理亞(16)「電話……こんな時間にだれ?」 (19)

ルビりあ
高校2年設定
完結済み、次から

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1544697001

12月11日23:58

理亞「電話……こんな時間にだれ?」

理亞「……黒澤ルビィ?」

理亞「もしもし?」

ルビィ『あ、理亞ちゃん? 夜遅くにごめんね。寝てた?』

理亞「別に。まだ起きてた」

ルビィ『そっかぁ、よかったぁー』

理亞「それで、何の用?」

ルビィ『えぇとね。、聖良さんに悪いかな、って思ったんだけどね』

理亞「姉さまに?」

ルビィ『うん。ほら、聖良さん今、大学で県外にいるでしょ? だから「ピピピピピピ!」あっ』

おい乱立するな

>>3
すいません、自分で立てれなくて、代行スレにお願いしたのですが、複数の方が立ててくれたみたいです……

>>4
あと、html化依頼スレに、代行して下さった方が、
『スレ立て時に「ERROR!」メッセージが頻発し
スレが重複したので先に立ったスレ一つを残しHTML化をお願いします。』
と残して下さっているので、お許し下さい

理亞「ルビィ、何か鳴って『理亞ちゃん!』

理亞「な、なに?」

ルビィ『お誕生日、おめでとうございます!』

理亞「え? あ、うん。――ありがとう///」

理亞「……このために電話したの?」

ルビィ『うん! 理亞ちゃんに、一番最初に"おめでとう"って言いたかったんだ』エヘヘ

理亞「――――っ!!」

ルビィ『理亞ちゃん?』

ルビィ『どうしたの? 大丈夫?』

理亞「大丈夫、何でもない! ただ、その……」

ルビィ『?』

理亞「――友達にこうやってお祝いしてもらったの初めてだから、その、どうすれば良いか分らなくて……///」

ルビィ『そうなの?』

理亞「だって去年、ルビィたちとライブするまで、『ブブブブブ!』あ、」

理亞「なんか通知来た」

ルビィ『あ、きっと善子ちゃんたちじゃないかな? ちゃんとお祝いしなきゃって言ってたし』

理亞「そうなの? あ、また来た」

ルビィ『ルビィのことは気にしないで、見て来ていいよ?』

理亞「えぇと……ごめん。なら切る」

ルビィ『うん。おやすみなさい。理亞ちゃん』

理亞「おやすみ」ガチャ

理亞「ルビィは善子たちからだって言ってたけど……」

理亞「姉さまからも」

理亞「うそ、他にも来てる……!」

花丸:こんばんは。
   理亞ちゃん、お誕生日おめでとうございます。
   今年も理亞ちゃんにとって、よい一年でありますように。
   おやすみなさい

善子:はぁい、リトルデーモン。今日は貴方の生誕祭ね。
   堕天使であるこのヨハネが、貴方を祝福するわ。
   今宵はその身に捧げられる祝詞に酔いしれるといいわ
   Good night!

理亞「よい一年って、花丸は年賀状みたい」

理亞「善子の言ってることは、相変わらず難しいし」

理亞「ていうか、グループあるんだから、わざわざ個別で送ってこなくってもいいのに……」

理亞「――ふふっ♪ 返信しないと」

理亞「よかった、姉さまからも来てた」

理亞「えぇと……」

聖良:理亞、お誕生日おめでとうございます。
   伝えたいことは沢山あるのですが、もう遅い時間ですので、今はこれで。
   よければ、あとで電話をかけさせて下さい。
   起きた後で構わないので、都合のいい時間を教えて貰えると嬉しいです。
   それでは理亞、改めておめでとう。おやすみなさい

理亞「――姉さま、ありがとう」

理亞「えと、時間は……ううん、もし姉さまが寝てたら悪いし、言う通り朝になったら連絡しよう」

理亞「他には――――あっ」

理亞「……どうしよう?」

理亞「もしもし、ルビィ? 今、大丈夫?」

ルビィ『理亞ちゃん? うん、ルビィは大丈夫だけど、どうしたの?』

理亞「実は、――――」

ルビィ『ええと、学校の友達からおめでとうって来たけど、何て返事すればいいか分らない、ってことだよね?』

理亞「そう。ルビィの言う通りで合ってる」

ルビィ『花丸ちゃんと善子ちゃんには返信したんだよね?』

理亞「それは、した」

ルビィ『じゃあ二人にしたみたいで、いいんじゃないかな?』

理亞「でも、だって、そんな、二人みたいに仲良くないし……」

ルビィ『そうなの?』

理亞「うん。――さっきも言ったけど、去年、ルビィ達とライブするまで学校でもほとんど一人だったから……」

ルビィ『あ、そっか……ごめんね』

理亞「いい、気にしない」

ルビィ『でもね、理亞ちゃん。わざわざ誕生日の夜に連絡してくれてるってことは、その友達は、理亞ちゃんともっと仲良くなりたいんじゃないかな?』

理亞「ほんとに?」

ルビィ『うん。――だって自分から声をかけるのって、すっごく勇気いるんだもん』

ルビィ『あの時のルビィだって、そうだったから』

理亞「あの時?」

ルビィ『理亞ちゃん!』

ルビィ『――がんばるって決めたら』

理亞「……絶対負けないんだ」

ルビィ『いっしょにがんばってきた』

理亞「絶対負けないんだ」

ルビィ『うん! だから理亞ちゃん、大丈夫』

理亞「……ルビィ――」

ルビィ『それに、今日は理亞ちゃんの誕生日でしょ? だから、きっと良いことあるよ』

理亞「……なにそれ」

ルビィ『だって、ルビィの時、すっごくいいことあったもん!』

理亞「そうなの?」

ルビィ『そうなの!』

ルビィ『花丸ちゃんと善子ちゃんがね、千歌ちゃんたちと、放課後にパーティーを開いてくれたの。お姉ちゃんに、果南ちゃんや鞠莉ちゃんも連絡くれてね』

ルビィ『それにね、理亞ちゃんが"おめでとう"って言ってくれた』

ルビィ『ルビィ、すっごく嬉しかったんだ』

理亞「―――――!!」

ルビィ『だからね、ルビィね、理亞ちゃんに、えと、えぇと……「ルビィ!」

理亞「私も! ……私も、ルビィが電話くれて、嬉しかった」

理亞「おめでとうって言ってくれて、嬉しかった!」

理亞「ありがとう」

ルビィ『……どういたしまして』エヘヘ

理亞「だから、私もがんばる。この後、返事してみる」

ルビィ『うん!』

ルビィ『あ、でも、この後に返事するのは止めた方がいいんじゃないかな?』

理亞「えっ? なんで、」

ルビィ『理亞ちゃん、時計見て』

理亞「時計? ……あ、もうこんな時間」

ルビィ『さすがにみんな寝ちゃってると思うし、ルビィたちもそろそろ寝ないと』

理亞「うん、そうする」

ルビィ『おやすみなさい、理亞ちゃん。誕生日おめでとう!』

理亞「おやすみ、ルビィ。ありがとう!」


――

――――

――――――

理亞「もしもし、姉さま? 今日学校で、誕生日プレゼント貰った!」




おわり

専ブラ使えボケ

お読み頂きありがとうございました

理亞ちゃん、誕生日本当におめでとう!
投稿1日遅れてごめんなさい

内容がショボい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom