ショタ提督と駆逐艦たちの夜戦事情 (170)
暁「あっ… あっ… んっ…」
提督「はっ… はっ… 暁…っ」
暁「んっ… しれいかっ…」
提督「くっ…!」
暁「あぁぁっ…!」
何も邪魔は事は考えず、僕は目の前の少女の腿を抱え、腰を打ち付ける。
自分とあまり歳の変わらない少女の身体の感触、声、匂い、そして紅揚して喘ぐ表情。あらゆる要素が脳を揺らす。
それら全てが言い得ぬ支配感を沸かせ、暁を味わう。
暁「あっ… んんっ…」
提督「はぁ…はぁ…」
ただただ、本能のままに気持ちよさを求め、己の欲望を何の遠慮もなく暁の中に吐き出す。
頭がくらくらする。そのまま意識を失ってしまいそうだ。
暁も、激しく呼吸をして横たわっている。恐らく僕と同じように正常な意識はしていないだろう。顔には汗の粒が浮いている。
欲を吐き出した棒を暁の中から出す。その身に感じていた暁の体温と包む感触が無くなり、最後の余韻を残すように暁と粘る糸で繋がった
気だるい体を動かし、ベッドの横にある水の入ったペットボトルに手を伸ばす。
まずは自分の頭を何とかしなければ。キャップを回して水を口に含み、ゆっくり喉に通していく。
溶けかけた脳が形を取り戻したように意識がはっきりする。念のために飲み水を用意しておいてよかった。早く暁にも飲ませなければならない。そう思い暁に目を向ける。
目に入ってきたのは、全裸の暁。口を開けてはぁ、はぁと大きく呼吸し、その動悸に合わせてまだほとんど膨らんでいない胸をはねさせている。
下半身を見ると左足は力なく伸び、右足は膝を曲げて立たせている。そのポーズのせいで強調されるように目に入ってしまう女性器。まだ未熟と言えるそこはぬらぬらと互いの体液で光っている。
暁に他意は全く無いだろう。ただ体を楽にして呼吸を正そうとしているだけだ。なのに。
エロい。
しかも暁をこの姿にしたのは僕だ。
先ほどの行為を思い出す。水を飲み、まともになった頭で鮮明に。
男としての本能だろう。頭に良からぬ感覚が湧き、己の下半身に力が入る。
単装砲発射用意、主砲最大仰角。
こんなことを考えつくのは僕が普段海軍司令官をしているからだろうか。
駄目だ。こんなくだらないことを考えてる場合じゃない。早く暁に水を飲ませなければ。
上を向こうとする愚息をよそに、暁の背中を抱え上半身を起こす
「暁大丈夫? 水、飲める?」
息は荒いが目の焦点は合っている。ペットボトルを暁の口につけ、ゆっくりと水を流してやる。良かった、ちゃんと飲んでいるようだ。
「司令官…」
充分な量の水を飲ませ、ペットボトルを口から離すと暁は小さいながらもはっきりした声で僕を呼ぶ。意識も覚めたのだろう。やはり水分補給は大事だ。
「ん?」
暁の呼び声に返事をする
「暁、ちゃんとできた? 司令官、暁の体で気持ちよくなれた?」
……
……
興奮する。
先ほどまで自分は暁を欲望のままに貪っていたというのに、この少女はそんな目の前にいる男にちゃんと奉仕できたのかと、気にかけている。
その言葉に支配欲を刺激され、また単装砲の仰角が…やめようこの表現。
「うん、すごく気持ちよかった。すごいよ暁」
正直な感想だ。実際脳が溶けるほどの快感だった。
「えへへ… レディーなんだから当然よ」
暁が嬉しそうに笑顔を浮かべる。いつも見慣れた笑顔。
暁が活躍して任務を遂行した時に、頭を撫でることは多い。暁は子供扱いするなと口では嫌がるが、拒むことはない。そして今と同じ笑顔を見せてくれる。
だが今はそんな微笑ましい日常からはまるで正反対、セックスの事後という状況であの笑顔を見ている。
その状況ということもあり、ドキっと心臓が跳ね、また良からぬ考えが、そして単装砲…やめようと思ったのに。
「ねえ司令官、もう一回しよ?」
暁が誘う。
「え?」
「だって司令官の… まだ満足してないでしょ?」
暁が笑みを浮かべ視線を外す。その先には最大仰角の単装砲。もういいか。
確かにムラムラしたまま終わるのは不完全燃焼。寝付けるわけもないが…
「暁は大丈夫なの?」
水を飲むまで力なくぐったりしていた暁のことを考えると、どうしても不安を覚えてしまう。
「大丈夫よ。暁は一人前のレディなのよ?」
本当だ。自分をレディだと強調する声は、いつもの調子だった。
安心し少し笑みを浮かべる。それを見た暁も察したのか微笑む。
「それに…」
暁が言い淀む
「私も、まだ司令官を感じてたいし」
顔を逸らしているが、羞恥の表情になっているのは明白だ。暁は身体を起こし、むこうを向いて体勢を直す。
その四つん這いになった体勢でむこうを…
「ね、来て?」
足を開き、太腿とお尻を己の右手で広げる。
暁のあそこの割れ目が開き、ピンク色の性器は暁の愛液で光り、白い精液が汚していた。
僅かに視線を上げると、暁のお尻の穴が皺を伸ばし、ヒクヒクと動いている。
こんなものを見せられたら…
暁の腰を掴み、逃さないように捕まえる。
僕は最大仰角を保つ欲の棒を暁に向け
少女の未熟で、小さな身体に当てがった
こんな感じで提督と駆逐艦たちの情事を書いていきます。
提督は暁型や睦月型と同じくらいの歳のショタです。
素晴らしい
よいぞ
閉じた小さな膣穴に先端を付け、そのまま腰を前へ押すだけ。それだけで暁の中へと挿入できる。
ぬるり。
挿入感が最初と違う。始める前の前戯で、舌、指を使って暁のあそこをよくほぐし、同時にその快感で暁は愛液であそこを濡らした。
そうして本番に移ったわけだけど、その時の潤滑油は暁の愛液だけだった。僕の唾液も多少はあったけど。
でも今はさっきの絶頂で出した精液が暁の中にある。加えて、身持ちが固かった膣がよくほぐされたため、ちんこにとても馴染む。
少しずつゆっくりと暁の奥まで進む。ほんの少し動くだけで、先端が精液を膣壁に塗りつけ、後に通る棒の部分がそれを塗り広げる。
「ああ…っ んんっ…」
暁が声を漏らす。ゆっくりと押し広げられ、ぬるぬると膣を擦られている刺激に耐えかねたみたいだ。
よくほぐされて包み込むように柔らかくなり、それでいてキツく締め付ける膣内、更に一回目でよく分泌された愛液と、欲望に任せて出した精液で混合した粘膜がヒダと協力してまとわりつく。
そして暁の体温を、くまなく全体に受けている。
暁の中、気持ちいい。
早く動きたい。理性が飛びそうなのを必死に抑え、暁に声をかける。
「暁、動くよ」
「うん… うん…っ」
どうやら暁も限界みたいだ。互いに了承を得た後は、二人で互いを互いに気持ちよくするだけ。
暁の腰を両手で掴む。
僕は先端が穴から抜けない程度に棒を引き出し
「~…っ!!」
一気に突き抜く
パチュッ
「あんっ!」
二回戦が始まった
暁を突くたびに、粘りが混じった水音が部屋に響く。
暁のあそこは棒を抜くたびに閉じ、突けばこじ開けられるを繰り返されている。それはヒダに塗られた混合の潤滑油によってあまりにも容易に。
突く時は先端で膣を広げる感触を味わい、抜く時は閉じる力による吸い付きを味わう。棒部分は常にヒダとぬるぬるの締め付けを堪能する。
それを何度も何度も繰り返す。
これだけで果ててしまいそうだ。
セックスはただ性器を擦り合わせた刺激で気持ちよくなるだけじゃない。それに気づいたのは極最近だ。
「あんっ あんっ あんっ」
暁の喘ぐ声。耳に喘ぎ声が入るたびに、僕がこの声を啼かせているのだという支配感が興奮を呼ぶ。
目の前には暁が背中を見せて自分の振動に合わせて揺れている。
起きている時にいつも背中を隠す長い髪は暁の肩を越して左右に落ち、背中から首筋まで身体を無防備に晒している。
視線を落とすと暁と自分の結合部分。抜くたびに見える己の棒は色んな液に濡らされている。
暁の腰に当てた手を少しだけずらし、暁のお尻に移動する。親指と手のひらでお尻の肉を包み、親指にぐっと力を入れる。
そうして見えるようになるのは、暁のお尻の穴
少しだけ広げられた穴はピンク色が見え、抵抗するように閉じようとヒクヒク収縮する。
まるで暁の体の全てを意のままにしているような全能感が湧き出る。
セックスは、耳と目で興奮を覚えてさらに気持ちよくなる。ケッコン指輪を数人の艦娘に与え、しばらくして気づいた事だ。
しかもそれだけではない。
「あっ、あっ、やっ、やだっ!」
暁が突かれる刺激に耐えつつこちらに声をかける。
「やっ、やめっ、てっ…、恥ずか…っ」
お尻の穴を観察されているのに気づいたみたいだ。暁は止まらない刺激の波の中で必死に抗議する。
当然だ。肛門など病気の時に医者に見せる事でもない限り他人に晒すものじゃない。羞恥を覚えるのも無理はない。
人が嫌がる様を見て楽しむ趣味はない。暁のためにも今すぐやめてあげるべきだろう。しかし、昔から言うと思う。好きな子はいじめたくなるって。
僕は突くペースを落とし、上半身を暁の背中に密着させる。そして暁の頭に近づく。なるべく暁の耳に口が届くように。
暁が何事かとこちらを振り向こうとする。人が後ろを向く時、真っ先に真後ろに到達する器官は耳だ。それを利用し暁の耳に声をかける。
「暁のお尻の穴、可愛くてきれいだったよ」
暁の顔がこちらの顔を捉える。言った意味が理解出来ないのか理解している最中なのか、こっちを見た顔のまま固まる。
つかの間、豆球だけが照らすオレンジの薄暗い空間でも分かるくらいに、暁は顔を赤くした。どうやら後者で理解が追いついたみたいだ。
「司令官のっ、バカッ!」
そのまま顔を向こうに戻し、枕に顔を埋めた。恥ずかしいことが続いてもうどうすればいいか分からないみたいだ。
こういう反応を見せてくれる暁は、たまらなく可愛いと思ってしまう。
これがセックスの最中であれば
これから更に愛おしく思い、もっと気持ちよくしてあげたいと、自分の暁への愛を、知ることができる。
暁はもう少しだけ続きます。
うむ、赤面する暁は良いものだ
「あっあっ はっ…ぅん…っ」
休むことなく暁に打ち付ける。最初こそ暁は膝を曲げて体を持ち上げていたが、今は足を伸ばし、体全体をベッドに投げ出して完全にうつぶせ寝の状態になっている。
この姿勢ならお尻の穴を見られることはないという暁の考えた対策だ。
確かにこれなら暁に覆いかぶさる体勢にならなければセックスはできない。お尻が視界の死角に入ってしまうため、見ようにも見られなくなってしまう。
暁のお尻の穴を眺めて興奮することはできなくなったが、さしたる問題にはならない。
どうせ最後はこの体位でするつもりだったし。
暁は名案を思いついたようにこの姿勢に移行したが、それは言い訳にも取れる。
この寝バックは、暁が一番好きな体位だ。
僕は暁に全身で覆いかぶさるような姿勢になっている。
以前、暁はこの状態が、まるで司令官に守られているみたいで嬉しいのだと聞かせてくれた。
実際は守るどころか体を押し付けて無理やり犯してるようなものなのにね。
そういうわけで一番好きな犯され方をされてる暁は
「やっ あっ しれいかっ もっとぉ…っ」
「もっと… やあっ… きもちいいよぉ…」
気持ちが乗ってきているみたいだ。暁は序盤こそ己は一人前のレディだからと言って主導権を握ろうとリードしようとするが…
こうやって高翌揚し自分に素直になると、完全に受けの姿勢になる。この身動き取れずただ突かれるしかない寝バックで昂ぶり激しさを要求してくるのがその証拠だ。
「もっと…あんっ きてっ きてよぉ… んっ 」
ずっと出し挿れしてるのにも関わらず催促される。じゃあそれに応えてあげないと。
腰を大きく引き、亀頭が暁の中から出かかるまで引き抜く。そして一気に、暁の一番奥まで突く。
「あんっ!」
今までにない刺激に暁が喘ぐ。びくんと肩を一瞬震わす。
一回だけだと思わないでよ暁。これからこれが何度も続くんだから。
抜いては突き、突いては抜く。腕立て伏せで腕を曲げず腰だけを浮かせるような動きを繰り返して暁の柔らかいお尻目掛け振り続ける。
「あっあっあっあっあっ…!」
暁の喘ぐ声が大きくなった。我慢する余裕も無くなっているみたいだ。
余裕といえば僕のほうもあるわけではない。
この体位、あそこの締め付けがかなりキツくなる。
バックの体勢なら足の付け根の関節域の都合上、下半身に力を入れることは難しくなる。しかしうつぶせ寝なら関節域が効き、下半身へ力を入れ引き締めることができる。
つまり暁はやろうと思えば全力で僕の棒を締め付けることができるのだ。
見ると暁はだんだんと足を閉じてきている。絶頂の快感を得るために、さらなる刺激を求めるために
駄目だ。余裕が無くなる。暁の中が気持ちよすぎてまた何も考えられなくなる。
暁、気持ちよさそうに声をあげてる。
またキツくなった。吸い付いてきてる。
奥でぷにぷにと先端が子宮に当たる。気持ちいいな。暁も気持ちいい?
暁のお尻柔らかい。気持ちいい
もっと気持ちよくなりたい。もっと、もっと
気持ちいい 気持ちいい 気持ちいい
………
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もう少し、もう少しだ
暁の体がびくんと大きく震える。それに気づいた次の瞬間、暁の中が急激に狭くなる。
足を閉じて力を入れた締め付けではない。暁の膣内が直接収縮し、棒全体を握り潰さん限りに圧迫する。暁が絶頂に達したらしい。
暁の締め付けと吸い付きを堪能し続け、射精感を覚えていた矢先にこの仕打ち、耐えられるわけがないじゃないか。
棒を一番奥まで押し込み、全身で締め付けを食らう。射精の前兆が一気に近づく。
「くうっ…!」
思わず口から声が漏れた。込み上げる精液で棒が膨らんでいるんじゃないか、そう思う程に大きく詰まる感覚
我慢なんてする気はない。できるはずもない。出す。ここに、今すぐ出す。
僕は理性などよそにただ本能に従うままに
暁の中に、全部吐き出した。
ビュー、ビュー
本当にそんな表現が合うんじゃないかと思うくらいに、溜まったものが出ていく感覚を覚える。
出してる。射精してる。暁の中に、流し込んでる。
きもちいい もっと もっと
びくんと股間に力を入れる。びゅっと出る。
もう一度力を入れる。びゅっと出る。
びゅっ びゅっ びゅっ
精が尽きるのを目指してどくどくと出し続け、それを暁の膣内が絞りとる
「あっ… あああああっ…!」
暁が声をあげてる。
絶頂を迎えた女性器は今まで以上に敏感になると聞く。力を入れると棒が反り、膣内を刺激する。それと同時に子宮に熱い液がぶつかる。それに堪らず声が出たんだろう。
そんなことなどお構いなしに、僕は出したいものを出したい場所にただ出す快感に浸る。
ぴゅっ
出る量が少なくなった。出し尽くしたみたいだ。
頭がくらくらする。この姿勢のままじゃ辛い。このまま力尽きれば暁を潰してしまう。
腰を引き、暁の中から棒を引き抜く。抜く時に刺激を感じたのか、暁が甘い声をあげる。
暁の中で感じていた温もりが無くなる。濡れているせいもあって棒全体が体感的にひんやりする。
暁の締め付けから解放された。自分に付いてる男性器なのに、なんだか自分のものではないようだ。
僕はぐらつく意識をなんとか保ちながら手足を動かし、暁の隣にその身を降ろし、寝転んだ。
今日はここまで
自分にとって一番エッチな目で見られる駆逐艦はなんですか?(暁型、睦月型、朝潮型の中で)
全員
乙です
陽炎
途中送信しちゃった
陽炎型以降はないのか
>>27
朝潮ちゃああああああん!
電ちゃんかな
乙
乙
その3種の中だとやっぱ如月かな
暁型なら電
睦月型なら弥生
朝潮型なら荒潮
あらあら荒潮
性欲の発散に満足し、急激に襲いかかる脱力感と疲労感。そして酸素不足による息の乱れで頭がくらくらする。そのまま深い眠りに落ちればどんなに楽だろうか。
駄目だ、暁を放って自分だけ眠るわけにはいかない。好き放題に暁を汚しさっさと寝るほど畜生になるつもりはない。
暁の隣に並んで寝転び、暁の様子を見る。中に射精された寝バックの相変わらずの体勢で深く呼吸している。
枕に半分埋まった暁の顔に手を伸ばし、長い横髪をかき分けて触れる。
「暁」
そっと名前を呼んでやる。暁が顔をゆっくりこちらに向け呼びかけに応える。
一方的に突かれ振り乱れた髪に、整える途中でまだ少し荒い息、?は羞恥と興奮で高揚し紅くなっている。
それをオレンジ色の薄暗い照明が照らす。
その中で見た、自分と同じくらいの年の少女の顔は、ひどく煽情的に写った。
性欲の発散に満足し、急激に襲いかかる脱力感と疲労感。そして酸素不足による息の乱れで頭がくらくらする。そのまま深い眠りに落ちればどんなに楽だろうか。
駄目だ、暁を放って自分だけ眠るわけにはいかない。好き放題に暁を汚しさっさと寝るほど畜生になるつもりはない。
暁の隣に並んで寝転び、暁の様子を見る。中に射精された寝バックの相変わらずの体勢で深く呼吸している。
枕に半分埋まった暁の顔に手を伸ばし、長い横髪をかき分けて触れる。
「暁」
そっと名前を呼んでやる。暁が顔をゆっくりこちらに向け呼びかけに応える。
一方的に突かれ振り乱れた髪に、整える途中でまだ少し荒い息、顔は羞恥と興奮で高翌揚し紅くなっている。
それをオレンジ色の薄暗い照明が照らす。
その中で見た、自分と同じくらいの年の少女の顔は、ひどく煽情的に写った。
「大丈夫?暁」
声をかけると、暁は息を吸いゆっくりと応える。
「へっちゃらだし、だって、レディーだもん」
暁が笑って答える。
もう、暁ってば
あれだけやられてなお強がる暁。そんな少女をとても愛おしく感じる。
僕は暁に触れている手を暁の頭に移す。
指に髪を絡め、そのまま手を横に動かす。少し行ったら手を持ち上げ元の位置に降ろす。髪に指を通しまた同じことを繰り返す。
手櫛を梳くように暁を優しく撫でてやる。
暁の髪は柔らかく手触りが心地良い。
僕は暁の髪に触れる感触を楽しむ。
「んぅ…」
暁がこそばゆそうに声を出す。髪を撫でられるのが気持ちいいんだろうか。
「子供扱い…しないでってばぁ…」
そう言うと暁はもぞもぞとこちらに近づき、僕の胸元に顔を埋める。
手は背中に回り、暁は僕の身体を自分に抱き寄せる。互いの肌が密着する。遮るものなど何一つ無い。
暁の体温を感じる。暁の肌の感触を受ける。とても温かくて、柔らかい。
暁の体、気持ちいいな。
ただ触れているだけなのに、女の子の体というのは、どうしてこんなにも気持ちいいんだろう。
「司令官」
暁が呼んでる。視線を落とすと、暁が上を向いてこちらを見ている。こちらに向かって首を伸ばしているようだ。
分かってる。僕は軽く首を曲げ顔を暁に近づける。暁が目を閉じ、唇を少し突き出した。僕も同じようにして、口を近づける。
互いの唇が触れる。そしてすぐに離れる。口を開けない、舌など絡めない、ただ触れるだけの普通のキス。
顔を離し、見合わせる。暁の目に映る光彩が艶っぽい。少し涙を流しているようだ。
一瞬だけ見つめ合うも暁はすぐに僕の胸元に顔を戻し、表情が分からなくてしてまう。僕を抱き締める腕に力を入れて、絶対に見られるものかと抵抗する。
暁は恥ずかしがると顔を隠す。その仕草もまた、周りから子供っぽいと言われる要因の一つだろう。
ああ、
暁は、とてもかわいいな
さて、そろそろいいかな
意識がもう限界だ
僕も暁の背に手を回し、軽く抱き締める。やっぱり手触りがいいな。
密着した暁の素肌の柔らかい感触と体温を受け入れる。
鼻に軽く触れる暁の頭。暁の髪の香りが鼻腔をくすぐる。暁の匂いだ。
僕はこの女の子の心地良い温もりを受けながら
そのまま意識を手離し、深く眠りに落ちていった。
「ふぅ」
濡れた体をタオルで拭き、シャワー室から部屋へ戻る。今日は昨日と比べて気温が低いようだ。空調を効かせておいて良かった。
下着を出して手足を通す。着慣れた運動着を壁に掛けたハンガーから外し、手早く着込む。そろそろ防寒のものに衣替えすべきだろうか。
クローゼットを開け、白い服に手をかける。海軍司令官用の軍服。普通はこんな子供サイズのものなどあり得ないが、自分にはこれしかない。今日の僕は昨日の僕よりこれに相応しい男に近づけているのだろうか。
「司令官」
後ろから声を掛けられる。振り向くと裸の少女が掛け布団で胸を隠して上体を起こしていた。
見事に事後の姿だね暁、本当に事後なんだけど。
「おはよう暁。今日はもう少し休んでなよ」
「おはよ。うん、そうさせてもらうわ」
暁は僕の提案を受け入れる。今日の暁には遠征、出撃、訓練の予定は入っていない。いわゆる非番の日だ。
「あの、司令官、今日は…」
人差し指を立て、暁に向ける
「順番は忘れてないよ」
言われなくても分かっているよと、暗に含める。暁にも伝わったらしい。
「そう、ならいいけど」
「…ごめんね」
申し訳なく思い、その罪悪感から暁に謝る。
「いいの。私達みんなで決めたことだし、司令官は悪くないわ」
「…ありがとう」
暁の言葉に気持ちが軽くなる。一日をさっきの気分で始めるのは御免だ。本当にありがとう暁。
「それにね」
暁が布団をめくる。そこに見えるは一糸まとわぬ暁の裸体。胸に付いた小さな乳首。伸ばした両足を辿ると、一本の筋のあそこが目に入る。
昨晩のことがあるとはいえ、朝からそれは目に毒だよ暁。
そのまま暁の様子を見ていると、暁は上半身を少し後ろに倒す。伸ばした足を曲げてそのまま左右に開き…
なにをしているんだ暁
「昨日暁は司令官に、いっぱい愛してもらったから」
そう言うと暁は手で自分のあそこの割れ目を開き、女性器を露わにする。そのまま膣穴に指をかけ、拡げる。
どろり。
昨晩の行為で抑えきれない欲望に任せて吐き出した精液が流れ出す。白い液は暁のピンクの割れ目をつたってお尻に流れ、ベッドのシーツに染み込む。
暁、君は…
まさか誘っているというのか
「んんっ…」
暁が声をあげる。その声だけで快感、支配感、暁に対する独占欲に溺れた昨晩の行為を思い出すには十分だった。
股を拡げ中出しした精液が流れ出すあそこ、暁の甘い嬌声、目から耳からこんな情報を受けて次に出る行動は何か。
敵艦発見!総員戦闘配置につけ!繰り返す、敵艦発見!
総員ってなんだ。敵艦って暁か。こちらを誘惑する悪い艦をやっつけようというのか
主砲砲撃準備!目的敵艦、照準合わせ!
やめろ、今はそうすべきではない。もう日が昇っているんだ。戦闘回避の命令を…
頭ではそう思っても本能は従ってはくれない。砲塔配置員は命令を無視し、単装砲の仰角を上げようとする。
嘘だ、昨夜の夜戦で弾は撃ち尽くしたと思ったのにもう次弾が装填されているのか。優秀すぎるだろう装填の海兵。
駄目だ、まだ思考が働くうちにここから離れなければ。
僕はいきり立とうとする本能を必死に抑え、暁から視線を外し、部屋から出るドアを見据える。
やった、目を離したら少しは冷静になれた。僕はこの後の仕事に必要な白い軍服をひっ掴み、ドアへと走った。
「行ってきます!暁!」
ごめん暁、君から逃げるように出て行ってしまって。
僕は先程の光景から気を逸らすように、鎮守府の廊下の空気を切って、全力で駆け抜けた。
「悪いことしちゃったかな」
私は司令官が壊しそうな勢いで閉めていったドアを見つめて言う。
こんな格好はしたないにも程があるわね。レディ失格だわ。
あそこにかけた指を離し、足を閉じる。ベッドに体を預けて横たわり、掛け布団を被る。
今のなんてとても恥ずかしい事のはずなのに、不思議とできたのよね。まだ昨日シた気分に酔ってるのかしら。
少し時間が経てば自分は正気に戻り、また枕に顔を埋めて悶絶するのだろう。その時も間も無く来るであろうことを考えると、少し気分が沈む。
司令官は仕事がある。休むことが許されるのは自分だけなのに、司令官を誘惑し困らせてしまったことに罪悪感を覚える。
司令官には今夜のこともあるって、分かってたはずなのに
昨晩の事を思い出す。司令官が自分に触れ、何をどうしたのかを。
この胸を、あの人が舐めた。私はこの膨らみの無い貧相な胸につく乳首に触れる。
ここをあの人が舐めて、挿れて、出し入れした。私はあそこに手を伸ばす。
ぬるりと、粘つく液体が指を濡らす。これはあの人が突いて、突いて、
そして……出したもの。
「んっ…」
思わず声が漏れる。キスの後すぐに寝たはずなのに、やっぱりまだ気持ちが切り替えられていないみたい。まだ感触を、鮮明に覚えてる。
私が寝ているベッドのこの位置は、司令官がいた場所。シーツに顔を埋め、匂いを嗅ぐ。あの人の匂いだ。
あそこに指を沈める。ああ、だめ、スイッチが入っちゃう。また頭の中が真っ白になる。
あの人の残り香を嗅いで、こんな変態みたいなことして、レディ失格だわ。
そう、私はレディじゃない。体は小さくて、考えも幼稚。まだ子供。だけど私とケッコンしてくれた人も、暁と同じくらいの子供。
子供と子供、お似合いよね。でも、あの人はいつか言っていた。一緒に大人になろうって
だから私も、あの人と一緒に頑張るって決めた。
今は足りないものがいっぱいあっても、いつか胸を張って、自分をレディだと言えるようになろうって。
時間はたっぷりある。今朝の時間は自分のやりたいことに使わせてもらおう。
誰にも邪魔はされない。レディの秘密の時間は覗き見禁止よ?
言ってらっしゃい司令官。今日はあの子のことを、暁と同じくらいかわいがってあげてね
私はあそこにあてた指に力を入れ、体内に意識を集中させる。鼻腔にあの人の匂いを入れ、気分を高める。
そのまま考えることを忘れ、ただ己の欲望のままに、快楽に溺れていった。
夜戦事情 駆逐艦暁編
~夜のレディは受け入れます~
終了
「ふっ! ふっ!」
121、122、123
頭の中に数字を流し、筋肉が苦しむ声を無視し竹刀を振り下ろす。
日課の鍛錬、竹刀の素振り。朝のこの時間はいつもこうしている。
夕べに何があろうとも、これだけは欠かせない。これをするとしないとでは、この後の執務への身の入れ方がまるで違って来る。
本来艦娘を指揮する提督には鍛えた体は、直接仕事には関係ない。ほぼデスクワークの頭脳労働になるからだ。
それでも僕は、毎日これを続ける。
強き精神は強き身体に宿る。男よ、強くあれ
ここに着任する前に居た士官学校で、教官が口癖のように言っていた言葉だ。全身筋肉達磨のような人で、数人の大人がかかっても返り討ちにしてしまうような強さを持つ人だった。
その教官にはよく世話になり、色んなことを教えられるうちに、この人の腕っ節や考えに強い尊敬を抱いた。
士官学校を卒業してからも、こうやって鍛錬を続けられるのはあの人の言葉があったからだ。もし無ければどこかで怠け癖を持ち堕落していたこともあったかもしれない。
だから今日も僕は、弱音を吐く筋肉を痛めつけ、竹刀を振り抜いている
199、200
終わった。ふぅと息を吐き、腕から力を抜く。顔をつたう汗を下に落とすために、上を向き空を見上げる。
ああ、やっぱり早起きはいい。太陽がまだ東に見えるだけで気分がこんなにも晴れやかになる。
秋始めの少し冷たい風が心地いい。体を動かしているうちに暁への劣情も薄まってきた。性欲は運動で発散できるというのはどうやら本当みたいだ。
「よぉ、終わったか」
後ろから声をかけられる。こう言われるということは先程から見られていたみたいだ。竹刀を降るのに夢中で全く気づかなかった。
「おはようございます、天龍さん」
「精がでるじゃねぇか。ちっこいのにたいしたもんだ」
振り向いて挨拶をする。胸元をあけたジャージ姿に木刀を肩に担ぎ、眼帯を付けた女性が歩いて来る。この人も僕と同じようにどこかで剣の鍛錬をしていたのだろう。
彼女の名前は天龍、天龍型軽巡洋艦の艦娘だ。
今日はここまで
暁の話は終わり、次は他の駆逐艦の話になります。
レス乞食かと思われるかもしれませんが、感想をくれたら嬉しいです。
暁ちゃん大好き
もっとエッチな暁ちゃんが見たいわ
インピオ好きだから嬉しい
えろい
素晴らしい
ショタロリものって意外と少ないんだよなぁ
乙
描写がかなり好きで続きがとても気になります
乙
続きを全裸待機
乙
文体好みだから頑張ってほしい
「随分早いですね天龍さん、どうしたんですか」
「んなもん決まってんだろ。鍛錬だ鍛錬。お前と一緒」
まあ当然か。この朝早くに運動ジャージなど着ていればそれ以外にないだろう。
「どうよ調子は?」
天龍さんが聞いてくる。こういった切り出しは単なるコミュニケーションの一環に過ぎず軽い気持ちで答えればいいと分かってはいるのだが、軽くと言われてもどう答えればいいのかちょっと迷うんだよね。
「いい感じですよ」
まあ、悪いと答えるよりは心象は良いんじゃないだろうか。実際今の気分は晴れやかなものと言える。
「へえ、そうかい。そりゃ良かったな」
ニヤリとした笑いを浮かべて天龍さんが言う。受け答えは間違っていなかった。
間違っていなかったが、正しくもなかったと言えたかもしれない。
「そんじゃ、その良い調子の程を試してみたくなってんじゃねーか?」
天龍さんが木刀を両手に構え、僕に向ける。
ああ、この人はこういう人だった。剣の腕の調子が良いなんて答えれば、この人にとっては挑戦状を受け取ったも同義だ。
「ほらどうした、恐くて声も出ねーか?」
口角を上げて意地の悪い笑顔を浮かべながら天龍さんが挑発する。
おそらく、いや、絶対に勝てない。
剣を振る腕の調子は良い。気分も良好。しかしそれだけだ。
天龍さんは僕よりもずっと背が高く、腕の力もその辺りの男性より強い。それに僕よりも長く剣の鍛錬を続けている。
そして天龍さんは精神鍛錬の為に竹刀を振る僕のスポーツ体育などと違い、実際に戦場で敵を倒す修行と経験を積んでいる。
体格差、腕力の差、経験の差、どれをとっても彼女より劣る僕に勝ち目などあるはずもない。
ならここで断るのも選択肢の一つ。
天龍さんはこう見えて優しい人だから文句を垂れつつも僕の言うことを聞いて身を引いてくれるだろう。
その選択肢、選んでもいいのか。
否。
ここで断るということは、戦わずして逃げる道を選ぶということ。
僕がここで竹刀を振る理由は、強き精神を宿す強き身体を作ることだったはず。
「フフフ、俺が恐いか?」
天龍さんは強い。だが強い者から逃げる者が強くなれるものか。それじゃずっと弱いままだ。
決心した。僕は天龍さんを見据える。
「お?」
天龍さんが僕の様子を意外そうな目で見る。心外ですよ天龍さん。
剣の相手を挑まれたら、はいもいいえも答える必要はない。
ただ剣を向け、相手に敬意を表するのみ。
「ご指導よろしくお願いします」
それに、せっかくの剣の稽古の誘いを、断るなんて、不粋だろう?
竹刀をまっすぐ正段に構え、左足を引く。天龍さんと対峙した。もう逃げることなどできない。
「いい度胸だ。良い目してんじゃねーか」
どうもお褒めいただき光栄です。そして感謝します。こんな機会を与えてもらって。
僕は天龍さんに向かって距離を詰めた。
「かっかっか。まだまだ修行が足んねーな」
膝をついて息絶え絶えになる僕を見下ろして天龍さんが笑う。
負けた。手も足も出なかった。攻め手は全部受け流され、ただ弄ばれただけ。しかも天龍さんは攻撃の斬りかかりをしてこなかった。
悔しい。どれだけ勝ち目が無かろうと、一太刀くらいは浴びせてやろうと思っていたのに。しかも彼女は隻眼の身。慣れているとしても普通の人よりは死角が多いはずなのだ。
天龍さんとの力の差に愕然とする。こんなにも弱かったのか僕は。自信を失いそうだ。
「ま、お前もなかなか良い筋してたと思うぜ? 意外とやりやがるからちっとびっくりしたな」
「本当ですか?」
天龍さんの言葉に僕は顔を上げる
「おう、お前くらいの歳でここまでやるたぁたいしたもんだ。もちっとデカくなったらすげーことになるかもな」
天龍さんがしゃがみこみ、僕と目線を合わせて言う。
やっぱり天龍さんは優しいな。
こういったアフターフォローもしっかりやるところは彼女の魅力の一つだ。実際落ち込みかけていた僕の内心も天龍さんの言葉に救いを感じている。単純だなぁ。僕。
天龍さんは面倒見が良くどんな相手にも同じ目線で話す。たとえ自分よりずっと小さな子どもに対しても。
故に天龍さんを慕う駆逐艦は多い。彼女に悩み相談をしに行き、そのお陰で解決した子も多いと聞く。彼女達を部下に持つ僕としてはこの事に関して天龍さんに
感謝しなければならない。
「天龍さんは強いですね」
少し自信を取り戻した僕は天龍さんを見て答える。これは率直な感想だ。
「だろ? フフ、恐いか?」
「全然」
「そこは嘘でも恐いって言っとけよ」
天龍さんが項垂れる。彼女はどうも自分の事を畏怖させる存在にしたいようだが、普段の行いと態度じゃそうなることはまず無いだろう。あなたは優しくて頼りになります。
「あーあ、やっぱ俺チビどもに舐められてんのかなぁ」
天龍さんが空を見上げて溜め息をつく。
この人は分かって言っているのか本気で気付いていないのか。後者だとしたらこの人が男の身だったらとんでもないジゴロになるかもしれない。
あなたを舐めて卑下する駆逐艦など、どこにもいないというのに。
「そんなことありませんよ。みんな天龍さんのことは尊敬しています」
「あん?」
「天龍さんに遊んで貰ったことや相談に乗って貰ったこと、天龍さんにお世話になった話がよく耳に届きます。みんな天龍さんが好きなんですよ」
「…」
天龍さんは僕を見据えてじっと話を聞く。僕は特に気にせず言いたい事を口にするだけだ。
「そして僕もそうです。天龍さんのことは人としても、部下の艦娘としても感謝しています」
「なに?」
「あなたが随伴した遠征任務はスムーズに進みます。これはあなたが駆逐艦達をまとめてくれるお陰です」
「あなたの駆逐艦達の面倒見が良いお陰で、遠征を渋る子も天龍さんとなら行くとやる気を出すこともあります。これに関しては天龍さんの事は非常に頼りにしてます」
「つまり俺は都合のいい存在ってか?」
そんなわけないだろう。天龍さんは周りからの評価に無頓着だ。だから自分を囲む声にも気づいていない。
「違います。あなたのお陰でこの鎮守府が作られているんです」
「空母も戦艦もいない、ほぼ駆逐艦だらけのこの鎮守府で、あなたのような人がいてくれるからここの艦娘達はみんな毎日を充実して生活できるんですよ」
これは本当だ。悩み相談なら自分も受け、解消のために努力する気概だが、自分は彼女達の上官でしかも異性、その上、年端もいかぬ子供ときた。
その立場ゆえに遠慮し一人で抱え込む可能性もあった。そうなれば僕になすすべはない。
だから天龍さんのような大人の女性がいてくれたからこそ、みんな彼女を頼り、加えて彼女の性格もあり、天龍さんはみんなの拠り所になってくれた。懐かれるのも無理はない。
それらも話し伝える頃には天龍さんはそっぽを向いている。照れているのだろうか。
ならば剣に負けた仕返しだ。真っ赤になるまで口を開き続けてやる。
「天龍さんはさっき僕が負けて落ち込んだ時もフォローする言葉をかけてくれましたよね。あれが良い例です」
「あなたはとても面倒見が良い。駆逐艦や僕のような子供相手でも同じ目線で話してくれる。これだけであなたがどれだけ優しい人か分かります」
「あなたは周りにどう思われているか気にしない人のようですが、あなたを囲む子はあなたが思っているよりもずっと頼りにしているんですよ」
「僕も天龍さんの良いところはたくさん知っています。上官と艦娘という立場があっても、あなたを頼りに思っています」
「剣では完膚なきまでにやられましたけど、それも含めて僕は、そんな天龍さんのことが、好きなんですよ」
満足した。言いたい事は全部言った。駆逐艦達はあなたを舐めてなどいないと天龍さんに伝わっただろうか。
天龍さんは下を向いている。真っ赤になるまで喋ってやるとはいったが、これでは顔が見えない。下から覗き込んでみるか。
そう思ったが、実行に移る直前、天龍さんの両手がこちらに伸びる。その手は僕の顔の両側を挟み、親指と人差し指の横腹で、僕の?肉の摘んだ。
「このクソガキ!!」
天龍さんは僕の?肉を捻り、左右に引っ張る。痛い。単純に、痛い。
スマホ上ではほお(ほっぺ)の漢字が表示されないようですね。
別の書き方に変えます
「天龍さんはさっき僕が負けて落ち込んだ時もフォローする言葉をかけてくれましたよね。あれが良い例です」
「あなたはとても面倒見が良い。駆逐艦や僕のような子供相手でも同じ目線で話してくれる。これだけであなたがどれだけ優しい人か分かります」
「あなたは周りにどう思われているか気にしない人のようですが、あなたを囲む子はあなたが思っているよりもずっと頼りにしているんですよ」
「僕も天龍さんの良いところはたくさん知っています。上官と艦娘という立場があっても、あなたを頼りに思っています」
「剣では完膚なきまでにやられましたけど、それも含めて僕は、そんな天龍さんのことが、好きなんですよ」
満足した。言いたい事は全部言った。駆逐艦達はあなたを舐めてなどいないと天龍さんに伝わっただろうか。
天龍さんは下を向いている。真っ赤になるまで喋ってやるとはいったが、これでは顔が見えない。下から覗き込んでみるか。
そう思ったが、実行に移る直前、天龍さんの両手がこちらに伸びる。その手は僕の顔の両側を挟み、親指と人差し指の横腹で、僕の顔の肉を摘んだ。
「このクソガキ!!」
天龍さんはそのまま手を捻り、左右に引っ張る。痛い。単純に、痛い。
「てめえよくもそんなクソ恥ずかしいことをベラベラと喋りまくれるもんだなこの口はよぉ!」
どうやら狙いは成功したらしい。天龍さんの顔は茹で上がりといわんばかりに真っ赤だ。だが今は顔の痛みに耐えるのに必死でそれを眺めている余裕などない。
「この口か!? 何人もの駆逐艦のチビどもを落としてケッコンまで持ち込んだ口はよぉ! ジュウコンした旦那様は口説き上手ってかぁ!?」
「ケッコンする前に今のうちに口説いとこうってわけか? 計算高いもんだな!だが残念だったなぁ、今俺のレベルが99になったとしても指輪なんか受け取ってやんねーよ!」
顔の肉を引っ張りながら天龍さんが言う。ケッコン指輪を渡す前からケッコンオコトワリされてしまった。
そろそろ離してほしいのだが、僕にできる抵抗といえばうまく喋れない声を出し、天龍さんの手を掴むことだけ。力づくで引き離そうとすれば肉を引っ張る手に更に力を上乗せすることになり、自分の首を締めるだけだ。
「もっとデカくなってからなら考えてやるよ。あと剣の腕もな」
やっと天龍さんが手を離し立ち上がる。顔にジンジンと痛みが乗っている。変な形になってはいないだろうか。
ヤバい、ちょっと涙出てきた
「ま、チビどもの事を教えてくれたのは、悪い気分じゃなかったぜ。お前のそういうとこがあいつらも好きになったんだろーし」
多分天龍さんの本心だろう。話の核心がちゃんと伝わっていて安心した。
だがこの仕打ちは、ちょっとひどい。
「天龍さん、子供相手でも同じ目線で離す所はあなたの魅力の一つですが、上官と部下という立場としての最低限の態度はとって貰わないと困ります」
こちらは真摯なお願いだ。僕がまだ子供と言える年齢とはいえ軍に属する以上、不敬な口の利き方や先ほどのようなことをされると他の艦娘に示しがつかない。
軍において上官へ粗相を働いた部下には罰を与えるのも道理だが、彼女は多くの艦娘の信頼を得る身。顔を摘まれただけで罰など与えようものなら他の部下から憤慨されるのはこちらだ。
故に多少のことは大目に見る事になる。あれ?僕の力こういうところでも弱くない? 上官の権威ってなんだっけ
「それもちったぁ軍人らしい貫禄つけてから言うんだな」
天龍さんが応える。軍人の貫禄…無いよなぁ。
「ま、多少は文句垂れるかもしんねーが、言うことは聞いてやるから安心しろよ。本当は遠征の駆逐艦どものお守りより戦闘の方が良いんだがな」
天龍さんは口こそ悪いが与えられた任務はちゃんとこなす。命令に従ってくれる以上、僕に対する敬意は全く無いとは言えないと考えてもいいのだろうか。
「じゃーな。精進しろよ」
踵を返し歩き出す。剣の稽古も終わった以上天龍さんがこれ以上ここにいる理由は無い。
だがこちらといえば、勝負に手も足も出ずに弄ばれ、あげく顔を引っ張られただけだ。このまま彼女を立ち去らせてしまえばあまりにも格好悪い終わり方になる。
ならば最後くらいは格好つけさせて欲しいものだ。
「天龍さん!」
距離を離す天龍さんを呼び止める。天龍さんは何事かと首を傾け、眼帯でない方の目をこちらに向ける。
「いつか、倒します」
本当に格好つけるだけ。竹刀の素振りだけしてても天龍さんには追いつけない。
しかしやられっぱなしも悔しい。倒すまではいかなくともいつか一太刀くらいは浴びせられるようにはなってやる。
あなたのお陰で新しい目標ができた。天龍さんに感謝の念を込め、彼女を両目でまっすぐ見つめる。
天龍さんは少しだけじっとこちらを見ていたが、やがてふっと笑い
「おとといきやがれ」
体を向き直し、背を向けたままひらひらと手を振って、立ち去っていった。
やっぱりあなたは、恐いんじゃなく格好いいです。
天龍さんが建物の角に曲がって見えなくなると、突然に空腹感が襲ってきた。
今初めて空腹に気づいたのは、天龍さんと別れ気が抜けたせいだろうか。
時計を見ると、もう朝食には良い時間。間宮さんもすでに食堂を開けているだろう。
一日の活力を得るため、燃料補給をしに歩き出す。
「司令官!」
食堂に向かう道を歩いているとこちらを呼ぶ声。振り返ると運動着姿の黒髪の一人の少女がこちらに向かって走ってきていた。
「おはようございます!司令官!」
目の前で立ち止まり、足を揃え背筋を伸ばし海軍式の敬礼をする少女。ビシッという表現が似合いそうな見事な敬礼だ。
こちらも少女に向き直り、体を真っ直ぐにして敬礼を返す。誠意をもって敬礼した相手には相応の返礼をするのが筋だろう。
「おはよう朝潮。朝のトレーニングかい?」
「はいっ、ジョギングが終わったところで司令官が見えたので!」
彼女の名前は朝潮、朝潮型駆逐艦の艦娘だ。
「お姿を見るに、司令官は今朝は剣の鍛錬でしょうか」
「素振りをね、今しがた終わったところだよ」
「流石です司令官!指揮官という立場であっても身体を鍛えられるとは!」
いや、指揮官でも鍛えるのは大事だと思うよ
朝潮は真面目な子だ。自分の立場の理解を誰よりも深めている。小さな子供が多く無邪気な個性を見せる者が多い駆逐艦の中で、上官に対し敬意を持って接しているのがはっきりと分かる珍しい子だった。
「今から朝食に行こうと思ってたんだ。良かったら朝潮、一緒にどうかな?」
朝潮を朝食の同席に誘う。朝潮は
「是非!」
とても気持ちのよい返答をしてくれた。彼女はケッコン指輪を渡した艦娘ではないが、共に食事を摂るくらいは許されるだろう。
世の中では既婚の男性が妻以外の女性と食事をすると浮気の範囲に入ると言われることがあると聞くが、本当だろうか。
僕がケッコンカッコカリした艦娘の中に未婚艦と食事しただけで嫉妬する艦娘はいない。いないはずだ……多分。
朝潮の了承を得ると、彼女と並んで食堂へと向かう。
途中朝潮には任務中の出来事を色々と聞かせてもらった。僕は彼女達と違い海の上を走れない。彼女達が仕事する姿をこの目で見る事が出来ないため、こうやって報告書では分からない任務中の様子を聞く機会は貴重だ。
今は朝潮の話に耳を傾けなければならないのだが、不覚にもそれを邪魔する存在があった。
それは朝潮だ。
朝潮自身が朝潮の話を聞くのを邪魔するなど、何を言っているのか困惑するだろう。しかし今はまさにそう言うのが相応しい状況だった。
まず朝潮は僕とあまり歳の変わらない女の子。僕のような異性への興味が出始めた年齢の男子は、同年代の女子を必要以上に意識してしまう。
朝潮の艦娘としての格好は長い黒髪を下ろし、黒ベースの女子学生風の服に白いボレロ、黒いスカートに黒いストッキングを着用し、落ち着きのある服装をしている。
しかし今の朝潮は朝の運動のために髪をまとめ上げてポニーテールにし、服装は青ベースの長袖ジャージにスパッツを着用している。
清楚で真面目な雰囲気を纏わせる普段の姿と打って変わり、今の活動的な格好をした朝潮はそのギャップにどきりとさせる。
そして何より朝潮は可愛らしい顔をした女の子だ。この時点で男子を惑わせるには十分すぎる要素だったかもしれない。
そういうわけで朝潮は話を聞かせながらも無意識に相手の聞く姿勢を邪魔しているという状況になっている。
心を乱すな。朝潮の話に集中しろ。こういう時に役立つ強い精神を作るために竹刀の素振りをしてるんだろう。
早く食堂に着かないか、朝潮の話す言葉を頭に入れながらも脳の片隅でそう考えていた。
朝潮との会話も程々に食堂へ入る。すでに何人かの駆逐艦達が席に座って食事をとっていた。この子たちは朝からの遠征のメンバーだったな。遅刻者はいないようだ。
僕が食堂の中を通ると駆逐艦達が僕に向かって挨拶の言葉を口にする。僕もそれに対し笑って挨拶を返す。
おはようございます、おはよーしれーかん! んあ~?おあよ~しれ~、個性的で様々な形の挨拶が僕に飛ぶ。
おい望月、おそらくだけど君まだ起きてから10分と経ってないだろう。海の上でもそんな態度だったら許さないからね。
ちゃんと挨拶しなさいと叱る三日月と合わせて二人にも挨拶を返し、朝食の受け取り口に向かう。
「おはようございます間宮さん」
「あらおはようございます提督」
受け取り口から見える厨房にいる女性に挨拶する。彼女の名前は間宮、艦への食料供給を担う給糧艦の艦娘だ。
朝潮との会話も程々に食堂へ入る。すでに何人かの駆逐艦達が席に座って食事をとっていた。この子たちは朝からの遠征のメンバーだったな。遅刻者はいないようだ。
僕が食堂の中を通ると駆逐艦達が挨拶の言葉を口にする。僕もそれに対し笑顔を浮かべて挨拶を返す。
おはようございます、おはよーしれーかん! んあ~?おあよ~しれ~、個性的て様々な形の挨拶が僕に飛ぶ。
おい望月、おそらくだけど君まだ起きてから10分と経ってないだろう。海の上でもそんな態度だったら許さないからね。
ちゃんと挨拶しなさいと叱る三日月と合わせて二人にも挨拶を返し、朝食の受け取り口に向かう。
「おはようございます間宮さん」
「あらおはようございます提督」
受け取り口から見える厨房にいる女性に挨拶する。彼女の名前は間宮、艦への食料供給を担う給糧艦の艦娘だ。
「焼鮭定食、ご飯多めでお願いします」
こちらに歩いてきた間宮さんに希望の朝食メニューを注文する。
「あら提督、今朝は食欲旺盛なんですね」
「朝から動きましてね、すごいお腹すいてるんですよ」
あらあら、すぐに用意しますねと間宮さんが厨房に赴く。
いつもの素振りだけで終わればこんな注文はしないのだが、天龍さんに散々弄ばれた今朝は運動量が倍増し、激しい空腹感に襲われている。
今ならフードファイターが挑む数キロの料理すら胃に入りそうなほどの空きっ腹なのだ。空腹感からの解放のためとにかく飯を詰め込みたい。
「はい、お待たせしました~」
間宮さんが定食のお盆を前に置く。やっと来た。この大盛り白飯をかき込んで空腹感とはおさらばだ。この後の執務の養分にしてくれる。そんな強気で調子に乗った思考のもとに置かれた朝食を見下ろすと
なんだこれは
「あの、間宮さん?」
「今朝はいっぱい鍛錬されたのでしょう? これくらいは必要ですよね?」
「いや、でも」
「男の子なんだからいっぱい食べないと大きくなれませんよ?」
そこにあったのは鮭の塩焼きと味噌汁に小鉢が付いた紛れも無い焼鮭定食だったのだが、一際異彩を放つ存在があった。
白飯を大盛り。確かに僕は注文の際、空腹から満腹を得るためにそうお願いした。
だがそこにあったのは大盛りを超過した特盛りの特盛り、白飯の山だ。日本昔話に出てきそうだと言えばイメージしやすいだろうか。
激しい空腹とはいえこれを胃に詰め込める自信はない。間宮さんにお願いし量を減らしてもらう、その手もあったのだが
こちらに笑顔を向ける間宮さん、この白飯はいつも僕や艦娘に美味しいご飯を作り皆から慕われている彼女の好意。無碍になどできるわけもない。
笑顔の間宮さんの後ろに不安げな表情をしてこちらを見る同じく給糧艦娘の伊良湖さんが見えた。そんな顔して心配するくらいなら間宮さんに反対してください。
僕はありがとうございますと間宮さんに礼をし、先に席に待つ朝潮の元へと向かう。
席に向かって歩く途中、その白飯の山を皐月に目撃され騒がれる。そのまま情報が他の艦娘に伝わり注目を浴びる。
あまり見ないでください。普通に恥ずかしいです。
そそくさと早足に朝潮の待つ席に向かう。朝潮の正面の席に定食の盆を置く。椅子を引いて腰をおろし、朝潮を見ると、案の定その昔話盛りを見て顔に驚きの色を浮かべている。
「あの…….司令官?」
「あははは、サービスしてもらっちゃったよ」
神妙に尋ねる朝潮に照れ隠しで笑って応える。朝潮も察しているだろう。これは僕には多すぎると
「て、手伝いましょうか?」
朝潮の提案。食べきれない分を私が食べましょうかと。朝潮は優しいな
朝潮の前にはトースト、サラダ、スープで構成された洋食セット。僕の焼鮭定食よりも早く作れる朝食メニューを隣で先に伊良湖さんから受け取り、席に着いたようだ。
確かにその量なら少なくとも腹八分目で済み、このご飯が入る余裕もあるかもしれない。というより朝潮はそのメニューで腹八分目にもなるのか? 朝潮の食べる量が少なすぎて司令官心配になっちゃうよ
朝潮の言う通り、食べきれないと悟り、朝潮に少し渡し食べてもらうのも一つの手。しかしそうするのにはいささか抵抗があった。
過剰なサービスとはいえ白飯を大盛りで頼んだのは僕自身。その注文の声を近くで聞いていた艦娘もいたはず。
自分で注文しておきながら食べきれないからと他人に食べてもらう。しかも女の子に。客観的に見ればとてつもなく格好悪いのではないか?
ここは大衆の場、それも職場の身内ばかりで全員自分の部下。そんな痴態を晒せば己の株が大暴落することは必然。
ならばやる事は一つしかない。
天龍さんとの対峙でも学んだはずじゃないか。戦わずして逃げる者が強くなどなれるはずがないと
「聞け朝潮」
「は、はいっ」
朝潮が少し強ばる。ごめん、驚かすつもりはなかったんだ。
「君の気遣い、心から感謝する。しかしだ朝潮、人には自分ひとりで成し遂げなければならないことは人生で何度もある」
「そ、そうかもしれませんが何もこんなことで…」
朝潮が不安げに反論しようとする。いいよ朝潮、心配しなくて
「これは間宮さんのサービス、言わばご好意。無碍になどできるわけもない」
「この白飯を君に分ければ、間宮さんの好意に対して失礼だ。分かるか?」
「は、はぁ…」
見るといくつかの艦娘のグループが白飯の注目と同時にこちらに耳を傾けているのに気付いた。
構わない。聞きたければ聞け。己の上官の思想を知る良い機会だ。
「この飯は誰にも分けない。残してゴミにするなど言語道断。これは僕一人で食う」
「し、しかしそれでは司令官のお腹が…!」
朝潮は優しいね。あくまで僕ののことを心配してくれている。君のような部下を持ててよかった。
「女の気持ちを粗末にする男、そんなものは男ではない。ただの下衆だ!」
「!!」
最後は力を込めて言う。その言葉に朝潮は衝撃を受けたように身を張り詰める。
今の声で食堂全体の注目を浴びる。むしろ好都合。よく見ろ、これが貴様らの上官だ。
「よく聞け朝潮」
箸を右手に、椀を左手に。なにもおかしくない、ただ飯を食らうだけだ。
「お前の上官は、出された飯は全部食うぞ!」
そう良い放ち白米を口にかき込む。スタートは切られた。後戻りはできない。こんな白飯を倒すことなど、天龍さんを倒すことと比べればなんてことはないはずだ。
「流石です司令官!この朝潮感服いたしましたぁ!」
朝潮が敬礼をこちらに向ける。飯をかき込む男に敬礼などはたから見ればシュールなだけだからやめなさい。しかしその見事な敬礼には上官として敬意を表しよう。
僕はただただ、詰め込むことだけを考えた。
「おかわりもありますよー?」
その声のもとに顔を向けると、間宮さんが笑顔を浮かべてしゃもじとおひつをチラつかせていた。
間宮さん、あなたはかつて数万人の兵士を数週間食いつながせる量の食料をその身に積んでいたと聞きます。あなたからすれば僕の朝食はもとより今日全体の食料すらまるで米一粒の量にも等しいのでしょう。
でも僕はこのお盆一枚の上の量だけで限界です。勘弁してください。
白い海軍司令官の軍服に身を包み、執務室へ向かって廊下を歩く。
将校の制服とは軍人の格式を高め権威を示すもの。付けた階級章や勲章でその威厳は増す、神聖なものだ。
だというのに、今の僕にその威厳はどこにもない。自分でも分かる。腹を抑えゲップをして歩く者のどこに威厳などあるというのか。
あの白飯は、倒した。
白飯だけでなく、同時に用意された鮭や味噌汁も含め、盆の上を器だけにすることに成功した。
よく覚えていないが、食べている途中に駆逐艦が集まってきて僕の白飯をかき込む様子を見ていたようだ。
白飯の量が少なくなり、胃の限界が近づき失速した辺りで聞こえた、「頑張れ」という声
その声に火蓋は切られ、周囲から包まれる頑張れコール。
途中食堂へ入って来るなり、何事かと近くにいた駆逐艦に事情を聞いて大笑いした天龍さんと、あらあらと静かに笑う姉妹艦の龍田さん。
最後の一口を口に含み、味噌汁を流して飲み込み椀を盆に置いた瞬間、喝采の拍手と黄色い声援をいただいてしまった。
ごちそうさまでしたと手を合わせる。天龍さんには見直したぜとバンバン肩を叩かれた。やめてください今はどんな衝撃でも辛いんです。
朝潮は僕の姿に感銘を受けたと一糸乱れぬ敬礼を向けていた。食後に手を合わせている男に敬礼などはたから見ればシュールなだけだからやめなさい。
盆を持って返却口に向かう途中、卯月が悪い笑みを浮かべて近寄るのが見えた。おい何をする気だ。今何かしようものなら洒落にならない事態になるから絶対にやめろ。
いたずら兎を取り押さえた睦月と皐月に感謝した。
そういうわけで更衣室で運動着から軍服へ着替え、仕事をしに向かって歩く。はち切れそうな腹を抑えながら
我ながら濃い朝を送ってしまった。だが疲れたなどと思ってはいけない。先に執務室に居るであろう秘書艦にも失礼だ。
執務室の扉の前についた。詰襟を直し、服の皺を伸ばす。身だしなみを整え、部屋の扉を開ける
「あ、司令官さん、おはようございます。なのです!」
僕と同じくらいの歳の、白いセーラーの制服を着た少女が駆け寄ってくる。
左手には、漏れた日の光にきらりと輝いた指輪が薬指にあった。
「おはよう電。今日も頑張ろうか」
「はいなのです!」
この少女の名は電、暁型駆逐艦の艦娘
僕が海軍司令官になって一番最初に出会った艦娘であり
一番最初に、僕のお嫁さんになった女の子だ。
今日はここまで
というわけで次からは電編を始めます
本編に関係ない話を長々と書いてごめんなさい
電との夜戦は頑張って書きます
ちなみに>>1の初期艦は電です
おつおつ
天龍かわいい
朝潮ちゃん!
乙
電編楽しみにしてます
乙なのです
乙
こういう関係ない話も好きよ
乙乙
提督のキャラ描写で夜戦も引き立つというものよ
乙
朝潮ちゃんかわいい夜戦描写にも期待がかかりますね
時計の鐘が鳴る。仕事は全て片付けた。思い残す事はない。
僕は秘書艦の机の電を見る。電も同じように僕と目を合わせた。電も理解していた。
「お疲れ様、電。頼むよ」
「はい、ただいまの時刻はヒトナナマルマル。執務終了。お疲れ様でした、なのです」
一日はこうやって秘書艦にコールさせて終了する。仕事とプライベートの時間はちゃんと区切らなければ後味が悪くなるため、これは徹底させている。
今日も何事もなく一日が終わった。何も悪い事は無かったということであって本当に何事もなかったわけでもないが。
朝の遠征部隊が出港してしばらくし、旗艦の睦月に無線で連絡をとった。君の寝坊助な妹はちゃんと起きているのかと。
睦月も望月の朝の態度は知っていたらしく、食堂の時とは違ってちゃんと起きて任務に従事していると返答してきた。
仕事さえちゃんとしているなら問題無いが、あの子には早寝早起きを心がけるように強く言うべきかもしれない。聞くかどうかは別にして
昼食のために電と共に食堂へ行き、注文の際には白飯の普通盛りを間宮さんに強調して伝えた。朝のような思いを二度もするのは御免だ。
すると間宮さんは、あら、そんなので足りるのですかと意見してきた。あなたは僕の胃をどうしたいのですか。
普通盛りで、あらあら
普通盛りで! あらあら
そんなコントのようなやり取りを受け取り口でしていると、朝の出来事を知っている近くの艦娘に噴き出されてしまった。
白飯を無事に普通盛りで受け取ることに成功した時は溜め息をついた。事の顛末を知らない電は頭に「?」を浮かべていた。
食事の席で話のネタがてらに電に朝の事を教えてやると、電には珍しく声を上げて笑われてしまった。僕にとっては武勇伝のつもりなんだからそんなに笑わないでほしいものだ。
そのかわりとてもかわいい電の笑顔が見れたから許すとしよう。
その後は搬入資材のチェック、遠征部隊の成果報告と消費燃料の確認など書類仕事を一つずつ終わらせ、こうして一日を終えることができた。
「司令官さん…」
電がこちらに歩み寄ってくる。どことなく不安を覚えている顔をしている。
そうだよね。気になるよね。
「あの…」
僕も電の方に近寄り電の前まで来ると、次の言葉を口にする前に電の頭に手を置いた。
電は僕より背が低く、とても小柄な体格をしている。頭を優しく撫でてやり、電の気分が落ち着いたとみると、少し屈んで電の耳元に口を近づけた。
「今夜、待ってる」
ピクンと電が体を震わせる。
「さぁ、もう行って。焦らなくても大丈夫だから」
そう言うと、電は俯いたまま、お疲れ様でしたと答え、一礼して執務室から出て行った。
あの子には心の準備が必要だ。今夜に備えるための時間が。
今朝、暁が言おうとしたこと、僕が遮り、順番は忘れていないと言ったこと。これが答えだ。
順番とは、僕がケッコンした艦娘と夜を過ごす、艦娘の並びのこと。昨日は暁、今日は電。
僕は今夜、電を抱く。
扉を開ける音が聞こえた。電がシャワー室から出たみたいだ。
音のした方を見ると、電がいた。一枚のバスタオルを身体に巻き、胸と恥部を隠している。しかしバスタオルのサイズが小さいのか、下半身は最低限の範囲までしか隠されておらず、電の太腿は全て露出され、タオルを少しめくれば性器が見えそうな長さだ。
頼りないタオル一枚で守られた電の身体。今からこの少女を抱く。緊張で心臓の鼓動が大きくなるのを感じた。
「電」
僕は電の名前を呼んで手招きする。こくりと電は頷き、僕の方に近寄ってくる。
電はベッドに腰掛ける僕の斜め横に来ると、背中を向け、そのまま僕の太腿の上に横向きに身を降ろした。
太腿に電の体重とお尻の感触を受ける。電が纏っているタオルは下半身をまともに隠せない長さであるため、僕の太腿と電のお尻を隔てるものは何もなく、直に肌と肌がくっついている。
柔らかくて気持ちいい。僕は電のお尻の感触を堪能する。
電とセックスをする時は、まずこの体勢で身体を触れ合うことから始まる。これは電に指輪を与え、正式にケッコンカッコカリを結んだ日の夜からずっと続けている。
僕と電が、互いの純潔を交換しあったあの日から、ずっと。
一般的に僕ほどの年齢の児童は、思春期に入り性への目覚めが現れることで知られる。
その年齢にあたる僕は、性教育の授業が行われる一般的な初等学校に通ったことはない。軍人としての教養を身に付け訓練を施される士官学校にいたのだから。
とはいえ性に関する授業が全く無かったわけではない。当然僕のような子供がいることを考慮されて特別に講習を受けることがあった。
艦娘を指揮する提督になるのであればいずれ艦娘とケッコンカッコカリの契りを結ぶことになる。ケッコンカッコカリは艦娘との絆の証。提督と艦娘が寝屋を共に過ごすことになる可能性は充分にある。その事を踏まえての講習だった。
初等学校では性教育の授業し実施される際、男女でクラスを分け、隔離して学習が行われる。その理由は教える内容が異なるからというのもあるが、異性の目や挙動に対する見方に影響が出るからなど、まあ色々ある。
僕と電は同じくらいの年齢の男女。普通ならまだ子供として扱われる立場だ。当然誰かと性交渉をした経験など無い。
僕は電と共にこの鎮守府に着任し、喜びも苦労も共有しながら月日を過ごした。そしていつの日か互いを異性として意識するようになった。
やがて電のレベルが99になり、ケッコンカッコカリの条件には満たすには充分すぎるほどの電との絆が生まれていた。当然電は、自分の左手の薬指に僕が指輪を通すことを許してくれた。
僕らは思春期の目覚め真っ只中の年齢。そんな二人に、身体を重ねることが許される機会が与えられれば、一体どうなるか。
人だけに限らず、性に目覚めた動物は本能的に異性の体を求める。異性の体への興味は男も女も同じように持つ。雌雄のつがいで子を成す動物は古来よりその本能のお陰で子孫を残していくことができた。
しかし僕らは知能ある人間。ただ本能に従って交尾して終わる動物ではない。知能あるがゆえにその本能を抑える要因があった。
それは緊張。それも身体をうまく動かせなくなるほどの強烈な緊張だ。
思春期の子供にとって異性の体とは最も強く求めると同時に最も遠く手に入り難いもの。だが今の状況はその求める欲の大きさに対してあまりにも容易に叶ってしまっている。
初めての経験に対する不安。異性の身体、それも裸を見て触れるという思春期の子供には強すぎる刺激。これから何の邪魔も入らない環境で性交渉をするという未知の興奮。
未成熟な精神に対してその大きすぎる負担は、それに応じる緊張が生じてしまう。僕と電はそんな状態だった。
まずは慣れよう。今の環境も時間が経てば気持ちも落ち着くはずだ。そう考えてのこの肌の触れ合い、電を膝に乗せる事だった。
童貞と処女の初心な戯れ、非常に情けない話だが、あまりにも緊張しすぎた僕らにはとにかく少しでも和らげる時間が必要だったのだ。
しかし、それは初体験の過去の話。何度もやればいい加減慣れるだろう。そう思うかもしれない。実際電と夜を過ごしたことはこれまでに何度もあった。
だがそうもいかなかった。
人は過去に強烈な印象やショックを受けると、似た状況に遭遇した際にそのイメージを思い起こしたり、明確に脳裏にフラッシュバックすることがある。
これをすり込みと言ったり、恐怖体験が元になるものを俗にトラウマといったりする。
これらはイメージだけで体調に変化をもたらすほどの影響を持ち、トラウマに関しては動悸の乱れや激しい拒否反応を引き起こし、人によっては専門治療が必要になる程の重症にもなりえる。
僕と電は初めて身体を重ねた日に、お互いに強烈な緊張を感じた。それも心臓が飛び出さんばかりの動悸を覚えた。それが強く脳にすり込まれてしまったのだ。
つまり僕と電は
互いの裸を見るたびにあの日の緊張を思い出し、何度やっても慣れることのない、童貞と処女の気分で肌を重ね合わせることを余儀なくされた体になってしまっているのだ。
太腿に乗る電のお尻の感触。柔らかい。
電の後ろに手を回し、肩を抱く。しっとりした肌。
肩に置いた手で電を引き寄せる。いつも髪留めで纏められた電の髪は今は下ろされており、風呂上がりのため湿っていて、微かにシャンプーの香りが残っていた。
駄目だ。緊張する。
心臓の鼓動が激しくなる。このままではまともな呼吸すらできなくなる。体内に酸素を取り込むため呼吸を少し荒くする。
電はうつむいていて表情が分からないが、おそらく僕と同様にすり込みの緊張に襲われているのだろう。
目を電の顔から電の下半身に移す。
電は僕の膝に腰を降ろしている体勢のため、タオルはめくれ上り、もはや腰までしか隠れていない。
そこには足をぴたりと閉じて全貌は見えないが、男と女の体の違いを明確に示した部位、女性器をその中に閉ざした一本のスジ。
まだ毛の一本も生えていない、電のあそこが、確かにあった。
どくんと、緊張の中で脳内に現れる欲望。
さわりたい。
電のあそこに、手で触れたい。
焦るな。電の事を考えろ。いきなり性器に触れるなどすれば電を怯えさせるだけだ。
まずは電を少しでも落ち着かせるんだ。あそこを触るのはそれからでも遅くはない。
僕は空いた手を電の顎まで運び、親指と人差し指で包む。そのまま電の顔を持ち上げ、こちらを向くように誘導する。
初めて電の表情見る。緊張と不安のせいかひどく怯えた顔をしている。まるで小動物のようだ。
「電、目を閉じて」
そう言うと、電は大人しく従い目を瞑る。電も分かっているのだ。これから何をするのかを。
僕は電に顔を近づける。電の口に狙いをつけると、僕も視界を閉じ、そのまま己の口を押し付けた。
唇を重ねたまま数秒待つ。そろそろか。僕は僅かに開いた口から舌を出し、電の唇へ向かう。そのまま口を押し付けたまま、舌で電の口をこじ開けた。
ぬるりと、電の口内の温度と粘液を保つ、電の舌に触れた。電の舌の上、下に潜り込ませ、まるでダンスのエスコートをするように舌同士を電の口内で踊らせる。
ぴちゃぴちゃと、唾液の混じる音が立つのを聞く。電がぬくい吐息を吐くのを感じた。閉じた目を薄く開いて電の様子を見る。
目は相変わらず固く閉じている。だが最初は閉じていた唇は今や完全に開き、口を開けた状態になっている。
ふと、舌の動きを止めてみる。すると、電も自分から舌を動かしているのが分かった。どうやら電もこの自分の口で舌同士を踊らせることを楽しんでいるようだった。
こちらも口を大きく開け、電の口と重ね、舌を絡ませ、互いの唾液を交換する。口の中を互いに蹂躙し合い、脳が溶けるような感覚を覚える。
ひとしきり舌で口内を舐め合うと、顔を離し見つめ合う。電は目を細めて涙を浮かべていた。心なしか電の不安げな表情が和らいでいる気がする。今のキスで緊張も多少はほぐれただろう。
今なら大丈夫だ。僕は電の、閉じた太腿の間に手を滑り込ませた。
「あっ…!」
電は僕から顔を背け、自分の下半身に目を向ける。自分の大事な部分に、今身体を預けている男の手が伸びていた。
僕は電の一本のスジを指でなぞる。上から下まで、力を入れず優しく沿わせていく。
「んっ…」
敏感なところに触れられ、刺激に耐える電。しばらくすると電の閉じた割れ目から湿り気を覚え、指が濡らされるのを感じた。
電が僕の指で感じている。征服感で気分が高揚させる。僕は電の割れ目に指を埋め、手の動きを早めた。指を膣穴に突っ込んだりはしない。ただ表面を擦るだけ。
電の割れ目はぷにぷにして、とても柔らかくて、熱い。指の関節を大きく曲げて性器を押し、強く刺激を電に与える
「あっ…んぅ…っ」
電の嬌声が大きくなる。それに比例するかのように割れ目からは電の愛液が漏れ出してくる。
くちゅくちゅと音が出る程に性器が濡らされる。もういいだろう。僕は電の足の間から手を引き抜いた。
「ふぇ…?」
突然刺激から解放されたことに違和感を覚えた電は目を開けて僕を見る。僕は電のあそこに触れていた指を電の目の前に置く。
人差し指と中指を挟む透明な液体。粘度を持ってトロトロと下に落ちる電の愛液を見せつけて言った。
「これ、なんだと思う?」
電は顔を赤くして背を仰け反らせその手から遠のこうとする。そのままじゃ落ちるよ。僕は電の肩を抑えて支える。
「やぁっ……恥ずかしいのです…っ」
電は顔を手で覆って俯いてしまった。あまりの恥ずかしさに耐えきれなくなったのだろう。この辺りは姉の暁にも通ずる仕草だ。
意地の悪い事をやると思うかもしれないが、これはただ電を虐めたいがためにやったわけではない。
先程の通り電はすり込みによって初体験の不安をそのままに緊張を感じている。この先に進むにはその緊張を和らげる必要があった。
緊張とは意識を他のものに逸らすことで紛れるもの。僕はその他のものを電の羞恥心を擽ることにすることで気を紛らわそうとした。性器を弄られ性的な快感を得ていたなど、電の性格を考えれば羞恥心を強く抉られるのは当然だ。
現に電は辱めを受けたことで緊張から意識を逃している。心臓が飛び出るような苦痛のもとに事に臨むよりはよっぽどマシだろう。
緊張をほぐすためならこんな意地の悪いことをしなくとももっと他に良い方法があった。しかし僕はあえて電を虐める手段をとった。
これからもっと恥ずかしい目に遭うんだから、今のうちに慣れてくれないと困るだろう?
今日はここまで
多分次で夜戦本番に入ります
乙なのです
電ちゃんかわいい
電の股の体温と感触の余韻が手に残る。そして他ならぬ僕の愛撫で漏らした電の愛液が手を汚した。
僕の緊張は解れたわけではない。緊張の上に興奮が重なり動機はますます激しくなる。
僕に身を預けるこの女の子は、僕のもの。電の身体を、好きにできる。
考えただけで頭がくらくらするのをなんとか耐える。
落ち着け。冷静にならなければ電を傷つけてしまうかもしれない。恥ずかしい目に遭わせるといったがそれも加減を覚えなければならない。
この子は繊細だ。扱いも丁寧にやらなければ。でなければ大変なことになる。
しかしまだ足りない。電の身体はまだ、僕を受け入れるには準備ができていない。
電には執務室から出て行ってから充分な時間を与えた。真面目で純粋なこの子のことだ。ここで一体何をされてしまうのか悶々としつつも様々なシミュレーションをしてきているだろう。
粘つくキスをされ、性器を手で愛撫されることも想定し難いことではない。愛液を見せつけられることが想定できていたかは分からないが
とにかく電は、凄まじい緊張に襲われる事も含め、覚悟を決めてここにやってきたはずだ。最終的にどうなるのかはちゃんと分かっているはず。
電も気づいているはずだ。
自分のお尻に当たっている、いきり立つ熱くて硬い棒が一体何なのかを。
電の心の問題は、もう大丈夫だ。緊張も羞恥も流れに乗れば薄れて来るはず。あとは、身体だ。
僕は電の膝裏に腕を差し込み、もう一方の腕で電の背中を支え、そのまま電を持ち上げて立ち上がる。電の体重はその小柄な見た目相応に、軽い。
「はわっ…」
自分の体が急に不安定に宙に浮いたため、電が驚く。
電は高いところが苦手だ。こんな怖がらせ方をするのもかわいそうなので早く降ろしてあげなければ。ベッドの真ん中に電を運び、降ろしてやる。
「電、取るよ」
電に巻いたタオルを取る旨を伝える。返事はない。嫌だと答えれば直ちに止めるが、無言は肯定と判断し、差し込まれたタオルのふちに手をかける。
巻いたタオルが電の左右に広がり、電の身体の全てが露わになる。僕は電の足元に移動し、電を見た。
まだほとんど膨らみのない胸についた小さな乳首、くびれのない小さな少女の身体特有の腰つき、僅かに開いた股間の湿り気を帯びたあそこ。張りのある白い肌。豆球の薄暗いオレンジ色が、電の全てを照らしていた。
綺麗だ。そして、エロい。
複雑な言葉で言い表そうとはせず、ただそう思った。
「電」
電の名を呼ぶ。電は仰向けになって不安げな顔で己の足元にいる僕を見下ろす。
「足、上げて?」
戸惑いの表情を見せる電。どうしようかと悩むも、やがて固く目を瞑り、ゆっくりと足を曲げ、左右に開いて行った。
電が、僕に女性器をさらけ出した。
緊張も興奮も、倍増しで僕にのしかかる。頭に血が昇り理性が働かなくなるのが分かる。今の僕は、正気ではない。
顔を電のあそこに近づけ、観察する。手淫の愛液で割れ目が光っていた。そのまま割れ目に親指をかけ、左右にぐっと開く。
「んんっ!」
最も恥ずかしい所を全部見られる感覚。もともと恥ずかしがり屋な電なら意識するなと言うほうが無理な話だろう。電は両手で己の顔の近くのシーツを握り、相変わらず目を固く閉じて恥ずかしさに耐える。顔も羞恥のあまり紅潮していた。
あそこを広げて露わになる電の女性器。肌に隠されていた電の中は綺麗なピンク色。しぼむようにヒクヒクと動く小さな膣穴。男を受け入れるにはまだ少し早いと言える未熟なそこは、透明な愛液でぬらぬらと光っていた。
挿れたい。ここに挿れて、我慢して溜まったものを出したい。
思わず己の棒を手で握る。最大仰角まで滾った主砲は、とても熱くなっていた。
舌を動かし、舌の裏にある唾液腺から粘液をかき出して口の中に溜める。ぐちゅぐちゅと下品な音を立て、舌に纏わせていく。
口を開け、舌を出す。唾液を潤滑油にした舌の先にあるのは、広げられたピンク色の電のあそこ。
僕はそのまま一面に平たくした舌をあそこに押し付け
下から上まで、電の女性器全面を、舐めた。
「ひゃうんっ!」
電が喘ぐ。今までとは違う刺激に驚いたのか、でも僕は気にしない。
下から上へ、上から下へ、電のあそこに舌を這わせる。時折唾液を補充し、舐める行為を再開する。ケーキにクリームを塗り広げるように、電の愛液を舐めとり、自分の唾液で汚していく。
「ひゃっ あっ あっ あんっ!」
舌を往復させるたびに電が声を上げる。だんだんと敏感になっているのだろうか。
見られているだけでも顔が赤くなるほど恥ずかしいのに、さらに舌で舐められている。それなのに気持ちいいと感じている自分がいる。電の心情はさぞ混沌としたものになっているのだろう。
でもね電、これで勘弁してあげるわけにはいかないんだ。
僕は唾液を塗り広げるために平たくした舌を太く形を変え、先を尖らせる。その矛先が向くのは、小さな蕾と形容できる電の膣穴
舌を蕾の真ん中に狙いを定め、ぴたりと穴の入り口にくっ付ける。
そのまま、舌で小さな膣穴を押し広げ、電の中に差し込んだ。
「あああっ!」
さらに大きな嬌声。表面を舐められまくり、ついに中に入ってくる。
舌を締め付ける電の肉壷。それに抗い、容赦なく舌をくねくねと動かし、電の膣壁のひだを蹂躙する。
「やぁっ やだっ やだぁっ!」
性器から体内に入り込み自分の意思に関係なく蠢くモノ。その正体が何なのか分かっていても湧き出る恐怖の感情。
しかし抗うために体を動かせば好きな人を蹴り飛ばしてしまう。電の性格を考えればそんなことは一番やりたくないはず。
ゆえにどれだけ体内を蹂躙されようとも、己は大人しく体を委ね、ただ耐えることしかできない。できることといえば声を上げて抵抗する無意味な行為のみ。
しかも恐怖と同時にそれを快感として覚えているのも事実。脳の処理が追いつかず思考は停止し、結局は訳もわからず嬌声をあげるしかないのだ。
電の中を舐めまくり、愛液も唾液も充分入れた。電の膣から舌を抜く。透明な糸が電のあそこと舌の間で細い橋を作るも、顔を遠ざけるとすぐに千切れて落ちた。
電は声を出し疲れたのか、シーツを手放し腕で両目を隠して息を荒くしている。もしかしたら軽くイッたのかもしれない。
僕は電の太腿を抱え、己の下半身を電のお尻にくっつける。そして電の割れ目に棒部分を挟み込み、上下に擦る。棒部分が愛液で濡れて光沢を持つ。
ビクンと電が震える
「あ…あぁ…」
目を隠した腕の陰から下半身を見る。電にも見えたはずだ。舌などよりももっとおぞましいモノが自分の中に入ろうとしているのが
初めて電のあそこに棒がくっつく。電と初めて身体を重ねたあの日と同じだ。これから未知の世界に踏み入れる、凄まじい緊張とこれまでにない興奮がどくどくと心臓を踊らせる。
電の柔らかい割れ目の感触、気持ちいい。擦る快感を得るたびに先端から我慢の汁が電のお腹にこぼれ落ちる。
「電、挿れるよ」
返事を待たない。待てない。嫌と言われても聴く耳を持つ気はない。
僕はもう我慢できない。
僕は下に擦る動きを延長してそのまま電の小さな蕾に先端を当て
欲望にまみれたその棒を、電の中に押し込んだ。
今日はここまで
回りくどいと思われた方にはすみません。書きたいことを書いていたら本題に入るまで長くなるのは悪い癖です。突っ込むなら早く突っ込めよと。
良かったら感想を貰えれば嬉しいです。
自信を持ってくれ、素晴らしいから
乙です
乙
すばらしい
わっふるわっふる
乙
楽しみにしてます
閉じた穴を無理矢理こじ開ける感触。混じり合った唾液と愛液で滑りが良くなり、抵抗もなく電の奥へと入り込む。
全部入った。棒全体に電の体温を受ける。
電の中は、とても温かい。
電の膣壁がうねうねとひだを使って締め付けてくる。早く熱い欲望の塊を吐き出せと、搾り取ろうとしてくるようだ。
すごく、気持ちがいい。
電のあそこに、挿入した。全てはこの瞬間のためにあったのだ。僕は電の様子を気遣い、緊張をほぐし、不安を取り除こうと尽力した。たとえ途中でどれだけの興奮に襲われ、電に劣情を刺激されようと、必死に耐えた。
そして今やっと、苦節の時の末にこうして電の中に入ることが叶ったのだ。
僕はこの感動に電の膣の具合と共に酔いしいれた。頭の中が真っ白になる。天国に昇ったかのような眩惑に見舞われる。
動きたい。その欲望に抗うものはなかった。僕は自分の下半身に視線を向け、ゆっくりと腰を引く。
逃すまいとするかのように膣がひだで棒を絡めとり、抜くそばから閉じようとする穴が先端に吸い付いてくる。ぬるぬるの粘液でうまく捕らえられないことに腹を立てるように、吸い付きは強くなる。
棒部分が見えた。濡れて光っている。いきり立ったその硬い棒は、女性器の割れ目をこじ開け、電の股間から引きずり出されてくる。
その光景はとても煽情的で、支配感を強く煽った。
電のあそこに挿れてる。電を犯してる。
僕はもう一度感動を味わうべく、腰を前に押し込む。
ぬるりとこじ開ける。締め付けてくる。気持ちいい。
もう一回抜く時の感触を確かめたい。腰を引く。
絡みついてちゅうちゅうと吸い付いてくる。気持ちいい。
もう一回やりたい。もう一回。もう一回。
ずっ… ずっ… ずっ… 一連の流れを繰り返す。
なんて気持ちいいんだ。
もっと。もっと。
思考が機能しない。やりたいことをやる。その自分勝手な欲望のみが脳内に広がり、体を支配する。
その快感のあまり、自分がどんな顔をして事を運んでいるかも気付かなかった。それを意識したのは挿入した感動がようやっと薄れてきた時だった。
口角を上げ、上を向き、何かに取り憑かれたように歪んだ笑いを浮かべて腰を振る男。きっとひどい絵ができあがっていることだろう。
電はこんな顔を見てどう思っているのだろう。幻滅するだろうか、少なくとも好感度が上がることはないな
構うもんか。こんな気持ちいいもの、顔が歪んでも仕方ないだろう。これを味わえるなら変な顔なんていくらでも見られても
ふと脳内に小さな異変が出現する。真っ白で綺麗で感動的な世界に、極小に現れた黒い点。
その点の正体は違和感。黒い点の存在に気付くと、あっというまに大きく広がり、白い世界を飲み込み真っ黒に染めた。
その時、はっとした。
僕は今まで何をしていた? 頭の中がおかしくなっていたのか?
眠ってもいないのに目覚める。正気に戻るという体験を鮮明に覚えた。さっきまでの僕は、明らかに正気ではなかった。
僕を目覚めさせた黒い違和感。僕はその原因を探り、一瞬で突き止めた。
電だ。
電は当初の手淫の時点で嬌声を漏らし、ベッドに倒れてからの舌で攻められた時は叫びと言わんばかりの喘ぎ声を上げていた。
なのになぜ、電の声が聞こえない?
僕がしでかしたことは電の膣に自らの男性器を突っ込むこと。すなわちセックスの本番。電からすれば刺激も羞恥も不安も今までの比ではないくらいに強烈なものになるはずなのに
なぜ、静かなんだ。
僕はその違和感の元を探るために顔を上げ、電の顔をみた。
電の顔の全貌は見られなかった。正確には電は両手で顔の半分、口を塞いでいた。
瞼を強く閉じ、顔を紅潮させ、何かに耐え続けているように苦しそうな表情をしている。
まさか痛いのか。だったら
そう頭の中に浮かべるもその考えはすぐに払拭される。電はすり込みによって処女の時の緊張を思い出してはいても、今の電は処女ではない。過去に身体を重ねるたびに絶頂も覚えている。それに抵抗無く挿れられるように女性器は指と舌でよくほぐした。
気持ち悪いとは思ったとしても痛いということはまず無いはずだ。ならば電は一体何に耐えている?
まさか電、君は
声を我慢しているのか。この後に及んでまだ恥ずかしさを感じているというのか。その塞いだ口は、喘ぎ声を聞かれることを怖れてのものなのか。
僕は電に出し入れするペースを僅かに早める。気持ちいい吸い付きを感じる回数は増えたが、まだ耐えられる。
耳に感覚を集中させると、微かに電の口から突かれるリズムと同じタイミングで声が漏れているのが聞こえた。
「ンッ…ンッ…ンッ…」
確信した。電は今感じている。その快感に喘ぎ声を立てている。
口を塞いでいるため呼吸がうまくできないのか、荒くなった鼻息がより一層耐えているという様子がこちらに伝わる。
僕に聞かれたくないの?電。セックスで気持ちよくなってる声を聞かれるのが、恥ずかしいの?
……
それじゃダメだよ、電。
電は恥ずかしさゆえに声を出すまいと堪えている。声が出てしまう原因は、あそこに男性器を挿れられ刺激されていること。その刺激を与えているのは、紛れもなく自分。
自分の匙加減で、この子は声を出そうとする。電はそうなるまいと必死に耐える。そう、僕次第でいくらでも
自分の中にある欲望の一つが強くなるのが分かった。
電を啼かせたい、電をもっと気持ちよくして、恥ずかしがらせたい。
その欲望は、支配欲。電の中を犯し、快感を得て、さらに電も気持ちよくさせてそれを我慢させている。
今の電は己の掌の上。目の前で苦悶する少女を好き放題にしたい。今の電を見ていると、欲望はますます大きくなっていく。
だが同時に僕自身の理性がそれにストップをかける。
駄目だ。電を必要以上に恥ずかしがらせるのはまずい。程々にせねばならない。
膨らむ欲望がそれを押し退ける。
電の声を聞きたい。啼かせたい。気持ちよくさせたい。
やめろ、やり過ぎると大変な事になる。引き際を弁えるんだ。
辱めたい、犯したい、一緒に気持ちよくなって、電の中を汚したい。
電とのセックスは何度もしているんだ。電だって慣れを覚えてくるだろう。少しくらい羞恥心を擽られるくらいは耐えられるようになってるかもしれない。
こんなにもとろけるくらいに下半身が気持ちよくなってるんだ。もっと楽しまないともったいないだろう?
膨らむ本能の欲に理性はだんだんと抗えなくなる。僕は電の反応で興奮を得ようとしてしまった。
電の扱いには気をつけないといけないと、分かっていたはずなのに。
出し入れする棒の動き方を少し変える。
棒の頭が電の膣穴から出かかるくらいにまで引き抜き、頭の部分だけ埋まるようち浅く突く。それを早めに繰り返す。
ちゅぽちゅぽと電の入り口を棒の頭の反り返しで擦る。これは電の弱いところの一つだ。
こちらは棒部分の締め付けから解放されて快感は薄れてしまったが、頭の部分だけぬるぬる、きゅうきゅうと吸い付かれるのもまた違った良さがある。
むしろ薄れた快感を埋めて余るほどのものを得られた。
「ンッ…!ンッ…!フッ…ンッ!」
弱い入り口を執拗に攻められ強い刺激に襲われ、耐えきれずに漏れる声が大きくなる電。その悶絶する顔はとても苦しそうだ。
全ては僕の掌の上。電は僕にされるがまま。恥ずかしい、声を聞かれたくない。目の前の少女が抗おうと必死に戦う姿は、黒くて毒々しい加虐心を煽られる。
そうだよ電。もっと我慢して。気持ちいいのをもっと堪えて。
そしたら僕が、そうできないくらいにもっと強くしてあげるから。
陰湿な浅い膣穴攻めから一転、不意に電の奥へと押し込む
「ンンッ…!?」
急に別の種類の刺激を受け、電が狼狽える。そのまま激しく出し入れすると思う?残念、また入り口で気持ちよくなっててよ。
奥に押し込むのは一度のみで、棒を引き出せばまた膣穴への擦りつけに戻る。しばらくしたらまた奥へと突っ込み、元に戻る。かと思えば先程の奥への攻めからほとんど間も無くまた突っ込む。それを不定期に繰り返す。
そのスパンやタイミングは全部僕の気まぐれ。しかし電の方は大変だ。
「ンー! ンッンッンッ…ンンっ!?」
いつ奥に入ってくるのかという覚悟と心構え、定期的なものならそれも用意できる余裕があるだろうが、気分次第のものにそんなものあるはずもない。覚悟もできていない状態での奥への攻めが堪えようとする電の心を抉る。
目を瞑り顔を真っ赤にしてそれでもなお声を我慢し口を塞ぐ電。
しぶといね電。君は強い子だ。初期艦として今まで僕を支えてくれたその強さはとても頼りになるよ。
でもね電。今はその強さを崩したいんだ。君の弱いところを見たいんだ。
僕は腰を振る動きを止める。電の締め付けを受けもう出そうな気が若干していたが、止めたことによって少し遠のいた。このまま降り続けてたら僕の方が先に果ててしまうからね。
「…?」
攻められる快感の波が急に止まり、妙だと思ったのか薄く目を開けてこちらを確認する電。
僕は電の口を覆う手にゆっくりと両手を伸ばし、その下の腕を掴む。手に握力を入れ、ゆっくり、かつ力尽くで電の両手をこじ開ける。
「あっ、やっ…!」
電の顔の横のベッドに押し付けた。
「し、司令官さん…?」
電の不安げな顔。僕はさっきまでこの顔にさせまいと電の気持ちを和らげることに必死だったはずなのに
今では、この顔がさらに加虐心を煽り、電への支配欲を大きく膨らませる。
「電、大丈夫?苦しくない?」
電を気遣う言葉をかける。電には伝わるはずだ。司令官は自分を心配しているのだと。
「はい、大丈夫なのです」
目論見的中。電の不安な顔が少し柔らいだ。こちらに微笑みを向ける電。とてもかわいい。
電にはこの言葉で、目の前の男は自分を心配する優しい司令官だと信じたはず。
本当は心配などしていない。これはただのお膳立て。電を安心させ、状態をリセットし、そこからの変化を楽しむための前準備。
さあ電、その我慢してた声を聞かせてよ。電の恥ずかしい所を全部見せて、一緒に気持ちよくなろう。
これほどまでに下衆な思考を脳内で受け入れていることに自分でも驚く。人は欲望に飲まれるとこんなにも汚くなるのかと。
これが僕の本性なのか、それともこの状況に一時的に酔った状態なのか、前者だとしたら一度自分と向き合うための時間を作る必要があるだろう。脳内のわずかに残った冷静な思考でそう思った。
「電、気持ちよかった?」
「はわっ… え、えと…」
狼狽える電。言えるわけないよね。簡単にそんな事言えたら声を我慢したりしないよね。
「僕はね、すごく気持ちいいんだ。電の中」
「ふぇ…!?」
「電の中、熱くて、狭くて、それでいてとっても柔らかくて」
「し、司令官さん…?」
電が驚く。この時点で感じ取ったはずだ。何かおかしいと
「ぬるぬるしてて、ちんちんに纏わり付いて、きゅうきゅう締め付けてきて」
「や、やだ…」
「抜く時にちゅうちゅう吸い付いてきてね、抜かないでって言ってるみたいに、絡みついてくるんだ」
「やぁ…やめてぇ…っ!」
電が腕を動かそうとする。また口を塞ごうというのか、それとも顔を覆って恥ずかしさから逃げようというのか。
させるものか。僕は腕に体重を乗せ、電の腕を抑える。大きな艤装を操る艦娘といえど陸の上では体格相応の華奢な少女。普段から鍛錬する同年代の男に力で敵うはずもない。
電は腕が動かないことに気付き、キョロキョロと自分と僕の腕を左右に首を動かし確認する。そして自分が拘束されているのを理解すると、また怯えた表情をして僕を見る。
その顔が、僕をこんなにさせるんだよ、電。
「は、離してください司令官さん…っ、恥ずかしいのです…」
ごめん、その要求は飲めないな
「恥ずかしい? 電は声を聞かれるのが恥ずかしいの?」
コクコクと首を傾け肯定する電。もしかしたら手で覆いたかったのは口ではなく顔だったかもしれないが、一刻も早く手を離してくれるならば勘違いされても良かったのだろう。
でも僕は手の力を緩めない。そのままの状態で電に言葉を浴びせる。
「電はずっと僕のちんちんを気持ちよくしてたんだよ?恥ずかしいなんて嘘だよね?」
「う、嘘じゃないのです!本当に…」
「恥ずかしいって思いながらあそこでちんちんを締め付けてたの?電は実はむっつりスケベなのかな」
「ち、違うのです!そんなこと…」
「本当にそんなつもり無かったってことは、無意識にちんちんに吸い付いてたってことだよね。電は本当はとてもエッチな子だったんだ」
「違うのです!違うのです!」
羞恥と不安が高まり、首を激しく左右に降り、腕を動かして拘束から逃れようともがく電。電は力が弱くてかわいいな。
「今もほら、こうやって電の中がきゅうっとちんちんを気持ちよく包んでくるんだ。こんな事言われながら男を気持ちよくしてくるなんて、電はエッチで変態だったのかもね」
これは本当だ。挿れられながらも時たま膣が棒に圧力を加えるのが分かる。女性器は本人の意思とは関係なく収縮するものらしい。
「やめて…離して…恥ずかしいのです…」
拘束から逃れられないと悟り、暴れるのをやめる電。顔には涙が浮かんでいる。小動物のように怯えた表情でついに泣き出す電。その顔に僕ははっとし、僅かに残った理性を保ち、正気を取り戻す。
わけがない。
ごめん電。僕はその顔で出す君の喘ぎ声を聞きたかったんだ。
「電、もう我慢しなくていいんだ。」
僕は棒を電の中から出る寸前まで引きずり出し、
「やっ…!」
「電の啼く声、いっぱい聞かせてよ」
子宮に届くまで、一気に押し込んだ。
「あんっ!」
まどろっこしい入り口攻めなどではない。棒全体で電の膣内を押し拡げ、容赦なく電の中を蹂躙する。
「やだっ! やだっ! あんっ! やぁっ!」
腕を拘束され、口を塞ぐことはかなわない。今まで聞かれまいと必死に堪えていたのに、全部無駄になった。
「恥ずかしいっ…のですっ…!やっ!あん!」
喘ぎ声を遮るものは何もない。全部聞かれてしまっている。そのまま犯されている。未だに羞恥心を捨てきれなかった電の心はすでに抉り取られてしまっているだろう。
電の中のぬるぬるのひだが絡みついてくる。そして搾り出そうとしてくる。キツくて気持ちいい。
電の中から出てきた粘液が電のお尻と僕の下半身を汚す。粘膜がぶつかり合う僕と電の下半身にぬちゃぬちゃと音を立てて広がっていくのがわかる。
「あっ あっ うんっ あっ!」
電の喘ぎ声。普段言葉として聞く声と違い、本能から出る動物としての声、電の啼き声だ。その声が耳に入るだけで電への支配欲、独占欲が主張し、男としての性欲をより一層、高める。
腕を押さえつけた今の状況なら尚更だ。
僕は自分の真下の電の声に耳を傾ける。
ほら、我慢しようとしないで、そのかわいい声をもっと聞かせて。
電の膣のこじ開ける時の抵抗と抜く時の吸い付き、絡みつくひだは全部を締め付ける。電の中は棒が火傷しそうなくらいに、熱い。
腰に打ち付ける柔らかい電のお尻、その間に電の愛液が挟まり粘つく音を立ててぶつかる。
気持ちいい。もっと、もっと、
もっと、もっと、もっと、もっと
……
……
もう、出そう。
嫌だ。電とのセックス、まだ終わりたくない。
「あっ、ああああああっ!」
まるで悲鳴のごとく大きな声を出しびくんと痙攣する電。絶頂に達したようだ。
膣内の圧力が強くなる。きゅうっと、今までにない締め付けが棒を襲う。まるで意思を持って精液の絞り取ろうとしてくるようだ。
「ううっ!」
声が漏れる。棒に意識を集中させる。決壊しようとするダムを必死に塞きとめる。なんて辛いんだ。
ビクビクとうねる膣内に全力で堪え、なんとか襲いかかる射精感を我慢することができた。
抜く際の刺激に反応しないように意識し、電の中から棒を抜き出す。なんとか堪えられたが、とんでもなく気持ちいいな。
電は目を瞑ったままはぁはぁと口を開けて乱れた呼吸を整えようとしている。もはや押さえつけた電の腕に抵抗する力は無い。
しまった。
まだ電とのセックスを終わらせたくないと思って射精を我慢したが、電がこれ以上無理だという場合もあることを忘れていた。
そうなればこの欲望の吐け口が無いという生殺しの状態になってしまう。不覚を取ってしまった。
そうなれば己の手淫で慰めるという何とも味気なく悲しい終わり方になってしまうが、そうなったとしても仕方のない話。判断を誤った自分が悪いのだ。
未だに電に覆いかぶさった状態。まずはこの姿勢を解こう。そう思い電の腕から手を離し上体を上げる。
その時だった。
電の拘束を解いた瞬間、電は手を僕の肩に伸ばしてがっしりと掴み、足を僕の腰に回して絡みつき、腹筋の要領で身体を起こし上半身を浮かせた。
上体を起こす動きをしていた僕は電の勢いに負け、そのまま後ろに倒れこみ、ベッド背中を打ち付ける。
何が起きた。一瞬の出来事に理解が追いつかない。目を開け自分の置かれている状況を確認する。
まず僕の今の体勢は仰向け、背を全面ベッドに押し付けている。目の前には僕の腰に体重をかけて跨った電がいる。
電がいる?
「電…?」
僕は混乱しながらもなんとか状況把握すべく電の名を呼ぶ。
「えへへへぇ…」
返事の代わりに笑う電。しかしその顔はいつもの照れ気味な笑顔ではない。上半身を僅かに反らせ、首を傾け、斜め下に向けて目を細めてこちらを見下ろし、口角を上げたその顔は、あの小さく華奢な電とは思えないくらいに、艶かしい。
「しれいかんさぁん…」
電がこちらを呼ぶ
「いなずま、とってもきもちよくしてもらっちゃいましたぁ…」
まるで溶けるような喋り方。僕は必死に思考を巡らす。この喋り方をする電といえば…
「でもまだしれいかんさんはきもちよくなってないですよねぇ…」
その時、一つの結論に至った。
まさか
「だからぁ…」
まさか
やってしまったのか。
「今度はいなずまが司令官さんを気持ちよくしちゃう番、な~のですっ♪」
しまった。調子に乗り過ぎた。
こうなることは分かっていたはずなのに
電の、入ってはいけない領域にまで、足を踏み入れてしまった。
今日はここまで
他にも書きたい駆逐艦はいるのに電にここまで時間をかけて果たして書けるのか分からなくなってきた。
多分次の更新で電編は終わります。長くなる悪い癖が出なければ、多分。
乙なのです
ライトニング!
ショタとヤんの流行ってんの?
嫌なら見なくていいから黙って立ち去れ
乙乙
長くなってもいいのよ
「司令官さんの、とっても元気なのです」
視線を落とし、射精の波をせき止められ、未だに欲を吐き出せずに滾る僕の愚息を見て電は言う。
「これが電の中に入ってたのですね」
電が手を伸ばし、硬くなった棒を手のひらで包む。電の愛液でドロドロになったそれは、握った電の小さな手を汚した。
「えへへ… とっても熱くて、硬いのです」
握ったまま上下に擦る電。ぬるぬると滑りを利用して手コキで攻める電の顔にはもはや不安や緊張の色はどこにもなく、むしろ楽しみや喜びをそのまま浮かべた、至福の顔。
僕を押し倒して馬乗りになり、自分から男性器を握って愛撫するなど、先程までの電には絶対にできないであろう事を、今の電は何の抵抗もなくやっている。
まずい
この状態になった電は、非常にまずい
過去に電がこの状態になったことは何度かあった。
電と夜を過ごすたびに、なんとか理性を保って、あまり羞恥心を刺激しすぎないように気をつけていた。
だが今日は、やりすぎた。電は過去の経験で耐性を付けていると勝手に判断して、自分の欲を満たすことに夢中になってしまった。
電はセックスの時、あまりの恥ずかしさに堪えられなくなると、こうなるのだ。
電は元々大人しい子だ。それゆえに周りからは引っ込み思案、人見知りであるという印象を持たれやすい。
その性格の根底には、電が極度の恥ずかしがり屋であるという個性が沈んでいる。
その人本来の姿とは性格を隠れ蓑にして潜んでいるもの。本当は喋り好きなのに、恥ずかしくて話せない。あの食べ物が好きだけれど、周りに変だと思われたくないから我慢する。そうやって自分の姿を抑えつけることは誰にでもある。
気にしない人は気にしないが、気にするひとは必要以上に気にする。電はこの気にするタイプであり、恥ずかしく思うがゆえに押しが弱い性質であると彼女の姉妹は評価している。
しかしこの抑えつけられた自分が解放される機会という状況も多くある。普段大人しくしている人が、スポーツで汗をかくほど動いた時や、歌を歌って声を多く出した時などに、普段なら恥ずかしくてできないことが気にせずに出来そうだと思うこと。
人は気分が高揚した時、俗に言うテンションが上がった時に本来の自分を解放する機会を得ることができる。
電は恥ずかしがり屋であるために普段自分を抑えつけ、解放させられていない。要は不器用な子なのだ。
そして今、電は本来の自分を解放している。普段ならできないことができる、ハイテンション状態に入っている。
裸を見られ、恥部を触られ、舐められ、犯され、言葉で虐められた。しかもそれは全部快感として覚えてしまった。
恥ずかしい事は全部された。もはや何も怖くない。おそらく電は今なら何でも出来るような全能感に溢れているのだろう。
それだけではない。
今の電は、キレてる。
憤怒の感情ではない。今の電は、恥ずかしいというマイナスの感情が脳の許容量を超えてしまい、もはや脳が羞恥心を持つこと自体をやめてしまっている。
全裸になって性交渉をするという羞恥心が常に付きまとうこの状況が続きすぎた。ボーダーラインを超えたストレスが、電の欲望を解放している。
今の電は、何でもやる。
自分のやりたいことを、何も気にすることなく、満足するまでやるだろう。
僕が嫌がる電を欲望のままに汚したように、僕が何を考えようと、自分の欲に従うだろう。
まるで仕返しだと言わんばかりに。
「うんしょ…」
電が僕の欲の棒を根元を持ち、上に向ける。硬くそびえ立つそれの先にあるのは、愛液が未だに垂れて濡れた電の割れ目。
電はは腰をゆっくり降ろし、先端を割れ目の肉に埋め、蕾の入り口にあてがう。
柔らかい。興奮する。さっきまで本番までやっていた癖に、不思議なことに初心な緊張を今更ながらに感じた。
「電の…本気を…」
先端が入り口をこじ開けるのを感じる。ここまで来れば迷う必要はない。ここから一体どうすればよいのか、答えは簡単。ただ好きなように動いて気持ち良くなるだけ。
「見るのですっ…!」
体を支える力を抜き、電は全体重を僕にかけて急降下してきた。いきり立つ棒はその降下の勢いに任せてあそこを突き立て、一気に電の奥まで埋まっていった。
「くぅ…っ」
「あはぁっ… おっきいのです…」
先端が子宮にぶつけられる感触。それだけではない。締め付けが先程までとは段違いにキツい。
電の膣内は絶頂時の痙攣が治まっていない。握り潰さんばかりに収縮する膣内は、肉棒全体を痛い程に締め付けてくる。
「んっ…」
電が腰を浮かせる。そのまま腰をスライドさせ、棒を己の中から抜きかける。
すごい。本当に意思を持って吸い付いてきているようだ。ひだの一つひとつが執拗に絡んできているような気がする。
電が本気を出す。油断すればこちらがやられる、本当の夜戦が始まった。
ぱちゅぱちゅと音を立てて棒を扱く電。浮かせた腰をそのまま僕に落とし、ベッドの軋みの反動を利用してまた腰を浮かせる。トランポリンの如く繰り返す激しいピストン運動。
「くぅぅっ…!」
「司令官さんっ 気持ちっ いいっ ですかぁっ?」
電が僕の上を跳ねながら言う。電に攻められ、苦悶の表情を浮かべる僕を見る電はどことなく嬉しそうだ。
電に攻められる。まるで先程とは間逆となった立場。完全に形成逆転されている。
この騎乗位は、本気になった電が最も好きとする体位。一切の反撃も許さない一方的に搾り取る電の戦闘姿勢。
しかし男と女の性行という体系である以上、男性器が女性器を突き、最終的に男性器が射精するということには変わらない。
このままお互い気持ちよくなる過程で、電の中を突き、めちゃくちゃにするのはこちらなのに
熱い性欲の塊を吐き出し、電の中を汚すのはこちらのはずなのに
まるで電に、犯されているようだ。
「んっ んっ んっ…」
容赦無く扱き続ける電。このまま電に身を任せれば僕は電の中で果ててしまうだろう。
それも悪くない。元より無理矢理我慢した射精、電の中にぶちまけてすっきりできるなら本望だ。
だが僕だけ満足しても電はどうなる?
この状態の電は自分が満足するまで性に溺れ続ける。
以前この状態になった時を思い出せ。僕がどれだけ電の中に出しても電は腰を止めず攻め続けた。まさに腹上死するかと思うほどに搾り取られ続けた。
電と身体を重ねる時間は至福だが、 あの時間は生き地獄のような思いをした。
結局電が満足したのは自分が絶頂してからだった。あの時の二の舞になってはならない。
あの時は電に全てを委ねたのが悪かった。電の好きにさせたがために電は自分のペースで腰を振り、自分の性感帯に具合を図って擦り付け、絶頂のタイミングもコントロールさせてしまった。
悪いが電、今回は僕は反撃させてもらう。君がどれだけ夜戦が強くとも、そのレベルまで育てたのは、他でもない僕だ。君のことは誰よりも知っている。
僕の上で揺れる電の太腿に手を伸ばし、しっかりと捕まえる。
「えっ?」
電が予想外な行動に驚嘆の声を出す。
僕は電が浮いたタイミング狙い、腰を跳ねさせ、電の奥を貫いた。
「んぁんっ!」
このまま穏便に終わらせるには方法は一つ。
僕が射精すると同時に電が絶頂して満足させる。そのために電の弱い所をひたすら攻めることだ。
ギシギシとベッドの音が激しく軋む。電が腰を下ろせば棒は奥まで埋まり、上げればすかさず僕が腰を上げて突く。電はあそこの入り口は弱いが、実は一番弱い性感帯は奥だ。
「やんっ あんっ あんっ あんっ!」
奥を突かれる回数が増え、電もその刺激に耐え兼ねてより一層大きく喘ぐ。
これなら電も絶頂するのは時間の問題だ。
だがこっちも長くはもたない。電が感じるほどに、電の中がうねって締まる。
電の中が気持ち良すぎる。
出したい。まだだ。出したい。待て。
もう我慢できない。電、まだイってくれないのか。
駄目だ、出る…!
「や、ああああああ!」
電の膣が急激に締め付ける。それと同時に僕は我慢を解放した。
棒を電の奥まで押し込み、電の膣痙攣に搾り取られるがままに精液を吐き出す。
止まらない。我慢した尿を出すように電の中へと注ぎ込む。決壊したダムに水を留める手段は無い。
「あっ…あぁぁぁ…っ」
ビクビクと中で男性器が暴れ、中に精液をとめどなく注がれる電。君は今どんな気持ちなのだろう。
ふらりと電が力を抜けたようにこちらに上半身を落とす。僕は電を胸で受け止めた。
電は息が乱れ、熱い吐息を吐いている。密着した胸も動悸に合わせて膨らむのが分かる。
びゅっ びゅっと熱い欲望を吐き出すたびに電は喘ぐ。
射精はまだ終わってない。僕は未だ元気を保つ棒に力を込めて最後の一滴を目指して発射する。
最初こそ声を漏らしていた電も、やがて中に出されることへの反応はしなくなった。
この状態の女の子の中に出し続けるというのも…なんというかそそるものがあるな。
だがもう既に打ち止めだ。射精が止まると、急激に疲労感が襲ってきた。これ以上続けられる気がしない。
電もおそらく同じだろう。僕の上に仰向けになり、動く気配がない。呼吸が整い次第来るであろう眠気に打ち勝つことはできまい。
なら構うものか。電とシた後は一言くらい会話を交わしたかったが、もうお互いそんな気力は残っていない。このまま意識を失ってしまおう。
電が密着しているため、電の体温と素肌を感じる。重みを受けながら寝ると悪夢を見ると言うが、そんなこと気にしてられるか。見た時はその時だ。
電の中からはまだ抜いておらず、まだ下半身で繋がっている。このまま寝て起きた時、戻ったいつもの電の反応が楽しみだ。
目を開ける。明るい。日はもう昇っているのか。
幸いにも悪夢は見なかった。見る暇もないほどにぐっすりと熟睡していたみたいだ。
悪夢といえば、その原因となりえた電が僕の上に居なかった。少し首を回すとすぐ隣に電を見つける。
どうやら僕よりも早く目を覚まして上から降りたみたいだ。自分に刺さりっぱなしな事に気付いた時の顔が見られなかったとは実に惜しい。
ふと、己の愚息に手で触れる。
微かに濡れている…?
ということは、電が目覚めて抜き取ってから時間が経っていない?
電はこちらに背中を向けて寝ている。顔は枕に半分ほど埋めている上に手を乗せているため、寝顔を伺うことはできない。
「電?」
名前を呼ぶも反応はない。
無防備にこちらに晒した裸の背中に指を当て、上から下につつーとなぞってみる
無反応か。
下までなぞった手をそのまま電のお尻に置き、手のひらで優しく撫でてみる。電のお尻はとても柔らかくて手触りが心地いい。
反応は無い。昨夜のように必死に耐えているのか、それとも本当に寝ているのか。
もっとやってみたい気がするが、電に意地悪する時間はもう終わりだ。昨夜は散々虐めてしまったから、電にはゆっくりさせてやらねばならない。
「電、ちょっとシャワー浴びて来るよ」
電に言伝し、寝起きの身体をさっぱりさせるべく、僕は気だるさの残る身体を動かし、ベッドから降りて電の姿を後にした。
恥ずかしい
恥ずかしい
恥ずかしい
全て覚えている。司令官に抑えつけられ、たくさん突かれて頭が真っ白になった時、不思議な全能感に襲われた。
あの人に恥ずかしい事を沢山され、恥ずかしい言葉で攻められて、イったら気持ちが高ぶって、何でもできるような気がした。
私の下にいるあの人がとても愛しく見えて、この人に何でもされたいって思って、この人のアレを沢山受け入れたくなって
起きたらあの人の胸の上で寝てて、気がついたらアレがまだ私の中に入ってて
ずっと入れっぱなしだったせいか抜いた今の状態が落ち着かない。あの人のアレが中に無い自分の身体に違和感がある。
あの人がいっぱい出したものでお腹が重くなってる気がする。股間を触ると中からネバネバが止まらない。
さっき背中を指でなぞられた時は体がビクンとしそうだった。お尻を撫でられた時は一気に顔が熱くなった。
悶えが止まらない。顔がすごく熱い。今、司令官と顔を合わせられる気がしない。
忘れたいのに鮮明に残ってる。大人はお酒を飲んだ夜は記憶が無いと聞くが、そんな風に忘れてしまえたらどんなに良かったか。
司令官は私の事をエッチな子と言っていたが、その通りなのだろうか。
「違うのです… 司令官さん、電はエッチな子ではないのです…」
シャワーに行った司令官はすぐに戻って来る。それまでに顔の火照りが治る気がしない。
意識すればするほど昨夜のことを思い出す。悶絶して死んでしまいそうだ。
今後あの人に抱かれる日はこうなった時の想定もちゃんとしよう。電は抱かれるなどと思う自分にまた悶えたのです。
夜戦事情 駆逐艦電編
~電の夜戦(意味深)の本気を見るのです~
終了
最近私生活が急激に忙しくなり書ける時間が無くなりそうなのでこれでこのスレは終わりたいと思います。
次建てる時はショタ提督が菊月の菊(意味深)を攻めるSSとか書きたいです。
見てくれてありがとうございました。
非常に残念だがとりあえず乙
また似たようなスレタイで立ててれよな!
乙
乙なのです
またかいてくれ
乙
悲しいなぁ…
乙
凄く残念だが仕方ないなあ
時間できたらまた書いてね
ん
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