォォォオオオオオオーーー オオオオ・・・ オオオ・・・ オ・・・ オ・・・・

売人「・・・」

俺「・・・売人さんですね」

売人「・・・」

売人「そうだが」

俺「あなたに断罪状が出ています」

売人「はあああ??」

俺「あなたはこれまで」

俺「数多くの子供たちを連れ去り、臓器を生きたまま取り出して密輸した」

俺「純粋無垢な子供を生贄に富を蓄え私腹を肥やした」

俺「その罪」

俺「万死に値する」

売人「な、何を言っているんだ」

俺「一思いに殺すのもいいが」

俺「生き地獄を味わってもらうのもいいな」

俺「どっちがいい」

売人「どっちも選べるか!!」

売人「殺せるものなら殺してみろ!!」ドギュン!!

俺「」スカッ

売人「・・・!!」バキュン!!

俺「」スカッ

売人「・・!!!!!!」バキュンバキュンバキュンバキュンバキュンバキュン!!!!!

俺「」スカッスカッスカッスカッスカッスカッ

売人「・・・っっ!!!」カチッカチッカチッ

俺「」コツ・・・ コツ・・・

売人「来るなぁ!!来るなあああ!!!」

俺「」ガシィッ!!

売人「ひっ!」

俺「分かった」

俺「お前には」

俺「生き地獄を味わってもらってから死んでもらう」

俺「お前がやったように」

俺「奴隷契約と臓器売買契約を取り付けてな」グイッ ズザザザザザザザザザ

売人「やっやめろ!!離せ!離せえええええぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

俺「」ペラッペラッペラッ

俺「」トントンッ

俺「殺さなかったから3万の報酬は手に入らなかったが」

俺「ブローカーとの40年の奴隷契約と全身の臓器・組織売買契約で2000万手に入った」

俺「・・・」

俺「この調子で行くぞ」

俺「おう」

俺「・・・」

俺「なあ」

俺「ん?」

俺「・・・」

俺「お前は・・・」

俺「何がしたい・・・?」

俺「・・・」

俺「俺は」

俺「この世から悪を消し去りたい」

見てる

俺「一般人であれば裁かれる法も」

俺「今の俺の前には紙屑同然」

俺「与えられたこの好機」

俺「生かさずにどうする」

俺「・・・」

俺「殺した後、お前はどうする」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「まだ、そこらじゅうに罪人がいる」

俺「被害者が増える前に、殺しに行くぞ」

俺「・・・」

俺「・・・分かった」

何時も見てるぞ

・・・・・・・・・・・・・・・


俺「・・・ふう」

俺「ずいぶんと慣れてきたな」

俺「あぁ」

俺「断罪人になってからもう10か月」

俺「報酬は億を超えた」

俺「ああ」

俺「ここからは私怨による断罪が特権として許される」

俺「法で裁かれない罪は大なり小なり存在するが」

俺「その中で比較的小さいものばかりが私怨としてこびりついていることが多い」

俺「恨めしい奴ほど法で裁かれない」

俺「一番裁かれるべき人間が裁かれない」

俺「そういうやつらを消し去るために断罪人が生まれた」

俺「だが」

俺「私怨目的での断罪が増えないために」

俺「ある特定の功績や獲得報酬額、在籍期間のいずれかをクリアする必要があった」

俺「・・・まさか」

俺「ん?」

俺「そのためにお前・・・」

俺「・・・」

俺「俺は、この断罪を終えたら断罪人を辞める」

俺「!」

俺「人を殺し、人の死に直面しすぎて」

俺「人間としての当然の感情が麻痺してきたんだよ」

俺「・・・」

俺「悪人だから心は痛まないが」

俺「このまま殺し続けていったら」

俺「俺の周りの大事な人の死に揺らがなくなる」

俺「・・・」

俺「人間じゃなくなる気がするんだ」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「だから、これを最後にする」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「10年前」

俺「母に暴行を加え」

俺「執拗になぶり追い詰め」

俺「自殺に追いやった」

俺「父」

俺「この俺が」

俺「この手で」

俺「肉片になるまで」

俺「成敗してやる」

夕方・郊外のアパート

父「そろそろ飯でも買いに行くか」ガチャ

俺「」

父「!!」

俺「・・・」

父「・・・」

父「・・・1か?」

俺「・・・」

父「・・・まあ上がれ」

俺「・・・」

父「・・・」

父「元気でやってるか」

俺「・・・」

父「・・・」

父「ちゃんと飯食ってるか」

俺「・・・」

父「・・・」

父「良い人は見つかったか」

俺「・・・」

父「・・・」

父「・・・じゃあ、」

俺「なぁ」

父「・・・なんだ?」

俺「・・・」

俺「・・・」

父「・・・」

俺「あんたにとって母さんはなんだった」

父「・・・」

父「・・・」

俺「なんだったかって聞いてんだよ!!」

父「・・・」

俺「・・・」

父「・・・」

父「・・・」

父「愛する・・・妻だった」

俺「嘘をつくな!!!」

俺「・・・」

俺「お前が殺したんだろうが」

俺「お前が・・・母さんを追い詰めて自殺に追いやったんだろうが」

父「・・・」

俺「警察が来た時、お前はなんて言った」

父「・・・」

俺「なんて言った!!!」

父「・・・」

父「・・・」

俺「"職場で何らかのストレスを感じていたんだと思う"」

俺「そう言ったよな!!!」

父「・・・」

俺「・・・」

俺「お前だよ・・・」

俺「お前にストレス感じてたんだよ・・・!」

俺「毎日毎日悪口を浴びせられ」

俺「酒に酔って殴られ蹴られ」

俺「それでも母さんはお前に尽くそうとした」

父「・・・」

俺「そんなことも知らずにお前は・・・」

俺「お前は・・・・!!!!」

父「・・・」

俺「・・・結局あれはパート先でのストレスが原因による自殺として片付けられた」

父「・・・」

俺「・・・」

俺「それからは地獄の日々だった」

俺「酒に暴れるお前から散々痛めつけられた」

俺「・・・」

俺「ここのこの傷、分かるだろ」

父「・・・」

俺「お前が一升瓶で殴った跡だよ」

俺「しばらくして、逃げるように家を飛び出した」

俺「友人の家を泊まり歩いたり」

俺「親戚の家に居候させてもらったり」

父「・・・」

俺「残りの高校の学費だって」

俺「大学の学費だって」

俺「食費、家賃、定期代・・・」

俺「朝も夜も、学校以外の時間は全部働いて、ほとんど自分で稼ぐしかなかった」

俺「たった一人で・・・」

俺「卒業しても奨学金の返済に追われ」

俺「まともに服も買えない」

俺「友達に付き合うことすらもできない」

俺「・・・」

俺「その苦労が、苦しみが」

俺「お前に分かるか」

父「・・・」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「俺は」

俺「お前を許さない」

俺「今日ここで・・・」

俺「お前を、殺す・・・!!!」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「父」

俺「断罪状が出ています」

俺「・・・」

俺「一人の女性の命を奪い」

俺「一人の少年の人生を大きく狂わせ」

俺「一つの家庭を崩壊させた」

俺「その罪」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「万死に、値する・・・っ!!」

父「・・・」

俺「・・・」

俺「おとなしく」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「死んで、ください・・・!!!」ドスッ

早くて読みやすい

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「・・・気が済んだか」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「・・・分かんねえよ」

俺「・・・」

俺「最初は、あいつを殺せばすっきりすると思ってた」

俺「・・・」

俺「けど・・・」

俺「思ってたのと、なんかさ・・・」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「・・・殺してやりたいほど憎かった」

俺「・・・」

俺「何が何でも自分の手で葬ってやろうと思ってた」

俺「そう思ってたけど・・・」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「・・・なんか」

俺「・・・」

俺「虚しいよ」

俺「・・・」

俺「・・・言ってた通り」

俺「俺は今日で断罪人をやめる」

俺「・・・」

俺「仇を殺しても、失ったものは戻ってこない」

俺「そんなの分かってるんだけどな」

俺「・・・」

俺「俺は、あの時から人間でなくなってた」

俺「・・・」

俺「ひたすらあいつを殺すことだけを考える、ロボットだったよ」

俺「俺・・」

俺「・・・」

俺「また人間に、なれるかな」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「あぁ」

俺「・・・」

俺「人間じゃなかったら・・・」

俺「その涙の説明がつかねえだろ・・・?」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「・・そうだな・・・!」ゴシ

5年後――


俺「部長、先程頼まれていた報告書です」

部長「おうご苦労さん1君」

俺「部下女さん」

部下女「はい」

俺「明日の会議の資料、出来てますか」

部下女「はい大丈夫です」

俺「じゃあそれ会議室に置いておいてくれますか」

部下女「分かりました~」

俺「じゃあそろそろお先に失礼します」

部長「あぁお疲れ」

部下女「お疲れ様で~す」

俺「ただいまー」ガチャ

妻「おかえり~」

娘「おかえりー!!」

俺「夕飯出来てる?」

妻「えぇ出来てるわよ」

俺「じゃあいただこうかな」ヌギヌギ

娘「あー!かばんもつー!」

俺「ありがとう~」

俺「ふぅーごちそうさまー」

妻「ごちそうさま」

娘「」コクッ  コクッ

妻「あらあら、もうねむくなっちゃったかな」

娘「ぅー・・・」コクッ コクッ

妻「娘ちゃん、寝かせてくるね」ガタッ

俺「おう」

妻「あなたはどうする?」

俺「まだ起きてようかな」

俺「妻も一緒に寝てていいぞ」

妻「分かった、先に寝てるね」

俺「あぁ、おやすみ」

妻「おやすみ」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「もういいぞ」

俺「・・・」

俺「・・・」

俺「いつからいた」

女「・・・」

女「・・・夕飯を食べ終えた時からです」

俺「・・・そうか」

俺「・・・来ると思ってたよ」

女「・・・」

俺「・・・」

女「1さんですね」

俺「・・・」

俺「あぁ」

女「・・・」

女「1さん、あなたに」

女「断罪状が出ています」


                      ―完―


面白かった

シャワーヘッドからピータンが漏れてきたところとか最高だったわ

予定より遅くのスタートになってしまい、
焦りからケアレスミスを起こしてしまいました。
しかし、楽しんでもらえたのであれば幸いです。

まとめサイトさん
>>2
>俺「そして空席が空いた時、
を俺「そして席が空いた時、 に変更、
>>13を削除していただけると助かります。

罪名不詳か?そういうのもありか乙

>>65
断罪人は現行法で裁かれないと言うことで、
断罪人自身も断罪対象になります。
最後に訪れた女が、断罪人の存在を知る者の口封じか、
殺された人間の家族か、それは皆さんのご想像にお任せします。

>>69でしたね すみません。

何で一人で会話してたの?

>>72
恒例ですが、二人の俺は一人の俺の体を共有した、それぞれ別の人格です。
他人格が色濃く出る話と薄い話とではそれぞれ違いますが、基本は同じです。

片方の人格は最後どこ行ったん?

てす

>>74
ご想像にお任せします

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