【ガルパン】みほ「地下水道の決戦です」 (14)
・タイトルでピンと来た方もいるかもしれませんが、某ゲームが元ネタです
・元ネタを知らないとわかりずらい部分もあると思いますが、それでも良いという方はお付き合いください
大洗学園艦
杏「…あちゃー、こりゃちょっとまずいことになったね」
桃「はいっ。このままでは、学園艦内部が大変な事に…」
柚子「…だけど、止めるにも簡単には…」
コンコン
梓「…失礼します。あのー、戦車道の件で…」
桃「すまない、今は取り込み中だ。後にしろ!」
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梓「は、はいっ。す、すいませんでした…」
杏「…ちょっと待って。澤ちゃん。今何しに来たって言った?」
梓「あっ、戦車道の件で伺いたいことが…」
杏「戦車かぁ。それいいねぇ」
梓「えっ?」
桃「会長!?」
杏「戦車使えば移動早いしいんじゃない?それに、スイッチ止めるのも楽だしさぁ」
桃「確かにそうですが、よろしんでしょうか?」
杏「大丈夫でしょ。修復終わればまた綺麗になるんだし」
梓「あ、あのー何があったんですか?」
柚子「実は、さっき管理科から、下水の循環装置にエラーが起きたって連絡があって、このままじゃ下水のろ過が出来なくなって学園艦中が汚水まみれになってしまいそうなの…」
梓「えぇー!それって一大事じゃないですか!だ、大丈夫なんですか!?」
桃「大丈夫じゃないからこうやって対策を考えてるんだろ」
柚子「エラーの原因は分かっんだけど、それを直す為には地下水道内にあるエネルギー供給用のスイッチを切る必要があるの。だけど、これだけ広い地下に入って止めるなんて簡単にはいかなくて」
杏「だから、戦車使って回れば早いんじゃないかなぁって思ってさ」
桃「ですが、会長。地下水道内は迷路みたいになってる上に明かりも内暗闇ですし…その……あの…」
柚子「桃ちゃん?もしかして、暗いところが怖いの?」
桃「そ、そんな事あるわけないだろ…な、なにを馬鹿な事言ってるんだ」
杏&柚子(怖いんだ)
梓「…あ、あの。もしよかったら私たちにやらせてくれませんか?」
柚子「えっ?」
杏「いいの?」
梓「会長達は学園を廃校から守るために頑張ってもらいました…だから、今度は私たちに頑張らせてください」
杏「澤ちゃん、ありがとね…」
桃「頼んだぞ~、お前たち~」
地下水道入口
柚子「…渡した地図に三つ印が付いてる所がスイッチの場所になってるわ」
梓「わかりました。これを押して戻ってくればいいんですね」
柚子「そうよ。何かあったら無線で連絡してね」
梓「じゃあ、行くよ。前進!」
キュラキュラキュラ…
あや「うえぇ…クッサイ」
あゆみ「おまけに真っ暗…本当に大丈夫なのかな?」
優希「お化けとか出てきそう…」
桂利奈「いいじゃん、映画とかである何とかの決死隊とかみたいでかっこいいじゃん」(キャッキャッ)
紗希「……」
優希「えっと、桂利奈ちゃん。次を左ね」
桂利奈「あいぃぃぃ」
キュラキュラキュラ
紗希「…‼」
あゆみ「紗希?どうしたの?」
紗希「…赤い玉…」
あゆみ「赤い玉?ちょ、ちょっと変な事言わないでよ」
優希「や、やだぁ…怖い…」
梓「…みんな静かに!」
あゆみ「梓?」
梓「…何か向こうから来るみたい…」
あや「な、なにあれ…」
あゆみ「ちょ、ちょっとこっち来るよ…」
優希「何なのあれ…」
あゆみ「ちょっと来ないでよ」
ドーン! ドォカン!
あゆみ「やった!」
変種第2号
謎の敵「……」(ウィィィィン)
あゆみ「えっ、当たったのに!?」
梓「まずい…桂利奈、全速後退…」
キュラキュラキュラ
あや「追いかけてきた…」
優希「ついてこないでよ」
梓「は、早い…なんてスピード」
ボン!
梓「きゃぁぁぁぁ…」
ドカァァン! シュポッ
梓「痛たた…ひっ…」
謎の敵「……」
梓「あわわわわわ…」
ウィィィィン(M3の横を通りすぎて去っていく)
梓「…た、助かったの……はぅ」(気絶)
柚子「…ウサギチーム、どうしたの?ウサギチーム、応答してください」
今回はここまでです
コメントしてくださった方もいらっしゃるとおり、敵は変種第2号ですね。
私も小学生の時にこいつにはさんざんトラウマを植え付けらえた思い出があります
「変種第二号」って、ゲーム化してたんか。わくわく
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