花陽「ツーショットトーク」 (77)
穂乃果「ファイトだよ!」
花陽「小泉花陽です」
穂乃果「出世魚って居るじゃん?」
花陽「うん。いるね~」
穂乃果「あれって何が出世してるの?別に何も出世してないよね?」
花陽「え?大きくなったりしてるんじゃないかな?大きさとか…」
穂乃果「大きくなるなら私でも出来るよ~成長期だもん」
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花陽「今大きくなってるのは穂乃果ちゃんの態度な様な…」
穂乃果「歳を取ったら出世するんだよ?羨ましいよ」
花陽「そ、そうかな?」
穂乃果「そうだよ~。私なんてこの間必死に勉強したのにテストの点悪くて海未ちゃんに怒られたよ」
花陽「うん。私も近くで見てたけど…」
穂乃果「怖いでしょ?海未ちゃん。こんなんじゃ進学出来ませんよだって。そんな怖い事言わないでよ!こっちだって泣きながら必死て勉強してあの点数なんだから」
花陽「切実だね…」
穂乃果「あ~テスト勉強なんてしたくない!エスカレーター式だったら良かったのに~」
花陽「う~ん。あのね、穂乃果ちゃんのテストがどうかはともかくお魚さんの名誉の為に言わせてもらうとね」
穂乃果「言わせてもらうと?」
花陽「出世魚だってちゃんと自分で海を泳いでるんだよ?」
穂乃果「なるほど。何も努力しないで出世したら後々大変って事か」
花陽「私の言いたかった事と違うけど…それもそうかもね」
穂乃果「世の中そんなに甘くないね」
「凛×真姫」
凛「こないだかよちんとにこちゃんと行ったラーメン屋さん覚えてる?」
真姫「覚えてるわよ?先週の話じゃない」
凛「あそこのラーメン屋さん新装するんだって」
真姫「へ~店内が広くなるのかしら?ちょっと狭かったものね。良かったじゃない」
凛「良くないにゃ。工事が終わるまで営業しないんだよ?あそこのラーメン食べれないなんて…死活問題にゃ~」
真姫「言葉の使い方間違ってるけど」
凛「間違ってないよ。凛、あそこのラーメン食べないと生活出来ないもん」
真姫「死活問題にならない為にもお店を新装するんじゃないの?まあ、ラーメン美味しかったから凛の言いたい事も理解出来るけど」
凛「でしょ?」
真姫「100歩譲ってね。でも、凛って本当にラーメン大好きよね」
凛「うん!大好きにゃ!かよちんがお米大使なら凛はラーメン博士にゃ」
真姫「花陽はいつ大使になったのよ。まあ、いいけど。そこまで言うなら問題です」
凛「え?問題?急に?」
真姫「日本で一番最初にラーメンを食べたのは誰でしょう?」
凛「日本で?凛でない事は確かにゃ」
真姫「当たり前でしょ!さあ、分かんないの?ラーメン博士なのに」
凛「食べる専門だからな~凛は」
真姫「それで博士を名乗っていいの?」
凛「で?答えは誰なの?」
真姫「水戸黄門よ!」
凛「なんだ。フィクションの話か~」
真姫「実話よ!史実にあるんだから」
凛「え?水戸黄門って実在したの?」
真姫「したわよ。なに?架空の人物だと思ってたの?」
凛「うん。じゃあ、うっかり八兵衛も?」
真姫「それは知らないけど。史実では日本で一番最初にラーメンを食べたのは水戸黄門だって言われてるわ」
凛「へ~」
真姫「何よ?リアクション薄いわね。日本のラーメンのパイオニアよ?」
凛「水戸黄門が実在するって事実の後じゃインパクトがないにゃ」
真姫「ないのは凛の教養だけどね」
凛「それにラーメンを食べた人でしょ?」
真姫「そうよ?」
凛「日本で一番最初にラーメンを作った訳じゃないんでしょ?」
真姫「まあ…」
凛「作った人の方が重要じゃない?そっちの方がよっぽどパイオニアだにゃ」
真姫「それは…確かにそうだけど。きっと作った人は有名な人じゃないかったのよ」
凛「それで有名な人に手柄を取られちゃうんだね」
真姫「嫌な言い方するわね。でも仕方ないでしょ?そっちの方が盛り上がるんだし」
凛「まあ、でも水戸黄門はラーメンは作らなかったけどもっと凄いものを作ったもんね」
真姫「凄いもの?何よ?」
凛「日本の歴史だよ!」
真姫「水戸黄門が何をした人か知ってるの?」
凛「…旅?」
真姫「よくあんな台詞言えたわね」
旅はフィクションなんだよね
ぱっぱと進んでいい
「絵里×ことり」
絵里「ことりは恥ずかしい勘違いとかってした事ある?」
ことり「勘違い?あるよ~。先生や希ちゃんの事を間違えてお母さんって呼んじゃだったり」
絵里「それって小さい子のエピソードじゃない?」
ことり「う~ん…そうかな?」
絵里「分からないけど…。実は勘違いして恥ずかしい思いをする事って結構あるのよ、私も…」
ことり「あっ、やっぱり?」
絵里「え?」
ことり「へ?」
実は?
絵里「髪を切った方が可愛いくなるんじゃないかなって・・・・」
ことり「あっ?」
絵里「え?」
絵里「あぁ…うん。私もあるのね!そういう事が」
ことり「そうなんだ…」
絵里「ほら?私ってチョコレート好きでしょ?」
ことり「あっ!もしかして前に希ちゃんが言ってたおもちゃのチョコレートを食べたって話かな?」
絵里「食べたって言うか食べようとしただけね?」
ことり「うん」
絵里「それとは違うんだけど」
ことり「違う話もあるんだね」
絵里「バレンタインってあるでしょ?」
ことり「」
ことり「バレンタイン?」
絵里「そう。一年生の頃にデパートでチョコレートの特売をしててラッキーって思って沢山買ったのよ」
ことり「沢山買っちゃったんだ…」
絵里「そしたらどうもその週はバレンタインデーだったみたいで…それをクラスメイトに目撃されちゃったのよ」
ことり「そうなんだ」
絵里「そう。次の日学校行ったら噂になってたわよ。私がチョコレートを沢山買ってたって」
ことり「それで…そのチョコレートは全部自分で食べたの?」
絵里「ちゃんとあげたわ」
ことり「え?そうなの?」
絵里「希にね。その日はなんだかしつこかったから」
ことり「勘違いしちゃったし勘違いされちゃったんだね」
絵里「そう言う事ね」
「希×花陽」
希「どうも~小泉花陽で~す」
花陽「えぇ…どうして嘘をつくの?」
希「ほえ?嘘なんかついてないよ~」
花陽「希ちゃんの中では私ってそんなイメージなの?」
希「何を訳わからない事言ってるのかな?にこちゃん?」
花陽「私ににこちゃん役をやらせるつもりなの?」
希「はて?役とは何の事やろ?あなたは矢澤にこちゃんやん?」
花陽「せめて口調は変えようよ…凄いややこしいよ?」
希「所でにこちゃんなんか隠し事してるらしいやん?」
花陽「え?隠し事なんて何もしてないよぉ」
希「それはどうかなぁ。この小泉花陽の目を誤魔化せるとでもおもっているのかい?」
花陽「ついに誰の口調か分からなくなっちゃったよ。疑われてるのは私なのかにこちゃんなのかも分からないし」
希「謎が深まってきたって事やね」
花陽「希ちゃんがややこしくしてるだけだと思うけど」
希「謎って言うのは二種類あってな」
花陽「え?何の話?」
希「人が意図して深めた謎なら必ず解けるって言うのが定説なんやけど」
花陽「うん」
希「人が意図してない謎は解こうとすると得てして余計深まるって言われてるんよ」
花陽「そうなの?」
希「うん。ほら?イヤホンをポケットに入れておくと何故か複雑な絡まり方するやろ?で、解こうとすると余計絡まったりするやん」
花陽「余計…絡まるかな?」
希「絡まるんよ。でも、むりやり絡ましたものって何故か簡単に解けるやろ?それと一緒なんやって」
花陽「へ~そうなんだ。初めて知ったなぁ」
希「そうやろうね。だってウチが今作った話やもん」
花陽「え?全部作り話なの?」
希「さあ?どうやろ?謎は深まるばかりやね!にこちゃん」
花陽「まだ続いてたんだ…」
「穂乃果×海未」
穂乃果「海未ちゃんにピッタリなお仕事ランキングを考えてきちゃいました」
海未「唐突ですね」
穂乃果「それでは栄光の第1位!」
海未「いきなりですか?」
穂乃果「さあ!唐突にいきなり栄光の第1位は」
海未「第1位は?」
穂乃果「第1位は…お嫁さ~ん」
海未「お仕事じゃないでしょ!」
穂乃果「何言ってんのさ。立派な仕事だよ。愛を育む仕事だよ」
海未「仕事と言うのは業務をこなし報酬を貰うと言う事ですよ?愛を育む事を業務と言うのは…。愛は無償であるべきでしょう?」
穂乃果「海未ちゃんって結構ロマンチストだよね」
海未「べ、別にそんな事ありません」
穂乃果「まあ、焦りは禁物。最後まで話を聞きなよ」
海未「はあ…」
穂乃果「私が言ってる仕事って言うのは物理的な話の事なんだよ」
海未「物理的な?」
穂乃果「そう。物理的な意味での仕事の意味は力が働いて物体を動かしたとき、その力と動かした距離との積ってネットに書いてありました!」
海未「ネットの情報ですか?」
穂乃果「うん。つまり、相手を思っての行動×それによって動かされた相手の気持ち=その人に対する愛の大きさって事だよ。ほらね?世話好きの海未ちゃんにはピッタリだよ」
海未「世話好きって…まあ、褒め言葉として受け取っておきましょう。所で2位は?」
穂乃果「穂乃果の親友!」
海未「それが2位でいいのですか?」
穂乃果「1位に繰り上げておこうか?」
「希×にこ」
希「世の中には当事者にしかわからない事ってあると思うんよ」
にこ「例えばどんな?」
希「よくあるのが長男長女の悩みって奴?そんなんわかる訳ないやん。ウチはそもそも一人っ子やって!」
にこ「私は長女だからすっごく分かる」
希「お下がりばかりの末っ子の悩み?そんなん分からんよ」
にこ「それは私も分からない」
希「結局当事者以外は想像の範囲内を抜け出せないって訳やな」
にこ「まあ、そうね」
希「なのに!」
にこ「なのに?」
希「この時の作者の気持ちを答えなさいって。こんなん無理難題や!それこそ当事者しか分からんわ!っていつも思うんよ」
にこ「確かに!分かる!それのお陰でにこはいつも国語の点数が伸び悩むのよ」
希「まあ、でもウチは国語の点数はいいけどな!」
にこ「は?」
希「当事者しか分からん事は確かにあるかもしれない!けど、一番大事なのは相手の気持ちを想いはかる事やからね!」
にこ「あんたが最初に言い出したんじゃない」
希「ところでにこっちは漢字の問題が全然出来ないって聞いたけど?点数伸び悩んでるのはそっちが原因なんやない?」
にこ「少しは私の気持ちも想いはかってよね」
思いはかるじゃなくて慮る(おもんばかる・おもんぱかる)か思いやるかなと思ったけど思い量るもあるんだな
>>14
隙あらばデーデッデー
「海未×凛」
凛「海未ちゃんの名前について気になる事があります」
海未「私の名前について?」
凛「海未ちゃんの名前を漢字で書くと?」
海未「動物園の園に田んぼの…」
凛「下の名前だよ」
海未「あぁ…なるほど。何となく言いたい事が分かってきました」
凛「分かった?」
海未「青い海に未来の未で海未です。凛が気になるのは後者でしょう?」
凛「うん。うみって漢字一文字でも読めるのにどうしてその後にも未って付いてるのかなって。普通に読んだらうみみだよね?」
海未「子供の頃散々言われましたよ。この手の話は」
凛「海未ちゃんのみは一体どっちで発音するんだろうね?」
海未「未解決の未の方ですよ」
凛「果たして本当にそうかな?」
海未「はい?」
凛「もしかしたら飾りかも」
海未「私の未がですか?」
凛「発音しない。そんな字があってもいいと思わない?」
海未「別に構いませんがそれが自分の名前でとなると」
凛「発音しない字の第一人者になるチャンスなのに」
海未「別にならなくても結構です」
凛「ちなみに凛の名前の発音を無くすと凛の名前はなくなります」
海未「何だか訳が分かりませんね」
「にこ×絵里」
にこ「絵里はキャラ作りとかしないの?」
絵里「キャラ作り?」
にこ「そう。キャラ作り」
絵里「あー、にこの可愛いキャラみたいな!」
にこ「にこの可愛さはキャラじゃないわよ」
絵里「キャラじゃなかったの?」
にこ「キャラもあるけど…私の話はいいのよ。あんたはどうなの?アイドルでしょ?」
絵里「キャラ作りか~…そうねぇ。どんなのがあるかしら?」
にこ「オーソドックスな所で不思議ちゃんとか?」
絵里「不思議ちゃん?」
にこ「やってみて!3.2.1ハイッ」
絵里「え?急に?えっと…私はぁエリチカ星から来たぁエリチカ星人で~す」
にこ「あんたの見た目でそれやると…イタいわね」
絵里「誰がやってもイタいわよ…」
にこ「いっその事おバカキャラとかいいんじゃない?」
絵里「それはもう間に合ってる気がするんだけど…」
にこ「確かにグループに一人や二人いれば十分よね」
絵里「三人いるけどね」
にこ「希はバカって感じじゃないわよ?」
絵里「やっぱり私にキャラ作りとかは無理よ」
にこ「そんな事ない。無理とかないのよ。あんた大人っぽい見た目なんだしクールキャラとか良いんじゃない?」
絵里「何よそれ」
にこ「クールで可愛いエリーチカ!どう?」
絵里「ふっ、興味ないわ」
にこ「クールって言うよりただただ感じが悪いわよ?」
絵里「って言うか自分で言う事じゃないけど私ってどっちかって言うと元々クールな方じゃないの?」
にこ「一度自分を冷静に見た方がいいんじゃない?」
クール属性クールじゃない説
「穂乃果×凛」
穂乃果「こないだ本屋さんに行ったんだけどね」
凛「穂乃果ちゃんも本屋さんに行くんだね」
穂乃果「それはいったいどう言うことかな?」
凛「たいした意味はないにゃ」
穂乃果「最近の漫画のタイトルが文章っぽいのが多くない?」
凛「確かに多いにゃ」
穂乃果「でしょ?」
凛「うん」
穂乃果「振り返れば奴がいるとかずっとあなたが好きでしたとかね」
凛「そんな漫画読んだ事ないにゃ」
穂乃果「昔はもっと単純なタイトルが多かったのにね」
凛「今も少なくなってる訳ではないと思うけどね」
穂乃果「もし!」
凛「もし?」
穂乃果「もし穂乃果が主役の漫画やアニメ、ドラマがあったらどんなタイトルになると思う?」
凛「高坂アイドル始めるってよ」
穂乃果「なんだかパクりっぽい」
凛「高坂穂乃果の日常とか?」
穂乃果「普通の高校生の日常になっちゃうよ」
凛「やっぱり文章っぽいタイトルは難しいよ」
穂乃果「難しいかな?」
凛「単純なタイトルで考えよう」
穂乃果「単純なタイトルで考えて!」
凛「スクールアイドル物語とか?」
穂乃果「いっその事ラブライブ!とかにしちゃう?」
凛「穂乃果ちゃんが主役で?」
穂乃果「私が主役で」
凛「それはないかにゃ~」
穂乃果「それはないかぁ」
メタい
「花陽×絵里」
花陽「絵里ちゃんの小さい頃のあだ名エリーチカって…エリーは分かるけどチカってどこから来たのかな?」
絵里「ロシアでは小さい子に対して親しみを込めてチカってつけて呼んだりするのよ。日本で言う所のちゃんみたいなものね」
花陽「へ~、そうだったんだ」
絵里「たから私の場合はエリーチカ。亜里沙の場合はアリーチカになるわね」
花陽「絵里ちゃんと話してると勉強になるなぁ。流石かしこい、かわいいエリーチカだね」
絵里「そんなにおだてたって何も出ないわよ?」
花陽「本当にそう思ってるんだよぉ。いつも色んな事を教えてくれるし。大尊敬です」
絵里「もう、何よ。本当花陽は可愛いんだから」
花陽「そんな絵里ちゃんが凄いなぁって思う人は居たりするの?」
絵里「そりゃあ居るわよ」
花陽「え?どんな人?気になるなぁ」
絵里「気になる?」
花陽「うん」
絵里「花陽。あなたよ」
花陽「え?私?」
絵里「そう。花陽もそうだしμ'sの皆んなもそうよ。学校の皆んなもそうだし勿論家族もそう。そんな人々に囲まれて私は暮らしてる。私って幸せ者ね」
花陽「そっか。やっぱり絵里ちゃんって凄いなぁ」
絵里「後は…」
花陽「後は?」
絵里「後はチョコレートフォンデュを作った人は凄いわよね?」
花陽「へ?」
絵里「あのシステムを開発した人は天才だわ。よく思いつくわよね」
花陽「あれ?急に話の方向性が変わったよ?」
絵里「だって凄くない?溶けたチョコレートに果物なんかで絡め取って食べるって発想は中々思いつかないわ。美味しいし楽しいし。もう、チョコレートフォンデュを考えた人に感謝しかないわ」
花陽「そ、そうなんだ」
絵里「そうなの。そうなのよ」
花陽「何だか…今の絵里ちゃんはまさしくエリーチカだね」
絵里「へ?どういう事?」
見てるぞー
見てるぞー
かしこいかわいいこどもっぽい
「穂乃果×希」
穂乃果「この間知らない人の話を立ち聞きしてたんだけどね」
希「それは感心せんなぁ」
穂乃果「そうでしょ?」
希「うん」
穂乃果「どうも車が好きな人達らしいんだけどね。その人達曰くバイクに乗る人は馬鹿だって。雨の日は濡れるし風には弱いし何より危険だって。バイクなんか乗るメリットがないって」
希「ふ~ん。そうなんや。趣味やからなぁ。メリットやデメリットで乗ってるんと違うんやろうけどなぁ」
穂乃果「自転車しか乗れない私からすればどっちも凄いのに」
希「なあ?エンジンが付いてるだけで羨ましいやんな?」
穂乃果「うん。でね、また別に日に知らない人の話を立ち聞きしてたらね」
希「別の日もしてたん?」
穂乃果「うん。別の日もしてたん」
希「してたんかぁ」
穂乃果「女の子達がねアニメを好きな人達の事を馬鹿にしてたんだよ。アニメのキャラと結婚なんて出来るはずないのにって」
希「まあな。同じ空間には存在出来んしなぁ。でも、それが好きで頑張れるなら別にええような気もするけどなぁ」
穂乃果「その女の子達はその後今大人気の俳優と結婚したいって言ってたの」
希「まあ、それやって可能性はゼロではないもんなぁ?」
穂乃果「うん。何処かで出会うかもしれないしね?」
希「しれないよなぁ?」
穂乃果「テニスラケットを持って少年達がいてね」
希「まだあるんや?」
穂乃果「うん。まだあるん」
希「穂乃果ちゃん暇なん?」
穂乃果「そんな事ないよ。でね、その少年達がねやっぱりテニスは硬式だって言うの。軟式なんてテニスじゃないって。硬式やってる人も軟式やってる人も本気でテニスをやってるはずなのになって思ったよ」
希「それは紳士の発言ではないやんなぁ。もったいない」
穂乃果「それからね」
希「まだ続くん?永遠とあるやん」
穂乃果「永遠とはないよ。言い過ぎだよ」
希「そっか。言い過ぎかぁ。それはごめんな」
穂乃果「些細な会話からラーメンとご飯についてどっちが美味しいか討論してる人達が居てね」
希「もしかして身内なんやない?」
穂乃果「そうなの。身内なの。私からしたらパンが一番かなって思ったんだけどさ」
希「人それぞれ好きな食べ物は違うもんなぁ」
穂乃果「結局ラーメンもご飯もどっちも美味しいよねってなってたしね」
希「まあ、あの二人じゃそうなるやろうなぁ」
穂乃果「そうなるんやよ」
希「なあ、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「何?」
希「ウチが言うのも何やけど…関西弁の使い方変やない?」
穂乃果「え?変?」
希「多分変やと思うよ。関西の人が聞いたら怒るかもしれんよ?ウチも怒られるかもやけど」
穂乃果「そうかな?」
希「知らんけど。これやから東京のもんはって」
穂乃果「同じ日本人なのにね」
希「イメージやけどなぁ」
穂乃果「どうしてみんな仲良く出来ないのかなぁ?」
希「何でやろうな?他人の趣味嗜好を否定するなんて一番野暮な事やのにな?」
穂乃果「ねえ?別に他人の趣味を認めるまではいかなくても否定する事はないのにね?」
希「穂乃果ちゃんええ事言うなぁ。そうやんな?みんなが穂乃果ちゃんみたいな考えやったらええのに」
穂乃果「ええのにね~」
「ことり×真姫」
哲学っぽい
おつ
ことり「こないだ…にこちゃんと喧嘩してたの?」
真姫「にこちゃんと?あぁ…別に喧嘩って訳じゃないわよ」
ことり「そうなんだ」
真姫「喧嘩にもなりはしないわよ」
ことり「え?何があったの?」
真姫「簡単に言えば音楽性の違いよ」
ことり「音楽性の違い?なんかバンドみたいだね」
真姫「にこちゃんが考えたにこにーにこちゃんってタイトルの歌詞に曲をつけろって言うのよ」
ことり「あっ、あ~…うん。そうなんだ…。それで…」
真姫「私だってμ'sの曲を作って来て…作曲家なんていい方をすると大袈裟かもしれないけど。それなりにプライドはあるんだから」
ことり「そうなんだ。プライドが許さなかったんだ…。でも、ちょっとにこちゃん可哀想かな~」
真姫「そんな事ないわよ。にこちゃんは聞き分けないんだから。私はテクノポップ調とかしっくり来ると思うのよ。何よりやった事ないからチャレンジしてみたかったし」
ことり「え?」
真姫「なのににこちゃんは王道アイドル路線の曲じゃなきゃ嫌だって。人がせっかく提案してるのにそんな事言うのよ」
ことり「あれ?本当に音楽性の違いで言い合いしてたの?」
真姫「最初からそう言ってるじゃない」
ことり「そうなんだ。私はてっきり…」
真姫「てっきり何よ?」
ことり「ううん。何でもないよ」
真姫「何なのよ」
ことり「それで?結局どうしたの?」
真姫「どうしても王道アイドル路線で行きたいって言うから…二人で歌詞から作り直したわよ」
ことり「え?歌詞から?」
真姫「そうよ。全く…にこちゃんにも困ったものだわ」
ことり「真姫ちゃんって何だかんだ優しいよね」
真姫「別にそんなんじゃないわよ。プライドが許さなかっただけ」
ことまきええぞ~
「穂乃果×ことり」
穂乃果「あのね、ことりちゃん」
ことり「な~に?穂乃果ちゃん?」
穂乃果「凄い事に気付いたんだよ」
ことり「凄い事?」
穂乃果「あのね、人間の赤ちゃんっていっぱい泣くでしょ?」
ことり「うん。赤ちゃんは泣くのが仕事って言われたりもするもんね」
穂乃果「そう。人間は赤ちゃんの頃に沢山泣いて大きくなるにつれて泣く事が少なくなってくでしょ?」
ことり「うん。そうだね」
穂乃果「でもね、カエルはね子供の時は泣かないのに大人になったら沢山泣くんだよ。人間と逆」
ことり「う~ん…」
穂乃果「不器用だよね。人間って…。大人になれば大変な事が増えるのに泣く事が出来ないなんてさ。人間も少しはカエルを見習うべきかもね」
ことり「あの~…穂乃果ちゃん。気を悪くしないでね」
穂乃果「ん?何?」
ことり「カエルの鳴くと人間の泣くは違うと思うんだ」
穂乃果「え?」
ことり「字も違うし…」
穂乃果「あっ!本当だ!」
ことり「カエルの鳴くは人間で言う喋るって事じゃないかな?」
穂乃果「あっ!なるほど!上手い事言ったつもりだったのに!今の私は完全に井の中の蛙だね!」
ことり「それも違うんじゃ」
「絵里×希」
勘違いほのかわいいな
穂乃果のには笑ったわ
絵里「日本って結構理解しがたい文化が多いわよね」
希「…」
絵里「海苔を食べる事にビックリしたし梅干しを初めて見た時もビックリしたわ。あっ!でも、日本の料理!特に和菓子なんて凄く綺麗よね?芸術作品かと思っちゃったわ!それに自動販売機で何でも買えちゃうしね!それに日本人ってマスクしてる人すごく多くない?てっきりパンデミックでも起こってるのかと思っちゃった」
希「いや…急にそんな外国人ぶられても…。思ってる程ないよ?ロシア要素…」
絵里「ハラショー」
ロシアぶってる絵里ちゃんも可愛い
とても読みやすい
とても読みやすい
困った時のハラショー
「穂乃果×にこ」
穂乃果「昨日の夜中考えたんだけどね」
にこ「何を?」
穂乃果「ちょっと幽霊とか妖怪とかを怖がりすぎなんじゃないかと思ったんだよ」
にこ「あんたは夜に何を考えてるのよ」
穂乃果「いやぁ…昨日ホラー映画見てたら怖くて眠れなくなっちゃってさ」
にこ「思いっきり怖がってるじゃない」
穂乃果「だから考えて気が付いたんだよ。お化けを怖がる必要はないんだって」
にこ「そう。じゃあ聞こうじゃない」
穂乃果「まず第一に幽霊は透明で見えないんだから居ないのと一緒なんだよ」
にこ「は?何を言ってんのか理解出来ないんだけど」
穂乃果「だから、幽霊が実際に居るのか居ないのかは知らないよ?でも、私には見えないんだから居ないのと同じ何だよね」
にこ「それを言ったら元も子もないじゃない。見えちゃったらどうするのよ」
穂乃果「へへ~ん。そう言う事を言う人も居ると思ってちゃんと見えてしまった時の対処法も考えてあるんだよ」
にこ「どんなのよ?」
穂乃果「だってさ、幽霊とか塩で撃退出来るんだよ?塩だよ?そう考えると怖くないでしょ?」
にこ「いや、怖いわよ。塩で撃退出来るからって怖くない事にはならないわよ」
穂乃果「え~だってナメクジと一緒だよ?」
にこ「ナメクジ怖いし。それに塩で撃退するのは日本だけでしょ?外国人の霊だったらどうするのよ?」
穂乃果「外国人の霊だって聖水とかで撃退出来るんだって。水掛けたら勝てるんだから怖くないよ」
にこ「怖いわよ。そもそも聖水なんか持ってないし」
穂乃果「そう言う事じゃないんだよ。あくまでも幽霊に対する恐怖心を無くそうって話しをしてるんだから。塩や水で撃退出来る幽霊なんて可愛いじゃんって話をしてるんだからさ」
にこ「まあ…」
穂乃果「恐怖心に打ち勝つ為にモノの見方を変えてみようって言ってるの」
にこ「なるほど…そう言う事。あんたってたまに鋭い事言うわね」
穂乃果「でしょ~。さらにさらに補足事項」
にこ「まだあるの?」
穂乃果「世の中そんなに悪い人ばかりじゃないでしょ?」
にこ「まあ…そうね」
穂乃果「穂乃果がお化けになって出て来ても怖くないでし?」
にこ「馬鹿みたいに明るいからね。あんたは」
穂乃果「お化けじゃなくてお馬鹿が現れるって事で怖くないよね。うん。上手い!お後がよろしいようで」
にこ「いや、そんな上手くないわよ。スベってる」
穂乃果「え?嘘?恥ずかしい。消えてしまいたい」
にこ「お馬鹿になるってことね」
「穂乃果×花陽」
花陽「あのね…私、穂乃果ちゃんの名前ってとても素敵だなって思ってるの」
穂乃果「え?何?急に何の告白?」
花陽「高坂穂乃果…良い名前だよね」
穂乃果「そ、そうかな?なんか照れるんだけど。そこまで言って貰えるとお父さんとお母さんも喜ぶよ」
花陽「穂乃果…稲穂になる果実。つまりお米の事だよね?」
穂乃果「え?」
花陽「いつもキラキラしてる穂乃果ちゃんにはぴったりの名前だよ」
穂乃果「花陽ちゃん違うよ。別に私の名前の由来はお米ではないとおもうよ?稲はどこから出て来たの?」
花陽「ううん。謙遜しないで穂乃果ちゃん」
穂乃果「謙遜なんてしてないよ?本心から言ってる」
花陽「前から穂乃果ちゃんって白米みたいな人だなって思ってたの」
穂乃果「え?白米みたいな人?」
花陽「名は体を表すって昔の人はよく言ったものだよね」
穂乃果「うん…そうなんだろうけどね。別に白米の事ではないからね。私の名前は」
花陽「そんな事ないよ。穂乃果ちゃんって誰とでも仲良くなれるでしょ?酸っぱい梅干しとも合うし甘い卵焼きとも合う。辛いキムチと食べても美味しいし時には同じ炭水化物と一緒に食べても美味しい。白米って凄いよね」
穂乃果「うん…白米の話?」
花陽「これも全て農家の人達が苦労してお米を育ててくれてるからなんだよね」
穂乃果「そうだね。その通りだね」
花陽「感謝しても感謝しきれないよぉ。お米を育ててくれてありがとうございますって私は言いたい」
穂乃果「うーん。そうかぁ。良いと思うよ」
完
まさに名は体を表すだね
乙でした
おつおつ
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