上条「左手には銃を」 (92)
ある日の朝。
研究者「君が……上条君かね?」
上条「……? そうですけど…」
研究者「君の右手の事は知っているよ。『幻想殺し』、だったね」
上条「はあ、そうですが……何か用で?」
研究者「単刀直入に言おう。私たちの研究に協力してほしい」
上条「研究?」
研究者「君に、仮装空間で7人のレベル5と順番に戦ってもらいたい。もちろん死んだりしても現実に影響は無い。ただ、ある程度の痛みは感じる」
研究者「急な話で申し訳無い。どうだろうか?」
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上条「いや、色々事情があってですね、そんな事をしていては特売に遅……いや、とにかくちょっと……」
研究者「報酬は一人倒す毎に100万だ」
上条「やります、やりましょう、やらせて下さい!」
研究者「よし、その言葉を待っていた。さあ、研究所へ連れて行ってあげよう、車に乗るといい」
上条(一人倒す毎に100万…!これでようやく極貧生活から解放される…)
研究所「よし、出してくれ」
───研究所───
上条「おぉー…」
研究者「どうだい、なかなかのものだろう、うちの施設は」
上条「よくわからない機械ばっかりだ…」
研究者「さあ、君の実験室はここだ。中へ入ると、スピーカーから説明アナウンスが流れる。聞き逃したらもう一度再生するから、じっくりと頭に入れてくれ」
上条「わかりました」ガチャ…
上条「ふーん、殺風景なもんだなぁ」
音声『上条当麻の入室を確認。これより説明を開始します』
上条「おっ、これか、音声アナウンスってのは」
音声『まず、そこにあるゴーグルとヘルメットを被り、隣にあるバンドを両手両足に着けてください』
上条「被って……両手両足にバンドっと。うわ、なんだこのゴーグル、真っ暗だ」
音声『装着を確認。説明を続行します』
音声『実験が開始すると、そのゴーグルに映像が映し出されます。』
音声『また、両手両足に着けられたバンドで動きを察知し、あなたは仮装空間で動く事ができます』
音声『実験開始から30秒後にランダムでレベル5が召喚されます。現実とほぼ変わらない口調や戦い方となっていますので、油断はしないでください』
音声『また、仮装空間では拳銃とリロード用の弾倉が支給されます。発砲は自由です』
上条「なあ、拳銃なんて撃った事ないんだけど、大丈夫なのかー?」
音声『至近距離からの発砲ならば外すことはまず無いでしょう』
上条「そういう問題じゃ……まあいいや」
上条「……って、拳銃ってなんだよ!?殺せってのか!?」
音声『目標の活動を停止させると、1分後に新たなレベル5が召喚されます』
上条「……実験とはいえ、後味悪そうだなぁ」
音声『では、実験を開始します』
音声『カウントダウン。5、4、3』
上条「うしっ!相手は仮装空間のキャラクターだ、気にするな、上条当麻!」
音声『2、1、スタート』
ヴヴン…
上条「おっ、映った映った」
音声『30秒後にレベル5が召喚されます。抽選開始』
音声『抽選の結果、原子崩しが召喚されます。』
上条「第4位……だったっけ?」
上条「おっと、忘れるところだった、拳銃と弾倉…一応な」チャキッ
上条「さあ、頑張れ上条さん」
上条「右手には幻想殺しを」
上条「左手には銃を」
音声『召喚』
麦野「よぉ、幻想殺し」
上条「……やたらリアルだな」
麦野「ガチで人[ピーーー]気分かぁ?安心しな、私はキャラだ、ついでにお前もキャラだ」
上条「だよな」ダッ
麦野「いきなり殴りかかってくるかぁ!いいねぇ、捨て身ってやつかァ!?」
上条「捨てる身なんてねえ……よッ!」ブンッ
麦野「バカが」バキィッ!
上条「がっ……は…」
麦野「悪いけど、ガキ一人に棒立ちで殴られてやるような性格してないのよねぇ!」キィン
上条(まずいッ!!)
麦野「チェックメイトっとぉ」ドギュウ!
上条「ハァッ……ハァッ……!」
麦野「あーらやだ、外しちゃった」
上条「避けたんだ…っ」
麦野「知ってる知ってる」キィンキィンキィン
上条「またか!くそっ!」
麦野「ほーら、避けられるかにゃーん?」ドギュウ ドギュウ ドギュウ
上条「うおおおぉっ!!」
麦野「惜っしいーっ!」
上条「あ……危なかった…」
麦野「じゃ、もう一回」キィンキィンキィン
上条「今だ!」バッ ガシッ
麦野「お、やるじゃなーい、幻想殺し。右手で私を掴んで、能力封じてんのねー」
麦野「でも、そんなの蹴っ飛ばせば終……」
上条「さて、どうかな」ジャキッ
麦野「ッ!!銃かッ!」
上条「チェックメイト」
パァンッ
ほうほう
音声『原子崩しの沈黙を確認。1分後に新たなレベル5が召喚されます。抽選開始』
音声『抽選の結果、心理掌握が召喚されます』
上条「あの能力って俺には効かないし、戦う意味ないと思うんだけど……」
上条「まあいっか」
上条「しっかし、やっぱあんまいい気分じゃないな」
上条「死体は一瞬で消えたからあんまり実感無いけど」
上条「ていうか、よく考えたら一方通行倒せたなら誰でもいけそうだな」
上条「よし、自信湧いてきたぞ!次もばっちこい!」
音声『召喚』
レベル5は本物だな
食蜂「こんにちはぁ」
上条「……まじかよ」
食蜂「だって、タイマンで勝てるような能力じゃないものぉ」
食蜂派「………」ズラー・・・
上条「これは無理かなー……」
食蜂「れっつごー☆」
食蜂派A「発火能力」ボゥッ
食蜂派B「発電能力」バチィッ
上条「ざっと見ても30人くらいか……」
上条「てか、こいつらは洗脳されてるのか?」
食蜂「設定はそうなってるわねぇ」
上条「じゃ、全員触ればいいわけだ」
食蜂「その前にやられちゃうかもしれないわねぇ。ま、頑張ってね」
上条「他人事みたいだなおい」
上条「まあいいや、まずは、俺を取り囲んでる……7人くらいか」
食蜂派「一斉攻撃」
上条「くるか!」
上条「うおおおっ!消しても消しても炎とか水とかいろいろ降ってくる!」キュイン キュイン キュイン
上条「こうなったら、多少のダメージを覚悟で突っ込むしかない!」
上条「まず発火能力の君だっ!」キュイン
上条「よし、一人洗脳解除!……って、消えるのか」
上条「さて」
上条「このノリで全員触って行きますか」
30分後
上条「おっ、おわっ、はぁっ、はぁっ、終わった……」ボロボロ
食蜂「ホントに全員消しちゃうなんて……やるわねぇ」
上条「さあ、おとなしくやられてくれ」
食蜂「仕方ないわねぇ、私は戦えるわけじゃないしぃ?」
上条「じゃあな、第5位のキャラクター」ジャキッ
食蜂「ばいばーい☆」
パァンッ
上条「ふー……200万、かあ。実感湧かないな……」
上条「ってあれ?そういえば、傷が治ってるな」
音声『仮装空間での負傷は戦闘終了時にリセットされます』
上条「ほお」
音声『次のレベル5の抽選を開始します。」
音声『抽選の結果、超電磁砲が召喚されます』
上条「ビリビリか……ちょっとやりにくいな」
上条「おっと、リロードしとこっと」シュッ ジャキン
上条「すまんビリビリ!お前のキャラクターを殺させてもらうぞ!」
音声『召喚』
御坂「前置きはいらないから、さっさと始めましょう」
上条「よし」
御坂「じゃ、早速」ピンッ
上条「コイン……いきなり必殺技かよっ!」バッ
御坂「これで終わるといいんだけど……ねっ!」ドゴォッ!
上条「うおぉぉっ!!」キュイン
御坂「……やっぱり、ダメかあ」
上条「いや、結構怖いんだからな?あれ」
御坂「当たってないなら意味無いのよ」
上条「じゃ、こっちのターンだな」ジャキッ
御坂「当たらないわよ、そんなの」
上条「知ってるよ」パァンッ パァンッ
第6位はどうなるのでせう?
青ピを乗せるか、スルーして実験結果で上条が6位になるとかじゃない
御坂「ほいっと」バリバリバリィッ
上条「やっぱりな」
御坂「何が?」
上条「お前は電撃で弾丸を撃ち落とす」
御坂「当たり前じゃない。言っとくけど、ダッシュで近付くとかさせないわよ」
上条「幻想殺しで電撃を無効化されない為にか?」
御坂「そうよ」
上条「じゃあ………接近しないで電撃を打ち消せるとしたら、どうする?」
御坂「……!?」
御坂「そ、そんなのできるわけないじゃない!」
上条「この仮装空間の中だからこそ───肉体が回復するこの空間だからこそ出来る技」
御坂「な、何をする気…」
上条「こうするんだよ」ジャキッ
御坂「え……自分の右手首に……?」
パァンッ
上条「くっ、ぐぅぅ……いてえ……」
御坂「あんた、あ、頭おかしくなっちゃったの!?」
上条「もう一発……!」パァンッ
御坂「何する気なのよ!」
上条「これで…っ!」パァンッ パァンッ
ゴトッ
上条「やっとできたか…」ドクドク……
御坂「ひぃっ……右手、落ち、落ちてるじゃ、ない……」
上条「これでいい……」
御坂「ま、まあいいわ……気が狂ったなら好都合よ」
上条「俺は冷静だぜ、御坂。その証拠に」
上条「こんなのはどうだっ!?」ブンッ
御坂「み、右手をこっちに飛ばして来……」
御坂「ッ!!」
上条「右手があるなら、銃弾も防げないよな?」ジャキッ
御坂「ま、まずッ」
パァンッ
上条さんの場合、現実世界でも再生するけどな
千切れた右腕投げてくるとか怖すぎるわ
音声『戦闘終了。肉体の負傷がリセットされます』
上条「見事なもんだな……仮装空間だからなんでもありか」
上条「リロードっと」シュッ ジャキッ
上条「あー、後味わりー」
上条「現実じゃないとはいえ結構キツイなぁー」
音声『レベル5の抽選を開始します。』
上条「次は誰だ?」
音声『抽選の結果、未元物質が召喚されます』
上条「うわ、これは負けるかも」
上条「一方通行並にチートだったよな、あれ」
上条「ま、やるだけやろう」
音声『召喚』
垣根「よう」
上条「さあ、やろうぜ」
垣根「いいから殺れ」
上条「先攻を譲るってのか?」
垣根「そういう意味じゃねえ。さっさと撃てって言ってんだよ」
上条「……は?」
垣根「面倒臭いな、お前も。俺はこんな勝負に興味はねえんだよ。賞金とかもどうでもいい。だから早く終わらせろ」
上条「そういう事か」
上条(賞金……?)
垣根「どうした、早く撃てよ」
上条「…あ、ああ、うん」ジャキッ
垣根「じゃあな。まあ、精々頑張れよ、幻想殺し」
上条「……ああ」
パァンッ
うわぁ…
せけぇ
上条「すげえあっさり終わったぁぁーっ!!」
上条「ま、やるだけやるか(キリッ」
上条「ぐあああああああぁぁぁ恥ずかしいいいいぃぃぃぃ!!!」
音声『抽選を開始します。』
音声『抽選の結果、一方通行が召喚されます』
上条「お、次は一方通行か」
上条「でもあいつ、この前普通に倒しちゃったしなあ」
上条「いけるか?」
音声『召喚』
本物だったりして
でも実際、攻撃無効の右手と遠距離攻撃翌用の左手があればかなり強いよな
一方通行「よォ、この前は世話ンなったなァ?」
上条「……久しぶりだな」
上条(なんで普通に実験の事知ってるんだ?ここ)
一方通行「無駄話する気はねェ。行くぜェ」
上条「来いっ!」
一方通行「まずは竜巻でも起こしてみっかァ」ヒュオッ
上条「いきなりそれか!」
一方通行「さァ、どんどん風は強くなるぜェ」ヒュオオオォォォ
上条「くっ……」
上条(風が強まる前に本体を叩けば…!)ダッ
一方通行「賢明な判断だ、と言いたいところだがなァ」
一方通行「幻想殺しを知ってて対策をしねェ訳がねェだろうがァ!」ドンッ バキバキバキィッ
御坂の次は削板かと思った
そぎーは銃弾うけても平気だったよな
上条「うっ……わ、床が抉れ…」
一方通行「なァに床に見とれてんだァ!?」バッ
上条「うおっ!近…!」
一方通行「貰ったァ!」
上条「うおぉっ!」ブンッ
一方通行「! チィッ!」バッ
上条「避けたか…」
一方通行「一瞬でも触れてりゃァ血液逆流でオシマイだったのによォ」
上条「………」ゾッ
一方通行「まだ終わらねェよ」
一方通行「そォだなァ……この床の破片でいいかァ」ヒョイッ
上条「……!?」
一方通行「こンな石や鉄のクズにしか見えねェもンでもよォ」
一方通行「俺にかかりゃァ、立派な凶器なンだぜェ?」バキバキッ キラーン
上条「破片が尖って……まさかッ」
一方通行「そのまさかだぜェ……この破片どもを全部尖らせてテメェに飛ばしたら、どうなっちまうだろォなァ…?」ヒョイッ
上条「う、うおぉぉっ!」ダッ
一方通行「遅ェよ」ヒュッ
上条「ぐぅっ!」ザッ
一方通行「まだまだァ」ヒュンッ ヒュンッ
上条「ぐあっ!」ズドッ
一方通行「お、直撃ィ」ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ
ズパンッ
期待
やっぱ近づいてこないロリータはむずいか
上条「う……ああ……」
ゴトンッ
一方通行「ヒャッハァ!テメェの大事な幻想殺しがぶった切れちまったぜェ!!」
上条「く、くそぉっ!!」パシッ ダッ
一方通行「さァて…右手のねェお前なんて、ただの一般人だからなァ…!」
一方通行「すぐに終わらせてやンよ!」ダッ!
上条(引っかかった)ニタァ
上条「く、来るな……やめろぉっ!」ダッダッダッ
一方通行「遅ェ遅ェ!追い付いちまうぜェ!!」ダーッ
上条(…まだだ…もう少し近づいてから…)
一方通行「ザマァねェなァ三下ァ!!」ダーーッ
上条(よし、今だっ!)
上条「喰らえッ!」ピタッ
一方通行「!?」
上条「右手ボールッ!!」ブンッ
一方通行「な、なンだそ……ぐォッ」ゴスッ
上条「演算解除に成功!」ジャキッ
一方通行「し、しまッ…」
上条「ショット!」
パァンッ
上条「ッしゃああぁぁ!!一方通行も撃破!!」
上条「なんかもう罪悪感とか無くなってきたな」
上条「次は…7位か6位か」
音声『レベル5の抽選を開始します。
上条「どっちだろうなー」
音声『抽選の結果、削板軍覇が召喚されます』
上条「勝てる、うん、勝てる」
上条「一方通行も倒せたんだから余裕余裕……」
上条「だよな?」
音声『召喚』
ボール?
削板「お前が幻想殺しか!能力を打ち消すとはなかなか根性のある力だな!!」
上条「お、おう」
削板「さあ、やるぞ!」
上条「…よし」
削板「まずはお前の実力を試してやる!一発だけ先に攻撃してみろ!」
上条「お前も未元物質と同じかよ…」ジャキッ
パァンッ
削板「銃で攻撃とは根性の無い奴だ!いいか、攻撃ってのはこういう事だ!」
上条「き、効いてないのか……!?」
削板「すごいパーンチ!!」
上条「何か来るッ!」 バッ キュイン
削板「ほう!やっぱり根性のある力だな!」
上条「なんだ今の…」
削板「すごパだ」
上条「だから何それ!?」
削板「知らん!」
上条「えぇー…」
ふむふむ、もう少し話しが進めば面白いかどうか分かるな
削板「能力が効かねえなら物理攻撃だ!」ギュンッ
上条「速…ッ!」
削板「根性ォォ!!」バキィッ
上条「ぐほあああぁぁっ!!」
削板「まだ終わらねえぞ!」バキッ
上条「がはっ!!」
削板「根性見せてみろぉっ!!」ゴキンッ
上条「む、むrぐはっ!」
削板「無理なんて言うもんじゃねえっ!!」バキィッ!
上条「が……」バタン
削板「どうした!立ち上がってみせろ!」
上条「………」
削板「って、活動停止ってやつか!?なんて根性のねえ奴だ!!」
───実験室───
研究者「お疲れ様」
上条「はぁー……アイツこそ真のチートだろ……」
研究者「ま、対したものだよ」
研究者「報酬は口座に振り込んでおいたよ」
上条「よっしゃああああああぁぁぁぁ!!!」
上条「ありがとうございました!!それでは僕はこれで!」
研究者「協力に感謝するよ、気を付けて」
───研究所前───
上条「……ん?なんだあの人達?」
上条「どっかで見覚えがあるような……」
上条「ああ、ビリビリとか一方通行とか、レベル5の皆さんが集まってらっしゃるなあ」
上条「……は?」
上条「おいおいちょっと待て、レベル5って言ったらさっきまで戦ってた……」
御坂「あ、アンタ!戦い方がショッキング過ぎるでしょ!現実でもやりかねないわ、まったく…」
一方通行「おォ?カレシの心配かァ?」ニヤニヤ
御坂「なっ…!!べっ別に、こいつはカレシなんかじゃないし、別に心配なんてしてないしっ!
上条「な、なんでお前らここにいるんだ?」
麦野「はぁ?何言ってんだ幻想殺し、さっき戦ったじゃねえか」
上条「いや、あれはあくまでキャラだろ?中には人なんて……」
麦野「『お前もキャラ』って言ってんだろーが」
上条「……あっ」
麦野「まさか知らねえで戦ってたのか?」
上条「……はい」
上条「じゃ、じゃあ未元物質が言ってた、賞金ってのは?」
麦野「お前に買ったら700万っつーから来ただけだ」
上条「ま、まじかよ…」
御坂「あっ、あたしは賞金目当てとかじゃないわよっ!ただ、あの、あの……!!」
上条「日頃の怨みでも晴らしに来たか?残念ながら俺の勝ちだったけどなー」ワシャワシャ
御坂「あっ、ちっちが……ふにゃ~…///」
一方通行「あっついねェ」
麦野「ホントホント」
上条「じゃ、俺は帰るわ~」
御坂「あ、待って!」
上条「ん?」
御坂「折角こんな集まったんだから、どっかご飯食べに行かない?」
上条「あー、そうだな、いくか」
御坂(やったっ!!)
一方通行「今日は俺も暇だし、しゃーねェなァ」
麦野「私も仕事は無いわ」
食蜂「遅くならないならいいわよぉ」
御坂「あれ?2位と6位と7位は?」
一方通行「さっき帰ってったぜェ、6位に関してはそもそも来ちゃいねェ」
御坂「そっかー……ま、いっか!」
飯食ってきます
乙 一緒に行くんだなw
3Gでも書けるかな?
二位と七位は二人で飯ですね
ID違うけど書けたので続けます
───レストラン───
御坂「すいませーん!」
店員「はい、ご注文を承ります」
御坂「私はガーリックパンとコーンスープ、シーザーサラダで、飲み物はミルクティー」
店員「はい」
一方通行「コーヒーのブラックでェ」
店員「はい」
上条「ビーフステーキとライス大盛り、飲み物は麦茶で!」
店員「はい」
御坂「食べるわねー、アンタ」
食蜂「私はミートソースのスパゲッティと、オニオンスープ、飲み物はロイヤルミルクティーでぇ、デザートにエクレアください」
御坂「あ、私もエクレア!」
店員「エクレア2つですねー」
みさきち食い過ぎじゃね
>>62
エクレアチャレンジさせられるぞ…
>>62
おっぱいが大きい理由だよ
店員「ガーリックパンと(ryのお客様ー」
御坂「あ、はーい!」
御坂「きたきたぁ!いただきまーす!」
店員「ミートソースの(ryのお客様ー」
食蜂「はぁい」
店員「ビーフステーキ(ryのお客様ー」
上条「よしきたぁ!いただきます!」
上条「うま~~っ!!」
コーヒーよりも料理が先に来る店って…
飲み物のみの注文でも他の人のドリンクと同じに出てくる所はあるよ
食蜂「なかなか美味しいわねぇ」
御坂「たまには皆でわいわい食べるのもいいわね」
上条「うまい うま」
一方通行「……オイ」
御坂「あ、アンタはこういう賑やかなの嫌いそうよね、ごめんごめん」
一方通行「いや、そうじゃなくてよォ」
一方通行「俺のブラックコーヒーはいつ来るンだァ?」
御坂「あれ、そういえば来てないわね」
一方通行「たかがコーヒーにこんな時間はかけねェだろォし」
御坂「アンタだけ地味な注文で、忘れられちゃったんじゃない?あはは!」
一方通行「……………」ピキピキ
御坂「じょ、冗談よ、じょーだん!」
あれ?麦姉は?
BBAがいないな
熟女お断りレストラン
>>69
>>70
忘れてましたごめんなさい
一方通行「まァいい……オイ、そこの」
店員「はい、なんでしょう」
一方通行「さっきブラックコーヒー頼ンだンだが、まだかァ?」
店員「あっ、わかりました、すぐにお持ちします!」
一方通行「この店ぶっ壊すか」
御坂「物騒な事言わないでよ」
麦野「あー、やっと腹痛収まったわ」
御坂「あれ、どこ行ってたの?」
麦野「トイレだよ、察しろ」
御坂「あぁ」
今頃はその辺の熟女系キャバクラにいそう
もちろん働いてる側で
数十分後
御坂「ふぅー、食べた食べたー」
食蜂「エクレアもおいしかったわぁ」
麦野「私が何を食べていたのかは想像に任せる」
一方通行「コーヒーうめェ……」ズズー
上条「上条さんは一生分の贅沢をしました……」ジーン
御坂「じゃ、そろそろ帰りましょうか?」
一方通行「だなァ」
麦野「会計はどうすんだ?割り勘か?」
食蜂「私はそれでいいわよぉ」
一方通行「いやいや」
御坂「?」
一方通行「400万持ってる三下に奢らせるべきだろォが」
麦野「あー…」
上条「え?」
学園都市第一位が何いってんすか?てか恩知らずだろ、アンタ
SSにマジレスする男の人って…
店員「ありがとうございましたー
上条「うう……不幸だー……」
御坂「あーあ、せめて一方通行あたりに負けてればよかったかもねー」
一方通行「よりにもよって7位に負けるとはなァ…テメェもついてねェな」
麦野「ごちそーさま」
食蜂「ごちそうさせてもらったわぁ」
上条「じゃあ上条さんは夕飯の支度をしなければならないのでこれで」
一方通行「オウ、じゃァな」
麦野「またあそぼーにゃーん」
食蜂「楽しかったわぁ、またねー☆」
御坂「あっ、あの、あのあの………っ!!」
上条「ん?どうした?」
御坂「ま……ま……またねっ!……///」
上条「おう、またな、御坂」ワシャワシャ
御坂「はぅぁあわぁ~~////」
>>2で 極貧生活から解放される… とか言ってる割にはインさんの姿が見えないんだが
この時、彼はまだ知らない。
新たなる不幸が待ち受けていることを。
インデックス「とうまがお昼ご飯つくらないでどこかに行っちゃったあぁ……」グゥゥー
おわり
んー上琴の気がしてきた
と思ったら終わった…
おつ
インさんいました
終わった…だと…
上琴はぼくの大好物ですそれだけ
あと飯は上条さんと全く同じものを食べました
たまにはこんな気軽に読めるSSもいいもんだな。
乙でした。
てっきり世にも奇妙な物語的なのかと身構えちゃったぜ
良かったよ、お疲れ様でした
仮想空間とはいえ、使ってる銃なんだwwwwwwwwwwww 現実では開発されていないリボルバー式、あるいはオートマチック式の連射可能なコンテンダーか。
自分の腕、ブチ切るだなんて、マジ正気の沙汰じゃねえなwwwwww
乙ー
乙
残った金はインさんの食費に変えられてすぐになくなるのか…
こういうのすき
終わってた
乙
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