モノクマ「希望ヶ峰学園演劇部だよ!」 (123)
※1と2からほぼ全員出ます
※コロシアイはありません、平和が一番
※一部の配役がおかしい部分は仕様です
※ネタバレはあるかもしれないしないかもしれない
※実はこれ初SSです、ついやってみたくなってしまった、今は公開している
※書くのが少し遅いかもしれません
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379433004
Chapter1【桃太郎?】
桃太郎・狛枝凪斗
お爺さん・日向創
お婆さん・七海千秋
以下略
―むかしむかしある所に、おじいさんとおばあさんがおりました
―お爺さんは山へ芝刈りに
日向「…何で俺がお爺さんなんだよ誰だ配役決めた奴は!」
―お婆さんは川へ洗濯にいきました
七海「………ねみぃ」
―お婆さんが洗濯をしていると上流から大きな大きな桃が流れてきました
七海「うわぁ…これは大きな桃じゃー(棒」
七海「持って帰って日向く…じゃなかった、お爺さんと一緒にたべましょう」
―そう言ってお婆さんは近くに居たウサギさんに桃を運んで貰い家に帰りました
モノミ「何であちしが…?」
七海「さあ?脚本を書いた人に聞いて欲しい…かな?」
―その夜、芝刈りから帰ってきたお爺さんは桃のあまりの大きさに腰を抜かしてしまいました
日向「何て大きな桃なんじゃあ(棒」
七海「さあさ、一緒に食べましょうよお爺さん」
―お婆さんは桃に向かって槍を振って切りました、すると中から…
モノクマ「オギャー!」
日向「…」
七海「…」
モノクマ「(コラコラ、台詞忘れちゃ駄目でしょ!)」
日向「(ハッ)何とまあ元気な赤ん坊(?)じゃあ」
七海「この子は桃太郎と名付けましょう」
―こうしてお爺さんとお婆さんは元気な子供を授かりました
―そして10年の月日が流れました
モノクマ「あれ?ボクの出番これだけ?」ショボーン
狛枝「ハハハ…まさかボクなんかが主人公をやるなんてね」
日向「そういう発言は終わってからにしてくれ…」
―ある日、桃太郎はお爺さんとお婆さんに言いました
狛枝「お爺さん、お婆さん、ボクは鬼ヶ島にいる悪い鬼を退治してくるよ…」
狛枝「こんなゴミみたいなボクがおこがましいとは思うけどさ、ボクの命なんかで鬼を倒せれば少しは希望が」
日向「せめて台本通りに喋れよゴルァー!」
―桃太郎はお婆さんからモノクマ印のきびだんごを受け取り、鬼退治へと行きました
―そんな道中、お腹を空かせた犬・猿・雉をきびだんごで手懐けて…
大和田「犬って俺の事か?オイ…」
桑田「何で俺が猿なんだよこのアホー!」
葉隠「俺っちが雉なのはいいけどよ…この装飾どう見てもニワトリだべ」
―中略―
―そしてとうとう桃太郎達は鬼ヶ島にたどり着きました
桑田「あれ?いつの間に?」
葉隠「細かい事気にしてっとハゲるぞ桑田っち」
―鬼達は全員中央に集まって宴会をしておりました
辺古山「…(坊っちゃんとお揃いの衣装…)///」
戦刃「…モグモグ(レーション美味しい…)」
朝日奈「んー、ドーナツ美味しー(モグモグ」
終里「おーい、肉持ってこいよ」
大神「…」ゴゴゴゴゴ
九頭龍「…(何で鬼役の男子が俺だけなんだよ落ち着かねぇよチクショウ!確かにペコと一緒でいいとは言ったけどよ!)」
犬猿雉「…(勝てる気がしねぇ!)」
狛枝「さてと…まずはどう攻めるべきかな」
桑田「って何普通に戦う気でいんだよ!」
葉隠「あんな連中(特に大神)とまともに戦ったらあっという間にこっちが殺られちまうべ!」
大和田「でもよ…戦わねぇと話が進まねぇぜ?」
狛枝「ま、何とかなるんじゃない?」
狛枝「とりあえず鬼が寝静まるのを待とうよ」
―そして夜、鬼達は全員眠ってしまいました
葉隠「…よし、みんなグッスリ眠ってるべ!」
桑田「ならさっさと財宝を頂いてトンズラしようぜ!」
大和田「何か俺等のが悪役みたいじゃねーか?」
狛枝「まあまあ、鬼退治とは言っても財宝を取り戻すのが目的なんだからいいじゃない」
―桃太郎達は鬼ヶ島中の財宝を集めて船に乗せました…
―だがしかし!船の前には鬼の頭目が仁王立ちしていました
大神「」ゴゴゴゴゴ
犬猿雉「(あ…死んだな俺)」
狛枝「えっと…他の鬼は?」
大神「…グッスリと眠っている」
朝日奈「スヤスヤ…さくらちゃん…」
辺古山「スゥ…」ギューッ
九頭龍「おいこらペコ俺を抱き枕にすんじゃねぇ!///」
終里「にくぅ…くいてぇー…ムニャムニャ」
戦刃「んー…zzz」
狛枝「…」
大和田「…」
桑田「…」
葉隠「…」
大神「とは言え易々と財宝を渡す訳にはいかぬ」ゴゴゴゴゴ
大神「覚悟して貰う」ドドドドド
大和田「クソっ、簡単にやられてたまるかぁ!」
― 犬は鬼と正面から組み合いました
桑田「俺はまだ死にたくねぇー!」
― 猿は後ろから石を投げ続けました
葉隠「模擬刀の先制攻撃だべ!」
― 雉は上空から模擬刀でバシバシと鬼を叩きました
狛枝「さてと…」
― 桃太郎はお供が戦っている隙を付いて船を漕ぎだしました
狛枝「皆の犠牲は忘れないよ、皆の活躍は村人達の希望として語り継がれるんだ…感動的だよね」
大和田「…は?」
桑田「…アポ?」
葉隠「…え?」
大神「…」
犬猿雉「って何じゃそりゃー!」
大神「…主等も苦労しているな」
―こうして村には財宝が戻り
日向「チッ…帰ってきたか」
七海「チッ…折角日向君とのイチャラブを堪能してたのに」
モノミ「2人とも露骨すぎるでちゅ…」
狛枝「そこは演技でもいいから喜んでよ…」
―一方鬼ヶ島では
終里「おーい、早く肉よこせよ!」
葉隠「はいはい只今お持ちするべ!」
朝日奈「ドーナツまだー?」
桑田「今揚げてるから待ってくれよ!」
大神「プロテインはどうした?」
大和田「今精製してるよ!」
―鬼達は新たに三匹の手下を加えてそれなりに楽しく過ごしておりましたとさ
―めでたしめでたし
犬猿雉「めでたくねぇー(べ)!」
~終われ~
とりあえずここまで
需要ありそうなら次書く…かも?
続き待ってる
書いてくれると嬉しい...かや?
かやってなんだよ...ホロかよ...
豚神の演技力に期待
>>1です
とりあえず次の配役の一部を安価で…
Chapter2【シンデレラ?】
シンデレラ・罪木蜜柑
継母・>>17(男子でも可)
意地悪な姉1・西園寺日寄子
意地悪な姉2・>>20(女子限定)
魔女・セレスティアなんとかさん
王子様・>>24(モノクマでなければ誰でも)
眠くなってきたんで書くのは明日にします
kskst
真昼
kskst
セレス
さくらちゃん
セレスは既に役ありだったから、ソニアで
日向
江ノ島
澪田
江ノ島
ちゃんと読まない奴と連投厨がgdgdにする悪寒
罪木に澪田とか俺得!
おはようございます>>1です
とりあえず安価確認しました
溜めて昼頃に投下します
Chapter2【シンデレラ?】
―あるところにシンデレラという、それはそれは可哀相な少女が居ました
―彼女は毎日継母や2人の姉にいじめられておりました
小泉「いつまで掃除しているの!早く終わらせて洗濯しなさい!」
小泉「…(演劇とはいえ罪悪感が酷いわ…)」
罪木「す、すみませぇーん!」ドンガラガッシャーン
西園寺「ちょっと、マッサージ中に転んでんじゃないわよ!」
大神「シンデレラ、シチューにはプロテインを入れろとあれ程言ったであろう…」
大神「…(ヌゥ…やり辛い)」
罪木「ごごご、ごめんなさぁーい!」ガシャーン
西園寺「ちょっとクソビッチ…じゃなかった、シンデレラ!」
西園寺「この服は色落ちやすいから手洗いしろって言ったでしょ!」
罪木「も、申し訳ありませぇーん!」
―そんなある日、お城から舞踏会のお知らせが届きました
―ですがドレスがないシンデレラにはお城に近づく事すら許されていません
小泉「シンデレラ、舞踏会用の衣装と宝石を用意しなさい!」
大神「我は道着とプロテインだ」
西園寺「わたしは着物と足袋ねー、後簪と櫛と専用の子袋もー」
罪木「はいぃー!今すぐ用意しますぅ」ガタガタッガッターン
―そして継母と2人の姉が舞踏会へ行き、シンデレラは1人留守番をしていました
罪木「はぁ…」
罪木「私も舞踏会へ行きたかったなぁ…」
罪木「私なんかが王子様と踊れる訳がないけど…でも一目お会いしたかったなぁ」
???「その願い、叶えて差し上げましょう」
罪木「へ?だだだ誰ですかぁー!?」
―何と、いきなり窓から魔女が顔を出したのでした
セレス「わたくしは魔女…と呼ばれておりますわ」
罪木「魔女…ですか?」
セレス「貴女の舞踏会へ行きたいという願いを叶えて差し上げましょう…それなりの代価は頂きますけれど」
罪木「え…私なんかが舞踏会へ…行ってもいいんですかぁ!」
セレス「勿論ですわ、では貴女に魔法をかけてあげましょう」
―魔女は杖を一振りするとあら不思議、シンデレラは綺麗なドレスとアクセサリー、ガラスの靴に身を包んでいたのです
罪木「ふわぁ…こんな綺麗なドレスを着たのは生まれて初めてですぅ」
セレス「フフッ、良く似合っておりますわ…」
セレス「ですがそのドレスは今夜12時ジャストに元の服に戻ってしまいます」
セレス「ですから魔法が解ける前に必ず戻ってきなさい、宜しいですわね?」
―こうしてシンデレラは舞踏会へ行く事が出来たのでした
馬車馬1(山田)「(何故拙者が馬役…しかも覆面は馬じゃなくでモノクマですし)」
馬車馬2(豚神)「(黙れ…役を与えられたからには全力で挑め!)」
セレス「お2人共、わたくし達の出番はもう終わりですわよ?」
―所変わってお城では…
澪田「はぁ…」
大臣(石丸)「あの、王子…いい加減誰かと踊って頂かないと」
澪田「そうは言うッスけど清多夏ちゃん、何で唯吹が王子役なんスかね?」
澪田「唯吹はれっきとした女ッスよ?」
石丸「あの…そういう事は舞台が終わってから…」
―その時でした
罪木「はぁぁ…広いですぅ」
澪田「あの子は!」
―王子様はシンデレラを見つけて一直線に向かいました、途中モブのモノミを跳ねとばしながら
澪田「お嬢さん、今すぐ唯吹と踊って貰うッス!拒否したら親族もろとも路頭に迷うッスよ」
罪木「え、え、え、えぇー!」
―こうしてシンデレラは王子様と踊る事が出来ました
小泉「あれ?王子様と踊ってるのってシンデレラ?」
西園寺「まっさかー!シンデレラにあんな綺麗なドレスが似合う訳ないじゃん」
大神「ヌゥ…今夜は武道会ではなかったのか?」
―ですが楽しい時間はあっという間に過ぎ…
リンゴーン、リンゴーン
罪木「あぁっ!もうこんな時間なんですかぁー!」
罪木「魔法が解ける前に帰らきゃ!」
澪田「あ…待つッスよシンデレラ!」
―中略―
―翌日、朝から町では王子様が人を探していました
澪田「このガラスの靴がピッタリ入った人はズバリ唯吹と結婚して貰うッス!」
澪田「家族にも十分な保障はするッスよ!」
―こうして町中の娘達がこぞって挑戦していますが…
小泉「うーん…やっぱり入らないね」
西園寺「ブカブカすぎぃー、ブーブー」
大神「…我は試すまでもあるまい?」
澪田「この町にはもう娘はいねーんスかぁ?」
澪田「出て来なかったら町中の資材と私財全部没収するッスよ!」
大神「そういえば、シンデレラはまだだったな…」
小泉「私財没収は困るし…日寄子ちゃん、呼んできて」
西園寺「はぁーい…」シブシブ
罪木「お、お呼びですかぁああーっ!」ガッシャーン
澪田「タハーッ、見事な転び方ッスねー!」
―王子様は転んだままのシンデレラにガラスの靴を履かせました
―何と、ピッタリではありませんか
澪田「という訳でシンデレラは唯吹と結婚して貰うッスよー!」
澪田「あ、シンデレラに拒否権はないんであしからず」
罪木「ふぇえー!わ、わ、わ、私なんかでいいんですかぁー!」
―こうしてシンデレラは無事王子様と結婚して幸せに…なる筈でしたが
セレス「フフフ…遂に念願のお城を手に入れました!」
セレス「まさかここまで上手くいくとは…あの時シンデレラの願いを叶えて正解でしたわね」
―何と魔女は王子様他屈強な兵士達が出計らった隙を突いてお城を乗っ取ってしまったのでした
セレス「後はわたくしに仕える優秀なナイトを集めるだけ…ウフフフフ」
―――
澪田「タッハー!唯吹、一瞬で宿無し職無し資金無しッスかー!」
罪木「代価ってこの事だったんですかぁー!」
―こうしてシンデレラは王子様と結婚は出来た物の、元の家に住むしかなく扱いは今までと変わりありませんでした
―めでたしめでたし?
罪木「全然めでたしじゃないですよぉー!」
~終われ~
投下終了、次は夜に
配役の安価取ります
Chapter3【赤ずきん?】
赤ずきん・不二咲千尋
赤ずきんの母・>>38(男子限定)
おばあさん・>>40(男子限定)
狼・>>43(男子限定)
猟師・大和田紋土
今回女子だらけだったんでバランス取り
石丸
十神
田中
カムクラ
松田。
駄目なら桑田
石丸
左右田
日向
あと少しの差でお祖母さんと狼が同一人物と言う壮絶な一人芝居になってたな
それはそれで見たいwee
その場合、おばあさんと狼を逆にしないと狼が食われるビジョンしか浮かばないです
縺翫?縺ゅ&繧鍋┌謨オ驕弱℃繧薙□繧購wwww
どうも>>1です
夕飯食ったら書き始めまする
Chapter3【赤ずきん?】
―とある一軒家にとても仲良しな母娘がおりました
―娘は常に赤い頭巾を被っているので赤ずきんちゃんと呼ばれています
不二咲「エヘヘ…花冠作るのって楽しいなぁ」
十神「赤ずきーん、ちょっとお使いを頼む…というか行ってこい!」
不二咲「(って十神君、地が出てるよ!)」ヒソヒソ
十神「(だまれ…こんなの真面目にやってられるか!)」ヒソヒソ
十神「ゴホン…これを森のお婆さんの所に持っていけ、頼んだぞ」
不二咲「はーい」
―こうして赤ずきんちゃんは森のお婆さんの家にお使いに行きました
不二咲「フンフフーン、フンフフーン」
―所が、その一部始終を見た狼はお婆さんの家に先回りしてしまいました
左右田「ヘヘヘ…先にBBA喰って赤ずきんを待ち伏せしてや」
カムクラ「…」ゴゴゴゴゴ
左右田「…(あれー?滅茶苦茶元気そうなBBAじゃね?)」
左右田「…(てか俺…勝てねえんじゃね?)」
―と葛藤している間に、赤ずきんちゃんはお婆さんの家に到着したようです
左右田「ヤベッ、隠れなきゃ!」
―――
コンコン
不二咲「おばあさん、赤ずきんだよー」
カムクラ「…ああ、今開ける」
ガチャッ、バタン
不二咲「あ、これ…お母さんからパンとワインだよ」
カムクラ「いつも済まないな…」
不二咲「…(あの…大丈夫ですか?)」ヒソヒソ
カムクラ「…(問題ない…が無性に暴れたい)」ヒソヒソ
カムクラ「(後配役決めた奴を殴りたい)」ヒソヒソ
不二咲「(アハハ…)」ヒソヒソ
―赤ずきんちゃんとお婆さんが楽しく(?)お話している間に狼は一旦お婆さんの家から離れました
左右田「こうなったら帰り道で赤ずきんを(2つの意味で)を喰ってやる!」
左右田「…よし、あの茂みに隠れるか」ガサガサ
―――
不二咲「それじゃまたねー」ブンブン
カムクラ「ああ…またな」フリフリ
カムクラ「…さて、これで僕の出番は終わりか」
カムクラ「この配役を決めたのは何処の誰だぁー!」ズドドドド
―帰り道、赤ずきんちゃんはゆっくりと歩いていました
不二咲「フフッ、お婆さん元気で良かったぁー」
―ですが、そこに狼が現れてしまいました!
左右田「待ってたぞ赤ずきぃーん!」
不二咲「キャアー!」
―赤ずきんちゃんは狼に押し倒されてしまいました
不二咲「ふぇぇ…ボクなんて食べたって美味しくないよぉ」ウルウル
左右田「ヘッヘッヘ…そいつぁ俺が決める事だぜ赤ずきんちゃんよぉ!」
ビリビリ
―狼は赤ずきんちゃんのスカートを破り捨ててしまいました…ですが
左右田「………アポ?」
不二咲「うぅぅ…///」
―何と言う事でしょう、実は赤ずきんちゃんは男の娘だったのでした
左右田「…ガハァッ!」
不二咲「…え?あれ?」
―事実を知った狼はその場で血を吐いて倒れてしまいました
不二咲「えっと…今のうちに逃げちゃおっと」ソソクサ
―赤ずきんちゃんは狼のズボンを履いてその場から全力で逃げました
―――
左右田「チクショー…まさか女装だったとは思わなかったぜ」
左右田「ってか結局何にも喰ってねーじゃねーか俺!」
左右田「…仕方がねぇ、今日は牧場の羊でも喰って」
ガサッ
大和田「チッ…今日は何にも取れなかっ」
左右田「…あ」
大和田「…あん?」
左右田「あ…アハハハハ」
大和田「今日の獲物はテメェだ狼ぃー?」
左右田「GYAAAAAA!!」
―そして翌日
左右田「チクショオ…何でこんな目に合わなきゃいけねーんだよぉ!」
大和田「オラオラぁ!サボってねーで獲物を見つけやがれ!」
左右田「ハ、ハイただ今ぁ!」クンカクンカ
―あの夜、土下座して命乞いをした狼は猟師の手先となり、生涯こき使われましたとさ
―めでたしめでたし
左右田「めでたしじゃねー!」
~終わる~
投下終わり…次は何やろうかな
Chapter4【安価>>65までで多かったの】
1・三匹の子豚
2・白雪姫
3・ロミオとジュリエット
4・その他(童話指定)
4 さるかに合戦
4オオカミ少年
ロミジュリ
4
マッチョ売りの少女
4 マッチ売りで
4猿かに合戦
4 鶴の恩返し
1
同数2軒…
再安価>>71まで
1・マッチ(ョ)売りの少女
2・猿蟹合戦
2
2
1
2
大神
苗木
残姉
狛枝
kskst
西園寺
霧切
舞園
親と子ども逆じゃね?
慎重的にも
舞園さんが桑田くんを刺すのか…
やな親子だなーw
>>81
苗木くん殺したからね
仕方ないよね
待ってないかもしれないけどお待たせしました
投下します
Chapter4【猿蟹合戦?】
―前略、ある所に蟹の親子がおりました
―秋に入ったある日、蟹の子供はこう言いました
狛枝「ねぇ父さん…柿ってどんな味がするのかな?」
苗木「さぁ…僕も食べた事はないから解らないよ」
苗木「そうだ、なら今から食べに行ってみようじゃないか」
狛枝「そうだね、それじゃ行こうか」
―蟹の親子は長い旅の果てに柿の木を見つけました…所が
苗木「まいったなぁ…どうやっても柿に届かないや」
狛枝「やっと柿という希望にたどり着いたと言うのに…絶望的だね」
―そんな時、山から猿が現れたのです
桑田「って、何でまた猿なんだよこのアホアホアホー!」
苗木「(桑田くん、後で舞園さんの写真集あげるから今は落ち着いて!)」ヒソヒソ
苗木「もし、そこのお猿さん、お願いがあるのですが」
狛枝「僕達も柿が食べたいんだ…とってくれるかな?」
桑田「よぉし、ちょっと待ってな」
―猿はそう言って木に登って柿を積みはじめました…が
桑田「おっと、甘柿か渋柿かは確かめねぇとな」バリバリ
桑田「…ッゲェェェェ!こりゃ渋柿じゃねえかアホー!」
―猿は勝手に柿を食べた挙句摘んだ渋柿を蟹の親子めがけて投げました
苗木狛枝「うわー!」
―そして子蟹の爪は折れてしまい、親蟹は死んでしまったのでした
狛枝「父さん…僕はこれからどうしたらいいんだい?」
狛枝「父さんがいなきゃ海に帰る事も出来ない…運良く帰れてもこんな爪じゃ食べ物を掴む事も出来ない」
狛枝「アハハハハハハハ…僕はこの絶望から立ち直る自信がないよ…希望だって見えやしない」
狛枝「どうして僕は助かってしまったのかなぁ…教えてよ、父さん…」
―そんな子蟹が悲しみ(?)に暮れている時、話かけてくる人が現れたのです
豚神「おい、そこの蟹…こんな所で何をしている?」
山田「というか…ここは山なのに何で海の蟹がいるんですかねぇ?」
舞園「えっと…良かったら事情を話してくれませんか?」
―子蟹は臼、栗、蜂にいきさつを説明しました
豚神「ふん…やはりあの猿の仕業か」
山田「あの猿には拙者の仲間達も随分食べられてしまいましたっけ」
舞園「私も蜜を蓄えた家を強奪されてしまいました…」
豚神「よし、ならばあの猿を懲らしめてやるぞ!」
舞園山田狛枝「で、でもどうやって?」
豚神「任せろ、策は既に考えた」
豚神「俺の支持通りに行動すれば必ず猿を退治出来る」
豚神「約束しよう、必ず猿を倒し、キサマ(蟹)を海に帰してやると!」
―こうして臼を中心に作戦が決行されました
―そして3日後…
桑田「ふぁーあ、暇だなぁ」
狛枝「やあ猿さん、ちょっといいかな?」
桑田「ん?何でこんな所に蟹がいるんだ?」
―どうやら猿は蟹の親子にした事はおろか存在すら忘れてしまっていた様です
狛枝「ま、そんな事はどうでもいいじゃない」
狛枝「それよりさ、凄く美味しい食べ物がある所があるんだけど…」
桑田「マジか?」
―あっさり騙された猿は子蟹と一緒にある民家に行きました
桑田「ここか…」
狛枝「それじゃ僕はここで待ってるから」
桑田「おう、楽しみにしてな!」
桑田「なーんてな、全部俺が1人で食ってやる」
―猿はそのまま民家に入り、いろりに手を伸ばしました…すると
山田「良い子は決して真似してはいけませんぞぉー!」
ドーーン!
桑田「あべしっ!」
―何と真っ赤に焼けた栗が猿に体当たりしたのです
―猿はそのまま入り口まで飛ばされました
桑田「ッテェ…美味い食い物があるんじゃなかったのかよぉ!」
―猿が何とか立ち上がろうとしたその時…
豚神「トゥッ!」キラーン
ズッシーン!
桑田「ッグェェ…!」
―屋根で待ち構えていた臼は猿をめがけて飛び降り、猿を潰したのでした
桑田「クッソォ…(ってマジで痛ぇーじゃねーか!ちったぁ加減しろよ!)」
―それでもまだ逃げようとしている猿の元に、包丁を持った蜂がやってきました
舞園「」ニッコリ
桑田「…アポ?」
舞園「(昨日私の下着盗んだの…桑田君ですよね?)」ヒソヒソ
桑田「」ギクッ
舞園「盗られたお家(下着)の恨み!」
ザシュッ
桑田「GYAAAAAAAAA!」
―こうして悪さを働いた猿は全身の毛という毛を包丁で剃られ、磔にされてしまいましたとさ
豚神「安心しろ、せめてもの情けで顎の毛だけは残してやった」
―めでたしめでたし
桑田「めでたしじゃ(ガツン)…」ガクッ
舞園「めでたしめでたし…ですよ」ニッコリ
~終わり~
投下終わり
とりあえず次で最後になります
最後の配役安価
Chapter5(終)【かぐや姫?】
かぐや姫・霧切響子
お爺さん・日向創
お婆さん・七海千秋
求婚者1~5・>>94 >>96 >>98 >>100 >>102(苗木以外の男子)
国司・苗木誠
十神
田中
弐大
山田
花村
左右田
田中
不二咲
闡蛾國
↑文字化けしてしまった…
葉隠
面白いな
月の使者の安価は取らないん?
>>105
そこは小ネタ挟む為にわざと取りませんでした
更新はもうしばしお待ちを
Chapter5(終)【かぐや姫?】
―むかしむかしある所にとても仲が良いお爺さんとお婆さんがおったそうな…
日向「…結局俺は爺さん役しかやってねぇ!」
七海「私もお婆さんしかやってない…」ムスッ
―ある日、お爺さんが竹藪に行ったら金色に輝く竹を見つけました
―近づいてみると、中から赤ん坊の声が聞こえるではありませんか
日向「これは一体どういう事じゃ?(棒」
―お爺さんは思い切ってその竹を切ると、何と中から可愛らしい赤ん坊が出てきたではありませんか
モノミ「バブー…でちゅ」
日向「これはこれはめんこい赤ん坊じゃあ(棒」
―お爺さんはその赤ん坊を連れて帰って育てる事に決めました
七海「日向君…浮気したね?」ニッコリ
日向「誤解だぁー!」
―赤ん坊は家に付くなりスクスクと急成長、あっという間に美しい娘になったそうな…
モノミ「あちしの出番はこれで終わりでちゅか?」
霧切「…らしいわよ」
―それから数日後、美しい娘が居るという噂を聞いた男性達は引っきりなしにかぐや姫に結婚を申し込みにやってきたそうな
十神「俺と結婚してくれかぐや!」
弐大「いいや、ワシと結婚してくれぇー!」
花村「ぼくと結婚すればアーバンなフルコースを堪能し放題だよ、どうだい?」
田中「聞こえるぞ…闇の王は俺とかぐやの契約を望んでいる!」
葉隠「…俺っち勝ち目なくね?」
―あまりのしつこさにうんざりしてきたかぐや姫は求婚者達にある問題を出したのでした
~十神の課題~
霧切「東の地に住むと言われている蛇女の舌を持って来なさい」
十神「と言われて来たはいいが…蛇女は何処に居るというんだ?」
十神「おい、そこの娘!蛇女を知っているか」
腐川「へ、蛇女…ですか?」
十神「そうだ、知っているなら教えろ!何処に居る?」
腐川「そそそそ、それでしたらここ、こちらに…」
―言われるままに付いていった先に居たのは…
ハックシュン
ジェノ「どーもー、蛇女とか呼ばれてる殺人鬼でーっす!」
十神「って、クシャミをしたら舌が伸びただと!」
十神「ま、まあいい…キサマの舌、貰い受けるぞ!」
ジェノ「おやおや、アタシの舌が欲しい?それってプロポーズ!?」
十神「何故そうな」
ブチュー
十神「@☆◎¥£%#□◎★@&☆」
ジェノ「(チュポン)フー、ゴチになりましたー」
―こうして求婚者の内の1人は別人と結ばれ脱落となりました
十神「…納得いかんぞー!」
~弐大の課題~
霧切「西の泉に居ると言われている天女の羽衣を持って来なさい」
弐大「と言われて見つけたのはいいんじゃが…」
終里「フー、やっぱこの時期はここで泳ぐに限るぜ」
弐大「何じゃその滅茶苦茶なフォームはぁー!」
終里「って、何だこのオッサンは?」
弐大「キサマぁ!何でそんな動きであんなスピードが出るんじゃあ!」
終里「知らねー、何度か泳いでたらこーなった」
弐大「ぐぬぬぬ…ワシがその間違いまくったフォームを正してくれるわぁ!」
―こうして求婚者の1人は天女を追って行ってしまったそうな…
弐大「どうでもいいがそろそろ服を着んかい!目のやり場に困るわ!」
終里「あ、忘れてた…」
~花村の課題~
霧切「死獣の頬肉のセンチュリースープ蒸しメロウコーラソースを作ってきて、3日以内に」
花村「…無理です」
~田中の課題~
霧切「北の国の王女が被っているという王冠を持って来なさい」
田中「感じるぞ…アーティファクトはすぐ近くにある!」
田中「あの城に住む王女の冠…間違いない!」
ソニア「はぁ…退屈です」
田中「しめた…奴は1人、絶好のチャンス!」
田中「往け!破壊神暗黒四天王よ!」
―1時間後
ソニア「まあ、可愛らしいハムスターですわ」モフモフ
田中「バカな…破壊神暗黒四天王が懐柔されているだと!」
田中「それだけではない…奴に近づいた途端に我が身は指一本動かせぬとは…」
ソニア「あの…宜しければここで一緒に住みませんか?」
田中「…」
―こうして求婚者の1人は別の国の王女と婚約する事になったそうな…
花村「ぼくはテストすらされてないんですけど…?」
霧切「生理的に嫌だから」
~葉隠の課題~
霧切「南の樹海に住むと言われている鬼の角を取って来なさい」
葉隠「ゴメンナサイ、無理だべ…」
―かぐや姫はこんな調子で難題を出し続け、仕舞にはぼっち姫と呼ばれているそうな…
―所がある日、1人の国司がかぐや姫の元にやってきました
苗木「かぐや姫、ボクと結婚して下さい!」
霧切「!」ズキューン
苗木「どんな難題だって必ず答えてみせる!」
霧切「なら…この裏山にあると言われている双子のドングリを見つけてみなさい」
苗木「あったよ!」
―何と、国司は一刻しない内に2つが1つになったドングリを見つけてきたのです
霧切「(何て幸運な…)」
苗木「これでいいのかな?」ニッコリ
霧切「…不束者ですが、宜しくお願いします」
―こうしてかぐや姫は国司と結婚をしたのでした
―ですが幸せは長くは続きませんでした
霧切「…私は月に帰らなければならない」
苗木「そんな…」
苗木「何とかならないの?」
霧切「ごめんなさい…」
―そして満月の夜、月から迎えがやってきたのです
モノクマ「はいはーい、迎えに来たよー」
モノクマ「分かってると思うけど抵抗なんて無駄だよ、かぐや姫は月に帰る、それが社会のルールだからね!」
霧切「…」
苗木「それでもボクは諦めない…諦めてたまるか!」
霧切「国司様…」キュン
モノクマ「うぷぷぷぷ、虚弱貧弱なこの星の住民がボクに勝てると思ってるの?」
霧切「なら…私の力を加えればいいじゃない」
モノクマ「…は?」
霧切「たとえ勝てる可能性が低くても…最後まであらがってやるわ」
苗木「かぐや姫…」
モノクマ「あのね、例え2対1でもボクには勝て」
日向「じゃあこれで3対1だな?」
七海「4対1…だと思うよ?」
モノクマ「あれれれ!何この展開?っていうかもう童話の欠片もないじゃんか!」
日向「何を今更…」
モノミ「あちしも居るでちゅー!」
モノクマ「お前は引っ込んでろー!」コークスクリュー
モノミ「ぎゃああああああ…」キラーン
モノクマ「かぐや姫…分かってるよね?月の民であるかぐや姫はこの星じゃ30年も生きられないって事」
霧切「ええ…分かっているわ」
霧切「だからって…月に帰ったって愛する人が居なければ意味はないわ」
モノクマ「残念だよ…でもボクだってはいそうですかって帰る訳にはいかないんだよね」
モノクマ「メンドクサイけど仕方がない、実力行使させて貰うからね」
―全員が臨戦態勢に入ったその時…
モー…
―何と、月に向かう牛車が月に戻ってしまったのです
モノクマ「…」
霧切「…」
苗木「…」
日向「…」
七海「…あ、モノミちゃんが」
モノミ「うーん…ここは何処でちゅ…か……?」
モー…
モノクマ「何さ、何なのさ…絶望的すぎるよこんなオチ!」
4人「何を今更…」
―こうしてかぐや姫は生涯を国司とお爺さん、お婆さんと共に幸せに過ごしましたとさ…
―めでたしめでたし
十神花村「めでたくなーい!」
モノミ「あちしもめでたしじゃないでちゅよー!」
モノクマ「ええい、五月蝿い!」ガゼルパーンチ
モノミ「痛いでちゅー!」
~終わります~
おつ
Chapter6(蛇足)【閉幕】
「以上、希望ヶ峰学園の超高校級の演劇部でした」
パチパチパチパチ…
日向「ふー、やっと終わったな」
七海「でも演劇というより喜劇だったんじゃないかな…これ」
苗木「アハハ…否定は出来ないね」
霧切「そうかしら?私は結構幸せだったけど」
舞園「私だってこうなるって分かってればかぐや姫に立候補したのに…」
桑田「俺はこうなると分かってれば大道具に回ってたのによチクショー!」
罪木「はぅぅ…桑田さんはいい加減服を着て下さぁーい!」
セレス「ウフフ、中々楽しめましたわ」
戦刃「私…台詞なかった」ショボーン
辺古山「私もだ…」
九頭龍「出番あっただけいいじゃねーか…」
左右田「あーっと…演劇とはいえ済まなかったな不二咲」
不二咲「あはは…いいよ別に、その直後に大和田君のアドリブで酷い目にあったみたいだし」
大和田「ああ、正直やり過ぎた…スマン」
澪田「白夜ちゃーん、お疲れ様ッスー!」ダキッ
豚神「ああ…」テレッ
モノクマ「はいはい、次の学校の出し物が控えてるんだから早く解散しなさーい!」
全員「はーい」
~今度こそ終わり~
これにて終了です
長々とお付き合い頂きありがとうございました
またネタが頭に過ったら宜しくお願い致します
乙
乙でした
左右田、ソニアさん田中とイチャイチャしてるけどいいのか
おっつおっつ
面白かったよ!!
乙乙!面白かったー
12キャラ共演SSは貴重だからまたやって欲しいな
このSSまとめへのコメント
苗霧厨乙
日七夫婦プラスナエギリ...
なんたる希望ッッ!!!