ポーラ「耳かきしましょうか~?」 (24)


―朝 鎮守府 食堂―


ポーラ「ん~……」モシャモシャ

ザラ「あら、ポーラ。今朝は早いのね!」コトッ

ポーラ「あーザラ姉様、おはようございますぅ~」

ポーラ「たまには早起きも良いですねぇ」

ザラ「別に毎日早起きでも良いんだけど?」

ポーラ「努力しま~すぅ」モシャモシャ

ザラ「しっかりね」クスッ

ザラ「…………」

ザラ(…………え……?)ゾワッ

ザラ(……何、この違和感……ポーラが、ポーラじゃない、みたいな……)

ポーラ「あ、あれ……ザラ姉様、どうかしたんですかぁ?」

ザラ「へっ!? う、うぅん! 何でもない! さ、私も食べないと。頂きまーす!」

ポーラ「……?」


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―昼間 演習中―


ドォン! バシャァン!!

ポーラ「目標は駆逐艦霞……距離330……いや340……」ウィーン

ポーラ「主砲副砲、撃ち方~始め~! Fuoco!」ドドォン!

ヒュルルル……

霞「そんなヘナヘナ弾……この私には当たらないわ!!」シャッ! シャッ!

バシャァァン!

摩耶「そぉら、お返しだッ!」ドォン!

ポーラ「むぅ……やっぱりちょっとズレるなぁ……」スィーッ

バシャァンバシャァン!! ……ガシャッ!!

ポーラ「きゃあぁっ!? あー……」<小破>

ザラ「ポーラ! 大丈夫!?」ススー

ポーラ「大丈夫です~掠っただけ~……あぁそれよりも1時……いや2時の方から爆撃機が~」

ザラ「えっ? あっ本当! 対空射撃!!」

ドドドドドド!! ドカァァン! バシャァン!


――――

――


―お昼前 執務室―


ザラ「午前の演習が終了、報告書を提出に来ました」

提督「はいご苦労さん。どれ……」ペラッペラッ

提督「おっ霞、この成績なら改二の許可が下りるな……最近頑張ってたし、喜ぶぞきっと」

提督「……おっと。ザラ、もう下がって良いぞ」

ザラ「あの、提督。ポーラの所を……」

提督「ポーラ? ……むっ、前日比や平均ともスコアが低いな……いつもはかなり良い方なのに。二日酔いかな」ハハハ

ザラ「それが、そういう風でもなくて……」

提督「元気そうなのに不調だったと?」

ザラ「今日は今朝からずっと何か……うーん、上手く言えないけど、何か変な感じがして……」

提督「何か変、ねぇ……分かった、俺もちょっと探ってみよう」

ザラ「お願いします、提督」


―お昼後 工廠―


ポーラ「えぇと……主砲は……ここをこうして……」ガチャガチャ

提督「やぁポーラ。あぁそのままで良い」

ポーラ「あ、提督。お疲れ様で~す」

提督「艤装の整備かな?」

ポーラ「はい~。ちょっと主砲の照準をいじってるんです~」ガチャガチャ

提督(特に変わった様子はない……何ならいつもより熱心なくらいじゃないか……)

ポーラ「後でレーダーの方も……あれ、提督。どうかしたんですかぁ?」

提督「いや、何でもないよ。演習の成績が急に下がってたから、もしかしたら酔ってたんじゃないかと思ってな」

ポーラ「やだなぁ提督~。ポーラは酔っててもちゃんと戦えますよぉ~」

提督「そこは酔ったまま戦ってないと言ってほしかったが……まぁ良い。じゃあしっかりな」スタスタ

ポーラ「は~い」


―翌朝 食堂―


ポーラ「うまうま」

ザラ(やっぱり……何か……何かが変な感じ……)

ポーラ「もぐもぐ」

ザラ(何もおかしな所はないし、病気なんて事もない……)

ポーラ「こくこく……」

ザラ(明石さんに聞いても、特に問題なしだって言うし……)

ポーラ「ごちそうさまー」ガチャッ……スタスタスタ……

ザラ(でも……おかしな事が何もないなら……私の考え過ぎなのかも……)

ザラ(うぅん、きっとそう!)

ザラ「そうよね、ポーラ!」

ポツーン……

ザラ「……あれ?」


―午後 演習場―


ドドーン!! バシャァァァン!!

ポーラ「いよっ! はっと!」シャッ! シャッ!

スイッスイッ! バシャァン! バシャァン!

響「……っ……」ドォン!ドォン!

暁「当らないっ……当らないぃっ!」ドォン!ドォン!

神通「落ち着いて! しっかり狙って……くっ!」バシャァン!

ウィーン……

ポーラ「目標、軽巡神通……距離420。主砲1番照準……はちょっとだけ左よりで」

ポーラ「2番はその後ろの響に向けて~……FUOCO!!」ドドォォン!!

ヒュルルル……!!

鈴谷「撃って来た……神通、響! 来るよ!」

神通「回避……っきゃぁあっ!?」ドガァン!!

響「ぐぅあっ!」ドォォン!!

ポーラ「命中~! 今ですよ~」

熊野「わかっていますわ! とぉおぉぉおぉお!!」ドドドォン!!

鈴谷「うわぁぁぁっ!?」

ドドーン!! バシャァァン!! ワーギャー


―桟橋―


提督(ふむ……ポーラに注目してみたが……元の調子に戻っているな)

提督(回避の動きも良いし、命中精度の良くない203mm/53連装砲で2連続直撃弾……しかも見た所、神通の回避パターンを見切った上での命中だ)

提督(軽巡屈指の実力を持つ神通に直撃させるなんて、何なら普段よりキレが良いかもしれん)

提督(昨日艤装を整備していた辺り、やはり不調だったのは艤装の方だったのかな)

提督(特別変な感じもしないし、やっぱりザラの思い過ごしかな)


―更に翌日 朝 食堂―


ザラ「……」

提督「ザラ?」

ザラ「……はっ!?」

提督「トレーを前にフォークを持った状態で固まるとは……そんなにポーラが心配か?」

ザラ「えぇと……は、はい……」

提督「夕べ遠征に行った所だから、明日の夕方辺りには帰ってくるだろう。今のところ特に悪い知らせは入ってない」

提督「……やはり俺の見た限りだと、ポーラに異変が起きているとは考えられない」

提督「気にかけるのは悪い事ではないが、もうちょっとポーラを信頼してやっても良いんじゃないかな」

ザラ「いえそんな! ただ何かが……いえ、やっぱり私の思い過ごしなんだと思います」

提督「いやいや、些細な印象の違いが大事になることだってあるかもしれない。言われる前に気付けた分俺より上等だよ」

提督「でも、いい加減そろそろしっかり気分変えた方が良いかもしれないぞ?」

ザラ「は、はい……」

提督「…………」


――
―――

―更に更に翌日、ポーラが帰って来た夜 執務室―


コンコン……ガチャ

ポーラ「提督~、今良いですか~?」

提督「ん、どうした? 報告書にミスでもあったか?」

ポーラ「そういう訳じゃないんですけど……提督もそろそろお休みですよね?」

提督「? まぁそうだが。丁度そろそろ切り上げようと思っていた」

ポーラ「だったら……」ストッ……

ポーラ「ポーラの膝の上にどうぞ~」ヒザポンポン

提督「え……な、何だって……?」

ポーラ「提督はここしばらく忙しかった様子でしたから~」

提督「まぁ確かにそうだが……」

ポーラ「で、聞くところによると提督は耳掃除が好きだそうなので、ここらで一発気持ち良くなってもらおうかな~と」

提督「変な言い方をするな! 確かに耳かきは好きだが……遠慮しておこう」

ポーラ「えぇ~どうしてですかぁ? これでも結構上手いんですよぉ?」

提督「……ポーラだって遠征から帰って来たばかりだろう? 自分の方こそ疲れてるだろう」

ポーラ「いえいえ、ポーラはまだまだ元気ですから~」


提督「……じゃあ、もうこの際はっきりと言うがな……」

ポーラ「はい?」

提督「酔っ払いの耳掃除なんか怖くて受けられんわ! 鼓膜突き破ったらどうするんだ!」

ポーラ「やだなぁ、今は素面ですよぉ~」

提督「嘘つけっ! じゃあこれに息はーってしてみろ!」つ検知器

ポーラ「もぉ~疑り深いですねぇ~……はぁーっ……」

提督「……アルコール反応、無し……車も運転できる値だと……!?」

ポーラ「この日のために、念を入れて5日かけてお酒を抜いておいてたんですよ~」

提督「まさかそんな……俺の為に、断酒したってのか……?」

ポーラ「提督には日頃お世話になってますから~」

提督「そうか……お前って奴は…………ん?」

提督(ザラがポーラの様子が変と言っていたのは、ポーラが断酒して2日目という事になる……まさか違和感の正体は……)

ポーラ「酔ってないなら問題はないですよね?」

提督「…………そうだな。じゃあ、お願いしようか」


――
―――

――スッ……

ポーラ「まずは耳たぶを濡れティッシュで拭きますよ~」

キュッキュッ
ジュワジュワ……

提督「しばらく掃除してなかったが……どんな感じだ?」

ポーラ「だいぶ溜まってますねぇ……はい、いっぱい溜まってます~」

提督「何か……悪いな……」

ポーラ「いえいえ~その方が気持ちいいですから~」

ギュッ、ギュッ、ギュッ……
ジュワジュワ、ジュワジュワ……

ポーラ「しっかり綺麗にしてあげますよ~」

ゴシゴシ……ジュワジュワ……
キュッキュッ、キュッ

ポーラ「しわの奥も……」

グイッ……グイグイ
ギュッ……ギュッギュッ

ポーラ「耳たぶの裏も……」

ゴシゴシッ……ギュッ
ジュッ……ギュッ、ジワッ


ギュ……ギュッギュッ
ジュワジュワ……

提督(濡れティッシュが通った跡……ひんやりして気持ちいい……)

提督(これだけでも大分すっきりする……)

グッ……グググッ……
グイッ……グイッ……
キュッキュッ……

ポーラ「これで耳たぶはお終いです。中を掃除して行きますよ~」

提督「信用しない訳じゃないが……くれぐれも気を付けて頼むぞ」

ポーラ「大丈夫、任せてください!」

ス……

ポーラ「でも提督も……動かないでくださいね~……」

提督「あぁ……」

カサッ……パリッ
パリッ……パリッ……

提督(お……おぉ……)

パリッパリッ、カサッ
カサカサッ……ペリッ

提督(余程溜まっていたらしい……耳の中に入ってすぐの所から音がする……)

ガサッ……カサッ……
パリパリ……バリッ……

提督(どんどん取れる……気持ち良い……)


ガサガサガサ……バリッ
ベリッベリッ、バリッ

ポーラ「おぉー……奥の方もいっぱいありますね~……」

カッ……カツッ……
カッ、カリッ……カリカリ……
ペ……リッ……

ポーラ「しかもちょっと硬いのも……すこぉ~し痛いかもしれませんけど、驚かないでくださいね~……」

カリッ……カッ、カカッ……
コツ……コッ、コツッ……カリリリ……
グッ、ググッ、グーッ……

提督(今触れてるのがそうか……? 確かに……頑固に張り付いた感じがする……)

ポーラ「丁寧に……丁寧に……っと」

カツッ……パリッ……
パリパリパリ……ペリリッ
スーッ……
カリカリカリ

ポーラ「ふぅ。取れたー」

提督「もうちょっと強めでも良いが……」

ポーラ「そういう訳には行きません」

カリッ、カリッ、ペリリリッ
パリペリ、ガサッ……ガサササッ
スィーッ……

ポーラ「本当は耳掃除はしなくても良いんですよ? するならうんと優しくしないと……」

提督「そうだったのか……気を付けないとな……」


カリカリ……カリカリ……
スーッ……
……パリパリッ……ペリッ……
ガサササッ、ガサッ……

提督(それにしても……)

スーッ……
ガガッ、グッ、ゴコココッ……
ゴッ、ググッ、バリッ……
スーッ……

提督(上手い……普段の酒に酔って騒ぐ姿からは、まるで想像が付かない程に……)

ガザッ、ザッ、ガサササッ……
バリッ、パッ、パリリリ……
ペリリリッ

提督(今だって、かなり奥の方まで入ってるのに……全く痛みがない……)

ガリッ、バリッ、ガザザザザ
ゴツッゴツッ、ゴツッ……グーッ……
……ゴソッ
スーッ……

提督(この辺りを自分でするといつも痛くて途中でやめてしまうが……ポーラの耳かきは違う……)


カツッカツッ、ククッ……
グググッ

提督(……あ……そこ……気持ち良い……)

カリカリ……カリカリ……
コショコショ、グイグイ
カリッ、パリパリッ、ペリッ
コショコショコショ……

提督(正に……天にも昇るような気持ちだな……)ウットリ

パリパリ、ペリッ
スーッ……
グイグイ、グイグイ
コショコショコショ

提督(あ、あれ……)

ポーラ「んふふふ……」

グイグイグイ
コショッコショッ
クシクシクシ
コショコショコショッ

ポーラ「提督~、ここ、気持ち良いんでしょう?」

提督「な……何故分かった……」

クリクリクリ
コショコショコショ
クシクシクシ


ポーラ「そんな気持ち良さそうな顔してたらすぐに分かりますよ~」

提督「なんだって……そんな顔を……」

グイグイ、グイ
ツィーッ
ススーッ……

ポーラ「ポーラも初めて見ました~。みんなにも見せてあげたいくらい可愛い顔でしたよ~?」

提督「や、やめてくれ……」

コリコリ、クリクリクリ……
スーッ……

ググッ、ググッ……ツツーッ
カリカリカリ、パリパリ……ススーッ

グイグイ、グイグイグイ
クシクシクシ

提督(あぁ、でも……本当に……これは……)

カリカリカリ、パリパリッ
ペリペリ……スーッ

提督(この気持ち良さには、抗えない……顔が……どうしても、にやけてしまう……)


カリカリカリ……パリッパリッ
クシクシクシ

ポーラ「……どうですか~……? この辺りは……」ササヤキ

提督「ぅぉっ……」ビクッ

パリパリパリ……
ググッ、ググッ

ポーラ「気持ち良いですか~……?」ササヤキ

提督「あ……あぁ……!」

ペリッ、ペリッ……
グイーッ、グググーッ

ポーラ「えへへ……良かったぁ……」ササヤキ

クリクリクリ、クイックイッ
ググッ、グイグイグイ、ギュッギュッ

提督(耳の中の気持ち良い所と……ポーラの囁き声の同時攻撃……!  脳が……とろけそうだ……!)

ポーラ「むふふふふ……」

ククッ、ククッ、ゴコココッ
ググ……パリッ……スーッ


ガザッ、ガッ、ガザザッ
ググ、グ……バリッ……
パリパリパリッ……ペリリッ

スーッ……ツツーッ

ガツッ……!

ポーラ「おおっと……中々大きいのが……」

スーッ……
カツッ……
カッ、カツッ、ゴツッ……

ポーラ「一番奥まで入るので、くしゃみがしたくなったらすぐに言ってくださいね……一瞬の隙がイノチトーリですよ……」

提督「怖いな……だが頼む……」

ポーラ「お任せを~……」

カツ……ググッ
グッ、グググッ……
コッ、ゴコッ、ゴコッ……

提督(最奥部だけあって音が重い……)

ガツッガツッ、グッグッ
グーッ、グーッ……
グイグイグイ

提督(こんな所、自分じゃ怖くてできないが……ポーラになら、任せてしまえる……)

ゴコッゴコッ、ググググ……
ガッ、ガツッガツッガツッ……ガツッ
グッ、グッ、グーッ……


グーッ……ググッ
ガリガリ……ガッ
ガツガツ、ガッ……ガガガガッ

ポーラ「もう、ちょっとで……」

ガッ、ガツガツ、ゴツッ
ググッ、グググググググ……
……メリ

提督「……!!」

ポーラ「気付きました? やっと隙間ができました。後は……」

メリッ、メリメリメリッ
ミリミリ……メリッ、メリメリッ

ポーラ「耳かきを入り込ませて……ちょっとずつ……!」

ミチミチッ、メリッ、ミリッ……
ビリリリリッ……

提督(剥がれる……剥がれて行く……!)

ビリ、バリ、バリバリバリバリバリ……!
ベリベリベリベリベリ!

ペリンッ!

提督「ぅおっ……!」


ポーラ「ふぅ、やっと取れた……後はこれを落とさないように……」

スーッ……

提督(剥がれた跡……ジンジンする……少しだけ痛みもあるが、スッキリした心地よさの方が遥かに強い……)

ススッ……ポロッ

ポーラ「おぉー、凄い……大物ですよー」

提督「うぉっ……! 確かに……凄いな……潰した米粒ぐらいある……」

ポーラ「さーて、一番の大物は取りましたけど、まだ少し残ってるので続きしますよー」

提督「あ、あぁ……」

カリカリ、カリカリカリ……
パリパリッ、パリパリパリ……

ゴソゴソ……ゴソゴソ……
……パリリッ……
スーッ……

ポーラ「仕上げにこのふわふわで……」

……モフッ

モフッ
モフモフモフッ、フワッ
フワフワッ、モフッ、モフッ、フワフワフワッ
クルクルクル


ふーっ……


提督(~~~~っ……!!)ビクビクッ

ポーラ「……はい、これでこっち側はお終いで~す。転がってくださ~い?」

提督「あぁ……」

ゴロン……

ポーラ「こっちも大分詰まってますね~。でもしっかり綺麗にしますからね~」

……ゴシゴシ、ゴシゴシ
キュッ、キュッ、ジュワーッ
ギュッ、ギュッ

提督「…………頼……む……」ウトウト

ポーラ「ふふふ……提督、Buonanotte……」クスッ


――――
―――
――


――
―――
――――

―深夜 早霜のバー―


提督「そういえば、此間1日だけ演習の成績が下がった事があったよな。あれは何だったんだ?」

ポーラ「あぁ、あれはですね……」

ポーラ「ポーラの艤装はちょっとお酒が入ってる状態でピッタリになるように調整してあるんですよ~。だから完全にシラフだとちょっと感覚がずれるんです」コクコク

提督「冗談抜きに酒が入っていた方が戦えるって事か……」

提督「じゃあ工廠で艤装をいじっていたのも整備ではなく、艤装に手を加えた分を元に戻していただけだったのか」

ポーラ「そ~いう事です♪」コクコク

<ガチャバーン!

ザラ「ポーラ! ポーラ、居る!?」

早霜「ザラさん、お静かにお願いします」キュッキュッ

ザラ「あぁっ、ごめんなさい……」

ポーラ「あれ、どうしたんですかザラ姉様?」

提督「ポーラならここに居るが、今日は俺と早霜が見ているから飲み過ぎる心配はないぞ」

ザラ(あれ……? いつものポーラに戻ってる……?)

提督「ザラ、ポーラならもう何も心配はいらないぞ。いつも通りだ」

ザラ「???」

ポーラ「♪~」コクコク





この後滅茶苦茶した

おしまい


素面のポーラと耳かきSSのステマでした。皆々様ありがとうございました。
ポーラもたまには酒でトラブルを起こすばかりのお騒がせキャラでなくても良いと思うのです。

ところで最近、にわかに「耳掃除をするべきではない」という旨のネットニュースをよく見る様になった気がします。
私はこれからもそれを無視して耳かきSSをステマし続ける所存です。




以下、過去作のステマ。
扶桑「耳かきを致しましょう」
扶桑「耳かきを致しましょう」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424854470/)
足柄「耳かきしてあげる!」
足柄「耳かきしてあげる!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426496669/)
名取「み、耳かきを、します!」
名取「み、耳かきを、します!」 - SSまとめ速報
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天龍「フフフ……耳かきしてやろう」【ウエット型向け】
天龍「フフフ……耳かきしてやろう」【ウエット型向け】 - SSまとめ速報
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古鷹「耳かきしましょうか?」
古鷹「耳かきしましょうか?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431421173/)
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比叡「気合い! 入れて! 耳かきします!」 - SSまとめ速報
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雲龍「耳かきしてあげる」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449654692/)
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474274747/)
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天龍「耳かきしてやる」 龍田「えっ?」【艦これ】 - SSまとめ速報
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伊勢「耳かきしてあげよっか?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490602264/)
千歳「耳かきはいかが?」
千歳「耳かきはいかが?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512123129/)

では

いつもお世話になってます

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