友人「なるほど。じゃあ僕と付き合う?」
女「…………」
友人「…………」
女「いや、話聞いてた? イケメンな彼氏って言ったじゃない」
友人「自分で言うのもなんだけど、僕イケメンだと思うよ?」
女「いやいやいや、アンタ女じゃない」
友人「うん」
女「うんじゃなくて」
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百合期待
同じく百合期待
友人「でもほら、中学入学した頃も同じようなの言ってたじゃん」
女「言ってたわね」
友人「で、三年間、誰からも声掛けられなかったじゃん。いつも尻込みして」
女「うぐ…………」
友人「いい加減友人として可哀想になってさ、そろそろ僕が貰ってあげようかなって」
女「むぅ……顔は良いと思うし、男の気配も匂わせてないし、一度くらい告白されると思ってたんだけどなぁ……」
友人「そういう姿勢が伝わってたんじゃない?」
女「マジかぁ」
友人「マジマジ」
女「むぅ……それじゃ、高校こそは尻込みせず自分からアタックしてみようかしら。一度くらい男性経験無いと女としてどうかと思うし」
友人「…………いやぁ、別に無理して付き合う必要もないんじゃない?」
女「何言ってんだか、そんな事言えるのはアンタが男女構わずモテるからでしょ。モテない奴の気持ちも考えなさいバカヤロー」
友人「…………こう見えて、目当ての人には見向きもされてないんだけどね、僕」
女「へー! それは興味深いわね!」
友人「君、誰かの失恋話には乗り気だな」
女「ふへへ、アンタもモテない組だったのね」
友人「…………」
女「ちょっと?」
友人「ああ、いや、こういう関係も意外と悪くないんじゃないかと思ってさ」
的な
的なじゃねえ
お前なら書ける、最後まで
続き待ってる
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