「Pィ!結婚しろオォ!!」バァン (110)
ちひろ「………え?」
拓海「チッ、ハズレか…オイ!他を探せぇ!!」
ちひろ「………行きましたよ」
P「ふぃー」
ちひろ「ふぃーじゃないですよ、一体どうしたんですか?今日は社内にマスコミ関係者も来てるんですよ!?」
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P「実はかくかくしかじか…」
ちひろ「えぇっ!?誰が言い出したのかはハッキリと分からないけれど突然『今日はプロデューサーに面と向かって告白したら承諾してもらえる日』って噂が広まってしまってプロデューサーさんも何者かの手によって何かしらの精神操作を受け、全員への好感度がMAXになっていて告白を断れない事になっているですってー!?」
P「VIVAご都合主義!」
ちひろ「なんて事……こんなんじゃセンテンススプリングルスに取り上げられてしまってこのプロダクションはお終いですよ!!」
P「だからこうして今日1日を逃げながら過ごしているんです。アイドルと結婚とか願っても無いけれど俺だって職を失いたくは無い。そもそもプロデューサーなのにアイドルとなんて……あぁでも実に甘美な響き」
ちひろ「言っとる場合かーーーーッ!!」パァンッ
P「ヒデブッ」
ちひろ「とにかく帰りましょう!帰ってください!自宅に帰れ!!」
P「ふふ…甘いですよちひろさん。俺の自宅がはたして安心だろうか……?」
ちひろ「あっ…じゃあ、どうすれば…」
P「そこで俺は……藁にも縋る思いである手段を思いつきました」
ちひろ「…ある手段…?」ゴクリ
P「安価です」
ちひろ「あんか?」
P「それは因果律すら操作するというこの世ならざる多数の神々によって行われる神のゲーム。それに賭けようと思います」
ちひろ「そ、そんなものが実在すると…?」
P「えぇ、その証拠に………あっ、あんなところに>>6が!!」
婚姻届
モバをつけろ云々
【婚姻届】
ちひろ「さっきまで何もなかったテーブルの上に……婚姻届けが!?」
P「これが安価の力…今日この日に限り、俺は自分で選ぶ事を止める!だって全て安価神が決めた事さ!どうなったって俺は悪く無い!!」
ちひろ「な、なんて最低な……」
P「なんとでも言うがいいでやがりますよ。だって、俺はこんな状況自分じゃどうしようもできないんだから!!」
ちひろ「えぇ…」
P「さぁ!俺はまず何をすればいい!神よ!!」
ちひろ「………」
P「……えっ、>>10!?」
>>7
久しぶりに新スレ立てて浮かれて失念しておりました…
安価st
難易度28楽曲全フルコン
P「ゔっ…ゔっ……TOKIMEKIがスコアBしかいかないよ…終わらないよこんなの……」シャンシャン
ちひろ「ちょっ、せめてイヤホン付けてしてください!誰か来ちゃうじゃ無いですか!!」
P「大丈夫っすよー今時誰だってデレステしてるでしょ?ところで、ちひろさんはもう踊らないんですか?」
ちひろ「来年の4/1に期待してください」
P「あっ…あっ……いける…クリアいける……あっあっあっ………ファーーーーーーーー!!!!」
ちひろ「あとは……TPとあんずのうたですか」
P「LEGNEとM@GICはもうクリアしてたのでそんなもんですかね」
ちひろ(誰も来ないといいけど……)
でも来るアイドル>>14
裕美
ガラッ
ちひろ「げっ」
裕美「プロデューサーさんに育ててもらった恩、私の人生を使ってお返ししに来」
P「ちょっと黙って!!今いいとこ……あ゛あ゛あ゛あぁぁぁぁぁぁお!!niceとか判定厳しすぎるんだよクソッ!!」
裕美「あ、あの……」
P「おでこ舐め回されたくなかったら静かにしてくれ!もうちょい、もうちょいでフルコンできそうなんだ…」ブツブツ
ちひろ「………」
P「あぁ、クソッ…環境か。環境が悪いのか。俺ちょっと1人になるために上の喫茶店行ってきます邪魔しないでね」
ちひろ「あっ」
裕美「……………」
ちひろ「わ、私のせいじゃないですよ!?」
P「ここなら静かだしあんずのうたフルコン必至」
P(何か忘れてる気がするけどいいや)
P「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」
P「だめだ…ドリンクがもう無い……石を割るしかないのか…」
P(ッッッ!!し、しまった!俺は今1人+無防備!こんなところをアイドルに見つかったら…!!)
P「どうして部屋から出てきてしまったんだ!!」ダッ
ドシーン
>>19「わっ…!?」
P「いてて…」
仁奈を背をってる美優
美優「あいたたた……」
…イタイデゴゼーマス
P「み、美優さん大丈夫ですか…」
美優「あ、はい…その、プロデューサーさん」
…オモイデゴゼーマス…
P「なんか聞こえる…」
ハヤクドキヤガッテクダサイ……
美優「あ……あぁぁ!!」
仁奈「一瞬パパとママの顔が見えたですよ……」フフ
P「美優さんが仁奈をおぶってるところにぶつかったのか……すまん!!」
仁奈「いいですよ…プロデューサーがニナと結婚し」
P「おぉっと急用が!!」ダッ
P「何てことだ…このまま346の中にいるのはまずいな」
P(車の鍵は俺のデスクの中…自転車の鍵は……持ってるか。車で行った方が早く移動できるけど取りに行った方がいいかな?…取りに行くとしたらどういう手段で取りに行こうか…)
P「…俺はどうしたらいいだろう?よし、安価に頼ろう」
>>25
美優と結婚して仁奈を養子に
P「い…嫌だ……まだ…俺は職を失うわけには…あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
P(………)
P「……意外となんの問題も無いような気がする」
美優「はぁ、はぁ…ぷろ、でゅーさー…さん…まって…」ハァハァ
P「…」ムラッ
仁奈「美優おねーさん酔いしたですよ……うぷっ」
P「美優ゥ!!」
美優「は、はいっ」ドキッ
P「俺に、何か用事でも?」
美優「あ、あの……す、好き……です…」カァァ
P「俺もです!!!」
美優「…!」ブワッ
P「3人で幸せな家庭を作りましょう!!」
美優「…っ、はいっ……!」
仁奈「さんにん?」
数年後
仁奈「おとーさん!おかーさん!行ってくるですよー!」
P「おーう。放課後は事務所に行くから迎えに行くぞー」
仁奈「わかりやがりました!」
ニナチャーン ハヤクシナイトオクレルヨー
仁奈「はーい!」
P「仁奈はいつまでも変わらないな…」
美優「…アナタも変わりませんよ」クスッ
P「い、いやそのだな。そろそろお姉ちゃんになるんだしもっとしっかり……いや、アレが仁奈のいいところでもあるか」
美優「その分…アナタがしっかりしてくれれば大丈夫ですから」
P「お、おいおい。あまりプレッシャーかけないでくれよ」
美優「ふふっ」クスクス
P「でも、確かにその通りだな。俺はまだまだ不甲斐ない。新しく生まれてくる命に対して、ちゃんと胸張って『お父さんだよ』って言えるように。頑張るつもりだ」
美優「……いつだって応援してますよ」
P「それは心強い。美優の応援があれば百人力だ」
美優「もう…」
P「じゃあ、行ってくる」
美優「はい、…行ってらっしゃい」チュッ
~END~
P「ゆ……夢…?」
P(凄く幸せな家庭を築く夢を見た気がする……)
P「結局車の鍵は取ってきちまったからな…このまま>>34に逃げるか」
ドバイ
P「ドバイかー。ドバイ行ったこと無いけど大丈夫かなドバイ。行ったことも無いのに今から向かうとかドバくねぇ?なんつって」ブウゥン
P(ドバイかー。ドバイってあの子の故郷なんだよなー)
P「よもや一度故郷に帰りたいから連れて行ってくれとか言われんだろうなーいやーまさかねそんなご都合主義満載の展開がくるわけないよねーそんなこと言われたら保護者としては断れないもんなー」
>>37「………」
P「おっと…そこをどいてくれないか?」
もりくぼぉ
乃々「こっ…ここを通りたければもりくぼを轢き殺していくといいですけど……」
P「おいおい…無理に決まってるだろそんなの……」
乃々「ぜ、絶対に通しませんけど…!」
P「くっ…要求は何だ!言ってみろ!」
乃々「>>41」
Pィ!結婚しろオォ!!
乃々「も、もりくぼと結婚し」
P「ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
乃々「!?」ビクッ
P「乃々が怯んだ!今だ発信!!」ブウゥン
乃々「逃がしませんけど……!!」
P「案外あっさり振り切れたな……アレ?俺こんなに荷物あったっけ?バックが一つ多いような…まぁいいや」
P(意外とライラ辺りが来るもんだと思ってたけどかえって都合がいいからいいや)
P「……さて、と。車は空港に置きっぱなしにして…ドバイ行きのチケットは…ネットで買った。あとは……あっ」
P(>>43忘れてた)
パスポート
すいません、すいません
P「パスポート無いのは致命的だった……うーんこの…どうしようこれ」
P(……悩んでも仕方ない。帰るしかあるまいて)
P「あーあ。自分から植えたライオン(♀)の檻に飛び込む気分だわ……ぶっちゃけ悪い気はしないんだけどね?ここまで想ってもらえるのは男冥利に尽きるし。……プロデューサーとしては失格だけど」
P「荷物は預けたから……あとは我が家のタンスの裏側の隠し扉の中にある金庫の下の隠し収納に隠してある隠しパスポートを取るだけ……いざ行かん!!」
P「家に帰り着いた……ここまで誰とも会わなかったのが不思議なくらいだ…いったいどうなってる?」
Q.どうなってる?
A.>>49
全員ドバイに先回りしたから
P「先回りしてるだと!?おいおいそれこそ自殺行為じゃねーか……いったいどうやって…世界レベルのチャーター能力を持ったアイドルでもいたというのか…?」
P(いるねそういえば)
P「えぇー…これ行かなくてよくね?そしたら俺今日一日平和に仕事できるんだけど………はぁ、ドバイ空港に着いたら速攻で日本に帰ろう」
P「俺ってどの席に乗れるんだったっけ。何クラスだっけ?」
A.>>55
ファーストクラス(Pとライラの二人だけ)
P「俺だってできることなら行きたくないよちくしょう!ファーストクラスだっけ?やったね!!」
【テイクオフ】
P「あぁ^~……初めて乗ったけどファーストクラスってすっげぇなぁ…もう個室じゃんコレ。でも2度と乗りたくない。なんでかって?人間は楽を覚えるとすぐダメになるからな、多少キツい方がいいのさHAHAHA。………寂しくなってきた。CAさんとかいないのかな、何で俺以外にファーストクラス使ってないんだよ」
スタスタ
P(おっ誰か来た)
P「すみません俺とちょっとお話ししませんか」
ライラ「いいでございますですよー」
P「るぁっ、ライラァ!?」
ライラ「はいー、ライラさんでございますよー」
P「なっ、何でここに……」
ライラ「ライラさんは2日前から故郷に里帰り準備でございますー、今日が丁度出国予定だったのですよー」
P「あっ、そ、そう…」
P(ライラは今日が何の日か知らないのか…?」
ライラ「今日でございますですかー?」
P「あっ口に出てたか…」
ライラ「えーっとえーっと今日は……ところでどうしてプロデューサー殿がここにいらっしゃるのでございますかー?」
P「あっあぁ、ドバイにちょっとな…」
ライラ「わーいわたくしと同じですねー。えーっと…」
P「……」
ライラ「あっ、思い出したでございますよー」
P「お、おう!」
ライラ「今日は…>>61の日でございますねー」
IDかわた>>1でございますよー
パパの所に婚約相手を連れて行く
ライラ「パパのところに結婚相手を連れてゆく日でございますねー」
P「へー…ぇぇええぇぇええええ!?は!?お前、結婚すんの!?嘘だろ!?」
ライラ「そうだったのですがー…結婚相手様が見つからずじまいでございまして…結局この写真の方と結婚する事になったです」
P「ん…?………おい、このブタ男、絶対危ないヤツじゃん。目とかイッてるよコレ?」
ライラ「ライラさんも本当は嫌なのでございます…でも…パパは…」ハァ
P「くっ……」
P(こんな事でいいのか…?俺の大事なアイドルのうち1人が明らかに不幸せな道に進まされようとしている…俺は…どうにか……)
ライラ「………っ」グスッ
P(!)
P「ライラァ!」
ライラ「は、はい!?」
P「>>63」
俺と結婚しろ
安価把握
おやすみなさいですよー
ライラ「へ…?」
P「俺を婚約者として連れて行け!」
ライラ「な…そ、そんな事……ダメでございます。プロデューサー殿にご迷惑をおかけするわけにはまいりませんですよ…」
P「迷惑とかじゃないさ。俺はぶっちゃけライラの不思議なところとか個性的なところとか容姿も中身もかなり好きだしお前の悲しい顔を見たくない。あとお前の眼球ぺろぺろしたい」
ライラ「プロデューサー殿……」
P「俺でよければ……結婚してくれないか」
ライラ「>>75」
ダメ
ライラ「ダメでございます」
P「あぁ!幸せにしてみせ……、えぇ…」
ライラ「…」
P「え?な、何でですかライラさん。今のはタイミングもシチュエーションも完璧だったと思うんじゃよ」
ライラ「それは……でございますですよ」
P「は?」
ライラ「>>78だから、でございますよ」
うえ
ライラ「プロデューサー殿は生理的に受け付けないのでございますよー」
P「ぐっは!!!!!」
ライラ「ではライラさんは居づらくなったのでお邪魔しましたでございますー」
P「ら……ライラはん…マジか……」
P(ここで俺は考えた。本当はアイドルたちにからかわれているだけなんじゃないかと。ライラは正直だから俺を『生理的に嫌い』と面と向かって言ってくれた。他のアイドルも内心そんな風に思っていて、俺が舞い上がってる様を見て陰で笑っているんじゃないかと)
P「…………………ククク、いい度胸だ…総勢200人以上のプロデュースをこなす俺を弄ぶなんていい度胸だよ本当に……ハハハッ!!!」
P「ドバイに着いたら>>83してやる!!覚えてろよ貴様らァ!!!」
プロポーズ
P「プロポーズしまくって嫌悪感でいっぱいにしてやる!!」
【inドヴァイ】
P(ククク…来たぜ来たぜ来てやったぜ……!!)
P「さぁ!最初のターゲットは誰にしようかなァ!!」
>>88「え?」
P「おっ、ちょうど良いところに」
奈々
菜々「えっえっ、ぷっプロデューサーさん!?」
P「なーなーさんっ!」
菜々「なっ…ななななんでしょうかっ!」
P(ククク…お前たちの考えてる事なんてお見通しなんだよ!!吐き気を催すくらいのプロポーズでキメてやるぜ!!!!)
P「今から言う事をよーく聞いてください」ドンッ
菜々(こっ、これが世に聞く壁ドンッ!?なんてナウい…)
P「>>93!!!!!」
菜々「へ?」
P「月が綺麗ですね!!!詳しくは夏目漱石を」
菜々「そ、それは知ってます!」
P「17歳にしては博識じゃないか。凄いな(棒)」
菜々「えっいや……と、というかその…ソレは…つまり…」
P「もちろんプロポーズさ」キリリッ
菜々「」
P(菜々さんも絡んでたのはショックだった…愛しさ余って恨み百倍だ!どうだ、気持ち悪いだろう!)ドヤーン
菜々「>>96」
5080よろこんで
P「ククク………ん?」
菜々「幸せにしてくださいねっピピッ☆」
P「あれ?」
菜々「ナナがウサミン星人だからって月と掛けたプロポーズを、しかもプロデューサーさんからしてくれるなんて…ウサミンママ!こんなアイドルでも、嫁の貰い手ができましたよーっ」グスッ
P「あれー?」
.
~数十年後~
P(68)「俺はな、じつはあの場で告白するつもりはなかったんだ」
菜々「えぇ」
P「今でこそ菜々の事を愛しているが…当時はプロデューサーとしての建前もあってDDだったんだよ」
菜々「えぇ」
P「それで…」
菜々「分かってます。分かってますよ。アナタの身に何があって、何を思って、何をするつもりだったのかも…前部」
P「……そうか」
~数十年後~
P(68)「俺はな、じつはあの場で告白するつもりはなかったんだ」
菜々「えぇ」
P「今でこそ菜々の事を愛しているが…当時はプロデューサーとしての建前もあってDDだったんだよ」
菜々「えぇ」
P「それで…」
菜々「分かってます。分かってますよ。アナタの身に何があって、何を思って、何をするつもりだったのかも…全部」
P「……そうか」
菜々「はい」
P「そうか……凄いなぁ」
菜々「何年一緒にやってきたと思ってるんですか。途中で…そうですねぇ、30年くらい前には気付いてましたよー」
P「……マジで?」
菜々「大マジですとも。ナナとしては複雑な気持ちでしたけどねぇ」
P「そっか…ごめんなぁ」
菜々「いえいえ。今はこうして2人で過ごせた、それが大事なんです」
P「あぁ……俺は本当に良い嫁を貰ってたんだな」
菜々「えへへ、ありがとうございますっ」
P「………体は丈夫だと思っていたんだがなぁ」
菜々「……」
P「お前1人を残していく事になるとは……すまない」
菜々「…そうだ。そろそろナナの実家に行きませんか?ウサミン星に行きましょうよ」
P「ハハ…」
菜々「なーに笑ってるんですか。信じられないかもしれませんけどね、本当にあるんですよ?」
P「………知ってるさ」
菜々「え?」
P「…何年一緒にやってきたと思ってるんだ」ニヤリ
菜々「あなたって人は…」ハァ
P「行き方がわからんからな。申し訳ないが、手を引いてくれるか」
菜々「……仕方ないですねぇ。アナタはホントーにナナがいないとダメなんですから」
P「違いない」
菜々「えへへ、それじゃー行きましょう!」
ガチャッ
ピカッ
「ママー、おじーちゃんとおばーちゃんがお空飛んでったー」
「馬鹿なこと言わないの。中に入りなさい」
終焉
もう安価スレしないなんて言わないよ絶対
浅く感じますね力量不足ですみません
それ地井武男
\ハイドンドンッドンドンドン/
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