アストラル「トリシューラとはどんな効果だ? いつ発動する?」 (38)

まさか猿喰らってる間に落ちるとは思わなかった
アストラル「トリシューラとはどんな効果だ? いつ発動する?」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1378988164/)
なんかいろいろアレだけどやり直します あと3分の1くらいだし

このスレに今気付いた俺は不運

落ちたってことは需要無いってことだから甘えるな

TUEEEEEE

ナッシュ「俺は……お前を(KONAMIから)守ってやることができなかった……!」

ナッシュ「いや、俺が奪ったんだ……! トリシュや、ブリュ、みんなの(カードとしての)命を……!」

ナッシュ「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!」

璃緒「凌牙……」

ナッシュ「璃緒……ドルベ……」

シャーク「ああ……思い出したよ。これが俺の本当の人生」

ドルベ「今わかったよ。なぜ君が、バリアンのリーダーとして蘇ったのか」

ドルベ「もともと小さかったバリアン世界を、君とベクターのクソゲーに巻き込まれ禁止カードとなったカードたちが、大きくしたんだ」

シャーク「俺が……バリアン世界を……」

シャーク「俺は……バリアン……!!」

シャーク「こんな皮肉な運命があるのか……遊馬……カイト……アストラル……」

シャーク「あいつらの戦うべき真の相手が、この俺だったなんて……」

~~~~

遊馬「あ……来たぜアストラル! シャークからのメールだ!」

アストラル『どうやら、彼は無事だったようだな』

遊馬「えーっと、『俺とデュエルしろ』……」

遊馬「……いや、どういうことだよこれ!」

アストラル『シャークが、遊馬にデュエルを……』

アストラル(まさか、彼は……)

遊馬「どうしちまったんだよ、シャークのやつ! いきなり俺とデュエルしろだなんて……」

カイト「落ち着け。見苦しいぞ」

遊馬「おわ、カイト! いつの間に!?」

アストラル『無事だったのか』

カイト「当然だ。俺こそが真の銀河眼使い、ミザエルなどに後れを取るはずがない」

アストラル『ミザエルとのデュエルはどうなったのだ?』

カイト「いきなり中断した」

遊馬「そっか」

カイト「それより遊馬、これを持っておけ」
っ《???》《???》《???》

遊馬「え? くれるの?」

カイト「奴らは新たな力を手にした。こちらにも対抗するためのカードが必要だ」

遊馬「そっか……ありがとな!」

カイト「……礼など必要ない。俺はバリアンの調査に戻る、オービタル7!」

オービタル『カシコマリ!』


アストラル『それで、我々はどうするのだ、遊馬?』

遊馬「何がなんだかわかんねーけど、売られたデュエルは買うしかねーだろ! シャークがどうかしちまったんなら、デュエルで正気に戻してやるんだ!」

アストラル『……そうか』


~どっかそのへん~

遊馬「ハァ、ハァ……ここか」

シャーク「……来たな、遊馬」

遊馬「シャーク! お前……」

シャーク「俺とデュエルしろ、遊馬! 俺が勝ったら、お前の持つナンバーズは渡してもらう!」

遊馬「なあ、どうしちまったんだよシャーク!!」

シャーク「……思い出したんだ、俺の本当の使命を」

アストラル『使命……?』

シャーク「俺の使命は、禁止カードとなったシンクロモンスター、そしてチューナーモンスターたちを解放すること……」

シャーク「俺のせいで禁止カードになったモンスターたちを、救うことだ! そのためにはナンバーズが必要!」

遊馬「何言ってんだかわかんねえけど、デュエルでお前を取り戻せるなら、やってやる!」

遊馬「「デュエル!!」」シャーク


遊馬「俺のターン、ドロー!」

アストラル『遊馬、今のシャークはいったい何を仕掛けてくるかわからない。ここは守りを固めるぞ』

遊馬「ああ! マジックカード《手札抹殺》を発動!」

遊馬「お互い手札をすべて捨て、捨てた分だけドローする!」
っ《ゴゴゴゴーレム》《タスケルトン》《ゴゴゴゴースト》《ダメージ・ダイエット》《ガガガマジシャン》

シャーク「……」

遊馬「そして俺は《ゴゴゴジャイアント》《ゴゴゴゴースト》《ゴゴゴゴーレム》《カゲトカゲ》を召喚!」

アストラル『行け、遊馬!』

遊馬「おう! 俺はレベル4の《ゴゴゴジャイアント》と《ゴゴゴゴーレム》でオーバーレイ!」

遊馬「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

遊馬「現れろ、《No.39 希望皇ホープ》!」

《いつもの》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000

遊馬「まだだぁ! 俺はレベル4の《カゲトカゲ》と《ゴゴゴゴースト》でオーバーレイ!」

遊馬「2体の闇属性モンスターで、オーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

遊馬「来い、《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》!」

《キービートル》:ランク4/闇属性/昆虫族/攻2500/守 800

遊馬「オーバーレイユニットを1つ使い、《ホープ》を選択して《マスター・キー・ビートル》の効果発動!」

アストラル『《マスター・キー・ビートル》がフィールドに存在する限り、《ホープ》はカードの効果では破壊されない』

遊馬「さらに、相手モンスターの攻撃は《ホープ》の効果で凌げる! まさに鉄壁の布陣だぜ!」

遊馬「俺は、これでターンエンド!」

【 LP-8000 / 手札-3 / 《ホープ/A2500》 《キービートル/A2500》 】

シャーク「俺のターン……ドロー」

シャーク「スタンバイフェイズ。俺のフィールドにマジック・トラップカードが存在しないことで、《黄泉ガエル》を墓地から特殊召喚する」

《黄泉ガエル》:星1/水属性/水族/攻 100/守 100

遊馬「《黄泉ガエル》だって!?」

アストラル『どうやら、《手札抹殺》で墓地に送ってしまったようだ』

遊馬「くっ……カエルなんてカッコ悪いし、鮫どころか魚ですらねーじゃねえか! カエルなんか使うなんて、そんなのシャークじゃねえー!」

シャーク「相手フィールドに2体以上のモンスターがいるとき、《パンサー・シャーク》はリリース無しで召喚できる」

《パンサーシャーク》:星5/水属性/魚族/攻1100/守2000

シャーク「そして――永続魔法《生還の宝札》を発動し、さらに手札を1枚捨てて、墓地から《フィッシュボーグ-ガンナー》の効果を発動!」

アストラル『なんだと!?』

シャーク「自分のフィールドにレベル3以下の水属性モンスターが存在するとき、手札を1枚捨てることで、このカードは墓地から特殊召喚できる」

《フィッシュボーグ-ガンナー》:星1/水属性/魚族/攻 100/守 200

アストラル『待てシャーク! そのカードは禁止されているはずだ! それをなぜ!』

シャーク「そして《生還の宝札》でカードを1枚ドロー!」

シャーク「レベル5の《パンサー・シャーク》に、レベル1の《フィッシュボーグ-ガンナー》をチューニング」

シャーク「シンクロ召喚。《氷結界の龍 ブリューナク》!」

《氷結界の龍 ブリューナク》:星6/水属性/海竜族/攻2300/守1400

遊馬「な……今度は、《ブリューナク》!? なんだよ、それ!」

アストラル『く……そのカードも禁止カードに指定されているはずだ!』

シャーク「場にレベル1の水属性《黄泉ガエル》が存在することで、再び《フィッシュボーグ-ガンナー》の効果を発動」

シャーク「手札を1枚捨て、このカードを墓地から特殊召喚。そして《生還の宝札》でカードを1枚ドロー」

シャーク「そして《ブリューナク》の効果発動。手札を1枚捨てることで、場のカード1枚を手札に戻す」

シャーク「俺は手札の《シャーク・サッカー》と《イーグル・シャーク》の2枚捨て、《ホープ》と《マスターキービートル》の2体をエクストラデッキに戻す!」

遊馬「そんな、俺たちのモンスターが2体とも!」

アストラル『まずいぞ、遊馬!』

シャーク「レベル1の《黄泉ガエル》に、レベル1の《フィッシュボーグ-ガンナー》をチューニング……」

シャーク「《フォーミュラ・シンクロン》をシンクロ召喚! さらにその効果で、カードを1枚ドロー!」

《フォーミュラ・シンクロン》:星2/攻 200/守1500

シャーク「バトルフェイズ……《氷結界の龍 ブリューナク》で、ダイレクトアタックだ!」

遊馬「ぐあああああああああ.........」LP8000→5700

シャーク「俺はこれでターン終了……」

【 LP-8000 / 手札-3 / 《ブリューナク/A2300》 《フォーミュラ/D1500》 / 《生還の宝札》 】

遊馬「う、く……シャーク、俺が絶対、お前を正気に戻してやるからな……」

遊馬「俺のターン、ドロー! マジックカード《死者蘇生》を発動!」

遊馬「墓地から《ゴゴゴゴースト》を復活! そして《ゴゴゴゴースト》が特殊召喚に成功したことで、墓地から《ゴゴゴゴーレム》を特殊召喚!」

遊馬「レベル4の《ゴゴゴゴースト》と《ゴゴゴゴーレム》でオーバーレイ! 現れろ《No.39 希望皇ホープ》!」

遊馬「そして行くぜ……《RUM-ヌメロン・フォース》を発動! 俺は、ランク4の《希望皇ホープ》でオーバーレイ!」

遊馬「1体のモンスターで、オーバーレイネットワークを再構築! カオスエクシーズ・チェンジ!」

遊馬「現れろ、《CNo.39》! 未来に輝く勝利を以下略! 《希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》!」

《ヴィクトリー》:ランク5/光属性/戦士族/攻2800/守2500

遊馬「そして《ヌメロン・フォース》が発動されたことで、フィールド上に表側表示で存在する《ホープレイヴィクトリー》以外のカード効果は無効になる!」

遊馬「行くぜ、バトルフェイズだ! 《ホープレイヴィクトリー》で、《氷結界の龍 ブリューナク》を攻撃!」

遊馬「そしてこの瞬間、《ホープレイヴィクトリー》の効果発動! オーバーレイユニットを1つ使い、バトルを行う相手モンスターの攻撃力分、攻撃力をアップさせる!」

遊馬「ヴィクトリー・チャージ!」

《ヴィクトリー》:ATK2800→5100

遊馬「さらに、墓地から《タスケルトン》の効果発動!」

アストラル『……! 待て、遊馬!』

遊馬「モンスター同士がバトルを行うとき、俺の墓地に存在する《タスケルトン》を除外することで、そのバトルを無効にすることができる!」

シャーク「自分の攻撃を無効にして、一体何の意味が……」

シャーク「……!!」

遊馬「ああ、そうさ! モンスターの攻撃が無効になったこの瞬間、手札から速攻魔法発動!」

遊馬「《ダブル・アップ・チャンス》!!」

遊馬「自分のモンスターの攻撃が無効になった時、このカードを発動すれば、そのモンスターをもう一度だけ攻撃させることができる!」

シャーク「バカな……!」

遊馬「もう一度、《ホープレイヴィクトリー》で《ブリューナク》を攻撃!」

遊馬「そして、ヴィクトリー・チャージももう1度発動だ!」

《ヴィクトリー》:ATK5100→7400

シャーク「く……」

遊馬「さらに《ダブル・アップ・チャンス》の効果を受けたモンスターは、そのバトルを行う間、攻撃力が2倍になる!」

《ヴィクトリー》:ATK7400→14800

アストラル『攻撃力、14800……これが決まれば……』

遊馬「いっけええええええええええええ、《ホープレイ・ヴィクトリー》!」

遊馬「ホープ剣、ダブルヴィクトリー・スラッシュ!」

シャーク「く――うおおおおおおおおおお!!」

..........

遊馬「やったか!?」

シャーク「……」LP8000

遊馬「な……ダメージが入ってねえ!」

シャーク「墓地から《キラー・ラブカ》の効果を発動していたのさ!」

シャーク「俺の場の海竜族モンスターが攻撃対象に選択されたとき、こいつを墓地から除外することで、その攻撃を無効にする」

遊馬「く……」

アストラル『あのカードは《手札抹殺》で捨てられたカードだ。少し落ち着け、遊馬』

遊馬「……すまねえ、アストラル」

アストラル『気にするな。今はそれより、次のターンをどう凌ぐか考えるべきだ』

遊馬「ああ。俺はこれでターンエンド!」

【LP-5700 / 手札-1 / 《ヴィクトリー/A2800》】

シャーク「次だと? 笑わせんな、お前に次のターンなんか来ねえんだよ!」

シャーク「俺のターン、ドロー!」

シャーク「手札から《イレカエル》を召喚!」

《イレカエル》:星1/水属性/水族/攻 100/守2000

アストラル『また禁止カード……』

アストラル『……ッ! まずいぞ遊馬!』

遊馬「へ?」

アストラル『手札のカードを使え!』

遊馬「え、手札って……これを?」

アストラル『そうだ、早く!』

遊馬「お、おう……手札から《増殖するG》を墓地に送って効果発動!」

シャーク「!」

遊馬「相手がモンスターを1体特殊召喚するたびに、デッキからカードを1枚ドローする!」

シャーク「ハッ、いいカード持ってんじゃねえか……だが、いくらドローしようと、テメエのデッキには《ヴェーラー》なんか入っちゃいねえ!」

シャーク「《イレカエル》の効果発動! 《フォーミュラ・シンクロン》をリリースし、デッキから《ガエル》モンスター1体を特殊召喚する!」 

シャーク「デッキから《デスガエル》を特殊召喚!」

《デスガエル》:星5/水属性/水族/攻1900/守 0 

遊馬「カードを1枚ドロー!」

シャーク「俺の場にレベル1の水属性《イレカエル》が存在することにより、手札を1枚捨てて《フィッシュボーグ-ガンナー》を特殊召喚!」

遊馬「1枚ドロー!」

シャーク「そしてレベル5の《デスガエル》にレベル1の《フィッシュボーグ-ガンナー》をチューニング!」

シャーク「シンクロ召喚! 現れろ、《氷結界の虎王 ドゥローレン》!」

《氷結界の虎王 ドゥローレン》:星6/水属性/獣族/攻2000/守1400

遊馬「ドロー!」

シャイニングヴェーラー

シャーク「《ドゥローレン》の効果発動! 1ターンに1度、俺の場に表側表示で存在するカードを手札に戻すことで、戻した枚数×500ポイント攻撃力をアップする!」

シャーク「永続魔法《生還の宝札》を手札に戻し、《ドゥローレン》の攻撃力を500ポイントアップ! そして手札に戻した《生還の宝札》を発動し直す!」

シャーク「さらにこの《ドゥローレン》をリリースし、デッキから《デスガエル》を特殊召喚!」

遊馬「んな……せっかく召喚したモンスターを、もう墓地へ送るのかよ!? ドロー!」

シャーク「そしてもう1度、手札を捨てて《フィッシュボーグ-ガンナー》を復活!」

遊馬「もう1枚ドロー!」

シャーク「墓地からモンスターが特殊召喚されたことで、俺もカードを1枚ドローする!」

シャーク「《デスガエル》と《ガンナー》でシンクロし、もう1体の《氷結界の虎王 ドゥローレン》をシンクロ召喚!」

遊馬「さらにもう1枚ドロー……って、いつまでやる気だよ!?」シュバッ

シャーク「《ドゥローレン》をリリースし、《イレカエル》の効果発動! デッキから《デスガエル》を特殊召喚!」

アストラル『《イレカエル》を利用したループコンボ……! だが、このコンボはまだ無限ではない』

遊馬「どういうことだよ!? ドロー!」

アストラル『まだ準備の段階に過ぎないということだ!』

シャーク「手札を1枚捨てて、《フィッシュボーグ-ガンナー》を特殊召喚……《生還の宝札》で1枚ドロー!」

遊馬「《増殖するG》で俺もドロー!」

シャーク「レベル5の《デスガエル》にレベル1《フィッシュボーグ-ガンナー》をチューニング……」

シャーク「シンクロ召喚、《氷結界の虎王 ドゥローレン》!」

遊馬「3枚目!?」ドロー

シャーク「さらに、手札を1枚捨てて、《フィッシュボーグ-ガンナー》を墓地から特殊召喚。《生還の宝札》で1枚ドロー!」

遊馬「《増殖するG》の効果、ドロー!」

アストラル『《ドゥローレン》と《フィッシュボーグ-ガンナー》、レベル合計は7……』

シャーク「レベル6の《ドゥローレン》に、レベル1《フィッシュボーグ-ガンナー》をチューニング」

シャーク「シンクロ召喚……」

シャーク「 《 ダ ー ク ・ ダ イ ブ ・ ボ ン バ ー 》 ! ! 」

《ダーク・ダイブ・ボンバー》:星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800

アストラル『来てしまったか……!』

遊馬「《増殖するG》で1枚ドロー!」

シャーク「まだだ! 装備魔法《継承の印》を発動!」

アストラル『まずい……揃っていたか!』

遊馬「なんだよ、シャークは何しようとしてるんだよ!?」

シャーク「このカードは墓地に同じ名前のモンスターが3体存在する時のみ発動が可能! 今、俺の墓地には《氷結界の虎王 ドゥローレン》が3体!」

シャーク「その3体のうち1体を墓地から特殊召喚し、このカードを装備する! 蘇れ《ドゥローレン》!」

遊馬「《増殖するG》で1枚ドロー!」

シャーク「《生還の宝札》でドローする!」

シャーク「そして《ドゥローレン》の効果発動……俺の場の《継承の印》を手札に戻して、攻撃力を500アップする!」

シャーク「行くぜ、《ダーク・ダイブ・ボンバー》の効果発動! 俺の場のモンスター1体をリリースし、そのレベル×200ポイントのダメージを与える!」

遊馬「なに!?」

シャーク「レベル6の《ドゥローレン》をリリース……1200のダメージを喰らえ!」

遊馬「くそっ、墓地から《ダメージ・ダイエット》の効果発動! このカードを墓地から除外することで、このターン俺が受けるダメージは半分になる……」

遊馬「ぐわあああああああああああああ!!」LP5700→5100

シャーク「ハッ、それがどうした! もう一度、装備魔法《継承の印》を発動! 墓地から《ドゥローレン》を特殊召喚し、このカードを装備する!」

遊馬「《増殖するG》の効果で、カードを1枚ドロー!」

シャーク「さらに《ドゥローレン》の効果発動! 《継承の印》を手札に戻し、500ポイント攻撃力アップ!」

アストラル『《継承の印》が手札に戻っても、装備モンスターは破壊されない……《ドゥローレン》はフィールドに残る』

遊馬「な、なんだよそれ……それじゃあ、何回でも《ドゥローレン》が復活しちまうじゃねえか!」

アストラル『その通りだ……これは、無限ループ!』

シャーク「やっと気づいたか……ダメージを半分にしようが、無駄なんだよ!」

シャーク「《ダーク・ダイブ・ボンバー》の効果発動! 《ドゥローレン》をリリースし、1200のダメージを喰らえ!」

遊馬「うわああああああああああああああ!!」LP5100→4500

遊馬「くっ、手札から《ダメージ・メイジ》を特殊召喚!」

シャーク「?」

遊馬「効果ダメージを受けた時、こいつは手札から特殊召喚することができる!」

遊馬「さらにその後、受けたダメージ分のライフを回復する!」LP4500→5100

シャーク「いい加減にしろ、無駄だっつってんだろ! 《継承の印》で《ドゥローレン》を蘇生し、《ドゥローレン》の効果で《継承の印》を手札に戻す!」

遊馬「《増殖するG》で1枚ドロー!」

シャーク「《生還の宝札》で1枚ドロー……そして《ダーク・ダイブ・ボンバー》の効果、《ドゥローレン》をリリースして600のダメージを喰らえ!」

遊馬「うわあああああああああ.......」LP5100→4500

シャーク「《継承の印》で《ドゥローレン》を復活、《生還の宝札》で1枚ドロー。そして《継承の印》を手札に戻す!」

遊馬「《増殖するG》で1枚ドロー……」

シャーク「《ダーク・ダイブ・ボンバー》の効果発動!」

遊馬「うわああああああああああああああああ」LP4500→3900

シャーク「もう1度繰り返す!」

遊馬「もう1枚ドロー……クソッ、これじゃねえ!」

シャーク「《ダーク・ダイブ・ボンバー》の効果発動!」

遊馬「ぐあああああああああ」LP3900→3300

シャーク「何を待ってるか知らねえが、お前はもう終わりなんだよ! 《継承の印》を以下省略して600ダメージ!」

遊馬「ぐあああああああ1枚ドロー!」LP3300→2700

シャーク「《ダーク・ダイブ・ボンバー》!」

遊馬「ドロー! うあああああああああ」LP2700→2100

シャーク「まだまだァ! 《ドゥローレン》を蘇生して《継承の印》を回収!」

遊馬「《増殖するG》! 1枚ドロー!」

遊馬「――!」

シャーク「そして《ダーク・ダイブ・ボンバー》の効果発動! 《ドゥローレン》をリリースし、そのレベル×200……《ダメージ・ダイエット》で半減されるが、600のダメージを与える!」

遊馬「ぐあああああああああああああ............」LP2100→1500

アストラル『遊馬、ここだ!』

遊馬「う……おう、わかってる! 手札から《森の聖霊 エーコ》の効果発動!」

シャーク「!?」

アストラル『相手から効果ダメージを受けた時、《森の聖霊 エーコ》は手札から特殊召喚できる!』

《森の聖霊 エーコ》:星4/地属性/植物族/攻1700/守1000

遊馬「そしてこの時、俺が受けたダメージを相手にも与える!」

シャーク「うおおおおおおお……ッ!」LP8000→7400

シャーク「く……だが、それがどうした!」

遊馬「《森の聖霊 エーコ》の効果は、まだ終わりじゃねえ!」

アストラル『この効果で特殊召喚に成功した場合、これ以降我々が受ける効果ダメージはゼロになる!』

アストラル『たとえこのモンスターがフィールドを離れてもだ!』

シャーク「なん……だと……!?」

遊馬「助かったぜ、カイト……!」

シャーク「チッ、ダメージを無効に……」

シャーク「だが、ダメージが与えられなくてもコンボは続く! そしてお前の発動した《増殖するG》の効果は、強制効果!」

シャーク「俺がモンスターを特殊召喚し続ける限り、お前はカードをドローしなきゃならねえ!」

シャーク「俺のデッキは残り11枚、お前のデッキは8枚! 先にデッキが尽きるのはお前だ!」

シャーク「《継承の印》を発動! 墓地から《氷結界の虎王 ドゥローレン》を特殊召喚!」

シャーク「そしてこのとき、《生還の宝札》でカードを1枚ドロー! さあ、お前も《増殖するG》の効果でカードを引け!」

遊馬「……」

アストラル『……』

シャーク「さあ、どうした! さっさとカードを引け! お前たちはそのままデッキ切れで負けるんだ!」

遊馬「『それはどうかな?』」アストラル

シャーク「!?」

アストラル『確かに、我々はドローを行わねばならない……だが!』

遊馬「俺は手札から《ドロール&ロックバード》の効果発動!」

シャーク「なに……!?」

遊馬「こいつは! ドローフェイズ以外で、相手がデッキからカードを手札に加えた時発動できる!」

アストラル『手札からこのカードを墓地に送ることで、このターンお互いのプレイヤーはデッキからカードを手札に加えることができなくなる!』

アストラル『もちろん、《増殖するG》によるドローもだ!」

シャーク「 ……… !!」

アストラル『勝利を確信したのであれば、《生還の宝札》によるドローは止めるべきだった! そうすれば我々は《ドロール&ロックバード》を発動できなかった』

アストラル『そう……シャーク、これは君のプレイングミスだ!』

遊馬「いつものお前なら、こんなミス絶対にしねえ!」

シャーク「く……黙れ! 《ドゥローレン》で《継承の印》を手札に戻して《氷結界の龍 ブリューナク》の効果発動!」

シャーク「手札を3枚捨て、《ホープレイヴィクトリー》と《ダメージメイジ》と《森の聖霊エーコ》をお前の手札に戻す!」

シャーク「そしてバトルフェイズ!! 《ブリューナク》と《ドゥローレン》と《ダーク・ダイブ・ボンバー》でダイレクトアタックだ!!」

遊馬「させるかよ! 手札から《ガガガガードナー》を特殊召喚!」

シャーク「く……3体で攻撃だ!」

遊馬「手札を3枚捨てることで、《ガガガガードナー》はバトルで破壊されない!」

シャーク「……メインフェイズ2! 《ブリューナク》の効果発動、手札を1枚捨てて《ガガガガードナー》を手札に戻す!」

シャーク「……」

シャーク「~~ターンエンドだ!!」

【LP-7400 / 手札-6 / 《ブリュ/A2300》 《ドゥロ/A2000》 《フォーミュラ/D1500》 《DDB/A2600》 / 《生還の宝札》】

遊馬「行くぜ、アストラル! シャークの目を覚ましてやるんだ!」

アストラル『わかっている!』

遊馬「俺は俺自身と」

アストラル『私で!』

遊馬「『オーバーレイ!!』」アストラル

遊馬「俺たち2人で、オーバーレイネットワークを構築!」

アストラル『真の絆で結ばれし2人の心が重なった時、語り継ぐべき奇跡が現れる!』

遊馬「『エクシーズチェンジ・ゼアル!!』」アストラル

シャーク「ゼアル……!」

ゼアルⅡ「俺のターン……ドロー!」
っ《オーバーレイ・イーター》

ゼアルⅡ「『重なった熱き思いが!世界を、希望の未来に再構築する!!』」 

ゼアルⅡ「『リ・コントラクト・ユニバース!!!』」
っ《混沌帝龍》

シャーク「何ィ!? カードを書き換えただとォ!!??」

ゼアルⅡ「俺は! 墓地の光属性モンスター《希望皇ホープ》と、闇属性モンスター《カゲトカゲ》を除外して、このモンスターを特殊召喚する!」

ゼアルⅡ「『 《 混 沌 帝 龍 - 終 焉 の 使 者 》 ! ! 』」

《混沌帝龍-終焉の使者》:星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500

ゼアルⅡ「《終焉の使者》の、効果発動!」

アストラル『ライフ1000ポイントを払うことで、お互いのフィールド、及び手札のカードをすべて墓地に送る!』

シャーク「なん……だと……!?」

ゼアルⅡ「そしてさらに! 墓地に送ったカードの枚数×300ポイントのダメージを、相手に与える!」

ゼアルⅡ「お前のフィールドにはカードが5枚、さらに手札にはカードが6枚!」

アストラル『そして我々のフィールドには1枚、さらに手札は15枚!』

ゼアルⅡ「『よって、27×300ポイントのダメージを相手に与える!』」

シャーク「8100のダメージだと……!?」LP7400


ゼアルⅡ「いっけええええええええ、《混沌帝龍》! フィールドと手札を焼き尽くせ!」


ゼアルⅡ「『 セ メ タ リ ー ・ オ ブ ・ フ ァ イ ヤ ー ! ! 』


シャーク「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ......................」LP7400→ 0

いや禁止カードじゃん

遊馬「シャーク! シャークー!」

シャーク「う……」

遊馬「大丈夫かシャーク!?」

シャーク「遊馬……俺が、間違っていた」

シャーク「禁止カードを蘇らせようなんて……考えるべきじゃ、なかった」

遊馬「シャーク……! 正気に戻ったんだな!」

シャーク「ああ……俺は、俺だ」

遊馬「よかった……!」




~~~

遊馬「でもまあ、せっかく制限解除されたんだから、《トリシューラ》くらいは使ってもいいよな!」

アストラル『シャークの見舞いに行くのか?』

遊馬「ああ。最近どこへ行っても《トリシューラ》ばっかり見るからさ、シャークに対策を教えてもらおうかなーって」

アストラル『ふむ……』

酷い結末だ

まだ続けてたのか

委員長「《バグマンX》を手札に戻して《A・ジェネクス・バードマン》を特殊召喚、そして《バグマンY》と《バグマンZ》にチューニング!」

鉄男「《ブリキンギョ》で《アイアイアン》を特殊召喚して《アイアンコール》で《アンノウン・シンクロン》を特殊召喚!」


アストラル『確かに』

遊馬「だろ? 俺も使ってみようかなーと思ってんだけどさ、あれ高いんだよなー」

アストラル『なら《ミスト・ウォーム》でも使ったらどうだ』

遊馬「うーん……あれって強いのか?」

アストラル『あのカードには、あのカードにしかできない役割もある』

遊馬「へー……それなら考えてみっか」

アストラル『……』

アストラル『……観察結果。やはり、禁止カードなど使うべきではない。マジで』

遊馬「おーい、行くぞアストラルー!」


~おわり~

なんとか今日中に終われた……

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