寝起きの秦谷美鈴さんとプロデューサーのお話しです
ぴくしぶに投稿したものと中身いっしょです
ミルクはたっぷり、お砂糖は無し
……あなたのコーヒーはいつも決まってこれでしたよね?
珍しくわたしのほうが早く起きて、なんとなく手持ち無沙汰で……あなたの真似をしてみました
大きなマグカップに口をつけて、湯気を浴びながらの一口目……
……苦くはないけど甘くもない
甘くしたほうがおいしいのに
あなたの第一印象も、そんな感じでしたね……ふふ
あなたはまりちゃんのことをよくわかってるのに、厳しい態度で接していました
……わたしとは違うやり方で、まりちゃんを大事にしてくれていました
まりちゃんを甘やかしたりなんかしない……でも、苦しい思いもさせたりしない
だから、わたしはあなたのことを……まりちゃんにとって、大事な人なんだと思いました
……わたしにとっても大事な人になってしまったのは、予想外でしたけどね
そこまで考えて、つい昨日のことを思い出して……
……たくさん甘えてしまったのが恥ずかしくて、二口目
顔が熱いのはコーヒーのせいにしてしまいましょう
今さら、かもしれないですが……
……コーヒーが多いです
いつも、こんなにたくさん飲んでたんですね……
飲みきれないかもしれません
でも……いいんです
だって、そろそろ……ふふ♪
「……おはようございます、美鈴さん」
「おはようございます、Pさん」
……お寝坊さんが起きるんじゃないかなって、そう思ってました
「いい匂いがしますね」
「はい……いつものコーヒー、できてますよ」
「……飲みかけに見えますが」
「嫌でしたか……?」
「……いただきます」
……そうですよね
だって、あなたはコーヒーも……わたしのことも、大好きなんですから……♪
短いですが、おわりんぜです
早く秦谷美鈴をプロデュースさせろ藤田こちょね……!
おつりんぜ
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