道化師の戀(70)
※「進撃の巨人」二次創作
※ハンジ(女性)視点
※リヴァイ→ハンジ→エルヴィン
※途中で性描写が入る予定
立ったら投下していく
今夜は途中までの予定
窓に打ちつける雨音に気がつき、壁に掛けた時計を見上げるとすでに日付が変わっていた。今日も大層疲れた。
眼鏡を外し、眉間を揉みほぐしながら頸をぐるぐると回す。後頭部から背中にかけて引き攣れたような痛みが走り、思わず顔を顰める。
モブリットが持って来た紅茶はとうに冷め切っていた。彼がこれを持ってきたのはどのくらい前だろうか?数十分、いや数時間前か。
冷めて苦い紅茶を口に含み、椅子から立ちあがって伸びを一つする。机上の蝋燭が僅かな空気の動きに反応し、ゆらゆらと揺らめいた。
その微かだが暖かい光が冷たい石畳の床に不思議な影を作っている。
乱雑に積み上げられた書類の山。光の輪の中できらきらと踊る細かな埃。愛用の湯呑み。
溢れんばかりの書物で今にも倒れそうなほどたわんだ書棚。この狭い部屋が私の世界の全てだ。
人類が巨人と闘い続ける限り、私の闘いも終わらない。この部屋では超硬質ブレードなどという無骨なものは使わない。
私がこの手に握るのは一本のペンのみだ。先がすり減って、ほどよく紙になじむこの一本のペンで、私は巨人と闘う。人類の生存を賭けて。
一日が終われば、指先はインクで真っ黒だ。手を洗っても染みついた汚れはなかなか取れない。
皮膚の奥に染みこんだ墨汁は、腕を伝い、肘をなぞり、肩を舐めるように這って私の心臓に届く。
もう何年、この仕事を続けて来ただろうか。
上司が死に、同僚が死に、後輩が死に、巨人がはびこるに従って、私の心にはどす黒い澱が溜まっていく。
周りの連中は、私のことを巨人の研究に狂った変わり者だと評している。
巨人に魅入られ、巨人に取り憑かれた哀れな女だと影で揶揄している。
(あれじゃあ嫁のもらい手も無かろうよ)
(分隊長殿は俺たち人間の男より、あの忌まわしい巨人のほうがお好みらしい)
おあいにく様。女を組み敷くことしか頭に無いようなくだらない男などこちらから願い下げだ。
生来の変人で結構。
・・・それでも、こんな夜は、この胸に渦巻くどす黒いシミが、寂しいと啼き声をあげる。
誰かに触れたい。人の温もりを感じたい。温かなその眼差しで、その吐息で私のがらんどうな胸を埋めて欲しい。
---全く、矛盾している
ささくれだった指先を眺めながら、ふん、と自嘲の笑みが零れた。
足元から冷え冷えとした夜気が伝わってくる。一日中履いていたブーツの所為で、ふくらはぎがこわばって痛い。
身体中が熱いシャワーとコーヒー・・・できればブランデーを二、三滴落としたものがいい・・・を求めている。
今日はここまでにするか。勢いよくファイルを閉じ、その辺にどさり、と投げ出す。
そのとき、遠くから微かな音が聞こえてきた。馬を引く音だ。こんな夜更けに馬車を使う人物といえば一人しかいない。
我が調査兵団を束ねる男。あの男くらいの立場になれば、前線に出る以外にも他兵団や王侯貴族その他の連中との遣り取りなど職務内容は多岐に渡る。
団長という立場上、平素から多忙を極めているのに加えて、今回は女型の巨人捕獲に失敗したその尻ぬぐいでさぞ忙しいことだろう。
でなければこんな夜中にまで馬車を引き回したりしない。
上背のある大きな軀、知性を感じさせる骨張った頬、くすんだ色の金髪。逞しい腕、強靱な力を潜めて張りつめた脚。その全てが眩暈がしそうなほどに男臭い。
それらを思い出しながら、乱暴にブーツを脱ぎ捨て、浴室の扉を開ける。引きちぎるように衣服を脱ぎ捨てて、タイル敷きの個室に足を踏み入れる。
シャワーの真下に立ち、蛇口を思いっきり捻る。狭い部屋の中にたちまち湯気が充満する。熱いお湯が身体中に染みいるのを感じながら、私は一人ごちた。
---決めた。今夜、彼の部屋にいこう
コピペすると改行&改段落がうまくいかん・・・
まずはここまで
一旦切ります
よくある事だ
急いで投下せんで貼り付けた後で修正するようにすればいい
>>9
ありがとう
貼り付けた後で改行してるんだけどね
なかなか思ったようにならんもんだね
ごちゃごちゃで読みにくくてスマン
リヴァハンかエルハンか
両方、になるかと思う
明日以降続きを投下予定
エロががっつり入ってくるけど大丈夫な人はどうぞ
上げ
私はひどく疲れているらしい。極度の疲労は人間の思考を鈍らせる。頭の奥にこびりついた仲間たちの苦悶に歪んだ最期の顔を、
泡とともに排水溝に洗い流す。きっと彼も同じ悪夢に苛まれているはずだ。同じ傷を持つ者同士、それを舐め合って何が悪い。
---早く、早く。バラバラになりそうな空虚な身体を繋ぎ止めて欲しい
数日間洗っていなかった髪を丁寧に洗う。長らく手入れを怠っていた手足を入念にシェービングする。最後に、首筋に熱いシャワーを当てながら、
記憶の中でクローゼットを漁る。
タオルで乱暴に髪を拭いながら、着替えの入っている棚を開けて舌打ちをする。
ここ最近---ずっとといっていいが---そんなことはご無沙汰だったので碌な衣装がない。
それでもようやく、クローゼットの奥に仕舞い込んでいた華奢な作りの下着を引っ張り出し、
上には白いシャツを羽織る。
部屋を出る前に、壁にかけてある小さな鏡を覗き込むと、白い頬に濡れた黒髪が張りついて、
目だけが異様にぎらついた疲れた顔の三十路の女が映っている。全く、狂人の異名にふさわしい容貌だ。
この表情なら、エルヴィンも今夜の酔狂を笑って受け止めてくれるに違いない。
エルヴィンの執務室の扉を開くと、まだこの部屋の主は戻ってきていないようだった。まあいい。
いずれは戻ってくるだろう。
照明を暗くし、ソファに身体を投げ出す。酒でも持ってくれば良かった。女がソファに横たわるときに
一番美しく見える体勢はどうだったか、と考えながらも、果たしてあの食えない男がこんな小細工にひっかかるだろうか、と思い、
どうでもいい気分になる。乱暴に脚を投げ出したまま、目を閉じて、廊下から近づいてくる足音に耳を澄ました。
微かに軋む音で扉が開かれたとわかる。彼が執務室に足を踏み入れた途端、びくり、と固まる気配がする。それはそうだろう。
こんな夜中に、一目で湯上がりとわかる格好でしどけない姿を晒している女がいれば、さしもの彼でも驚くだろう。
あの澄ました顔がどうなっているのか興味があったが、ここは我慢だ。
しかし、目を瞑ったままの私に降ってきたのはあのバリトンではなく、意外な人物だった。
続きは夜に
「・・・おい、貴様、何してやがる」
不機嫌そうな声の主は目つきの悪い元ごろつきだ。予想外の人物の登場に、私は身動きできないまま、目だけを見開く。
扉に手をかけたままのリヴァイが睨め付けるように私を見つめていた。
「あ・・・いや、これは・・・」
ソファに横たわったまま、首だけを扉のほうに向けた格好で私はしどろもどろになった。リヴァイの鋭い視線が、
私の顔から身体に移動する。乾ききっていない髪が肩から胸に散らばり、白いシャツのところどころに灰色のシミを作っている。
普段見慣れた兵服姿ではない私の格好に、リヴァイが怪訝そうな顔をした。
急にリヴァイが扉を閉めた。眉を顰めたまま、つかつかと私の目の前に歩み寄る。
「・・・お前、エルヴィンに夜這いでもかける心計り(つもり)だったのか?」
低い声で尋ねられた。どうやって返事をしようか、迷っているうちにリヴァイが続ける。
「ヤツは今夜は帰ってこないぞ。中央に泊まりだ。戻ってきたのは俺だけだ」
「・・・そっか」
私の瞳に落胆の色を読み取ったのか、リヴァイが一層不機嫌そうに顔を顰めた。
「・・・おい、お前、本気だったのか?」
「はい?」
思わず間抜けな声が出る。
「そんな格好でこんな時間に男の部屋を尋ねるなんてどういう料簡だ」
まあ、今更こいつを相手に取り繕ったところで仕方が無い。私は正直に答える。
「あー、まあ、そんなところだよ。エルヴィンを誘おうと思ってね」
セックスに、と努めて明るく答えた。その瞬間、さあっとリヴァイの顔色が変わった。
ああ、どうやらこれは潔癖症の兵長殿の逆鱗に触れてしまったらしい。それもそうだろう。
同じ兵団内での、しかも幹部同士の爛れた関係など彼がもっとも嫌うに違いない。
「・・・いつから」
「ん?」
「・・・いつから関係してるんだ」
「え?」
これは削がれるな、と覚悟したとき、意外な言葉が投げかけられた。なんだ?怒鳴られるんじゃなかったのか?
困惑している私の耳にリヴァイが舌打ちをしたのが聞こえた。
「早く答えろ」
「え・・・いや、いつからでもないけどさ。まあ、ホラ、最近いろいろあったじゃん?だからさ、なんか今夜はそんな気分なんだよ」
「で、エルヴィンのところに来たってわけか」
「まあね。エルヴィンなら、ホラ、後腐れなさそうでしょ?彼にも気分転換が必要だろうし」
へらへらと笑いながらも、リヴァイを視線を合わせることができない。同僚を---正確には上司だが---誘惑しようとしていました、
などと格好のいい話ではないのだから。うなじに張りついた髪をかきあげながら、退散すべく上半身を起こそうとしたそのとき、
凄まじい力で手首を捻り上げられた。
「ちょっと!痛いよ、リヴァイ!」
そのままぐいっと身体を引かれる。つんのめって、危うく額をリヴァイの肩にぶつけそうになって非難の声を上げた。
それには聞く耳を持たず、リヴァイは私の髪を掴んで、顔を引き寄せる。鼻と鼻が触れ合わんばかりの距離に彼の顔がある。
私と年齢はそう変わらない筈なのに不思議と歳を感じさせない顔。男にしては肌理の細かな頬に猛禽類のような鋭い瞳。
老成した少年のような細い頸が形の良い頭を支えている。リヴァイの薄い唇がゆっくりと開いて不思議な言葉を紡ぎ出すのを、
私はぼんやりと見つめていた。
「では俺が相手でも構わん、ということだな?」
今夜はここまで
以後、性描写が入る予定
需要無くても自己満で楽しい
つまりこれ以降はパンツを脱げと言う事たな
脱いだところでこのスレが役に立つかどうかはわからん
少しだけ投下
「ちょっ・・・!リ、リヴァイ!」
視界の端でエルヴィンの執務机がぐるりと回った。抵抗する間もなく押し倒される。
考えもしなかった展開に頭がついていけない。
「・・・ん!」
肩を押さえつけられたまま、乱暴に唇を塞がれる。リヴァイの鋭い眼差しを間近で受け止めるのは
なんだか怖くて、反射的にぎゅっと目を瞑ってしまった。彼の唇は、しばらくの間、ゆらゆらと私の口元を彷徨っていたが、
やがて熱い舌先がぬるり、と割って入ってきた。肉体的疲れと精神的昂揚によって過敏になった私の口腔内を、
リヴァイの舌が蹂躙する。口をこじ開け、歯列を辿り、舌を絡めとり、頬の内側を舐め回す。
「・・・ん・・・ふ」
合わさった口元からくちゅくちゅと水音が聞こえる。柔らかな口腔内を這い回るリヴァイの舌は、さながら獰猛な獣のようだ。
このままでは息ができない。苦しさに堪えかねて、私は夢中で彼の肩を押し返した。唇と唇が一瞬離れる。
その僅かな隙に、胸を反らして大きく息を吸い込んだ。そして、再び、私の唇は塞がれる。彼の舌はまるで意志を持った生き物のように
自由自在に暴れ回り、柔らかで鋭敏な器官を刺激することで私の何かを引きずり出そうとしているようだ。彼の髪がさらさらと動くたびに、
私の鼻腔に男の汗の匂いが流れ込んでくる。それは決して不快な香りではない。むしろ眩暈がするほど惹きつけられる。
目の前がすうっと白くなる。
---ああ、気が遠くなりそうだ
「・・・んぁ・・・」
こんな情熱的な口づけを私に与えた男が、かつて、いただろうか。次第に痺れていく頭の中でそんなことを考えながら、
私は身体の芯に微かな火が灯るのを感じた。
「・・・はぁ・・・んぅ」
唇の間から、溢れ出た唾液が喉に伝い落ちる。じゅる、と舌ごと口腔内の液体を吸い上げられて、私は大きく身震いした。
真っ白になった頭の奥で何かが弾け飛ぶ。
「ん!」
リヴァイの身体に手を回し、髪の中に手を差し入れる。刈り上げられた後頭部の短い髪が掌にちくちくと痛い。
彼の髪をかき回しながら、私も与えられる口づけに反撃を開始した。限界まで口を大きく開け、彼を受け入れる。
互いに舌を絡ませ、唾液を飲ませあい、貪り合った。
「・・・あ・・・んぅ」
角度を変え、何度も何度も噛みつくような口づけを交わす。背中に回した腕で、リヴァイの身体を引き寄せた。
きっちりと着込んだ兵服の上からでも、しなやかな筋肉と張りつめた筋、ごつごつした骨格が手に伝わってくる。
体躯こそ私より小さなリヴァイだが、こうして触れてみると女の私とは全然違う。
---重い
男の身体は重い。あんな小さな身体なのにどうしてこんなに重いのだろう。
肩に、腹に、腿に押しつけられる男の重みに、私はふと泣きたくなった。
今夜はここまで
続きは明日以降に投下
もし見てくれている人がいるなら、相談したいんだが
ハンジの下着は何色だと思う?
一応、勝負下着なんだけど
本編自体は可能なら夜に投下予定
なんとなく白と黒かなと思った
白メインで少し黒の混じってる下着
むしろ下着なんか履いてないのを希望
うおっ!レスがついてた!サンクス
>>32
ありがとう
採用させてもらいます
イメージがなかなか固まらなくて困っていたので助かった
>>33
いいっすね
今回は風呂上がりに下着つけてしまったので、「下着なんか履いてない」
って設定は後日談で使わせてもらっていいですかね?
今回のヘイチョーとの情交で、現役復帰したハンジがエロエロになっていく
話も書きたいので
今、書いているのでうまく行けば今夜こそは投下できるかも
覗いてくれてる人、ありがとう
励みになる
投下開始
※以後、性描写につき注意
※キャラ崩壊
「あっ!」
いきなりリヴァイの手が動いて、身体がびくり、となる。肩を掴んでいた手が、私の薄い胸に移ったからだ。
「やっ・・・ちょっと・・・」
「ああ?なんだ。いまさらやめるなんて言うんじゃねえだろうな」
「ち、ちがっ・・・」
「だったらなんだ?」
「・・・は、恥ずかしい」
やっとのことでそう答えると、はっ、とリヴァイが鼻で笑うのが聞こえた。
「夜中に男の部屋に忍んでおいてそれはねえだろうが」
「だって!」
「なんだ?はっきり言え」
その間も男の手は私の胸をまさぐり続ける。脇腹を撫で上げられ、シャツの上から僅かな膨らみを掴んでは揉み上げる。
同時に耳たぶを柔らかくはまれ、舌を耳の中に差し込まれた。その湿った感覚に、身震いが止まらない。
リヴァイの舌がぬるぬると耳を犯し、首筋を這い回る。シャツのボタンにリヴァイの指が掛かったそのとき、思わずその手を掴んでしまった。
「む、胸・・・あんまりないからさ」
「じゃあ確かめさせろ」
問答無用でリヴァイが私の服を脱がしにかかる。あっという間に全てのボタンが外され、前をはだけられた。
ひんやりとした夜気が素肌に直に触れる。羞恥心と肌寒さから腕を胸の前で交差してしまう。
「生娘じゃああるまいし。純情ぶるのはやめろ」
がしっと手首を掴まれ、敢えなく胸元がはだけられた。
「・・・おまえ、まさか?」
生娘云々に答えず、ひたすら身体を強張らせている私を訝しく思ったのか、リヴァイがはた、と動きを止めた。
自分でもおかしな感情だということは分かっている。残念ながら生娘ではないし、男と寝ることにいちいち恥じらいを見せる歳でもない。
だが、今からこの男に全てをさらけ出すのだ、と考えると堪らないほどの羞恥心が沸き起こってくるのだ。
リヴァイが私の顎を掴んで、目を覗き込んでくる。
「・・・どうなんだ?」
「・・・何が?」
「生娘じゃあねえだろうな」
「・・・違うけど」
じゃあ問題ねえじゃねえか、と動きを開始するリヴァイを制して、首に手を回し、男の顔を引き寄せる。
「・・・初めてじゃない・・・けど」
「・・・なんだ?」
「うんと久しぶりだから・・・なんか」
なんか恥ずかしくて、と囁くと、男の目の奥がぎらり、と光った。
「・・・んぅ」
首筋に男の熱い吐息がかかるたびに、背筋がぞくぞくする。下着の上から胸を揉みしだかれながら、耳と首筋を同時に攻められておかしくなりそうだ。
リヴァイの指が下着の肩紐にかかる。白地に黒い精緻な刺繍が施された華奢な作りのそれは、もう何年も身につけていなかった。
最後にこの下着を脱がした男も、とうの昔に死んでしまった。みんなみんな死んでしまった。
ブラジャーの肩紐をずらしてリヴァイが私の肩先に軽く口付ける。ほんの軽く触れるだけの口づけなのに、そこがまるで熱を持ったかのようにじんじんと熱い。
「・・・なぁ」
「ん?・・・なに?」
「お前って以外とエロいな」
思わず、ぶっ、と吹き出してしまう。
「な、な、なんだよ!いきなり!」
「やらしい下着つけてんじゃねえか」
この変態が、と言いながら、リヴァイの指が背中のホックを探り当てる。片手で器用にホックを外し、するり、とブラジャーを脱がされてなんだか悔しい。
仕返しに、ソファから頭を浮かして濃厚なキスをお見舞いする。
「・・・ぷは。リヴァイってさ・・・ベッドでも人類最強なの?」
「・・・確かめてみろよ」
男は、にやり、と笑って直に拳で私の乳房を包み込んだ。
「あっ!」
勃ち上がりかけた先端を指で摘まれ、甘い声が漏れる。リヴァイは、掬い上げるように乳房を握り、
親指の腹でぐりぐりと乳首に刺激を与える。
「んぅ・・・」
感受性の強い乳房を揉みしだかれ、時折乳首をこねられて、もう私は堪らない。身体の芯に灯った火が急激に全身に回り始める。
ずくずくと脊髄が溶け出すような錯覚を覚え、腰の奥に鈍い熱が沸き起こる。
裸の胸にリヴァイのスカーフが触れてくすぐったい。私はこんなに淫らな格好を晒しているというのに、
目の前の男はいまだにきっちりと兵服を着込んだままだ。俄然、悔しくなった私は、リヴァイの首元に手を伸ばした。
しゅる、と微かな衣擦れとともにスカーフが解かれる。一番上のボタンを外して、首元をむき出しにする。ちょうど喉仏の下あたりに、
唇を寄せて、吸い上げると、うっと微かな呻き声が聞こえた。気をよくした私は、上着の袖をひっぱり、脱がそうと試みる。
私の意図を理解した男も、それに協力する。上着がどこかに消え去ると、今度は下に着込んでいるシャツの番だ。もどかしい気持ちで、
息を弾ませながら、立体機動のベルトに指をかける。私がベルトを外している間に、リヴァイはシャツのボタンをどんどん外していく。
上半身を縛るものが何もなくなった状態で、男は、再び私の肌に熱い手を這わせてきた。
「・・・あぁ」
耳の裏から首筋、鎖骨を丁寧に舐めあげたあと、男の唇は胸の頂きを吸い上げる。
じん、と痺れるような快感に思わず腰を捩って身悶えた。片方の手で、乳房を掴み、もう片方の手で
脇腹からまだ衣類をつけたままの腰を撫で擦られる。
鼻先をリヴァイの髪に突っ込んだ姿勢で、私も負けじと彼の身体をまさぐる。直に触るリヴァイの肉体は、
思ったとおり、硬い筋肉と男らしいゴツゴツとした骨格に包まれていた。ずしり、と私にのしかかる男の重みが、
今はひどく心地良い。こうやって男に組み敷かれて支配されるという快感を、私はずいぶんと長い間忘れていたようだ。
---もっと触れてほしい
両の乳房に交互に口付けられ、ひっきりなしに甘い声が唇から迸る。
「んっ!・・・あ!」
耳元を嬲っていたリヴァイが今度はぐっと頭を下げて、私の腹に唇を這わせた。
鍛えているからみっともない状態ではないと思うが、女らしい体型とは程遠い自分の肉体が、
今は少し恨めしい。もともとひょろひょろと背ばかり高くて、痩せぎすな上に、若い頃のようなハリと弾力はもう失ってしまった。
ふと、リヴァイ班の紅一点の兵士を思い出す。小さくて女らしい丸みを帯びた若々しい肉体、リヴァイに全幅の信頼を
置いているのが見て取れるまっすぐな眼差し。一瞬だけ、私は彼女に微かな嫉妬を覚えた。
ごちゃごちゃしていて読みにくく、申し訳ない
もっとドライな大人の女性ハンジを書く予定だったのがどうしてこうなった…
一旦切ります
続きを書いてくる
「・・・う」
リヴァイの舌がちろちろと私の臍を舐める。潔癖症のくせに、女の臍なんか舐めて嫌じゃないのだろうか。
彼が頭を動かすたびに、切り揃えられた前髪がぱさぱさと腹に当たってこそばゆい。リヴァイは、私の臍に舌を差し込みながら、
器用にも腕を伸ばし、指の腹で乳首をいじくる。完全に勃ち上がったそれは、先ほどまで口に含まれていた所為で、てらてらと濡れて光っている。
「あぁ・・・」
乳房から下腹にかけて、啄むような口づけを落とされて、身体ががくがくと震える。着衣のままの下半身が疼いて堪らない。
私の女のそこは愛撫を待ちわびて、すでにぐっしょりと濡れている。濡れて張りついた下着が不快なのと、一向に愛撫を与えられないじれったさに
我慢できなくなった私は、自らズボンに手をかけた。手早くジッパーを降ろし、ぐっと衣類を引き下げる。これで極端に布地の少ない小さな下着だけが
私の砦を守る最後の障害となった。
「もう待てねえのか?」
微かな笑いを含んだリヴァイの声が腹立たしい。
「・・・あなたはどうなんだよ・・・」
手を男の股間に伸ばすとすでにそこも熱を孕んで膨らんでいた。ズボンの前立てを指の先でひっかくようにすると、
うぅっと低い声を漏らしてリヴァイが身体を丸める。やられてばっかりでは癪に障るので、前たてを擦りながら提案してみた。
「ねえ、口でしてあげようか?」
ここを、とジッパーの金具に指をかける。僅かに開いた前あきから指を滑りこませると、またしてもリヴァイが声を漏らして
身体を震わせた。下着の上から熱を帯びた膨らみにそっと触れる。先走りで僅かに湿った布地の所為で、雄の象徴がよりくっきりと指先に伝わる。
拒絶の言葉が無い、ということは暗黙の了解だろうと解釈して、上半身を起こす。キスをしながら、くるり、と身体を反転させ、体勢を入れ替えた。
割れて瘤を作っている腹筋に舌を這わせながら、リヴァイの着衣を脱がしにかかる。
ボクサーショーツの前あき部分が先走りの汁で濃い染みを作っているのがなんだかとても卑猥だ。
下着の上から、盛り上がった男の部分に舌を這わせてみた。びくり、と中の熱源が動くと同時に、
リヴァイが息を呑む気配がした。
「ん・・・む」
唾液を送り出しながら、男の匂いが立ちこめる布地を舌で象っていく。暗がりの中で、白い尻を突き出した女が
自分の股間を舐めている構図は、視覚的にも男にとっては堪らないに違いない。直截の刺激を求めてリヴァイも焦れてきている筈だ。
「・・・おい」
私の肩に手が掛かる。髪をかきあげて上目遣いにリヴァイを見つめた。
「なあに?」
「いい加減に・・・」
「ふふっ・・・直截がいい?」
「焦らすな・・・クソメガネ」
ムードの無い悪態を有り難く頂戴して、ボクサーショーツをずりさげた。柔らかそうな茂みの中からリヴァイの陰茎が飛び出てくる。
中途半端なところで今夜はここまで
リヴァイ生殺しwww
相変わらず、ぎちぎちで読みにくくてスマン
夜中テンションでなんかむしゃくしゃしたから恥も外聞もなく宣伝晒しあげ
寝る
(´・ω・`)うむ!
タイトルから進撃だとわからなかったので見ていなかったけど、地の文も内容も好みだ
まあ改行が少ないから読みにくさはあるけど、楽しみに待ってるわ
来たよ
がんばってください
昨夜はお騒がせして申し訳ありませんでした
某スレから来てくださった方がた、本当にありがとうございます
なにぶん、初投稿ですのでいろいろと不手際があるかと思いますが、
温かい目で見てやってください
>>50
(´・ω・`)おう!
>>51
タイトルはうっかりしました…
好みだ、とおっしゃっていただいて恐縮です
>>52
ありがとうございます!頑張ります!
リコ先輩に「米乞食をした甲斐があったな…」と言われながら蹴られたい
リコ先輩のパンツは水色と白の縞々だと思ってる
ではちょっくら続きを書いてきます
書き上がった分だけ投下
今夜は、一行ずつ改行しながら掲載してみる
相変わらず長い
まだ挿入してない
「・・・ん、む」
根元に両手を添えて、先端を口に含んだ。一日を過ごして、おそらくまだシャワーを使っていないだろうリヴァイ自身からは濃い男の匂いがする。
「・・・んん」
男の性器の大きさについてあれこれ言うような趣味は私にはないが、リヴァイのそれはなかなかに立派なもの---まあ、私がかつてベッドを
供にした男たちと比べて、だが---だった。根元に添えた指でだいたいのことはわかる。
硬く勃起した陰茎の先端を丁寧に舌で愛撫する。男の性器は本当に不思議だ。茎はこんなに膨張して硬くなっているのに、先端部分はなだらかな
曲線を描いて柔らかい。切れ目からはぷくり、と透明な雫が盛り上がってくる。じゅっ、と音を立てながら、それを吸い上げると口の中にしょっぱい味が広がった。
「は・・・む」
次は、大きく顎を開いて茎全体を口に含む。頬を窪ませて、唇に力を入れて陰茎を扱き上げる。
これには加減が必要だ。あんまりこちらががんばりすぎるとすぐに顎が痛くなるし、性急に扱き上げては
お楽しみがあっという間に終わってしまう。じゅくじゅくと水音を立てながら、何度か頭を上下させて、
陰茎を扱いたあと、一旦口を離す。十分に唾液をまぶしたそれを今度は片手で扱きながら、
浮き上がった血管がのたうつ裏筋を舐めあげる。時折、親指の先で亀頭をぐりぐりと刺激すると
上のほうから、リヴァイが堪えかねたように歯を食いしばる音が聞こえてきた。
「・・・くぅ」
「ねえ・・・いい?」
陰嚢を片方ずつ口に含んで転がしながら尋ねた。返答は無かったが、
私の頭に添えられた手が優しく髪を梳いてくれるのでちょっと安心した。
口淫の最中の男の態度で、その後のセックスが良いものになるか、否か、
大きく分かれる、と私は思っている。女に性器を咥えさせておいて、
なんの気遣いもできない男には興ざめだ。その点、リヴァイは合格だな、
と思いながら、懸命に舌を、唇を動かした。ついでに、ほんの悪戯心で、
蟻の戸渡りも舌でくすぐってやったら、頭をぱしん、と叩かれた。
その間も、私の秘所は絶え間なく雫を零し続けている。もともと大事なところを
覆う面積なんてほとんどないような小さな布きれが、すでにぐっしょりと濡れそぼっている。
リヴァイに口淫を施すために身体を動かすたび、濡れて張りついた下着が擦れてじんじんと
切ない気持ちになり、腰が勝手に揺れてしまう。
やがて、リヴァイの内腿が微かに痙攣を始めた。ゴツゴツと割れた腹筋にも時折、引き攣けのような緊張が走る。
---もうそろそろかな?
私が陰茎全体を口に含み直し、ラストスパートをかけようとしたそのとき、リヴァイがぐっと腰を引いた。
その拍子に、すぽん、と性器が口から抜け出てしまう。
「・・・?」
見上げると、肩で大きく息をしながらリヴァイが、もういい、と言った。どうして、と問う私に、
舌打ちしながら乱暴な口調で答える。
「一度出しちまうとなかなか復活しねえんだよ。この歳になるとな。だから、さっさと」
挿れさせろ、とまたもや組み敷かれてしまった。
「あっ」
腰に絡まっていた細い紐に男の指がかかり、頼りなげな布きれは一瞬で取り払われた。
覆うモノの無くなった股間を男の掌が包み込む。手前の盛り上がった丘から、秘密の泉へと
無遠慮な指先が侵略を開始した。
リヴァイが指を動かすたびに、くちゅ、と水音が聞こえる。溢れた愛液が腿を伝って
尻のほうまで濡らしているようだ。そのことを耳元で指摘されて、身悶えしそうなほど
恥ずかしい。私はこんなに濡れやすい体質だっただろうか。
「・・・オイ、おまえ・・・アレは持ってるか?」
避妊具のことをすっかり忘れていた。だいたいセックスはおろか、男と恋仲になるなんてことさえ、
ここ最近なかったものだから、すっかり失念していたのだ。
「あー・・・ないねえ・・・てっきりエルヴィンが持ってるだろうと思ったからさ」
と、いきなり噛みつくようなキスをされる。
「なんだよ!急に!」
「・・・俺と寝ている最中に他の男の名前を出すな」
ドスの効いた低い声で凄まれて思わず言葉を失った。絶え間なく愛撫されている下半身は
快楽の渦の最中(さなか)にあるのに、頭の芯が冷え冷えと寒い。やっとのことで作り笑いを
浮かべながら、努めて明るい声で私は茶化した。
「やめてよ~。私たちそんなんじゃないじゃん」
勘違いしちゃうようなこと言わないで、その一言が言えないまま、二人の視線が交差する。
ややあって、先に視線を外したのはリヴァイのほうだった。
「ちょっと待ってろ」
そう言い置いて、ソファから降りる。痛え、とぼそっと呟くのが聞こえたので、大丈夫かと声をかけると、
タマが張って痛いんだ、と返された。そんなものなのか。シャツを肩にかけて、部屋の隅にある戸棚のほうへ
歩いていったリヴァイが、なにやらごそごそと漁っていたが、あったぞ、と避妊具を放り投げてきた。
銀色のパッケージに包まれた正方形のそれがぱらぱらと、私の裸の胸に降り注ぐ。
「やだ。他人のものでしょ?」
「俺も手持ちが無いんだ。仕方ねえだろうが」
「・・・別に着けなくていいのに」
避妊具の個包装を弄びながら呟くと、自分を大切にしろ、と叱咤された。一体なんなんだろうか、この男は。
一行が長いとこれまた読みにくいな…
一旦切る
30代になると勃起力も持続力も衰え始めるし、もたもたしてたら萎えてしまう
しかも長らくお預け状態になるとキンタマが痛くなる
リヴァイのタマには人類最強のパワーの源と人類の希望が詰まっていると思う
そして割愛した部分がコレ
『「・・・すげえな」
「ちょっと!やめてよ、変態!」
ぐっしょり濡れた下着のクロッチ部分を、リヴァイがまじまじと覗き込む。』
もっともっとハンジを辱めるヘイチョーが描きたい
もっともっとエロエロでヘイチョーのチ○ポにメロメロになるハンジが描きたい
続編では、一人称をやめる予定なのでもっと読みやすくなる、…筈
おつ
乙
地の文ありのSSスレ覗いてみると改行の感覚つかめるんじゃないかね
乙
ハンジさんは誰に攻められてもおいしいゾエ
まだかな
おとなしく舞ってるよ
保守
ひしゆ
早く書け
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