突然だが
彼女、魔王は昼寝が大好きだ。
勇者「魔王~魔王~」
魔王「.......スゥ...........スゥ」
勇者「また寝てるよ......あいかわらず好きだな......」ナデナデ
魔王「........スゥ..........スゥ」
勇者「しっかし、こう幸せそうに寝ているのを見てると
俺まで眠くなるな......ふぁ」
魔王「......スゥ......スゥ」
勇者「俺も......寝るか」
魔王「......スゥ......スゥ」
勇者「......スゥ......スゥ」
チュンチュン
これはフリーダムな勇者と、魔王らしからぬ魔王による
勇者&魔王のお話
勇者「へ、ヘックシ!!!」
魔王「!!!」ビク!!
勇者「あ、悪い......起こしちまっ......」
魔王「............」グス
勇者「あ~あ、泣くな泣くな。ごめんなびっくりさせて......」ナデナデ
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十代目じゃね?
まあ、期待
俺達の家は木造建築だ。
東洋の建築家に立ててもらったんだ。
そんで彼女はいつも、あそこにいる。
勇者「魔王~魔王~」
魔王「?」
そこに行くと彼女がいた。
遠くの山岳を見ていたようだ。
勇者「この場所好きだな」ナデナデ
最初に魔王と話す時、俺は魔王の頭を撫でる。
俺が勝手に決めたことだ。
魔王は縁側で腰を下ろして座っていた。
そう魔王は縁側が好きな子だ。
魔王「......」クス
そして魔王は静かな子だ。
勇者「よいしょ。うわ......眠くなるなここは......」
俺も彼女の隣に座る。
暖かい日差しが俺を照らしてきた。
魔王「」ボソ
勇者「え? 昼寝にいい? 魔王らしいな......」
魔王「」ボソボソ
勇者「俺も寝ろって?」
魔王「............!!」ボソボソ
勇者「百聞は一見にしかずか......それことわざ......だっけ?」
魔王「」コク
勇者「へへなるほど、建築家と何を話していたのか、やっと分かったよ」
魔王「///」
勇者「でも残念、俺は魔王と昼寝をするために縁側に来たわけじゃない」
魔王「?」
勇者「お前に言わないといけないことがある」
勇者「実はな、この地域の領主に」
~ここに住むには私が名前をつけた者しか住んではならん!!~
勇者「て言われた」
魔王「!!.......!!」
勇者「ああ、大丈夫大丈夫。ここにはちゃんと住むことになった」
魔王「......」ホッ
勇者「あ、それでな魔王。お前に領主さんが名前をつけてくれたんだ」
魔王「?」ボソボソ
勇者「そう、名前。いいか魔王、今日からお前は.....魔王じゃないーー」
魔王「......?」
勇者「......タチバナさん。だ」
魔王「............ふぇ?」
続
乙でした
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