「ジャン×ベルトルト?」(167)
キース「いや…わからんな…何故開いた?」
キース「死ぬまで腹筋して来い」
興味本位で開いた禁断の愛…その先に待ち受ける腹筋地獄!
残酷な世界に打ち勝ち明日の朝日を拝むことができるか!!?
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このssは嘘のssです。本当のssは次に↓
※初ss
※ネタバレ有り
※キャラ崩壊
※書き留め有り
--朝 食堂--
コニー「ジャン×ベルトルト?」
サシャ「はい」モグモグ
コニー「なんだそれ?」
サシャ「最近ジャンとベルトルトの仲がいいじゃないですか」ヒョイッ モグモグ
コニー「そうか?…って何俺のパンまで食ってんだ!?」
サシャ「別にいいじゃないですか、減るもんじゃないですし」モグモグ
コニー「いや、実際に減ってんだよ!!」
サシャ「細かいことは気にしないでください…で話を戻すんですけど」モグモグ
コニー「いや、気にしろよ…せめて許可取ってからにしろよ…」
サシャ「それで…一部の女子達が二人はできてるのではないかと…」モグモグ
コニー「はぁ?それはないだろ。ライナーじゃねぇんだから」
コニー「それにベルトルトはともかくとしてジャンはミカサ一筋だろ?」
サシャ「まあ、そうでしょうね…おや?」ゴクン
コニー「おっ!噂をすれば何とやらだ」
ジャン「よぉ、ベルトルト!調子はどうだ?」
ベルトルト「やぁ、ジャン。そんなにうまくはいかないよ」
ジャン「まさかお前がアニのことが好きだとはな」
ベルトルト「ははは、まあね。でも…」チラッ
ジャン「アルミンか…あいつら最近仲いいもんな…」チラッ
アニ「…アルミン、口開けな」つパン
アルミン「え、なんで?」
アニ「…」つパン
アルミン「…」
アニ「…」ズーン
アルミン「あ~ん♪」ハムッ
アニ「!」パァァァ
アルミン「モグモグ…ゴクン…おいしかったよ、ありがとう!」ニコッ
アニ「…どうも///」カァァァ
ベルトルト「はぁ…付き合ってるのかな…」
ジャン「ミスディレクション使ってさりげなく潜入して来いよ」
ベルトルト「そのまま気づかれることはなかった…みたいな?」
ジャン「…その…スマン」
ベルトルト「…うん」グスン
ジャン「はぁ、エレンの野郎もミカサとベタベタしてやがるし…」チラッ
ベルトルト「…」チラッ
ミカサ「エレン、ほっぺにパンくずついてる」ヒョイ
エレン「ん?お、ありがとな」ニコッ
ミカサ「私とエレンは家族、ので、当然のことをしたまで///」テレッ
ジャン「畜生!羨ましい!!」
ベルトルト「どうやら作戦その一…距離を置くは失敗みたいだね」
ジャン「今までが少し積極的過ぎたからな」
ベルトルト「そのたびに…」
ジャン「言うな…」
ベルトルト「アニはアルミンがいたら蹴り飛ばしてでも行っちゃうし…」
ジャン「俺なんか声かけただけで『気持ち悪い、ので、視界に入らないでほしい』だぞ…」
ベルトルト「はぁ…」
ジャン「…だが、作戦その一は作戦その二への布石だ」
ベルトルト「距離を置いている間に己を磨く…だったよね」
ジャン「ああ、しばらく見てなかったらいつの間にかかっこよくなってるってわけだ」キリッ
ベルトルト「そんなにうまくいくかなぁ…」
ジャン「確かにな…なあ、ミカサとアニは強いよな?」
ベルトルト「そうだけど、それが?」
ジャン「俺が思うに二人とも強すぎて今まで守ってもらったことはない」
ジャン「…もし…俺たちがあいつらを守れるほど強くなれたら…」
ベルトルト「…なれたら?」ゴクン
ジャン「少なくとも今までに感じたことのない感情が芽生えるはず!」
ジャン「俺たちはそれに賭ける!」
ベルトルト「なるほど!可能性は低いかもしれないけどやって見る価値はある」
ジャン「さらに、憲兵になるのにも近づくから一石二鳥!」
ベルトルト「…ところでジャンはミカサに勝てるのかい?」
ジャン「…ソロソロクンレンニイコウカナ…」ガタッ
ベルトルト「ジャアアアアン!君の現状認識能力はどこ行ったぁああ!」
--対人格闘訓練--
ジャン「片想いってのは辛ぇなぁ!」バッ
ベルトルト「ジャンには感謝してるよ…僕一人だったらとっくに諦めていたかも知れない…」パシッ
ジャン「俺もだ…協力者がいるだけでこんなにも冷静でいられる…オラァ!」ブン
ベルトルト「うわ!今のは危なかったかな…」サッ
ジャン「ふぅ…さてと、そろそろ本気でも出すか…持ちこたえてくれよ?」ニヤリ
ベルトルト「戦いの勘を取り戻すための踏み台にさせてもらうよ」ニコリ
ジャン「…」ジリ
ベルトルト「…」ジリ
ジャン「…」ダッ
ベルトルト「!」
ベルトルト(来たっ!…真直ぐ突っ込んでくる…ここはカウンターで…)ブン
ジャン(危ねぇ…やっぱりあの身長で打ち込まれると迫力あるな…)サッ
ベルトルト(今のを避けるかい…なら…リーチの長さを生かしつつ…)ババッ
ジャン(!手数を増やしてきたか…攻撃が届かないどころか隙がねぇ…)バシッ
ベルトルト(まさか捌ききるとはね…周りがよく見えているようだ…フェイントにも引っかからない)バババッ
ベルトルト(それに、最近はしっかり取り組んでいたからか…動きがいい…)ババババッ
ジャン(嘘だろ!?こいつこんなにも強かったのかよ!!?そろそろやべぇ…)バシッバシッ
ドカッ バキッ バシッ メコォ
????「…」ジーッ
???「…」ジーッ
--医務室--
ベルトルト「失礼します」ガラッ
ユミル「お、ベルトルさん、どうかしたのか?」ニヤニヤ
クリスタ「わ!ジャン!大丈夫?」
ジャン「…大丈夫に見えるか?」ボロボロ
ベルトルト「ちょっとやり過ぎちゃってね。湿布をもらいに来たんだ」
ユミル「情けねぇな、馬面は。ベルトルさんをしっかり見習え」チラッ
クリスタ「やめなよユミル!ジャンだって頑張ってたんだから!」チラッ
ジャン「クリスタ…」ジーン
ベルトルト「ところでユミル達はどうしてここに?」
ユミル「私達も似たようなもんさ」
ベルトルト「ふーん。そういえば担当の医務官がいないようだけど」
ユミル「急用でしばらくあけるんだと…ほら、置手紙だ」ヒラヒラ
クリスタ「ジャン、手当てするからちょっと待っててね」
ジャン「いや、適当に湿布貰ってくからそこまでする必要はねぇよ」
クリスタ「ダメだよ!悪化したらどうするの!ほら怪我したところ見せて?」ニコッ
ジャン(女神…)
ベルトルト(かわいい…)
ユミル「それとも何かぁ?馬面はクリスタの施しを受けるのが嫌なのか?」ニヤリ
ジャン「……ハッ!いやっ、そんなんじゃねぇよっ」アセアセ
ジャン「んじゃ…頼めるか?」
クリスタ「うん!それじゃあ、こっち来て!」ニコッ
ジャン「本当にクリスタは優しいんだな」
クリスタ「そうかな?…ただよく見られたいだけなのかもしれないよ?」シュルシュル
ジャン「それでも別にいいんじゃねぇか?少なくとも俺には役立ってる」
クリスタ「役に立ってるの?」シュルシュル
ジャン「エレンの野郎にも似たようなことを言ったことがあるが…」
ジャン「俺は利用できるものならなんだって利用するぜ?それが憲兵団の制度やお前の偽善だとしてもだ」
クリスタ「…やっぱりジャンは言いたいことははっきりと言うよね」シュルシュル
ジャン「悪いな…けどそれが俺の性分なんでね」
クリスタ「うん、知ってる」パチッ
クリスタ「はい、終わったよ!」
ジャン「おう、ありがとな!」ニコッ
クリスタ「…次は立体起動の訓練だね。二人とも遅れないでね。ユミル、行こ!」タッタッタッ
ユミル「クリスタァ、そんなに急がなくてもいいだろぉ」タッタッタッ
ジャン「さて、俺たちも行こうか」
ベルトルト「…そうだね」
--立体機動訓練--
ベルトルト「…」パシュッ
ジャン「…」パシュッ
ベルトルト(やっぱりジャンは立体機動の扱いに長けてるな…ガスを抑えながらこの速さとはね…ターゲットだ!)パシュッ
ベルトルト「ハッ!」ザシュッ
ジャン「オラァ!」ザシュッ
ジャン(あの長身で小回りはきかないと思ったが…それを補って余る視野の広さか…)パシュッ
ジャン(さらに体を大きくしならせて放つあの斬撃…結構深くまでえぐってやがる…だが…)パシュッ
ジャン(ターゲット発見!アンカーを一か所だけ固定して…一瞬だけガスを強く吹かす!)ギュルルル
ベルトルト(?ジャンは何をして…!回転切り…だと!?)パシュッ
ジャン「ウォオオオオオ!」ザンッ
ベルトルト「フッ!」ザシュッ
ベルトルト(深さが並んだ!?いや、ジャンのほうが深いかもしれない…)パシュッ
ベルトルト(まさかこんな技術まで持っていたなんて…もしかしてジャンは僕たちの脅威になりえるかもしれない…)パシュッ
ジャン「…」パシュッ
ベルトルト「…」パシュッ
ジャン「…」パシュッ
ベルトルト「…」パシュッ
ジャン(やべぇ、目ぇ回った…気持ち悪い…)パシュッ
--夕方 食堂--
ライナー「おう、ベルトルト!どうだ、調子は?」
ベルトルト「やぁ、ライナー。見た通りだよ、アニとはまだ全然だ」
ライナー「そうじゃない、ジャンとだよ」ニヤリ
ベルトルト「ふざけてるのかい…僕を君みたいなホモと一緒にしないでほしいな」ギロッ
ライナー「違う違う、言い方を間違えたな…おまえが同期と仲良くしているのが嬉しくてつい、な」
ベルトルト(あ、ホモは訂正しないんだ…)サッ
ベルトルト「僕とジャンが仲がいい?勘違いしないでくれ、僕は戦士だ」
ベルトルト「ジャンとは利害が一致した互いを利用しあう関係だよ」
ライナー(…気づいてないのか)
ライナー「まぁ、俺は今ぐらいは兵士でいてもいいと思うがな」
ベルトルト「僕だってできるならそうしたいさ…でもきっと後で辛くなる」
ライナー「そうか…それなら俺からは何も言わないさ。ただ、自分がやりたいようにやればいい」
ベルトルト「…ありがとう、ライナー。心の隅にしまっておくよ」ガタッ
ライナー「…ところでベルトルト」
ベルトルト「まだ何か?」
ライナー「お前から俺のクリスタのにおいがするんだが…どういうことだ?」
ベルトルト「」
ベルトルト「キモイ」ニコォ
ドカッ バキッ ボキッ メキッ ドゴォ
ライナーだったもの「」チーン
マルコ「どうしたんだジャン?ため息なんかついて」
ジャン「いや、今日の立体機動の訓練で斬撃に回転を加えてみたんだけだよ…」
ジャン「最初はうまくいったんだが目が回って気持ち悪いわうなじ部分に当たらないわで駄目だったんだ…」
マルコ「ああ、あれか。遠くから見てたんだけど、回転してる時に隙が生まれて実戦では使えないんじゃないかな」
ジャン「やっぱりか…コニーぐらいに小さければ小回りがきいてその隙も何とかなりそうなんだが」
マルコ「でもそうすると今度はその回転時にかかる力に耐えられないんじゃないかな」
マルコ「でも意外だな。どうせジャンのことだからミカサのことでも悩んでいるのかと思ったよ」
ジャン「…おい、マルコ。何言ってんだよ。」
マルコ「え?」
ジャン「俺がミカサのことを常に考えているのは当たり前…そうだろ?」キリッ
マルコ(うわぁ…)
ジャン「ハッハッハ、んじゃ、ベルトルトと作戦会議でもしてくるか」ガタッ
マルコ「ん?なんでベルトルト?」
ジャン「片想い同盟ってやつだ」スタスタスタ
マルコ(なんだそのネーミングセンス…っていうか俺の出番少ないよ!?)
ミーナ「ベルトルトに寝取られちゃったね☆」ヒョコッ
マルコ「俺ホモじゃないんだけど」
ジャン「よう」
ベルトルト「やぁ、ジャン…さっそくで悪いんだけどあれを見てくれるかな」チラッ
ジャン「ん?」チラッ
ミカサ「エレン、訓練で怪我をしてしまった、ので、食べさせてほしい」
エレン「…しかたねぇな…ほら、あーん」
ミカサ「パクッ」モグモグ
エレン「ほら…あったかいだろ?」
ミカサ「…うん…あったかい///」ポワァ
アニ「…」ジーッ
アニ「…アルミン、訓練でけg…」
アルミン「アニ、あーん」つパン
アニ「へっ!?///」
アルミン「あーん」つパン
アニ「…ぱく///」
アルミン「えへへへへ、朝のお返しだよ」
アニ「…///」モグモグ
ジャン「」ゴフッ
ベルトルト「なんか朝よりも仲が発展してるようなんだけど…」ズーン
ジャン「ありえねぇ…なんで今更…今日の訓練で何かあったのか…いや、でもこれ以上は…」ブツブツ
ベルトルト「ジャン?大丈夫?」
ジャン「…なんでもねぇ…それよりも妨害工作をしねぇと…明日の訓練は…」
ベルトルト「明日は馬術と座学だよ」
ジャン「難しいな…できれば体が密着する対人格闘でミカサとアニに俺たちを意識させたいんだが…」
ジャン「いや、だったら対人格闘でエレンの野郎とアルミンを再起不能にすればいいのか?」
ベルトルト「なかなか物騒なことを考えるね…でも、そんなことしたら彼女たちからの報復が目に見えるよ…」ゾクッ
ジャン「だよな…まぁ、とにかく次の対人格闘に仕掛ける!今日は明日の訓練に備えて寝ようぜ」
ベルトルト「そうしようか…ただ最近ちょっと暑くて寝苦しいんだけどね」
ジャン「だったら、俺愛用の睡眠薬でも貸そうか?飲めば朝までグッスリだぜ?」
ベルトルト「うーん、ありがたいんだけど…薬に頼るのはよくないからやめとくよ」
ジャン「…遠慮なんてしなくていいって」ボソッ
ベルトルト「馬面がぁ!アニのまねをするなぁ!気持ち悪いんだよ!」
ジャン「ひでぇ!っていうか今のでアウトってお前も相当アニに毒されてんな」
ベルトルト「アニが毒だって!冗談は顔だけにしろよ、この腹筋フェチ!」
ジャン「おま…馬鹿野郎!ミカサがあってこその腹筋であって腹筋が好きだからミカサを好きになったわけじゃねぇぞ!」
ワーワーワー
ライナー(ベルトルトの奴…青春してるな)ホロリ
--深夜 男子寮--
ベルトルト「Zzz…」
「エレン…エレン…」ゴソゴソ
ベルトルト「Zz…んぁ?」パチリ
ベルトルト(なんかうるさくて目が覚めたんだけど…なんだろう)
「エレン///…っふ///…エレン///…」ギシギシ
「ハァハァ///…え…れん///…くふっ///…そろそろ///…」ギシギシ
「~~~~~っ/////」ドピュッドピュッ
「…エレン///…ぐっすり眠ってる…おやすみ…」コソコソ ギィ
ベルトルト(…うん、僕は疲れてるんだきっとそうだ、これは夢に違いない)
ベルトルト(いつも以上に真面目に訓練したもんな…だって、ミカサが男子寮にいるわけないもん、うん、きっと幻聴だ)
ベルトルト(よし、そうと決まったら寝るしかない、うん、寝よう)
「…」ギィ コソコソ
ベルトルト(!また入ってきた!忘れ物か!いやいやまてよ、これは現実じゃないってさっき結論が出たじゃないか、よし、寝よう)
「…」ゴソゴソ
「…アルミン、今日も可愛いね」ゴソゴソ
ベルトルト「ふぁ!?」
「!!!誰か起きてる?」
ベルトルト(ここで起きてるなんていう奴いるの?いやいやそこじゃない…え、今の声ってアニだよね?幻聴?)
「…大丈夫みたいだね」ゴソゴソ
ベルトルト(大丈夫じゃないんですけど!頭が混乱してるんですけど!)
「それじゃあ、まずは…」ゴソゴソ
「アニ!」ギィィィ
「!どうしたんだい?…もしかして」
「教官が見回りに来た、ので、逃げる」タッタッタッ
「しかたないね…アルミン、またね」タッタッタッ バタン
ベルトルト「…」ポカーン
ベルトルト(やばい、何が起こってるのか処理できない、ので…あ、これミカサだ…そうじゃない…ダメだ)
ベルトルト(なんかくらくらしてきた…よし、このまま寝よ…寝てきれいさっぱり忘れよ…うん、そうしよう)
ベルトルト「…Zzz」
--朝 食堂--
ジャン「ふぁああ~っ、よく寝た…さてと…」チラッ
エレン「おい、ミカサ」
ミカサ「何、エレン?」
エレン「…きれいな黒髪だ」ナデナデ
ミカサ「///」ポワァ
ジャン「」ゴフッ
ジャン(いや、それはねぇよ!ミカサを取られた上に台詞まで!俺がみじめすぎんだろ!)
ジャン(…落ち着けジャン・キルシュタイン、お前には現状を正しく認識する力がある!みじめなんてことは最初からわかってたはず)
ジャン「」ズーン
マルコ「朝から一人で何をしているんだい、ジャン」
マルコ(もっと出番がほしい!)
ジャン「お前…マルコ…か…?」
マルコ「いや、ずっと隣にいたよ!?」
ミーナ「ずっとって…やっぱりマルコはホm…」ヒョコッ
マルコ「言わせねぇよ!?」
ワーワー ギャーギャー
ジャン「…。ベルトルトのところにでも行くか」ガタッ
マルコ「お前のせいで出番が終わっちゃったじゃないか!」
ミーナ「出番もジャンもベルトルトに取られちゃうなんて、可哀想なマルコ☆」
ジャン「よっ!ベルトルト!あれを見てみろ」ユビサシ
ベルトルト「…うん?」チラッ
アニ「…」
アルミン「…」
アニ「…ねぇ、アルミン」
アルミン「…」プイッ
アニ「」ガーン
ジャン「何があったか知らないが、これはチャンスだ」
ベルトルト「…うん…そうだね…」ゲッソリ
ジャン「?ライナー、ベルトルトに何かあったのか?」
ライナー「なんでも変な夢を見たんだと」
ジャン「…夢?」
ベルトルト「夢っていうか、夢じゃないっていうか、夢であってほしいというか…」
ライナー「朝からずっとこんな感じでどうにも要領を得ないんだ。どんな夢だったかも教えてくれん」
ジャン「…」
ベルトルト「いや…だからね?あれはきっと夢なんだよ…夢じゃなくても…」
ジャン「…ベルトルト、お前はきっと疲れてるんだよ…これやるから寝る前に飲んどけ」つ睡眠薬
ベルトルト「これは昨日の…ありがたいけどやっぱり遠慮しとくよ…」
ジャン「まぁ、そういわずに貰っとけ!」
ベルトルト「…うん」
ジャン「よし!じゃあ今日の訓練も張り切っていこうぜ!一生懸命やれば嫌なことの一つや二つなんて吹っ飛ぶだろう」
ベルトルト「そうだね…うん…ありがとう、ジャン」
ジャン「?まぁいいや、んじゃ先に行ってるぜ」タッタッタッタ
ライナー「…いい友達を持ったな」
ベルトルト「…うん」
ライナー「…いいホモダt…」
ドカッ バキッ ガンッ ミシッ ドゴォン
ライナーだったもの「」チーン
--馬術--
ジャン「お、来たか。さっきよりも顔色がよくなってるじゃねぇか」
ベルトルト「まぁね、こういうのは切り替えが大事だから」
ジャン「おし、じゃあ、始めるか…と言いたいところなんだが…俺、馬術苦手なんだよなぁ」
ベルトルト「馬面なのにかい?」
ジャン「なんだとぉ!言ったな、この怪人ノッポ!」
ベルトルト「…」
ジャン「…」
ベルトルト「…ッフwww」
ジャン「…っははwwwまさかお前から仕掛けてくるとは」
ベルトルト「ごめんごめん、でも意外だったから」
ジャン「馬面だからって馬術ができるとは限らないぜ?そういうお前は?」
ベルトルト「苦手ではないね」
ジャン「ちょうどいいじゃねぇか、教えてくれよ」
ベルトルト「そうしてあげたいんだけど…教えることが得意じゃないんだ」
ジャン「そうか…んじゃ、できる奴に聞いてみるか…誰か…」キョロキョロ
ミカサ「…」
ジャン(ミカサか…確かに上手だが…と言うか何でもできるが…人に何かを教えてるところは見たことないな)
ミカサ「ジャン」
ジャン「!お、おう!なんだ?」
ミカサ「あなたが周りを見渡すことであなたの視界に入った人が可哀想」
ジャン「」
ミカサ「ので、目を瞑って馬に轢き殺されるまで待ってればいい、轢き殺されるために待ってろ」スタスタスタ
ジャン「」ゴフッ
ベルトルト「ジャアアアアン!」
ジャン(あれ?俺、何かしたっけ?やばい、すげぇ死にたい)バタッ
ベルトルト「しっかりするんだ、ジャン!…ん?あれは…」
アニ「…」スタスタスタ
ベルトルト(近づいてk…)
アニ「フッ!」ブンッ
ベルトルト「」バキィッ
アニ「…」スタスタスタ
ジャン「…」
ベルトルト「…」
ジャン「…大丈夫か?」
ベルトルト「…目に見えない傷のほうが治りづらいらしいよ」
ジャン「…そうだな、毎日実感してる」
ジャン「…」
ベルトルト「…」
クリスタ「呼んだ?」ヒョコッ
ジャン「別に呼んでねぇけど」
ユミル「なんだ?馬術がうまいやつを探してたんじゃねぇのか?」ニヤニヤ
ジャン「そういえば今は馬術の訓練だったな…」
ベルトルト「うん…忘れてたよ…」
ユミル「おいおい、お前ら、大丈夫か?」
ベルトルト「…それで、ユミル達が教えてくれるの?」
ユミル「そうだぞ。なんたって、こちらにおられますは馬術の達人クリスタ様にあられるぞ」
クリスタ「えっへん!」ピシーン
ジャン「うん…無い胸張ってるな…いや、張ってる胸が無いのか?…どちらにせよまな板には変わりないが…」
クリスタ「ちょっと、ジャン!///セクハラだよ!///」プクー
ユミル「教官、こいつです」
ジャン「うん…そうだな…」
ユミル「ダメだな、こりゃ…クリスタ!」ニヤリ
クリスタ「うん!…ジャン、今から馬術のコツを教えるからよ~く聞いててね」
ジャン「ん?わかった」
クリスタ「馬術で大切なことは馬の気持ちを理解すること!…だ・か・ら」
クリスタ「馬面なら馬みたいに四つん這いで地面に這いつくばって私に手綱を委ねなさい」ジロッ
ジャン「」
ジャン「」ゴフッ
ベルトルト「ジャアアアアン!」
ユミル「うるせぇ」ペシッ
ベルトルト「あぅ…」
クリスタ「あ、あれっ?」オロオロ
ユミル「どうやら失敗したみたいだな」
クリスタ「嘘!?こうやって罵れば元気になると思ったのに!」オロオロ
ジャン(みんな俺のことどういう目で見てんだ…)
クリスタ「ごめんね、ジャン」ウルウル
ジャン(目を涙ぐませながらの上目づかい…だ…と…)
ジャン「」ゴフッ
ベルトルト「ジャアアアアン!」
ユミル「うるせぇ」ペシッ
ベルトルト「あぅ…」
--座学--
ジャン(結局あの後、クリスタに馬術を教えてもらったんだが、気力がなかったせいかほとんど覚えてねぇ…)
ジャン(さすがに悪いことしたな…今度何かしてやろう)
ジャン(…よし!切り替えよう!座学ができることだって立派な魅力の一つだ!…ところで)
ジャン「…なぁ、ベルトルト」ヒソヒソ
ベルトルト「何?」ヒソヒソ
ジャン「教官が何言ってるかわからないのは俺が馬鹿だからじゃねぇよな?」ヒソヒソ
「で、あるから~して」
「で、あるから~して」
「で、あるから~して」
ベルトルト「フフフフフ、さっっっぱりだ」
--夕方 食堂--
ジャン(はぁ、今日も疲れた…もちろん精神的にだ…)
マルコ「お疲れ、ジャン」
ジャン「おう、マルコ。そうだ…お前、今日の座学わかったか?」
マルコ「あ、あれね…難しかったよね」
ジャン「…いや…言語的に…」ボソッ
マルコ「?わからなかったんだったら今度の休日にでも教えようか?」
ジャン「本当か!?ありがてぇ、さすがはマルコ頼りになる」
マルコ「そんなことないよ///」テレッ
ミーナ「よかったね、ジャンに褒めてもらえて☆」ヒョコッ
マルコ「…そろそろ出てくると思ったよ」ハァ
ミーナ「ひどい!そんな言い方しなくてもいいじゃない!」プンスカ
マルコ「ジャン…またきてね…俺の出番のために…」
ジャン「?そうだ、ベルトルトも誘ってやるか…ああ、んじゃ、またな」ガタッ スタスタスタ
ミーナ「…ごめんね?」
マルコ「謝られるよりも出番がほしい」
キース教官!!期待して良いですか!!
ジャン「おーい、ベルトル…ト?」
ユミル「おう、馬面。ベルトルさんになんか用か?」
ジャン「お前こそどうしたんだ?」
ベルトルト「ほら、今日の座学がわからなかったからユミルに教えてもらおうと思ってね」
ユミル「そ、んで今度の休日にどうかって話してたところだ」
ベルトルト「ユミルはいろんなことを知ってるんだ」
ユミル「おいおい、褒めても何もでねぇぜ」
ジャン「今度の休日か…俺もマルコに教えてもらうんだが…どうだ、いっしょにやらないか?」
ベルトルト「いいね。ユミルはどう?」
ユミル「別にかまわねぇぞ」
>>39さん
書き込みありがとうございます。がんばります。
ジャン「決まりだな」
クリスタ「もちろん私も行くよ」ヒョコッ
ライナー「もちろん俺も行くぞ」ヒョコッ
クリスタ「えっ」
ライナー「えっ」
ベルトルト(ライナー…ヒョコッじゃなくてガタッだろ)
ユミル「ベルトルさん、多分そこじゃない」
ジャン「ん…そろそろ寝るか。ベルトルト、薬、忘れずに飲めよ。じゃあな」スタスタスタ
ベルトルト「ははは…おやすみ」
クリスタ「おやすみー」
ユミル「薬?ベルトルさんどこか悪いのか?」
ベルトルト「いや、ただの睡眠薬だよ」
ユミル「睡眠薬…ねぇ」
--深夜 男子寮--
ベルトルト「Zzz…っん…!」パチリ
ベルトルト(目が覚めた…やっぱりジャンからもらった薬飲んどけばよかったな…)
ジャン「Zzz…」
マルコ「…やめてくれ…俺は…ホモじゃ…な…い…Zzz」
コニー「…馬鹿って…言ったやつが…俺…天才だから…Zzz」
アルミン「…っん…クリスタ…Zzz」
ライナー「クリスタァ…クリスタァ…うっ…Zzz」ドピュッ
ベルトルト(ライナー死ね…それにしても気になるのは…)
エレン「ふふふ…気分は…どうだ…ベルトルさん…ざまぁ…Zzz」
ベルトルト(なんで僕はエレンに馬鹿にされてるんだ!?…とりあえず何もなくてよかったけど…)
「…」ガチャッ
ベルトルト「!」
「エレン…エレン…」コソコソ
「待ちな…あんたは昨日ヤッタだろ?今日は私が先だ」
「…わかった…私は見張りをしておこう」ギィ
「…昨日はごめんねアルミン」コソコソ
ベルトルト(…アニ)
「…ちゃんと寝てるね」コソコソ
アルミン「クリs…ん?…ア…ニ…」スースー
ベルトルト(あ、こいつ起きてる)
「フフフ…可愛いよ、アルミン…」スルスル
「アルミンの…たくさん注ぎ込んで?」スルスル
ベルトルト(どうしてなんだ…アニ…)
「んっ///…ふっ///」ギシギシ
ベルトルト(やめてくれ…)
「んひっ///…んぁああ///」ギシギシ
ベルトルト(これ以上は…頼むから…)
「はぁ…はぁ…アルミン///」ギシギシ
アルミン「…ぅん…アニ…」スースー
ベルトルト(僕の中の君を穢さないでくれ!)
「ア…ル…ミィイイイイン/////」ドピュッドピュッ
「はぁはぁ…きもちよかったよ///」トロン
ベルトルト(………)
ベルトルト(……)
ベルトルト(…)
そこから先は覚えてない
>>40のやらないか に反応した俺は死んでもいい
--朝 食堂--
ベルトルト「…」ゲッソリ
ジャン「よう、ベルトルト!…どうした、元気がないみたいだが?」
ベルトルト「…ジャンは…知ってたんだろう?」
ジャン「…何のことだ?」
ベルトルト「とぼけなくてもいいよ…夜っ!男子寮でっ!何が起きているのかをっ!」
ジャン「…っ!起きてたのか…だからあれほど薬を飲むように言ったのに…」
ベルトルト「…おそらくあれは常習的に行われている…僕がアニと付き合うなんて夢だったんだ…最初から…」
ジャン「…そんなことで諦めるっていうのか?」
ベルトルト「そんなこと?」
ジャン「ああ…処女しか愛せないなんて言うのは俺たち童貞の悪い考え方だ…長い目で見れば…まだ…」
ベルトルト「…もうやめなよ…君自身、わかってるんだろ?」
ジャン「…」
ベルトルト「君が提案した作戦その一…距離を置く…おそらく…もう…耐えられなかったんだろう…」
ジャン「…やめろ」
ベルトルト「君は寝るのに睡眠薬を使った…深夜の男子寮での出来事を君は見なかったことにした…」
ジャン「…やめてくれ」
ベルトルト「誰よりも!状況を正しく認識している君が!現実主義者の君が!その現実から目をそらそうとしてしまったんだ!!」
ジャン「もう!!やめてくれぇえええええええええっ!!!!!」
ベルトルト「…何が正直者だ…滑稽じゃないか…」
ジャン「…俺は…どうすればよかったんだ…」ポロポロ
ベルトルト「君がミカサを想う気持ちは間違いなく本物だ…僕だってアニを心から好きだったと思う…」
ベルトルト「それでも…何かが駄目なんだ…僕たちじゃ決して届かない…」ポロポロ
ジャン「うぅ………」ポロポロ
ベルトルト「もう…いいじゃないか…僕たちは頑張っただろ…」ポロポロ
ジャン「ぅわぁああああああああああああああああああああ」ポロポロ
ベルトルト「うぅ…あぁ………」ポロポロ
二人の泣き叫ぶ声は賑やかな食堂の音にかき消されたという…
もうミカサとエレンは肉体関係になってるからジャンに勝ち目はない。それにしてもミカサの言葉は本当に言ってそうだな
--対人格闘訓練--
ミーナ「…えいっ」ペシッ
マルコ「…よっと」パシッ
ミーナ「…それっ」ヒュンッ
マルコ「…やぁっ」フッ
ミーナ「…ねぇ、マルコ」ポカッ
マルコ「…なんだい、ミーナ?」サッ
ミーナ「ふぅ…ジャンとベルトルトのことなんだけどさぁ…」
たまにはジャンミカになってほしい
これが俺の本心だ
マルコ「まさかホモとか言うんじゃないだろうね…」
ミーナ「そこはさすがに空気読むけどさ…」
マルコ「うん」
ミーナ「…無表情で…なんか、怖い」
マルコ「うん…」
ジャン「」ババババババババババババババババババババッ
ベルトルト「」ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ
ドカッ バキッ ミシッ ボキッ ブチッ バゴッ メコッ ドゴォン
--立体機動訓練--
ジャン「」パシュッ
ベルトルト「」パシュッ
ジャン「」パシュッ
ベルトルト「」パシュッ
ジャン「」ザシュッ
ベルトルト「」ザシュッ
ジャン「」パシュッ
ベルトルト「」パシュッ
ライナー(…くそっ!…ついていくのでやっとだ!…だが…)パシュッ
ライナー「ジャン!さっきから速さにこだわり過ぎて斬撃を疎かにしてるぞ!深みがない!」パシュッ
ライナー「ベルトルト!ガスを吹かしすぎだ!最後までもt…」パシュッ
ベルトルト「!」プシューッ
ライナー「馬鹿野郎!言わんこっちゃねぇ!…ん?」
ジャン「」バババッ ダキッ
ジャン「…大丈夫か?」スタッ
ベルトルト「うん…ありがとう」
ライナー「無事だったか!よかった!」スタッ
ジャン「ライナー…先に行ってくれ」
ライナー「どうかしたのか?」
ジャン「さっきので手を痛めた…大した怪我じゃなさそうだが…さすがに俺の体でベルトルトを抱きかかえるのは無理があったようだ」
ベルトルト「…ごめん」
ジャン「気にすんな…ベルトルトのガスも残ってないから俺たちはリタイアだ…」
ライナー「だが…」
ベルトルト「行ってくれ、ライナー…できれば教官に報告しておいてくれると助かる」
ライナー「わかった…できるだけ早く戻ってこいよ」ダッ パシュッ
ジャン「…行ったか」
ベルトルト「…そうだね」
ジャン「俺たちも行くか…」スタスタスタ
ベルトルト「うん…」スタスタスタ
--夕方 食堂--
サシャ「なんとなく、朝からジャンとベルトルトの様子がおかしいと思ってはいたんですが…」モグモグ
コニー「どうやら失恋の反動でああなったらしいぞ」
サシャ「失恋て…今更じゃないですか…」モグモグ
コニー「それでもベルトルトはともかくとしてあのジャンがあきらめるとは思わねぇんだけど…」
サシャ「これで本当にジャン×ベルトルトになってしまいましたねぇ…」モグモグ
コニー「立体機動の訓練で抱き合っているのを何人か目撃したってよ」
サシャ「今は二人仲良く罰則として走ってるんですかね…あ、パンいただきますね」ヒョイッ モグモグ
コニー「あ、コラ!せめて許可をとれって言っただろ!?」
サシャ「ですから、いただきますと言ったじゃないですか」モグモグ
コニー「ん?それなら大丈夫なのか?まあいいや」
サシャ「それで…教官、怒ってましたね…やる気が感じられなかったらしいですよ」モグモグ
コニー「まぁ、褒められた内容じゃなかったな…お、戻ってきたか…」
サシャ「ここからが見ものですね」モグモグ
ジャン「」ボー
ベルトルト「」ボー
ライナー「おう、お疲れさん!」
ミーナ「二人の食事、用意できてるよ」
マルコ「さぁ、座って、座って」
ジャン「すまねぇな…」スチャ
ベルトルト「ありがとう…」スチャ
ジャン「」モグモグ
ベルトルト「」モグモグ
ジャン「」モグモグ
ベルトルト「…あ、ジャン、スープこぼれてる」フキフキ
ジャン「お前こそ袖が汚れてる」フキフキ
ベルトルト「本当だ…」ボー
ライナー(これは…)
マルコ(かなりやばい状態じゃないか…?)
ミーナ(正直、リアルなホモは引く…)
クリスタ「…」ジーッ
ユミル「…」ジーッ
クリスタ「…ユミル」
ユミル「…何だ?」ソワソワ
クリスタ「緊急事態です」
ユミル「…そうだな」ソワソワ
クリスタ「ジャンが男に走りそうです」
ユミル「噂では失恋したみたいだな」ソワソワ
クリスタ「ベルt…」
ユミル「いや、ベルトルさんは違うからな!断じてホモじゃないからな!普通に女が好きだからな!」ガタッ
クリスタ「どうしてこうなっちゃたのかな?」
ユミル「私が知るかよぉ…」グスッ
クリスタ「というわけで、ジャンに告白してくるね」
ユミル「…は?」
クリスタ「だって、私はジャンが好き。ユミルはベルトルトが好きでしょ?だから告h…」
ユミル「二度も言わなくても聞こえるわ!どうしてそうなった!?」
クリスタ「もう!さっきから被せてこないでよっ!」プンスカ
ユミル「…あ、いや…悪かった…」
クリスタ「まったく!それで、私たちがここ数日間やってきたことなんだけど…」
ユミル「うん」
クリスタ「まず、医務室に突撃!作戦だね!」
ユミル「いや…どう見てもスタンバってたろ」
クリスタ「…っは、しまった!お帰りなさい、ご主人様♪…でもやればよかった…」ズーン
ユミル「さすがに狙いすぎだろ!っていうか、恥ずかしいだろそんなの!///」
ユミル「…まぁ、クリスタがやればイチコロだと思うけどさ…」ボソッ
クリスタ「あ、話を戻すけど、あのときはごめんね?ユミルに汚れ役をさせちゃって」
ユミル「ベルトルさんをジャンと相対的に誉めて、クリスタがそれをフォローするやつか…別に、私が提案したからいいけど…」
クリスタ「ありがとう!でもユミル、あんまり攻めなかったよね…私は手当てするといってボディタッチしたよ?」
ユミル「仕方ねぇだろ、そんなの…そういうお前だって医務室出るときテンパってて不自然だったじゃねぇか」
クリスタ「むぅ…やっぱりあそこで押し倒しておけばよかったかな?」
ユミル「おいおい、クリスタさーん?変なスイッチ入ってないですかー?」
クリスタ「そうかな?でも、好きな人の話をするとテンションあがるジャン!ほら、愛しのベルトルさんのことを考えてみて!」キラキラ
ユミル「ちょっ!何…言っ…て…///」プシュー
クリスタ「照れてるユミル可愛い!やっぱり、さっきよりも表情がよくなってるよ!」
ユミル「クリスタ…もしかして私を励まそうとして…」ジーン
クリスタ「次は馬術の時!」
ユミル「あれは失敗だったな…二人とも魂が抜けてた」
クリスタ「ミカサとアニからの精神を削る暴力の後だもん…でもね、私あの時気づいたことがあるの」
ユミル「何だ?」
クリスタ「もしかして私…Sなのかもしれない」ドーン
ユミル「」
クリスタ「ミカサの真似したつもりなんだけど…なんか、アリかなって」テヘッ
ユミル「…ハッ!いや、やめたほうがいい!天使がそんなこと言ったら耐えられないからな絶対!」
クリスタ「そっかぁ…」シュン
ユミル「…まぁ、なんかあったけど今度の休日に座学を教える約束もできたからな…その時に…」
クリスタ「甘ぁい!」クワッ
ユミル「えっ!」ビクッ
クリスタ「甘いよユミル!そんな悠長に待ってられないよ!」
ユミル「いや、でも今は二人とも傷ついてるから…」オロオロ
クリスタ「そうだよ!だからこそだよ!今の二人はお互いの傷をなめあうために寄り添ってるだけなんだよ!」
ユミル「そ…そうだな…」オロオロ
クリスタ「もしこのまま放っておいたらそれこそ本当に二人がくっついちゃうよ!じゃあ、いつ行動するのか…」
ユミル「今でしょ!」キリッ
クリスタ「と~ら~れ~た~!」ジタバタ
ユミル(天使…)
クリスタ「…だから…告白に…行きたいと…思います…」グスッ
ユミル「…ハッ!待って!お願いだから待って!」
クリスタ「どうしたの?」
ユミル「せめて慰めるってのは?」オロオロ
クリスタ「…」
ユミル「…クリスタ?」オロオロ
クリスタ「何乙女ぶってんだよ!!自分だけ傷つかずに愛されたいのかバカ!!」
ユミル「」ビクッ
クリスタ「あんたは誰よりも自分が大事なんだろ!?最悪の性格の持ち主のユミルなんだろ!?」
ユミル(ヒドイ…)グスッ
クリスタ「でもね…私…」
ユミル「?」
クリスタ「本当は今すぐにでもジャンを慰めに行きたいの…でも…それは卑怯だと思うんだ」
ユミル「…どうして?」
クリスタ「自分の気持ちを隠して相手を慰める…その相手はきっとその優しさにすがろうとする…だからそれを利用する…」
ユミル「…えぇっと…つまり?」
クリスタ「そこに本当の愛はないんじゃないかな?」
ユミル「!」
クリスタ「だけど告白は違うと思うんだ。自分の気持ちをすべてさらけ出さないときっと相手には届かない。」
ユミル「…」
クリスタ「もちろん振られるかもしれない…だけど私はジャンが好きなの!結果がどうであれ私は自分の好きな人を信じたい!」
ユミル「…」
クリスタ「だから…私、ジャンに告白してくるね」
ユミル「…ちょっと待ってくれ」
クリスタ「何?」
ユミル「私も行く…私もベルトルさんに自分の想いをぶつけたい!」
クリスタ「うん!行こっ!」パァアアア
ユミル(ったく…クリスタの奴、男前すぎるだろ)
ジャン「」ボーッ
ベルトルト「」ボーッ
クリスタ「ジャン!話があります!」
ジャン「んぁ?」ボーッ
ユミル「私もベルトルさんに用があるんだ」
ベルトルト「ぅん?」ボーッ
クリスタ「私は、ジャンのことが…」
ユミル「…うぅ///ベルトルさんが…///」
「「大好きです!付き合ってください!/////」」
ライナー「」ガタッ
アルミン「」ガタッ
エレン「」ガタッ
ジャン「…は?」
ベルトルト「…え?」
ベルトルト「えっと、僕のことが好きなの?」
ユミル「そっ、そうだよ!///わっ、私はベルトルさんが好きだ!///何度も言わせんな!///」カァアアア
ベルトルト「一つ聞いてもいい?何で?」
ユミル「えっ、えーと…ベッ、ベルトルさんはそのっ…背が高くてかっこよくて…やっ、やさしい…から///」
ユミル「私が教官に雑用押しつけられたときに手伝ってくれたりとか…高いところにあったものを取ってくれたりとか///」ボソボソ
ベルトルト「…そんなことで?」
ユミル「たっ、確かにベルトルさんにはそんなことかもしれないけど…わっ、私にとっては…その…///」
ユミル「…とにかく気づいたら好きだったんだ///そこに理由はないけど…ダメか…?」ウルウル
ジャンクリでベルユミか…いいな
ベルトルト「…いや、ユミルって乙女っぽいんだね」
ユミル「いっ、意外だったか…?///」
ベルトルト「まぁ…うん…」
ベルトルト(僕は戦士だ…アニとライナー、三人で故郷に帰ろうと思っていた…)
ベルトルト(だから僕は同じ戦士であるアニに恋心を抱いていても作戦には支障が出ないと思っていた…)
ベルトルト(ユミル…僕は君を裏切らなければならない…それなのに…)
ベルトルト(そんな目で僕を見ないでくれ…)
ジャン「ど…どうした、クリスタ?急に…」
クリスタ「確かにジャンにとっては急かもね…でも私はずっとジャンのことを見てきたんだよ?」
ジャン「…ちょっと待て…整理させてくれ…どうして俺なんだ?」
クリスタ「んー…ジャンって良くも悪くも自分が思ったことを口に出すでしょ?」
ジャン「まぁ、そのせいで軋轢は生みやすいが…」
クリスタ「私にはできないよ…もしかしたら、そのことが原因で相手に嫌われちゃうかもしれないから」
ジャン「…クリスタを嫌ってる奴なんかいないと思うぞ?」
クリスタ「ありがと。でもね、それは本当の私じゃないの。言えないけれど…私には秘密があってそれで皆を騙してるのかなって」
クリスタ「だから、ジャンみたいに嫌われることを恐れずに正直でいられることが羨ましかった」
ジャン「クリスタ…」
クリスタ「それでだんだん意識し始めて…決定的だったのは―――――」
--回想--
ジャン『はぁ…はぁ…助かった』
クリスタ『うん、たまたま小屋を見つけられてよかったね』
ジャン『それにしても…』チラッ
ザーッ ザーッ ビュオォオオオ
ジャン『兵站行進で土砂崩れとはついてねぇな…ったく、あのハゲ教官こんな嵐だっつーのに何考えてやがんだ…』
クリスタ『ま、まぁまぁ…これも訓練だと思えば、ね?』
ジャン『…その、すまなかったな』
クリスタ『えっと、何が?』
ジャン『俺が足を怪我したばっかりに巻き込んじまって…』
クリスタ『そんな!?ジャンは私を助けようとしてくれたんだよ!?それなのにジャンが謝る必要なんてないよ!』
ジャン『いや、あれは回避できたはずなんだ…俺のミスだ…』
クリスタ『ジャン…』
ジャン『…』
クリスタ『今は二人でこの状況をどうやっていくかを考えようよ、ね?』
ジャン『…そうだな』
クリスタ『…』
ジャン『…』
クリスタ(…あれ?)
クリスタ(い、今、ジャンと二人きりだよね?も、もし、天気が回復しなくて夜を迎えたら…)
クリスタ『///』カァアアア
ジャン『…大丈夫か?』
クリスタ『えっ!?///』ビクッ
ジャン『顔が赤いみたいだが…熱でもあるのか?』
クリスタ『こ、これは何でもないの!///大丈夫だから気にしないで///』アセアセ
ジャン『…そうか、もし何かあれば言えよ?』
クリスタ『うん!///』ドキドキ
ジャン『それにしても暇だな。やることがねぇ…』
クリスタ(ヤ、ヤルこと…///)カァアアア
ジャン『…お?』
クリスタ『ど、どうしたの?///』
ジャン『ほら、窓見てみろ。天気が良くなってきた』
パラパラ ヒューッ
クリスタ『…本当だ』
クリスタ(ちょっと残念だと思う自分がいる…)シュン
ジャン『この調子だとすぐ帰れるかもな…もしかしたら教官が気付いて捜索出してくれるかもしれねぇし』
クリスタ『あ、それだったら私、ちょっと外の様子見てくるね』
ジャン『はぁ!?まだ外は危ねぇ!今はここで待機だ…さっきみたいな土砂崩れがまた起きて…下手すると死ぬかもしれねぇ』
クリスタ(死…)ドクン
クリスタ(もし、助けを求めるために外に出て死んだらジャンは私のことどう思ってくれるかな?)ドクンドクン
クリスタ(人のために自分の命を投げ出したって言って、みんなは私のこと褒めてくれるかな?)ドクンドクンドクン
クリスタ『…ジャン。安心して…私が助けを呼んでくるから…』ゴクリ
ジャン『…待てよ…まさかお前…手負いの俺を見捨てる気か?』
クリスタ『えっ、そ、そんなつもりは…』
ジャン『だったら、そこでおとなしくしてろ』
クリスタ『でもっ!』
ジャン『でもじゃねぇ!黙って静かにしやがれ!』
クリスタ『うぅ…』
ジャン『ったく…本当に安心してほしかったら俺のそばにいろってんだ…』
クリスタ『ジャン///!?』ドキッ
ジャン『…お前、何するつもりだった?』
クリスタ『え?』
ジャン『…死にたかったんじゃねぇのか?』
クリスタ『…』
ジャン『そういうところ…俺は嫌いだぜ?』
クリスタ『…ごめんなさい』
ジャン『まさか本当だったとは…なぁ、俺は憲兵団に入って内地で暮らす』
クリスタ『…ジャンはそのために訓練兵になったんだもんね』
ジャン『ああ、巨人と戦って死ぬなんて馬鹿げてやがる…俺は死にたくない』
ジャン『だから死にたいなんて言う奴の気持ちはわからない…わかりたくねぇ…』
クリスタ『そうだよね…わからないよね…生きてて迷惑かけるなんてこと…』
ジャン『生きてて迷惑がかかるだぁ?だったら死ねば迷惑じゃねぇってのかよ』
クリスタ『うん…』
ジャン『いや、違うね。お前が死んだら悲しむ奴は絶対にいる。そしてお前の死は誰かが背負うことになる』
ジャン『それが俺か、ほかの誰か知らねぇが…。結局てめぇは自分がかわいいだけなんだよ』
クリスタ『!』
ジャン『どうせ同じだったら人に迷惑をかけてでもいいから生きろ。生きているほうが楽しいこともいっぱいあるしな』
クリスタ『私…生きてもいいの…?』
ジャン『当たり前だ。死ぬのは一瞬だが生きることはとてつもなく辛い。後はそれを乗り越えられるかだけだ』
ジャン『…まぁ、俺みたいに脳内が快適だったら少しは楽になるかもな』ニコッ
クリスタ『…ジャン』
--回想終了--
クリスタ「あの時のおかげで私は少しだけ生きることを楽しみたいと思った」
クリスタ「だから…私はジャンを好きになった」
ジャン「クリスタ…」
ジャン(そうか…こいつは俺のことを見ていてくれたのか…こいつの目はまるですべてをわかっているような眼だ)
ジャン(俺がミカサを好きなこと…それが叶わなかったこと…それを理解したうえでなのか…?)
ジャン(それなのに俺は…ミカサをあきらめれるかを考えてやがる…最低だ…)
ジャン(俺は…どうしたら…)
マルコ「―――ジャン」
ジャン「!マルコ…」
マルコ「…自惚れずに聞いてほしいんだけど…ジャンは…ずっと片想いをしてきた人だから…」
マルコ「同じ一途な思いを抱えている人の気持ちが理解できると思うんだ」
マルコ「それでいて…今、何をすべきかわかっている…君はどうするんだい?」
ジャン「今…何をすべきか…」
ジャン「…」
ジャン「おい、ベルトルト…どうするか…決めたか…?」
ベルトルト「…」
ジャン「俺は決めたぞ…俺は―――――」
--一週間後 対人格闘訓練--
ユミル「あれから何も言ってこないな…」シュッ
クリスタ「二人ともしばらく時間がほしいって言ってたけど…えいっ」ペチッ
エレン「おーい、ユミル!クリスタ!」
クリスタ「どうしたの?エレン…とアルミン」
アルミン「僕たちも訓練に混ぜてくれないかな?」
クリスタ「え?アルミンはいつもアニと一緒だったじゃない。エレンにもミカサがいるし…」
ユミル「そうそう、お前らと組んであの怪物女たちに目をつけられるなんて御免だね」
エレン「それがよぉ…」チラリ
アルミン「向こうを見てほしいんだ」ユビサシ
クリスタ「えっ!?」
ユミル「な、何だぁ!?」
ジャン「お、おい!ミカサ!…締まってる!首が締まってる!!///」
ミカサ「大丈夫…あなたは私に身を任せるだけでいい」ギュゥウウウウウ
ジャン「全然大丈夫じゃねぇ!死ぬから!!/////」
アニ「っん!…はぁあ!…はっ!///」ギュゥウウウウウ
ベルトルト「アニ…大丈夫?さっきから苦しそうだけど」
アニ「はぁはぁ…だっ、大丈夫///」ギュゥウウウウウ
クリスタ「な、何あれ!?」
ユミル「寝技にしても密着しすぎだろ!?胸が当たってるじゃねぇか!!」
エレン「な?ジャンなんて喜んでるように見えるぞ」
アルミン「ベルトルトは何したんだろうね…アニがすごくエロく見えるよ」
クリスタ「そ、そんな…」
ユミル「嘘だろ…」
エレン「そういうわけだ…ユミル相手してくれねぇか?お前も結構強そうだからさ」
アルミン「クリスタ…僕もお願いできるかな…少しでも強くなりたいんだ」
クリスタ「…」
ユミル「…」
おぉ…良いところで…
続き期待
続きを待つ!
すみません。少し仮眠をとってました。
ご飯も食べたので再開します。
--夕方 食堂--
エレン「…アルミン」
アルミン「ああ…エレン」
エレン「作戦…」ニヤリ
アルミン「成功だ」ニヤリ
エレン「さすがアルミンだ…アニで腰巾着野郎に寝技をかけさせるなんて…そりゃ体格差があるんだからあんな声だって出るよw」
アルミン「エレンが言えばミカサは何でも聞くからね…寝技のついでに馬面の首を絞めてるんだから顔が赤くなって当然だよw」
エレン「あの光景を目の当たりしたら誰だって勘違いしちまうよw」
アルミン「まったく…僕のクリスタをそそのかした報いだ」
エレン「ユミルは俺の嫁www」キリッ
アルミン「フフッwwwだったら、クリスタは僕の嫁www」キリッ
「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」
ユミル「おい、クリスタ!私はもう我慢できない!ベルトルさんに返事を聞いてくる!」
クリスタ「!ちょっと待ってよユミル!」
ユミル「なんでだよ!お前も見ただろ、今日の格闘訓練!なんであんなことになってるんだよ!」
クリスタ「それは…わからないけど…ユミルは自分が好きな人を信用できないの?」
ユミル「うっ」
クリスタ「二人は時間がほしいと言った。だからもうちょっと待ってみようよ、ね?」
ユミル「…わかったよ。クリスタがそこまで言うんじゃしょうがねぇ…」
ジャン「よう、ベルトルト!今日は何回だった?」
ベルトルト「今日は対人格闘だったからね…29回。ジャンは?」
ジャン「俺は確か37回だったと思うぞ」
ベルトルト「さすがジャンだね」
ジャン「おう!んじゃまたあとでな!」スタスタスタ
ライナー(何の回数だ?)
ライナー「…ベルトルト、お前、最近変じゃないか、なんか怪我が多くて目立つし」
ベルトルト「そうかな?」
ライナー「いつも夕食後にジャンのところに行くんだろ?何してんだ?」
ベルトルト「悪いけどそれは言えないかな」
ライナー「そうか…お前…ユミルのことはどうするつもりだ?」
ベルトルト「…」
ライナー「俺はお前が好きなようにやればいいと思ってる。俺もアニも戦士になりきれなかった…」
ライナー「だから俺たちには戦士の責任がどうこう言える権利はないんだ…」
ライナー「だがお前は違う…最後まで戦士であり続けようとした…だからお前が決めてくれ」
ライナー「戦士として使命を全うするか…兵士になるのかを」
ベルトルト「ライナー…確かに君たちはもう戦士ではないのかもしれない」
ライナー「っ!」
ベルトルト「でも、遅かれ早かれこうなっていたのかもしれないな…だから今度アニを交えて話そう」
ベルトルト「こればっかりは三人で決めないといけないことなんだ」
ライナー「ベルトルト…」
ベルトルト「でも…ありがとう。気遣ってくれて」ニコッ
ライナ「そうか…ならいい。ところでさっきジャンと言っていた回数はなんなんだ?」
ベルトルト「ああ、あれね…僕はアニ、ジャンはミカサに今日ドキッとした回数だよ」
ライナー「ファッ!!?」
ベルトルト「うわっ、気持ち悪い声出さないでよ…それじゃ、そろそろジャンのところに行くから」タッタッタッ
ライナー「」
エレンとアルミンはお仕置きするべき。のでわミカサ・アッカーマンが適任。
--一ヶ月後 食堂--
ユミル「だぁああああああああ!もう我慢できねぇ!行くぞクリスタ!」
クリスタ「待ってよユミル…何か理由があるかもしれないし…」
ユミル「理由だぁ!?これから聞きに行けばいいんだよそんなもん!一ヶ月だぞ、一ヶ月!あれからもう一ヶ月がたってんだぞ!」
ユミル「意味わかんねぇよ!最近はアニといることが多いし!おちょくってるんだったら許さねぇぞ!」
クリスタ「ユミル…落ち着いて…」
ユミル「お前は悔しくないのか?ジャンをミカサに取られて!」
クリスタ「告白を断られたわけじゃないもん…まだ取られてないよ…」
ユミル「…でも、お前、目が真っ赤だぞ?」ポロポロ
クリスタ「…ユミルもじゃない」ポロポロ
アルミン「エレン」ニヤリ
エレン「ああ」ニヤリ
エレン(ミカサ、やれ)サイン
ミカサ「ジャン、話がある」
ジャン「なんだ、ミカサ?」モグモグ
ミカサ「私と付き合ってほしい」
ジャン「は?」モグモグ
クリスタ(!?)
アルミン(さすがエレン様様だ。演技とはいえミカサをこうも簡単に操れるなんて…これでクリスタは僕のものだ)
アルミン(待っててねクリスタ…君の傷ついた心を僕が癒してあげるよ)
アルミン(さてと、じゃあエレンに恩返ししようかな…アニ)サイン
アニ「ベルトルト…」
ベルトルト「どうしたの?」
アニ「私…気づいたんだ…私はあんたが好き」
ユミル(!?)
エレン(これでユミルは俺のものだ)
アルミン(ん?何だ?)
アニ(アルミンは…アルミンは私のことをただの道具としか見てないようだった)
アニ(でも、ベルトルトは昔から私のことを心配してくれていてライナーと一緒で頼りになった…それなのに…)
アニ(今更気づくなんて…馬鹿だね…私は…)
アニ「付き合ってくれないかい?」
アルミン(なんて顔してやがんだあのクソアマ!本当に腰巾着に惚れやがったのか!今までかわいがってやったっていうのに!)
アルミン(まぁいい、僕にはクリスタがいる…壊れたおもちゃなんかにはもう興味はないよ)
ジャン「ミカサ…無理すんな」
ミカサ「…私はエレンのためだったらなんだってできる…たとえば、それがあなたの恋人だろうと」
ジャン「ちょっと前までの俺みたいになりたくなかったら、お前の足りない言葉で、エレンの野郎に訴えてみろ」ガタッ
ジャン「気持ちがこもった言葉じゃないと届かないことがある、ってことを教えてやれ」スタスタスタ
ミカサ「…」
ベルトルト「ごめん…アニ…僕、好きな人がいるんだ」
アニ「…そうだよね…ひどいことしたもんね…」
ベルトルト「ごめん…行ってくる」ガタッ スタスタスタ
アニ「…」ポロポロ
ライナー「…頑張ったな」ポン
アニ「らいなぁああああっ…わたしっ…べるとるとにきらわれちゃったよぉおおおおっ」ポロポロ
ライナー「仕方ないだろう、それだけのことをしたんだから」
ライナー「…だが、あいつがお前のことを嫌いになるはずがないだろう」
アニ「えっ…?」グスッ
ライナー「確かにもうあいつの隣に立つことはお前にはできない…だけどベルトルトはそんなにも器が小さいやつじゃない」
ライナー「俺は信じてる…あいつがお前を突き放したりするはずがないと…たった三人の同郷なんだから」ニコッ
アニ「らいなぁ…」グスッ
ジャン「クリスタ」
クリスタ「じゃっ、ジャン!?」ゴシゴシ
ジャン「泣かせちまったか…悪いことしたな」
クリスタ「なっ、泣いてないよ!それよりも説明してよ!さっきのミカサのはどういうこと!?」
ジャン「あれは何でもねぇよ…」
ベルトルト「ジャン…やるんだな!?今…!ここで!」
ジャン「ああ、勝負は今、ここで決める!」
ユミル「かっこつけてる場合かよ!お前ら二人ともどういうつもりだ!」ゴシゴシ
ベルトルト「まぁ、ちょっと落ち着いて…」
ジャン「クリスタ…もし、まだ気持ちが変わってないのなら…」
ベルトルト「ねぇ、ユミル…あの時の告白がまだ生きているのなら…」
「「付き合ってほしい!!」」
ユミル「そっ、そりゃもちろんだが///…」
クリスタ「…どうしてこんなに待たせたの?」グスッ
ジャン「そりゃー、あれだ…なぁ?」チラッ
ベルトルト「うん…僕たちはもともとほかの人が好きだったから…」
ジャン「告白された時はうれしかったが…中途半端な気持ちじゃ付きあえねぇと思った」
ベルトルト「だから、君たちを意識しようとしたんだ」
ジャン「ほら、見てみろ、この怪我…」
クリスタ「?最近はマシになったけど一ヶ月前はいろんなところ怪我してたよね…それがどうかしたの?」
ジャン「俺はミカサが好きだった…ベルトルトはアニが好きだった…」
ベルトルト「だから、けじめのためにお互いで殴り合ったんだ…彼女たちを意識した分だけ」
ユミル「お前ら馬鹿かぁ!?そんなきざなことやりやがって」
ジャン「そうかもな…でも今はクリスタのことしか考えられなくなっちまった」
クリスタ「ふぇ!?///」カァアアア
ベルトルト「僕もだよ、ユミル…君のことが頭から離れない…ちょっとたちの悪いストーカーかもね」
ユミル「そっ、そんなこと///…」カァアアア
ジャン「まぁ、一か月もかかっちまうとは思わなかったけどな…すまなかったな」
ベルトルト「この提案をしたのはジャンだからね…恨むならジャンにしてよ?」ニコッ
ジャン「おまっ、ふざっけんな!便乗したてめぇも十分共犯じゃねぇか!」
クリスタ「まったくジャンは…少しは悪いと思っているんなら反省しなさい!」
ジャン「あ…いや…すまん」
クリスタ「…幸せにしてね?/////」カァアアア
ジャン「おぅふ…それはさすがに早すぎやしねぇか…まぁ、まかせろよ」ニコッ
ユミル「わっ、私はまだそこまで求めてないからな///恋人として隣に置いといてくれりゃあ///…」カァアアア
ベルトルト「あ、うん…まだってことはそのうち、ね?」ニコッ
ユミル「/////」プシュゥウウウ
エレン「」ブクブクブク
アルミン「」ブクブクブク
ミカサ「二人とも、しっかりして…」オロオロ
マルコ「いや~、めでたしだね」
ミーナ「…自惚れずに聞いてほしいんだけど…ジャンは…ずっと片想いをしてきた人だから…」
ミーナ「同じ一途な思いを抱えている人の気持ちが理解できると思うんだ」
ミーナ「それでいて…今、何をすべきかわかっている…君はどうするんだい?」キリッ
ミーナ「よかったね!大事な場面で役割貰えたよ☆」
マルコ「なんでそれを言うかなぁ!?せっかくかっこよくセリフ決めたと思ったのに台無しじゃないかぁあああ!?」
アニ「…そのセリフもパクリだからね?」
ライナー「おい、アニ…ジャンの奴をブッ飛ばすから協力してくれ」
アニ「じゃあ、私はベルトルトを襲おうかな」
マルコ「お前ら絶対やめろよ!?」
ミーナ「それはフリ…フリなのね!」キラッ
マルコ「お前もう喋んな」
サシャ「羨ましいですねぇ…私も誰かに告白されてみたいです」モグモグ
コニー「…そうなのか?」
サシャ「あ、コニー、パン貰いますね」ヒョイッ モグモグ
コニー「返せよ…俺のパンを返せ!」グスッ
サシャ「だって、こういうときっておなかいっぱいって言いません?だから代わりに食べてあげようと思いまして」モグモグ
コニー「それとこれとは別だろ…」
サシャ「まぁ、これであの二人は一件落着ですね」モグモグ
コニー「ジャン×ベルトルト?」
サシャ「ありえませんよ…だって」チラッ
ユミル「よかったなクリスタ!髪をこうしてやる!」ワシャワシャ
ジャン「おい!クリスタは俺の彼女だぞ!俺もやる!」ワシャワシャ
クリスタ「や~め~て~」キャッキャッ
ベルトルト「二人ともほどほどにね…それじゃあ、ユミルには僕がやってあげるよ」ナデナデ
ユミル「ちょっ…ベルトルさんっ…やめっ///」カァアアア
クリスタ「ユミル、顔真っ赤~」
ベルトルト「うん、可愛い」ナデナデ
ユミル「/////」プシュゥウウウ
ベルトルト「ジャン…僕は今、幸せだよ」ナデナデ
ジャン「ああ、俺もだ」ワシャワシャ
クリスタ「いつまでやってるの~」キャッキャッ
「ジャン×ベルトルト?」完
ジャンクリとベルユミだけど、エレンとアルミンはどうなったんだろう。
負けて屍残すまじ
腹筋スレかと思って開いたらこんなことになるとは…
面白かった乙!!
書き込んでくださったみなさんありがとうございます。
>>109さん、それも狙いの一つです。
>>107さん、そうですね…。>>93さんの書き込みでちょっとしたおまけを思いつきました
以下、おまけを投稿していきます。さらにクオリティは下がりますがそれでも良いという方は見ていってください。
エレンはミカサがお仕置きでアルミンはアニがお仕置きの方が面白いかも
『エレン×ミカサ×アルミン』
エレン「くそっ!ベロリンガのくせにふざけやがって!体臭きついってことを自覚させてやろうか?」ブツブツ
アルミン「馬面の分際で僕のクリスタに手を出しやがって…この僕、アルミン・アルレルトを怒らしたことを後悔させてやる」ブツブツ
ミカサ「エレン、アルミン、落ち着いて…」オロオロ
エレン「うるせぇな、お前は俺の母親か!?違ぇだろ!?黙ってろよ!」
アルミン「そうだよ!僕とミカサは関係ないだろ!勝手にエレンと盛ってろ、このアバズレ腹筋女!」
ミカサ(ヒドイ…)グスッ
アニ「…腐ってるね」
ミカサ「!アニ、助けて…私にはどうしたらいいのかわからない…」
アニ「やだね。面倒事は嫌いなんでね…それに、私はもう関わりたくない」
ミカサ「どうして…?アニはアルミンのことが好きだったはず…」
アニ「そう、好きだった…もう過去の話さ。あんたはあいつらに何をされたか覚えてないの?」
ミカサ「…ジャンに告白すれば付き合ってくれると言った」
アニ「まぁ、嘘だろうね…結局、私たちはあいつらにとってただのセフレにすぎなかったのさ…飽きたら捨てる、それでおしまい」
ミカサ「ちょっと待ってほしい…私たちはエレンたちが寝ているときに行為をした…つまり、ただ認識されてないだけだと…思う」
アニ「おめでたい頭してるんだね。それは本当に寝ていたらの話でしょ?」
ミカサ「…何がいいたいの?」
アニ「わかってるくせに…まぁ別にとやかく言うつもりはないよ」
アニ「私がアルミンを使って自慰をしたのも事実だからね…だけど…」
アニ「これでも私はか弱い乙女なんでね…あんな気があるように思わせといて本命のために体よくつかわれて…」
アニ「まったく…傷つくよ…」
ミカサ「アニ…」
アルミン「そうだ!ミカサを使えばいいんだ!」ヒソヒソ
エレン「どういうことだ、アルミン」ヒソヒソ
アルミン「ミカサならエレンの言うことを何でも聞く…だから無理やり押さえつければいいんだよ」ヒソヒソ
エレン「なるほど。でもそんなのきいてくれるのか?」ヒソヒソ
アルミン「何を言ってるんだエレン…相手はあのミカサだよ?ヤッてる最中にでも頼めばいいじゃないか」ヒソヒソ
エレン「さすがアルミン!」ヒソヒソ
アニ「…もし、あの二人に復讐したいんなら協力するけど?」
ミカサ「!そんな復讐なんて…」
アニ「いやなら別にいいさ…ただこのまま、また利用されるなんて悔しくないのかい?」
ミカサ「でも、あの二人を傷つけるなんて私にはできない…」
アニ「大丈夫。傷つけなくともいい方法があるよ…ただし実行するのはアンタだけだけど…」
ミカサ「傷つけない方法?」
アニ「ああ、適任がいるんだ―――――」
エレン「ミカサ!」
ミカサ「なっ、何?エレン?」アタフタ
ミカサ(大丈夫、落ち着いて…私は体を完全に支配できる…できるだけ自然体に…)スーッ
エレン「…医務室で待ってる」ボソッ
ミカサ(きたっ!)
ミカサ「たまにはアルミンも交えて3Pとかやってみたい」
エレン「?いつにもまして積極的だな。わかった、アルミンにも声かけておく」
ミカサ「ありがとう」
エレン「じゃあ、先言ってるぞ」タッタッタッ
エレン(まぁ、そのあとは俺たちのために利用されてもらうけどな)ニヤリ
ミカサ「ふぅ…」
ミカサ(思ったよりも緊張した…それにちょっと心が痛むけど…)
ミカサ「エレン、笑っていた…」ボソッ
--医務室--
アルミン「やぁ、おまたせ!」ガラッ
エレン「お、アルミン来たか」
アルミン「あれ、まだミカサは来てないの…?」
エレン「ああ…ったく自分から3Pやりたいっつたのに…」
ミカサ「遅れてごめんなさい…」ガラッ
エレン「やっとか…んじゃ、始めるか」
ミカサ「エレン…さっそくで悪いんだけど眠って」トンッ
エレン「うっ…」バタン
アルミン「ミカサ!何するんだ!」
ミカサ「アルミン、あなたも」トンッ
アルミン「くっ…」バタン
ミカサ「…これで後戻りはできない…二人を運ばなければ…」
--女子寮--
アニ「本当に実行するとは…大したものだよ」
ミカサ「少しの間部屋を借りる…みんな申し訳ない」
クリスタ「ううん、がんばってね!」
ユミル(クリスタは何をがんばるのかちゃんとわかってるのか…?)
ミカサ「クリスタ、そしてミーナ…今回のシナリオはあなたたちが考えたと聞いた…感謝する」
ユミル「シナリオ?なんだそりゃ?」
クリスタ「SM部分担当のクリスタ・レンズです!」ビシッ
ミーナ「BL部分担当のミーナ・カロライナです!」ビシッ
ユミル「やめとけ!この組み合わせは危険だ!何を作り出そうとしてるんだ!」
クリスタ「ユミル…自分の心配はしなくてもいいの?」ニタァ
ユミル(あ、私が終わったわ)ゾクッ
アニ「そろそろ行くよ…サシャ、パンあげるからついてきて」
サシャ「パァン!」ダッ
ミカサ「みんな、行ったみたいだ」
エレン「うぅ…どこだここ?」
ミカサ「…ここから始めないといけないのか」
「私の特技は肉を削ぐこと…毛を削ぐことなど造作もない」スパッ
「みっ、ミカサ///やめてくれ///」
「?なにをやめてほしいの?」
「そっ、そんなのところの毛を剃るなよっ///恥ずかしいだろ///」
「言葉遣いがなってない、全然ダメ…エレン、何が恥ずかしいのか私に説明してほしい」
「だから…そんなところの…///」
「どんなところの?言わないとやめてあげない」
アルミン(僕が目を覚ました時、どこだかわからない部屋で)
「だっ、男性器のところの…///」
「おちんちんでしょ」
「おっ、おちんちんのところの毛を剃らないでください///」
「よく言えた、エレンは偉い」ナデナデ
「ふぁあ///…」
アルミン(ミカサに手懐けられてすっかりと変わり果てたエレンがいた…)
ミカサ「アルミン、起きたの?」
アルミン「!」
アルミン「ミカサ!これはいったいどういうことなんだ!」
ミカサ「見ての通り。エレンを調教しているだけ。でも、安心してほしい…次はあなたの番」
アルミン(何をしたらエレンがこうなるんだ!)ゾクッ
ミカサ「その前にエレンの陰毛をすべて剃ってからにしよう」
エレン「えっ!?さっきやめてくれるって言ったじゃないかぁ///…」グスッ
ミカサ「エレンは一度躊躇った…ので、仕方のないこと」スパッ
エレン「そんなぁ///…うぅ///…ちょっと違和感があるよぉ///…」グスッ
ミカサ「エレン、こっちに来て…アルミンにエレンのお尻の穴を見せてあげて」
エレン「うぅ///…こうか?///」クパァ
ミカサ「そう、偉い」ナデナデ
エレン「えへへ///…アルミン///…どう思う?///」
アルミン(けつの穴を見せられてどう思うかだって!?そんなのホモじゃないからわからないよ!そして照れるな!)
アルミン「ミカサ!ミカサはエレンのことが好きなんだろ!?だったらなんでエレンのことをホモみたいにしようとしているんだ!」
ミカサ「?確かに私はエレンが好き。だけど私はアルミンも好き。だったらみんなで仲良くなればいい…違わない?」
アルミン「おかしいとは思わないのかい!?なんでこんなことを…」
ミカサ「アルミン、さっきも言ったけど…次はあなたの番。大丈夫、おかしいと思うことさえおかしいと思うようになるから」
ミカサ「アルミンもきっとわかってくれるだろう…エレン、アルミンを好きなようにしていい」ニコォ
エレン「あるみん///…」ハァハァ
アルミン「ヒィッ!?」ゾワッ
ウワァアアアアアアアアアア
翌日、三人の姿を見たものは口をそろえて言った…
「あいつら、お互いに近すぎね?」と…
『エレン×ミカサ×アルミン』完
『ジャン×マルコ?』
マルコ『ジャン…やめてくれ///…』
ジャン『まだお利口さんやってんのかマルコ?』クチュ
マルコ『んっ///』
ジャン『言えよ本音を…気持ちいいんだろ?』クチュクチュ
ジャン『言えばもどかしく我慢する必要もないんだぜ!』クチュクチュ
ジャン『ほら、最高の絶頂が待ってるぞ!』クチュクチュ
マルコ『ぅあ///…恥を…知れよ…少なくとも…俺は///…』
ジャン『あ~すまん。俺が悪かった。お前は優等生だったな』
ジャン『しかしこれならどうする?』ニヤリ
マルコ『あぁ///…っふぁ///…』ビクビク
クリスタ『ジャン!掃除の手伝いに来た…よ…?』ガチャ
ジャン『クソアマァ!!ノックしろよッ!!』
「突然の来訪者」…苛まれる思春期の呪い…
ジャンの壮絶な性癖が明らかに!!
マルコ「」
マルコ「なんだよこれっ!」
ミーナ「えーと、ジャン×マルコ?」
マルコ「気持ち悪いよ!」ビリッビリィッ
ミーナ「あぁ…せっかく書いたのに…」グスッ
マルコ「お前が書いたのかよ!?」
ミーナ「これで満足できないなんて…しかたないなぁ…」
マルコ「?」
ジャン『お前…マルコ…か?』
マルコ『ジャン!///』
ベルトルト『ごめんねジャン…彼は今日から僕のものだ』
マルコ『見るなぁ!…見ないでくれ!///』
ジャン『見ないと思ったら…でも…お前に限って…ありえない…マルコ…何があった?』
ジャン『…だ…誰か…誰か…マルコが堕ちたのを見た人は…』
ベルトルト『ジャン、君の親友の名前は?』
ベルトルト『わかっているんだろ、早く答えてよ』
ジャン『…』
ベルトルト『…わかるか、ジャン』
ベルトルト『彼がこうなってからもう二日がたっている。それなのにまだ調教が済んでいない』
ベルトルト『このままだと彼はどっちつかずの半端ものになってしまう。それだけは阻止しなくてはならない』
ベルトルト『親友が堕ちたのを嘆く時間は君にはないんだよ…わかったか?」ニヤリ
マルコ『べるとるとぉ///…』
ジャン『…』
ミーナ「以上、マルコがベルトルトに寝取られるシチュでした!」
マルコ「ふざっけんなよ!」ビリッビリィッ
ミーナ「きゃあっ!これも駄目なの!?」
ミーナ「じゃあ、マルコがライナーに襲われるやつがいい?それともかわいい顔したアルミンに掘られるやつでもいいかも」
マルコ「だ・か・ら…俺はホモじゃない!」
ミーナ「えっ!///」カァアアア
マルコ「なんでそこで顔を赤らめるんだぁあああああ!」
ミーナ「本当にホモじゃないの?」
マルコ「当たり前だ、僕は普通に女の子が好きだ!」
ミーナ「結婚を前提におつきあいしてください!/////」ペコッ
マルコ「え!?」
ジャン「見事なまでに歪んだ愛情だな…」
クリスタ「うん…あそこまで行くと、もはや清々しいよ」
『ジャン×マルコ?』完
クズミンとクズエレンだったけど展開的に必要クズだったから最後まで読めた
『ジャン×コニー?』
ユミル「おい、サシャ…大丈夫か?」
サシャ「うわぁあああああ…」ポロポロ
ベルトルト「やぁ、ユミル!…なんでサシャは泣いているの?」
ユミル「それがどうもコニーがホモだったらしくって」
ベルトルト「サシャはコニーが好きだったの?」
サシャ「はい…」グスッ
クリスタ「うわぁあああああん…ユミルゥウウウウウ」トテトテトテ
ユミル「うぉっ!誰だ、私のクリスタを泣かせた奴は!」
ベルトルト「いや、クリスタはジャンのだし、そもそも君は僕のだからね?」
ユミル「ちょっ///…ベルトルさん///」
ミーナ「そこの二人!イチャイチャするな!クリスタが泣きながら見つめてるよ!」
ユミル「…お前、いたんだ…」
ミーナ「ヒドイ…」ガーン
ベルトルト「それで…クリスタはどうして泣いてるの?」
クリスタ「ジャンに…ジャンに振られたぁ…」ポロポロ
ユミル「よしっ!ちょっとあの馬面殺してくる!」
ベルトルト「ユミル、待って…クリスタ、どういうことか説明できる?」
クリスタ「えっとねぇ、今日は休日だから…ジャンをデートに誘ったの…」グスッ
クリスタ「そしたら…ジャンがぁ…ほかの人と行くってぇ…うぅ…」ポロポロ
ユミル「確信犯じゃねぇか!」
ベルトルト「…これはちょっと擁護できないかな」
マルコ「あれ?みんな集まってどうしたの?」
ベルトルト「マルコ…実はジャンが浮気してるみたいなんだ」
マルコ「ジャンが浮気?そんなわけないじゃないか…だってジャンは…」
ユミル「マルコ!お前はジャンと仲良かったよなぁ!今どこにいるか知ってるか!?」
マルコ「ジャンなら今日はコニーと一緒に街に行ったけど」
サシャ「」
クリスタ「」
--街--
クリスタ「まさか男に取られるなんて…」ブツブツ
サシャ「うぅ…コニー…なんで…」グスッ
ミーナ「二人とも元気出して!」
ユミル「いや、さすがにきついだろ」
ミーナ「?ユミルなんかテンション低くない?」
ユミル「当たり前だろ?何が悲しくてホモ二人を尾行しなくちゃいけないんだ…そもそも…」
ユミル「なんでベルトルさんがいないんだ!」
ミーナ「仕方ないじゃない。ベルトルトは大きいから目立つんだもん…私だってマルコと一緒に来たかったわよ」
クリスタ「ユミル」ジーッ
サシャ「ミーナ」ジーッ
ミーナ「ご、ごめんね!ちゃとやるから!…ほらユミルも!」アセアセ
ユミル「んー、私は最初からまじめにやってるけどな…ほら、あそこ…あいつらだろ?」ユビサシ
コニー「悪いな、ジャン…付き合ってもらって」
ジャン「ん?別にいいぜ…俺も興味あったからな」
ミーナ(はい!ホモ発言いただきました!)
ユミル(あの店は…服でも買いに来たのか?)
コニー「おっ、ジャン!この服なんてどうだ?」
ジャン「お前にしてはなかなかのセンスだな…実に俺好みだ」ニヤリ
コニー「おっ、お前の好みなんか聞いてねぇんだよ!…それよりも…にっ、似合うか…?///」
ジャン「合格だな。ほかにも探してこい…バリエーションは豊富なほうがいい」
コニー「わかった」
ユミル(…女ものの服を持ってきて顔を赤らめやがった…きめぇ)
ミーナ(サイズはちょうどジャンが着れる具合…)
ジャン「…これなんかいいな。おい、コニーちょっと来てくれ」
コニー「どうした?」
ミーナ(白いワンピースを持って…)
ジャン「ちょうどいい大きさだな」
コニー「ちょっ、おい、やめろよ///恥ずかしいだろ///それに俺には胸がねぇだろ!///」
ユミル(コニーに当ててるだと!?)
ジャン「大丈夫!そこは愛の力で補うから」
コニー「そっか、ならいいか」
ミーナ(なんで納得してるの!?)
ジャン「よし、じゃあこれにしよっと…コニーそろそろ行くぞ」
ユミル(結局買ったのはジャンの白いワンピースだけでコニーは買わなかったか…)
コニー「腹減った」グゥウウウウウ
ジャン「そうだな…じゃあ昼飯にするか」
コニー「どこ行くんだ?」
ジャン「こっちにちょうどいい店があるんだ」
ミーナ(食べ放題?何かあの二人には似合わないわね)
サシャ(ユミルゥ…私もおなかすきました…)グゥウウウウウウウウウウ
ユミル(誰のために後つけてんだよ、おとなしくしてろ)
クリスタ(…)グゥ
ユミル(…どこかに食べに行くか)
ジャン「ふぅ、食った、食った」
コニー「次はどうするんだ?」
ジャン「適当に街をぶらぶらする…といいんだが、やっぱ無計画は無理だよな…」
コニー「俺には自信ないぜ…」
ジャン「そうだな…そこの雑貨屋にでも入ってみるか」
コニー「おう!」
ミーナ(なんというか典型的なデートプランだね)
ユミル(…ていうかこれってもうあれだろ?)
ジャン「ほぉ、きれいな髪飾りだな」
コニー「クリスタに買ってくのか?」
クリスタ(!)ピクッ
ジャン「まぁな…今日は悪いことしちまったし」
コニー「それで機嫌取ろうとするなんて罪づくりな男だな」
クリスタ(機嫌を取る…だなんて…)グスッ
ジャン「うるせぇ!てめぇこそなんか似合そうなのあったのかよ!」
コニー「?俺、髪の毛無いからそういうのいらねぇぞ?」
ジャン「お前のじゃねぇよ!」
ユミル「クリスタ…」
ミーナ「サシャ…」
クリスタ「…なに?」
サシャ「…どうしたんですかお二人とも?」
ユミル「お前ら突っ込んできてもいいと思うぞ?」
クリスタ「ええ!?」
ミーナ「うん…もういいよ…なんかすごく疲れた…」
サシャ「行ってきます!」ダッ
クリスタ「ちょっとサシャ、待ってよ!」タッ
サシャ「コニー!」ダキッ
コニー「うぉ!?サシャ!?///なんでここにいるんだ!?///」
クリスタ「待ってってばぁ」タッタッタッ
ジャン「クリスタ!どうしたんだいったい?」
ユミル「馬面!今日お前、クリスタからの誘い断っただろ?」
ジャン「ユミル!?ミーナもか…確かに断ったが…これには訳が…」
ミーナ「ほかの人デートに行くって言ったそうだけど?」
ジャン「…俺そんなこと言ったか?」
クリスタ「うん…それでコニーと一緒に街に出たって聞いたから…」
コニー「ん?それって…」
サシャ「ジャンとコニーができてるのかと…」
ジャン「」
コニー「」
ジャン「ちょっと待て!クリスタ!俺の彼女はお前だろ!」
クリスタ「でも…コニーとデートに…」
ジャン「…言い方が悪かったかもな。デートに行くなら街って勝手に思い込んでたわ」
クリスタ「?どういうこと?」
ジャン「だから、ほかの奴と街に行く約束があるって意味で…」
ユミル「それはお前が悪くね?」
ジャン「…すまん」
コニー「おいおい、だったらなんで俺がジャンとできてることになるんだよ!」
サシャ「だって…最近相手してくれないんですもん…避けられてるようにも感じましたし…」
コニー「うっ!///それはっ!///」
ジャン「コニー、もういいだろ?」
コニー「おいジャン!ちょっと待てっ!」
ジャン「今日はデートの下見。俺は指南役としてきただけだ」
サシャ「デート…誰か誘うんですか…?」
ジャン「決まってんだろ?」
コニー「馬鹿!待て!俺が言うから!」
ジャン「はいはい…」
コニー「えっとだな///…サシャ、お前だよ///…」
サシャ「はひっ!?///」カァアアア
ユミル「なるほどな、こいつをデートに誘っても全部飲食店になるからな。それであらかじめルートを決めていたってわけか」
ジャン「察しが早くて助かる」
ユミル「確かにあの服はサシャにぴったりだったな」
ジャン「…お前らいつからいたの?」
ユミル「ほぼ最初からだな」
ジャン「それじゃあ、サプライズにならねぇじゃねえか!」
ユミル「相変わらずきざっぽいな」
ジャン「おい、コニー!こうなったら今からデートしちまえ!」
コニー「はぁ!?まだ心の準備ができてねぇよ!」
サシャ「コニー…すみませんでした…そのぉ…疑ってしまって」
コニー「そんなことはいいけどよ…えーと…サシャ…」
サシャ「ごめんなさい!今日はもう帰ります」クルッ
コニー「え!?ちょっと待ってくれよ!」
サシャ「…今度…誘ってください…楽しみにしてますから///…」ニコッ
コニー「…お、おう!…その代り…一緒に帰ろうぜ///」
サシャ「はい!」
ユミル「さて、私たちもそろそろ帰ろうかな」チラッ
クリスタ「うん…なんかすごい誤解だったね」
ミーナ「あら、クリスタはまだ帰っちゃだめよ」
クリスタ「え?どうして?」
ジャン「こういうことだ」ギュッ
クリスタ「ふぁっ///」カァアアア
ジャン「まだ時間もあるしな…今からでもデートしに行くぞ」
ユミル「お熱いこった」スタスタスタ
ミーナ「まったく見せつけられるほうの身にもなってよね」タッタッタッ
ジャン「ほら、やるよ…今日は悪かったな」
クリスタ「これって確か白のワンピース…もしかして私に?」
ジャン「お前以外ないだろうが」
クリスタ「ふーん、それが愛の力で補うってやつ?」
ジャン「おまっ、ほんとどこから聞いてたんだよ!?///」カァアアア
クリスタ「秘密で~す♪」ニコッ
一方その頃…
ベルトルト「ギア2!」シュゥウウウウウ
ライナー「ギア3!」ガリッ
アニ「武装色・硬化!」カッ
「「「そのチーはんをっ、よこせぇええええええ!!!」」」
マルコ「」つチーズはんぺい
マルコ「いろいろアウトだよい!」
同郷三人組は童心に戻って仲直りをしたんだとか…
『ジャン×コニー?』完
『ジャン×オルオ?』
ベルトルト「これは…何があったの?」
ジャン「フッ…わからないのか?それはお前が俺の域に達してないからだ…」
クリスタ「ジャンが変になっちゃったよ~」
ユミル「またお前か…」
ハンジ「こんにちは、訓練兵の諸君!」バンッ
ユミル「うぉ!なんだいきなり…」
ハンジ「私は調査兵団分隊長のハンジ・ゾエだ!」バンッ
ベルトルト「調査兵団の方がなぜこのようなところに?」
ハンジ「実はキルシュタイン訓練兵に新しい薬を試してみたんだ」
クリスタ「えっ!?じゃあ、ジャンがこうなったのは…」
ハンジ「そう!私のせいだ!ちょっと説明するから…オルオ、ペトラ、入ってきて!」
ペトラ「なんで私がこいつの付き添いをしなくちゃならないんですか」
オルオ「お前がジャン・キルシュタインか」
ジャン「チッ…誰だお前?」
オルオ「俺は調査兵団のオルオ・ボザドだ」
ジャン「何の用だ?」
オルオ「さっきも言っただろ?薬の実験だって…それにしてもお前…馬面なんだな」
ジャン「上官だが何だがしらねぇがてめぇみたいな小便臭いガキが喧嘩売ろうてっんなら買うぞ?」
オルオ「いや、悪かったな。別に喧嘩がしたかったわけじゃねぇんだ…俺は正直者なんでね…これで手打ちにしてくれ」スッ
ジャン「チッ…」パシッ
ユミル「これに似た光景を見たことあるな…」
ベルトルト「うん…もしかして…」
ハンジ「そう!キルシュタイン訓練兵とオルオの性格を入れ変えたんだよ!」
何だかんだいって皆かわいいんじゃねーかよおいw
ハンジ「つまり、ドッキングみたいなものだよ!」
クリスタ「どうしてそんなことしたんですか?」
ハンジ「いや~、キルシュタイン訓練兵のことを噂で聞いてね。どうにも報われない片想いをずっとしてるって」
ハンジ「それがオルオとなんか似ていたから、二人の性格を入れ替えたらどうなるのかなって興味本位でつい」テヘッ
ユミル「あいつ…もう彼女いますよ?」
ハンジ「えっ!?そうなのっ!?」
クリスタ「どうしてくれるんですか!?」
ハンジ「まぁ、一日たてば薬の効果が切れると思うよ」
ユミル「それまでこいつはウザいままか」
クリスタ「そんなこと言わないでよ!でもよかった、元に戻るんだ…」
ジャン「フッ…俺を束縛する気か、クリスタ?俺の嫁を気取るにはまだ必要な手順をこなしてないぜ?」
ペトラ(うわぁ…本当にオルオみたいになってる…)
クリスタ「ふぇっ!?///そんなお嫁さんだなんて///…よろしくお願いします///」
ペトラ「えっ!?」
オルオ「ふざっけんなよ!なんでテメェがやると効果があるんだよ!」ガシッ
ジャン「チッ…何故だと思う?それはお前が俺の域に…」
オルオ「うるせぇ!羨ましいんだよこの野郎!」グイッ
ジャン「…オイ、無能だと判断された上官は背後から謎の死を迎えるみたいだが…」
ジャン「こりゃ嘘でもなんでもないな」ギロッ
オルオ「!!??」バッ
クリスタ「ジャン…なんかちょっとこわいよ?」
ジャン「そうか?俺はこれが普通だと思うがな…」
オルオ「くそっ!」ダンッ
ペトラ(なんだろう…今まで以上にオルオがみじめに見える…これがジャンって人の本質なのかな…?)
ジャン「オイ、そこのクソ眼鏡。もとはと言えばテメェのせいだろ?どういうつもりだ?」ゴゴゴゴゴ
ハンジ(あれ~、おかしいな…なんかリヴァイに似てきたような…)ダラダラ
ハンジ「まぁ、実験できたし私はこれで!」ダッ
ジャン「逃がすわけねぇだろ」ダッ
ハンジ「ヒィイイイイイ!」ダッダッダッ
クリスタ「あっ、待ってよ!」タッタッタッ
ドカッ バキッ メキッ ボキッ ズダンッ
ジャン「」チーン
ハンジ「よかった…強さまでは変わらないようだ…」ゼェゼェ
クリスタ「ジャン!しっかりして!」ユサユサ
『ジャン×オルオ?』完
『クリスタ×ユミル?』
ユミル「まぁ、私たちはいつも通りだな」
クリスタ「うん、そうだね」ニコニコ
ユミル「それでな、クリスタ?」
クリスタ「なぁに?」ニコニコ
ユミル「えーと、その、なんで私が…」
クリスタ「うん」ニコニコ
ユミル「…縄で縛られてるんだ?」
クリスタ「それも亀甲縛りでね!」ニコッ
ユミル「縄が食い込んで痛いんだけど…」
クリスタ「文句言わないでよ!せめてとも思って服の上から縛ってるんだから!」
ユミル「いや、そもそも何で縛られてるの、私?」
クリスタ「ほら…この前もしかしたら私ってSかも知れないって言ったじゃない?」
ユミル「そんなことも言ってたな…」
クリスタ「でも、ジャンにはやっちゃダメっていうから、ユミルにしようと思って」
ユミル「いや、私もダメだろ!」
クリスタ「そんなことないと思うよ!ユミルにはきっとMの素質があるって!だから安心して?」
ユミル「…いやいや…ないから…ないと思うから…」
クリスタ「動揺してるのが気になるところだけど、始めるね!まずは…」
ユミル「!ふぁあ///…ちょ///…やめて///…こそぐるのやめて!///」
クリスタ「ふふっ、ユミル敏感だったもんね!」コチョコチョ
ユミル「くりすたぁ///…ほんと無理!///…もう無理だって!///」
クリスタ「しかたないなぁ、じゃあつぎはこれにしよっと」
ユミル「はぁ///…はぁ///…まだやるのか…」
クリスタ「まだ始まったばっかりだよ?…えいっ!」ムニュ
ユミル「ちょっ///どこさわってるんだよ!///」
クリスタ「聞かなくてもわかってるくせに…おっぱいだよ」ニヤリ
ユミル「っん///…んぁ///…っふ///」
クリスタ「ユミルの大きくてズルイ!ベルトルトに揉んでもらってるの?」ムニュムニュ
ユミル「べっ、ベルトルさんは///…そんな///…ことしてねぇよ///…っくふ///」カァアアア
クリスタ「ベルトルトの名前が出た瞬間に赤くなってる!ユミル可愛い!」ムニュムニュ
ユミル「なぁ…もういいだろ///…あぁっ///」
クリスタ「うん、そろそろ濡れてきただろうからね」
ユミル「んぁ…クリスタ、何言っ…て…?」ゾワッ
クリスタ「じゃーん、ペニバンでーす!」チャラチャラッチャッチャー
ユミル「おい、クリスタ…なにするつもりだ…」ガクガク
クリスタ「もちろんこれでユミルの処女を奪うんだよ!邪魔な服を今から切り取るからちょっと待っててね」
ユミル「待って…やめてくれ…」ガクガク
クリスタ「なんで?だってユミル、私のこと好きでしょ?私もユミルが大好きだよ?」
ユミル「それとこれとは話が別だろ…私の処女は…」
クリスタ「私の処女は…なに?私じゃいやなの?」
ユミル「…私の処女はベルトルさんにあげたいんだ」
クリスタ「そう…だったら愛しのベルトルさんの前で犯してあげるね」ニヤリ
ユミル「…あ…あぁ…」ガクガク
ベルトルト「まぁ僕の前だったら相手がクリスタだったとしても無理だろうけどね」
ユミル「」
ユミル「へっ!?///ベルトルさん!?///なんで!?///」カァアアア
クリスタ「じゃ、ベルトルト!がんばってね!」タッタッタッ
ベルトルト「…あはははは」
ユミル「えっ!?どういうこと!?」
ベルトルト「見ての通りだと思うよ…クリスタにはめられたようだ」
ユミル「いつからいたんだ!?」
ベルトルト「…ごめん、最初から」
ユミル「/////」プシュゥウウウウウ
ユミル「馬鹿っ!///いたんだったら助けろよ!///責任とれ!///」
ベルトルト「責任ね…クリスタも手伝ってくれたみたいだし、兵士の責任を今、果たそうかな」ガバッ
ユミル「ちょっ///ベルトルさん///」カァアアアアア
アァアアアアアアアアアアン/////
ジャン「お前…なにしたんだ?」
クリスタ「内緒でーす」ニコッ
『クリスタ×ユミル?』完
『ジャン×クリスタ×ユミル×ベルトルト』
--医務室--
ジャン「クリスタ、大丈夫か?」
クリスタ「うん、ちょっと足を捻ったみたいだから大したことないよ」
ユミル「ったく、無理すんなよ」
ベルトルト「どうしてそうなったんだい?」
ジャン「えっとだな…対人格闘中に…」
クリスタ「私がキスを求めたら体制が崩れちゃって」テヘッ
ユミル「」
ベルトルト「」
ユミル「お前ら訓練中に何やってんだよ!」
ベルトルト「そうだよ、いくら対人格闘が点数低いからって言って」
クリスタ「別にいいでしょ、二人はもう一線超えたんだから」ニコッ
ジャン「え!?まじで!?」
ユミル「///」プシュゥウウウ
ベルトルト「」ダラダラ
ユミル「なんでこのタイミングで言うの!?それにあれはお前のせいだろ!?」
クリスタ「煽ったのは事実だけど押し倒したのはベルトルトでしょ?」
ジャン「まじでか!やるなお前!」
ベルトルト「ちょっと待って、本当に待ってほしい!」
クリスタ「…そんなこと言っちゃって…ユミルのMっぷりはどうっだったの?」ボソッ
ベルトルト「…すごくよかった」グッ
ユミル「お前らぁ!まじでふざけんなよ!?」
ジャン「ほ~、ユミルちゃんはこう見えてMっ娘だったのか~」ニヤニヤ
クリスタ「うん!私が調教したの!」
ジャン「すげぇ!」
ユミル「やめろクリスタ!それ以上は言っちゃダメなやつだ!」
クリスタ「大丈夫、言わないよ…だってこれから…ジャンを調教しないとね」ニコッ
ジャン「えっ?」ブルッ
クリスタ「ほらジャン!馬面らしく私の馬になりなさい!」
ジャン「は?なんで俺がそんなことしなくちいけねぇんだ」
クリスタ「ユミル!」
ユミル「…恨むなよ…じゃないと私が危ないんだ」ガシッ
ジャン「えっ、ちょっと!?」バタンッ
クリスタ「ほら!そのまま四つん這いになって!」
ジャン「ほんとにやるのか!?」
クリスタ「えいっ!」ピョン スタッ
ジャン「…」
クリスタ「それじゃあ、まずは何させようかな?」
ジャン「…クリスタ」
クリスタ「あっ!だめだよ!私が命令するまでしゃべっちゃいけないんだよ!」
ジャン「バーカ。しっかりつかまっとけよ、振り落とされんじゃねえぞ?」
クリスタ「え?」
ジャン「オラァ!」ダッ
クリスタ「わっ!速い、速い!」キャッキャッ
バタバタバタバタ
ユミル「…慌ただしいやつらだな」
ベルトルト「でも、微笑ましい光景だったね」
ユミル「…私の時とは大違いだ」ボソッ
ベルトルト「?何か言った?」
ユミル「いや、なんでもないぜ?ベルトルさん」
ベルトルト「そう」
ユミル「うん…」
ベルトルト「…」
ユミル「…ベルトルさん」
ベルトルト「ん?なn…」チュッ
ベルトルト「!?」
ユミル「なんだよ反応薄いな…せっかくキスしてやったのに///…」モジモジ
ベルトルト「」プツン
ベルトルト「ごめん、ユミル」ガシッ
ユミル「えっ、ベルトルさん!?/////」
アァアアアアアアアアアアン//////////
ジャン「お盛んなこって」
クリスタ「私たちもしたい?」
ジャン「正直俺はどっちでもいいぞ?お前といるだけで幸せだからな」
クリスタ「もうっ!ジャンったら///上手なんだから///」
ジャン「悪いな、俺は正直者なんでね」
クリスタ「もういい!ジャンを徹底的に調教しちゃうんだから」
ジャン「お前は女王様にでもなりたいのか?」
クリスタ「そんなことはないよ?」
ジャン「なら、姫のほうが似合ってるぜ?」チュッ
クリスタ「ちょっと、ジャン!///いきなりは反則だよ!///」
ジャン「悪い、悪い、あんまりにも可愛いもんだから、つい…な?」
クリスタ「じゃあ、ちょっと屈んで」
ジャン「ほら」スッ
クリスタ「私からも」チュッ
ジャン「ん、ありがとな」
クリスタ「えへへ///」
ジャン「…絶対に幸せになろうな」ギュッ
クリスタ「うん!」ギュッ
『ジャン×クリスタ×ユミル×ベルトルト』完
晩飯戻しそうなレベルで甘いな
なんかしにたくなってきた
今更ですが日付でIDが変わった>>1です。
これでおまけも終わりです。見てくれた人いるかな?
途中で書き込みをくださった方、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
それではノシ
乙
マルコの口調が気になったけど、それ以外は面白かったよ
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