【デレマス】冬の寒気の事務所の中の私 (11)
「やーい!顔面のこぎり女!」
ボゴッ
あきら「うっ!」
「ちょっと男子ー!あんなのイジメてもつまんないでしょーが」
「そーそー、あとで先生に嘘を言わなきゃならない私たちの目にもあってよね!」
「ちっ……わかったよ」
「というわけで、アンタは今のはただのジャレつきだから」
「わかったわね」
あきら「……」
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あきら(昔からそう……親のネグレクトのせいで、歯医者もろくろく行けず気付いた時にはこんな歯になってしまった)
あきら(せめて高校ぐらいは……普通に……)
ガチャ
あきら「ただいまー」
砂塚兄「おかえりー。今日は久しぶりに母さんがお金を置いていってくれたから、ピザを頼んどいたぞ」
あきら「マジー?なら今夜も一緒にヤル?」
砂塚兄「じゃあ、さっき食っちまっときよ」
あきら「リョーカイ」
あきら(そうは思いながら、自堕落のネット漬けの毎日であった)
デレマス新キャラ、砂場あきらの捏造SSになります
……実はまだ出ていないので、一人称が不明なのは内緒
いろいろ不具合がありますが、よろしくお願いいたします
乙
まぁ歯は金さえ掛ければ何とでもなるな
あきら(そんなある日)
テクテク
あきら(バイトも終わったし、何か買ってゲームしようかな)
タタタッ
「ほらー、こっちれすよー!」
「プロデューサーちゃん、こっちだよ☆」
「お、おい!後ろ!」
「ん?」
あきら「あ…」
ドンガラガッシャーン
「痛たたた……」
「もう……あ、大丈夫れすか?」
あきら「あ……うん…」
あきら(いきなり金髪のサイドテールの子と、魚?……の縫いぐるみを抱えた小さな子がぶつかった)
あきら(たいしたことはない……でも、二人ともいいセンスというか、ずいぶんオシャレな子達だな……)
「ウチの子たちが大変申し訳ありません。お怪我などは?」
あきら「あー、大丈……」ハッ
あきら(親御さんだろうか。そう答えて、自分のマスクが無いことに気がつく)
「……」ジーッ
あきら(小さな子の方が私を……)
あきら(あの目……)
あきら(知らない子にも……)
「……あのー」
あきら「何デス?」
あきら(ついぶっきらぼうに答える。まぁ、大体想像はつくけど……)
「のこぎりサメみたいでかっこいいのれすよ!」
「こらこら、七海。そういうことは言ってはいけません」
七海「えー、かっこいいれすよ」
「でも、服もオシャレだねー。どこで買ってるのカナ?」
あきら「ええと……自分が働いている……」
あきら(自分でも知らずと口が動く)
あきら(後で知ったことだが、彼女……大槻唯さんはそうやって、相手の警戒心を解くのが上手だそうだ)
「ほう……」
「お嬢さん、アイドルに興味はありませんか?」
あきら「アイドル?……バイクの免許はないけど」
~~~~~~~~
あきら「というサクセスストーリーはどーデス?」
モバP(以下P)「却下」
唯「えー、面白そーじゃん☆」
七海「七海も賛成れすよ」
P「嘘はいかんぞ。嘘は」
あきら「なら……美嘉さんの胸のサイズや」
P「なっ……何故」
あきら「一応、アパレルでバイトしていたんデス」
唯「目利きがキクんだねー♪」
七海「プロデューサー、負けを認めるのれすよ」
P「誰がだ!」
アハハハー
あきら(でもネットの世界から、こんな世界に呼んでくれたのは本当……)
あきら(だから、ちゃんとトップアイドルにしないと)
あきら(歯型、つけちゃうデス!)
~Fin
うーん。手早くSSにできる人が羨ましい
とりま、ありがとうございました。某所で、前歯部。八重歯部。鋸歯部と書いてあったのにピンと感じて作りました。
あと一人はパッションか……また「あ」で始まる名前だろうかな?
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