[モバマス]あずき「お、お泊まり大作戦!?」 (26)

桃井あずきちゃんのSSです。
いつも通りプロデューサーとイチャイチャしてる感じのSSなので苦手な方はご注意ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1530890258

―――――ある日の事務所



あずき「~♪」ペラッ


P「あずき、何見てるんだ?」


あずき「アルバムだよー!」


P「へえ、何のアルバムだ?」


あずき「アイドルのアルバムだよ!あずきがアイドル始めてからの日々が、いっぱい詰まってるのっ」


P「へぇ……こうして見ると、あずきも色んな衣装を着てきたんだなぁ」


あずき「ねぇねぇ、プロデューサーはどの衣装のあずきが一番好き?」


P「俺はどんなあずきも好きだぞ」


あずき「もー、プロデューサーったら♪……って!それじゃあ答えになってないよっ」


P「ははは、バレたか……まぁ、強いて言うならこれかな。温泉街行ったときのやつ」

あずき「温泉大作戦の時の衣装だね!あの時のプロデューサー、ずっとあずきのこと見てたもんね♪」


P「そ、そんなことないぞ。断じてないぞ」


あずき「えーっ、本当~?……ちょっと寂しいな」シュン


P「ああもう、そんな顔をしない。……実を言うと、見惚れてた」


あずき「えへへ、言わせちゃう大作戦、成功!やっぱり見惚れてたんだー♪」


P「なっ」


あずき「いや~、なんだか照れちゃうね!」


P「ぐぬぬ……それはそうと、あの時の撮影で、温泉入ったんだよな!温泉っていいよな!」


あずき「うわぁ、露骨に話題を変えてきたね」


P「気のせいだ!」


あずき「全くもー……でも、温泉すっごく気持ちよかったな~。また行きたいな~」


P「やっぱり気持ちよかったか」


あずき「うん!ねぇねぇプロデューサー、また温泉での撮影のお仕事とか来てないの?」


P「残念ながら来てないな」


あずき「そっかぁ……」ショボン

P「……ふむ、俺に考えがある」


あずき「なになに?ひょっとして、新しい大作戦のプラン!?」


P「それはナイショだ」


あずき「ええーっ!」


P「決行する時にはちゃんと言うから、安心してくれ」


あずき「絶対だよ!どんな大作戦でも、プロデューサーと一緒にやりたいもんっ。その方が楽しくなるし」


P「分かった分かった。とりあえず、今日はもう遅いからそろそろ帰ろうな」


あずき「はーい。それじゃ、また明日ねっ」


バタン


P「……よし、帰ったな。さて、サプライズ大作戦の準備を始めよう」


P「……七夕の前日に空いている宿は……」

―――――それから数週間後



あずき「ねぇ、プロデューサー……今日のお仕事についてまだ何も教えてくれないけど、そろそろ今回の大作戦のプラン、あずきにも教えてくれていいんじゃない?」


P「まだダメっ」


あずき「そんな美穂ちゃんみたいなこと言ってー!」


P「とりあえず、今日はこの後、宿に泊まるとだけ言っておこう。一泊分の荷物は持ってきたな?」


あずき「持ってきたけど……どこに泊まるの?宿泊ロケ大作戦?」


P「それは教えない」


あずき「もーっ!プロデューサーのいじわる!あずき、大作戦は一緒にやりたいのに……」ションボリ


P「すぐに分かるから、そんなに落ち込むなって。ほら、次の駅で降りるぞ」


あずき「はーい……」

P「さて、ここからしばらく歩いたら着くぞ。もう少しだ」


あずき「ねぇねぇ、まだ教えてくれないの?せめて誰とお仕事するかだけでも……」


P「……そうだな、それくらいなら教えていいだろう」


あずき「わーい!誰々~?」


P「今回はあずき一人だ」


あずき「ええっ」


P「更に言うと、今日は仕事じゃなくってオフの日だ」


あずき「……えっ?」


P「そして俺たちは今日、ここに泊まる……この旅館に、な」


あずき「……ええええっ!?」


P「どうだ、驚いただろう」


あずき「……」


P「驚きの余り声も出ないか。サプライズ大作戦は大成功だな!はっはっは!」


あずき「(どうしようどうしよう、これってもしかして……プロデューサーと二人でお泊り大作戦!?)」


あずき「(つまり、プロデューサーと一緒に夜ご飯を食べて……それから……一緒のお布団で……夜の大作戦を……)」プシュー


P「あずき?顔が赤いぞ?」


あずき「だ、大丈夫っ。あずき、覚悟を決めるよっ!」


P「覚悟……?何か勘違いしてるようだが、俺はあずきがまた温泉行きたいって言ったから連れてきただけだぞ」


あずき「あずき、そんなこと言ったっけ?」


P「覚えてないのか!?ちょっと前にアルバム見てた時に言ってたじゃないか」


あずき「あ、あー……!思い出した!」


P「やれやれ……今回のプラン、結構骨が折れたんだぞ?」


あずき「えへへ、ありがとっ、たっぷり堪能させていただきまーす♪」


P「よろしい、それじゃ行こうか」

あずき「わー!ひろーい!」


P「奮発してちょっと高い部屋にしてみたぞ」


あずき「プロデューサー、太っ腹~!」


P「あずきのためならこれくらいなんともないさ」


あずき「さすがだね♪えーと……ご飯まではまだ時間があるみたいだよっ」


P「そうか、それまで何するかな」


あずき「さっそく温泉行こうよ、温泉!」


P「ああ、いいぞ」


あずき「ね、ねぇ……せっかくの二人での旅行だし、あずきと混浴大作戦とかどう?……なーんて」


P「ああ、いいぞ」


あずき「だよねー!って……あれっ?」


P「家族風呂があるみたいだから、それを使うか」


あずき「(いつものプロデューサーなら絶対「あずきにはまだ早い」とか「お色気大作戦は程々にな」って感じで軽くあしらうのに……おかしい、今日のプロデューサー、おかしい!)」アゼン


P「どうした、あずき。鳩が豆鉄砲を食ったような顔してるぞ」


あずき「……だ、大丈夫!それじゃ混浴大作戦いっちゃおーか!」バタバタ


P「おーい、家族風呂はそっちじゃないぞー。どこ行くんだー」

―――温泉



P「じゃあ俺、ちゃっちゃと着替えて先に風呂で待ってるから」


あずき「うん……」


P「あ、バスタオルは巻いてくれよ」


あずき「巻くに決まってるでしょっ!さすがのあずきでもそこまで攻めないよっ!」


P「ははっ、冗談だよ冗談」


あずき「も~」


あずき「(ていうか、プロデューサーはなんであんなに余裕なんだろう……)」


あずき「(あずきもアイドルなんだけどなー。アイドルと二人で混浴だなんて、とってもすごいことだと思うんだけど!)」


あずき「(……考えててもしょうがないよね。いざ、温泉に突撃大作戦!)」


あずき「プロデューサー、おまたせっ」チャポン


P「いらっしゃい」


あずき「ああ~いい湯♪」


P「貸し切りの露天風呂だなんて、最高だな」


あずき「しかもアイドルと二人っきりだよ!男冥利に尽きるよね、プロデューサー♪」


P「ああ、そうだな」

あずき「むーっ、あんまり嬉しそうじゃない~」


P「そんなことないぞ?あまりの嬉しさで今すぐあずきに……」


あずき「……あずきに?」ドキドキ


P「なでなでをしたくなるんだ」ナデナデ
あずき「なんでー!?なでなでならいつもしてるでしょー!?」


P「あずきがかわいいから」


あずき「よく分かんないよーっ!ていうかなんでこんな状況なのに普段通りでいられるのー!?あずきのセクシーなバスタオル姿にめろめろうっふーんじゃないのー!?」


P「めろめろうっふーんて何だ……あずきのセクシーは見慣れてるし、バスタオル姿も仕事で見たしなぁ……」


あずき「……こんなに綺麗な露天風呂で、ポーズを決めたら絵になる女の子なのに?」キメッ


P「おお、そのポーズいいな。この場にカメラがないのが残念だ」


あずき「そ、そうかな?えへへー」


P「あ、でももうちょっと右腕下げて」


あずき「こう?」


P「そして足をもう少し上げて……」


あずき「こうかな……って、なんでビジュアルレッスン大作戦が始まってるの!?」


P「ははは、なんでだろうな」


あずき「もー……せっかくこんないい雰囲気だから、期待しちゃったのに」


P「へえ、何を期待してたって?」


あずき「それは……言わなくても分かるでしょっ」


P「何のことやら」


あずき「プロデューサーのどんかんー」


P「はっはっは」


あずき「(でも、今日のプロデューサーは本当に何を考えているのか分からないよ……)」


あずき「(普段のプロデューサーなら、過激な大作戦は止めるのに)」


あずき「(あずきのお色気、足りてないのかな……?)」

―――夕食



P「おー、豪華だな」


あずき「おいしそうなお刺身!」


P「酒もうまそうだな」


あずき「(そうだ!プロデューサーにいっぱいお酒を飲ませて、酔っぱらいにさせちゃおう!ほろ酔い大作戦だよ!)」


あずき「(酔っぱらったプロデューサーなら、本音を言ってくれるかも……)」


あずき「プロデューサー、あずきがお酒を注いであげる♪」


P「おいおい、いきなりどうした」


あずき「まぁまぁ、遠慮せずに!あずきにお酒を注いでもらえるなんてなかなかないよ~?」


P「まぁそうだけど……じゃあ、せっかくだからお願いしようかな。でも俺、あんまりお酒に強くないからほどほどにな」


あずき「はーい、お注ぎしまーす♪」


―――30分後



P「かーっ!酒がうめえ!」


あずき「プロデューサー、お酒はそろそろやめた方が……」


P「もっとだ!もっと注いでくれ!あずき!」


あずき「も~、気分悪くなっても知らないよ~?」


P「安心しろ!俺はこう見えて酒に強い!」


あずき「あんまり強くないって、さっき言ってたじゃん!」


P「はっはっは!」


あずき「まぁ、あずきもお酒注ぐの楽しくなってきたからいいんだけどねっ」


あずき「(それに、今のプロデューサーなら思ったこと何でも言っちゃいそう……!)」


あずき「ねーえ、プロデューサー?」


P「んー?なんだー?」


あずき「あずきって、かわいいかな?」


P「おう、かわいいぞ!あずきは最高にかわいい俺の担当アイドルだ!」


あずき「えへへー♪ありがとっ」


あずき「(って!これじゃいつもと一緒だよ~)」

あずき「じゃあ、次の質問っ。……私って、立派にアイドルやれてるよね?」


P「そりゃもちろん。少しずつだけど、ファンも増えているし」


あずき「でも、あずきはアイドルになって結構経つけれど、まだまだあずきのこと知らない人いっぱいいるよ?」


P「まぁ、それはそうだな……国民的アイドルってほどではないな」


あずき「大作戦だって、よく失敗するし。セクシーさも、まだまだ足りないし……中身、子供だから」


P「……」


あずき「最高の1枚大作戦も、これだーっ!って衣装、まだ見つかってないし……」


P「……どうした、今日は随分と弱気だな。しんみり大作戦、って感じか?」


あずき「もうっ、茶化さないでよっ」


P「ははっ、何だか珍しくてな。いつもと違う雰囲気だからか?ここは事務所と違って静かだもんな」


あずき「そうかもね……」


P「まぁなんでもいいや。確かに、あずきのことを知らない人はまだまだたくさんいるかもしれない」


あずき「……うん」


P「でも、あずきのことを知ってくれて、応援してくれる人は増えてると思うぞ」


あずき「……そう、かな」


P「ああ。キミの魅力を分かってくれる人は、必ずいる。もちろん、俺も、その一人だ」


あずき「プロデューサー……」


P「それとも、プロデューサーが俺じゃ役不足かな」


あずき「そっ!そんなことないよっ!あずきとプロデューサーなら、世界中をあずきの虜にだってできるんだから!」


P「そうだ、その意気だ!」


あずき「えへへ、プロデューサーとおしゃべりしてたら元気出てきたよ。プロデューサー、温泉であずきに全然見惚れてなかったから、私って魅力ないのかな?って思っちゃったの」


P「何言ってんだ、あずきは魅力満載だぞ。全身に魅力が詰まっている」

あずき「プ、プロデューサー?何だかちょっと目つきがやらしい……」


P「酒が入ってるからこれくらい許せって」


あずき「しょうがないな~(何だかドキドキする……)」


P「ちっこい見た目しといて、こんなに胸もあるし」グイッ


あずき「あっ、ちょっと!どこ触って……」


P「俺があずきと同年代だったら迷わず告白してたんだがなぁ」


あずき「ええっ!こ、告白って!どういう意味!?」


P「そのまんまの意味だ。俺はあずきのことアイドルとしても女としても好きだぞ」


あずき「えっ、ええーっ!?」


P「まぁ、残念ながら現実では年が離れすぎてるし、そもそもアイドルとプロデューサーだし、手をだすことは絶対ないから安心しろ」


あずき「そっ……そっかー。びっくりしたよ、あははは……」


P「なんだ、本気にしたか?」


あずき「本気も何も、あんなこと言われたら誰だってドキドキしちゃうよ!」


P「まぁ、この話の続きはあずきがもっと大人になってからな!すみませんお酒おかえりーっ!」


あずき「まだ飲むの!?」


P「もうちょっとだけな」


あずき「もー……それで、さっきの話、本当なの?」


P「さっきの話って?」


あずき「あずきがもっと大人になったら、もう1回好きって言ってくれるのかなって」


P「あずきが覚えてたらな。あずきがもっと大人になって、もっとセクシーになったらその時はいくらでも口説いてやるさ」


あずき「約束!約束だからね!」

―――更に30分後


P「やっと部屋に着いた……ちょっと飲み過ぎたな、気分が……」


あずき「だから言ったのに……」


P「布団敷かれてるしこのまま寝てしまおう」


あずき「ええっ、夜はこれからなのに?」


P「あずきもそんなに夜更かし得意じゃないだろう」


あずき「そんなことないもん!あずきの夜更かし大作戦はいつも大成功なんだから!」


P「どう考えてもいつも失敗してると思うんだが……とりあえず今日は早く寝るんだ。明日も朝早いんだから」


あずき「そっか……そういえば明日の予定、まだ聞いてなかったね。何するの?」


あずき「(って、今日は7月6日だから、明日は7月7日、つまり……)」


P「それは……まだ内緒だ。いいから早く寝るぞ」


あずき「むー……それじゃあ、一つお願いがあるんだけど」


P「何だい」


あずき「お布団、くっつけていい?」


P「それくらいなら、いいぞ」


あずき「やったっ。それじゃあ次はねー……」


P「ちょっと待った、お願いは一つじゃなかったのか」


あずき「まぁまぁ、そんなこと言わずにー♪」


P「……まぁ、今日くらいはいいか」


あずき「えーっとね、あずきの枕と、プロデューサーの枕を、くっつけていいかな?」


P「……」


あずき「……いいかなっ?」

P「まぁ、いっか」


あずき「わーい!それじゃあ次はねー……」


P「いつまで続くんだこのやり取りは」


あずき「行けるところまで、かな?越えちゃいけないラインは、プロデューサーが見極めてくれるだろうし♪」


P「……信頼されてるってことでいいのか」


あずき「そういうことだよ!プロデューサーならあずきの嫌がること、しないって信じてるし♪」


P「そりゃあもちろんそうなんだけど……で、布団も枕もくっつけたってことは、俺とあずきでくっついて寝たいってことだな?」


あずき「そっ……そういうこと、だね」


P「なぜそこで言い淀むんだ」


あずき「言葉に出して言われると、ちょっと照れるなーって。えへへ……」


P「無理する必要はないからな」


あずき「無理なんてしてないよ!ちょっと恥ずかしいだけ……」


P「あずきも照れることってあるんだな。そういうの抵抗ないものかと」


あずき「もうっ。……私だって一人の女の子なんだから」


P「……っ」ゴクリ


あずき「ん?どうしたの?」


P「いや……何でもない。酒がまわっちまったみたいだ」


P「(一瞬だけ、あずきがとんでもなく妖艶な美女に見えた……なんて、言えるわけないよな)」


P「(酒を飲み過ぎて頭が回らないしさっさと寝てしまおう)」

P「とにかく、俺はもう寝るから隣で寝たかったら好きにしてくれ。やりすぎなければ好きなようにしてくれていいから」


あずき「えっ!ちょっと待ってよー!」


P「ぐぅ」zzz


あずき「ってもう寝たー!?さすがに早いよ~」


あずき「……普段からお仕事、いっぱい頑張ってるもんね。いつも、ありがとっ」


あずき「そんなプロデューサーには、とっておきの大作戦を決行しちゃうね」


あずき「寝ているプロデューサーに……」


チュッ


あずき「……続きは、私がもっと大人になってから、しようね」


あずき「あずき、プロデューサーが言ってくれたこと、覚えてるから……」


あずき「おやすみ、プロデューサー……」ギュッ







おしまい

おまけ



―――――翌朝




P「ん……」


P「(朝か……)」


P「いてて……」


P「(頭が痛い……昨日、飲み過ぎたからか)」


P「昨日はあずきと一緒に旅館に来て、風呂に入って、酒を飲んで……」


P「いかんな、酒を飲んでからの記憶が曖昧だ」


P「……そういえば、あずきは?」


P「……部屋には見当たらないな……」


P「酒に酔った勢いで襲ったりしてないよな……まだ一線を越えるつもりは……せめてあずきが18歳になるまでは……」


あずき「あっ、プロデューサー起きてたの?おっはよっ」

P「あずき!おはよう……」


あずき「目が覚めちゃったから、朝から温泉入ってたの!すっごく気持ちよかったよ♪」


P「なんだ、そうだったのか……起きたらあずきが部屋にいなかったからびっくりしたよ」


あずき「ごめんごめん!プロデューサーはぐっすり寝てたから起こしちゃうのも悪いかなーって思って。プロデューサーは今起きたところなの?」


P「ああ。ついさっきな。……いててて……」


あずき「あっ、やっぱり二日酔い?昨日いっぱい飲んでたもんね」


P「記憶も少し曖昧なくらい飲んだのは久しぶりだな……昨日の俺、何か変なこと言ってなかったか?」


あずき「大丈夫だよ!酔った勢いで襲われちゃうかと思ったけど、そんなこともなかったし!さすがプロデューサーだねっ」


P「そうか……よかったぁ」ホッ


あずき「(いつもより大胆だったけどねっ)」


P「それはそうと、今日は七夕だな」


あずき「そうだね!そして七夕と言えば……」


P「待った、そこから先は俺から言わせてくれ」


あずき「えっ?」


P「今回の旅行はプレゼントも兼ねて、だったけど……この言葉を一番最初にあずきに言いたくて、決行したんだ」


あずき「プロデューサー……」

P「あずき!お誕生日おめでとう!」


あずき「ありがとーっ!」


P「改めて……これからもよろしくな」


あずき「うんっ!あずきのトップアイドル大作戦はまだまだ始まったばかりだよ!」


P「……ということで、今日は事務所に戻ったらパーティーがあります」


あずき「やったー!みんなでお祝いしてくれるんだねっ」


P「ああ、ケーキもあるぞ。スイーツ大作戦だ!」


あずき「さすがはプロデューサーだねっ!あ、でも事務所でパーティーってことは……」


P「ん、何か問題が?」


あずき「あのね、プロデューサーと二人でいられる時間は、もう終わりなんだなーって思っちゃって」


P「あずき……」


あずき「みんなにもお祝いしてほしいけど、プロデューサーも独り占めしたいなーって……あずき、欲張りだよね」


P「……だったら、旅館出たら事務所に戻る前にどこか寄っていくか。旅行中はできる限り、あずきのそばにいてお願いを聞いてあげたいって思ってるから」


あずき「あっ、だから混浴大作戦もオーケーしてくれたんだねっ」


P「そういうことだ。でも、ああいうことは異性に軽々しく言っちゃダメだからな」


あずき「プロデューサーにしか言わないから大丈夫―♪」

P「へいへい、そりゃどーも」


あずき「やっぱり、あんまり嬉しそうじゃない~」


P「あんまり喜ぶとすぐに調子に乗るからな」


あずき「む~。あずきの年齢も上がったし、あずきの魅力にプロデューサーがメロメロになる計画だったんだけどな~」


P「年齢が上がったからってすぐに魅力が増すわけじゃないだろ」


あずき「そうなんだけど!気分だけでも魅力アップ大作戦なのっ」


P「……まぁ、俺みたいな変わり者にも真っすぐ好意をぶつけてくれるのは嬉しいよ。いつも、ありがとな」ナデナデ

あずき「こっ、好意……えへへ……」


P「さて、そろそろ朝ごはんの時間だな」


あずき「あっ、プロデューサーとのラブラブ大作戦が終わっちゃう……」


P「ご飯食べ終わったらいくらでもしてやるから」


あずき「約束だよ!言質は取ったからねっ」


P「はいはい。ほら、いくぞ」


あずき「うん!でもその前に……ねぇ、プロデューサー!」


P「うん?」


あずき「今日は最高の1日にしようねっ!」


おしまいっ!

以上となります。
桃井あずきちゃんお誕生日おめでとう!これからもたくさんの大作戦で、私たちを楽しませてください!
そしてSSR実装、ボイス実装へ……!

おつ、あずきちが可愛くて今日も幸せ

おつ
やはりあずきちはかわいいんだ

>P「まぁ、この話の続きはあずきがもっと大人になってからな!すみませんお酒おかえりーっ!」

>すみませんお酒おかえりーっ!」

>お酒おかえりーっ!」

おつ めちゃかわええやんあずきち

乙、面白かった
役不足じゃなくて役者不足だと思いましたまる

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