アルミン「お客さんだね。」


エレン「はぁー面倒くせぇー…」


エレン「はぁーい……」ガチャ


アニ「おはよ。」


エレン「……おはよう…」


アニ「……お邪魔していい？」


エレン「…どぉぞぉ……」


アルミン「誰？」


エレン「アニ。」


アルミン「へぇ…エレンに会いにきたのかな？」


エレン「だなwww」フフン


エレン「上がっていいぞー」


アニ「お邪魔します。」

アルミン「やぁ、久しぶり。」


アニ「久しぶり。 2人とも、元気だった？」


エレン「あぁ。そっちは？」


アニ「うん、元気。エレンに会うのも楽しみにしてた……なんて。」


エレン「へぇ………」


アルミン(ちょっとは反応してあげなよ……)


アニ「……で、ここに来た理由だけど。」


エレン「うん。」


アニ「大事な話が……」


アルミン「どんな？」


アニ「うん。私、転校することになった。」


エレン「…は……は？」

アルミン「………」


アニ「それで……お別れの……ね。」


エレン「マジかよ………」


アルミン「……….」


アニ「マジ。 じゃあ、そういう事で……」


エレン「ま、…まてよ……」


アニ「ん？」


アルミン「ほら、せっかく来たのに、なにもないとさ！ 僕がなんか買ってくるよ！」


エレン「悪いな。」( アルミン…)


アニ「じゃあ、もう少し居ようかな。」


エレン「そうしてくれ…」


アニ「……ふぅ…」


エレン「はは、ため息かよ。」


アニ「……ごめん」


エレン「謝んなって…」


アニ「……」


エレン「……」


アニ「……」


エレン「……」


アニ「ねぇ、エレン？」


エレン「ん？」


アニ「好き。」

エレン「……」


エレン「……………俺も。」


エレン「本当は、行かせたくないけど……」


エレン「……」


エレン「……」


エレン「……」


エレン「………ごめんやっぱ無理。」


エレン「行くな。」


アニ「………わかった。」


エレン「そうか………は？？」


アニ「わかった。転校しない。」


エレン「は？そんなことできんのかよ。」


アニ「………できる。だって嘘だもの。」


エレン「なぁんだぁ嘘かよぉ……て！！ おい！！！」


アニ「な、何よ………びっくりした。」


エレン「嘘ってなんだよ嘘って！！」


アニ「嘘。 事実ではないこと。また、偽り。」


エレン「ちがぁーーう！！！」


完