【R18】白魔術師と魔法剣士 (16)
魔法剣士「俺には仲間がいない。」
魔法剣士「魔法と剣を同時に扱う職業、魔法剣士。これなら自分でMPの管理もできるし、自分の意思で好きに戦闘態勢を変えられる。」
魔法剣士「さて、今日もなにかクエスト受けるか」
採集クエスト中
魔法剣士「…よし、薬草10房にキノコが5個…」
??「…たす、け…」
魔法剣士「?」
魔法剣士「声がしたような…?」
??「…け…て…」
魔法剣士「…んん?」
??「…あ…っ」
魔法剣士「…ん?たしか」
魔法剣士「お前…よく組んでたやついたよな?そいつらはどうしたんだよ?」
??「僕…その、捨てられて…」
魔法剣士「捨てられた!?」
??「…僕…白魔術師なのにろくに回復もできなくて…それでっ…」
魔法剣士「そうか」
魔法剣士「ま、頑張れよ!」
白魔術師「え…待って!」
魔法剣士「なんだよ、俺だってとっとと次のクエスト行きたいんだよ!」
白魔術師「なら…僕もつれてってください!」
魔法剣士「…はぁ?」
白魔術師「お願いします、きっと役に立ちますから…!!」
魔法剣士「えー…」
どうする?安価下
連れてく
決めてなかったけど
魔法剣士の性別下1
白魔術師の性別下2
男
女
ボクっ娘か
魔法剣士「じゃあ、とりあえず来な」
白魔術師「…はいっ!僕…頑張ります!!」
魔法剣士「…ここが俺の家だ。」
白魔術師「わぁ…お邪魔しますっ!」
魔法剣士「んじゃ…好きなの食っていいから。俺は寝るな?」
白魔術師「え、まだ22時ですよ?」
魔法剣士「明日は速いんだ…お前も女みたいに露出高い装備を改めとけよ?」
白魔術師「は、はいっ…え?」
白魔術師「『女みたいに』…?」
白魔術師(…なんでだろう)ゴロン
白魔術師(髪も長いし胸も小さくはなかったはず。)
白魔術師(声は少し低いけど見た目なら…え?)
白魔術師(魔法剣士さん…もしかして)
白魔術師「ここが…魔法剣士さんの部屋かな」
白魔術師「失礼しまー…」
サクッ
白魔術師「ひゃぁぁっ!?」
??「…ドアノブから手を離しなさい」
白魔術師「…だ、誰!?」
メイド「ただのメイドです。」
白魔術師「あっ…メイドさんでしたか、すいません…」
メイド「お客様でしたら、あちらの部屋に寝室と風呂場がありますのでそちらへどうぞ」
白魔術師「あ…ありがとう?」
メイド「…こちらです、白魔術師様」
白魔術師「ありがとう…♪」
メイド「白魔術師…やはり、なにか隠してませんか?」
白魔術師「…えっ?」
メイド「産まれたときからここに仕えて早20数年…」
メイド「御主人様は寛容な方です。様々な方を救うためにこのような部屋まで作り暮らしてきました。」
メイド「この中には人外や魔族、時には犯罪者も匿っていました。」
白魔術師「…すごい」
メイド「様々な方々を見てきたぶん、私も御主人様も目が肥えています。」
メイド「安心するために、貴方の素顔を…お見せください」
白魔術師「…」
白魔術師の素顔とは…↓3までから選択
昔、魔法剣士に命を救われた王女様
亡国の王女様。魔法剣士と面識あり
魔法剣士を婿に迎えるために来た王国の第2王女
以前よく組んでいた仲間は実は護衛やメイド達
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