アルミン「異世界にエレンが行ってしまった…」(26)

第57回壁外調査中

エレン・イェーガーはリヴァイ班(リヴァイを除く)と共に巨大樹の森で消えた。

後にリヴァイ班のメンバーは見つかったが、エレン・イェーガーだけは見つからなかった。

女型の巨人にさらわれたのではないかという説もあったが、ウォールローゼ内に女型が登場し、エレンを探すために街を荒らす事件があってからその説は抹消された。

数ヶ月後エレン失踪から三回目の壁外調査が行われた。

エルヴィン「今回の壁外調査で最優先すべきことは、人類の希望エレン・イェーガーの発見及び確保を目的とする!!」

エルヴィン「現在も壁外には女型の巨人が確認されている!!女型よりも先にエレンを発見するぞ!!」

調査兵団全員「おぉぉぉぉぉぉっ!!」

エレン…どこにいるんだ、君は今何をしてるんだ。エレンがいない間みんな変わったんだよ。…僕は団長の作戦提案者になりミカサはリヴァイ班のメンバーになった。

壁外調査開始から数時間後…

…バタバタバタバタバタバタバ
エルヴィン「アルレルト君…何かおかしくないか」
バタバタバタバタバタバタバ
アルミン「ええ、確かにおかしいです。壁外調査開始から数時間たつのに索敵班からの巨人発見の煙弾がいまだに2回しか撃ち上げられてません」
バタバタバタバタバタバタバ
エルヴィン「それだけじゃない…見ろあの村を」バタバタバタバタバタバタバ

そこには黒煙をあげて火山のように燃え上がる村があった。
そこにはすでに骨状態になるまで蒸発した無惨な巨人の死体があった。
バタバタバタバタバタバタバ

アルミン「団長…あれは…?」
バタバタバタバタバタバタバ
エルヴィン「わからない、だが今日は色々とおかしい。この音の正体も気になる。」
バタバタバタバタバタバタバ
アルミン「ええ。(なんなんだこの音は)」
バタバタバタバタバタバタバ

ドンッパパパパンドドドンドン
どこか鈍い大砲の音と花火の音が遠く聞こえた。

エルヴィン「!?榴弾砲か!!」

アルミン「大砲なんて持ってきてませんよ!?」

兵士「エルヴィン団長!左翼索敵より口頭伝達です!!『巨人を攻撃する緑の巨人とその味方と思われる緑の飛行物体と移動物体を確認』とのことです!!」

一瞬、巨人エレンを想像したがエレンは緑色ではない。だが団長は
エルヴィン「その巨人を発見した索敵班に黒の煙弾を撃たせろ。アルレルト!念のためその巨人を見に行くぞ。」

兵士「はっ!!」


バタバタバタバタバタバタバ

エルヴィン「…。」

アルミン「…。」

バシューッ

アルミン「上がりました!黒の煙弾です!アテド村方面です!!」

エルヴィン「よし、陣形全体を左に大きくずらすぞ!!」

アルミン「はっ!!」

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ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー

左翼捜索班

バタバタバタバタバタバタバタバタ

ダッダッダッダッ

コニー(何が起こってるのかわからない…バカな俺じゃなくても…この状況は理解できねーよ…)

コニー(俺の…俺の目の前を…緑色の風車が空を飛びながら…連射速度の早いライフルで…巨人のうなじを首ごと吹っ飛ばしてる…)

バタバタバタバタバタバタバ

アルミン「コニー!!」パカラッパカラ

コニー「アルミンっ!?おま…なんでここに!?」

アルミン「陣形を大きく左に向けたんだ!そんなことよりあの空飛ぶ風車はなんだ!?」


空飛ぶ風車 ヴォォォンバタバタバタバタバタバタバ

コニー「わからねーよ!!ただ一個だけじゃねーよ…そこら中に飛んでやがる!!」

コニー「おまけに動く大砲も見たぞ!!一列に並んで動きながら巨人をドカーンって!!」
ダダダッダダダダダ
アルミン「うそ!?…あっそうだコニー!!緑の巨人を見なかった!?」

コニー「あそこだ!あの風車が群がってるところ!!」

ウォォォォォッパパパパン

アルミン「ありがとう!!コニー!」

コニー「待てアルミン!」ガシッ

アルミン「!?」

コニー「…俺の目が狂ってなければ…あの巨人…緑色の服装をした巨人エレンだ。しかも手にはみたこともない形をした連射できるでけぇライフル銃を持ってる。」

アルミン「…そうか、ようやくエレンに会えるんだね、ははっ」

僕は冗談を交え笑い、その場を去った。

ダダダダダパパパパン

緑の巨人に近付く。

防具のようなものを着て、頭にでかいまるっこい帽子を被ってる。

腰にポーチをつけてでかい靴を履いている。

手にはコニーの言った通りでかいライフル銃を持ってる。

その巨人は、間違いない
ギラギラした目

こめかみまで伸びた口


アルミン「…エレンだ」

バタバタバタバタバタバタバ

アルミン「エレン!!」

巨人エレン「…?」

アルミン「エレン!!僕だ!!アルミンだ!!」

巨人エレン「ア…ヴイン…?」

アルミン「久しぶりだね!!エレン!!いろいろと聞きたi ダダダッダダダッダダダダダ

アルミン「ちょっ!ちょっとエレン!発砲するのやめてよ!」ミミイタイ…

巨人エレン「ダッテ…キョジン…ガイル」クチクシタイシ

アルミン「巨人の駆逐は周りの風車にまかせなよ!」

巨人エレン「…フーサ?」

アルミン「その飛んでるやつだよ!!」ユビサシ

風車 バタバタバタバタバタバタバ

巨人エレン「…ワアッタ」

アルミン「エレン久しぶりだね…ホント、今までどこにいっt 風車 ダダダダダダダダダダダダダッ

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ーーーーーーーーー
ーーーーーーー

エルヴィン「とりあえず巨大樹の森周辺は『彼ら』が榴弾砲を構えて守ってくれている。」

アルミン「私たちはエレンの話を聞きましょう」

バタバタバタバタバタバタバ…
緑色の人(エレンの仲間)「イェーガークン、トリアエズモリノマワリハヤセントッカブタイトコウクウブタイデマモッテルカラ、キョジンカヲトイテイイヨ」

アルミン(何語だろ…)

巨人エレン「アイガトウゴザイアス…」プシュー…

エレン「こほっこほ…」
アルミン「エレン!!」タッタッタ

エレン「…ッ、アルミン久しぶりだな!!」

アルミン「ホントだよ!今までどこに行ってたんだよ!」ウルッ

エレン「ごめんごめんwちょっといろいろとあってな…」

エルヴィン「イェーガー君久しぶりではないか。ずいぶんと探したぞ。」

エレン「エルヴィン団長!久しぶりです!ご迷惑かけてすみませんでした!」

エルヴィン「いやいや、無事でなによりだよ」
パシュースタッドドドドドドッ
エレン「?」

ミカサ「エレン!!」ガバッ

エレン「ミカサっ!それに兵長も!」

リヴァイ「久しぶりだなクソガキ。心配かけさせやがって…」

エレン「あははっすいませんw」

リヴァイ「同期のガキ共もお前を迎えに来たぞ」

ライナー「あの!エレンがいるってホントですか!?」

ナナバ「あぁあそこにいるよ」

ライナー「おいエレン!」

エレン「ライナー!!」

ジャン「てめぇ!今までどこに居やがったっ!!」
サシャ「ホントですよ調査兵団みんなで探したんですからね!」プンスカ

エレン「ごめんごめん…」

クリスタ「ところでエレン…その格好はなに?」

エレン「あぁ、これは『陸上自衛隊』の装備だよ」

ユミル「リクジョージエータイ?なんだそりゃ」

エレン「いまから説明するよ。」

エレン「俺は57回目の壁外調査中、女型に班の仲間をやられてしかたなく巨人化したんだよ。

そして格闘中

女型にいい蹴りを受けてね、後ろに吹っ飛んだんだ

そしたら急に周りが眩しくなって…そのあとはよく覚えてないんだが…」
回想~

ツヅイテノニュースデスキノウゴゴサンジゴロニリクジョウジエイタイノフジエンシュウジョウデ
ミモトフメイノショウネンガハッケンサレマシタジエイタイノハッピョウニヨルトショウネンハドイツゴヲハナシテイルノデドイツジンデハナイカトノ…

エレン「んっ…ここどこだ…」

???「起きたか」

エレン「う?…おはようございます…」

玉木一等陸曹「うんおはよう。私は玉木だ陸上自衛隊一等陸曹…っていってもわからないかな、あははははは…ゴホッ」

エレン「あの…玉木さん…ここは一体…」

玉木一等陸曹「…そうだな、簡単に言えば『異世界』だ。」

エレン「www…異世界ですかw?」

玉木一等陸曹「wwwそうだよ異世界だw。おそらく、ここがどこか君にはわからないだろうねwwwちなみにここはどこの病院だと思う?」

エレン「(よく見れば見たこのないものばかりだ…それにこの動く絵画はどういう仕組みなんだ…?)……ウォールシーナの病院ですか?」

玉木一等陸曹「ウォールシーナ?それは君の世界の国名か?」

エレン「え…ここは?」

玉木一等陸曹「ここは日本という国の自衛隊中央病院だよ。」

エレン「ニホン…」

玉木一等陸曹「まぁ、そんなことより。君の世界の話を聞かせてくれないか?あと君の名前も。」

エレン「俺は、エレンです。エレン・イェーガー」
玉木一等陸曹(イェーガー…『狩人』)

エレン「俺らの世界では人類が100年前突然現れた謎の生物巨人にほとんどを食い尽くされ…」

それから俺は話した。
こっちの世界の実情。
調査兵団のこと。
巨人化能力のこと
仲間のこと。

玉木一等陸曹「…なるほど…大変な世界だな、君みたいな若い者が戦にでるなんてな。…お母さんは…残念だったな」

エレン「いえ、それより今度はこっちの世界について教えていただきませんか?」

玉木一等陸曹「おう、具体的に何が知りたい?」

エレン「その自衛隊のことを」

エレン「自衛隊の力…」
玉木一等陸曹「とりあえず簡潔にいうと巨人なんて目じゃないな。うん」

エレン「そんなに強いんですか!?」ガバッ

玉木一等陸曹「まぁ兵士一人一人が巨人に勝るというと嘘になるが装備がね…君たちの世界からしたら強いな。」

エレン「装備とは?」

玉木一等陸曹「ちょうどここにパンフレットがあるじゃないか」ペラ

エレン「この細長い大砲は何ですか!?」

玉木一等陸曹「おっ食いついてきたな。」

玉木一等陸曹「これは陸上自衛隊野戦特科部隊の155mm榴弾砲FH-70だよ。20㌔先の的も粉砕できるゼ!!」

エレン「20㌔・!!」

エレン「じゃあこの風車は何ですか!?」

玉木一等陸曹「www、風車じゃないよこれは。AH-64Dアパッチだよ。このローターを使って空から攻撃して…」


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ーーーーーー
ーー


玉木一等陸曹「…から移動しながら標的に砲弾を…あっ時間だ。そろそろ君の話を上の者に報告しなければな…」

エレン「(この世界のひとはとてつもない軍事力と科学力にあふれてる…なら俺は…)あの玉木さん!!よければ僕をもとの世界に返す前に自衛隊にいれてもらって鍛えてもらえないでしょうか!!」

玉木一等陸曹「うーん………」チラ

エレン「(キラキラキラ)」

玉木一等陸曹「(すごい期待した目で見てくる…)………………わかった、一応上にも言ってみるよ!」

エレン「ありがとうございます!!(これで巨人を駆逐できる!!)」

エレン「あれ、ちなみにどうやって俺をもとの世界に返すんですか?」

玉木一等陸曹「あぁそうだったね。実は君がこっちに来てしまったのは私たちのせいなんだな。」

エレン「へっ?」

玉木一等陸曹「実はドイツ軍と秘密裏に開発してたテレポート装置、言わば瞬間移動装置を富士演習場で試したらたまたま君の世界と繋がってしまってね

今はまだテレポート装置はそのままだから

じゃあそろそろいくよ」
エレン「あっ…はい」

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ーーーーー
ーー

エレン(テレビでも見てろって言われたけどなんていってるのかわからない。こっちの世界では俺の言語はドイツ語っていうらしいけど…)

ガラっ
玉木一等陸曹「エレンくん起きてるかぁ?」

エレン「あっ玉木さん!で、どうですか!?」

玉木一等陸曹「おっ、いきなりその話か!」

エレン「はい!」キラキラ

玉木一等陸曹「実は日本政府としても君を正式に自衛隊にすることはできないのだよ。」

エレン「そ…そんなぁ…」ウルッ

女性隊員(か…可愛い///)
玉木一等陸曹「まぁ最後まで聞けw…だが君はもうこっちの世界では高校生と同じ立場なんだ。こっちも人権擁護団体とかがうるさいせいで自衛隊員として迎え入れることはできない…が」

エレン「…が!?」

玉木一等陸曹「陸上自衛隊工業高校生としてなら迎え入れられる」

エレン「・・・?」

玉木一等陸曹「…そっちの世界で言う訓練兵団」
エレン「うおぉぉっ!!」キラキラ

女性隊員(…可愛い////)

玉木一等陸曹「しかもそれだけじゃないぞなんと!…君はなんと特別教育を受けられる!その理由はっ!」

エレン「はっ!?」

玉木一等陸曹「今度の「Operation KUCHIKU(駆逐作戦)」の主力として君には巨人化後特殊装備を着けてもらう!」

エレン「ってことは…」

お前醤油だろ。

玉木一等陸曹「つまり君の世界に我々自衛隊を一個師団派遣して巨人を駆逐して人類を救うのだ!」

エレン「わぁぁぁぁぁい!!」キラキラ

女性隊員(おふっ///)

エレン「でもどうしてそんなことを?」

玉木一等陸曹「まぁ自衛隊と日本政府の意志としては世界は違えど同じ人類だ。絶滅してもらっては困る。国際貢献的な。」

玉木一等陸曹「国民の意志としては、異世界の地下資源への期待と異世界住民との友好が目的だな。」

玉木一等陸曹「巨人殲滅後はドイツと協力して開拓の支援。技術提供。教育指導。インフラ整備も行うぞ。」

エレン「よっしゃぁあぁぁっ!!(インフラってなんだ)」

玉木一等陸曹「さぁ早速退院して訓練…する前にだ今日から君の世話をする仲間を紹介しとこう。ミタカ来てくれ。」

女性隊員「はい」

>>13

Нет!

醤油って誰ですの。

三鷹「三鷹 夏紀(みたか なつき)です。今日からあなたのサポートをする。ので、よろしくお願いします。」

エレン「よろしくお願いします。あの…あなたも自衛隊員ですか?」

三鷹「えぇ。そうよ。」

エレン「かっこいい//(よく見たらミカサに似てる…)」

三鷹「…っ//(この世は美しい)」タラー

玉木一等陸曹(鼻血ダラダラだな)

それから、自衛隊は俺に銃の撃ち方、装備の名称、作戦の内容を教えてくれて、


俺は自衛隊員に巨人の弱点、巨人の生態、壁外遠征、長距離索敵陣形、調査兵団、ドイツ語などを教えた。


そして作戦当日。

エレン「…っ(ガリッ」

パァァァァン

全自衛隊員「おぉぉ…」
自衛隊員「イェーガー隊員、聞こえるか」

エレン巨人「うぅぅ…」グッ(オヤユビタテ)

自衛隊員「それでは装備を着てください」

三鷹「エレンゲリヲンB型装備を着ます」

玉木一等陸曹「三鷹部隊長、なにをやっている」

三鷹「エレンがかっこよかったのでつい!」

玉木一等陸曹「そうかwwwなら作戦が終了したらお前の部隊全員腕立て伏せ50回だw」

三鷹「…はっ(玉木一等陸曹はエレンきゅんの魅力がわからないのかっ)」

三鷹部隊員(隊長……)ジー

無線≪イェーガー隊員、装備を着用しました!≫

無線≪では戦車部隊前進開始!≫

10式戦車プシューキュルキュルキュル
90式戦車キュルキュルキュル

無線≪戦車部隊に続いて全隊前進!テレポートゲートを潜り次第巨人を発見したら各自任意で攻撃せよ。≫

ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
回想終了

エレン「ってわけだ」


ベルトルト「つまり緑の彼ら自衛隊は僕ら人類の味方で強力な軍事力を持ってるってわけ?」

エレン「そうだよ」

ライベル(……)

ミカサ「そんなことよりよりエレン、ホントに無事で良かった」ギュースリスリ

エレン「ちょっミカサ!そんな引っ付くなよ!まだこの装備着なれてないんだ!」

リヴァイ「…おい、エレンよ。そいつはお前が消えてからマフラー相手にずっとハグしてたんだ。逆にお前がハグしてやるべきだ。」

エレン「…ミカサ」

ミカサ「…なに?」ギュースリスリ

エレン「寂しい思いさせてごめんな」ギュッ

ミカサ「ばかぁ…クスン」ウルウルッ

ジャン「////」

クリスタ「////」

ユミル「////」

ライナー「////」

ベルトルト「////」

アルミン「////」

サシャ「////」

玉木一等陸曹「////」

ミカサ「兵長…いままであなたのことを誤解してた…あなたいい人」ギュウ

リヴァイ「フンッ//」

ハンジ「リヴァイ顔赤っwww」

リヴァイ「うるせぇクソメガネ」

三鷹「…エレン」

エレン「?」

三鷹「私はあなたにライフルの撃ち方や日本語を教えた。」

三鷹「だから…その//あなたは…私にぎゅっする義務を果たさなければならない//」

アルミン「エレン」ヒソヒソ
アルミン「この顔も心もミカサ似の可愛い人は?」ヒソヒソ

エレン「ナツキ・ミタカだよ、こう見えて26歳だよ」ヒソヒソ

ミカサ「あなたが誰かわからない…けど、あなたとは気が合う…と、思う。ので、あなたも私と一緒に//ぎゅっ//されるべき…」

三鷹「…ありがとう。さっエレン。この子と一緒に私をぎゅっして」

エレン「は…はい」ギュッ

ミカミタ「「はぅ//」」

ジャン「ミカサ…俺もお前をぎゅっしていいか?」

ユミル「ぶふっw」

クリスタ「ちょっとユミル!www」

ミカサ「いいだろう…あなたもエレンを心配してた一人だ。アルミンも来て。」

ジャン「おっおう//」

アルミン「うん//」

ジャンアルミカミタエレ「「「「「ぎゅうぅ」」」」」

リヴァイ「フン…見てて暑苦しい」

玉木一等陸曹「冷たいこというな、君もハグしたらどうだ?」

リヴァイ「…柄じゃねぇ」

ーーーーーー
ーーー

ドンドドンドン パァン



エルヴィン「私が調査兵団団長のエルヴィン・スミスだ。早速だが我々はエレンを発見したので、カラネス区への帰還を開始したいと思う。その間あなた方陸上自衛隊の援護が欲しい。」

玉木一等陸曹「それは全然構わない。他に要望はないか?」

エルヴィン「そうだな」
エルヴィン「女型の巨人を知ってるか?」

玉木一等陸曹「エレンくんから聞いた。」

エルヴィン「もし女型を発見しても殺さないで欲しいんだ。」

玉木一等陸曹「確かうなじにはスパイがいるんだっけ」

エルヴィン「その通り。もし遭遇しても足止程度にしてくれ」

玉木一等陸曹「わかった。」

エルヴィン「よし!!巨大樹の森西側に索敵陣形を展開!!カラネス区まで陸上自衛隊が護衛してくれる!!カラネス区へ帰還する!!」(煙弾)バッシュー

玉木一等陸曹「玉木より全部隊へ。調査兵団が西側に長距離索敵陣形を展開する!護衛陣形を展開し調査兵団の撤退を援護しろ!」

無線≪了解!西側に護衛陣形を展開及び撤退の援護を開始≫

玉木一等陸曹「エレン!調査兵団の撤退を援護する!巨人化後5分で装備を着用してくれ!」

エレン「了解!」

ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
タタタタンドンドドン…

バタバタバタバタバタバタバ

アルミン(すごいっ!!撤退中とはいえ壁外なのに調査兵に未だに死者がでない!!これも異世界の軍隊の実力なのか…)

アルミン(けど…恐るべき敵はまだいる。女型巨人…いつ出てくるかわからない…)

≪ヤタガラスより各機へ、陣形の右前方に足の速い巨人を目視で確認…≫

アルミン「!…エルヴィン団長、それ何ですか?」
エルヴィン「あぁ、これか?これは『無線機』という物だ。」

≪…5分後に会敵≫

エルヴィン「彼らの通信手段らしい。遠くの味方とこれで話せる。とはいえ言語が違うから彼らが何を言ってるのかわからないなw」
≪恐らく…いや女型巨人だ≫
アルミン「彼らの技術力はすごいですね」

無線機≪玉木一等陸曹)エルヴィン!偵察ヘリが女型巨人を視認した。こちらで迎撃体制をとる!≫
エルヴィン「了解した」
無線機≪玉木一等陸)エレン!聞こえるか、女型の巨人を発見した!現在アパッチを現場に向かわせている、≫

無線機≪玉木一等陸曹)念のため君も迎撃体勢をとれ!わかったら左手をあげてくれ≫

無線機≪………≫

無線機≪三鷹部隊員)エレン、左手の挙手を確認≫
アルミン「エルヴィン団長!」

アルミン「右前方に女型の巨人です!」

経営方針
http://wz.cm/uk2

http://wz.cm/vck

http://wz.cm/llj

女型の巨人(今日こそエレンきゅんを奪取するぞ~)ズシンズシン
バタバタバタバタバタバタバ

女型の巨人(何アレ…なんか飛んでくる…)ズシンズシン


ヴォォォォンバタバタバタバタバタバタバ

≪攻撃ヘリ)目標射程内、攻撃開始≫

ショパァァァン

女型の巨人(白の煙弾?)ズシンズシン

シュッ
女型の巨人(こっちに向かってくる!すごい速さ避けれない!!)


ズドォォォォォン

アルミン(女型の脚がぶっ飛んだ!?)

女型の巨人(やばばばば)

ハンジ(なんか可哀想…)

ハンジ(あとあのぶっ飛んだ脚欲しい)

ヴォォォォバタバタバタバタバタバタバ

女型の巨人(ひいぃぃいぃぃ近づくなぁぁあぁぁ)

アルミン(女型の巨人が世界の終わりみたいな顔してる…)

≪玉木一等陸曹)チェーンガンでヤツの手足を粉砕しろ≫

AH-64D)ダッダッダッダ

女型(ヒェェェェェェ)

女型の巨人(もうこんなとこイヤ!)

女型の巨人プシュー

≪攻撃ヘリ)女型の巨人のうなじから人が出ました!林に向かって逃げていきます≫

≪玉木一等陸曹)足止めは済んだだろう。確保しようにも巨人化されたら意味がない。撤収!≫

≪攻撃ヘリ)了解≫

林の中
※ネタバレしたくないのであの娘については『中身』と表示します
(女型の)中身「はぁ…はぁ…なんなのよアレ」ナミダメ

中身「エレン…(ウルッ」ボソ
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

カラネス区

ざわざわ…

町民「おい…今朝より人増えてないか?」

町民「おい見ろよ!!」

軽装甲車ブルルルゥゥゥン

町民「馬、牽いてないのに勝手に動いてるぞあの荷車(?)」

攻撃ヘリバタバタバタバタバタバタバ…

男の子「すげぇ!風車が飛んでるよ!」

町民「こいつら一体なんなんだ!?」

女の子「この人たち背中に庭園開いてるよ!」

自衛隊員「ふふw」


町民「エルヴィン団長!今回の壁外遠征での成果はあげられたんですか!?」

町民「彼らは何者何ですか!?」

エルヴィン「今回の壁外遠征で我々は人類の英雄エレン・イェーガーを取り戻しました!!」

町民(拍手)パチパチパチ

エルヴィン「彼らについて詳細を明かすには話しが長くなるのでこの場では話せません!!数日後に王政の新聞で詳しく明かします!」

エルヴィン「ただ!!一つ明かすなら、彼らのお陰で我々調査兵団の今回の死者はいません!!」

町民「おぉぉぉぉっ!!」パチパチパチ

数日後

異世界へと繋がるテレポートゲートから

大量の救援物資と家畜と機材を積んだドイツ軍と自衛隊の輸送部隊とその護衛部隊が
ウォールマリア巨大樹の森に現れカラネス区から内地に入った。
彼らの持ってきた救援物資や家畜のお陰で貧困層と避難民の
食料難は改善された。
さらに彼らの持ってきた重機で開拓地の開拓が完了し

さらに仮設住宅の設置により避難民の居住区問題も改善された。

さらに数日後
調査兵団と陸空自衛隊の3日掛かりの共同作戦によりウォールマリアとシガンシナ区の奪還に成功
俺とアルミンとミカサは
三人で故郷の土を再び踏むことができた。

ミカサ「エレン…」

エレン「あぁ…帰ってきたよ…母さん」ウル

自衛隊員「ここの瓦礫を撤去し地下室を捜索したあと墓石を建てます。これでお母様も喜ぶでしょう。」

エレン「ありがとうございます…」グスッ

三鷹「ミカサ…この花束をお母さんに…」

ミカサ「う、うぅん」グスッ

ハンネス(カルラ、あの時はすまなかった。兵士となった息子と娘の立派な姿見せてやりたかった…)


地下室には巨人の体の仕組み図、巨人の細胞のサンプルなどが保管されていた。
どうやら前期調査兵団団長であるキースの協力の下グリシャと秘密裏に対巨人用ウィルスの研究をしていたそうだ。

だがウォール教と王政の圧力により公表できず活動資金も足りないためウィルスの開発も未完成のままであった。


武松「日本医学大学の教授の武松です。」

ハンジ「調査兵団分隊長を勤めてるハンジよ。よろしくね!」ムフー


現在、調査兵団のハンジさんと日本医学大学の教授、陸上自衛隊の化学防護隊の研究施設が設けられ親父のウィルスの開発が再開された。

近々、ウォールマリア内地に航空自衛隊の基地を建設し、日本政府は米国から戦略爆撃機を買うらしい。よくわからんが。

彼らのお陰で立体起動装置も性能が上がり。壁場固定砲も数キロ先まで狙えるようになった。

この1ヶ月で人類はこれまでにないほど前進した。


アルミン「エレンエレンエレンエレン!!」

エレン「どうした!?アルミン落ち着け!」

ミカサ「エレンを連呼するのはあたしの役目なのに…」シュン

アルミン「エレン!!2ヶ月後の壁外遠征で海に行くんだってエレン!!」

エレン「ウォッホォォイ!!」

ミカサ「うみー!!」

エレン「でも海って遠いんじゃないの?」

アルミン「実は自衛隊の人がエイセイってものを空に撃ってそのエイセイからの情報をもとに地図を作った結果」

アルミン「この壁は大陸の端にあるんだって!!」
アルミン「だから自衛隊の護衛のもと遠征に出れば2日で海につくよ!!」
エレン「マジか!!」

アルミン「あと、研究所の人が言ってたんだけど、海に来たら「カイスイヨク」っていう楽しい事が出来るらしいよ!!」

エレン「カイスイヨク!?」

アルミン「岸に押し寄せる波に浸って遊ぶんだ!!」

ミカサ「楽しそう」

アルミン「自衛隊の人が「ミズキ」と「ウキワ」って道具をくれるらしい!!」

アルミン「団長が自衛隊の援護のもと数十分間だけ104期に休憩をくれるらしいよ!!」

エレン「やった!!」

ミカサ「素敵」

ユミル「マジか!!」

クリスタ「やったね!エレン!!」

エレン「お前らいつからwww」

ユミル「今の話はホントなんだろうなアルミン!!」ガシッ

ホントダヨー
ユミルチョットナニヤッテンノ!!

エレン(もう、俺たちは奪われない)

今度はこっちが巨人を食いつくし、領土を奪い返してやる。

時間がかかろうと関係ない。

俺たちは自由を手に入れるんだ!!








~END~

初SSお疲れ自分

正直ぐだぐだになっちゃったかもしれませんが、投げ出さなくて良かったです。


見てくれた人ありがとうございます!

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