藤田伝説 (3)

第一章、やってやる

 俺の名前は藤田 健一、普通のフリーターをやっている。
 今日突然、何か建スレをてたいと思ったが、
良いスレタイと内容が浮かばないので
そうだ、魔王を倒してそれを元に建てよう。
 思いたったら吉日、今日から数日が経って旅支度を終えた皆嬉しそうである。

やる夫「(それでは)行ってきます。」ガチャ

妹「あ、行ってらっしゃい。」

父「おう、待てよ、通勤するところまで、見送るよ一応息子だし」タッタッタッ

 かくして、私の魔王を倒す旅が始まるのであった。

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やる夫「何だよ父さん俺を見送るなんて、」

父「一応、お前の父さんだぞまぁ、お前の高校卒業から、
父らしいことも何もしていないから、単なる気分転換だよ気軽にやれ。」
 俺は咄嗟に気分転換なのかよと、ツッコミを入れようとしたがバスが来たみたいだ、
 その瞬間、何だか急に神妙臭い雰囲気なってしまったそれを、
呑んだのか父さんは素っ気ない別れを告げ別れた。

やる夫「ふぅ、身内との別れはこんなに・・・。」
 何か、走馬灯でも見そうだが旅の早々見る物でも無いし、俺はバスに身をゆだねた。

 そうしてる内に目的地の第二アキハバラに着いたようだ、
 話はかわるが近年は昔とは比べ物にならないぐらい、交通機能が発達していた。
俺はフリーターをやっていたもので、
そういうのに余り興味は無かったが政令指定都市なのに、目立った渋滞もなく驚いた。
 降りるとまた驚くそれは、朝なのにスクランブル交差点の外回り営業マンが、
道いく人に誘いをかけている、それが直ぐに職務質問されている。
 俺は何かを覚悟したかのように、アキハバラを一歩、一歩強く踏みしめて歩いた。

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