ジャン「ハリボテエレジー?」 (18)

『進撃の巨人』18話を元に作りました

もしジャンの馬がハリボテエレジーだったら?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376667415

ジャン「ピューピュー…ピュー」口笛

ライナー「どうだ…ジャン?」

ジャン「ダメだ…なぁ、お前の馬は戻って来たのに、どうして俺の馬は戻って来ねーんだ?」

ライナー「無理もねー。俺たちですら、巨人に怯えるんだ。動物だったら尚更だ」

ジャン「ッくそ!これ以上ここにとどまるわけにはいかねーってのに…!!」

ライナー「そうだな…あえて言えば、仁徳の差って奴じゃないか?」

ジャン「俺がお前より仁徳が無いってか!!?」

ライナー「冗談だ」

ジャン「ピューピューヒュー…ピュッ」口笛

アルミン「長く吹きすぎだよ」

ジャン「うるせー!もし、また奴が現れたら逃げる手段、戦う手段もなく…只、喰われることになるかもしんねーんだぞ!!?」

アルミン「分かってる」

ジャン「最悪、1人をこの場に置いて行かないといけないかもしれねーんだ…」

ライナー「その場合…真っ先に思い浮かぶのが……」

アルミン「僕…だね……」

ジャン「うるせー!もし、また奴が現れたら逃げる手段、戦う手段もなく…只、喰われることになるかもしんねーんだぞ!!?」

アルミン「分かってる」

ジャン「最悪、1人をこの場に置いて行かないといけないかもしれねーんだ…」

ライナー「その場合…真っ先に思い浮かぶのが……」

アルミン「僕…だね……」

ライナー「それか、俺だな」

アルミン「どうして…?」

ライナー「でかいのは自覚している。アルミンと乗った場合でも、二人乗りはきつそうだからな」

アルミン「そ、そんなことないよ。ライナーは女型の巨人に臆する事なく立ち向かってくれたじゃないか…だから、僕が残るよ!」

ライナー「アルミン…」

アルミン「その代わり…陣形に合流したら報告してもらいたいことがあるんだ。出来れば…エルヴィン団長にだけ」

ライナー「深刻そうな顔つきだな…分かった。出来れば報告しよう」

アルミン「ちょっと待ってとりあえず援弾を撃ってみよう」

ライナー「どうしてだ?」

アルミン「陣形が代わってるかもしれないけど…陣形が直進していたら、4列3班当たりが近くに来ているはずだから」

曲がり道があるかどうか
それに全てがかかっている

ぼくの馬はオートバジン!

援弾発射

5分後

ジャン「ピューピューピュッ…ヒューヒュッ……ピィ」

ジャン「(ライナーやアルミンがこの場に残るって言ってくれたのは嬉しいが…今、この場で一番残らなきゃいけないのは俺だ)」

ジャン「ピュッピーピューピュポ(馬もねーのにこいつらの足出まといにしかなんねーからな…)」

ライナー「…でだ。何やら深刻そうな顔つきだったが、それは団長に伝えないといけないことなのか?」

アルミン「う、うん…僕も仮説した考えだからこれが正しい答えだかまだ確信を持てないんだ…」

アルミン「だから、今から言う仮説を団長に伝えて意見を」

ジャン「いや…アルミン、そりゃお前が自分で報告しろ」

アルミン「えっ?」

ジャン「誰か来たみたいだ」

ジャン「しかも…えっ?」

クリスタ「みんなぁだいじょうぶ?」

ライナー「ああ。俺は大丈夫だ。だがアルミンは手負いの状態だ」

クリスタ「アルミン…酷い状態……痛くない?」

アルミン「痛くないと言えば嘘になるかもだけど…さっきよりは大丈夫だよ」

クリスタ「良かった」

ライナー「だがよくあの援弾でこっちに来ようと思ったな」

クリスタ「丁度近くにいたし…それに……」

ライナー「それに…?」

ジャン「…」

ハリボテエレジー「」

アルミン「」

ライナー「」

クリスタ「ジャンの馬がいたから」

ジャン「なぁ…ライナー俺は、夢でも見ているのか?」

ライナー「奇遇だな…俺もだ」

アルミン「クリスタがあんなに天然だったとは思わなかったよ」コソコソ

ジャン「アルミン…俺、おかしくねーよな!?」コソコソ

アルミン「僕も見えてるからおかしくない…と思う」コソコソ

ライナー「そりゃこんなの連れて来られたら自身も無くなるよな」コソコソ

クリスタ「何を話してるの…?」

アルミン「いや…クリスタが助けに来てくれてほんとによかったって話だよ」

ライナー「そうだ。お前が来なかったら俺たちは仲間一人犠牲にしないといけなかったわけだからな」

クリスタ「そんな決断をするまで追い込まれてたんだ…間に合ってよかった」

クリスタ「でもよかった…みんな、最悪な事にならなくて……」ポロッ

アルミン「神様…」

ジャン「もういいや…クリスタの馬になろう……」

ライナー「結婚したい…」

こうしてジャンは女神であるクリスタの馬『ハリボテエレジー』となり、ライナーやアルミンと共に陣形に向かった

しかし、曲がることが出来ず何度も転倒し彼らの足を引っ張りながらも何とか陣形に合流する事が出来たのであった

短いですがこれで終わりです

久しぶりにこんな短いの書いた気がする…

ハリボテエレジージャンをもっと書きたかったけどアイディアが出なかったので諦めます

html依頼出して来ますね

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