【モバマス】モバP「ドキドキ!女子寮探訪!!」 (57)

ちひろ「どうぞ、お紅茶です」

モバP「ありがとうございます。紅茶なんて珍しいですね」

ちひろ「えぇ、美味しいのを分けてもらえたので」

モバP「へぇ、相原あたりからですかね。....うん、美味い」

ちひろ「もうすっかり年の瀬ですね」

モバP「えぇ、本当に。年末年始も仕事なのがこの業界の辛いところですけどね。まぁ、振り替えで休みは取れますし」

ちひろ「わたしは明日からおやすみいただいちゃいますけどね」

モバP「ハハハ、構いませんよ。ゆっくり休んできてください」



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ちひろ「そうそう、そういえば、年末恒例の女子寮の点検終わってないそうなんですよ」

モバP「え?点検って、施設設備の方ですか?」

ちひろ「いえ、アイドルの子の部屋の点検です。こんな業界ですし、スキャンダルのタネになりそうなものはないか、親御さんから離れて生活が乱れていないかをチェックする方の....いわば風紀点検ですね」

モバP「ハハハ、超☆風紀委員が喜びそうなイベントですね」

ちひろ「えぇ、冴島さんも張り切っていましたよ。今は沖縄の実家に帰ってますけど」

モバP「他にもいますよね、実家に帰ってる子。冬休みですし小学生組は特に」

ちひろ「えぇ、今残ってるのは....高校生とお仕事のある中学生組の子の一部ですね」

モバP「なんで全員いるうちに終わらせなかったんです?」

ちひろ「実は寮監の方が腰を痛めて入院してしまって...運営に関しては監督役の片桐さんや佐藤さんもいるので問題はないんですけど」

モバP「あぁ、なるほど....監督役の大人に少し不安がありますけど、まぁ、大丈夫でしょう」

モバP「それじゃあ、女子寮の点検は年明けにやることになりそうですね」

ちひろ「そういう訳にも行きませんよ。なので今年はプロデューサーさんの誰かに行ってもらうことになったんです」

モバP「はぁ、でも女子寮は男子禁制ですから女性のプロデューサーに...あれ?でも今出張や休暇で残ってないんじゃ.....」

ちひろ「そうですね、女性のプロデューサーって人数少ないのにほとんど残ってないんですよ」

モバP「それじゃあどうするんです?ところで胸が苦しくて、なんか服のサイズが急にでかくなった気がするんですよ(高い声)」

ちひろ「そこで、女性プロデューサーであるモバPさんに女子寮点検を行ってもらいたいんです(営業スマイル)」

モバP「千川ッ!テメェ一服盛りやがったな!!(アニメ声)」

ちひろ「志希ちゃんに貰った紅茶をお出ししただけです。よかったですねプロデューサーさん!夢の花園女子寮ですよ?」

モバP「わーい!なんでだろう不安しかないや!」



七海「プロデューサーが女の子になった理由についてはこちらのお話を参考にするのれす」
幸子「ボク達の出番今回ここだけだそうですよ」
芳乃「いずれまた会う機会もあるでしょー」
由愛「.....ちょっとさみしい、です」
【モバマス】モバP「もうやだ!プロデューサーやめるっ!」
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モバP「全く、とんでもない貧乏くじ引かされたぜ.....」

響子「あの、元気出してください」

美由紀「はい、くりきんとんあげる!」

モバP「ありがとう、女子寮の良心ズ....」

愛海「いいじゃん、女子寮だよ?桃源郷だよ?」

晶葉「そうだぞ、なんの不満がある」

志希「そうそう、女の子のステキなフレグランスでプロデューサーもメロメロだよ」

モバP「大体お前らのせいだよ女子寮の不安要素三銃士共め」

あずき「まぁまぁ、それじゃあ女子寮探検大作戦キュート寮編開始だよ!」

モバP「へぇ、女子寮ってこうなってんのか」

みく「あれ?Pちゃん女子寮初めてだったかにゃ?」

モバP「いや、美由紀の案内と諸用で何度かきたことはあるな。大抵共有スペースで終わりだったし、個人の部屋のある上の階まではなかなか来ないからな」

みく「ふぅーん、あ、最初はみくの部屋からね」

モバP「はいはい、お邪魔しまーす。....予想してたけど猫ばっかだな」

みく「えへへ、かわいいでしょ?みく自慢のネコちゃんコレクションだにゃ」

モバP「猫ばっかだけど、まとまってて女の子らしいいい部屋だな。ん?このアルバム見ていいか?....すげぇっ!これ写真集出せるんじゃねえの?ってくらいの出来じゃん!え?これお前撮ったの?」

みく「ふふーん、藍子ちゃんとお散歩してる時教えてもらいながらね」

モバP「うぉぉ...出したら買うわコレ....みくの担当に掛け合ってみるかな」

みく「お、Pちゃんもねこちゃんの魅力に気づいたかにゃ?」

モバP「いやぁ、クマ派の俺も納得の一品。ぬこいいなぬこ」

みく「ありがとうにゃ。ネコ派の対にクマ持ってくる人初めて見たけど」

モバP「次は、小日向の部屋か」

美穂「よろしくお願いします!」

モバP「クマ派の俺に嬉しいライナップのぬいぐるみ達と、あとは普通だな」

美穂「クマ好きなんですか?」

モバP「具体的にはリラックスしてるやつ。あとカピパラも好き。最近ゲーセンで見なくなってきたんだよな」

美穂「そうなんですか?」

モバP「いや、ゲーセン行く機会減ったから見てないだけかも知れん。お、小日向Pの写真発見。いいなぁ、こういうの。慕われてるって感じで」

美穂「あ、あの///」

モバP「他は島村レベルの特筆のなさ。まぁ、クマのぬいぐるみ見にきただけなんだけど」

美穂「て、点検はいいんですか?」

モバP「いいんだよついでで。あとのことを考えたらここで何かあっても身がもたないよ....」

モバP「あと、あのネクタイしたテディベアセンスいいな。俺ああいうの好き」

美穂「あ、ありがとうございます////」

モバP「あと戦車グッズとか置いとくといいかもな。あと怪我だらけのクマのぬいぐるみとか」

美穂「そ、それはちょっと....」

モバP「次は美由紀の部屋っと。お、見覚えのあるクマのぬいぐるみ」

美由紀「うん!この前遊園地で買ったやつ!」

モバP「こうしてみるとお前結構いろんなぬいぐるみ持ってるな」

美由紀「うん、かわいいから大好き!」

モバP「こっちのフグのぬいぐるみとか七海も好きそうだな。いいよなぁ、ぬいぐるみ可愛くて」

美由紀「プロデューサーさんもぬいぐるみ大好きだもんね」

モバP「おう、常に抱きかかえていたいくらいには好きだ。おっさんがやるとアレなので車の後部座席に並べるくらいにしてるけど」

美由紀「あれふかふかで好き!」

モバP「ハハハ、クッションじゃないからな」

美由紀「でもプロデューサーさん女の子だからぬいぐるみ抱っこしててもおかしくないよ」

モバP「俺は男...いや、待てたしかに女の子だ今」

美由紀「はい!貸してあげるね!」

モバP「うほっ!これいいな!こういう抱きごたえあるの大好きなんだよ!」

モバP「さて、次は....」

まゆ「まゆですよぉ」

モバP「とうとう不安ゾーンにたどり着いてしまった.....」

まゆ「失礼じゃありませんか?」

モバP「描写は端折ったけど、ここまで至って普通の女の子の部屋ゾーンだったんだ」

まゆ「まゆは普通の女の子じゃないんですか?」

モバP「この扉の先に答えがある。....南無三っ!」

モバP「....うおっ!普っ通!!超普通!!!」

まゆ「まゆをなんだと思ってるんです?」

モバP「まゆPの熱烈なスト...ファンかな?予想に反してそのまゆPの写真が常識的なサイズのコルクボードに5枚程度しかねぇ、逆に不安」

まゆ「そんなぬいぐるみを抱きしめられて震えるほど怖いですか?」

モバP「いや、もう壁中まゆPの写真で埋め尽くされてると思ってたもん。あと盗聴用の傍受機とかあると思ってたけどパソコンすらないのな」

まゆ「機械は苦手で...それに、壁一面にプロデューサーさんはまゆでも怖いですよぉ」

モバP「色眼鏡でみてたわぁ....え?コレで満足なん?」

まゆ「ここに貼ってるプロデューサーさんの写真はまゆが持ってる写真でも特にお気に入りなんです。毎日交換して眺めるだけでも....はぁ」ウットリ

モバP「日替わりかよやっぱすげえな」

モバP(あと、あのやたら立派な部屋のサイズに合わない本棚の大量のアルバムには触れまい。あ、日記なんてつけてんのかマメだなぁ)現実逃避

モバP「次は....有浦か.....」

柑奈「え?ひょっとして私も不安な人の中に入ってますか?」

モバP「むしろデンジャーゾーンだよ」

柑奈「危険人物扱い?!」

モバP「.....いざっ!」

モバP「....カーテンしめた部屋で不思議な匂いのするお香焚いてる(震え声)」

柑奈「ち、違います!本当にただのお香ですから!お香!!」

モバP「なんでそんな必死なん?(怯え)」

柑奈「なんか勘違いする人が多いからです!プロデューサーさんが来ると聞いたので疲れが取れるリラックスできるお香を、と」

モバP「これ無しで生きていけなくなったりしない?」

柑奈「しません!」

モバP「そ、そうか。一応カーテンは開けて焚こうな?誤解されるから.....。あ、このカーテンセンスいいな。なんていうか、アジアって感じで」

柑奈「あ、ありがとうございます。最近ちょっとその手のインテリアにハマってて」

モバP「おぉ、レコードプレーヤーじゃん!動くの?初めて見たすげぇ!」

柑奈「あ、それもじっちゃんにもらったんです。最近LP版がブームになりそうですし、これは過去のヒッピーソングが再び流行するかもってちょっと期待してます」

モバP「フォークブームとか来るのかねぇ、さだまさしくらいしか知らないけど」

柑奈「かぐや姫なんかもいいですよ。あとは....やっぱりビートルズですね。フォークではないんですけど」

モバP「ビートルズ、ジョンレノン、ポールマッカートニー、大麻...あっ」

柑奈「なんでそうやってすぐドラッグと結びつけようとするんですか?怒りますよ!」

モバP「とうとう来てしまったか.....」

愛海「なんでそんな嫌そうなの?」

モバP「鏡見る?」

愛海「あたしのせい?!」

モバP「そうだよおっぱい星人。お前の部屋やばいもん出てきそうなんだもん」

愛海「酷いっ!女の子に向かって!」

モバP「なんかおっぱいを完全再現した胸像とか普通にありそう」

愛海「ないよ!いらないよそんなの!!」

モバP「本当に?」

愛海「本当だよ!あたしが登りたいのは、女の子のお山なの!ところでプロデューサー、急に女の子の身体になって疲れたでしょ?胸とか凝ってない?」わきわき

モバP「凝るわけねえだろそんな部分」

愛海「えー?知らないの?女の子は疲れるとお山の筋肉が凝り固まってすごく痛くなるんだよ」

モバP「そんなわけ....え?そうなの?」

愛海「じゃあ確かめてみる?まぁ、ほら部屋に入ってよ。はい、いらっしゃーい(ガチャ)え?なんで鍵をかけたかって?まぁまぁほらそこに座って無理無理もう我慢できないいっただっきまー

清良「.....(ニコニコ)」

愛海「」

モバP「あ、お前の部屋に限って清良さんにご同行願った。ほら、今非力な女の子の体だし?万が一とか怖いじゃん?クッションを涙で濡らしたくないじゃん?ってか、このクッションすげぇな。弾力肌触りサイズ感全てが完璧な気がする」

愛海「でしょ!それ特にお気に入りなの、あとこれとか、こっちとか!はい、清良さんも!すっごいでしょ?自慢のコレクションなの!」

モバP「誤魔化そうと必死だな棟方。しかしクッションの趣味は素晴らしいと言わざるを得ない」

愛海「理想のお山に匹敵するこのクッション達。どれも自慢の逸品だよ」

モバP「しかしこのベットを覆い尽くさんばかりのクッションの山...正直このクッションだけで安眠できそう」

愛海「うん、疲れてるでしょ?寝ちゃってもいいんだよ。そしたら.....グヘヘ」

清良「愛海ちゃん?」

モバP「本当に節操ないなお前....あぁ、でもぬいぐるみを抱っこしてこうしてると本当にによく眠れそう」

清良「プロデューサーさんも、下着見えちゃってますから....なぜ男物の下着を?」

モバP「男だからです(キリッ」

一旦ここまで。キュート組終了です。パッションクールは後日....いる?(ェ

思ったより長くなりそうというか、年内に終わらせられるかなこれ.....

?「いや~ん、ゆいの部屋を見たいだなんて、プロデューサーちゃんったら大胆☆」

?「いや、唯って私と同じで、埼玉だから寮じゃないじゃん……だから千枝ちゃんとかの部屋を★」フヒ

志希にゃん博士製の完璧な女体化薬だからいいけど、顔面は据え置きで乳生えて愚息が消え去るだけのパターンだったら地獄絵図だった

志希にゃん博士製の完璧な女体化薬だからいいけど、顔面は据え置きで乳生えて愚息が消え去るだけのパターンだったら地獄絵図だった

いるに決まってんだルォォォォオ!?

埼玉だって熊谷とかなら都に出るの馬鹿にならないから寮暮らしの可能性も

乗り換え案内様にお伺いしたら熊谷大したこと無かったわ
長瀞でも原宿から2時間20分程度 埼玉って東京に近いんだなと思いました

モバP「次は、隣の棟か...」

早苗「お、聞いてた通り本当に女の子になってる。モバPさんいらっしゃい。こっちが第三女子寮、通称パッション寮だよ」

モバP「出迎えご苦労。キュート寮の時も思ったけど、共用スペース綺麗だよな」

早苗「寮母さんのおかげかな。あとはみんなで掃除とかしたりして」

モバP「いいことだよな。まるで数回リフォームされたような感じだし」

早苗「....まぁ、ボヤ騒ぎとかで実際数度改築が」

モバP「あぁ、うん。あったなそんなこと.....」

モバP「ところであの蛇口なんであんな前衛的な形にひん曲がってんの?現代アート?」

早苗「あぁ、あれね。数日前までは普通の蛇口だったんだけどある朝突然ひとりでに」

モバP「怖っ、ホラーじゃんもうそれ...一体エスパーの誰が犯人なんだ.....」

モバP「まずは片桐さんの部屋におじゃましたのですが」

早苗「あはは、これでもだいぶ片付けたんだけど.....」

モバP「しっかりしてくださいよ大人なんですから。ちょっと散らかりすぎ、というかゴミを捨ててくださいゴミを」

早苗「はい.....」

モバP「他は特に問題なさそうですね。あ、飲酒はほどほどに。冷蔵庫のビールの数については目を瞑ります」

早苗「ありがとうモバPさん!」

モバP「しかし、キュートの面々と比べて一気に生活感出たなぁ。...あ、ゴルフボール付き孫の手だ」

早苗「それ菜々ちゃんにオススメされたんだけどね。結構いいもんだよ便利だし」

モバP「子供の頃ばあちゃんの家で見たっきりだったわ懐かしい。...安部さんホントはいくつなんだろう?」

早苗「17歳よ。そうでしょ?」

モバP「ア、ハイ。あとこの電気マッサージ器の主な使用法聞いてもいいですか?」

早苗「肩のマッサージだけど、シメられたい?」

モバP「ウッス、なんでもないっス」

モバP「さて次は....佐藤さん」

心「はぁとって呼べ☆」

モバP「早苗さんとはうって変わって綺麗ですね、よく掃除されてて」

心「もちろん♪アイドルだし身の回りには注意しとかないとね☆」

モバP「ところで押入れがいびつな形に膨らんでるんですがそれは....」

心「表面張力的な?察せ☆」

モバP「身の回りに気をつけるとは....」

心「衣装作りとか頑張ってたらちょっぴり散らかっちゃって....テヘヘ☆」

モバP「きっつ....」

心「ん?なんか言った?」

モバP「何も?」

心「ならよし☆ってか、なんでぬいぐるみ持ち歩いてんの?」

モバP「好きだからです。抱いてるととても落ち着く」

心「似あってるぞ☆スウィーティ♪はぁとやろっかな?」

モバP「勘弁してください。いい歳なんですから」

心「おいどういう意味だ?ってか、プロデューサーも人のこと言えないぞ!年上だろ☆」

モバP「お次は....十時か」

愛梨「お願いします」

モバP「ずいぶん薄着だな。冬だぞ冬」

愛梨「暖房効かせすぎちゃったみたいで....うーん、もう一枚脱いじゃお」

モバP「うおっ!バカ!目の前で脱ぐな目の前で!男だぞこちとら」

愛梨「えー?でも今は女の子じゃないですかぁ?」

モバP「中身はおっさんだよ。バーチャルなユーチューバーみたいなもんだ」

愛梨「そうなんですか?ぬいぐるみまで持ってるのに?」

モバP「いいだろぬいぐるみくらい持ってても....十時Pの目の前で脱いでやれ」

愛梨「最近プロデューサーさんといると脱いでも脱いでも暑いし苦しくなっちゃうんですよね。どうしてでしょう?」

モバP「心拍数が上がってるせいだろ?女子トークしにきたんじゃないの。点検に来たんだよ。変なものは持ってないな」

愛梨「ハイ!多分....」

モバP「自信を持ってくれ...まぁ、ケーキ作りの道具とレシピ本ぐらいなもんか。問題なしっと」カキカキ

愛梨「じゃあもう脱いでもいいですか?」

モバP「俺が部屋でたらな。そうしたら下着でも全裸でも好きな格好で過ごしてくれ」

愛梨「はーい」

モバP「鼻歌でアタポン歌ってやがる...急いで次行こう次」

モバP「途中端折ってここからデンジャーゾーンか...」

裕子「危険はありませんよ!」

モバP「よう、パッション危険人物三銃士。...お前出すなら及川の部屋も入れときゃよかった....」

裕子「今からでも遅くはないと思います!」

モバP「すごく白黒模様の多い部屋だったよ。....なぁ、この張り紙何?」

『サイキック禁止』

裕子「...反省してます」

モバP「何やったんだよお前.....」

裕子「ちょっとサイキックが暴走しまして部屋のあらゆるものがおかしな方向に曲がってしまいまして...時空の歪みでミニブラックホールが」

モバP「怖っ!」

裕子「ですからここではサイキックの練習はしてません!ここでは!」

モバP「他所でもやるなよ....ん?なんだこのカード」

裕子「ご存知ないですか?ESPカードです」

モバP「使ってるじゃないか!」

裕子「だ、大丈夫です。これは安全なサイキックです」

モバP「安全なサイキックってなんだ.....」

モバP「でもなぁ、ガラステーブルはオシャレなんだよなぁ」

裕子「はて?買った時は普通の木のテーブルだったような....」

モバP「影響出てるだろっ!禁止だ禁止!!」

裕子「えーっ?!」

モバP「完全に油断してたわ....」

モバP「完全にもうスルーしていいって思ってたもん」

モバP「まずどこから突っ込んだらいい?」

茜「そうですね!分かりません!!」

モバP「元気なお返事ありがとう!じゃあまずあの壁の穴から説明してもらおうか?」

茜「この前ぶつかった時に空きました!」

モバP「天井の穴は?」

茜「喜んで飛び上がったら空きました!」

モバP「なんで窓ガラスダンボールで塞がってんの?」

茜「大きな声を出すと割れるので!」

モバP「なんでこんなにボロッボロなんだよ!」

茜「修理が追いつきませんでした!」

モバP「もっと落ち着きを持って生活してくれ....」

茜「はいっ!」

モバP「いいお返事だな、ほんと。ところでこの壁の穴に隠してあるダンボールは?」

茜「この前裕子ちゃんが持ってきたスプーンです。全部曲がってます!」

モバP「いや、捨てろよっていうか、アイツ禁止されてからもこっそりなんかやってただろ.....」

モバP「さて、最後は....猿飛お前か」

あやめ「誰ですか?!浜口です!浜口あやめです!!」

モバP「もうこの部屋の中の惨状が予想できちゃうんだよなぁ....開けたくねぇ......」

あやめ「あやめをなんだと思っているんですか.....」

モバP「忍者かな?....行くぞ、勇気を出せ、行くぞ....っ!」

あやめ「ですからあやめをなんだと....」

モバP「うわぁっ!やっぱりトラップがっ?!......襲ってこない、だと.....」

あやめ「流石のあやめも自室にトラップを仕掛けたりしませんよ!」

モバP「うぉお!怪しい薬草も危険な武器の類もねぇ!!いや、クナイと手裏剣があったけどケースで保管されてる観賞用だ!!何これ?なあにこれ!?」

あやめ「刀剣の類はレプリカでも色々面倒なので....やはり一振り程度はニンジャアイドルとして飾っておくべきでしょうか?」

モバP「いや、間違っても持ち込むなよ?これはあやめPの管理を甘く見てた。偉いなあ浜口!今日からお前のことエセ忍者とかなんちゃってくノ一って呼ぶのやめにするっ!」

あやめ「普段そのように呼ばれてたんですね.....」

モバP「だって、普段煙玉自作してるとかそんな話しもあったからさぁ....しかし同年代の子に比べて妙に落ち着きがあるというか、ちょっとジジくさいな。線香の匂いしそう」

あやめ「祖父の影響でして....いや、あやめももう少し女の子らしくとは思っているのですが」

モバP「あぁ、いや、俺が悪かった。こういうのもいいと思う。芳乃も似たような感じだろうし。部屋の一角がコレクションの石で賽の河原見たくなってたし」

あやめ「ん?依田殿の部屋に入られたのですか?」

モバP「一応留守の子の部屋も一通りは見てるよ。本人いないから本当に見るだけで物には触ってない」

あやめ「なるほど」

モバP「あぁ、でもホッとした....涙出てきた」

あやめ「泣くほど信用されていなかったのですね、あやめ......」

パッション編終了。次はクールですね。先に謝っておくクールPごめん

あけましておめでとうございます。去年までには間に合いませんでしたが本年もよろしくお願いします。
今年は戌年ということでワンコ系アイドルの活躍が期待されますね。なんで熊年は無いのか?

せっかくなので過去作いくつか置いておきます。新年のお暇つぶしにでもなれば。

【モバマス】由愛「もっと...いろんな景色を描きたいです......」
【モバマス】由愛「もっと...いろんな景色を描きたいです......」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498185251/)

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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498484305/)

【モバマス】モバP「え?火事!?」
【モバマス】モバP「え?火事!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510600692/)

【モバマス】由愛「おとなのはじまり」
【モバマス】由愛「おとなのはじまり」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1511323227/)


朋「次はクールか」

由愛「自縛して、セルフで両穴にバイブを入れておきますので何時でも襲ってください」シュタ

千枝「明るい家族計画の(先に穴を開けたので)準備はおーけーです」ズババババ

雪美「…胸とあそこが開いた勝負下着のみ…着替えた……」シュタタタタ

モバP「ふぅ、一番危険視してたパッションズも無事終了...無事?無事か...?数名要指導がいたけど後は担当に任せるか」

肇「おつかれさまです」

モバP「おう、もう気分は年をまたいでしまった感じだ」

肇「終わったらお蕎麦も用意してますから」

モバP「ご相伴に預かる。俺はうどん派だけど」

モバP「で、クール寮のトップバッターは藤原か」

肇「はい、よろしくお願いします」

モバP「うん、綺麗だな。土の匂いとかするもんかと思ってた」

肇「そうですね。土に向かう時は工房へ出かけますから」

モバP「まぁ、そりゃそうだよな...お?釣り具?え?藤原お前釣りとかするの?!」

肇「は、はい。七海ちゃんとよく....」

モバP「へぇ!意外な趣味があるんだな。土捏ねてるか麺打ってるイメージしかなかったわ!」

肇「土はともかく麺というのは....あの、釣りが趣味なのはプロフィールにも書いてたはずですけど」

モバP「え?そうなの?推していこう!どんどん推していこう!そして七海とお魚アイドルユニット組もうぜ!」

肇「何度か一緒にお仕事してますけど...赤ずきん公演の時も....」

モバP「え?マジで?」

肇「覚えてなかったんですね.....」

モバP「芳乃しか見てなかったからなぁあの時.....」

モバP「やっぱりクールは常識人が多い(確信)」

モバP「さて次は...」

周子「ウチだよ」

モバP「え?もう?」

周子「ん?どういう意味?」

モバP「Lippsは全員ヤバイ組扱いしてた」

周子「危険人物かー。大丈夫大丈夫。あたしは常識人枠」

モバP「本当かよ頼むぜ....うん、部屋は一見普通。あ、八つ橋」

周子「食べて良いよー。あたしも一個もらいー」

モバP「んじゃ遠慮なく。うん、美味いな」

周子「でしょー、さすがは志希ちゃん。美味しい八つ橋が怪しい培養液で食べ放題♪」

モバP「ブフォッ!何食わせてんだ!ってか普段何食ってんだよお前!」

周子「うそ嘘、実家の八つ橋だから。はい、お茶」

モバP「悪質すぎるだろ嘘が....」

周子「むしろ今の嘘を信じちゃう方がどないなん?志希ちゃんだって女の子だしあんまりそういう扱いは可哀想だよ」

モバP「今ね、あいつのせいで女の子の身体になってんの」

周子「良いじゃん、かわいいし。ずっとそのままで」

モバP「ヤダよ男だもん」

周子「いや、ぬいぐるみ抱きしめて可愛く言われても....」

モバP「次は誰ですかー?」

ライラ「ライラさんですよ?」

モバP「いいね、クール。まずもってハズレを引く気がしない。あのLippsですら常識を守ってるときたもんだ」

モバP「で、ライラさん。コレ何?」

ライラ「それはー、冷凍庫さんでございますねー」

モバP「そうだね、でもコレよくコンビニで見るやつだね。あの壁にある裏から商品保存できるタイプのやつ」

ライラ「はい、とてもとてもお高かったですよー」

モバP「すっげぇ量のアイス...一人で食うの?」

ライラ「皆さんも時々買いに来ますですよ」

モバP「じゃあ寮の共有スペースに置よ...ん?買いに?」

ライラ「この冷凍庫は食べた分だけお金を払うとお店の人が補充してくれる冷凍庫ですねー。大繁盛でございますよ」

モバP「薬箱みたいなもんか?」

メイド「.....」チラッ

モバP(あ、ちげぇわ。コレ多分ライラさんの実家関係がなんかやってるわ)

ライラ「便利な世の中でございますねー」

モバP「俺も石油掘り当てたら好き放題ガチャ回せるのになぁ」

朋「なんの話?」

モバP「独り言。次はお前か...」

朋「もう部屋の中だけど」

モバP「なにこれ?」

朋「え?どれ?」

モバP「あそこの宝飾類やら何に使うかわからん壺の話だよ」

朋「通販で買ったの。開運グッズ!」

モバP「お前の趣味は占いだろうがっ!胡散臭い上に量が多すぎるっ!!」

朋「ラッキーアイテムって結構いろんな種類あってさ。買い揃えてないと対応できないのよ。あと風水的にもこの配置がね」

モバP「とってつけたような理由を...だいたい、通販されてる開運グッズなんてどれもインチキだろ」

朋「ところがどっこい。秘策があるんだな」

モバP「秘策?」

朋「例えばこちらのネックレス。一見ただのインチキ商品ですが....」

モバP「インチキ言っちゃったよ....」

朋「茄子さんが一週間身につけるとあら不思議!幸運を呼ぶ本物の開運グッズに!」

モバP「お前鷹富士に謝れよっ!!」

朋「ちなみにこっちは芳乃ちゃんに力を込めてもらった正真正銘の幸せになれる壺です」

モバP「お前それは俺が芳乃Pだと知っての発言か?」

朋「あ、そうだった。姿変わってたから...」

モバP「本人達は知ってるんだろうな....ちなみに金運上昇は?」

朋「このブレスレットかな?一万から」

モバP「たっけぇなぁ...でも多分仕入れ値そのままだろ儲けでないなはい一万円」

朋「毎度ーっ!流石に友達を使ってお金儲けするのはね」

モバP「その気持ちに免じて今回は見逃してやる」

朋「プロデューサーさんも悪だねぇ」

モバP「お代官様ほどではございませんよ...ヘッヘッヘっ」

モバP「運気が上昇した気がする。さすが藤居だな」

小梅「い、いいことあったの?」

モバP「ちょっとな。次は白坂か」

小梅「うん、どうぞ...」

モバP「お邪魔しまーす......暗いな」

小梅「この方があの子が落ち着くから...電気、つけるね?」

モバP「おう頼む」

パチッ

モバP「いやぁあああああああああああああああ」

小梅「ぷ、プロデューサーさん?!」

モバP「終了。点検終了」

小梅「え?でもまだ....」

モバP「無理だよ!!お前どんな部屋に住んでんだよ!!」

小梅「す、スプラッタハウス?」

モバP「そうだね!俺がこの世で最も嫌いなものだね!!お化け屋敷とかむぅりぃ」

小梅「そ、そう...」しょんぼり

モバP「ぐっ、罪悪感はあるけど無理なもんは無理。...あ、小梅ちょっと手を貸して腰抜けて立てない....漏らすかと思った」

小梅「プロデューサーさん女の子だもんね、はい」模型の手

モバP「男だよッ!!....って、ギャーッ!!!」

モバP「うぅっぐっす、っひぐ」

響子「あの、一体何があったんですか....」

モバP「....ひっぐ、愉しかろう。大の大人の男が中学生の小娘に泣かされる様は...っぐす、さぞかし愉しかろう」

早苗「すごい恨み節呟いてるし...」

小梅「あの、ごめんなさい。....お掃除はちゃんとしておくから」

モバP「小梅、頼むからちょっと黙ってて。お前の発言いかんで俺の尊厳が一つ減るから」

美由紀「はい、栗きんとん」

モバP「ありがとう...でも美味しいもん食ったからって泣き止むと思うなよ」

美由紀「よしよし」

モバP「しかも子供扱いされてる....」

響子「あの、もうすぐお蕎麦できますし、その....あ、えっと美由紀ちゃんちょっとお鍋の火見てきて」

美由紀「さっき止めたよ?」

響子「いいからっ!ね?」

美由紀「はーい」タタタタ

響子「あの、下着の替え、今買ってきてもらってますから....」

モバP「ありがとう。今日ほどスカート履いててよかったと思う日は無いと思う」

モバP「今日は本当に疲れた....」

響子「はい、お蕎麦ですよ」

美由紀「天ぷらはねぇ、美由紀が作ったんだよ!」

モバP「そうかぁ、美由紀は偉いなぁ」

美由紀「だってお姉さんだもん!」

モバP「あれ?なんか立場逆転してない?」

響子「でも美由紀ちゃんおせち作りも手伝ってくれて助かりましたよ」

モバP「割とスルーしてたけど五十嵐お前いくつだっけ?」

響子「え?15歳です」

モバP「美由紀と同い年だもんな....」

美由紀「美由紀だってできるもん!」

モバP「そういうところだよ....」

モバP「しかしもう今年も終わりか、早いもんだなぁ」

早苗「そうねぇ、歳とると時間の流れがどうにも早く感じちゃって」

モバP「あはは、分かります」

心「来年はもっと早く感じるんだろうなぁ、忙しさで☆」

モバP「ハハ、歳ですからね」

心「はっ倒すぞ☆」

小梅「来年はもっとホラーのお仕事したいなぁ」

モバP「うん、142sで頑張ってくれ。担当に言っとくから」

美由紀「幸子ちゃん大変そう」

朋「それでは、来年も良い年になりますように!」

「「「いっただっきまーす」」」

おしまい

おしまい

志希「んー?なんか忘れてない?」

モバP「ん?そういや一ノ瀬の部屋まだ点検してなかったような....」

志希「にゃはは♪ひょっとして志希ちゃんのお部屋見たい?」

ほたる「あの、実はわたしの部屋もまだ....」

モバP「あれ?おっかしいな?確かにキュート寮からクール寮までの三棟全部回って...あれ?キュート寮って正式名『第2女子寮』なの?」

響子「はい、そのはずですけど」

モバP「パッション寮は?」

早苗「第3だけど」

モバP「クール寮」

肇「第4女子寮です....」

モバP「第1女子寮は?」

ざわ...ざわ...
ざわ...ざわ....

美穂「....行くんですね、第1女子寮に」

愛梨「その、第1女子寮は...」

周子「周子ちゃんはやめといた方がいいと思うなぁ」

モバP「え?何があんの第1女子寮.....」

晶葉「説明しよう!」

モバP「池袋博士!」

晶葉「第1女子寮、通称隔離施設はアイドルの私室の他に少し広めのホールや管理人室、倉庫などがあった。」

晶葉「まぁ、プロダクションが小さかった頃に立った施設でな。今はほとんどその機能を第2から第4女子寮に分散して移し、規模を少し大きくしている」

晶葉「それでは、現在第1女子寮がどうなっているかというと、空き部屋を自分の趣味の研究所に改造...げふん、趣味のスペースにしてしまったんだ」

モバP「おい、先にやったのはどっちだ」

志希「晶葉ちゃんだよ」

モバP「通りで部屋に設計図ぐらいしか置いてないわけだ....」

晶葉「そうは言うがな、寮母さんに怒られてからと言うもののわたしはプロダクションの地下研究室しか使っていないぞ!」

モバP「なんでそんなもんがプロダクションの地下にあるんだよ.....」

晶葉「ところがだ、わたしが魔改造を施してしまったせいか第1女子寮を自分好みに改造するものが徐々に増え始めてな」

モバP「何やってんのお前ら」

晶葉「現在確認されている施設は、志希の研究室、旧池袋技研、伊賀忍者のトラップ、サイキックトレーニングルーム、ゾンビ、そしてほたるの部屋だ」

モバP「白菊が不憫すぎるだろうが!!」

ほたる「いえ、わたしは大丈夫ですから....」

モバP「なんで白菊だけ第1女子寮に....」

晶葉「引っ越し業者の手違いでな...我々もさすがに可哀想だと思い何度もキュート寮への転居を試みたのだが....」

ほたる「あの、何故だか荷物を移動しようとするたびよくないことが起こって....」

晶葉「とうとう先日寮母さんの腰が犠牲になった....」

ほたる「わたしのせいで....」

晶葉「いや、ただ単に重たいものを持とうとしてギックリ腰になってしまっただけだ。ほたるは悪くない」

モバP「オカルトかよ...祟りの強い神社か何かかよ」

晶葉「祟りだの呪いだののオカルトは信じない主義なんだがな。ただの偶然だ次こそは...」

ほたる「あの、もう本当に大丈夫です。住み心地も悪くないですし...」

晶葉「ダメだ!科学者の矜持が許さん!次こそはウサミンロボによる引っ越しを成功させてみせる!」

モバP「引っ越しって大変だなぁ....」

一旦ここまで。明日の夜に続き書きます

一旦乙です。

ウサミンロボがうさうさ、わらわら、引っ越し荷物を運ぼうとしても阻害される……
芳乃さんにほら貝一吹きして貰ってからの方が良かないか?

茄子さん監修の元、現場監督によしのんと、お祓いに聖とクラリス、オブザーバーにこずえと小梅が必要かな?


体力ありそうなのは山のようにいるけど

モバP「ふぅ、食った食った」

響子「お粗末さまでした」

モバP「さて、年越し蕎麦も食ったし帰るか」

晶葉「おい、ちょっと待て。第1女子寮の点検はどうした!」

モバP「後日代わりのものを向かわせます」

晶葉「職務怠慢じゃないか!」

モバP「うるさい!あんな危ない場所に向かえるか!俺は自分の家に帰らせてもらう!!」

美由紀「えー?プロデューサーさん帰るの?お泊まりしない?」

モバP「しない。事務所に帰って報告済ませたら元の体に....ん?」

ほたる「どうやって戻るんですか?」

モバP「そりゃちひろさんに薬をもらって......ちひろさんまだ事務所にいるよな?」

響子「もう8時ですからお家に帰ってるんじゃ.....」

ほたる「あの、さっきちひろさんからもう帰るので事務所には誰もいませんよって連絡が......」

志希「にゃはは♪大丈夫。男の子の体になる薬ならちゃんとあるよ。志希ちゃんの部屋に♪」

モバP「.....つまり、元の体に戻るには第1女子寮に行かなければならん、と?」

晶葉「まぁ、そうなるな」

モバP「チクショウ!だましたなァ!よくもだましてくれたなぁーーーっ!!!」

モバP「はい、というわけで第1女子寮の玄関前まで来ました(レイプ目)」

晶葉『諦めたらどうだ。わたしも小型ウサミンロボMk-2でサポートするし、身を守るための発明品だって渡しただろう」

モバP「この女児向け玩具みたいなコンパクトで何をしろと」

晶葉『まぁ、試しに適当な呪文を唱えながらコンパクトを頭上に掲げてみるといい」

モバP「なんだ?魔法少女にでもなれと?....適当なのが思い浮かばん。まぁいっか、『メルヘンチェーンジ!』」

パァアアアア

晶葉『ハハハ、その通り!『魔法少女になれるスイッチ』だ!とあるアイドルの要望に答え、この天才が科学を魔法に変換し実現したぞ!次は変身ベルトだ!』

モバP「だろうな!横山辺りだろ、依頼したの!」

晶葉『他にも舞や由愛からの要望もあった。キミが使っているのは由愛に渡す予定だったものだ』

モバP「見たことある衣装だと思ったよ!」

晶葉『しかし侮るなかれ!その衣装は装着者を守り、もし仮に衣装が破れることがあっても衣装を構成するナノマシン...オッホン、マジカルな力が自己修復を行う』

モバP「オーバーテクノロジーェ.....」

晶葉『いやぁ、完成に向けてテストを行いたいと思っていたんだ!助手に頼もうと思ったんだがいい時にきてくれた」

モバP「実験台かよ!本当に安全なんだろうな?!」

晶葉「それを含めてテストだぞ。安心してくれ、ただちに命に影響はない、筈だ」

モバP「すっげぇ不安だけど行くか」

あやめ「おっと、お待ちをプロデューサー殿」

モバP「なにかあるのか?」

あやめ「いえ、このドアは右でなく左に回して開けてください」

モバP「なんで?」

あやめ「.....右に回して開けると罠が作動します。ニンニン」

モバP「自室が大人しいと思ったらお前、こっちで心ゆくまで忍びハウストラップ作ってやがったな!!」

あやめ「お、怒らないでください!万一不埒者が侵入した場合に備えて仕方なくですね」

晶葉『そうだぞ。あやめのトラップが無ければ侵入者の命が危うくなるんだぞ』

あやめ「そうです!ですからあやめの仕掛けは引っかかっても命には関わりませんから!この建物で最も安全な設備です」

モバP「ねぇ、やっぱり帰っていい?帰っていいよね?」

志希「ちなみにぃ、明日までに元に戻らないとプロデューサーは紅茶の効果が定着しちゃって志希ちゃんのお薬だと戻れなくなっちゃいまーす!」

モバP「行くぞ!すでに退路は断たれた!」

あやめ「あの、頑張りましょう。最悪芳乃殿にお願いすれば元には戻れますから」

モバP「俺の正月のためにもなんとかたどり着いてくれ....」

モバP「あぁぁぁぁ(涙目)」

あやめ「ど、どうしました?」

モバP「なんで女子寮の中にお化け屋敷があるの?(震え声)」

志希「んー、なんでかな?小梅ちゃんの趣味とか?」

晶葉『夏は肝試しもできるぞ。わたしは参加しないが』

モバP「どこまで俺を苦しめるんだ白坂....お化けとか出ないよな?」

あやめ「悪霊に関してはこの前歌鈴殿と芳乃殿があらかた成仏させていましたが....」

スピーカー『デーデーン♪』

モバP「ヒィッ!なんだ?!」

デッデデデッデ♪デッデデデッデ♪

ゾンビ「Cause this is thriller thriller night.♪」

モバP「」

ゾンビ「ア“ー」ザッザッザッ(キレのあるステップ音)

あやめ「ゾンビは反対する声もありそのままに....プロデューサー殿?」

あやめ「き、気絶してる....」

モバP「ハッ、気絶してる場合じゃない!た、倒さなきゃ!」

あやめ「プロデューサー殿?!」

モバP「倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ倒さなきゃ」

晶葉『マジカルステッキからマジカルな光が出せるぞ」

モバP「死ねっ!みんな死んじゃえぇっ!!」(おめめぐるぐる)

晶葉『ちなみにただのLEDライトだがゾンビは逃げて行くだろう』

ゾンビ「ア“ー」ゾロゾロ

モバP「ハァハァ、すごいぞ池袋博士の発明品!魔法があればゾンビなんてヘッチャラだ!あはは!」

あやめ「お気を!お気を確かに!プロデューサー殿がご乱心です!」

モバP「えへへ、あたしまほうしょうじょ!わるいぞんびをやっつけるの!」

あやめ「あの、プロデューサー殿の様子がおかしいのですが」

晶葉『ふむ、SAN値チェックに失敗したか。このままでは魔法少女アイドルまっしぐらだな。千佳とキャラが被ってしまう』

あやめ「心配すべきはどこではないような...」

志希「そこでぇ、志希ちゃん特製気付薬~♪ハイ、大きく吸ってぇ、はいてー」

モバP「ハッ、俺は一体....」

あやめ「おぉ、元のプロデューサー殿に」

モバP「おれはしょうきにもどった!よし、早くほたるの部屋に行くぞ!もうゾンビ見たくない!」

晶葉「そうだな、これ以上はプロデューサーの心が持つまい」

志希「んー、あのゾンビいい人なんだけどなぁ。実験手伝ってくれるし」

モバP「なんでほたるの部屋に行くまでにちょっとしたダンジョン攻略しなきゃならないんだ....」

あやめ「言われてみると確かに...そもそも外観に比べて中が広すぎるような....」

モバP「なんか適当な部屋開けたら宝箱とかありそう」

???「でさぁ、田中だ!って思ってたらまさかの浜田でさ!」

???「ひっでぇw」

モバP「なにこの話し声?」

あやめ「さぁ?この部屋からですかね?」

(扉を開く音)

ゾンビA「でも松本って書かれてたの見たときはさぁ....やべ!人間だ!」ガタッ

ゾンビB「え?マジで?」ガタッ

モバP「.....」

ゾンビA「......」

ゾンビB「......」

ゾンビA「ア”ー」

モバP「ア“ー、じゃねえよ座れ」

ゾンビA「いや、ほら、自分らもイメージ商売みたいなとこあるじゃないですか?モンスター的な?人怖がらせてナンボっていうか」

ゾンビB「舐められちゃいけないって思って、もう言葉話す知性もないくらいの方がいいと思って?もう墓地とかで『ア”ー』って言うだけでもう面白いくらいビビるんですよ」

ゾンビA「あ、でもあのシスターさんマジ怖かったな。あ、死ぬなって思ったもん」

ゾンビB「な?もう死んでるのに死の恐怖感じたもんな。いや、本当に話のわかる人だったから良かったけど、一緒にいた女の子にはマジ感謝だわ」

モバP「で、最期に言い残すことは?」

ゾンビA「ちょっと待ってくれよお嬢ちゃん。怖がらせたのは悪かったよ?でもさ、そのかわいらしいステッキでいきなり頭ぶち抜くことなくない?」

ゾンビB「そうだよ、せっかく可愛いんだからもっとおしとやかにさ」

モバP「お嬢ちゃんじゃない、薬のせいでこんな姿だけど30手前のおっさんだよ」

ゾンビA「え?30手前のおっさんがフリフリの服着て魔法少女ごっこやってんの?」

ゾンビB「引くわぁ....」

モバP「そうだよ。んじゃ、マジカルな力でお前ら滅すね」

ゾンビB「待て、謝るから許してくれ!」

ゾンビA「話し合おう、話せばわかる!」


ゾンビA「俺たち警備員みたいなもんでして、ここで暮らす代わりに侵入してくる不届きものを追い出したりしてるんです!」

ゾンビB「そうです!そんな命知らずいないですけど!」

ゾンビA「寮母さんとかも知ってて、掃除とかもやってますから!」

ゾンビB「廊下とかはちょっと演出のため薄暗く埃っぽくしてますけど...あ、そうだ!照明明るくします?暗いと歩きにくいでしょ?」

ゾンビA「あとは、ほら、志希ちゃんとかあやめちゃんの手伝いとかもしてるっス!火薬とか使う作業あったりするんで」

ゾンビB「コイツ危険物の取り扱いの資格持ってんっすよ!凄くないですか?」

モバP「お前らの言い分は分かった。浜口、お前後で事情聴取な」

あやめ「....はい」

ゾンビA「いやぁ、分かってもらえて良かったっス」

ゾンビB「俺らも大好きなアイドルのために何かできたらって思ってやってただけなんっスよ」

ゾンビA「そう、大好きな」

ゾンビA「ほたるちゃんのために!」
ゾンビB「小梅ちゃんのために!」

ゾンビ「「え?」」

ゾンビA「ちょっと待って。なんで?第1女子寮の天使って言えばほたるちゃんじゃん」

ゾンビB「いやいや、ゾンビって言ったらお前小梅ちゃんだろ。え?ゾンビだよ?小梅ちゃん一択じゃん」

ゾンビA「はぁ?じゃあ小梅ちゃんが何かしてくれましたかぁ?ほたるちゃんはここに住んでてもいいってあのエクソシスターから守ってくれましたぁ!」

ゾンビB「それクラリスさんですぅ!小梅ちゃんのあの無邪気な笑顔見た?醜い俺みたいなのをかっこいいって言ってくれたんだぞ!お前脳みそ腐ってんじゃねえの?」

ゾンビA「腐ってますぅ、ゾンビだからぁ。お前クッセェんだよ!」

ゾンビB「お前もクッセェよ!腐敗臭ダダ漏れてんだよ!」

あやめ「あの、お二人ともその辺りで....」

モバP「もう帰っていい?」

ゾンビA「あぁ、すいませんお構いできずに」

ゾンビB「廊下明るくしておくんで。お気をつけて」

モバP「俺はあんなのにビビりまくってたのか....」

あやめ「まぁ、つまり警備的な意味では役立ってると言うことですから」

モバP「で、白菊の部屋に着いたんだが、そういや本人来てないな」

ガチャ

ほたる「あ、お待ちしてました。どうぞ」

モバP「あれ?白菊お前女子寮に残ったんじゃ....」

ほたる「あの、点検だから戻らなきゃと思って」

モバP「え?あのトラップとゾンビの中を俺らより早く?」

ほたる「はい、安全な裏口から」

モバP「あったの?!安全な出入口!?」

あやめ「さすがにほたる殿を危険な目に合わせられないので部屋直通の隠し通路を作っています。ニンッ!」

モバP「先に言えよ!むしろそっちを通せよ!」

あやめ「あ、いえ、防犯の都合上隠し通路を知っているのはあやめとほたる殿と寮母殿だけですので」

晶葉『ワタシも隠し通路は知らなかったな』

モバP「ここまでの苦労は一体...」

モバP「はい、それじゃ点検な」

ほたる「は、はい」

モバP「掃除が行き届いてて綺麗だな。向こうより一部屋のサイズは広いのな。物が少なくてそう見えるだけか?」

ほたる「あの、少しだけこっちの方が広いそうです。相部屋だった頃の名残だそうで」

モバP「へぇ、それで二段ベッドなのか。あとは、結構アクセサリー類持ってるんだな」

ほたる「あ、それ呪いや曰くつきのものばかりなのであまり触らない方が....」

モバP「うおっ!怖っ!なんでそんなもの持ってんの?!」

ほたる「いつのまにか部屋に増えてて....芳乃ちゃんたちにお祓いお願いしてるんですけど追いつかなくて」

モバP「引っ越しが進まない理由はコイツらか....」

ほたる「あの、やっぱり無理に引っ越ししなくても....ゾンビさんはみんないい人達ですから」

モバP「なんだろう、白菊、お前はもっと普通の環境で生きてくれ....」

モバP「あいつの不幸力もすごいな....」

あやめ「あの、あやめ思ったのですが」

モバP「ん?」

あやめ「ほたる殿は優しいのでどんなものも受け入れて、それでいて芯がある人ですから?そんなほたる殿に惹かれて言ってはなんですが悪いものが集まっているのではないでしょうか?」

モバP「.....不幸も受け入れて自分の力に変える優しさと強さか」

あやめ「なんとなくあのゾンビ殿達を見ていてそう思ったのです」

ゾンビA「ほたるちゃんはわたしの母になってくれるかもしれないアイドルなのだ!」

ゾンビB「お母さん?ほたるちゃんが?!うわっ....」

モバP「ゾンビ同士殴り合いで喧嘩してるとなんかアクション映画みたいでかっこいいな」

あやめ「会話の内容はアレですけど....」

モバP「よし、あとは一ノ瀬の部屋点検したら終わりだな」



志希「ようこそ、志希ちゃんのラボへ!」

モバP「なぁ、くれよ、早くあの薬くれよ.....」

あやめ「プロデューサー殿、なにかの中毒者のようになってますね....」

モバP「実際早く元に戻りたい」

志希「まぁまぁ、ゆっくりしていってよ♪ハイ、特製コーヒー」

モバP「お前の出すものを素直に口にしたくないんだけど」

あやめ「え?あやめもう飲んじゃいましたけど....」

モバP「....よし、妙な効果は無さそうだな。ありがたく飲ませてもらう」

あやめ「毒味役ですか?!」

モバP「ここ最近でだいぶ懲りてるんだよ。うん、香りもいいな」

志希「ブラックで飲むと一晩眠れないくらい元気になれたりして」

モバP「浜口殿、ブラックで飲んだ?」

あやめ「いえ、ミルクとお砂糖をたっぷり...プロデューサー殿は大人だな、と」

モバP「な”んで俺ばっかり“ぃ」

モバP「っていうか、一ノ瀬、お前部屋使いすぎだろ」

志希「んー?そう?」

モバP「研究室とリビングと寝室で三部屋も使いやがって...あと散らかりすぎ。特に寝室」

あやめ「おぉ、オトナな下着....」

モバP「オイ、ムッツリ忍者」

志希「にゃはは、興味シンシンだね。匂い嗅いでみる?」

あやめ「ふえ?!ち、ちがいます!そういう興味はありません!」

モバP「どういう興味だよ....」

晶葉『大方プロデューサーの好みかどうかが気になるんだろう』

モバP「くノ一だし色仕掛けくらいできんとな」

あやめ「プ、プロデューサー殿ぉ!....でもどうでしょう?あやめのプロデューサーはこ、こういう下着を着けたら喜んでくれるでしょうか....?」

モバP「おう!絶対喜ぶぞ!俺が美由紀や由愛に同じことやられたら卒倒するけどな」サムズアップ

モバP「さて、一ノ瀬の部屋も見終わったし今度こそこれでおしまいだな!」

志希「おつかれ~。はいコレ男の子になれる薬♪」

モバP「んじゃ、コレを....飲む前に着替えないとな」

美由紀「戻っちゃうの?」

モバP「もちのロンだよ。んじゃ、ちょっと着替えて元に戻ってくるからな」

あずき「もう11時か、あっという間に今年も終わりだね」

茜「そうですね!もうすぐ新年です!」

周子「あれ?あずきちゃん居たっけ?」

あずき「タイトルコールでちらっと。さ、カウントダウン大作戦だよ!」

みく「まだちょっと早くない?」

早苗「次の干支ってなんだっけ?」

朋「戌だよ!ラッキーアイテムはなんだろ?」

モバP「ただいまー、一ノ瀬いる?」

志希「ん~?なになに?」

美穂「あれ?お薬まだ飲んでないんですか?」

モバP「飲んだよ。飲んだけど戻らないんだけど」

志希「えっとね、徐々に男の子が生えてくるからちょっぴり時間がかかっちゃうかな?寝てればそのうち戻るよ!」

モバP「時間かかるのかよ!もういい、寝る!」

あやめ「あれ?プロデューサー殿確か今晩眠れないんじゃ....」

モバP「あ」

志希「にゃはは、どんまいどんまい」

モバP「チクショーッ!」

この後ヤケクソ気味に日の出まで女子寮で過ごそうとしたが全身に成長痛が発生し眠ることもできず苦しむ最悪の新年の迎えかたをした

おしまい

終わりです。HTML出してきます

なんか思いの外長くなって前半だけか後半だけでよかったんじゃないかなって思いました。ちっひ地下帝国でゾンビ飼ってそう

あらためまして新年明けましておめでとうございます。
今年もデレステやガルパン の面白いSSが投稿されますように。
書くなら芳乃様、美由紀ちゃん、由愛ちゃん、幸子、七海を登場させるといいですよ!

おっつおつ

よしのんと幸子は定期的に出るけど、七海と美由紀はあんさん以外見ないなぁ

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