―天界―
とぉるるるるる
ガチャッ
中年天使「もしもし! いつもお世話になってますー製造課の……はいはい! こないだどーもお疲れさまでしたw」
中年天使「生産管理のマルコさんいてます? ほしたら繋いで貰えますか? どうもー」
中年天使「……おうマルちゃん! 久びさ……え? 何を言うとんねん、クビになんかなるかいアホ!」
中年天使「せやせや。あんなー、今日入荷した『おちんちん』の数がな、注文しとったのより若干多いねん。うん二、三本なー」
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中年天使「これ多分会計しとらんと思うんやけど? さっきこっちの倉庫に確認したら、帳面は2000きっかり入庫になっとんねん」
中年天使「ほんで今日はロスが31本ほど出とんねんけど、ロスと生産数がどうにも合わへんのや」
中年天使「これ返品した方がええやろ? せやからそっちの倉庫に送れば……え?」
中年天使「いやいやアカンねん! こっちで預かってても、ウチもうライン切り替えてもうて明日から女の子生産やし!」
中年天使「……まあ返品したところで、多分そっちに着く前に傷んでまうやろなぁ……うん、分かった」
中年天使「ほんならこっちで処分しとくわ。うんそんだけや。悪いなー時間とって! また飲み行こな! はーいありがとさん」
ガチャッ
青年天使「おちんちんどうすんですか? 捨てるんすか?」
中年天使「どうしよかなぁ……もう今月はあんまりロス出されへんねん。無駄減らせー言うてお偉いさんうるさいからなぁ」
青年天使「じゃあ女の子に付けちゃえばいいんじゃないすか?」
中年天使「はぁ? アホか! お前そんなんバレたらどうなってしまうか……そもそもその子がかわいそうやろ!」
青年天使「俺ら天使だって両性具有じゃないすか。でも困ったこと無いし、平気だと思いますよ」
中年天使「でもなぁ……」
青年天使「もったいないじゃないすか。マズかったら上からストップかかりますって」
中年天使「……せやな。明日使おうか、おちんちん」
―十数年後―
引きこもり娘「……」カチカチッ
引き娘「……」カタカタカタカタ カチッ
引き娘「……おいおいカッスか」カタカタ
引き娘「お、エロ画像スレ……」カチッ
引き娘「……くそ。ふたなりかよ……」
引き娘「……はあ、もう今日はオナニーして寝よ……」ガサガサ
引き娘「お待たせ。ぼくオナ2しかなかったけどいいかな?」ブツブツ
トプトプ
引き娘「ローション新しく買わなきゃな……よし、じゃあぶちこんでやるぜ」
ニュルッ
引き娘「んぅ……!」
引き娘「あー……皮剥けるのヤバい……」ギュプッギュプッ
引き娘「こんなおちんちん……邪魔だけど、オナニーの時だけは有能だよな……」
引き娘「うぁ、イく……! 出すよ、中に出すからねトゥルーデ! 私の赤ちゃん妊娠してっ……!」
ビクンビクン
引き娘「っ……く…はぁ、はぁ……良かったよ、トゥルーデ……」
引き娘「……我ながらキモいな。私みたいな女がエーリカの真似なんてヘドが出るんだよなぁ……」
引き娘「そもそも『棒』だけで『玉』が無いから、射精出来ないし……つーかカウパーとかおしっこすら出ないし……」
引き娘「恨むぞ神様……どうして私をこんな体にしたんだよ……」
ピカッ
引き娘「え? もう朝? 嘘だろ……まだ午前2時じゃ」
パァァァァ
引き娘「な……なにこの光! 北の核ミサイルか何か!? まさか神様が怒って……すみませんまだ死にたくないです! 許して下さいなんでもしますから!」
「なんでもする言うんは、おっちゃんのセリフや」
引き娘「ぎゃぁぁぁぁしゃべったぁぁぁぁぁ!! おかーさーん! おか」
バァン
母「ねえアンタ、今何時だと思ってるの? 」
引き娘「違うんだって! 今見えたでしょ、空が光って」
母「いい加減にしないと、パソコン取り上げるわよ」
引き娘「え、なんで……気付かなかったの?」
「おっちゃんの降臨はな、嬢ちゃん以外には見られへんねん」
引き娘「ほら! ほら! 今聞こえたでしょ! 神様の声!」
母「神様の声……あっ、ふーん(察し)」
引き娘「ちょっと、実の娘をそんな冷たい目で見るなよ!」
母「どうでもいいけど、次にうるさくしたらインターネット解約するからね」
バタン
引き娘「……」
「すまんなぁ」
引き娘「ひっ」
「おっちゃんのせいで面倒なことになってもうて……堪忍やで」
引き娘「だ……誰だよアンタ!? 神様ごときがこの私に……」
中年天使「神様やない。おっちゃんは……天使や」
今日はここまで
おっつー
えっ終わり!?依頼出してあるけど……
これは期待……って終わらすのはやっ⁉
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