【モバマスSS】賢者のうづりん (8)

本人バカエロのつもりですが、色々地雷埋まっています。

閲覧注意。



 12月24日のクリスマス・イヴ。

 346プロに、うづりんという若いレズ・カップルがいました。
 
 タチ役の名は渋谷凛、ネコ役は彼女のことを凛ちゃんと呼んでいました。ネコ役の名は島村卯月。

 凛はトップアイドルでした。
 しかし、うづりんが迎えたその年のクリスマスは特別に雰囲気が悪く、気も滅入ってしまいました。

 何故なら、同僚のアイドル本田未央の長年のアタックが実り、彼女のプロデューサーと恋人になってしまったからです。

 毎日未央にノロケ話を聞かされるうづりん。

 二人はいつもより楽しいクリスマスを迎えなければならなくなりました。

 そうじゃないと、プロデューサーへの想いを諦めて、手近なレズで済ませた彼女達にはやってられないからです。


 それで凛は、このクリスマス・イヴを、なんとか楽しく過ごしたいと想いを巡らせていたのです。


 そして愛する卯月のために何かすばらしいプレゼントを買いたいと思いましたが、そこで、はたと悩んでしまっていました。

 卯月もトップアイドルなのでお金持ちなのです。大概のプレゼントは自分でも買えてしまうでしょう。

 そこで凛はお金では買えないものを送る事に決めました。

 とは言っても、そう簡単に思いつく訳がありません。そこで何を送ろうか一日中考え始めたのです。

 そして、凛が姿見の前に立ちお化粧を直していたとき、すばらしいことを思いつきました。
 凛の傍らには自分の身体膝までまでとどく美しい蒼色の剣があったのです。

 そう、凛はかって異世界に召喚して戦った勇者だったのです。

 その後もコラボごとに呼び出されるごとに慣れてしまい、今では自由に行き来出来るようになりました。


 今では気晴らしに異世界で冒険を楽しむ始末。


 未央がプロデューサーをゲットした日など、八つ当たりで星晶獣が多数、犠牲になりました。

 そんな凛ですから、蒼の剣を手に取り、バハムートを打倒してその角を手に入れる事は容易な事です。

 角を手に入れた凛は、かっての仲間の団に居る美少女の身体を作って入れ替わっている、
変態錬金術師を半ば脅す様にして性転換をする薬を作らせ、手に入れたのです。

 迷いなくその薬を口にする凛。 

 その股間には見る見るうちにバハムートの角の様に反り立つちんこが生えていたのです。



 これで卯月と普通のセックスが出来る。 子供だって作れる。

 凛は満足そうに顔を上気させて、今晩のプレイを思い起こしながら家路を急ぎました。

 そして、部屋に帰り、卯月の帰りを待ちます。


 ベッドに腰かけ、ギンギンのちんこを晒しながら。


 そうしていると、やがて卯月が帰って来ました。

 しかし、扉を開いた卯月は、凛のちんこを見て、悲しそうに棒立ちになってしまいました。

 「どうしたの?卯月…。喜んでくれないの……??」

 ちんこを生やしたのは軽率だったのだろうか。思ったより卯月はガチレズだったのだろうか。凛の頭に不安が過りました。

 しかし、卯月は悲しげに首を振ると、やがて恥ずかしそうに下着を降ろし、そのスカートを捲り上げました。

 凛は驚きました。
 そこには何と、自分にも生えたようなちんこが、股の間から天に向かってそそり立っていたのです。


 そう、実は卯月も凛と同じ様に考え、光の剣を手に取り勇者しまむーとして異世界に渡り、バハムートをボッコボコにし、
変態錬金術師から性転換の薬を受け取っていたのです。


 そうしてちんこを生やして向かい合う二人。


 凛がちんこを生やしても、それを突っ込む卯月のまんこは無くなっており、卯月もまた、ちんこを入れるるはずの、
凛のまんこがなくなっていたのです。


 二人の想いは無駄になってしまったのでしょうか。


 いえ、ちがいます。 


 彼女らはお互いの「思いやり」を受け取りました。


 自分の性別を犠牲にしてまで、愛する者を喜ばせようとした、その「思いやりの心」を互いに受け取ったのです。

 彼女らは、頷き合うとちんこを絡ませながらそっとベッドに倒れ込んだということです。


 そして彼女たちは、クリスマス・イブを幸せなホモ・セックスをして過ごしたそうです。



 メリークリスマス!!





 【終】
 

なんだこれ。

なぁにこれぇ……

二人は幸せなキスをして終了

なぜ両方に立てた

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