例のタイトル間違えたこちらの続きというか、誰これ感の半端ない夕張ちゃんが出てきます。
熊野「熊野!熊野はどこだ」 - SSまとめ速報
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短めのお話になります。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1504273607
夕張「どうしよう、これ。捨てるわけにもいかないよね」
明石「うーん、たくさん休んだから元気元気」
夕張「あ、明石さん」
明石「おっ、装備開発?精が出るね」
夕張「どうしましょう、核兵器が完成しました」
明石「えっ?」
夕張「核兵器が完成しました」
明石「……」
夕張「核兵器が完成しちゃった、てへっ!」
明石「てへっ!じゃないいいいいいいいいい」
明石「なんで?なんで核!?ウランは?そんなもの資材に無いよね!」
夕張「いつも通りソナー狙いで資材入れてついでに例のアレを入れて作ってみたんですけどね」
明石「なにその怪しいやつ!何でそんなの入れようと思ったの!てか例のアレってなに!」
夕張「アレってのは提督が私にくれたから…///」
明石「あのバカはなにしてるんですか!!!」
夕張「ちなうんですちなうんです、提督は悪くないんです」
明石「提督!夕張さんに何を渡したんですか?」
提督「え?」
夕張「アレですよ、提督。提督がいつも私にくれるものです」
提督「あっ、夕張ちゃん!」
夕張「えへへ、夕張ちゃんです!」
提督・夕張「「いえーい」」ハイタッチ
明石「ほんと夕張さんって提督といると人が変わりますね」
夕張「だって正妻ですよ?せ・い・さ・い!」
提督「そうだぞ、今でこそ熊野というケッコン相手も増えたけど俺は夕張ちゃんlove勢だぞ」
夕張「わーい」ギュッ
明石「ほんとだれこの夕張さん」
提督「それで相当慌ててたけどどうかした?」
夕張「あ、そうそう提督。提督への愛情を入れながら装備開発してたら核兵器が出来ちゃいました」
提督「お、おう。そりゃまた凄いものを作ったな」
夕張「流石にダメだと思うんですよね私も」
明石「そうですよ、これは廃棄しましょう」
提督「因みにそれって推定威力はどれくらい?」
夕張「えっと…棲地一個位なら壊滅できますね!」
提督「わーーお、今すぐ投下する?投下しちゃう?」
明石「なんでそんなに乗り気なんですか!これは核兵器ですよ?大気汚染だってあるんです。そんなものを使って良い訳ありません!」
提督「うーん、夕張ちゃんはどう思う?」
夕張「流石に深海棲艦も艦娘にもどのような被害があるか分かりませんし使用は…」
提督「そっかー夕張ちゃんと俺の考えは違うのかー以心伝心だと思ってたんだけどなぁ?」チラッ
夕張「……うっ、私も提督と同じで使っていいと思います!」
明石「提督、あなたって言う人は…ほんと夕張さんが可哀想だとは思わないんですか?」
提督「んー…あるわ!」
明石「そう!ありますよね!」
夕張「!?」
提督「夕張ちゃん、愛してるぜ!」キリッ
夕張「! 私も愛してますよ!ずっと一緒に居ましょうね!」
提督「あぁもちろんだぜ!夕張ちゃん!」
明石「ああああああ、あってるけど違う!伴侶にいう言葉としては正しいけど今欲しい言葉じゃないんですよ!」
提督「そう?夕張ちゃんは喜んでるけど?」
夕張「えへへ…///」
明石「いや、確かに夕張さんが喜んでるのは嬉しいですけどね」
提督「なら良いだろ?」
明石「アレ?いいのかな?」
夕張「提督、とりあえず寝ましょう!」
提督「夕張ちゃんから誘ってくるなんて珍しいな」
夕張「だって…すごく提督といたいんですもん///」
提督「よっしゃあ今日は寝かせないぞ」
夕張「いやん///」
明石「二人とも私が居るのにイチャイチャしないでくださいよ…」
提督「だってさ、夕張ちゃん部屋に行こっか」
夕張「はい!」
明石「なんか忘れてるような…まあいっか」
時雨「アレ?これは夕張さんが作った装備かな?」
夕立「時雨、なにしてるっぽい?もう出撃する時間っぽいよー」
時雨「あぁ、夕立。夕張さんに装備をお願いしていたんだけど夕張さんが居ないんだよね」
夕立「うーんこの凄そうな装備持って行ってみるっぽい?」
時雨「勝手に使って大丈夫かな?」
夕立「大丈夫っぽい、きっと夕張さんのことだから既に試運転位してるっぽい!」
時雨「うん、そうだね!じゃあ行こっか!」
夕立「夕立、頑張ってMVPとるっぽい」
時雨「ふふっ、僕だって負けないよ」
夕立「っぽいー」
夕張「提督!提督はどこですか!」
提督「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!」
夕張「提督やばいです」
提督「どうかしたの?夕張ちゃん」
夕張「時雨ちゃんと夕立ちゃんが核を持って出撃しました!」
提督「それどこの∀ガンダム!?」
夕張「きっと今頃月光蝶を…」
提督「いや艦娘の艤装に、ましてや駆逐艦の艤装にそんなの無いよね?」
夕張「あったらこんな戦争起きませんよね~」
提督「ほんとだよ、月光蝶である!とかなんとか叫んでるよ」
夕張「それでどうします?使わないように私が今からでも追いかけましょうか?」
提督「ダメだ」
夕張「流石にあの装備はまずいですって、止めないといけません」
提督「お前が居なくなったら俺は死ぬぞ」
夕張「…提督…嬉しいです。嬉しいんですけどやっぱり私だって艦娘です。それに自分で作り出した装備の責任位は自分で取らせてください」
提督「…なあ夕張ちゃん…ううん夕張」
夕張「提督?」
提督「夕張を失う位なら俺はお前と一緒に沈みたい」
夕張「…うぅ…てい、とく。大好きです、大大大好きです」
提督「泣くなよ夕張ちゃん」ヨシヨシ
夕張「だって…私のせいで…こんなことに」
提督「いいんだよ、そんなこと考えなくて。俺と一緒に居てくれるんだろ?」
夕張「うぅ…はい」
提督「じゃあ行こうか」
夕張「はいっ!」
夕張「提督はこの船にどうぞ」
提督「これは?」
夕張「ほんの少し、気休め程度ではありますが一応魚雷だけは積んであります」
提督「そうか、すまないな」
夕張「消費燃料を減らすために私も警戒海域までは一緒です」ギュッ
提督「夕張ちゃん」ギュッ
夕張「提督、キス…しましょう?」
提督「あぁ…んっ…んちゅ…っぱぁ…はぁはぁ」
夕張「私今凄く幸せです…」
提督「あぁ…」ナデナデ
熊野「…提督わたくしを置いていくつもりですの?」
提督「熊野…」
熊野「死にに行くのですわよね?」
提督「別に死にに行くわけじゃないよ。少し冒険に行くだけさ」
熊野「嘘言わないでくださいっ!」
提督「熊野…?」
熊野「わたくしだって…二番だってわかっていましたけれども…それでも好きなんですわよ…大好きなんですわよ!!!!!」
夕張「…熊野さん、乗ってください」
提督「いいのか…?」
夕張「いいんです、同じ人を愛しているんですから」
熊野「すいません、ありがとうございますわ」
提督「さあ行こうか…」
提督達が出て行って数日が経った。
提督が居ない鎮守府はどこも元気が無い。
やっぱりバカでも提督の存在は大きかったんだ、反面教師として生きてきた多くの艦娘は今更になって気がついた。
バカだけど。
やっぱりバカだなぁ…。
夕張「ただいまですー」
あぁ、なんか幻覚が…見え…?
明石「夕張さん!?」
夕張「いやぁ、疲れたよ。提督と夜な夜なイチャイチャしてたらね、えへへ///」
明石「……なにこの人、私この鎮守府やめたい」
ガチャリ―。
提督「夕張ちゃん~あーそぼっ!」
夕張「はい、夕張ちゃんです」
提督・夕張「「いえーい」」ハイタッチ
提督「…ってなんで泣いてるんだ?明石」
明石「なんででしょう…こんな風な日がまた来るなんて思っても無かったので」
提督「いや、なんで勝手に殺されてんの?俺」
夕張「私は毎晩大変でしたけどね///」
明石「私もうこの鎮守府やめたいいいいい」
その日明石の悲痛な叫びが鎮守府内に響いたとか響かなかったとか。
ということでまあなんとなしに書きたくなったので書きました。
おわおわりん
結局核はどうした?海に棄ててきたか?
イ級「イ?(ナンダ?コノヘイキ?ツカッテミヨー)イー」
>ちなう
新語
ソロモンの悪夢……核……
あっ
ソロモンよ、夕立は帰ってきたっぽい
マジレスするなら、MK-45ぐらいの威力だな
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