幼馴染「好きです!」男「ゴメン」(297)
男「俺、幼馴染妹ちゃんが好きなんだ」
幼馴染妹「私はお姉ちゃんが好きです」
一同「えっ……」
男「なら体を半分こにすればみんな納得するのでは?」
幼妹「成る程ね」
幼「早速それ!」ブチブチブチブチブチ
幼「ほ……ら……これ……で、し…………あ………わ………」
男「よし!鬱陶しいのもいなくなったし、遊びに行こうか」
幼妹「うん!」
二人は幸せに暮らしました~Fin~
なんて茶番は置いといて、男は幼馴染妹が好きで告白するけど、幼妹に断られて逆に幼馴染とくっついて欲しいといわれる。実は幼妹も男の事が好きだが姉の事を考え一歩引いてしまう。妹に急かされ幼は男に告白しOKを受ける。だが、OKを受けた途端調子に乗り出す姉の姿をみて、自分が散々根回ししてきてやったのに、とイライラを募らせる。そして、そのイライラが頂点に達した時、妹は幼に内緒で男と付き合い始める。勿論元々妹が好きだった男は仕方なく幼と付き合っていたので、妹からの提案に胸を踊らせる。しかし、ひょんな事からこの事が幼にばれ、妹と姉の殺し合いが始まる、みたいな流れのお話しが読みたいです。
細けぇwwwwwwwww
>>3
お願いします!
どうしても読みたいんです!
とても興味をひかれるスレだが
そこまでプロットができてるならお前が書くしかあるまい
>>5
お願いします
僕にはとても書けません
>>2
長過ぎるわ改行してないわで読ませる気を感じない
よって書かせる気もないらしい
細かすぎワロタ
ここまで創作意欲の湧かん立て逃げは久々だな
幼馴染が報われないという風潮
マジファックだね
幼「好きです!」
男「ゴメン」
幼「なんで!ずっといっしょにいるのに!」
男「……」
幼「七歳から八年も、好きなのに…」ウルッ
幼「男だけが好きなのに…」グスッ
男「……」
男「…だったら、まず部屋から出て来い!!」
男「学校来いよ、ひきこもりむし!!」
こんなのどうだろうか?
却下
いいと思うぞ
男「高校受かって、2週間、一度も登校しないし」
幼「外、歩くの恥ずかしいよ…」
幼「ヨレヨレ、ジャージで、ボサボサ髪だし…」
男「着替えろ!髪とかせ!」
幼「…男、覗かないでね…」テレッ
男「覗かないよ!!」
男「…カーテンくらい、開けないか?昼間だぞ」バッ
幼「…だめ~!溶けちゃうっ、眩しいの~!」
男「…吸血鬼かい」
男「女子とは思えぬ、散らかり具合。なんだこの部屋…」
(ゲーム、マンガあと色々)
男「俺が、片付けるしかないのか…」ハアー
幼「…乙女の部屋だよ、男…。漁っちゃだめ…」
幼「…いくら恋人の部屋とはいえ、恥ずかしいな…」カアッ
幼「…でも、男にだったら、私の全てを見てほし…」
男「付き合ってないし、誰が見るか、そんなもん!!」
男「部屋の片付けの話だよ!見られたくないものがあるなら、かたせ!!」
男「まあ、全部なら、見てるな」
男「ダメなところ、だらしなさすぎなところ、全部」
幼「男は、私の全てを、知ってるんだね…。うれしいなぁ…」ニコ
男「…正直、知りたくなかったな」ハアー
男「幼のせいで、女子へのロマンと憧れ、全部、なくしたわ…」
幼「えへへ、女子の勉強、しっかりしちゃったね」
男「やかましいわー!!」
幼「これが、現実の女の子だよ♪」
男「極めて特殊な、ケースだよ…」
幼「男にとってのレアケース、つまり唯一人のひと、ってことだね…。」
幼「…えへへ、もう付き合うしかないね」
男「……」フゥーッ
男「…幼、…学校、来ないのか?」
男「……幼」
男「…テンション上げて、ジョークでごまかすの、悩んでるときだよな…」
男「そんなに、学校、行きたくないのか?」
幼「……」
幼「…知らないひとに囲まれるの、わたし、怖いんだ…」
幼「…緊張して、なに、しゃべっていいか、わかんなくなっちゃう…」
幼「…しゃべってないと、みんなの輪に、はいれないもん…」
幼「…そしたら、わたし、へんな目で見られちゃう」
幼「…たくさんのひとと、いっしょに過ごすの、わたし、ムリ…」
幼「…わたしがいても、みんな、気づいてくれないから、お話しに、割って入ることも、できない…」ジワッ
幼「…今は、人混みもこわいの…」
幼「…わたし、いつも、浮いてるから…」
幼「…人混みの人達さえ、変な目で見てるんじゃないかって、思ったら…」
幼「こわくて、あるけないよ…」グスッ
男「…そんなこと…」
幼「わたしといたら、男にも迷惑かけちゃうよ…」
幼「…男には、みんなの中で、楽しくいて欲しい」
幼「…わたしのことは、気にしないでね」
幼「これじゃ、だめなのは、自分でわかってるから…」
幼「…ゴメンね、男はいつもわたしに優しいのに、心配かけて」
幼「…ありがとう」
男「……」
男「それで、中2から…」
男「……」
男「…わかった」
幼「…うん、もうわたしを、心配しなくてもい…」
男「お前と付き合う」
男「だから、学校来い!」
幼「!?」
乗っ取りゴメン
即興だから、内容変かも
10から書いてるんだけど
22
まあまあ良いではないか良いではないか
自分でレスくれくれしちゃったらおしまい
構ってくれて、どうもです
幼「……」
男「お前と付き合う、それでいいか?」
男「だから、ちゃんと外に出て、学校行けよ…」
幼「……」
男「…幼?」
男「聞いてるか~?」
幼「」プスプスッ
男「お~い」
幼「……」プスプス
男「」
……
男「…帰るか」
幼「」
男「…じゃあな、…冗談とかじゃ、ないからな…」
バタン
……
幼姉「男君、帰るの?」
男「うん。ねーちゃん」
幼姉「いつもありがとね。あのこ、男君がくると、すごい喜ぶから…」
男「いや、幼と学校行きたいだけ、だからさ」
幼姉「そう」ニコ
男「じゃあ」
幼姉「うん。気をつけて、帰ってね」
バタン
幼姉「いいこね~」
幼姉「ああいうところ、好きになっちゃうよ…」ボソ
トビラ バーン
幼「はわわわ~っ!」
幼「おねーちゃーん!!」ダダッ
幼姉「あら?階段、駆け降りちゃ、だめよぉ」
幼「男に告白されたーっ!!」
幼姉「失恋しちゃった…」
幼「ふぁぁーっ!!」
帰り道
男「…勢いで、変な告白の仕方、してしまった…」
男「…本気にしてもらえないかも…」ハアーッ
男「あぁ…」
男「俺、幼と学校行きたいし、小さいときから好きなんだけど…」
男「あれはないな…」ハアー
男「落ち込む幼を、見てられなかったんだよ」
男「なんとか、元気づけたかったんだが…」
男「だから幼を、そばで励ましてあげようと…」
男「でも、あれはないよな…」
男「どうしょう…」ハアーッ
次の日
男「いつも通り、登校する前に、幼のうちへ行って、誘ってみよう」
男「……」
男「!?」
男(幼の家の前に、幼がいる!しかも、制服着てる!!なんで!?)
幼「…男、おはよ…」
男「なんで制服着てんの、ドユコトっ!?」
幼「…やっぱり、にあわない、かな…」ジワッ
幼「…だめかな?」(上目遣い)
男「全然!全然全くだめじゃない!!」
男「にあいすぎ!幼の為に、デザインされた服みたい!!」
男(可愛いすぎだろっ!きちんと身だしなみしただけで、どんだけキレイになるんだよ!!)
男(髪、緩やかに巻いてるんだ。…上品な感じがする)
幼「…おねーちゃん、朝の支度、手伝ってくれたとき、なんか張り切ってたなぁ…」
幼「…なんでだろ?」
幼姉「ふふ、幼ちゃん、元がいいから、いじるの楽しいわ~」
幼姉「学校、行ってくれたら、毎日スタイリングしたいわね~」
幼(男が似合ってるって、言ってくれた…。うれしいな…)
幼「ありがと、男ほんとに…」
男「…いや、事実だし…」
男「…幼姉ねーちゃん、そこでなにしてんの?」
幼「おねーちゃん」
幼姉「大事な妹ちゃんの、旅立ちを見送りに来たのよ~」
幼姉「幼ちゃん、男ちゃんと高校、行きたいそうよ」
男「…幼」
幼「…そうだよ。わたし、男と学校に行きたい」
幼「…男が付き合ってくれるって、言ったのはうれしいけど」
幼「付き合ってくれるとか、関係なくても」
幼「わたしは、学校に行きたいの」
幼「応援してくれる男に応えたいし」
幼「自分のためにも頑張りたいの」
幼「…当たり前のことをするだけ、だけど」
男「幼…」
幼「おねーちゃんもありがと」
幼「支度手伝ってくれて、うれしいよ」
幼「わたしひとりじゃ、こんなしっかり、できなかっただろうから」
幼姉「幼ちゃん…」
幼「さ…行こう」
男「ああっ!!」
幼「いってらっしゃい、幼ちゃん」ニコ
幼「……」
幼「いってきます!」ニコ
姉を犯すのはどうだろう(提案)
……
男「幼…」
男「…そんな、びくつかなくても、大丈夫だぞ」
幼「」ビクビク
男「みんな、そんなに周り、見てないし」
男「幼を変だとか、思ってないから」
幼「」ギュー
男(袖にすごい、しがみついてる、心細いのか…)
男「ところでだけど、さっきもいったけど、ホントに制服、似合ってるな」
幼「うん、ありがとう」ニコ ギュー
男「…髪型かわいいな、ふわふわまいてて」
男「あと、少し化粧してる?」
幼「ナチュラルメイクだよ。メイクも髪型も、おねーちゃんがしてくれたの」
幼「にあってるなら、うれしいな」ニコ
男「うん。いい感じだ」
男(…昨日の、付き合うことについては、まだはっきり答えてくれないのかな…)
男(関係なく、学校には行く、って言ってたし…)
しえん
男「こうやっていっしょに学校行くの、久しぶりだから、なんかうれしいな」
幼「…うん」ギュッ
男「小学校の頃は、毎日いっしょに通ってたな」
幼「うん、そうだった」
男(…幼とは、幼稚園で初めて出会った)
男(そのあと、小学校に入学した頃に、もっと仲良くなって、結婚しようって言われたんだ…)
男(小さかった俺は、恥ずかしくて返事できなかった)
男(そのあと、付き合うとか、結婚とか、話題にならなかったけど…)
男(幼は中学校で、ある事で引きこもってから、やたら好きとか、付き合うとか、俺に言うようになった)
男(正直、うれしかったけど、幼は引きこもりを続けていたし、冗談めかした言い方もあって、俺はどうしたらいいかわからなかった)
男(これから、どう向き合っていこうか、考えていたところ、昨日の出来事が起きた)
男(俺たちはどうなるんだろう)
駅前 バス停
男「学校まで、バスで行くよ、幼」
幼「…そうだったね」キョロキョロ
男「ここで乗るんだぞ」
幼「…うん」キョロキョロ
男「…駅で人が多いから、緊張してるのか…」
男「…ほら」ナデナデ
幼「えへへ、ありがとー」ニパー
幼「落ち着いたよ」ニコニコ
男「人混みが不安なら、俺の方だけ見とけ」ナデナデ
幼「うん」
幼「」ギュッ
男(…胸元にしがみつかれてしまった)
男(…コアラみたいだ…)
なかなか、王道幼馴染ものとはいきませんね。むずかしい
いいよいいよ~
男「…あんまり、心配しなくても平気だぞ」
幼「…うん」
ブー プシュー
男「バスが、来たな…」
幼「行こうね」
男「人が降りてくるから、気をつけてな」
幼「ありがと」ギュッ
バス中
幼「」ダキツキー
男「」ナデナデ
男「すいてて、よかったな」ニコ
幼「となりに座れて、ホントによかったよぉ」ギュッ
男(…幼、バスに乗ってから、もっとしがみついてくる)
男(もっと混んでたり、となりに座れなかったら、まずかったな)
男(…とりあえず、いっぱい話しかけて、気を紛らわせてあげよう)
男(幼としゃべるの、楽しいし)
男「幼、そういえば、幼姉ねーちゃんがこないだ買ったラノベ、読んだか?タイトルが、すげー変なやつ」
男「俺は読んでないけど、題名が確か…」
幼「僕のホクロから毛が生えてきたから、育てたらドラゴンになった。…だっけ?」
男「…なんで、そんな長いタイトル、覚えてるんだよ…」
幼「すごい、面白かったよ!わたし、感動したもん。おねーちゃんも好きだって」
幼「男も読もっ!」
男「…そうするよ」
幼「タイトル差別、ダメだよっ!」
幼「題名だけじゃ、中身はわからないんだよ。本だけじゃなく、いろんなものも」
幼「外見で選んじゃだめなの!」
男「わかったよ…」
男(…幼が熱い)
男(マンガ、ゲームの話題だと、昔から、特にそうだ)
男「…ふふっ、調子出てきたな」ボソ
男「幼は最近、どんなゲームしてる?」
幼「えっと、最近、面白かったのは、ブレイブリーデフォルト、だね」
幼「キャラがね、かわいいの、わたし、主人公君が好き~」
幼「ストーリーも、いいし…」
幼「男もやろっ!」
男「ふふっ、ああ!」
男(大分、緊張ほぐれたな…)
男「じゃあ、今度、いっしょにマンガとか、ゲームとか、見に行こうか?」
男「幼のオススメ、教えてくれよ」ニコ
男「幼、そういうの詳しいから、教えてもらったやつ、俺もいつも、すごく楽しめるんだ」
幼「うん、いいよっ!!」ニコッ
幼「わたしが好きなの、男も楽しいんだね!」ニパー
男「うん」ニコ
幼「おんなじものを見て、楽しめる。」
幼「これって、とってもステキなこと、だよね」
幼「わたし、男といっしょになんでも、楽しみたいもん」ニパー
男「うん。よくわかるよ」
男「俺も幼と同じこと、見たり、感じたりできたらうれしいからさ」ニコ
男「だから、ふたりでいっしょに、出かけられるように、頑張ろうな」
男「少しずつ、外に慣れていこう」
男「俺もずっと、つきあうからさ」ニコッ
幼「うんっ!!」ニコッ
……
幼「でね、ホクロドラゴンはとっても、いいこなんだよっ!」
幼「主人公君と、すごい信頼関係があるの!」ニコ
幼「あと、最後の戦いがね、熱いんだよ…」
男「うん、うん」ニコニコ
男「…おっ、そろそろ、着くな」
男「幼、降りる準備」
幼「わかった~」
プシュー
ほう…ブレイブリーデフォルトとは…
なかなか気が合いそうですな幼さん
男「さあ行こうか」
幼「うん」
男「…さすがに、桜はずいぶん、散っちゃったな」
男「この通学路、結構綺麗に咲くんだ、桜。幼にも見せたかったなぁ…」ハァ
幼「…男」
幼「…今度はふたりで見ようね」
男「ああ」
男「…」テクテク
幼「…」テクテク
校門前
モブ達「」ジー
幼「…みんな、わたしを見てる…」
男「気のせいだよ。友達探して、キョロキョロしてるとか」
モブ(かわいい…)
モブ(きれいな子…)
モブ(萌…)
男「じゃ、クラスへ案内するぞ、幼」
幼「うん」ギュッ
男「平気だぞ~」ナデナデ
幼「……」ギュー
男(…学校内は人が多いから、また緊張してるな)
男(しっかり、幼をガードしないと…)
男「…おっ」
友「男~!」テヲフリ
男「よぉ!友」
友「どうして、校門前にずっといるんだ?」
友「あと、そのお前に、しがみついて離れないの、誰だ?」
友(…かわいい子だな)
友(見た目はもちろん、小動物的な雰囲気も…)
友(…守ってあげたくなる子だな…)ニコ
男「それは…」
男「…ええと、俺の大事な友達…、いや家族かな…」
友「…よくわからないんだが?一体、その子とどういう関係なんだ?」
友「なんで抱きつかれてるんだよ?」
男「…いや、その…」
幼「…かぞく」ギュッ
友「…ん?」
友「…なんか、事情がありそうだな…」
友「…話、長くなりそうなら、教室で話そうぜ」
友「仲がいいことだけは、わかるな…」
幼「」ギュー
姉とのハーレムはムリかも。力量なくてすまない。
幼「…だあれ?」ギュー
男「ああ、友達の、友だよ。俺と、同じクラスなんだ」
男「幼も、自分が、俺と同じクラスだって知ってるよな」
男「つまり、クラスメイトだな」
男「友は、中学のとき、塾でいっしょだったんだ。」
男「いいやつだから、仲良く、な」
幼「…うん」ギュッ
幼「…よろしく」ペコ
友「ああ、こちらこそ!」ニコッ
友…(ずいぶん、懐かれてるんだな)
教室
男「ここが俺たちの、クラスだぞ」
友「ようこそ、ってね」
幼「うん」
男「あと、ここが、幼の席な」
幼「…男が隣なの?」
男「まあな…」ニコ
幼「うれしいな…」ニコ
友「……」
友「…なるほど」
過去 ホームルーム
担任「くじで、席決めしますよ」
男「…休んでるから、幼の席は余ったところか」
友「同じクラスで良かったなー、男」
男「ああ」
友「どうした?」
男「少し、用が…」
男「…おーい、席替わってくれないか?」
モブ「いいですよ」
友「?」
男「これでよし、と…」
……
友「…優しいじゃん」ポンポン
男「…なんだよ」
友「この、気配り上手っ!世話やきかあちゃんっ!過保護パパっ!!」
男「…誉められてる気がしない…」
男「ということで、幼。何かあったら、俺に言うんだぞ」
幼「うん。男が隣で、安心したよ~」
幼「わたし、がんばるっ!」フンス
男「よし、がんばれ、がんばれ」ナデナデ
友「…俺も」ナデナデ
幼「えへへ」ニパー
幼「……」
幼「…友くんは、男とは仲がいいの?」
友「まあな、それなりに付き合いは、長い」
友「男が、中一からかな。幼ちゃんは、俺と男の塾、来てないよね」
友「幼ちゃんのことは、男から聞いたことがあるよ」
友「いつもいっしょの、かわいいやつだってさ」ニッ
男「友っ!おい!」
幼「お、男がわたしを、か、かわいいって!!」アセアセ
友「ホントだね。俺も、とってもかわいいと思うな」ニコニコ
幼「!」カアッ
幼「」プシュー
男「…友、幼をあんまからかうなよ」
友「あははっ!悪い」
友(かわいいな、反応まで…。こりゃ、男も過保護になるわ)
幼(…あれ、わたし、男やおねーちゃんじゃない人に、緊張してない?)
幼(…友くん、いいひと、みたい。…男に、雰囲気、似てる?)
友「打ち解けたところで…」
友「…で、事情を聞こうかな?」
男「ああ」
男「幼、いいかな?」
幼「いいよ。へいき。男の友達だもん」
男「じつは、…」
……
……
廊下 教室前
??「」(教室を覗いている)
??「…なんかあの子、私に似ているッス」
??「かわいい子ッスね…」
??「仲良くなれるかもッス」
……
……
幼について説明中
男「…というわけなんだ」
男(話せる範囲では、おおまかな事情は話せた)
男(…幼の前で話すには、辛いことが多いから、不登校の原因については、のちのち、話そう)
友「…事情は、わかったよ」
友「大変だな…」
友「幼ちゃんも、男も…」
男「いや…」
幼「…男、ごめん」
男「いいよ」
男「俺が自分で、やってるだけだから。幼がうれしいなら、俺もうれしいよ」
友「まあ、俺でできることは、協力させてもらうよ」
幼「…友くん、ありがとう。迷惑かけちゃうかもしれないのに…」
友「気にすんな」
男「友、ありがとな」
友「いいって」
友「そろそろ、授業だぞ」
幼「ふたりともありがとう」
ホームルーム
担任「それでは、出席をとります」
担任「○君、×さん、△君、…」
幼(…どうしよう)
幼(わたし、今まで学校、来てないから、出席で返事したら、目立っちゃうよ…)
幼「どうしよう…」
男「幼…」
(出席を途中までとる)
担任(女性)「…ええと、あとは…、皆さんいますね」
担任「話すこと、多いから、次行きますね」
担任「じゃ、今日の連絡事項ですが…」
幼(…あれ?)
幼(どうして、途中で、出席、省略したのかな?)
幼(…先生、助けてくれたのかな…)
男「……」
友「……」
……
授業中
男(…授業はまだ、たいして進んでないから、大丈夫だな)
男(問題は休み時間か…)
男(朝はざわついていたから、いつもいない幼がいても、目立たなかった)
男(…何人かは、不思議がってたけど)
男(幼が、注目されないようにするには、どうしようか…)
男「……」
幼「……」
幼(男が悩んでる…。わたしのことかな…)
幼(わたしのことで心配させて、ごめんね…)
幼(もっと、しっかりしなきゃ)
幼(…でも、授業、難しいなぁ)
休み時間
男「ウワサされたりしてないか…」
男「…意外と平気だな」
男「幼のこと、気にするやつが、何か言うかな、って思ってたけど…」
友「…みんな、そんなに周り、見てないさ。まだ、入学したてで、落ち着かないしな」
男「…早めに、登校できてよかったな…」
幼「男のおかげだね」
幼「ありがと」
男「別にいいよ」
幼「男には感謝しても、したりないよ」
幼「わたしから、男に何か返せれば、いいのに…」
男「前にも言ったけど、幼と学校に行けるだけで、楽しいんだぞ」
男「幼が笑ってくれれば、いいんだ」
男「それで、俺も満足なんだ」
幼「おとこぉ」ジワッ
男「…泣くなよ」ナデナデ
幼「ううっ」グスッ
幼「わたし、ぜったい、男に恩返しするもん」ギュー
男「…待ってる」ニコ
友「心があたたまるな…」
友「…なんか、さびしくなったよ…」
……
モブ「あの子、見たことないよね?」
モブ「うん、でもかわいくない?」
モブ「うん、かわいー!乙女な感じー!」ニコ
モブ「男君の彼女かな?いい子そう」
モブ「じゃねーの?仲良さそうだしな」
モブ「お似合いだな。いい感じだぞ。」ニコ
モブ「男君もイケメンだしな」
モブ「俺も恋人欲しいわ…」
長くなりそう。
お付き合いしてくれてる人、いたらありがとうございます。
みてるぜ
幼の家
幼姉「…今ごろ、幼ちゃん、学校頑張ってるかな~」
幼姉「きっと、平気よね…。幼ちゃん、やればできる子だもん」
幼姉「…でも、心配だから、大学休んじゃった…」
幼姉「まあ、担任の先生には事情、話してあるし、いい人そうだったから大丈夫かな~」
幼姉「…男君に、任せっきりで、心ぐるしいな…」
幼姉「男君、ホントにありがとう…」
幼姉「…両親が出張でいないから、私も頑張んなきゃ」
幼姉「頑張れー!おーっ!!」
幼姉「……」
お昼休み
男「…昼まで何事もなく、過ごせたな」
幼「…うん、よかった」
友「この学校、割とのんびりだし、あんまり心配しなくても大丈夫だよ」
友「リラックスしてこうぜ!」
幼「うん」
男「ああ」
男「さて幼、昼食どうする?」
男「教室とか、学食より、静かな所で食べたいだろ?」
幼「うん」
幼「おねーちゃんが作ってくれたお弁当があるから、それ食べる」
男「じゃ、屋上行こうか」
男「ここ、屋上開いてるんだ。広いから端っこなら、落ち着いて食べられるぞ」
友「眺めもいいしな」ニコ
幼「そうだね。行こう」
男「…俺、今日弁当を持って来てないんだよ」
男「俺達、購買で何か買ってくるから、先に屋上に案内するな」
友「いや、俺がふたりぶん買って来るよ」
友「男はいっしょに、ついててやれよ」
男「悪いな。頼むよ」
幼「…あのね」
幼「わたし、ひとりで平気だよ」
幼「ふたりで購買、行って。好きなもの、選びたいよね」
幼「だいたい、場所わかるし、ひとりで先、行って待ってるね」
男「…そうか」
……
屋上
幼「ここだね…」
幼「…眺め、いいなぁ」
幼「ふぅ」
幼「……」
幼「…男の告白、どうしよう…」
幼「…すごく、うれしかったな…」ニコ
幼「ずっと…、好きだったから…」
幼「…学校、来たから、もう付き合ってるのかな?」
幼「…ううん、ちゃんと告白、したいなぁ…」
幼「…もっと、しっかりしなきゃ」
幼「今のわたしじゃ、男に迷惑、かけちゃうだけ…」
幼「……」
??「…何してるッスか?」
幼「!?」ビクッ
??「…ああ」
?? 「ビックリさせちゃったッスね」
??「ごめんなさいッス」
幼「…なぁに?」
??「なんか、悩んでるみたいだったから、気になって話しかけてみただけッス~」
??「考え事、邪魔してしまったなら、すまないッス」
幼「…そんなこと、ないよ。ただ、ぼーっとしてただけ、だから…」
女「それなら、よかったッス」
女「ワタシは、女っていうッスー。あなたのお名前も、聞きたいッスー」ニコ
幼「……」
幼「幼…」
女「幼ちゃんっていうッスか…。カワイイ名前ッスね」
女「見た目どおりッスね。とっても、カワイイッスもん」
幼「そんなこと…」カアッ
女「あるッスよ」
女「ワタシ、ここでお昼、食べるッス。ご一緒してもよろしいッスか?」
女「いっしょに食べた方が、おいしいかもッスよ」
幼「……」
幼(…ずいぶん、かわいいのに、グイグイくる子なんだぁ…)
幼(でも、やな感じじゃない…)
幼「いいよ…」
……
女「ワタシ、パンなんス」パクパク
女「幼ちゃん、お弁当なんスね。羨ましいッス」ニコ
幼「…おねーちゃんが作ってくれたの。料理上手なんだ」
女「…そっか。家族と仲良しなんですね…」
幼「…どうしたの?」
女「なんでもないッス!」ニコ
女「おいしそうッス。食べてみたいッスよ」
幼「いいよ。はい」
(弁当箱を差し出す、幼)
女「…いいッスか?ありがとッス!」パクッ
女「おいしいッスー!!」
女「この唐揚げ、手作りッス!唐揚げ作るなんて、すごいッスね!」
幼「うん。わたし、おねーちゃんが作ってくれたご飯、だいすき」ニコ
女「そっスカ」ニコ
女「ところで、幼ちゃん、ご飯食べないッスか?」
幼「わたし、人を待ってるから」
幼「先に食べたら悪いかな、って」
女「…真面目ッスね。幼ちゃん…」
女「じゃ、ワタシのヤキソバパン、あげるッス」
女「おかず、貰ったお礼ッス」
女「お弁当は残して、友達と食べてッス」
女「待ってるとき、お腹すいちゃったら、よくないッス」
女「ワタシ、パン、いっぱい持ってるッスよ。だから、どうぞッス」
幼「…ありがとう。もらうね」
女「ところで、幼ちゃんは、誰を待ってるんスか?」パクパク
幼「…女ちゃん、いっぱい食べるんだね」
幼「男だよ。昔からの仲良しなの。いつも、わたしを助けてくれるの」ニコニコ
幼「幼稚園からいっしょなんだよ。優しくて、カッコいいの」ニパー
幼「あと、男の友達、友くん」
女「…幼ちゃん、男君とホントに、仲いいんスね」
幼「…わかるの?」
女「男君の話するとき、すごいうれしそうッスもん」
女「顔、見てれば、わかるッスー」
女「…好きなんスね?」
女「彼氏?」
幼「…か、かれっ!?」
幼「」カァッ
幼「うぅっ…、はずかしいから…だめぇ。言わないで…」
幼「…そうだったらな、って。そうなりたいなぁって、考えてて…」カアー
女「…ごめんス」
女「話、かえるッスね」
女「そういえば」
女「…男君たち、来るんスよね?遅いッスねぇ…」
幼「…うん。心配だな…。どうしたのかなぁ…?」
女「…ああ、購買、混んでるんスね。ここ、行列できるんスよ…」
幼「そうなの?」
女「パン、数も、種類も多いッス。あと、パンだけじゃなくて、食べ物色々買えるんスよ」
女「肉まん、あんまん、アイスなんかが買えるんス」
女「やっぱり、パンの種類が、とにかく豊富ッス」
女「パンの中で、特に人気で、なかなか食べられないものが、幻メニューと言われているッス!」
女「中がふわふわ、果汁使用、カリカリメロンパン!!」
女「程良い甘さの、ホイップクリームパン!!」
女「品数限定、行列必至、幻のいちごロール!!!」
女「等が、幻メニューッス!!」
女「ワタシは知り合いのおかげで、食べることができたッス」
幼「すごいね」ニコ
幼「…そうなんだ。わたしも食べたいな…」
女「そッスかぁ」
女「それなら、知り合いに頼むッスー」
幼「いいの?たいへんだよね、幻なんでしょ?」
女「大丈夫ッス!あの人ならできるッス。そしたら、いっしょに食べようッス!」
幼「うん、ありがとう。約束だよ」ニコ
女「約束ッス!」ニコ
幼「えへへ」
女「あははっ」
幼・女「ふふっ」
幼「…あっ」
幼「…男からメールきてる」
幼「気づかなかった…。何件かきてたのに…」
女「ワタシが、話し過ぎたからッスね」
幼「ううん、楽しかったから…。…購買、混んでるから、外のコンビニ行くって」
女「さすがの、混みっぷりッス」
幼「先、食べてて、いいって」
女「そうスね。もう時間、あまりないッス」
幼「男とは、また今度食べよう…」
女「急ぐッス。女の子が、早く食べるの、大変ス」
幼「うん」
……
幼「ごちそうさまー」
女「早く、食べれたッスね」
女「次は、お友だちと食べられたらいいッスね」
幼「うん」
幼「…女ちゃんも、いっしょに…」
幼「女ちゃんも、いっしょに、また食べたいな、なんて…」
女「ええ…」
女「ありがとうッス」ニコ
女「じゃあ、明日とか…」
アハハハ、ウッソー
マジデー 、ソーナンダー
女「……○組ですね…」ボソ
女「…用があるから、失礼するッスー」
幼「どうしたの?急に急いで…」
女「ごめんなさいッス。急がないと」
女「休み時間、だいたい、ここにいるッス。また会おうッスね」ニコッ
幼「あっ、うん、またね」
女「」タタッ
幼「……」
幼「行っちゃった…」
幼「…だいたい、ここで会える、か…」
男「幼ー!」
幼「男」
男「遅くなって、ごめんな。…購買、新商品が入荷したとかで、めちゃくちゃ混んでて…」
友「時々あるんだ。だから、外のコンビニに行ってたんだ。待たせて、悪かったね」
友「運動部の連中は、昼を済ませてから、交代で放課後のおやつ買いにくるから、時間かかるんだよね」
男「お昼、もう食べたか」
幼「うん。ごめんね」
男「いや、いいよ」
男「すぐ、パン食べちゃうから、待っててな」
幼「うん」
友「まだ少し、時間あるぞ」
男「待たせて、ごめんな…。早くコンビニの方に行ってれば…」
幼「気にしないで」ニコ
男「ほら、コンビニでプリン、買ったんだ。待たせたお詫び」サッ
幼「気にしなくても、いいのに…」
幼「ふふ、わたし、フルーツプリンだいすき♪ありがと。男」ニコッ
男「いいやつだぞ」
幼「コンビニスイーツ、すごいもんね」
男「ああっ」
幼「さすが、男は、わたしの好み、よく知ってるね」ニコッ
男「…まあな」
友「…ほったらかしは、寂しいぞ」
……
女「いい子でした…」
女「…言われた通り、会えましたね」
女「お友達に、なれるかな…」
女「…ふふっ」
女「…」フラッ
女「一応、健康なんですけどね…」ヨロッ
女「…保健室、行きましょう」
女「…聞き流してしまったけど、友君って…」
女「たまたま、ですよね…。そんな、都合の良い…」
女「……」
女「…先輩か…。あまり、いい響きじゃないですね」
女「私だけ、でしょうが…」
女「……」テクテク
……
放課後 帰りのバス
男「…今日1日、無事に過ごせて、良かったな」
幼「うん」
幼「…結構、悪くなかったよ。…いいこともあったし」
男「そう」
幼「男のおかげだよ。ありがとう」ニコッ
男「…そんなこと、ないさ」
幼「明日もよろしくね」
男「ああ」
男「…もう、着くな」
幼「うん」
幼「いこっ」
翌日
男の家
幼「おとこぉー!!おはよう!!」
男「…わっ!!幼、なんで俺の家に…!?」
幼「学校に誘いに、だよ」
幼「…男と学校、行くの楽しかったからだよ」
幼「だから、わたしも、もっとがんばらなきゃ」
幼「男にも、楽しくなってほしいから」
幼「少しずつね」
男「幼…」
幼「…それに、女ちゃんを、男と会わせてみたいし」ボソ
幼(いきなり、会わせたら、男、びっくりするかな…)
幼(なんとなく、秘密にしちゃってよかったかな…)
バス中
幼「……」ギュッ
男「」ナデナデ
幼(…いきなりは、慣れないかぁ)
幼(やっぱり、心ぼそいなぁ…)ギュー
男「……」ニコ
男「ふふっ、緊張するなよ」ナデナデ
男「そんなすぐ、慣れないって」
男「昨日より大分、慣れたじゃん」ニコッ
幼「…えへへ」ナデラレ
学校
体育の授業中 マラソン
幼「ふぁ…ふぅ、ひゃ…」タッタッ
幼「ふぇ、はふう…、はわっ」
幼「…ふぇぇ」
幼(…体育の授業、マラソン、キツいなぁ)
幼(…今度、体力つけないと)
幼(…あれ、なんかへんだよ)
幼(ふりゃふりゃするぅ…)
幼「…ふぁっ」
幼「」バタン
……
幼(…あれ)
幼(頭がきもちいい…)ナデナデ
幼(とっても、やさしい…。この感じ、よく知ってる)
幼「…男」パチ
幼「…あれ、わたし?」
男「目、覚めたか?」ナデナデ
男「幼、体育で倒れたんだ」
男「ここ、保健室だよ。先生が、運んでくれたんだ」
男「気分悪くないか。大丈夫か?」
幼「…へいき」
幼「……」
幼「そっか…」
男「…気にするなよ」
男「幼、ちゃんと、頑張ったんだから」
幼「…うん」
男「……」
幼「……」
幼(…また、格好悪いところ、見せちゃった。わたし、ダメだな…)
シャッ
(隣のベッドのカーテンが開いた)
女「あれっ?」
幼(男にしっかりしたわたし、見せたいな…)
幼(ダメなわたしばかりじゃ、愛想、尽かされちゃうよ…)
女「おーさなちゃーん!!」
幼「ふぇ!?」
女「こんな所で会えるとは、思わなかったッスー!!」
女「ビックリッス!運命の導きッスね!」
幼「…女、ちゃん」
女「名前で呼んでくれるなんて、感激ッス!」
女「幼ちゃんみたいに、かわいい子に呼ばれたら、惚れちゃうッス」ギュッ
幼「はわっ!」ダキツカレ
男「誰っ!?」
女「幼ちゃんの運命の恋人、女ッスー!」
女「よろしく、今の彼氏さん」ニコッ
幼「か、かれっ!!」カアッ
幼「女ちゃん!!」
女「また、名前呼んでくれるなんて、うれしいッス」
女「惚れ直すッス」
幼「…突っ込みどころだらけだよ」
幼「ううっ、どうしたらいいか、わかんないよぉ…」
男「テンション高っ…」
男「…で誰?」
女「…幼ちゃんの恋人ッスよ?」
幼「そのくだりは、もういいのっ!!」
幼「この子は、女ちゃん。昨日、お昼時間、友達になったの」
幼(…いつの間にか、わたし、女ちゃんの名前呼んでる…)
男「俺がいないときか…」
男「…幼に友達が、こんなすぐ…」ボソ
幼「…でこっちが昨日、話した男だよ」
女「幼ちゃんの彼氏ッスね」ニコ
男「…あ、その…、いや…」カアッ
幼「ええと…、まあ…、あの…」カアッ
女「…なるほど。友達以上、恋人未満というわけですか」ボソ
女「これは盛り上がります」ボソ ニコ
女「わかったッス。複雑な事情が、あるようッスね」
女「幼ちゃんはどうして、ここに?」
幼「うん。…体育で倒れちゃって。…恥ずかしいね。体力なくて」
女「…そんなこと、ないッス!倒れるまで頑張ったなんて、えらいッス!」
女「体力はこれからつけるッス。ただし、無理なくッスよ」
女「…私は、思いっきり、走ることさえできませんから…」ボソ
幼「…ありがと」
男「そうだよ。俺もそう思う」ニコ
幼「…ふたりとも、ありがとう…」ジワッ
女がかわいくなくてすまん。見てくれている人、ありがとう。
見てる。頑張れ
女「ところで、お二人とも、お昼、ご一緒にいかがッスか?」
女 「前に言ってた、幻のメニュー、用意できるかもしれないッス」
幼「わたしはいいよ」
幼「でも、幻のメニューって、本当にいいの?買うの、大変じゃない?」
女「ふふっ、なんとかなるッスよ」
男「俺もいいのか?
すごいな…。」
男「みんな、手に入れようと、躍起になってるのに」
女「決まったみたいッスね」
女「お昼、屋上で集まるッス!」
ガラッ
担任「失礼します」
男「あっ、先生」
担任「…幼さん、具合よくなったみたいですね。よかった」ニコ
男「あの、先生。…幼、心配だから、もう少しついてても、いいですか?」
担任「どうぞ。大丈夫ですよ」
男「ありがとうございます」
担任「幼さんも、何かあったら、言ってくださいね」
幼「…あっ、はい…。…ありがとう、ございます」
担任「では…」ガラッ
男「幼、そんな緊張しなくても、先生、いい人だから平気だぞ」
幼「…うん」
幼「そういえば、どうして女ちゃん、保健室に?」
男「具合、悪いのか?」
女「…ええと」
女「…ちょっと、貧血で」
女「もう平気ッスよ、ほらっ!!」ニコ
幼「そう。よかった」ニコ
男「まあ、大事をとって、よく休んだほうがいいな」
幼「わたしが言うことじゃないけど、体に気をつけて、ムリしちゃダメだよ」
女「ありがとうッス。わかったッス」
べ、べ、別に見てねぇーし…
長いのって大変だな 。付き合ってくれている人、どうも。
支援!
……
幼「体調、戻ったし、教室に帰ろうかな?」
男「じゃあ、行こうか…」
女「幼ちゃん、男君、後でねッスー!」ニコ
幼「うん、後でね」ニコ
男「昼休み、屋上でな」
女「はいッスー」
バタン
廊下
男「…仲良そうだな」
幼「なにが?」
男「女さんと」
幼「…そうかな」
男「俺以外のやつと普通に話してるの、久々に見た」
幼「…そういえば」
男「よかったじゃん。対人恐怖症、良くなってきてるんじゃないか?」
幼「うーん?」
幼「…というより、女ちゃん、不思議な感じがするんだよ」
幼「なんかね…、他人に思えないんだよね…」
幼「だから、踏み込まれても、いやじゃないんだよ」
男「へぇ…」
男「幼とタイプ全然、違うのにな」
幼「うん。…でも、仲良くしたいな」
男「…そっか、がんばれ」ニコ
幼「うん、がんばる」ニコ
保健室
女「…長時間、話すと疲れますね」
女「楽しかったから、はしゃぎ過ぎてしまいました」ニコ
保健医「大丈夫かぁ?ムリすんなよ」
女「ええ」
保健医「あんた、友達、いたんだねぇ」
女「まあ…」
女「あの…」
女「また、幻メニュー、お願いしてもいいですか?」
女「…知りあ、…友達と食べるんです」
保健医「いいよ。購買の店長とは知り合いだから」
女「…ありがとうございます」
屋上 昼休み
女「待ってたッスー!こっちッスよ!!」テヲフリ
男「おう」
幼「うん!」
女「ほらっ!幻メニュー、用意できたッス!!」 ガサッ
男「…ほう」
幼「これが…」
女「そう…」ニコッ
女「まずはサクサクメロンパン!」
女「そして、入手難易度最高、名物いちごロールッス!!」
幼「すごいね~!!」
男「…初めてみた」
男「…友が毎日、買いに行ってるけど、一回も買えてないんだよな…」
男「……」
男(友も委員会がなければ、食べれたんだけどな…)
女「…友」ボソ
幼「どうしたの、女ちゃん?」
女「な、なんでもありませんよ!」アセ
幼「…ん?」
女「…一つずつしか、ないッスから三等分するッス」
女「ごめんなさいッス、たくさん用意できなくて…」シュン
幼「ううん、とってもうれしいよ。ありがとう、女ちゃん!!」ニコッ
幼「女ちゃんがもってきてくれなかったら、食べられなかったもん!!」
男「そうだな。ありがとう。俺までもらっちゃって」
女「気にしないでください。私もうれしいです」ニコッ
幼「…あれ?」
男「…ん?」
昼ご飯中
女「ブレイブリーデフォルト、面白いッスよね~」
幼「うん、うん」ニコ
男「…俺もやるかな」
幼「女ちゃん、ゲーム好きなんだね~」
女「もちろんッス」ニコッ
女「家にいると、ゲームやマンガばかり、してしまうッス」
幼「家にばかりって、女ちゃん、インドア派なんだ~」
女「…ま、まあ、そうですね…」
幼「意外だなぁ…」
幼「女ちゃん、すごい美人さんだもん。友達と賑やかに、遊ぶほうが好きそう」
女「…そんな」カアッ
女プリニーかよ
128
確かに。懐かしいな。
女「…私は、そんな…」カアッ
女「幼ちゃんも、とってもかわいいです…」
女「…ふわふわしてて、抱きしめたいような…」
女「…守ってあげたく…、なります…」
幼「…そんなこと、ないよ…」カアッ
幼「…わたし、かわいくなんて…」
幼「……」カアッ
女「……」カアッ
男(…どうしよう)
男(なんだこれ…)
幼・女「」カアッ
A子「ねえ」
男「うん?」
A子「私もそこで、食べてもいい?」ニコッ
A子「ひとりで食べても味気ないのよ。だめ?」
男「…ええと」
幼「」
女「」
男「…幼はともかく、女さんまで固まってる。…なんでだよ?」
男「あの…」
幼「…あっ、あの」
幼「…い、いいですよ」
幼「その…、みんなで…、お昼したら、おいしい、かな、って…」
男「幼…」
女「……」
男「じゃ、そうするか」
女「はいッス」
A子「ありがと、ここ座るね」ニコッ
(幼の隣に座る)
幼「……」
A子「わたしは、A子だよ。よろしくね。幼さん」
幼「…えっ、わたしのこと、知ってるの?」
A子「おんなじ、クラスだもの。知ってるよ」
A子「かわいいし」ニコッ
幼「…また、言われた。恥ずかしいよぉかわいくなんてないのに…」ボソ
A子「そっちは男君でしょ」
男君「うん」
A子「ふたり、仲良しだよね。幼さんと男君」
A子「楽しそうだなって、思ったの」ニコ
みなさん、おやすみなさいッス
あい、乙!
幼「…そっか」
幼「男といると楽しいのは、ほんとだもんね」ニコ
男「ああ、俺も楽しいぞ」ニコ
A子「ふふっ」
A子「それで、いっしょにお話してみたいと、思ったの」
A子「お邪魔じゃなきゃ、少しいいかな?」
幼「うん。いいよ」
男「ああ、賑やかなのは歓迎だよ」
女「……」
幼「…女ちゃん?」
女「だ、だいじょうぶぅ、ッスよ。オ、…ーケー、ッス…」
幼「?」
男「?」
……
A子「…幼稚園からの幼馴染か…」
幼「うん、ずっといっしょなの」ニコニコ
A子「…運命ね」
A子「ふたりは分かちがたい、運命で結ばれているの!間違いない!!」
幼「えへへ~、やっぱりそうかな?」
男「ふむ」
男(…運命、悪くない響きだな)
A子「私はふたりを応援するわ!頑張って!!」
幼「ありがと、女ちゃん。わたし、頑張る」
女(…応援。ワタシには、もう、くっついてるように、見えるッスけど)
A子「幼馴染はみんな、幸せにならなきゃ!!これ、宇宙の法則よ」
幼「えへへっ、A子ちゃん、いい人だね。おもしろいし」
A子「まあね。幸せカップルを見守るのが、私の趣味、…使命よ」キリッ
幼「A子ちゃん、同じクラスなのに知らなくて、ごめんね」
自分で見てておかしかったから、訂正。 21と22のレス、意味わかりにくくて、すみません。ID見ると分かるかもしれませんが、10レスから即興で書いてるという、意味です。
A子「ふふ、別にいいよ」
A子「…そうだ。メアド、交換しない?せっかくだから、…ね?」
幼「…いいの、ほんとに?」
A子「もちろん」ニコッ
幼「…ありがと」
A子「ほら、男君と、女さんも」
男「ああ」
女「…はい」
(メアド交換)
幼「……」ジー
幼「男ーっ!!」
幼「見て、見てっ!!男以外の人のメアドー!!」
男「よかったな」ニコ
A子「ふふっ」
女「…メアド」ジー
幼「そうだっ!」
幼「女ちゃんも、わたしとメアド交換、しよっ!」
女「……」
女「はいッス」
男「…ん、まだしてなかったのか?」
幼「うん、友だちとメアド交換するってあんましないから、思いつかなかったの」
幼「できて、うれしいな~」ニコニコ
A子「幼ちゃん…」
A子(何か、事情があるのね…)
A子「よしよし、いっぱいしましょうね。友達紹介するから」ナデナデ
幼「うん」
男「よかったな」
……
A子「みんなで交換、できたわね」
幼「うん!」ニコ
女「……」
女「…うれしいな」ボソ
男「…女さん?」
女「おわっ!!」ビクッ
男「!」ビクッ
男「…どうして、そんな驚くんだよ。こっちがびっくりしたよ。」
男「急に、静かになってどうしたんだ?」
男「…具合でも悪いのか?さっき、保健室にいたし」
女「いやいや、全然、元気ッスー!!」
女「ほら、こんなに!!」(激しく動く女)
男「…ならいいけど。…無理するなよ」
女「大丈夫ッス。ありがとう」
放置してんじゃねえよ
続けていいの?
ええで
話練って少しずつかいてみますね
男「……」
男(…A子さん積極的な人だなぁ…人見知りの幼がもうペースに巻き込まれてる)
男(…幼も打ち解けてきたみたいだな…良かった)
男(…女さん。割とぐいぐいくる感じなのに、A子さんが来てからあまり会話にまざらないな…なんでだろ?)
男「……」
幼「…あのね」チョイチョイ
A子「なあに?」ニコッ
幼「…今度から、メールしてもいいんだよね?」
A子「交換したんだし、もちろん!」
幼「…うん」パァーッ
A子「…折角だし、今度みんなで遊びましょ。で、親睦を深めるの」
A子「学校帰りに寄り道あたりから始めてね」
幼「…寄り道」
幼「…お店で買い食いしたり、ゲームセンターとかカラオケとかに行くの?」
A子「うんうん、そうよ」ニコ
幼「…マックとかサイゼリヤとかでおしゃべりするの?」
A子「そうそう♪」ニコ
幼「えへへー」
女「…友達と寄り道…」
また書きたいので
保守します
がんばれ
支援
見てるぞ
幼「…女ちゃん、どうしたの?」
女「…え、あっ、すいませんッス。ぼーっとしちゃって」
幼「…ぼーっと?…なんかうれしそうに見えたよ」
女「…嬉しいッスかぁ…」
女「そうッスね。楽しいッス」
女「友達と仲良くお話しできて」ニコッ
幼「……」
幼「女ちゃん…」ジワッ
幼「女ちゃんっ!!」ダキッ
女「…おわっ!!」
幼「わたしたち、友達だよねっ?」
女「……」
女「…もちろんッス!!」
幼「女ちゃ~ん!!」ギュッ
女「…えへへ」ギュッ
女「…ッス」
A子「…ふふっ、心温まるわね」ニコッ
男「うん、そうだな」ニコッ
幼・女「」ニコニコ
A子「私も友達よっ」
男「俺もな」
幼「…みんな、ありがと」ジワッ
幼「」グスグス
女「」ニコッ
A子「…ところで女ちゃんって何組なの?」
A子「私と幼ちゃん、男くんとはクラス違うわよね?」
女「……」
女「……」
幼「…女ちゃん?」
A子「…?」
女「…それはですね」
女「…えと…」
女「……」
幼「…女ちゃん?」
男「…どうした?」
女「…△組っス」
幼「そうなんだ」
女「ちょっと遠いわね」
キンコンカンコーン
放置してすみません。展開に詰まっちゃいまして。あとで少しずつ書いてみます。
支援!
いつの間にか続きが
・
あげ
上げ
上げ
あげ
あげ
上げ
上げ
上げ
あ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
age
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
あげ
上げ
上げ
上げ
上げ
まーた◆yR5m.gSJcか
コイツのスレじゃ乗っ取りは許されんしなぁ
つまり何としても>>1に戻ってきてもらうしかないよなー チラッ チラッ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
女「……」
幼「どうしたの?女ちゃん元気ないね?だいじょうぶ?」
A子「どうかした?」
女「なんでもないッス」ニコ
幼「そう」
男「?」
いつもの支援上げかと思ったら来てた
良かった
期待支援
あげ
あげ
上げ
あげ
上げ
上げ
上げ
上げ
あけ
上げ
上げ
もう諦めろよw
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
しゃーない。
上げ。
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
あきらめろ、もしくは自分で書け
女「チャイムが鳴ったからそろそろ帰らないとッス」
A子「そうね」
幼「うん」
幼「パンありがと」
A子「私ももらっちゃってわるいわね。ごちそうさま」
男「ごちそうさま」
女「…喜んで貰えて嬉しいッス」
女「じゃあ、またねッス!」
幼「またねー!」
A子「またね」
男「うん」
男「じゃあ帰るか…」
A子「…さて、クラスに帰りましょうか?」
幼「うん」
男「まだ余裕があるから、ゆっくり行こうな」
幼「ねえ‥男」
男「なんだ幼?」
幼「楽しいねっ」
男「うん」
A子「ふふ」
!
戻ってくると信じていた
……
女「…久しぶりに楽しかったなぁ…」
女「また幼ちゃんたちと遊びたい」
女「…」
あげ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
書こうか?
上げ
女「私も頑張らないとね」
女「…」
女「…保健室に帰ってお礼しなきゃ」
女「次の休み時間も楽しみ」
女「えへへ…」
女「さてと…こっそり移動だよ」
お、続きだ
上げ
上げ
~~~
~
バスの中
幼「今日は楽しかったなぁ…」
男「そうか…好かったな」
幼「女ちゃんやA子ちゃんと仲良くなれたよ」
男「A子さんはいい人だよ。みんなと打ち解けてるし」
男「安心して付き合っていいと思う」
幼「男は良く見てるねー。人のこと」
男「そうでもないよ」
幼「…私のためかな。ありがとうね」
男「別にいいから、楽しく学校行けよ」
男「…幼がいたほうが俺も楽しいから」
幼「私も男がいたほうが楽しい。いないとつまんないよ」
男「…」
幼「男…顔赤いね…どうしたの?」
男「…なんでもないよ!」プイッ
幼「…?」
幼「私、がんばるね…」
男「…うん、頑張れ」
幼「えへへ」
幼「おねーちゃん、ただいまー!」
幼姉「お帰りなさい幼ちゃん、男君」
男「おじゃまします」
幼「あのね…今日学校でね…」
幼姉「うん、うん…」
~~~
~
次のお昼休み
幼「男ー、ご飯行こっ!」
男「うん」
男「友も誘っていいかな?大人数で食べてもいいかも」
幼「いいよ」
友「よろしく」
A子「私もお邪魔していいかしら」
幼「いいよ。いっしょに食べよう」
友「じゃあ、裏庭行かね?いい所知ってるんだ」
A子「裏庭?」
友「ちょっとした庭園みたいなんだよ。結構いいとこでさ。見りゃわかるよ」
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
あげ
あげ
あげ
上げ
上げ
上げ
上げ
挙げ
上げ
上げ
諦めろ
あげ
上げ
もうお前がかけば?
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
上げ
死ね
上がり過ぎワロタw
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