モバP「俺にプレゼント?」小梅「は、はい」 (10)

立つかな

P「別に誕生日でも無いんだけどどうした?」

小梅「この間…お買い物してたら…Pさんに似合いそうなの、あ、あったから…その、迷惑だった?」

P「いやいやそんな訳ないって、せっかく小梅が買ってくれたんだからさ、ちょっと驚いただけ」

小梅「…よ、良かったです」

P「それで何を買ってくれたんだ?」

小梅「あ、当ててみて?」
スッ

P「おっ、そういうの好きだぞ、やってやろう」
ガサゴソ

チャンチャカチャンチャンチャチャンチャン

P「んー」
ガサゴソ

小梅「……………」
ドキドキ

P「ふんふん、これは…んんん…」

P「(小物かと思ったが結構大きい…?いや、違う、真ん中は開いていて巻いて収納されていて……この感じ)」

P「(これは…ベルトだな!少し細身だけどこの長さと革っぽい感触、違いない)」

P「(後は細かい装飾が結構あって派手な感じがするが、小梅の趣味だろう)」

小梅「………………」
ジー

P「よし小梅、解ったぞ、」

小梅「本当?」

P「勿論、これでもお前のプロデューサーだからな、これくらいは当てられるさはっはっは」

小梅「は、はい、ありがとうございます…それと」

P「うん?」

小梅「今、開けて欲しいです」

P「ここで見ちゃっていいのか?」

小梅「Pさんが、ソレをつけてる所…み、見たくて」

P「そっかじゃあ早速(まあベルトくらいなら多少派手でも問題ないだろ)、こういうのは普段使ってこそだし」
スポッ


つ首輪


P「…………………」

P「お、おおう」

小梅「…Pさん?」

P「(焦るな、同様を悟られてはいけない)」

P「(元々おしゃれな上結構ハードなファッション好きだ)」

P「(ほら、目の前の小梅だってファッションとして首輪をしているじゃないか)」

P「(だからこのプレゼントははネクタイやシャツと同義であり決して変な意味はない…はず)」

P「(リボンや何やらで縛り付けてくるあの子みたいな意味は無いに決まってる、うん)」

小梅「…あの…ど、どう?」

チョーカーなのかガチなやつなのか

代行頼める?

P「お、おー首輪だーやっぱり首輪だー」

小梅「うん、く、首輪…」

P「……………」

小梅「……………」

P「い、一度つけてみたかったんだ!首輪!お洒落だもんな!」

小梅「あ…良かった…うふふ…」

P「………………」

小梅「……………」

P「普段着とかもこれだけで大丈夫だしな!」

小梅「えっ?」

小梅「あ、あのPさん、い、今何て」

P「冗談冗談冗談本気にするなってははははは」

小梅「そ、そう…」

P「とにかくありがとうな!俺大事にするから!大切にするから!(無理、やっぱ誤魔化せん)」

小梅「…あ……えっと…あ、あの」

P「ど、どうした?」

小梅「今、つけて、くれないの?」

P「……………」

小梅「さっき…そうしてくれるって…普段から、つけて、くれるって…」

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