・ショタのフィアンマくんがショタの上条くんと仲良くするお話
・時間軸過去、平行世界(=パラレル)
・キャラ崩壊注意
・ほのぼのいちゃいちゃホモスレ
※注意※
エログロ描写の可能性があります。
多分あってもエロだけです。
クソ安価鬼畜安価他、それに該当する安価は
安価下にさせていただきます。
感想・雑談はお気軽にどうぞ。
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俺は、生まれつき不運だった。
理由は不明で、どんなに調べてもわからない。
俺の傍に居ると不幸が感染る。
そんな噂が流れ始め、俺に友人は居なかった。
やがてテレビにも名前を取り上げられてしまい。
ついには、不幸の権化として傷つけられるようになった。
石を投げられてしまうのみならず。
見知らぬ男に、ナイフで刺された。
とてもとても痛い思いをして。
病院で目を覚ました俺に、お父さんはこう言った。
「…日本から逃げよう、当麻」
+
お母さんは、お家を守るといって一緒に来てくれなかった。
だから、俺はお父さんと一緒に、イタリアへ来た。
ホテルのお部屋は広くて、でも、少し寂しい。
イタリアへ来て2年程経過したが、さみしさは未だ拭えない。
「当麻、お父さんと一緒に出かけよう」
「どこいくの?」
「お父さんの仕事相手の人のところだ。確か当麻と同い年の子が居るぞ」
「……うん」
その子には嫌われないといいな。
そんなことを思いつつ、俺はお父さんと一緒に、仕事先へ行くことにした。
到着したその場所は、普通のお家だった。
やや大きな一軒家である。
大豪邸というものだろうか、と俺はうっすら思い。
「じゃあ当麻、ここを真っ直ぐ行った部屋に居る子と遊んで待っていてくれ」
「うん、わかった。おしごとがんばってね!」
交渉、という何かをするらしいお父さんは、俺を置いて別の部屋へ行く。
俺は真っ直ぐ歩き、部屋のドアをガチャリと開けた。
+
女の子が居た。
兎のぬいぐるみを抱きしめてパズルをしていた。
髪がとても長くて、背中、あるいは腰辺りまで伸びている。
「……だ、だれ」
はっとして振り返る、その瞳は赤と金の間、オレンジのような色。
どちらかといえば金色なのかもしれない。
俺のことについて話を聞いていなかったのだろうか。
怯え、緊張しているようだ。
「え、えっと…」
「………」
「おれは、かみじょうとうま」
「……かみじょうさんのこども?」
「…うん」
一歩踏み出す。
と、彼女はぬいぐるみの山に身を隠した。
人見知りなのだろうか。そんな気がする。
+
上条(ど、どうしよう)
フィアンマ(…どうしよう)
上条・フィアンマ((だれかとあそんだことないのに))
上条「おとうさんから、きみとあそんでまっててっていわれたんだ」
フィアンマ「……そうなんだ」
上条「うん」
上条・フィアンマ((きまずい))
フィアンマ「……」
上条「……」
フィアンマ「……」
上条「…お、おれのことはとうまでいいよ。…おれは、なんてよべばいい?」
フィアンマ「…、…>>10」
またお前ksk
フィアンマ…
《つい出来心で……》
フィアンマ「…、…ふぃあんま…」
上条(フィアンマって確か苗字だっけ)
上条「ん、じゃあふぃあんまってよぶな」
フィアンマ「…うん」
上条(…でもぬいぐるみから出てこない)
上条「…このぬいぐるみって、ぜんぶふぃあんまの?」
フィアンマ「…うん。おれさまの」
上条「そうなんだ。ぬいぐるみすきなのか?」
フィアンマ「…すこしはすきだよ。ただ、…だいたいはおとうさんがかってきたものだから」
上条「かいにいくんじゃないのか。ぷれぜんと?」
フィアンマ「…まあ、…うん。……おそとでられないから」
上条「? どうしてそとにでられないんだ?」
フィアンマ「……>>13」
ついに>>1の注意書にクソ安価鬼畜安価↓が追加されたか…悲しい時代(笑)になったな…
そして最近ショタスレばっかな気がするww
安価ならおれさまの体に『禁呪』っていうものが封じ込められてて、悪用されないように、って
父様が過保護で…
《今日はあっちのスレはお休みです。ショタスレばっかりじゃないよ、一部は幼児退行だから(震え声) 予防線張ってみました。あ、いつも通り連投・連続取得は良識の範囲内でご自由に》
フィアンマ「……とうさまがかほごで…」
上条「かほご、かぁ」
フィアンマ「…それに」
上条「?」
フィアンマ「…おれさまがそとにでると、…ほかのひとのこううんをとっちゃうから」
上条「……こううん?」
フィアンマ「うん。…うまれつき、せかいでいちばんこううんだから、ほかのひとをふこうにしちゃうんだ」
上条(…たいぷはちがうけど、おれといっしょなのかな)
上条「じゃあ、へやのなかでいいから、…いっしょにあそぼ!」
フィアンマ「…うん!」
上条(あ、わらうとかわいいな)
フィアンマ「なにしてあそぶ?」
上条(お、ぬいぐるみからでてきた)
上条「ふぃあんまはいつもなにしてあそんでるんだ?」
フィアンマ「ぱずると、にんぎょうあそびと、…んー。……とうまはなにがしたい?」
上条「>>16」
つレイ○ン教授
全裸レスリング
なぜ全裸なのかというと服が破れたらいけないからです
ゲーム。DS二つもってきたんだ
《俺です。急に全裸、ダメ絶対(震え声)》
上条「げーむ。DSふたつもってきたんだ」ホラ
フィアンマ「…でぃーえすってなに?」
上条「え、しらない?」
フィアンマ「うん。…あ、げーむっていうえいたんごのいみはわかるよ!」
上条「それはそうだろうけど…」
フィアンマ「…これどうやってつかうの?」
上条「ぱかってひらいて、こうするの」カチカチ
フィアンマ「ぺんでさわるの?」
上条「うん。げーむそふとはいろいろあるけど、どれがいい?」
フィアンマ「…よくわかんない。ふたりであそべるのは?」
上条「ぜんぶ」
フィアンマ「…うーん」
上条「くいずとかぱずるもあるけど」
フィアンマ「…とうまがいちばんすきなげーむでいいよ」
上条「じゃあー…>>20」
アビス
マリカー
上条「じゃあー…まりかー」
フィアンマ「かーと…れーすげーむ」
上条「くるまうんてんしていちばんをめざすげーむだよ」
フィアンマ「むずかしい?」
上条「ちゅーとりあるやればたぶんだいじょうぶ」カチカチ
フィアンマ「んー、んー…」
上条「きゃらくたー、まよったららんだむにしたらいいよ」
フィアンマ「…ん」
上条(くっぱだ)
フィアンマ「…えーぼたんがあくせる、びーぼたんがぶれーき……」
上条「…おぼえられそう?」
フィアンマ「うん、やってみる…あいてむってなに?」
上条「ばくだんとか」
フィアンマ「なげればいいの?」
上条「うん。こんぴゅーたーとかにあたるよ」
フィアンマ「ん、わかった」
フィアンマ「かったー!」
上条(ろくせんろくはい…ぜんぱい)ズーン
フィアンマ「…とうま、あしたもくる?」
上条「え?」
フィアンマ「……あした」
上条「>>23」
いや明日はお祓いしてもらうから…
お父さんが良いって言ったら……
上条「おとうさんがいいっていったら……」
フィアンマ「…いったら、きてくれる?」
上条「うん」
フィアンマ「ん、わかった」ニコ
上条(…さみしいのかな?)
刀夜「当麻、帰るぞ」
上条「あ、うん」
フィアンマ「……」ジー
刀夜「ああ、今日は当麻と遊んでくれてありがとう」ニコ
フィアンマ「……」コクン
上条「…おとうさん、あしたもきていい?」
刀夜「ん? 父さんは良いが…」
フィアンマの父親(禁書キャラ、もしくはモブ。一名指定)>>+2
ksk
キャーリサ
>>+1のコンマ一桁でキャーリサの性別決定
0〜4 女(=父親役の保護者)
5〜9 男(=父親)
まさかな
《>>28 00:02:30.1『8』 結果:男》
刀夜「明日もお邪魔しても…?」
キャーリサ「ん、一向に構わんし。打ち合わせもしばらく続けないといけないし?」
刀夜「では明日もお邪魔させていただきます。…良かったな、当麻」
上条「あ、ありがとうございます」ペコリ
上条(あかいすーつ…かっこいいひとだなあ)
キャーリサ「ほら、挨拶はどーした」
フィアンマ「……」バイバイ
上条「ん、ばいばい! またあした!」
『…とうま、あしたもくる?』
上条(…かわいいこだったな)
刀夜「それにしても、当麻が誰かに会いに行きたいと言うのは珍しいな」
上条「そうでもないよ」
刀夜「…実は当麻、あの子が好きになったんじゃないか?」
上条「なっ、」
刀夜「母さんに少し似ているしなあ。穏やかなところとか、お嬢さんっぽいところとか」
上条「う…」
刀夜「……」ニヤニヤ
上条「>>31」
でも、どうせ嫌われるから…好きになんかならない
でも、どうせ嫌われるから…好きになりたくない
おれが好きになった人は皆居なくなってきたから、もう、誰も好きになりたくない
上条「でも、どうせきらわれるから…すきになりたくない。おれがすきになったひとはみんないなくなってきたから、もう、だれもすきになりたくない」
刀夜「当麻」
上条「…なに?」
刀夜「あの子は、当麻を嫌ったりはしないよ。居なくなったりもしない」
上条「どうしてそんなことがわかるの?」
刀夜「もしかしたら聞いたかもしれないが、…あの子は、当麻とよく似ているんだ。体質が」
上条「…うんがよすぎる、だっけ?」
刀夜「ああ、そうだよ。当麻と真逆に。……だから、当麻と同じように、理由もなく怖がられたり、嫌われたりしたみたいなんだ。幸運を盗られる疫病神、なんて酷い事を、言われたり」
上条「……」
上条(やくびょうがみ、って、いわれたんだ……ふぃあんまも)
刀夜「当麻は、自分が嫌だと思った事は、誰かにしないな?」
上条「うん」
刀夜「嫌な目に遭った分だけ、人は無闇に人を嫌いになったり、嫌な事はしない。…だから、当麻があの子を嫌わなければ、あの子も当麻を嫌わないよ」
上条「…うん」
上条(おれが、きらわなければ…かぁ)
———翌日
上条「ふぃあんま」ヒョコ
フィアンマ「あ、とうま。きょうははやかったね」
上条「うん、きょうはながくあそべるよ」
フィアンマ「ん! ……とうまにあげようとおもってたものがあるんだ」
上条「もの? おれ、よくけがするからこわしちゃうかもしれないけど……」
フィアンマ「これあげる」
上条「…これは、…>>34?」
十字架(霊装)
>>33
右手で触っても壊れないカバー付き
またあなたか
上条「…これは、…じゅうじか?」
フィアンマ「うん。こううんをいれてあるんだ」
上条「こううんっていれられるの?」
フィアンマ「がんばったの」ウン
上条「そうなんだ。…ありがと。ねっくれすになってるね」
フィアンマ「ねっくれす、きらい?」
上条「ううん、ただ、はじめてもらった」
フィアンマ「つけてあげる!」
上条「ありがと」
フィアンマ「…んー」グイ
上条(…いいにおいがする。けーきたべたのかな?)
フィアンマ「できたー」
上条「ん、ありがとな」ニヘラ
フィアンマ「どういたしまして。きょうはなにしてあそぶ?」
上条「>>38」
ksk
鬼ごっこ
上条「おにごっこ」
フィアンマ「おへやだとあぶないよ? ろうかだとおこられるし、」
上条「ふぃあんまのおとうさんにね、おにわならでてもいいよっておゆるしもらったんだ」
フィアンマ「…そうなんだ」
上条「…おにごっこ、きらい?」
フィアンマ「あんまりはしったことないから、あしおそいよ」
上条「いいよ」
フィアンマ「あと、ふたりだからすぐおわっちゃう」
上条「んー…じゃあ、かくれおににしよう」
フィアンマ「かくれおに?」
上条「かくれんぼだけどね、みつかったらにげるんだ」
フィアンマ「ん、やってみる」
上条(…すかーとじゃはしりづらかったかな? でもきがえたいからまっててともいわれなかったからいいか)
上条「いーち、にーい…」
フィアンマ「…どこかくれよう」キョロ
どこに隠れる?(庭の範囲内。例:○○の陰など)>>+1
ぬいぐるみの山に潜る
フィアンマ「…うーん」キョロキョロ
フィアンマ(すてるよていのぬいぐるみのやまがある)
上条「ろーく、なーな」
フィアンマ(…もぐったらばれないかな?)ゴソ
上条「さーんーじゅう。もういいかい?」
しーん
上条「……うーん」テクテク
上条「どこだろ…?」
フィアンマ「……」シーン
上条「かくれるところけっこうあるしなあ…でもそんなにひろくないし、みつかるよな?」キョロ
フィアンマ(ばれませんように)
上条「…うーん」
どこを探す?>>+1
宝箱の中
上条「んー…たからばこかなあ?」テクテク
上条「ん、しょっ」パカッ
フィアンマ(たからばこ? あ、ごみのなかのかな)
上条「…いないなあ」シュン
フィアンマ「……」シーン
上条「……もし、かえってたらどうしよう」
フィアンマ「……」
上条「…よく、あるもんな。おれにつかまったら、ふこうがうつるから…みんな、かえっちゃうし」
フィアンマ「……、」
上条「…ふぃあんまも、おうちにもどっちゃったのかな…」グスッ
フィアンマ「…っくちゅん」
上条「!!」ガサッ
フィアンマ「あ」
上条「あ」
フィアンマ「…えへへ、みつかっちゃった」
上条「…う、ふぇ、」グス
フィアンマ「!? な、なんでなくの」
上条「か、かえってなくてよかった…」
フィアンマ「かえらないよ、とうまがおそとにいるのに」
上条「うう…」
フィアンマ「…たっちしないの?」
上条「ん、たっち」ペタ
刀夜「お昼だから一度戻ってきなさい」
上条「はーい」
フィアンマ「はーい」
上条「おなかいっぱいだな」
フィアンマ「うん」
上条「おにごっこさいかいする?」
フィアンマ「ううん」
上条「ん、そっか。なにする?」
フィアンマ「んー…>>44」
ホモセックス
おままごと
フィアンマ「んー…おままごと」
上条「おままごと?」
フィアンマ「うん。どうぐもあるよ」
上条「えぷろんとねくたい?」
フィアンマ「ん、だからしんこんさんしかできないけど」
上条「おままごとってやったことないんだよな…」
フィアンマ「おとうさんとおかあさんのまねするんだよ」
上条「うーん…じゃあおれがおとうさんでふぃあんまがおかあさん?」
フィアンマ「うん、とうまがだんなさん」ニコ
上条「だ、だんなさん…だんなさんか…」モゴモゴ
上条(じゃあふぃあんまがおよめさんか。…かわいい…)
フィアンマ「とうま、おしごといってらっしゃい」
上条「ん」
フィアンマ「ねくたいしめてあげる」クイクイ
上条「く、くすぐったい…」モゾ
フィアンマ「…いってらっしゃいのちゅーは?」
上条「ちゅ、…ちゅー、するの?」
フィアンマ「…だめ?」
上条「……>>48」
ち、ちゅー
は、はずかしいよ…///
ちょっとまてよ?ショタンマさんなのにスカートはいてるんだよな…キャーリサさん息子に女装させて
何する気!?
そういう性癖の親タイプか…流石だな
《息子でも可愛いからって女装させる親居るよね。現実的には良くないんだろうけど、大好物です》
上条「……は、はずかしいよ…///」
フィアンマ「…じゃあほっぺたにする、から」モゴモゴ
上条「…だれとでもしてるのか?」
フィアンマ「…そもそも、おままごとをしてくれるのはとうまだけだよ」シュン
上条「そ、そっか…」
フィアンマ「ぬいぐるみじゃないあいてとおままごとするの、はじめてなんだ」ニヘラ
上条「…ん。じゃあ、…えっと」
フィアンマ「……、ん」
上条(…ふにっ、ってした)ドキドキ
フィアンマ「…ひとだから、もふもふしてないね」ドキドキ
上条「…う、ん」カアッ
フィアンマ「……」
上条「……」
フィアンマ「……」
上条「…おしごといったあとってどうするの? おままごと」
フィアンマ「んー、と…>>53」
そこらへん端折る
家事
フィアンマ「んー、と…かじ」
上条「おさらあらいとか?」
フィアンマ「うん。…でもきょうはとうまがいるから、ひつようないかな」
上条「ぬいぐるみのときはしてるんだ」
フィアンマ「うん。…かえってこないから」
上条「……、…そっか」
上条「えーっと…ただいまー」
フィアンマ「おかえりなさいー」
上条(なんかほんとにおよめさんとだんなさんみたいだなぁ)
フィアンマ「んーと…」ウーン
上条「?」
フィアンマ「ごはんにする? おふろにする? それともおれさまにする?」
上条「>>55」
えーっと…フィアンマにしたらどうなるの?
上条「えーっと…ふぃあんまにしたらどうなるの?」
フィアンマ「…どうなるんだろう?」
上条「え?」
フィアンマ「にほんのどらまだとこういってたんだけど…」
上条「…うーん?」
フィアンマ「とうまはきいたことない?」
上条「…おれがみたときは、ごはんにするー、っていってなぐられてころされただんなさんだったよ」
フィアンマ「…ごはんこわいね」
上条「こわいね」
フィアンマ「ごはんはたべる、おふろははいる…」
上条「じゃあおよめさんはどうするんだろう?」
フィアンマ「…たべる?」←あながち間違っていない
上条「…はいる?」←あながち間違っていない
フィアンマ「うーん。…じゃあおふろとごはんだったらどっちがさきがいい?」
上条「>>57」
ふろはいってびーる
上条「ふろはいってびーる!」
フィアンマ「びーるすきなの?」
上条「おれはすきじゃないけど、おとうさんがすき」
フィアンマ「おいしいのかな、あれ」
上条「わかんない。『子供にはまだ早いぞ』っていって、あじもおしえてくれないし」
フィアンマ「きいろいよね」
上条「おれんじじゅーすににてるよね」
フィアンマ「…あまいのかな?」
上条「たんさんはいってるから、たんさんじゅーすみたいなあじかな」
フィアンマ「……」ウーン
上条「……」ウーン
上条「おふろあがった」
フィアンマ「ごはんどうぞ」
上条「いただきます。…ん」モグモグ
上条(ごはんとはいっても)
フィアンマ(ましゅまろとくっきーだけど)
上条「ん、おいしい」モグモグ
フィアンマ「よかった」モグモグ
上条「もうゆうがただね」
フィアンマ「……またきてね」
上条「うん、またくる!」
———帰り道
刀夜「今日は楽しかったか?」
上条「うん、たのしかったよ」
刀夜「昼間は鬼ごっこをしていたな」
上条「あのあとおままごとしたんだ」
刀夜「おままごとか…」
上条「ねえねえおとうさん」
刀夜「んー? 何だ、当麻」
上条「おふろにする? ごはんにする? それともわたし? でおよめさんえらんだらどうなるの?」
刀夜「>>59」
何か言おうとしたら笑顔の詩菜登場
《中学生相当時期も書いて良いですか…》
刀夜「そ、それはだな」
詩菜「刀夜さーん、当麻さーん」ニコニコ
上条「あれ、おかあさん?」
刀夜「母さん、どうしたんだ」
詩菜「うふふ、寂しくなって来ちゃったわ」
上条「じゃあほてるでさんにんだね」
詩菜「そうね。何のお話をしていたのかしら?」
刀夜「……」コショコショ
上条「?」
詩菜「…あらあら刀夜さん、大変だったわね」
刀夜「何と言うか迷っていたところだったんだ、母さんが来てくれて良かったよ」
上条「おかあさん、しばらくいる?」
詩菜「うん、しばらくいるつもりよ」ニコッ
キャーリサ「当麻君と仲良しになった?」
フィアンマ「……うん」
キャーリサ「…なら良かったし」ニコ
フィアンマ「…かみじょうさん、いつにほんにもどっちゃうの?」
キャーリサ「>>61」
言ってなかった?上条さんはこれからこっちに住むのよ
あ、キヤーリサ男だった
口調直しといて
キャーリサ「ん、言ってなかったか? 上条さんはこれからこっちに住むよ」
フィアンマ「! ほんと?」
キャーリサ「嘘はつかんし。…その反応を見るに、なるほど」
フィアンマ「……なに?」
キャーリサ「あの当麻君が気になっていると」ニヤニヤ
フィアンマ「…ち、ちがうもん」
キャーリサ「違うなら気にならないはずだし?」
フィアンマ「……」プイ
キャーリサ「新居を構えたら遊びに行ってもいーぞ」
フィアンマ「…うん」ニコ
——— 一週間後
フィアンマ(…ひとのおうちきたのひさしぶり。……ほてるぐらしだったのかな?)ピンポーン
フィアンマ「……でない」ウーン
ガチャッ
フィアンマ「!」
詩菜「あらあら、可愛いお客さんね。当麻さんのお友達」
フィアンマ「…はい」モゴ
上条「あ、ふぃあんま」ヒョコッ
フィアンマ「…あそびにきたの。……だめだった?」
上条「>>64」
ううん!さっそくあそぼ!
《>>63 ×お友達 ○お友達?》
上条「ううん! さっそくあそぼ!」
フィアンマ「…うん」ニヘラ
フィアンマ「てれびと…げーむがいっぱいある」
上条「おれもあんまりそとはでないから」ゴソゴソ
フィアンマ「……」キョロキョロ
上条「げーむばっかでせまくてごめんな」
フィアンマ「んん、べつにせまくないよ」
上条「なにしてあそぶ?」
フィアンマ「んー…このはこなあに?」
上条「Wiiだよ」
フィアンマ「てれびにつなぐの?」
上条「うん。げーむであそぶ?」
フィアンマ「んー…げーむはくわしくないからとうまにまかせる」
上条「>>66」
じゃあ将棋やる?
上条「じゃあしょうぎやる?」
フィアンマ「しょうぎ? ちぇすのにほんばん?」
上条「うん。こんとろーらーこうたいでうごかしたらふたりでやれるよ」
フィアンマ「ん、やってみたい」
上条「つなぐからちょっとまってて」イソイソ
上条「せんこうとこうこうどっちがいい?」
フィアンマ「こうこうがいい」
上条「じゃあおれがせんこうね。はい」
フィアンマ「…んー…」カチカチ
上条(…てがかさなってる。……ゆびほそいな…)
フィアンマ「はい、とうまのばん」
上条「ん……」
フィアンマ「…しょうぎははじめてやるからよくわかんないな…」
上条「ちぇすはとくいなの?」
フィアンマ「>>68」
とうさまと以外やったことないからわからない
フィアンマ「とうさまといがいやったことないから、わからない」
上条「そっかー…」
フィアンマ「でも、しょうぎもちぇすもなれたらだいじょうぶそう」
上条「ん、ちょっとるーるちがうだけだもんな」
フィアンマ「うん」
フィアンマ「はい、おうて」
上条「」
フィアンマ「とうまのばんだよ?」
上条「…なんでげーむつよいんだ…?」
フィアンマ「?」
上条「うう…あ、」
フィアンマ「おれさまのかちー」
上条「ぐう…」グヌヌ
フィアンマ「つぎはなにしてあそぶ?」
上条「>>70」
ジェンガ
上条「じぇんがしてあそぼう」
フィアンマ「じぇんがってがっしゃんってなるやつ?」
上条「うん。だしてくる」ゴソゴソ
上条「よいしょ」
フィアンマ「これ、つんでるときにたおれそうだね」
上条「おれもそうおもう」
フィアンマ「どっちからやる?」
上条「じゃんけんしたらまけるし、ふぃあんまからでいいよ」
フィアンマ「たおれないといいなあ…」
上条「ばらんすだよなー…」
フィアンマ「んー…」スッ
上条「きんちょうするな…」スッ
フィアンマ「…とうまのおかあさんびじんだね」
上条「そうかな?」
フィアンマ「うん。…うちはおかあさんいないから」
上条「……そっか」
フィアンマ「とうまはらいねんからいたりあのしょうがっこういくの?」
上条「>>72」
バカヤロー、俺に決められた道は無ぇ!
上条「ばかやろー、おれにきめられたみちはねぇ!」
フィアンマ「まだきまってないの?」
上条「しょうがっこうにいくかどうかもきめてない」
フィアンマ「そっか…」
上条「ふぃあんまはいかないのか?」
フィアンマ「…わかんないけど、いきたくない」
上条「べんきょうきらいじゃないんだろ?」
フィアンマ「…ともだちできないだろうし」
上条「…そんなことないよ」
フィアンマ「あるよ」
上条「……がっこういかなかったら、どうするの?」
フィアンマ「かていきょうしにおねがいしたりとか」
上条「そっか」
フィアンマ「とうまはあたまいいこのほうがすき?」
上条「>>74」
ううん。軍に入る
すまんミスった安価↓で安価↓
ふん、バカは嫌いじゃねぇぜ
上条「ふん、ばかはきらいじゃねぇぜ」
フィアンマ「ん、そっか…」
フィアンマ(…じゃあいっしょうけんめいべんきょうしなくてもいいかな)
上条(…ふぃあんまといっしょのがっこうだったらいきたいけど)
フィアンマ「……あっ」ガシャッ
上条「わっ」
フィアンマ「……くずれた。おれさまのまけ」シュン
上条「…もっかいやる?」
フィアンマ「うん!」
上条「ん、じゃあいっしょにつもうぜ」イソイソ
フィアンマ「…とうま、なんではなしかたがわいるどになったの?」
上条「>>78」
ワイルドなのは嫌いか?
男はワイルドに生きた方がモテるって木原くンが言ってたのを思い出して。
上条「わいるどなのはきらいか?」オズ
フィアンマ「ううん、とうまならきらいじゃないよ」ニヘラ
上条「そ、そっか」カアッ
フィアンマ「つぎはとうまからね」
上条「うん」
コンコン
詩菜『入っても大丈夫かしら?』
上条「うえからはこかぶせとこ。だいじょうぶー」スポッ
詩菜「じゃあ失礼しちゃうわね。はい、おやつどうぞ」
上条「くっきーやいたの?」
詩菜「そうよ、午前中にタネを作っておいたから」
上条「ありがと」
詩菜「二人で仲良く半分こして食べてね」
フィアンマ「……」コクン
詩菜「じゃあまた後でね」パタン
上条「まだちょっとあったかいな」
フィアンマ「おいしそう」ジー
上条「にこずつあるからはんぶんこできるね」
フィアンマ「うん」
上条「いただきまーす…そういえば、ふぃあんまがにがてなたべものってなに?」
フィアンマ「>>81」
虫系、果物関連
フィアンマ「むしとくだもの」
上条「くだもの、ぜんぶだめなの?」
フィアンマ「じゃむとか、どらいべりーはきらいじゃないよ」
上条「なまは?」
フィアンマ「だめ」
上条「りんごとかいちごとかも?」
フィアンマ「うん」
上条「なんで?」
フィアンマ「あおくさいから」
上条(あおくさいってどんなにおい?)
フィアンマ「…でも、それいがいはだいじょうぶ」
上条「ん、そっか。じゃあ、なにかあげるときはくだものいがいにするね」
フィアンマ「うん」
上条「……」モグモグ
フィアンマ「……」モグモグ
フィアンマ「ジェンガ、引き分けだったね」
上条「そうだね」フー
フィアンマ「…もうゆうがたか」
上条「ん…またじかんがあったらこいよ。あいにもいくし」
フィアンマ「ありがと」ニヘラ
フィアンマ「ただいま」
キャーリサ「おー、お帰り。近いからあんまり心配はしてなかったけど、無傷なよーで何より」
フィアンマ「…らいねん、おれさまはしょうがっこういくの?」
キャーリサ「>>83」
行きたいなら行かせてあげる
キャーリサ「行きたいなら行かせてあげる」ウン
フィアンマ「…いきたいわけでもないんだけど」
キャーリサ「?」
フィアンマ「…とうまとおなじしょうがっこうなら、いきたいなあ、って」
キャーリサ「ふむふむ」
フィアンマ「…ん、それだけだよ」
キャーリサ「…ま、もう少し時間がかかってから決めればいーし」
フィアンマ「うん」
上条「おとうさん」オズ
刀夜「うん?」
上条「…ふぃあんまといっしょにしょうがっこういきたい。…でも、またいじめられるかな…?」
刀夜「>>85」
ショタといえばあわきん!……オルソラも捨てがたいが……
安価下
行ってみたらいいんじゃないか?
嫌になったら途中でやめてもいい
《>>84 ×時間がかかって ○時間が経って》
刀夜「行ってみたらいいんじゃないか?
嫌になったら、途中でやめてもいい」
上条「! うん、じゃあふぃあんまのことさそってみる」
刀夜「ああ、そうしたら良い」
刀夜(…当麻にも、ようやく友達が出来て良かった)
———翌日
上条「……」ピンポーン
キャーリサ「お、よく来たし。まー入れ」
上条「おじゃまします」ペコッ
フィアンマ「…うーん?」カリカリ
上条「……はいっていい?」コンコン
フィアンマ「あ、とうま。いいよ!」
上条「なにやってるの?」ガチャ
フィアンマ「くろすわーどだよ」
上条「くろすわーど?」
フィアンマ「うん。むずかしいけど」
上条「…たしかにむずかしいな。……あ、しょうがっこういけることになったよ」
フィアンマ「おれさまもね、いきたいならいってもいいっていわれたよ」
上条「ん、じゃあいっしょにいこう」
フィアンマ「…うん!」
上条「…きょうはなにしてあそぶ?」
フィアンマ「>>88」
昼ドラごっこ
フィアンマ「ひるどらごっこ!」
上条「おままごとみたいなもの?」
フィアンマ「うん。でもどらまっぽくやるの」
上条「どらまかぁ」
フィアンマ「んー…」ゴソゴソ
上条「?」
フィアンマ「えっと、うわきあいてがこのくま」
上条「うん」
フィアンマ「でね、おれさまがくまさんとうわきするの」
上条「うん」
フィアンマ「だから、だんなさんであるとうまがおこる」
上条「うん、わかった!」
上条「…」ガチャッ
フィアンマ「あっ」
上条「…どういうことだ」
フィアンマ「…ち、ちがうの、これにはわけが」
上条「なんでいっしょにべっどにいるんだよ」
フィアンマ「……あう」
上条「しんじらんねえ。りこんだ!」
フィアンマ「り、りこん…まってすてないで」ヒシッ
上条「はなせよ!」
フィアンマ「わたしがすきなのはあなただけなの」
上条「>>90」
おまえそれなんどめだよ!まいかいまいかい…ききあきたよ!
もうげんかいなんだ!さようなら!
上条「おまえそれなんどめだよ! まいかいまいかい…ききあきたよ!」
フィアンマ「とうま、はなしをきい、」
上条「もうげんかいなんだ! さようなら!」ダッ パタン
フィアンマ「……」
上条「……こんなかんじでよかったの?」ヒョコ
フィアンマ「うん」ニヘラ
上条「さつばつしてるね」
フィアンマ「してるね」
上条「なんでべっどにはいってるとうわきなのかな?」
フィアンマ「かおzくと、こいびととしかねちゃいけないんじゃないかな」
上条「そうなのかな。…でもほいくえんだとともだちとおひるねしたりするよね」
フィアンマ「……」ウーン
上条「……」ウーン
フィアンマ「そういえば、とうまのすきなたいぷは?」
上条「うーん。…>>92」
ぱつきんボインなちゃんねー(笑)
《>>91 ×かおzくと、 ○かぞくと》
上条「うーん。…ぱつきんぼいんなちゃんねーかな!」ドヤ
上条(よくわかんないけどおとうさんがみりょくてきなんだぞっていってた!
…そのあとおかあさんにおこられてたけど)
フィアンマ「」ガーン
上条「…ふぃあんま?」
フィアンマ「……」ペタ
フィアンマ(…か、かみはそめれば…でもおっぱいがない…)
上条「…おーい?」
フィアンマ「……うう」
上条(…なんでおちこんでんの?)
フィアンマ「……おおきくするもん」
上条「…ぎゅうにゅうのむとしんちょうおおきくなるらしいよ?」
フィアンマ「しんちょうじゃなくて」
上条「?」
フィアンマ「…ん、つぎはなにしてあそぶ?」
上条「>>94」
さっきのは冗談でほんとはフィアンマみたいなのが
すきなのさ!
あ、遊び? うーん…オセロやろ
上条「あのね」
フィアンマ「?」
上条「さっきのはじょうだんで、ほんとはふぃあんまみたいなのがすきなのさ!」エヘヘ
フィアンマ「…、…とうま」
上条「…えへへ。…あ、あそび? うーん…おせろやろ」
フィアンマ「…うん、おせろやろう」イソイソ
上条「じゃあおれくろね」
フィアンマ「さきやっていいよ」
上条「ん、はい」パチ
フィアンマ「んー…」パチ
上条「……」
フィアンマ「…とうま」
上条「ん?」
上条(うおお、かどっことられた!)
フィアンマ「おおきくなったら」
上条「なったら?」
フィアンマ「…おれさまとけっこんしてくれる?」オズ
上条「えっ」
上条(け、けけけけっこ、)
フィアンマ「…いや?」
上条「い、いやじゃないよ!」
上条(けっこんしたらふぃあんまがおれのおよめさんになるんだよな?
あの、おままごとみたいになるんだよな? まいにちおしごといくまえにちゅーしたりとか、)カアッ
フィアンマ「……してくれる?」シュン
上条「>>96」
鼻血出して気絶→フィアンマの膝枕で起床
上条「け、っこ、…ん、」パタッ
フィアンマ「!? と、とうま!?」
上条「」
フィアンマ「ふにゃ、ち、っ、ちまみれ、あう、うう、お、おとうさんたすけて!!」ワタワタ
目が覚めると、涙目のフィアンマが居た。
枕がちょっぴり硬い。…フィアンマのお膝のようだ。
上条「ぅん…?」
息が苦しい。
鼻に何か詰まっているようだ。
口の中いっぱいに血の味が溜まっていて、気持ち悪い。
フィアンマ「あ、おきた。よかった…」
上条「うう…?」
フィアンマ「あのね、とうま、はなぢだしてたおれたんだよ」
上条「…おぼえてない」グシグシ
フィアンマ「にじかんくらいねてたかな」
上条「ん、ごめん」
フィアンマ「…だいじょうぶ?」
上条「うん」
フィアンマ「ぐあいわるかったの?」
上条「>>98」
せっかく遊びにきてくれたのにねててごめん
《>>87 参考で少し台詞変えますね…》
上条「せっかくあそべるじかんだったのに、ねててごめん」シュン
フィアンマ「ううん、だいじょうぶ」
上条「でも…」
フィアンマ「またあそべばいいんだよ。きょうでさいごじゃないんだから」
上条「…うん、そうだね」ニヘラ
フィアンマ「……」フー
上条「…ふぃあんま」
フィアンマ「?」
上条「…けっこん、してもいいよ。お、おれの、およ、およめさんになってください」
フィアンマ「! うんっ」
上条「ただいま」ガチャ
詩菜「お帰りなさい当麻さん。鼻血出したって聞いたけど、どこかぶつけちゃったの?」
上条「ううん、ちょっといろいろあっただけ」
刀夜「お帰り、当麻。楽しかったか?」
上条「うん。…あのね」コショコショ
刀夜「ん?」
上条「ふぃあんまとね、おおきくなったらけっこんしようねっておやくそくしてきたんだ」コショコショ
刀夜「>>100」
ほほー!やるなぁ当麻
刀夜「ほほー! やるなぁ、当麻」
上条「えへへー」
詩菜「あらあら、何のお話?」
上条「おかあさんにはまだないしょ」
刀夜「男同士の話というやつだよ、母さん」
詩菜「もう。母さん寂しいわ」クスクス
——— 一年後
上条「ふぃあんま、がっこういこう」
フィアンマ「うん」ヒョコ
上条(…そういえばなんでだんしせいふくなんだろう?)
フィアンマ「とうま」
上条「ん?」
フィアンマ「…あんまりおともだちつくらないでね」
上条「…なんで?」
フィアンマ「…>>103」
安価↓
俺様には当麻しかいないもん・・・
フィアンマ「…おれさまにはとうましかいないもん…」
上条「……」キュン
フィアンマ「……」シュン
上条「…うん、あんまりつくらないようにする。
……でも、ふぃあんまもともだちつくれよ」
フィアンマ「できないよ」
上条「そんなことないよ。ふぃあんまいいこだし」
フィアンマ「…そうかな」
上条「うん」
フィアンマ「とうま」
上条「ん?」
フィアンマ「…て、つないでがっこういこう」
上条「……、」
フィアンマ「…だめ?」
上条「>>105」
え、う、うん…
>>105
ダメのうんなのか
OKのうんなのか
OKのつもりですの
上条「え、う、うん…」
フィアンマ「ありがと」ニコ
上条「…はい」
上条(ふ、ふこうがうつりませんように!)キュッ
フィアンマ「…んっ」キュッ
フィアンマ(こううんをとりませんように!)
上条「……あったかいね」
フィアンマ「…うん。とうまのて、おれさまよりちょっとおっきいね」
上条「そうかな」
フィアンマ「うん」
上条(…ゆびほそい)
上条「きょうしつついた」
フィアンマ「ん…」ソッ
上条「きょうのいちじかんめなんだっけ?」
フィアンマ「>>109」
道徳
道徳
しょうがっこういちねんせいのじかんわり、げつよういちじかんめはどうとくがせおりーキリッ
フィアンマ「どうとく」
上条「道徳かぁ」
先生「授業始めますよー」
上条「はーい」
先生「今日は、暴力について考えましょう」
上条(ぼうりょく。なぐったりけったり?)
先生「暴力は振るってはいけないものです。何故だと思いますか?」
フィアンマ「……」チラ
上条「……」
上条(え、おれいけんいうのきたいされてるの? ええーっと…)
先生「自由に、思ったことを素直に言ってみてください」
上条「……」ハイ
先生「どうぞ、上条君」
上条「>>113」
ぼうりょくをふるったらやられたがわもやりかえしてあたらしくぼうりょくがうまれるだけだから、ぼうりょくはいけないとおもいます
上条「ぼうりょくをふるったら、やられたがわもやりかえしてあたらしくぼうりょくがうまれるだけだから、ぼうりょくはいけないとおもいます」
先生「そうね、そして、暴力を振るわれたらとっても痛くて、辛くて、悲しくなります」
上条「……」ドヤー
フィアンマ「……」ニヘラ
上条「……」テレテレ
先生「他にも理由が書いてあるので、テキストを開いて読みましょう。はい、3ページを開いてください」
上条「……」ペラ
フィアンマ「……」ペラ
フィアンマ「とうまかっこよかった」ニコ
上条「…そうかな」エヘ
フィアンマ「にじかんめはなんだっけ」
上条「>>116」
いちねんせいげつようのにじかんめはしゅうじ
にじかんめはこくごだろ
そういやそうだわサンクスあぶね
《イタリアの小学校教育さっぱりわからん…日本準拠でいきますね》
上条「にじかんめはこくごだろ」
フィアンマ「…こくご…」
上条「にがて?」
フィアンマ「ううん、あんまりすきじゃないだけ」
上条「すきなじゅぎょうってなんだ?」
フィアンマ「おんがくだよ」
上条「おんがくかー…」
フィアンマ「とうまはおんがくにがて?」
上条「あんまりうたとくいじゃないから…」
フィアンマ「……」カリカリ
上条「……」カリカリ
フィアンマ「……」ウトウト
上条「…ねちゃだめだぞ」
フィアンマ「うん…」
上条「……」
フィアンマ「…きょう、かえりにあそぼう」
上条「>>119」
うん!
上条「うん!」
フィアンマ「…えへへ」
———放課後
フィアンマ「……」ゴソゴソ
上条「んにゃー」ゴソゴソ
フィアンマ(かえるよういできた)
フィアンマ「とう、」
女の子「かみじょうくん、きのうはありがと」
上条「え?」
女の子「みっけりあ、たすけてくれたでしょ?」
上条「あ、あのにゃんこか。だいじょうぶだった?」
女の子「うん! それでね、」
フィアンマ「………、」
女の子「おれいしたいから、わたしのおうちこない?」
上条「>>122」
ごめんね、今日は先約があるんだ。また今度ね
うん!いくいく!
上条「うん! いくいく!」
女の子「えへへ、ありがとー」ニヘラ
フィアンマ「……、…」テクテク
女の子「わたしのおうちがっこうからちかいんだ。かえるじゅんびは?」
上条「おわってるよ」
上条(…あれ? ふぃあんまいない)キョロ
———公園
フィアンマ「…とうまはわるくない」キィ
フィアンマ「…あのこのおれいのほうがだいじだったんだから」キィ
フィアンマ「とうまはわるくない…」キィ
フィアンマ「…とうまは、わるくないんだ…」キィ
>>125「君、一人?」
オティヌス、オッレルス
しいなさん
フィアンマ「…え?」
詩菜「ふふ、やっぱりフィアンマ君一人だったのね。危ないわ、公園に一人は」キィ
フィアンマ「……、…」
詩菜「…悩み事?」
フィアンマ「……」フルフル
詩菜「…緊張しなくていいの」ニコ
フィアンマ「…とうまくんのおかあさん」
詩菜「ええ、なぁに?」
フィアンマ「……とうまくんはきょう」
詩菜「当麻さんは、女の子のお家にお出かけ中」
フィアンマ「……、…そう、ですか」
詩菜「当麻さんがね、フィアンマ君に会ったら謝ってって言ってたわ」
フィアンマ「……」
詩菜「本当は、先約があるべきだと言わなきゃならなかったのにごめんね、って」
フィアンマ「………とうまくんがきめたゆうせんじゅんい、ですから」シュン
詩菜「>>128」
kskst
ごめんね、あの子断れない子なのよ
ちゃんと叱っとくわね
そうだ!今日はウチでご飯食べない?
詩菜「ごめんね、あの子断れない子なのよ。…ちゃんと叱っとくわね」
フィアンマ「…ん、いや、でも、」
詩菜「そうだ! 今日はウチでご飯食べない?」
フィアンマ「え、」
詩菜「お父様にはご連絡しておくから、どう?」
フィアンマ「…じゃあ、おじゃまします」コクン
詩菜「今日はシチューの予定なの。ホワイトシチューは嫌いかしら?」
フィアンマ「きらいじゃないです」フルフル
詩菜「そっか、じゃあしばらく待っていてね」
フィアンマ「お、おてつだいします」
詩菜「そう? じゃあー…ルーをパキパキ割ってもらっても良い?」スッ
フィアンマ「…はい」パキパキ
フィアンマ(…もっとこまかくしたほうがいいかな?)
詩菜「フィアンマ君がお嫁さんに来てくれたら楽しくなる…けど、男の子だものね…」
フィアンマ「…>>130」
じゃあお婿にきます…
フィアンマ「…じゃあおむこにきます…」
詩菜「そう? ふふ、ありがとう」ニコ
詩菜(…当麻さんの体質と正反対だから、調度よくなる…かな?)
フィアンマ「…これでいいですか」スッ
詩菜「うん、大丈夫よ。ありがとう」ニコ
フィアンマ(…おれさまにもおかあさんがいたら、こんなかんじなのかな)
上条「ただいま…あ」
フィアンマ「……」
上条「…えう、えっと…」モゴモゴ
フィアンマ「…たのしかった?」
上条「>>133」
えっとあのごめんなさい
上条「えっと、あの、ごめんなさい」
フィアンマ「…うん」
詩菜(何だか刀夜さんとの学生時代を思い出すわ)ホノボノ
詩菜(…じゃなくて怒らなきゃ)
詩菜「当麻さん、お約束は約束した順番通りに守らないとね?」
上条「…はい」
詩菜「フィアンマ君落ち込んでたのよ?」
上条「…ごめんね」
フィアンマ「…ん」コクン
詩菜「お手伝いありがとう、ご飯が出来上がるまで遊んでいてね」ニコ
フィアンマ「はーい」
上条「……」
フィアンマ「……」
上条(きまずい)
フィアンマ「…ねこみてきたの?」
上条「う、うん。…かわいかったよ」
フィアンマ「どんなねこがいちばんすき?」
上条「>>135」
フィアンマみたいな猫
上条「ふぃあんまみたいなねこ」
フィアンマ「…おれさまみたいなねこ?」
フィアンマ(…あかねこ?)ウーン
上条「かわいいから」ニヘラ
フィアンマ「…にゃ?」
上条「」ゲブッ
フィアンマ「」
上条「う、し、しぬ…」
フィアンマ「う、と、とうまくんのおかあさん! とうまがはなぢでしんじゃう!」
詩菜「あらあら、何をしていたのかしらー?」
上条「…うう」
フィアンマ「…だいじょうぶ?」
上条「>>137」
大丈夫。まだギリギリ大丈夫。HPまだ1残ってゆから…!
上条「だいじょうぶ。まだギリギリだいじょうぶ。HPまだ1のこってゆから…!」グッ
フィアンマ「…えいちぴー?」
上条「ひっとぽいんと」
フィアンマ「たいりょく?」
上条「うん」ハフー
フィアンマ「あかいねこみつけたらとうまにおしえるね」
上条「うん、ありがと」
上条(そういうことじゃないんだけど)グシ
フィアンマ「おゆうはんありがとうございました」
詩菜「お口に合って良かった」ホノボノ
フィアンマ「じゃあ、きょうはかえります」
詩菜「うん、じゃあまたね」
上条「またね、ふぃあんま」
フィアンマ「うん」バイバイ
フィアンマ「ただいまっ」
キャーリサ「おー、お帰り」
フィアンマ「どうやったらねこになれるかな?」
キャーリサ「>>140」
ねこ?
…ふむ。ではフィアンマをかわいいねこたんにしてやるし。
ほれつ猫耳カチューシャ、尻尾、ヘソだし猫服、猫ぱんつ、猫ブーツ、肉きゅう手袋
キャーリサ「ねこ?」キョトン
フィアンマ「ねこ」コクン
キャーリサ「…ふむ。ではフィアンマをかわいいねこたんにしてやるし」フムフム
フィアンマ「!」
キャーリサ「ほれ」つ猫耳カチューシャ、尻尾、ヘソだし猫服、猫ぱんつ、猫ブーツ、肉きゅう手袋
フィアンマ「きればいいの?」
キャーリサ「ん。…ついでにあのとーまにも見せてやればいーし」
フィアンマ「ありがとう」ニヘラ
フィアンマ「…んしょ、きれた。…とうま、にかいのへやにいるかな…?」コンコン
上条(ん? いま、まどたたかれた?)
フィアンマ「とうまー」コンコン
上条「なにー」ガチャッ
フィアンマ「うみゃー」←一式装備
上条「>>142」
ごぶっ………
(……おれは『ソレ』を見た時、吐血した。はなぢもいっぱいでた。
HPダメージカウントなぞガン無視で、即死系攻撃だった。
薄れ行く意識の中、赤い猫さんがおれを心配していた……)
上条「ごぶっ……」
上条(……おれは『ソレ』を見た時、吐血した。
はなぢもいっぱいでた。
HPダメージカウントなぞガン無視で、即死系攻撃だった。
薄れ行く意識の中、赤い猫さんがおれを心配していた……)
上条「…はっ」ガバッ
フィアンマ「ふにゃっ」ゴチン
上条「あうっ、いたっ」
フィアンマ「いたた…」
上条「…あれ? ふぃあんま?」
フィアンマ「…ん、まどつたってきたの」
上条「………」メソラシ
フィアンマ「とうまがあかねこすきだっていったからね、ねこさんになったんだ。
……なんでめぇそらすの? に、にあってない?」
上条「>>144」
に、にあってるよ!(なんだろうおちんちんがいたくなってきた)
上条「に、にあってるよ!」
上条(なんだろう、おちんちんがいたくなってきた)モゾ
フィアンマ「そっか、よかった」ニヘ
上条(うう、ちょくしできない)
フィアンマ「…もふもふ」モフッ
上条「んきゅ、」
フィアンマ「……」モフモフ
上条(…てぶくろもふもふする)モフ
フィアンマ「…とうま、ずぼんもこってなってるよ?」
上条「…な、んでだろう?」
フィアンマ「…うーん」
上条「……」ムクリ
フィアンマ「…びょうきかな?」
上条「ええ…」
フィアンマ「かにさされたとか」
上条「さされないとおもうよ、こんなところ」
フィアンマ「…うーん。……どうしたらいいかな」
上条「>>146」
ちょっとママに聞いてくる
上条「ちょっとママにきいてくる」
フィアンマ「うん、まってるね」チョコン
上条「うう、あるきづらい…」モタモタ
詩菜「あらあら当麻さん、どうしたの?」
上条「あのね、ちょっとこまってて」
詩菜「なあに?」
上条「ふぃあんまがかわいいかっこしててね、みてからね、おちんちんがいたいんだ」
詩菜「」
上条「あるきづらいし、かたいし、…どうしたらもとにもどる?」
詩菜「>>148」
えーっと…お父さんになら知ってるわ
詩菜「えーっと…お父さんなら知ってるわ」ウン
上条「じゃあおとうさんにおでんわしてもらってもいい?」
詩菜「うん、ちょっと待っててね」アセアセ
詩菜「……はい、繋がったわよ」スッ
上条「ありがとう、もしもし」
刀夜『当麻、何かあったのか? またいじめられ、』
上条「だ、だいじょうぶだよ」
刀夜『そうか、良かった…何か用事があるのか?』
上条「あのね、かわいいかっこうのふぃあんまみてからおちんちんがかたくなってね、」
刀夜『ふむ』
上条「いまずきずきしていたいんだ。…どうしたらいい?」
刀夜『>>150』
あー、お爺ちゃんの裸を思い浮かべてごらん
刀夜『あー、お爺ちゃんの裸を思い浮かべてごらん』
上条「おじいちゃん?」
刀夜『そう、お爺ちゃんだ』
上条「………」
上条(うげー)オエー
刀夜『…どうだ?』
刀夜(これで萎えないと将来が不安になるな)
上条「…あっ、なおった!」
刀夜『良かったな、もう大丈夫だぞ』
上条「ん、ありがとうおとうさん」ピッ
詩菜「治って良かったわ」ニコ
上条「うん!」タタタ
フィアンマ「……」ダラーン
上条「ただいま」ガチャッ
フィアンマ「なおった?」
上条「うん、なおった!」ニヘラ
フィアンマ「ん、よかった」ギュー
上条「わぷ、」
上条(お、おじいちゃんのはだかおじいちゃんのはだか!)
フィアンマ「にゃー」ギュー
上条「……」
フィアンマ「…んー」ウトウト
上条「>>152」
(パパのウソツキィィィィ!!!!!)
安価↓
(イタタタタ…おちんちんが…)
この歳で男相手に性欲を持て余すとか真性のホモじゃないですかーやだーもっとやれ
《今日はここまで》
上条(イタタタタ…おちんちんが…)
上条「うう、だめだ、おじいちゃんさくせんきかない…」
フィアンマ「……ん、そろそろもどる」
上条「そ、そっか」
フィアンマ「またあした、がっこうでね」フニャン
上条「…うん、またあしたね!」ニヘラ
———翌日
上条「ふぃあんまー」
フィアンマ「ん、」ガチャ
上条「がっこういこう」
フィアンマ「うんっ」
上条「ふぁあ…」
フィアンマ「きのうはねれなかったの?」
上条「あんまり…」ウツラウツラ
フィアンマ「…おれさまのせい?」シュン
上条「>>156」
乙安価↓
違うよ。大丈夫
上条「ちがうよ。だいじょうぶ」
フィアンマ「…ほんとに?」
上条「うん」ニコ
フィアンマ「…ん」ホッ
———校庭
上条「しょくぶつのしゃせいかー」キョロ
フィアンマ「…むずかしいね」
上条「はなとかでいいんだよね」
フィアンマ「はな、いっぱいあるよ?」
上条「うーん…」
フィアンマ「…あ」
猫「にゃーん」
フィアンマ「まよいねこかな」
上条「のらかな」
猫「にー」スリスリ
フィアンマ「んん、くすぐった…」
上条「どうしよう?」
フィアンマ「んー…せんせいにいったらほけんじょにつれていかれるかな…」シュン
上条「>>159」
ほけんじょにつれてかれるとだれかにひきとってもらえないばあいはまとめてガスでころされちゃうんだよね…?
フィアンマのとこではかえないの?
上条「ほけんじょにつれてかれると、だれかにひきとってもらえないばあいはまとめてガスでころされちゃうんだよね…?」
フィアンマ「うん…」
上条「ふぃあんまのとこではかえないの?」
フィアンマ「おとうさんにきいてみないとわからない」
上条「じゃあきょうきいてみるとか」
フィアンマ「うん。…どうかくそう」
猫「なーん」
フィアンマ「…あう。ついてくる」
上条「どこかでおとなしくしててもらおう」
フィアンマ「…うーん」イソイソ
———教室
上条「かくせたの?」
フィアンマ「うん。おすわりしててね、っていったんだ」
上条(どっかいったりしそうだな…)
フィアンマ「にじかんめってなんだっけ…」ウーン
上条「>>161」
体育
上条「たいいく」
フィアンマ「じゃあきがえないと…っくしゅ、」
上条「さむい?」
フィアンマ「んー…かぜひいたかな」
上条「まだちょっとさむいからしかたないよ」
フィアンマ「うん…」
上条「ん」ゴソゴソ
フィアンマ「んー」ゴソ
男の子「なあ、おまえ、ほんとはおんなだったりしないの?」
フィアンマ「えぅ、」
上条(…ふぃあんまはおんなのこじゃないのか?)
男の子「ちょっとずぼんぬいでみろよ」ニヤニヤ
男の子2「ぱんつもぬげよ」ニヤニヤ
フィアンマ「う……」ジワッ
上条「>>163」
そーだそーだー!脱げよーゲヘヘ
安価↓
やめろよギロッ
上条「やめろよ」ギロッ
男の子「かみじょうにはかんけいないだろ」
男の子2「くびつっこんでくんなよ」
上条「ふぃあんまいやがってるだろ」
男の子「ひーろーのつもりかよ」
上条「……、」
上条(…べ、つに、そんなつもりじゃ、)
男の子2「…おれ、おまえのことてれびでみたことあるぜ」
上条「っ、」
男の子「なにそれ?」
男の子2「こいつ、ふこうの、」
ぱん、と乾いた音がした。
フィアンマが、俺の悪口を、不幸体質について言わせまいと、少年を平手で叩いた音だった。
小さい右手が震えている。
俺は呆然としたままに、フィアンマを見た。
泣きそうな顔をしている。自分が脱げと言われた時より、よほど。
フィアンマ「………」
男の子2「い、って…」
少し遅れて痛みがやってきたのか、少年がぼろぼろと泣き始めた。
フィアンマ自身、何故打ったのかわからないといった様子で、目を伏せた。
泣き声の大きさに反応して、先生が教室に入ってくる。
先生「何があったんだ? 喧嘩か?」
男の子「こいつがあべらるどをたたいたんだ」
フィアンマ「……」
男の子2「い、いたいよぉ…」
先生「…どうしてそんなことをしたんだ? 暴力は振るっちゃいけないという話はしただろう?」
フィアンマ「…、……」
上条「>>166」
こいつらがフィアンマにパンツ脱げ脱げって
しつこくて 証拠もありますし。つボイスレコーダーカチッ<オマエオンナナンジャネーノ?パンツヌゲヨー
ショタ条くん策士わろた
上条「こいつらがフィアンマにパンツ脱げ脱げってしつこくて。証拠もありますし」つボイスレコーダーカチッ<オマエオンナナンジャネーノ?パンツヌゲヨー
男の子「」
男の子2「」
上条(…いじめられたときようのがやくにたった、かな)ホッ
先生「…上条君とフィアンマ君は体育館に行って良いぞ。お前らはお説教だ」
男の子「」
男の子2「」
———体育館
フィアンマ「…とうま」クイ
上条「ん?」
フィアンマ「…さっきはありがとう」
上条「>>169」
当たり前の事をしただけだよ
上条「あたりまえのことをしただけだよ」
フィアンマ「…ん」
上条「ふぃあんまも、ありがとな」
フィアンマ「?」
上条「…ほら、おれのたいしつのこと」
フィアンマ「…たいしつは、とうまわるくないもん」
上条「……うん」
フィアンマ「……」
上条「……」
フィアンマ「…やっぱりかみきったほうがいいのかな」
上条「え、きるの?」
フィアンマ「ながいから、おんなだっていわれるんだ」シュン
上条「……ふぃあんまはおんなのこじゃないの?」
フィアンマ「? おれさまはおとこだよ」
上条「」
フィアンマ「……とうま?」
上条「>>171」
な、なんだってー!?ΩΩΩΩ
(お、おれはおとこをすきになっていたというのか……!)
何でスカート履いてたの?(可愛いけりゃいいや)
上条「な、なんだってー!?」ガーン
女の子「かみじょうくんたちのちーむはつぎのつぎだよー?」
上条「あ、うん、うるさくしてごめん」
上条(お、おれはおとこをすきになっていたというのか……!)
フィアンマ「………」
上条(だってすかーとはいてたし…あ、でもおとこでもさいずがあればすかーとははけるのか…)
フィアンマ「……とうまー?」
上条(たしかにおとうさんもおかあさんもふぃあんま"くん"ってよんでたけど…でも…)
フィアンマ「…とうまー」オーイ
上条(でも、かわいいのはかわんないしなぁ…うー…)
フィアンマ「…とうま、」クイクイ
上条「わぷ、」
フィアンマ「…とうま、どうしたの?」
上条「>>174」
(・・・フィアンマはフィアンマだしべつにいいよね)
上条(…ふぃあんまはふぃあんまだし、べつにいいよね)
上条「ちょっとかんがえごとしてただけだからだいじょうぶ」
フィアンマ「ん、そっか…」
上条「…せっかくながいのに、かみきっちゃうのもったいないよ。なんかそんなきがする」
フィアンマ「……」
上条「……ん」
フィアンマ「…とうまは…」
上条「ん?」
フィアンマ「とうまは、かみながいこのほうがすきなの?」
上条「…おれはふぃあんまならなんでもいい、かな」ヘラ
フィアンマ「…えへへ」
上条「どっちぼーるかー…」
フィアンマ「…ぼーるこわい。……、…とうま」ヒシッ
上条「>>176」
俺が守ヘブッ
トウマクンアウトー
上条「おれがまもへぶっ」
審判係<トウマクンアウトー
上条「」
フィアンマ「…うう、…おいてかないで…」
上条「ご、ごめん…」トボトボ
上条(よ、よし、がいやからないやのひとあててもどろう)
フィアンマ「……」フルフル
上条「…ぼーるこねえ」ズーン
男の子「ぼくのうしろかくれていいよ!」
フィアンマ「…いいの?」
男の子「うん。ぼく、けっこうきゃっちするのうまいんだ」
フィアンマ「…ありがとう」
上条「……」
フィアンマ「……」チラ
上条「>>178」
……ボールキタ
…そーかそーか。そんなにキャッチうまいんなら後ろからでもキャッチしてみろやぁあああオルァアア
むー…(なんかイライラする)
上条「……」ボールキタ
フィアンマ(…とうま、なんかおこってる…?)
上条「…そーかそーか。そんなにキャッチうまいんなら後ろからでもキャッチしてみろやぁあああオルァアア!」ブンッ
フィアンマ「わっ」サッ
男の子「ぼーるはや、いたっ! っていうかかみじょう、みかたにこうげきしてどうすんだよ!」
上条「……まちがえたんだ」メソラシ
フィアンマ(…ちがうきがする)
男の子2「なんだ、なかまわれかー?」
男の子「かみじょうがまちがえたんだってさー」
上条「……」ムスー
———放課後
フィアンマ「ねこさん」
猫「にゃーん」ノソノソ
フィアンマ「ん、ちゃんといたね。いいこいいこ」ナデナデ
上条「……」ムゥ
フィアンマ「…とうまはなにおこってるの?」
上条「>>181」
怒ってない。
……フィアンマ、俺のこと好き?
上条「おこってない」
フィアンマ「……」
猫「うみゃーん」
上条「……ふぃあんま、おれのことすき?」
フィアンマ「うん、だいすきだよ」ニヘラ
上条「……ほんとうに、だよな?」
フィアンマ「? うん。とうまがいちばんすきだよ。あ、でもおとうさんもすきだけど」
上条「…ならいいんだ」
フィアンマ「ん、かえろ!」
上条「かえろ」キュッ
フィアンマ「ただいまー」
キャーリサ「おー、お帰り」
フィアンマ「ねこかってもいい?」
猫「うみゃーん」ヒョコ
キャーリサ「>>183」
可愛い!OK!
キャーリサ「可愛い! OK! とりあえず風呂に入れてくるといーし」
フィアンマ「うん!」
猫「なーん」
フィアンマ「おふろはいろう」
猫「にー」ゴロゴロ
上条「ただいま」
刀夜「お帰り当麻。今日は母さんお出かけしてるから、晩御飯は父さんが作るぞ」
上条「そうなんだ。…おとうさん」
刀夜「ん?」
上条「ふぃあんまがほかのことなかよくしてると、なんだかむかむかするんだ」
刀夜「ほほう」
上条「ふぃあんまにいらいらするんじゃなくてね、なんか、ふぃあんまとなかよくしてるこがいやなんだ」
刀夜「……」ニヤニヤ
上条「…なんでかな?」
刀夜「>>186」
それはね……恋だよキラーン
そういうのはな、嫉妬っていうのさ
厄介で扱いにくい感情だ。
当麻もいつかわかるだろうが、その感情に振り回されないようにな。ロクなことにならないから
刀夜「そういうのはな、嫉妬っていうのさ」
上条「しっと?」
刀夜「ああ。厄介で扱いにくい感情だ。当麻もいつかわかるだろうが、その感情に振り回されないようにな。ロクなことにならないから」
上条「…うん」
刀夜「簡単に言うと、ヤキモチだよ」
上条「おかあさんがいつもやいてるやつ?」
刀夜「はは、そうだな」
上条「そっかー…」
刀夜「間違っても、それでいらいらしたからといって、フィアンマ君に八つ当たりしちゃダメだぞ?」
上条「うん、それはだいじょうぶだとおもう」コクン
———翌日
フィアンマ「おはよ、とうま」
上条「おはよ。ねこどうなったんだ?」
フィアンマ「かってもいいって」
上条「ん、よかったな。なまえつけたのか?」
フィアンマ「>>188」
カッツェ
フィアンマ「かっつぇ、ってつけた」
上条「かっつぇか」
フィアンマ「うん。おとうさんがつけたの」
上条「ふぃあんまはなまえうかばなかったのか?」
フィアンマ「ねーみんぐせんすにじしんなかったから…」
上条「おんがく…」
フィアンマ「りこーだーきらい?」
上条「よくわかんない」
フィアンマ「ここをゆびでおさえながらふくんだよ」
上条「…」ピー
上条(なんかちがう)
フィアンマ「…うーん」
上条「どうかしたのか?」カリカリ
フィアンマ「なんのえをかくかうかばなくて」
上条「>>190」
俺はフィアンマの絵描いてるけど
またお前か
《俺です(震え声)》
上条「おれはふぃあんまのえかいてるけど」
フィアンマ「…じゃあおれさまはとうまかく」ニヘラ
上条「…うん」ニコ
フィアンマ「……」ジー
上条「……」カリカリ
フィアンマ「……」カリカリ
上条「……」フー
フィアンマ「……」ジー
上条「……」カリカリ
フィアンマ・上条「「できたー」」
上条「みせて」ソワソワ
フィアンマ「はいっ」スッ
上条「>>193」
…写真?すごっ…
こ、こえぇぇぇ!!!!
上条「…しゃしん? すごっ…」オー
フィアンマ「みつめながらがんばった」エヘ
上条「ふぃあんま、え、じょうずなんだな」
フィアンマ「…えへへ」
上条「…へへ」
フィアンマ「とうまのもみせて」ソワソワ
上条「あんまりうまくないぞ?」
フィアンマ「べつにうまくなくてもいいよ。みたいんだ」
上条「じゃあ…はい」スッ
フィアンマ「……」
上条「……」ドキドキ
フィアンマ「>>196」
こんなにかわいくないよ?
フィアンマ「こんなにかわいくないよ?」キョトン
上条「ふぃあんまはかわいいよ」
フィアンマ「……」ウーン
上条「すくなくとも、おれにはかわいくみえてるんだよ」
フィアンマ「…ありがとう?」
上条「ん!」
上条「ただいまー」
詩菜「お帰りなさい、当麻さん。今日は何か良い事あった?」
上条「とくになかったけど、きょうもふぃあんまといっぱいはなしたよ」
詩菜「そう、良かったわね」ニコニコ
上条「あと、ふぃあんまのおうちでねこかいはじめたんだって」
詩菜「猫?」
上条「うん。ちゃいろいねこでね、かっつぇっていうんだって」
詩菜「そう、今度見てみたいわ」ホノボノ
>>198-200の範囲で投票(番号で。一人一票でお願いします)
1.7年後、厨二病にかかった上条君とフィアンマ君
2.9年後、高校生上条さんと引きこもり妻フィアンマさん
1
あえて2
2
あれから、九年も経った。
時間の流れとは早いもので。
俺は家を出て、一人暮らしを始めた。
高校に行くにあたって、一人暮らしをした方が近かったからだ。
親からはバイトをしなくて良いと言われたので、仕送りを元に自炊して生活している。
上条「…はー」
やるべきレポートがどっさりと積まれている。
レポートは非常に手間がかかるので、正直に言って好きになれない。
上条「……」
中学の時。
フィアンマはいじめに遭った。
守っても守っても、俺が居ない時に虐げられれば、庇いきれず。
その結果として、フィアンマは高校へは行かないと告げ、現在は高校卒業認定試験を受けるべく勉強をしているはずだ。
元々頭は悪くなかったので、心配はしてない。
どちらかといえば。
守りきれなかった後悔の方が強くて。
だから、俺は住所を告げずに、フィアンマの前から去った。
親にも言わないでくれと口止めをした。
俺と関われば、中学時代を思い出す。
中学時代を思い出せば、きっと、苦しい記憶に苛まれてしまう。
上条「…課題、やるか」
ピンポーン、という音がした。
インターフォンのそれだった。
誰だろうか、と思いつつ、念の為に銃をポケットに突っ込む。
強盗だった場合、戦わなければならないだろう。
がちゃ。
上条「……え?」
フィアンマ「…こういう時は何というんだったかな。……来ちゃった、で良いのか」
上条「……何で…」
フィアンマ「…>>203」
当麻、俺様を娶れ
・・・約束を忘れたとは言わせんぞ
フィアンマ「……約束を忘れたとは言わせんぞ」
上条「…約束?」
思い当たる節が無い。
思考停止しながら、ひとまず拳銃を片付ける。
フィアンマを相手に戦う必要は一切無いからだ。
昔のことを思い返してみる。
何か、約束をしただろうか。
『…おれさまとけっこんしてくれる?』
『…けっこん、してもいいよ。お、おれの、およ、およめさんになってください』
『! うんっ』
上条「…もしかして、あれか?」
出会ってから小学校に入るまでに、そんな約束をした気がする。
いつしかそれを忘れていて。
それでもフィアンマは大事な幼馴染だったから、中学時代はずっと守っていた。
守らなければならないとも思っていた。
フィアンマ「…思い出したか?」
フィアンマは髪を切ったようだ。
セミロング程度になっており、肩につくかつかないか程度の長さ。
僅かに顔が赤くなっている。恐らく、間違い無いだろう。
上条「……でも、俺と一緒に居ると、……色々思い出して、辛いだろ」
フィアンマ「>>206」
居ない方が辛い
全く、相変わらずバカだな?
…俺様は当麻がいない方があの時よりも辛いんだ。
だから、もう離さん。ギュッ
フィアンマ「全く、相変わらずバカだな?」
困ったように笑って。
フィアンマは、唇を噛み、軽く舐めて。
そうして、深呼吸の吐息と共に告げる。
フィアンマ「…俺様は当麻がいない方が、あの時よりも辛いんだ」
上条「フィアン、」
フィアンマ「だから、もう離さん」
ぎゅっ、と。
ほとんど抱きつくようにして、フィアンマは上条に抱きついた。
上条はおろおろとしながら、ひとまず、抱きしめ返す。
上条「う、…えっと、…とりあえず、中、入れよ」
促し、一旦離れて。
上条を追って家に入り、後ろ手でフィアンマは鍵をかけた。
荷物の詰まったバッグを手に、上条の後を追って、リビング兼寝室へ足を踏み入れる。
漫画やらゲームやら、課題やらが散乱し、積まれていた。
正直に言って、散らかっている。お世辞にも綺麗とは言えない。
上条「散らかってて悪いな、来るのわかってたから片付けたんだけど」
フィアンマ「…まあ、足の踏み場はあるんだ、良いだろう」
上条「……ところで、そのバッグは?」
フィアンマ「ん? 着替え等一式だよ。今日からここに住む」
上条「>>209」
「」
なん…だと…?
《>>207 ×わかってたから ○わかってたら 上条さんエスパーかよ…すみません、今日はここまで》
上条「なん…だと…?」
衝撃発言に、上条は驚愕を隠せなかった。
遊びに来た、近くに住む、ならまだしも、一緒に住むとはどういうことか。
確かにこの家、もといアパートメントの部屋は二人暮らしで丁度良い位の間取りだが。
フィアンマ「何か不都合でも?」
上条「不都合というか、」
フィアンマ「安心しろ、家事は出来る。一通り学んだからな」
上条「いやでも、」
フィアンマ「………まさかとは思うが、恋人でも、居るのか?」
落ち込んだ声で、フィアンマはそう問い掛けた。同棲する予定の相手が居る、恋人を部屋に招きたいのならば、同居を断られるというのは当たり前の事だからだ。
へどもどしている上条を見つめ、フィアンマはバッグをベッド脇に置いた。
フィアンマ「………恋人がいるのなら、…仕方ないが」
上条「>>212」
いや、そういうことじゃなくてだな
いやいや、いないよ!フィアンマ以外好きにならないからね!俺!
上条「いやいや、いないよ! フィアンマ以外好きにならないからね! 俺!」
落ち込んだ様子のフィアンマに、上条はほぼ条件反射で言葉を返す。
幼い頃から、フィアンマに落ち込まれるのは苦手だった。
泣かれてしまうと何も言えなくなるし、鬱々とされると慌てる。
フィアンマはというと、上条の返答に安堵したのか、表情を和らげた。
フィアンマ「…ん、そうか。なら、此処に住んでも何の問題もないな」
上条「……まあいいか…でも金がちょっと足りないんだよな」
仕送りを節減すれば二人分賄える…かと思った上条だったが、計算上僅かに足りず。
バイトをするべきか、と首を傾げる上条に、フィアンマは緩く首を横に振る。
フィアンマ「金ならある」
上条「あるのか?」
フィアンマ「父さんが俺様に甘いのはわかっているだろう」
上条「なるほどな」
つまり仕送りか、と上条は頷く。
手持ちもある程度ある、とのことで、生活費の心配は要らなそうだった。
最悪バイトをすればどうにかなるだろう、という上条の軽い考えも手伝って。
フィアンマ「話は決まったな。さて、掃除をしよう」
上条「…掃除すんの?」
フィアンマ「当麻は課題を先に片付けた方が良いな」
言いつつ、フィアンマは散らばっている本を、まずは本棚に詰め始めた。
彼はなかなかに神経質であり、歪んでいるものは叩いて直そうとしたり、ごたごたとしているものは捨てて解決しようとしたりする。
綺麗に片付けてもらえるならいいか、と上条はレポートをやることにした。
一時間後。
レポート二つ目と部屋掃除が終わったのは、ほぼ同時だった。
ついでにバッグの中身である着替えなどもしまったらしく、フィアンマは空っぽになったバッグを壁にかけた。
服の間に埋もれてしまっていたハンガーの有効活用だ。
上条「ふー…」
フィアンマ「ん…終わらないのか?」
上条「>>214」
悪いな、何のもてなしも出来ないで
上条「悪いな、何のもてなしも出来ないで」
フィアンマ「唐突に訪問した俺様に非がある。気にするな」
上条「と、言われてもなー…あ、冷蔵庫の中身勝手に飲んで良いぞ」
フィアンマ「少し貰う」
時刻は午後七時。
フィアンマは台所へ移動し、冷蔵庫の中にあったアイスコーヒーをいただくと共に、食材を見やる。
上条は自炊派(というよりも仕送りの中でなるべく余裕を持たせようとすればそうなる)なので、食材は豊富にあった。
フィアンマ「…んー」
とりあえずトマトソースを作れば良いだろう、と簡単に結論付けて、フィアンマは玉ねぎとベーコンをまな板に置く。
戸棚からカットトマトの缶詰を取り出し、玉ねぎのスライスを始める。
台所から聞こえる小気味よい包丁の音に、上条は最終ページに入ったレポートをさっさと終わらせ、台所へ移動した。
上条「…大丈夫なのか?」
フィアンマ「家事は出来ると言っただろう」
上条「それはそうだけど…」
上条は心配そうにフライパンを取り出して手伝う。
指を切りはしないだろうか、という不安感で胸が満たされている。
ましてや、玉ねぎのスライスはうっかり指を切る切り方だ。
上条「怪我すんなよ?」
フィアンマ「だから大丈夫だと、あ」
会話に気を取られた為か、包丁の切っ先が僅かに指の腹を掠めた。
怪我をしないよう切れる包丁を使用していた為、それが仇となる。
さほどの痛みは無いが、鮮血が滲みだしてきた。
フィアンマ「……言った傍からすまない。だが、まあ、あれだよ、人は間違える生き物だ」
上条「>>216」
全くもう…気をつけろよな…あむチュー
上条「全くもう…気をつけろよな…あむ」チュー
フィアンマ「………、」カアッ
上条「んー…」
フィアンマ「…当、麻」モゴ
上条「ん? あ、沁みたか?」
フィアンマ「……」
上条「…フィアンマー?」
フィアンマ「…、…」ザクッ
上条「……」
上条(…照れてる?)
フィアンマ「…当麻、炒めてくれ」
上条「え? あぁ、うん」
上条「んじゃ食べるか」
フィアンマ「そうだな。…ん?」
上条「?」
フィアンマ「…首にかかっているが、……あの時に渡したネックレスをまだ持ってくれていたのか」
上条「>>218」
当たり前だろ?
上条「当たり前だろ?」
上条の首元には、僅かに光る十字架。
カバーに覆われたその霊装は、上条の体質故、幸運を付与する効果は、打ち消され、本当は無い。
けれども、世の中にはプラシーボ効果というものがあり。
上条はこれを身につけていれば不運でなくなると、そう考えてきた。考えている。
そのことを除いても、フィアンマからのプレゼントを捨てられる訳もなかった。
のんびりとした笑みと共に返され、フィアンマは口ごもる。
上条「俺の宝物だからな」
フィアンマ「…、そうか」
照れを誤魔化すようにフィアンマは食前の祈りを済ませ、食事を口に運ぶ。
上条も同じく食前の祈りを適当に済ませ、食事を始めることにした。
そうして、午後十一時。
課題がどうにか全て終わり、上条は眠るべく学校の用意、即ちレポートをバッグへ詰める。
フィアンマは就寝前の歯磨きを済ませ、上条のところに戻って来た。
ベッドは一つしかない。感覚的に日本人ではない二人には、布団という発想もない。
上条「…一緒に寝る、のか?」
フィアンマ「…ダメか?」
上条「>>220」
フィアンマはイヤじゃないか?
上条「フィアンマはイヤじゃないか?」
シングルベッドに二人で眠る。
どちらも特別身体を鍛えている訳でもないし、極端に肥満体型という訳ではない。
しかしながら、シングルベッドが広くないのは確実で。
つまり、普通体型の二人が横たわれば、狭いのだ。
必然的に密着する事になり、隣に人が居る狭さに耐えなければならない。
それは辛くないのか、と上条は自分の事は置いておいて、フィアンマに問いかけた。
フィアンマは肩をすくめて小さく笑う。
フィアンマ「イヤなら最初から言っていると思うがね」
上条「…それもそうか。狭いけど我慢してくれよな」
笑みと緊張を感じ取りながら、上条はこくんと頷いて。
先に横たわり、壁際の方へなるべく寄る事にした。
壁はひんやりとしているが、少しでもベッドスペースを空けてやりたい。
程なくして、部屋の電気が消えた。
正確には、フィアンマが消したのだった。
彼はそのまま、壁へ顔を向けている上条の背中近く、空きスペースへと横たわる。
そっと腕を伸ばし、上条の身体を抱きしめた。
ドキドキとしながら、上条は目を瞑る。
上条(…懐かしいな)
中学卒業年次後半には、フィアンマはもう学校へは来ていなかった。
それからしばらく、顔をあわせていなかったのだ。
だから、こうして触れ合うのも、話すのも、本当に久しいことだった。
上条(…寝れねえ)
そういえば幼い頃は彼に抱きつかれただけで勃起していたな、と思い返す。
あの頃は彼のことを女の子だと思っていた。
上条「……もう寝た、か?」
フィアンマ「>>222」
イヤ
フィアンマ「いや、まだだ」
上条「…そっか」
フィアンマ「…昔を思い出すな」
上条「ガキの頃な…」
フィアンマ「……」
上条「…友達になってくれて、ありがとな」
フィアンマ「……、」
上条「後、…俺の為に、…名前も思い出せないけど、アイツ殴ってくれたこととか」
フィアンマ「……当麻の体質は、当麻のせいではないからな」
上条「まあ、そうなんだけどさ」
そろり、と手が這う。
こそばゆさを覚えながら、上条はフィアンマの右手を、自分の右手で握った。
同い年なのだが、好みの食べ物に少々差異があった為、上条の方が身体的発達はきちんとしている。
男性らしく少し太くはなったものの、やはり細い指だな、と上条は思った。
思い切り力を入れたら、本当にあっさりと折れてしまいそうな。
フィアンマ「……礼なら、俺様の方が言いたい位だ。…当麻が、俺様に世界を教えてくれた。友達になってくれた。……幸運を盗る無意識の悪癖を取り除いてくれた。中学時代、ずっと、守ってくれた。……ありがとう」
上条「>>224」
礼なんかいらねぇよバーカ
上条「礼なんかいらねぇよ、バーカ」
フィアンマ「…当麻」
上条「俺が、…俺が、そうしたかったんだ」
出来る限り身体を張った、代わりに戦った。
けれど、守りきれなかった。
手足を折られ、松葉杖をつきながら挨拶をしてくるフィアンマに、何度も泣きそうになった。
自分は決して、主人公(ヒーロー)にはなれない。
好きな子一人さえ、守りきれない自分には、救ってやれない自分には、その権利がない。
上条は、手に力を込めて、きゅっと握った。
上条「…だから、お礼なんか言う必要ないんだよ」
完全に守りきれたのなら、照れつつも礼を受ける事が出来る。
が、そうでなければ、満足いく結果でなければ、虚しさを思い出すだけだ。
フィアンマ「……ん。…おやすみ」
上条の背中に額をくっつけ、フィアンマは目を瞑る。
上条はそれから一時間、鬱々と回想するのだった。
気がつけば寝入っていた。
上条は目を覚まし、騒がしい目覚ましを止める。
良い匂いがしていた。
のろのろと起き上がる。
ぐしゃり、と髪を掻いて台所を見やると、フィアンマが眠い目を擦って立っていた。
正確には朝食を作っているようだ。スクランブルエッグが出来上がっている。
フィアンマ「…ん、起きたのか。体調は悪く無いか?」
上条「>>226」
おう、体は熱いし頭ガンガンに響いてるしでロックな気分だ……ぜ
上条「おう、体は熱いし頭ガンガンに響いてるしでロックな気分だ……ぜ」
ふふふ、と不気味な笑い声を漏らす上条。
残念ながらその文句から読み取れるのはどう見ても発熱及び頭痛である。
フィアンマはぐしぐしと目元を擦り、朝食にラップをかけて片付ける。
そうして上条に近寄ると、自分の前髪を手で退け、ぺた、と額同士をくっつけた。
上条「ッ、」
キスが出来そうな超至近距離に、上条は思わず息を止める。
フィアンマは彼と額をくっつけたまま、しばし考える素振りを見せて。
フィアンマ「…熱だな。微熱とはいえ、用心に越した事は無い。寝ろ」
上条「いや、でも今日学校、」
フィアンマ「学業と身体と、どちらが大切なんだ?」
ほら寝ろ、とフィアンマは存外強い力で上条をベッドへ押し込む。
市販の風邪薬の瓶を出してくれ、中身を飲めば治って学校へ行ける、という上条の訴えを聞かず、フィアンマはクローゼットから掛け布団を出す。
上条の身体に既にかかっている毛布の上へ重ねて掛けると、その傍らの椅子に座った。
フィアンマ「……学校に連絡だけして寝ろ」
上条「……」
渋々、といった様子で、上条は枕元の携帯電話を手にし、学校へ連絡する。
体調不良により欠席の旨を伝え、携帯電話を元の場所へ戻した。
上条「…微熱、位…大丈夫だって…」
フィアンマ「…当麻が倒れるのは、嫌なんだ」
上条「>>229」
フィアンマも心配症だなフフッ
そういやもうショタじゃないんだよなぁ…安価↓
・・・分かったよ、俺の負けだ
看病頼むな?(イケメンスマイル)
《>>229 しーっ…!》
上条「…分かったよ、俺の負けだ」
仕方ないな、と上条は小さく笑う。
一度フィアンマが考えたことを覆すのは難しい。
それに、自分が体調不良ということは事実で。
倒れる恐れも、絶対的には否定出来ないからだ。
上条「看病頼むな?」
穏やかで優しい笑みを浮かべる上条を見、フィアンマはそっと視線を逸らす。
上条の落ち着いた笑みは格好良いので、じっと見ていると照れてしまうのである。
フィアンマ「…ん、任せて寝ろ」
フィアンマは看病をしたことがない。
父親は体調不良ということがほとんど無かったからだ。
故に、経験は無いけれども、知識だけは充分にある。
寝入った上条を見やり、フィアンマはいそいそと買い出しに出かけるのだった。
ブロードとゼリー、スポーツドリンクを購入してきた。
ブロードを鍋に空け、細かいパスタを入れて煮込む。
最後にパルミジャーノを摺って入れれば出来上がり。
イタリアの代表的な病人食である。日本で言うところのお粥に当たるものだ。
上条「ん…」
三時間程眠り、上条は目を覚ました。
傍らではフィアンマが椅子に座り、うとうととしている。
コンソメのような良い匂いに僅かに反応しつつ、上条は欠伸を噛み殺した。
フィアンマ「…おはよう。食欲は?」
上条「>>233」
特にない
フィアンマを性的に食べたい
上条「フィアンマを性的に食べたい」
くぁ、と欠伸を漏らしつつ、上条はそんなことを言った。
熱が多少下がったとはいえ、まだ微妙に熱はある。
熱に浮かされた頭が、まともな思考など出来る筈もなかった。
トンデモ発言に、フィアンマは視線を彷徨わせてあからさまに動揺する。
フィアンマ「…せい、」
上条「……」
ちら、とフィアンマに視線を向け。
病気によって理性の抑えられている上条は、ふらふらと立ち上がる。
そうしてフィアンマに近寄ると、ひんやりとした彼の首筋に触れた。
身をかがめ、彼の首筋や頬をぺろぺろと舐める。
熱い舌に首筋をなぞられ、熱っぽい吐息を零し、フィアンマはふるふると首を横に振った。
フィアンマ「ん、…そういう、のは、まだ早い」
ぐ、と身体を押され。
上条はぼんやりとしながら壁に手をつき、身体を支える。
上条「>>236」
へーペロペロ
俺のコレがこんなんになっちまったんだ 鎮めてくれよ…ギンギン
上条「俺のコレがこんなんになっちまったんだ。…鎮めてくれよ…」
熱と欲情の篭った声。
上条はふらつかないようこらえながら、自分の股間に手をかける。
する、と下ろし、下着も引き下ろすと、ブルン、と勃起した上条自身が揺れた。
天に向かって反り立つソレは、熱く脈打っている。
上条はフィアンマの手を優しく掴み、そうして、そんな自分自身に触れさせた。
フィアンマは困惑のままに上条を見上げる。
彼は十代にしては珍しく性欲が少ないタイプなので、自慰の経験すら少ないのだ。
フィアンマ「…鎮める、と言われても…」
上条「……」
フィアンマ「…どうすれば良いんだ?」
上条「>>239」
カマトトぶんなよ!わかんだろ?!コレを!掴んで!上下にコキコキするんだよォォ
口で…
上条「口で…」
おずおずと、上条はそう要求した。
エロ本や保健の教科書程度、最低限の性教育程度の知識なら頭にある。
要求に首を傾げ、ひとまず、フィアンマは小さくあーんと口を開けた。
小鳥が餌を欲しがるような控えめな開け方に一瞬和みながらも、上条は続けて強請る。
上条「…で、口に、その、俺のを、」
フィアンマ「……ん?」
ぱく、と先端を、カリを口に含み。
上条自身先端は、フィアンマの生ぬるい口腔の中、唾液に浸る。
上条「は、ぁ」
ぞくぞくとした快楽に、上条は小さく体を震わせる。
フィアンマは慣れない様子で、ぴちゃぴちゃと舌を這わせた。
酷く拙い口戯に物足りなさそうな表情を浮かべる上条を見やり、フィアンマは手を使う。
普段自分が自慰をする時程度の握り加減で、ゆっくりと上下に扱きながら、先端を舐め、吸い付く。
フィアンマ「ん、ん…きもひいい、か?」
上条「>>242」
もっと奥までいけるか…?
ひょっとしてはじめて?グイグイ
上条「ひょっとして初めて?」
頷くと共に、上条は僅かに腰を揺らす。
ぐいぐいと上条自身を押し込まれ、フィアンマはどうにか耐える。
発熱で理性の薄れている上条は、欲望に振り回されやすい。
上条「は、」
フィアンマ「ん、む…はじ、めひぇに決まって、いるだろう」
上条「ん、ん…そう、だよ、な」
上条は手を伸ばし、フィアンマの頭を撫でる。
息が苦しく、徐々に快楽がこみ上げてきた。
上条「っあ、出、」
言い切らない内に、射精した。
びゅく、びゅくっ、と数度に分けて白濁が放たれる。
喉に苦々しい精を放たれ、げほげほとフィアンマは咳き込んで離れる。
上条「あ、」
フィアンマ「けほ、っ、げほ…!」
上条「>>245」
もぉいっちょォォガボッ
今度は俺の番だ・・・な・・・(バタッ
上条「今度は俺の番だ…な…」バタッ
フィアンマ「」
上条「…すー」
フィアンマ「…当麻の馬鹿」ゲホ
上条「……」パチ
フィアンマ「……」ウトウト
上条「……」チラ
フィアンマ「……」スゥ
上条(とんでもないことをしてしまった。やばい。これは嫌われる。不味い。非常に不味い)
フィアンマ「ん…」パチ
上条「あっ」
フィアンマ「……ん…」グシグシ
上条「>>248」
安価↓
ごめんなさいでした!ゴンゴンゴンゴン
上条「ごめんなさいでした!」ゴンゴンゴンゴン
フィアンマ「」
上条「うううう」ゴンゴン
フィアンマ「……」
フィアンマ(…当麻が壁に頭をぶつけている…?)ウトウト
上条「も、もうしないから! 約束するから!」
フィアンマ「ん…?」
上条「う…」
フィアンマ「…さっきの、か…?」
上条「………」ズーン
フィアンマ「……」
上条「いや、その、違うんだよ、その、ムラムラしてて、最近ヌいてなくて、それで」
フィアンマ「……」
上条「……ごめんな?」
フィアンマ「>>251」
ゆ る さ ん 北斗、百烈拳!アタタタタタタタ
(もうしない・・・?もしかしてあんまり良くなかったのか・・・?)ジワッ
フィアンマ(もうしない…? もしかして、あんまり良くなかったのか…?)ジワッ
上条「」
上条(き、気持ち悪かったとかかな。逆の立場だったら…いや、俺はフィアンマのならいいけど、フィアンマはそうじゃないかもしれねえし)
フィアンマ(初めてか、とも聞かれた。…逆説的に言えば、慣れているように思われていたのか)ジワジワ
上条(ど、どうすればいいんだ)
フィアンマ「…っ、」ポタ
上条「……フィアンマ、…その…」
フィアンマ「…いいんだ、俺様が悪い」
フィアンマ(そう思わせてしまうような何かがあったんだろう。…男を誘うような要素があるように見えたんだ)グス
上条「」
上条(本気で泣き入ってる、えええどうしよう)
上条はどうする?>>+2
あああああああああかわいいなああああああああ
st
抱きしめて謝ろうと近寄って こけてキス
謝らなければ。
抱きしめて、もうしないから、と真面目に謝罪しなければ。
上条は慌ただしい思考の中そんな結論を出し、一歩を踏み出す。
上条「フィアンマ、本当にごめ、っうお」
腕を伸ばす。
抱きしめようとした。
ズボンがきちんとあがっていなかったのだろう、だるだるとしていて。
その布地がバッグへと引っかかり、上条は勢い良くこけた。
上条「ん、」
フィアンマ「っ、ん」
つんのめった結果、顔が先に前に出た。
泣いていたフィアンマは上条が近づいてきたことすら気づかずに。
唇同士が、重なった。
一瞬が永遠に引き伸ばされたような気分に、感覚に、なる。
上条は、思わず瞑っていた目を開けた。
薄い唇に、口付けている。
誰の?
決まっている、この部屋には上条と、もう一人しか居ないのだから。
上条「っ…」
そっと、口を離す。
心臓が自己アピールタイムだとばかりにバクバクと鳴っていた。
ああ、これがドキドキするというやつなのだな、と上条は思う。
フィアンマ「…とう、ま」
上条「………」
髪色以上に真っ赤になったフィアンマが、一歩後ずさる。
上条も同じように、真っ赤になっていた。
上条「……>>257」
安価↓
えっとそのえっと、や、やわらかいな!
じゃなくて!ご、ごめん
上条「……えっとそのえっと、や、やわらかいな! じゃなくて! ご、ごめん」アセアセ
フィアンマ「………っっ」
上条「…熱で、頭おかしく、なってて、だから口で、とか、頼んじまって、その」
フィアンマ「……」
上条「あ、でも、気持ちよかったです。…いやそうじゃないよな」
フィアンマ「……」
上条「今さっきのは、抱きしめようとしたんだけど、転けて…」
フィアンマ「……」
上条「…せめてもっとムード欲しかった、よな。本当にごめん」
フィアンマ「……」モゴモゴ
上条「……ん…?」
フィアンマ「……>>260」
俺様はあんなことするのは初めてだし!
当麻以外にするつもりないからな!
それだけはおぼえとけ!
フィアンマ「……俺様はあんなことするのは初めてだし!」
上条「…」
フィアンマ「当麻以外にするつもりないからな!」
上条「…、」
フィアンマ「それだけは覚えとけ!」グスッ
上条「……」ギュー
フィアンマ「…っ」
上条「……初めてかどうかとか聞いてごめん」ギュウ
フィアンマ「……」ギュウ
上条「あと、初めてなのにやってくれてありがとな」
フィアンマ「…ん」コク
上条「……そういえば良い匂いするんだけど」
フィアンマ「ブロードを作ったんだ。とはいえ、スープを購入してパスタとチーズを入れただけだが」
上条「ん、食べる。温めてきてくれるか?」
フィアンマ「わかった」テクテク
上条「……」モグモグ
フィアンマ「……」ジー
上条「>>263」
あのー…そんなに見られてると食べづらいんですけど…
ああ!そんな泣くな泣くな!
もういくらでも見てて良いから泣かないで!
上条「あのー…そんなに見られてると食べづらいんですけど…」
フィアンマ「……」ジワ
上条「ああ! そんな泣くな泣くな!」
フィアンマ「……」グシ
上条「もういくらでも見てて良いから泣かないで!」
フィアンマ「…ん」
上条「…美味いよ」ヘラ
フィアンマ「…そうか」
フィアンマ(……良かった)ニヘラ
上条(…可愛い)
上条「それにしても、どこかで習ったのか? 料理とか、家事とか」
フィアンマ「>>265」
パパ…お父さんが教えてくれた
フィアンマ「パパ…お父さんが教えてくれた」ウン
上条「フィアンマのお父さん家事得意だったっけ?」
フィアンマ「男手一人で育てていれば得意も何も無いだろう」
上条「それもそっか」
フィアンマ「まあ、細かい部分は本で覚えたが」
上条「本?」
フィアンマ「ほら」っ家事万能なお嫁さんになるための効率的方法
上条「」
フィアンマ「…?」
上条「…それ、買うの恥ずかしくなかったか?」
フィアンマ「>>267」
当麻の為なら!
フィアンマ「当麻の為なら!」グッ
上条(嬉しいような、申し訳ないような)モグモグ
上条「ん、ありがとな」ハイ
フィアンマ「片付けてくる」イソイソ
上条「…寝すぎると寝れねえな」グテー
フィアンマ「先程薬を飲んだし、その内眠くなるだろう」
上条「んー、そうだよな…」グダグダ
フィアンマ「……」
上条「……」
フィアンマ「……」ゴソ
上条「…何読んでんの?」
フィアンマ「占いの本だが」
上条「へー。…相性占いとかあるのか?」
フィアンマ「後ろの方に」ピラッ
上条「俺とフィアンマの見てくれよ」
フィアンマ「ん…」ペラ
上条「…相性ってどうなんだ? 俺達の」
フィアンマ「>>269」
運命の人です!身体の相性もばっちりで
一同セックスしちゃえばもう離れられないかも!
特にツンツン黒髪のちょっと不幸な男の子と
赤い髪の男か女か分からない感じの子は最高です。
幼なじみならグーッド
フィアンマ「『運命の人です! 身体の相性もばっちりで
一度セックスしちゃえばもう離れられないかも!
特にツンツン黒髪のちょっと不幸な男の子と
赤い髪の男か女か分からない感じの子は最高です。
幼なじみならグーッド』……だそうだ」
上条「」
フィアンマ「……」
上条「や、やけにピンポイントだな」
フィアンマ「…そうだな」モゴ
上条「…まあ、結果が悪くても関係無いとは思うんだけど、やっぱり結果が良いと嬉しいな」
フィアンマ「当麻は占いは信じる方だったか?」
上条「楽しい方だけ信じる感じだな」
フィアンマ「そうか」
上条「何か気をつけるべきこととかないのか?」
フィアンマ「んー…こういうことをするとケンカになりやすい、のようなことは書いてあるが」
上条「どんな内容なんだ?」
フィアンマ「>>271」
セックスレス
フィアンマ「せ、」
上条「…せ?」
フィアンマ「セックスレス」ボソ
上条「……、」
フィアンマ「……」
上条「……」
フィアンマ「……」チラ
上条「あ、あーあー、ネムクナッテキター。おやすみ」バッ
フィアンマ「……」モゾ
———翌日
上条「全快したし、体も拭いたし、学校行ってくるな」
フィアンマ「ん。…遅くなるか?」
上条「ならないとは思うけど」
フィアンマ「……」クイ
上条「…ん?」
フィアンマ「>>273」
いってらっしゃいのチュー
いってきますのちゅーがまだだグイ
フィアンマ「いってらっしゃいのチュー」
上条「…す、するのか?」
フィアンマ「しないのか?」
上条「……」
フィアンマ「…当麻」
上条「…ん」チュ
フィアンマ「んっ」チュ
上条「じゃあ、行ってきます」ニヘラ
フィアンマ「いってらっしゃい」
上条「愛してるよ、フィアンマ」
フィアンマ「…俺様も」ニヘラ
———学校
男子「はよ、上条」
上条「おー、はよ」
男子「何かつやつやしてるな。いいことあったのか?」
上条「>>276」
久々に信号に一回も引っかからなかったんだ
上条「久々に信号に一回も引っかからなかったんだ」
男子「おお、十字架効果来たんじゃねえの?」
上条「だと良いんだけどな」
男子「あの信号に必ず引っかかる上条が引っかからないとか奇跡だな」
上条「うるせえなー」グデー
男子「そうそう上条」
上条「あん?」
男子「今日アミントレの家でAV見るんだけど、お前も来る?」
上条「あー…」
上条(…前なら喜んだだろうけどな)
男子「今日はネタもあるってさ」
上条「ネタ?」
男子「ゲイビ。見ねえ?」
上条「>>278」
へー面白そうダナー
《やっぱり上フィアはかわいい。今日はここまで》
上条「へー面白そうダナー 」ダルーン
上条(こ、…後学の為に…見ておくべきか?)
男子「んじゃ、また後で」
上条「おー」
———放課後
男子「それじゃ行こうぜ」
上条「そうだな」
———ゲイビ鑑賞中
上条「」
上条(うわ痛そう)
男子「すげえ痛そう…」
上条(挿れられてる方泣いてるな…うーん…フィアンマとスるのは厳しい、か…?)
フィアンマ「っくし、」クシュン
フィアンマ「…風邪が感染ったか?」ウーン
フィアンマ「…ん、」カチカチ
男子「じゃあまたな」
上条「おう、また明日な」
上条(夕方になっちゃったな…ん? メール?)
『今何処に居るの』
上条(心配させたかな…電話しよう)プルルル
フィアンマ『当麻?』
上条「遅くなってごめん、今帰り道歩いてるとこだから」
フィアンマ『…誰と何してたんだ?』ムゥ
上条「>>281」
ごめんな、友達に遊び誘われちゃって
連絡するべきだったな、ほんとにごめんチュー
チューって電話なわけだが・・・
《やっと鯖復活した…食い過ぎでダウンしてました》
上条「ごめんな、友達に遊び誘われちゃって」
フィアンマ『……』ムー
上条(拗ねてるな…お、ついた)ガチャリ
フィアンマ「ん、」プツッ ツーツー テクテク
上条「連絡するべきだったな、ほんとにごめん。ただいま」チュー
フィアンマ「…ん、お帰り」ギュウ
上条「んー…何か良い匂いするな」
フィアンマ「ラザニアを焼いたんだ。…病み上がりには厳しかったか?」
上条「いや、大丈夫だろ。割と元気だしさ」テクテク
上条「……」モグモグ
フィアンマ「……」ジー
上条「美味い。正直自分で作るのが一番だと思ってたけど、二番目に降格する位美味い」ヘラ
フィアンマ「…そうか」
上条「…日中は何してたんだ?」
フィアンマ「何だと思う?」
上条「>>284」
ゲーム?
上条「ゲーム?」
フィアンマ「よくわかったな」
上条「何のゲームやってたんだ?」
フィアンマ「脱出ゲームだが」
上条「ああ、あの無理ゲーな…」
フィアンマ「そんなに難しく無かったぞ?」
上条「アイテムどこにあった?」
フィアンマ「クローゼットの裏に回ったらメモがあったな」
上条(……浮気したらすぐバレそうだな…しないけど)
上条「勉強は大丈夫なのか?」
フィアンマ「んー…>>286」
父上の会社継ぐから…
必要な事はもう覚えたしな…
フィアンマ「んー…父上の会社継ぐから…」
上条「」
フィアンマ「必要な事はもう覚えたしな…」ウーン
上条「……高校卒業認定試験はどうなったんだ?」
フィアンマ「ああ、あれか。もう受けたし、合格認定も貰ったぞ」
上条「」
フィアンマ「…だから、大学に行く気分になれば、…当麻と一緒に行けるかもしれないな」モゴモゴ
上条「……俺、頑張って飛び級する…」
フィアンマ「別に無理をしなくても良いと思うのだが」モグモグ
上条「……そっか、会社継ぐのか」
フィアンマ「…?」
上条(…じゃあ、やっぱり将来的には彼女というか婚約者と結婚して、子供産んでもらって、そっちに行っちまうのかな)ズーン
フィアンマ「…当麻?」
上条「………」
上条(…いや、でも今が楽しければ…いい、よな。そうだよ、俺の都合でフィアンマの人生を、…これ以上滅茶苦茶にしちゃダメだ)
フィアンマ「……当麻ー?」
上条「あっ、ああ、何?」
フィアンマ「>>288」
婚約者は当麻ってことになってるからよろしく
当麻、まさか将来の心配をしているのか?
俺様が当麻を見捨てるはずないだろう?
大丈夫、例えどんなに当麻が無能でも無理矢理俺様の会社に入社させてやるキリッ
む?何か違ったか?
フィアンマ「婚約者は当麻ってことになってるからよろしく。…とはいえ、用意してもらうのは心の準備位なものだが」
上条「」
フィアンマ「…」モグモグ
上条「…フィアンマさん? 今何て?」
フィアンマ「だから、当麻が婚約者だということになっていると、」
上条「いや、だって、それは不味いだろ」
フィアンマ「何が」
上条「何がって、」
フィアンマ「養子ができない、相続権がない等の制限はあるが、結婚は可能だ」
上条「子供居ないと困るだろ」
フィアンマ「優秀な部下を見つけて継がせれば良い。そちらの方が会社も腐らないで済む」
上条「……」
上条(…良いのかな、それで)
フィアンマ「…まあ、将来的な話だ。これから先変わるかもしれないしな」
上条(…やっぱり)
フィアンマ「もし高等学校を飛び級した場合、卒業が早まる訳だから…まぁ、帝王学などを勉強してもらって、俺様の代わりに社長となってもらっても良い訳だ」ウン
上条「>>291」
上条さん馬鹿だから難しいです…
上条「上条さん馬鹿だから難しいです…」シンミリ
フィアンマ「…そこまで馬鹿だとは思わないが」
上条「人には得意分野ってものがあるのです。上条さんの得意分野は勉学じゃなかとです」
フィアンマ「…何の訛りだ」
上条「ん、皿洗いはやっとくから休んで良いぞ」
フィアンマ「それ位、」
上条「いいんだよ、ただでさえ細かく気を遣う性格してるんだから、時々休まないと持たねえぞ」
フィアンマ「……わかった」
上条(そっか、フィアンマは社長になるのかー…)カチャカチャ
上条(何か遠い人になっちまうな、将来的にだけど)
上条(…実際はそんなことないんだろうけど)
上条(社長業って結構忙しいのか? 詳しくねえんだよな、そういうの)
上条(俺は俺で就職しないとな…就職先を世話になる訳にゃいかねえし)フキフキ
上条「……ふー、終わり」チラ
フィアンマ「……」ゴロゴロ
上条(…俺のぬいぐるみ? を抱えて寝転んでる…?)
フィアンマ「……」ハッ
上条「……それ、作ったのか?」
フィアンマ「>>293」
自作だ。このフィアンマくん人形もセットだ
フィアンマ「自作だ。このフィアンマく人形もセットだ」モフッ
上条(三等身大の俺とフィアンマのぬいぐるみ…何か売ってそうな出来だな)
上条「裁縫も上手なんだな」
フィアンマ「勉強したからな」
上条「……何で同じ時間あったのに俺は…」
フィアンマ「俺様は外に出ない時期が多かったからな。その間に学び、作った」
上条「………」
上条(…これが、何だっけ、女子力高いってヤツ…なのか?)
フィアンマ「……」モソモソ
上条(あ、隠した)
フィアンマ「で、皿洗いは終わったのか」
上条「ああ、終わった」テクテク
フィアンマ「……」ジー
上条「…何だよ?」
フィアンマ「>>295」
ギュー
今度会社の宴会で、一発芸をやる事になっているのだが……俺様の持ち時間が一時間なんだ…
なぁ、何やればいいと思う?
フィアンマ「…」ギュー
上条「っちょ、この状態は苦しいって」モダモダ
フィアンマ「横になれば良いだろう」
上条「少し詰めてくれよ」
フィアンマ「…ん」
上条「……」ギュー
フィアンマ「……」ギュウ
上条「…何か安心するな」
フィアンマ「人間はハグをすると一日のストレスの三分の一が解消されるそうだ」
上条「へえ」
フィアンマ「勿論好感度が低い相手としても意味は無いが」
上条「好感度ってエロゲじゃあるまいし」
フィアンマ「…エロゲ?」
上条「……なんでもない」
上条(エロゲも知らなかったのか…まぁ、真面目だもんな…)
フィアンマ「……」ウトウト
上条「…まだ風呂入ってないんだから寝るなよー?」
フィアンマ「>>298」
いっしょにはいるー
フィアンマ「いっしょにはいるー」グシグシ
上条「い、…一緒に、か?」
フィアンマ「…悪いのか?」
上条「悪くはないけど…」
フィアンマ「風呂掃除を日中にしたが、二人入っても問題無さそうだぞ?」
上条「まあ、それなりの広さはあるからな」
フィアンマ「…どうしてもダメだというのなら仕方ないが」
上条「……」
上条(…恥ずかしがる理由は無い訳だしな)
フィアンマ「…当麻、一緒に入ろう?」ジー
上条「>>300」
襲ったらごめんな (よし、入ろう)
上条「襲ったらごめんな」
上条(よし、入ろう)
フィアンマ「…出来れば風呂場ではやめて欲しいが」
上条「……」
フィアンマ「…当麻が嫌という訳ではなく、風呂場では声が響きやすく、加えて石鹸のぬるつきは粘膜を痛める、という話だ」
上条(…襲うのはオッケーなのかよ)
フィアンマ「…後は、…不運な当麻のことだ、滑って転ぶのが心配でな」
上条「大丈夫だろ、それは」
上条(何度か縫合レベルの転びしたことあるけど)
———風呂場
フィアンマ「浴槽に湯を張ったのか」
上条「日本流にしようと思って。入浴剤貰ったんだ」
フィアンマ「貰った?」
上条「担任がついこの前結婚したんだけど、用意してた引き出物が余ったんだってさ」
フィアンマ「なるほど。…匂いや色はどんなものなんだ?」
上条「>>302」
ミルク
上条「ミルク。色もな」
フィアンマ「白いのか」
上条「そうそう。にごり湯ってやつ」トポン
フィアンマ「……」チャポ
上条「…おお、結構白いな」
フィアンマ「とはいえ、乳白色程度だな」
上条「先に体と髪洗ってから入るか」
フィアンマ「そうだな」コクン
上条「……」コシコシ
フィアンマ「…当麻」
上条「ん?」
フィアンマ「…背中を洗ってやる」
上条「せ、背中?」
フィアンマ「……」ウズウズ
上条「>>304」
……タワシはやめろよ?
上条「……タワシはやめろよ?」
フィアンマ「俺様がそんな男に見えるのか?」
上条「出来心で、っていうのがあるだろ」
フィアンマ「しないさ。約束する」
上条「…ならいいけどさ」
フィアンマ「……」モコモコ
上条「……」
フィアンマ「……」ペタ スリ
上条「っふ、くすぐっ、…手かよ!」
フィアンマ「皮膚が傷つかない方法だろう」
上条「そりゃそうだけど、っん」
フィアンマ「……」スリスリ
上条(くすぐった、…っく、…意識してないんだろうけど何か動きエロいし、)
フィアンマ「……そんなにくすぐったがりだったか?」
上条「>>306」
ぬるぬるしてこそばゆいの!(勃ってきた…)
上条「ぬるぬるしてこそばゆいの!」
上条(勃ってきた…)モゾ
フィアンマ「ああ、泡のぬるつきか」スリスリ
上条(…今更だけどこれってソープ…余計なことを考えやがって上条さんのおバカ!)
フィアンマ「……」ピタ
上条「っあ、」
フィアンマ「………」
上条「…いや、これは、その…」
上条(まだ半勃ちだ、どうにか誤魔化さないと…)
フィアンマ「…当麻」
上条「う」
フィアンマ「…>>308」
絶倫?ニギニギ
フィアンマ「…絶倫?」
細い指が輪っかを作り、上条自身を緩く扱く。
ぞくぞくとこみ上げる快楽を感じ取りながら、上条は首を横に振った。
上条「ばッ、違ぇよ」
フィアンマ「……」
くすり、と笑い声。
愛撫は続き、上条のソレは完勃ちとなってしまい。
上条「ふ、…ぅ、」
フィアンマ「……石鹸のぬるつきは本当は良くないのだが」
呟きを漏らし、フィアンマは緩く上条自身を扱いた。
泡のついていない先端で素早く先端をこする。
上条は浴槽のヘリに手を置き、小さく身体を震わせる。
数分程堪え、早々に精液を吐きだした。
数度に分け白濁が吐き出され、フィアンマはシャワーコックをひねり、お湯で全て流す。
フィアンマ「……良かったか?」
おずおずと、問いかけが背後から聞こえる。
上条「>>310」
うん…ビンビン
「」ポケー
上条「うん…」
一度精液を吐きだした筈の上条自身は、再び硬く勃起していた。
息遣いは僅かに乱れており、上条の瞳は潤んでいる。
明らかに欲情していた。お互いが裸ということも作用しているのだろうが。
フィアンマ「……ん、」
フィアンマは僅かに残っていた先走りを使い、そのぬるつきでもって上条自身を扱く。
激しくしごかれ、先程イったばかりということもあって、上条は早々に絶頂へ上り詰めた。
びくびく、と身体が否応なしに震え、上条は唇を噛む。
そんな上条の様子を見やり、フィアンマは軽く上条の頬へと口付けた。
ちゅ、という、可愛らしいと形容すべき音がして、唇は離れる。
最後の残滓まで扱き絞り、フィアンマは欠伸を噛み殺した。
上条の肩に顎をぺたんと乗せ、甘える。
フィアンマ「……」
上条「…は、ぁ」
フィアンマ「……」
ちら、とフィアンマの視線が向いた。
目が合う。
上条「>>312」
フィアンマ…お前のも…気持ち良くしてやるよ…アーン
《安価指定ミスりましたすみません》
上条「フィアンマ…お前のも…気持ちよくしてやるよ…」
のろのろと、上条は振り返る。
そして、軽く洗っただけのフィアンマ自身へと、顔を近づけた。
軽く床に膝をつき、フィアンマ自身を撫で、あーん、と口を開ける。
唐突な行動にフィアンマは慌て、顔を真っ赤にしながら上条を制止した。
フィアンマ「…俺様はしなくていい、っ」
上条は僅かに不服そうな表情を浮かべた。
されっぱなしというのは性に合わないのである。
まだ萎えたままのフィアンマ自身に、上条は舌を這わせようとする。
フィアンマ「…だから、しなくていい」
上条「何でだよ?」
フィアンマ「……、…から」
上条「…ん?」
フィアンマ「…恥ずかしい、のと、…申し訳ないから、だ」
上条「>>315」
却下パクッ
上条「却下」
言うなり、ぱくっ、と上条はフィアンマ自身の先端を口に含む。
歯を立ててしまわないよう慎重に舌を這わせ、口の中に唾液を溜める。
まだ萎えているそれを扱きつつ舐めていると、あっという間に完全に勃起した。
そっと視線を上にあげてみる。快感を受け、フィアンマの瞳が僅かに蕩けていた。
上条(エロい)
思いながら、激しく手で扱いた。
あっ、という甘い声が浴室に響く。
声変わりを済ませても元の甘さとは残るものだな、と上条は感じた。
フィアンマ「ぁっ、ん…んっ、ん、ぅ」
上条「ん、…っは…」
じゅる、という唾液と先走りの水音。
白い肌、その頬に赤みが差している。
上条(…可愛い)
尿道口付近を丹念に舐める。
敏感な部分を執拗に舐められ、フィアンマは唇をきつく噛んで射精した。
びちゃびちゃ、という熱い飛沫が、苦い液体が、上条の口の中に広がる。
上条は特に迷わずごくりと飲み下し、口を離した。
シャワーコックをひねり、お湯で綺麗に洗い流す。
フィアンマ「………」
上条「…ん、」
上条はフィアンマを見やる。
フィアンマはというと、拗ねていた。
ちょっと怒っている感じもする。
彼は上条に構わず、そのまま湯船へと浸かった。
完全に怒っているらしい。むすくれている。
上条「…フィアンマー」
フィアンマ「……」
つん、とそっぽを向いている。
上条「>>318」
反応しないとお尻の穴いじるぞ〜
上
といいつつすでに手を伸ばしている
上条「反応しないとお尻の穴いじるぞ〜」
言いながら、上条は湯船の空きスペースに侵入する。
そうして、フィアンマの尻たぶに触れた。
その指先が後孔を掠め、フィアンマの体が震えた。
フィアンマの手がそろりと伸び、上条の尻を撫でる。
慣らされるのか、とびくつく上条だったが、違った。
ぎゅう
上条「い゛、っ」
フィアンマ「…ふん」
上条のお尻が思い切り抓られた。
痛みに項垂れる上条。
痛々しい入浴が、終わった。
あれからフィアンマはまだ拗ねている。
上条の形をしたぬいぐるみを抱きしめ、ベッドで壁の方を向いている。
上条「…おーい」
フィアンマ「……、」
あんまり怒らない為か、一度怒ると長いようだ。
上条「>>320」
そうか……嫌われたか…鬱だ死のう
上条「そうか……嫌われたか…鬱だ死のう」ハァ
フィアンマ「……」チラ
上条「……」ズズーン
フィアンマ「…」スッ
上条「…?」
フィアンマ「…」ガシッ
上条「…怒ってるんじゃないのか?」
フィアンマ「…普通湯船の中で指は挿れないだろう」
上条「……」
フィアンマ「……」グイ
上条「うおわっ、」バフッ
フィアンマ「…キスをしてくれたら許す」ボソ
上条「……、」
フィアンマ「……別に、何があっても当麻だけは嫌いにはならない」
上条「>>322」
……チュー(ディープ)
上条「……」チュー
フィアンマ「ん、」
上条「……、…っん」
フィアンマ「ふぁ、ふ…ぅん…」
上条「ん、んん…」
フィアンマ「ん、ぅ…ん…」
上条「は、ぁ……っん、…ぁ、」
フィアンマ「ん、んっ、ん…」
上条「…ぷは、……これで良いか?」
フィアンマ「……」
上条「…フィアンマ?」
フィアンマ「>>325」
もっと
スイッチ入った。どうしてくれる
フィアンマ「スイッチ入った。どうしてくれる」
上条「ス、スイッチって何だよ」
フィアンマ「…もっと、……だから、…沢山しろと、言っているんだ」モジ
上条「……、…仕方ねえな」
フィアンマ「…ん」チュ
上条(…何かいつもデレデレしてて可愛いな)ギュウ
フィアンマ「ん、…ぁ」
上条(…エロいし)チュ
フィアンマ「ん、っは…は、ぁ…」
上条「っふ、…ぁ、…はぁ、……」
フィアンマ「んん、…んぅ……」
上条「ん、…」
フィアンマ「…は、……」
上条「…もう寝るか」ポンポン
フィアンマ「…」モジ コク
上条「…おやすみ」
フィアンマ「おやすみ」ギュウ
———翌朝
上条「ふぁ…」ムクリ
フィアンマ「ん…」ムニャ
上条(俺より起きるの遅いって珍しいな)
フィアンマ「……」スヤスヤ
上条(今日は午後登校か…)
フィアンマ「……」スー
上条(…可愛い)
上条はどうする?>>+1
首筋にキスマークつける
フィアンマ「……」スヤスヤ
上条「……ん、」カリ
フィアンマ「ん、」ピク
上条「……」カリ チュウ
フィアンマ「ぅ、ん…」モゾ
上条「…ん」チュウ
フィアンマ「……」ムニャ
上条(…よし、くっきり痕ついたな)フフフ
フィアンマ「ん……」キュ
上条「……ん?」
フィアンマ「…と、ま…」
上条「……」
フィアンマ「、…こに、…いて…」キュッ
上条「…>>329」
おう、居るぞ
上条「…おう、居るぞ」ヨシヨシ
フィアンマ「ん、ぅ…」モゾモゾ
上条(寝顔は子供の時と変わらないよな…)
フィアンマ「……」スヤスヤ
上条「……ごめんな」
フィアンマ「……」スー
上条「…守りきれなくて、ごめんな」
フィアンマ「……」スー
上条「…勝手に離れて、ごめん」
フィアンマ「…ん」パチ
上条「おはよ。よく寝れたか?」
フィアンマ「…>>331」
えへへ、とうまだギュー
《今日はここまで》
フィアンマ「…えへへ、とうまだ」ギュー
上条「」キュン
フィアンマ「んー…」ギュゥ
上条「…フィアンマ」ナデナデ
フィアンマ「……」ウトウト
上条(…寝ぼけてるんだな)ホノボノ
フィアンマ「……」ギュー
上条「…起きろー」
フィアンマ「おきてる…」ウツラウツラ
上条「……」ナデナデ
フィアンマ「……」スリスリ
上条「今日午後から登校なんだけど、午前中何かするか?」
フィアンマ「んー…>>335」
髢馴&縺医◆Ksk
ksk
ゲーム
フィアンマ「んー…ゲーム」
上条「二人用で何か良いのあったっけ?」
フィアンマ「パズルゲームがあるが」
上条「却下」
フィアンマ「何故だ」
上条「フィアンマが強すぎて話にならないから」
フィアンマ「…ならレースゲームは」
上条「却下」
フィアンマ「……」ムー
上条「…っていうかゲーム強すぎるんだよ」ガクリ
フィアンマ「…シューティングゲームはどうだ」
上条「…あれ、ホラーだけど大丈夫か?」
フィアンマ「ホラーシューティングというと、ゾンビを撃つだとか、そういう内容だろう?」
上条「いや、シューティング要素のあるホラーゲーって言った方が正しいかな」
フィアンマ「……」
上条「…そもそもフィアンマ怖がりだっけ?」
フィアンマ「>>337」
なななななにをいってててててるんだだた
フィアンマ「なななななにをいってててててるんだだた」ブンブン
上条(あ、完璧に怖がりだコレ)
フィアンマ「この俺様がたかが創作上の恐怖表現に怯える筈がないだろう」
上条「……」
上条(でも小学校の時遊園地行ったらお化け屋敷だけは断固拒否してたよな?)
上条「まあいいか。んじゃ先に飯食おうぜ」
フィアンマ「…そうだな」コク
上条「飯も食ったし、コード繋いだし、やるか」
フィアンマ「………」
上条「…んー…協力プレイー、と…」
フィアンマ「……」キュ
上条「……」
フィアンマ「……」カチャカチャ
上条「……」カチャ
フィアンマ「……」ビクッ
上条「…ビビってる?」ニヤ
フィアンマ「>>339」
そんなことないもん
ビビる?ゴメンビビるって何?全然分かんない
フィアンマ「そんなことないもん」フイ
上条(…もんって、…もんってお前)ナデナデ
フィアンマ「……」カチャ
上条「お」
フィアンマ「」ビク
上条(下から来るのがダメなんだな)
フィアンマ「……」
上条「…撃ってくれないと進みませんよー?」
フィアンマ「…」カチャ
上条「…すごい怖いならやめても良いぞ? ほら、俺午後から学校行く訳だし」
フィアンマ「……」ブンブン
上条「…本当に大丈夫なのか?」
フィアンマ「大丈夫だ、問題無い。俺様にもプライドというものがある」
上条「ならいいけど…あっ」
フィアンマ「」
上条「結構グロいな…」ウェー
フィアンマ「……」ピト
上条「…ん?」
フィアンマ「>>342」
…やっぱり、こわい。
フィアンマ「…やっぱり、こわい」ポツリ
上条「……」
上条(……素直で可愛いな)
フィアンマ「……」カチャカチャ
上条(でもやめるとは言い出さない辺り、プライドもあるんだよな)カチャ
フィアンマ「……」スリ
上条(…集中出来ねえ)カチャカチャカチャ
フィアンマ「…んー」カチャカチャ
上条(……良い匂いがする)
フィアンマ「……」カチカチ
上条「……」
フィアンマ「……」ピトッ
上条「>>344」
あのーフィアンマさん?我慢できなくなるんですが
上条「あのー、フィアンマさん? 我慢できなくなるんですが」
フィアンマ「日中からそういう行為はよろしくないな」
上条「ぐぬぬ…」
フィアンマ「……」カチャ
上条「んー…お、最後だな」
フィアンマ「…こうか」カチカチ
上条「……酷ぇ、殺し方が酷え…」
フィアンマ「…早く楽にしてやろうと、思ってな」ニコ
上条「」
上条(…フィアンマを本気で怒らせると世界が終わる気がする)
フィアンマ「…終わったか」
上条「終わっちまったな」
フィアンマ「…んー」
上条「……」グダー
フィアンマ「……何をしようか」ペタ
上条「>>346」
んー…あ、気づいたら昼近くじゃん
飯どうする?
上条「んー…あ、気づいたら昼近くじゃん。飯どうする?」
フィアンマ「それなりに空腹だ、食べられる」
上条「そっか。…んー」
フィアンマ「…当麻の手料理が良い」
上条「そんなに絶品って訳でもないぞ?」
フィアンマ「当麻が作ったものが良いんだ」
上条「わかった」ヨイショ テクテク
上条「パスタ残ってるか…?」ガサゴソ
上条「お、割とあるな…」
上条「何作ろっかな…学校行くし、割とガッツリしたものの方が良いか?」
上条「>>348でも作るか」ウン
お吸い物の出汁を使った和風パスタ
上条「お吸い物の出汁を使った和風パスタでも作るか」ウン
上条「ちょうどここにお吸い物の材料も揃ってるし…まあ、粉ですけども」ヨイショ
上条「具材はどうしようかな…でもフィアンマ好き嫌い少ないし何入れても…」イソイソ
上条「出来上がり。はいどーぞ」
フィアンマ「…椎茸の匂い、か?」
上条「松茸な」
フィアンマ「ああ、あの男性器に似た形の」
上条「ぶっ」
フィアンマ「具材はエリンギか」
上条「げほ、っげほ…ああ、一回湯通ししたから美味いと思うぞ」
フィアンマ「ん…」
フィアンマ「……」モグモグ
上条「口に合うか?」
フィアンマ「>>350」
バターと醤油を入れたらもっと旨いと思うウン
フィアンマ「バターと醤油を入れたらもっと旨いと思う」ウン
上条「物足りなかったか」ガックリ
フィアンマ「いや、さっぱりとしていて病み上がりなどには良いと思うのだがね」
上条「醤油は無いけど、バターならあるぞ」
フィアンマ「無塩か?」
上条「いや、普通の」
フィアンマ「20g程もらっても良いか?」
上条「ああ、ちょっと待っててくれ」テクテク
フィアンマ「……」モグモグ
上条「……」モグ
上条(まあまあ美味そうに食ってくれて良かった。ミスったな)モグモグ
フィアンマ「当麻は明日休みか」
上条「ん? ああ、休みだけど…何だよ、何処か行きたい場所でもあるのか?」
上条(デート代…貯金崩せばいけるはずだ)
フィアンマ「>>352」
んー…家にいる。外出たくないダルー
フィアンマ「んー…家にいる。外出たくない」ダルー
上条(引きこもりめ…。…俺のせいだけど)
上条「じゃあ買い出しだけ付き合ってくれないか?」
フィアンマ「そういえば冷蔵庫が寂しいことになっていたな」
上条「だろ? 二人で持てば沢山買えるし」
フィアンマ「買い出しは付き合う」コクリ
上条「……明日はやっと休みか」グデ
フィアンマ「…学校はそんなに忙しいのか?」
上条「まあまあかな」
フィアンマ「……」
上条「クラブ活動してないから、その分早くは帰ってこられるけど」ウン
フィアンマ「参加しないのか」
上条「入りたいと思う内容が無いんだよな…」
フィアンマ「…スポーツ一般は当然として、何があるんだ?」
上条「>>354」
そげ部とか
上条「そげ部とか」
フィアンマ「…そげ部?」
上条「そうそう」
フィアンマ「……そげ…何をするんだ?」
上条「何だっけ、ディベート部と似たようなもんなんだけど…」
フィアンマ「ふむ」
上条「何か説明し辛いな…」
フィアンマ「体験入部などをしたことはないのか?」
上条「一回だけあるけど」
フィアンマ「その時は何をしたんだ」
上条「>>356」
男女問わず殴れる覚悟があるか!って
聞かれたから辞めた
上条「男女問わず殴れる覚悟があるか! って聞かれたから辞めた」
フィアンマ「初っ端からとんでもない質問だな」
上条「ディベートと格闘を混ぜたような感じだったな」
フィアンマ「ほう」
上条「ちなみにその日のテーマは『今まで共に暮らしてきた大事な少女且つ頭の中に魔道書図書館を抱えている子が"世界を救う"などと言っているマジキチ青年魔術師に彼女の図書館の知識を自由に引き出し操る為の道具を取られてしまったからそれを破壊して平和な日常を取り戻すと共に世界を守る』っていう内容だったな」
フィアンマ「…何だそれは」
上条「俺もよくわかんないけど」
フィアンマ「……それはそれで興味深いな」
上条「見ている分には、だろ?」
フィアンマ「まあ、そうだな」
上条「他には…何部があったかな」
フィアンマ「入る気にはなれなかったが面白い活動は無かったのか?」
上条「>>358」
ピクシ部
上条「ピクシ部」
フィアンマ「…ぴくしぶ?」
上条「絵を描いたり小説を書いたり…後は漫画書いたり。美術部と文芸部を合わせた感じかな」
フィアンマ「面白かったのか?」
上条「展示用の作品がなかなか」
フィアンマ「ふむ」
上条「『とある魔術の印書目録』っていうのが面白かったんだ」
フィアンマ「内容は?」
上条「ベランダに女の子が引っかかっていて、彼女の体には一○万三○○○冊の印書が…っていう話だったかな」
フィアンマ「…本と少女を関連付けるのが流行なのか?」ウーン
上条「どうなんだろうな」ウーン
フィアンマ「……まあ、そんなラインナップでは入る気が湧かんのも納得だ」
上条「だろ? …悪くはないけどな、学校生活」
フィアンマ「ん、……そうか」
上条「……」
フィアンマ「……」
上条「…ん、もう学校行く時間か」ヨイショ
フィアンマ「もう行くのか」
上条「早めに行っとかないと準備多いしな」
フィアンマ「……」クイ
上条「ん?」
フィアンマ「>>360」
ちゅー
フィアンマ「ちゅー」
上条「……ん、」チュ
フィアンマ「ん、…」チュ
上条「…行ってきます」ナデナデ
フィアンマ「行ってらっしゃい、当麻」コク
上条「………ねむ」ダルーン
先生「今日は自習だぞ」
男子「今日もだろー」
上条「……」ウトウト
男子「カミジョウ、隣に回してやってくれ」
上条「ん、おお…」ヨイショ
男子「何かやたらと眠そうだな」
上条「ちょっとゲームやっててさ、飯食ってから来たのもあって眠いんだよ」クァア
男子「ふーん。そういやお前彼女出来たんだっけ? 同棲だって聞いたけど」
上条「ぶっ」
男子「いやあ、あの硬派気取ってたカミジョウがねえ。まあ安心したけど」
上条「どこで聞いたんだよ、そんな話」
男子「>>362」
土御門が話してた
男子「土御門が話してた」
上条(土御門ォ…!!)
男子「美人なんだって?」ニヤ
上条「…まあな」
男子「カミジョウのどの辺りが良いんだろうな。美味そうな頭かね」
上条「誰がウニだ誰が」
土御門「こんにちはだぜいカミやん」
男子「お、噂をすれば何とやら」
上条「お前どこで俺の彼女、…かの、…恋人見たんだよ」
土御門「>>364」
女子更衣室
この前部屋の前でなんか話してたのみたにゃー
土御門「この前部屋の前でなんか話してたの見たにゃー」
上条(いつだ……思い当たる節が多すぎる)
上条「…手ぇ出すなよ、頼むから」
土御門「俺には義妹が居るからそれは無いぜい。多分」
上条「多分ってオイコラ」
男子「俺も見てみてえな」
上条「ダメに決まってんだろ」
上条「ただいまー」ゲッソリ
フィアンマ「お帰り」
上条「はー、疲れた」パタン
フィアンマ「何かあったのか?」
上条「>>367」
フィアンマ…俺の知り合いにもしも、もしも、会ったら
フィアンマの性別は女って事にしといてくれない?
上条「フィアンマ…俺の知り合いにもしも、もしも、会ったら、フィアンマの性別は女って事にしといてくれない?」
フィアンマ「………」
上条「…ほら、その…マイノリティだっていうのがあるから」
フィアンマ「……、」
上条「……フィアンマ?」
フィアンマ「…食事と入浴。どちらも準備出来ているが、どちらが良い?」
上条「フィアンマ、」
フィアンマ「もう一度言うぞ。食事と入浴。どちらも準備出来ているが、どちらが良い?」
上条「……>>369」
入浴
上条「……入浴」
フィアンマ「わかった、食事の準備をしておく」
上条(…怒ってる、のか? でも、仕方ないだろ、そんなの)テクテク
上条「……上がったぞ」ヒョコ
フィアンマ「ん、食事ならもう大体並べてある」
上条「フィアンマは食べないのか?」
フィアンマ「食べるよ。ただ、パンを温めるから少し待ってくれ」
上条「ああ、わかった」
上条(雰囲気的に怒ってはいないんだよな…)
上条「ん、美味かった。食器洗いは俺がやるから、シャワー浴びて良いぞ」
フィアンマ「いや、シャワーなら当麻が帰ってくる前に浴びたから大丈夫だ」
上条「そっか」
フィアンマ「……」テクテク ピト
上条「んー?」
フィアンマ「……」ギュウ
上条「…どうしたんだ?」
フィアンマ「…>>371」
あ、あのーフィアンマ?怒ってる?
しまった早まった
安価は 男の俺様では嫌なのか?ウルウル
フィアンマ「…男の俺様では嫌なのか?」ウルウル
上条「」
上条(やっぱりさっきの気にしてたのか…)
上条「俺は嫌じゃないんだけど、」
フィアンマ「当麻が嫌じゃないなら何故」
上条「いや、その…世間体ってモンがあるだろ?」
フィアンマ「俺様は当麻が恋人だと誰に言っても辛くも恥ずかしくもないが」
上条「でも、」
フィアンマ「……俺様よりも、世間体の方が大事、なのか」
上条「……、…>>374」
ごめん
上条「……、…ごめん」
フィアンマ「……」
上条「別にどっちが大きいとかじゃなくて、…」
フィアンマ「……」ギュウ
上条「どっちも大切なんだよ」
フィアンマ「……」
上条「世間体が悪化し過ぎると外に出られなくなるし、俺だけじゃなくてお前が傷つけられるかもしれないと思うと」
フィアンマ「……」
上条「それが不安なんだよ。…中学の時みたいに。あれは、原因が違うけど」
フィアンマ「……」
上条「原因になることなんかなるべく少ない方が良いだろ?」
フィアンマ「……」
上条「……俺は、」
フィアンマ「>>376」
…そうだね。うん、ごめんね当麻変なこと言って
フィアンマ「…そうだね。うん、ごめんね当麻、変なこと言って」
上条「……フィアンマ」
フィアンマ「…別に、当麻を困らせたかった訳じゃないんだ」ギュウ
上条「……」
フィアンマ「…当麻に嫌な思いをさせたい訳でもなく、…」
上条「……」キュッキュ
フィアンマ「………当麻がそう言うのなら、…仕方ない」
上条「……ごめんな」
フィアンマ「…いや、別に良いんだ。当麻がおかしいんじゃない」
上条「……」
フィアンマ「この世界が歪んでいるんだ。ただ、それだけだ」
上条(…何か、今嫌な予感がした)クルリ
フィアンマ「世界が間違っているんだ。俺様と当麻は間違ってない」
上条「>>378」
ストーップストーップ。へいフィアンマ
深呼吸深呼吸吸ってーーはいてーーー
上条「ストーップストーップ」
フィアンマ「ん?」
上条「へいフィアンマ、深呼吸深呼吸。吸ってーー」
フィアンマ「……」スー
上条「はいてーーー」
フィアンマ「……」ハー
上条「はい、もう1セット。はい吸ってー」
フィアンマ「? …」スー
上条「吐いてーー」
フィアンマ「……」ハー
上条「…よし」
フィアンマ「…俺様は元から落ち着いているぞ?」
上条「それはわかってるんだけどさ…」
フィアンマ「人物に問題が無いのだから、社会を変えれば良いんだろう?」
上条(俺の前世的な何かが叫んでいる。これはヤバいと)
上条「>>380」
※上条さんのお説教
上条「お前、俺たちの関係の為だけに社会を滅茶苦茶にして良いと思ってんのかよ。
フィアンマが何をするのかは知らねえけど、何かたいそれたことしようと考えてんじゃねえだろうな。
俺は許さねえぞ、そんなこと。世間体が大切だからじゃねえ、フィアンマの為にも言う。
大体、フィアンマは小さい頃女の子みたいな格好してただろ、今更身分を偽ってどうだっていうんだよ。
俺は白い目を向けられるのもそれでフィアンマが嫌がったり苦しんだりも嫌だけど、それ以上にフィア
ンマが間違ったことをしちまう方がずっとずっと怖ぇよ。
刑事的に裁けないからとかそういう理由じゃない、そういう問題じゃない」
フィアンマ「……歴代の革命家達は社会を大幅に変えたが、英雄として名を残しているぞ?」
上条「それは、」
フィアンマ「十字教における『神の子』もそうだ。当時異端とされた考えが正しかったことを、そちら
の方が余程人間らしく人道に適っているということを後世の人間が証明している。
今白い目で見られたとしても、それは社会自体が変革されれば讃えられる事になるんだ」
上条「>>382」
※上条さんのお説教(フィアンマ考えを改める)
《ファッ!? 丸投げ辛い(震え声)》
上条「でも最低一度はそのために苦しめられたはずだ。
その英雄とやらになる必要があるのかよ。別に世間体に認められなくたって良いじゃねえか。
世間体に認められるられないで壊れちまうような関係だったのかよ、俺達は。
別に世間が何と言おうと男女、或いはデキてないって嘘をついて今まで通りこれからだって過ごしていけばいい。
素直に何でも言って胸を張るのは確かに良いことなのかもしれないけど、世の中には嘘も方便っていう言葉だって
確かに存在してる。必要悪っていう言葉の意味位わかるだろ。いや、わかってくれるって信じてる。
なあ、頼むよ。見た目には誤魔化して、家の中で普通にいちゃつけばそれで良いじゃねえか」
フィアンマ「………」
上条「………な?」
フィアンマ「………」
上条「……」
フィアンマ「……」
上条「……俺は、フィアンマと一緒に、平和に居たいだけなんだよ」
フィアンマ「…分かった」
上条「……」ホッ
フィアンマ「…俺様が女で産まれてくればこんなことには、」ジワッ
上条「!?」
フィアンマ「っ、う…」ポタポタ
上条「>>384」
俺はフィアンマが男だろうと女だろうと関係ない!
フィアンマを愛しているから!
《今回はここまで。何かリクエスト等ありましたらどうぞ エロ描写は苦手です(震え声)》
上条「俺はフィアンマが男だろうと女だろうと関係ない!」ギュウ
フィアンマ「当麻、」
上条「フィアンマを愛しているから!」キッパリ
フィアンマ「……、…」
上条「…仮に女だったとしても、やっぱり何らかの理由で秘匿してたかもしれない。だから、性別なんか関係ねえよ」
フィアンマ「……」
上条「俺はフィアンマが好きなんだ。ただそれだけだ。だから、…そんなこと言うなよ」
フィアンマ「…当麻…」
上条「…卑下する必要なんか、ねえだろうが…」ナデナデ
フィアンマ「……ん」
上条「……まあ、最初にこの問題を持ち出したのは、俺な訳だし。…ごめん」
フィアンマ「いや、謝らなくて良い」スリ
上条「……で、何で俺はフィアンマに膝枕してるんだ?」
フィアンマ「>>387」
乙下
んー…今日はとことん甘える。
まぁ一生甘えるけど
フィアンマ「んー…今日はとことん甘える」ボンヤリ
上条「んー」
フィアンマ「まぁ、一生甘えるけど。それは確定しているがね」グダー
上条「一生かよ」
フィアンマ「悪いのか?」
上条「いや、甘えんぼさんだなー、と思って」ナデナデ
フィアンマ「…当麻に対してだけだよ」
上条「そうじゃないと困る」
フィアンマ「…仮に俺様が他の男女に甘えたらどうするんだ?」
上条「今のこんな感じで?」
フィアンマ「……」コク
上条「>>389」
(股間見ながら)握りつぶすよ
……(目からハイライトが消える)
そいつを許さない
上条「……」
想像した。
例えば、土御門。
何らかのきっかけで、フィアンマが土御門と二人で会い。
そうして土御門に膝枕をしてもらって。
二人で見つめ合い、にへら、とはにかむ。
幸せそうに、楽しそうに、満足そうに。
そして、上条の瞳から、光が消えた。
表情だけは張り付いたように笑みを浮かべたままに、上条ははっきりと言う。
上条「そいつを許さない」
フィアンマ「…相手を、か?」
上条「フィアンマに怒ってどうするんだよ」
自分たちは相思相愛だ。
世間体の話では言い争いになったが、親しい友人にならそう胸を張って言える。
勿論、両親に対しても、つまり偏見の無い人間に対しては、自慢げに言えるのだ。
故に、フィアンマが他の誰かに甘えるということは、自分の不備と、相手にたぶらかされたということ。
少なくとも上条はそのように思考する人間だった。
そもそも、フィアンマに暴力を振るえないという性格上の要因もあるのだが。
フィアンマ「…まあ、当麻以外に甘えるつもりはないが。正直、当麻や父さん、当麻のご両親以外と二人きりは居心地が悪い」
上条「>>392」
俺もフィアンマと一緒の時が一番落ち着く
上条「俺も、フィアンマと一緒の時が一番落ち着く」ヘラ
フィアンマ「……、そうか」モゴ
上条「帰って来てフィアンマが居ると幸せな気分になる」ボンヤリ
フィアンマ「……」モゴモゴ
上条「俺は、不幸で良かったと思う」
フィアンマ「? 何故だ。被害を沢山被っただろう」
上条「んー。俺が不運体質で、色んなヤツに追われて、結果として父さんと一緒にイタリアに来て。
それで、イタリアに来たから、フィアンマに出会えただろ。だから、不幸で良かったな、って思うんだ」
フィアンマ「………」
上条「まあ、嫌なことも沢山あるけどさ、未だに」
フィアンマ「……」
上条「それでも、俺は、フィアンマに出会えたから、全部良かったと思えるよ。人生が」
フィアンマ「>>394」
……うぉっ!デッケー鼻くそとれた!←話聞いてなかった
安価↓
うん…俺様もポロポロ(感動)
フィアンマ「うん…俺様も」ポロポロ
上条「って、泣くなよ」っティッシュ
フィアンマ「当麻、が、急に、そんなことを言うからだ、」グシグシ
上条「会話の流れ的にそんなに急でも無いだろ…」ナデナデ
フィアンマ「…当麻が、居たから、外に出ようと思えたんだ」
上条「……フィアンマ、」
フィアンマ「本当は、小学校は行かないつもりだった。当麻と一緒だから、行こうと思えた」
上条「……」
フィアンマ「庭に出ることさえ恐怖で億劫だった俺様を、外に出してくれたのは当麻だった。
幸運が他者に及ぼす害以上に、当麻と一緒に外に出てみたいと思った。思えるようになった」
上条「…隠れ鬼か」
フィアンマ「ああ、……だから、当麻は俺様にとってのヒーローなんだ」
上条「>>397」
ヒーロー…か
上条「ヒーロー…か」
上条(…そういや、昔はヒーロー気取りって言われたっけな)
フィアンマ「……」ジー
上条「…俺が、…フィアンマが外に出るきっかけ、か」
フィアンマ「ああ」
上条「…何か嬉しいな」ニヘラ
フィアンマ「……ん」ゴロン
上条「……」パチ
フィアンマ「……」スヤスヤ
上条(今日休み…か。なのに朝から起きるとか…)ズーン
フィアンマ「……」ムニャ
上条「……」チラ
フィアンマ「……」スヤスヤ
上条(暇だな)
上条はどうする?>>+1
とりあえず一服
二度寝
上条さん体操
《>>401 kwsk》
上条(お茶飲もう)テクテク
フィアンマ「……」ムニャ
上条(朝はミルクティーが一番だな)ズズー
フィアンマ「…」スヤ
上条(おやつ時はレモンティー派だけど)ズズー
フィアンマ「…」パチ
上条「おはよ」
フィアンマ「……紅茶か」グシ
上条「何か休日って朝飯作る気にならないだろ」
フィアンマ「確かにそうだが、紅茶一杯で済ませるのもどうかと思うぞ」
上条「グラノーラならあるけど食う?」
フィアンマ「>>403」
ドライフルーツ入りなら頂こう
フィアンマ「ドライフルーツ入りなら頂こう」ウン
上条「ドライアップルだけ入ってるけど」
フィアンマ「…」コクコク
上条「じゃあ持ってくるな」テクテク
フィアンマ「頼む」グデー
上条「ただいま」っ器
フィアンマ「ん、ありがとう」スッ
上条「ドライならいけるもんな」
フィアンマ「ああ、果物か。…幼少期よりは克服したつもりだがね」
上条「生の果物、食べられるようになったのか?」
フィアンマ「後で吐けば、その場は何とか」モグモグ
上条「それ食べた内に入らねえから!」
フィアンマ「さて、買い出しに行こう。…本当に何も食べないのか?」
上条「>>405」
じゃあ・・・フィアンマを(キリッ
・・・なーんて、カミジョークですよHAHAHA
上条「じゃあ…フィアンマを」キリッ
フィアンマ「」カアッ
上条「…なーんて、カミジョークですよHAHAHA」ハハハ
フィアンマ「…冗談か」プイ
上条「…あれ、もしかして期待して…?」
フィアンマ「…ほら、行くぞ」グイ
上条「うぐぐ苦しい襟は掴んじゃダメだって犬じゃないんだからあぐぐぐ」ジタジタ
上条「何買おっかな」
フィアンマ「決めてこなかったのか?」
上条「>>408」
なんか食べたいものあるかー?
上条「なんか食べたいものあるかー?」
フィアンマ「…んー…」ウーン
上条「別に惣菜とかでも良いけど、今日は」
フィアンマ「しいて言えばオムレツが食べたいのだが」
上条「じゃあ卵買っておくか」
フィアンマ「そうだな。…」キョロ
上条「野菜…は、安いの買っておきますかね…」ヨイショ
フィアンマ「……」キュ
上条「…ん? 何かあったのか?」
フィアンマ「……臓器チョコがあってな」
上条「」
フィアンマ「……」
上条「…エグいな…」
フィアンマ「……美味しいと、思うか?」
上条「>>410」
……日本には目で食べるって言葉があってな?
上条「……日本には目で食べるって言葉があってな?」
フィアンマ「視覚的情報が食事において最も重要である、というあれか」
上条「そうそう。…だから、正直…美味しいとは言えないな、俺には…」
フィアンマ「…臓器も肝臓ではなく心臓であればな」
上条(そういう問題じゃないと思う)
上条「とりあえず、遠ざかろう」ウン
上条「野菜と、肉と、卵と…牛乳。最低限の買い置きはこれで良いか」
フィアンマ「そうだな」コク
上条「オムレツ以外に食べたい料理とかないのか?」
フィアンマ「>>412」
じゃあ・・・当麻を
…もちろんジョークだが?そんな顔をするなさっきのお返しだ
フィアンマ「じゃあ…当麻を」
上条「」
フィアンマ「…もちろんジョークだが?」
上条「……」ホッ
フィアンマ「そんな顔をするな、さっきのお返しだ」
上条「ビックリするだろ…」フー
フィアンマ「……」チラ
上条「…ところで」ヒソ
フィアンマ「ん?」
上条「上と下、だったらどっちが良いんだ?」
フィアンマ「>>414」
何のことだ?攻めか受けかの事か?
フィアンマ「何のことだ?」キョトン
上条「だからその、…」
フィアンマ「攻めか受けかの事か?」フム
上条「……そうだな」ウン
フィアンマ「…んー」
上条「……」
フィアンマ「……」ヨイショ
上条「……」
上条(上がいいって言われたらどうしよう)
フィアンマ「……」ウーン
上条(どうしようも何もどうにかするしかないけど)
フィアンマ「>>416」
当麻が受けがいいって言うなら俺様が攻めるけど…
どっちかというと俺様は受けの方が…
フィアンマ「当麻が受けがいいって言うなら俺様が攻めるけど…」モゴ
上条「…けど?」
フィアンマ「どっちかというと、俺様は受けの方が…」モゴモゴ
上条「…そっか」ホッ
フィアンマ「…当麻はどちらなんだ」
上条「そりゃヤる方ですよ」
フィアンマ「そうか、それなら良かった」コクン
上条「ただいま」
フィアンマ「お帰り。……、」
上条「?」
フィアンマ「…ご飯にする? お風呂にする? …、…それとも、俺様にする?」オズ
上条「>>418」
お風呂の後でフィアンマたんをいただきます!
上条「お風呂の後でフィアンマたんをいただきます!」グッ
フィアンマ「…そ、…そうか」モゴモゴ
上条「………」ドキドキ
フィアンマ「……」クキュルル
上条「でも、フィアンマは先にご飯だな」
フィアンマ「……そうだな」シュン
上条「……飯美味かった…ふー」シャバシャバ
上条「…い、…いよいよヤるのか…」ドキドキ
上条「緊張してきた…」
上条(俺大丈夫なのか…?)
上条「……童貞だけど幻滅されたりしねえかな」
上条(『>>420』とか言われたりして)
ヘタクソ
上条(『ヘタクソ』とか言われたりして)
上条「立ち直れねえ…いや、フィアンマはそんなこと言わないよな、多分…」
上条(そう、痛くしないようにしてあげれば…)
上条(でもAVで男優泣いてたな)ズーン
上条「ただいま…フィアンマ?」
フィアンマ「……」モゾ
上条「…何で毛布被ってんの?」
フィアンマ「>>422」
恥ずかしい…///
フィアンマ「恥ずかしい…」カアッ モゾモゾ
上条「…」キュン
フィアンマ「……」モゾ
上条「…でもそのままだと出来ないだろ」
フィアンマ「…だが、その、」
上条「じゃあこっちから行くぞ」モフッ
フィアンマ「!」
上条「……本当白いよな」ペタ
フィアンマ「……外に出ないからだろう」
上条「だとは思うけど。……顔とかはあんまり変わらないな」
フィアンマ「……ん」
上条「……心の準備って出来てる、か?」
フィアンマ「>>424」
じ、実はその…一人でその…スる時に
その…お尻の穴も弄ったりしてたから…
色々と準備は…うん
スレタイからは想像できない内容だな…ボソッ
安価下
一緒に遊ぶ(意味深)
エロシーン書いてるのでもうしばらくお待ちを
意味深って便利な言葉ですね…
「じ、実はその…一人でその…スる時に、その…お尻の穴も弄ったりしてたから…色々と準備は…うん」
身体的な準備は済んでいる。
心の準備もまあまあ出来ている。
そんな様子で、フィアンマは口ごもった。
自分でスるのと他者にされるのでは違う。
心が伴った性行為とはいえど、恐怖はある。
上条はそっと手を伸ばし、フィアンマの右手を握った。
やわやわと握り、のんびりと微笑みかける。
「…なるべく頑張るから、痛かったり辛かったら無理しないで言えよ?」
「…言える程度の痛みなら良いのだが」
「多分大丈夫だろ」
上条は手を離し、毛布を剥ぐ。
そうして起き上がり、フィアンマに覆いかぶさる形へ移ると、鎖骨へ舌を這わせた。
窪みを舐め、首筋へ伝い、かり、と歯を立てる。
手を伸ばし、まだ萎えたままのフィアンマ自身を数度扱いた。
自分のモノとまとめて扱き、口を離し、もう片手でベッドサイドのタンスを引く。
中からボトルを取り出し、中身の温感ローションを二人のモノへとふりかける。
大量に振りかけられたローションは当然尻の方まで流れていく。
「っ、」
「冷たいか? すぐ温くなるから、さ」
囁き、既に勃ちあがった自身二本から手を離し。
上条はフィアンマへ深く口付け、指先を後孔へと這わせていく。
ローションと長時間の指による愛撫により蕩けた後孔へ、上条自身、その先端が宛てがわれる。
力を抜けばかえって挿入し辛くなる為、フィアンマは特に意識しないで上条を見上げた。
上条は性的興奮に乾いていた唇を舐め、一度だけ深呼吸をする。
「…じゃあ、挿れるぞ」
「……ん、当麻…」
どちらからともなく腕を伸ばし、抱きしめ合う。
唇を重ね、深く深く口付ける。
ぴちゃり、という音は飲み込まれ、唾液の音はくぐもった吐息に溶ける。
「っあ、」
上条の腰が動かされ、僅かな肉の抵抗と共に、肉杭が挿入された。
硬く熱く凝った切っ先が、ぐりぐりと前立腺を刺激する。
その度に内側からの快楽が刺激され、フィアンマは自然と目に浮かぶ涙を制御出来ないまま喘ぎ声を漏らした。
ローションか腸液か、恐らくその両方なのだが、ぐちゅぐちゅといやらしい水音がする。
「ん、ぅん、んっ、ん」
「ふ、…っ、」
青く激しい腰使いに、フィアンマは思わず舌を噛みそうになる。
そんな舌の蠢きを自らの舌で制止し、上条はローションなどに汚れていない手でフィアンマの髪を撫でた。
髪を撫で、後ろ頭を撫で、頬を撫で、背中にまわり、強く抱きしめる。
「あ、ぁっ、ク、る、出る、あっ、ぅ、」
「は、…ッッ、俺も、クる、う、あ」
上条が、ベッドへ両手をついた。
びゅくっ、びゅくるる、と数度に分けて精液が吐き出される。
その勢いと感じる熱さに、フィアンマは唇を噛み、身体を震わせた。
どろどろと、塞き止める尿道筋がバカになったかのように、フィアンマ自身からも白濁が溢れ出る。
上条の腹部と右太ももを僅かに汚し、彼自身はやがて全て吐き出し終えた。
「もう一回」
「当麻、っ待」
「たない」
再び律動が開始され、白濁とローションがぐちゃぐちゃと音を立てる。
乱暴に前立腺を擦られ、手で自身を扱かれ、フィアンマは数回射精した。
間隔の短い強制射精にがくがくと膝を震わせ、彼は力なく首を横に振る。
幼少期と違い、何度か切ったとはいえ男性にしては長めの髪がさらさらと揺れた。
綺麗だな、と理性の範疇で思考して、上条は愛撫の手を緩めずに更に激しく突き上げる。
「っっ、」
「う、ぁ」
びゅく、と精液を吐き出し。
萎えた自身を更に指で虐げられ、フィアンマは我慢するも、耐え切れずに液体を零した。
精液と同じく体液だが、黄金色をしている。即ち尿だった。
「や、め…うう、」
見ないで欲しい、という思いが先行し、力の入らない体で、フィアンマはぶんぶんと首を横に振る。
泣きそうな声でやめてくれと言われ、上条はかえって背徳的な快感にゾクリと背筋を震わせた。
「…かわいいな。子供みたいだ」
「っ…」
「15歳なのにおもらしって恥ずかしいな」
「っっ……」
上条に何度も指摘され、じわじわと、明色の瞳に涙が滲む。
泣かせた申し訳なさすらも快楽に変わり、上条はフィアンマ自身を更に執拗に刺激する事にした。
夜が更けていく。
《今日はここまで》
上条「……」パチ
フィアンマ「……」
上条「…起きてる、か?」
フィアンマ「……」ツーン
上条(…意地悪し過ぎた)
フィアンマ「……」プイ
上条「……」
フィアンマ「……」ツーン
上条「えーっと…」
フィアンマ「……」ツーンッ
上条「>>436」
か、可愛かったぜ またシようぜ
これはビンタですね・・・間違いない
上条「か、可愛かったぜ」アセアセ
フィアンマ「……」
上条「またシようぜ。…な?」
フィアンマ「……当麻」
上条「はい」
フィアンマ「歯を食いしばれ」
上条「……」
フィアンマ「……」バチーンッ
上条「ぐぁおっ、ふ、痛っっ!」
フィアンマ「……」ジト
上条「……」メソラシ
フィアンマ「……ちょっと気が済まないのだがもう一発だけ叩いて良いか」
上条「>>439」
そういうプレイに目覚めそうだからやめて!
上条「そういうプレイに目覚めそうだからやめて!」
フィアンマ「……プレイ?」
上条「SMとか」
フィアンマ「ああ」ナルホド
上条「…ごめん」シュン
フィアンマ「…最初から謝罪しておけば良かったものを」
上条「……」ズーン
フィアンマ「…まあ、あれだよ」
上条「?」
フィアンマ「もう怒ってはいないが、向こう一ヶ月はこういう行為一切はしない」
上条「」
フィアンマ「手や口も含めて」コク
上条「>>441」
まさか足で!?
ごめんなさいなんでもありません
上条「まさか足で!?」
フィアンマ「………」ニコ
上条「ごめんなさいなんでもありません」
フィアンマ「わかれば良い」ムスー
上条(ちくしょうお預けか)グデー
フィアンマ「……」ギュウ
上条「…ん?」
フィアンマ「……好きだよ、当麻」
上条「……俺も、昔から、これからも、ずっと、好きだよ」
おわり
終わった…だと…!
乙
途中からショタじゃなくなってすみませんでした…。
短い間でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。
乙
これもしも安価で中学生ルート選んでたらどんな感じになってたんだろ
やっぱり二人ともサルなんですかね(ゲス顔)
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