志希「んふふ…♪ 『サビシクナール(寂しくなる)』を開発したよー…♪」 (66)

(志希ラボ)

P「志希。志希。そろそろ起きろ」

志希「Zzz…」

ゆさゆさゆさ…

P「志希。おはよう。朝だぞ」

ゆさゆさゆさ…

志希「んー…? ふにゃぁ…」

志希「…なんだキミかー。おはよー」

ぽりぽり

志希「…寝落ちしちゃったみたいだねー」

P「服はだけすぎ。ほれ、タオルケットかけとけ。風邪引くぞ」

志希「にゃははー…ありがと」

志希「ねむねむ…」

P「また薬をつくってたのか?」

志希「うん…今回のも自信作~♪ よかったら飲んでみる?」

P「その前に聞くけど、これは一体どんな薬なんだい? ぱっと見、ただの片栗粉だけど」

志希「よくぞ聞いてくれましたー♪」

志希「その薬はねー、『サビシクナール(寂しくなる)』って言うんだー」

P「名前からなんとなく想像できるけど、一応聞こう。どんな薬なんだ?」

志希「簡単に言うと、飲んだ人が寂しさを感じやすくなるようになる薬ー」

P「だよねー。で、これは何かいい効果があるわけ?」

志希「効果をどう捉えるかは人によりけりだけど、志希ちゃん的にはー、かなーりイイカンジの薬に仕上がったって思ってるよー」

P「ほう」


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志希「例えばさ、プロデューサーって『昔、よく通ってたお菓子屋さん』みたいなトコに行った時、『寂しさ』とか『懐かしさ』を感じたことはない?」

P「ある。『友達とよく遊んでた公園』に行っても似たような感覚は感じるな」

志希「そうそう。胸が『キューッ』ってするカンジ。『あはれなり』な感情ね~♪」

P「ノスタルジー、とも言うのかな?」

志希「YES」

志希「この薬を飲んだ人はね、その『寂しさ』をすごく感じやすくなるようになるわけ」

志希「普段使ってるペンを眺めて『寂しいなぁ』って感じたり、夕暮れ時に歩いてて『寂しいなぁ』ってなるのー」

志希「情感豊かになる薬、って言い換えてもいいかな」

P「なるほど」

P「ところで、この薬で感じる寂しさは、『1人ぼっちは嫌だ』という寂しさとは違うのか?」

志希「もちろん、その寂しさも感じることはあるよー。でも、必ずしも『1人の寂しさ』ではないんだねー」

P「なるほど」

P「ところで、志希は自分で使ったのか?」

志希「使ったよー。我ながら、なかなか破壊力のあるお薬だったねー…」

志希「実は薬の効果がまだ尾を引いててね…今日の私はしっとり志希ちゃんなんだー…」

P「なるほど。だからいつもよりキャッキャしてないわけね」

志希「かもねー…♪」

志希「…」

P「どした。こっちをじっと見てきたりして?」

志希「あのさ」

P「うん?」

志希「おんぶしてくれる?」

P「おんぶ?」

志希「うん♪ 背中に乗せてほしいにゃ~♪」

P「…薬を隠し持ってたりしない?」

志希「ない♪」

P「…急にハンカチに染み込ませた薬を嗅がせたりしない?」

志希「ないない♪ 単にキミの背中に乗りたいだけ~♪」

志希「早く、早くー♪」

バタバタバタ

P「はいはい。お嬢ちゃん急かさないでおくれ」

P「よっこいせっ…と」

ひょいっ

P「ほい。これでいいかい?」

志希「…んー…キミの背中って安心するねー…」

ぎゅぅ…

P「…」

P「(胸がやべえ…明らかに押し付けられてるわ…)」

志希「おや…♪ ナニか気になるー…?♪」

P「べ、べっつにー?」

志希「~♪」

ハスハスハス…

志希「…ん~…♪ プロデューサーの香り…好きなんだよねぇ…♪」

P「スーツをクリーニングに最近出したからな」

志希「いやいや、クリーニングの香りだけじゃないんだよね~」

志希「キミの生活を構成する『人』や『もの』の匂いが混ざり合って、香りは生まれるからねー」

P「へぇ。自分じゃわからないなぁ」

志希「にゃははー♪ とにかく安心する香りなんだー。乗り心地もいいし♪」

ぎゅぅ…

志希「掴まってられる場所があるっていいねぇ…♪ 」

P「…おぅ」

志希「今度から実験中にも隣にいてよ。キミのことをハスハスしてたら、より集中できそう~♪」

P「忙しくない時ならいいぞ」

志希「じゃあ、約束ねー♪」

P「おう」

P「ていうかさ、この『おんぶして欲しい』っていう欲求も薬の影響なわけ?」

志希「んー…どうなんだろうねぇ」

志希「『寂しさ』は残ってるんだけどさー、もしかしたら薬を飲まなくてもおんぶして欲しかったかもしれないし、そうじゃないかもしれないからねー」

P「あー、確かに『なんでその行動を取ったのか』って簡単に説明できるもんでもないからね」

志希「そゆこと♪」

志希「逆の場合もまた然りだよ」

志希「例えば、ある人が怒ったとするでしょ」

P「うん」

志希「仮に、怒った人が凛ちゃんだったら、プロデューサーは『ふざけないでよ』って怒鳴られちゃうわけ」

P「嫌な例だけど想像できる」

志希「一方、怒った人藍子ちゃんの場合、ほっぺたを膨らませてそっぽを向くでしょ? 多分」

P「多分、そうなるだろうな。可愛い反応だ」

志希「それと同じでね、『寂しさ』を感じてどんな行動を取るのかは誰にもわからないんだー」

志希「薬を嗅いだ人がどんな行動を取るのかは予測不能ってこと~」

P「なるほど」

志希「ん。とりあえず。被験者を呼んでみよっか」

P「被験者?」

志希「うん♪」

パチッ(指パッチン)

シュターン!

フレデリカ「ふんふんふふーん♪ 呼ばれて飛び出てフレちゃんだよ~♪」

フレデリカ「はい。こんにちは。ご主人様~、今日はどのようなご用件でございましょー♪」

P「フレデリカ。いったいどこから現れたんだ」

フレデリカ「おやおや、プロデューサー。乙女の秘密を知ろうとするなんて…やらし~♪」

P「いやいや…」

志希「はい。じゃあ、フレちゃん。早速だけど飲んでもらえるかな?」

フレデリカ「ちょーっと待ったー! 今日はね、スペシャルゲストを呼んであるんだ~♪」

P「スペシャルゲスト?」

志希「わぉ、誰かなー」

ジャジャーン!

ありす「…ふ、フレデリカさんに連れられて来ましたけど…何です…いきなり?」

志希「本当に予期せぬゲストだね~♪」

P「おはよう。ありす」

ありす「お、おはようございます。プロデューサーさん。橘です」

ありす「それよりここは…どこなんですか?」

フレデリカ「ここは夢と現実…精神と物質の狭間にある場所…」(裏声)

フレデリカ「私の名はミヤモート…この部屋の主でございます…」(裏声)

ありす「いやそれ『ベルベットルーム』じゃないですか」

志希「要するにね~、今、ありすちゃんは夢を見ているってこと♪」

P「息を吐くように嘘をつくんじゃないよ」

ありす「よ、よくわかりませんけど…何の用事なんですか? プロデューサーさん…」

P「実は志希が薬を開発してな。その被験者を募っているところだったんだ」

P「そして、どういうわけか、ありすに白羽の矢が立ったというわけ」

ありす「い、嫌ですよ。私は飲みません」

フレデリカ「ガーン!!」

ありす「『がーん!!』じゃないですよ。当たり前です」

フレデリカ「フレちゃんはショックを受けています…およよよ…」

ありす「知りませんよ…まったく」

志希「ちなみに、私がこの薬を飲んだところ、プロデューサーにおんぶされることになりました」

ありす「…え?」

志希「とてもいい香りで、安心する場所でした」

志希「私は薬を飲んだことでわずかな時間ながら幸せなひと時を過ごしました」

ありす「ほ、本当なんですか? プロデューサーさん…?」

P「事実か事実ではないかで言えば、すべて事実だな」

P「(誤解を招きそうな言い方だったけど)」

ありす「…」

ありす「…せ、せっかくなので私も飲んでみていいですか?」

フレデリカ「わーお♪ ありすちゃんチャレンジャーだね~♪」

ありす「大人ですから。いろいろなことに挑戦してみなければいけません」(キッ)

P「本当にいいのか?」

ありす「任せてください」(フンス)

志希「では、この薬をどうぞー♪」

ありす「…な、何ですかこの色は…? 青汁みたい…」

志希「大丈夫。味はないからね♪」

P「その色で味がないって、逆に怖くない?」

フレデリカ「でも、フレちゃんも金髪だけどあんまり味しないよ? それと似たようなカンジじゃないかな?」

志希「そうだね♪」

P「適当な返事をするんじゃないよ。明らかに意味のわからないことを言っていたじゃないか」

フレデリカ「『明らかに意味のわからない』…ああ…なんとまあ矛盾すること言葉よ…!」

P「誰の真似なんだよ…」

フレデリカ「さぁ?♪」

ありす「…」

P「ごめん。飲んでいいぞ、ありす」

P「それとも、やっぱりやめとくか?」

ありす「…の、飲みます!」

ありす「こんなもの…楽勝です…」

ぐびぐびぐびぐび…

志希「おー、いい飲みっぷり♪」

フレデリカ「パチパチパチパチ~♪」

P「飲ませといてなんだけど、大丈夫かな?」

ありす「…」

ありす「なんだか…身体が冷たく…心臓がドキドキしてきました…」

フレデリカ「えぇ!? ありすちゃん…死んじゃうの…!?」

ありす「そ、そんな怖いこと言わないでくださいよ…」

志希「大丈夫。死なないよ♪」

ありす「…そ、そうなんですか…?」

ありす「で、でも…なんですか…この、不安感…」

ありす「ぷ、プロデューサー…助けてください…」

よろよろ…ぎゅっ…!

P「あう」

ありす「…」(ぶるぶる)

P「大丈夫なのか? 結構、震えてるけど」

P「迷子の子供がお母さんを見つけた時みたいに、全力で抱きついてきてるけど」

志希「うん。体調に影響を及ぼすわけじゃないからね」

志希「ただ、『寂しさ』をすごーく感じてるだろうから、ハグしてあげてるのがいいよ~♪」

志希「親しい人との身体の接触は、安心感を生み出す手っ取り早い方法だからね♪」

P「なるほど」

ハグッ…ぎゅぅぅ…

ありす「…」(ぷるぷる)

P「本当だ。ブルブルからぷるぷるに変わった」

ありす「…な、何ですか…この薬は」(ぷるぷる)

ありす「胸が…キューってなって…さみしいような気持ちに…」

ありす「うぅ…これ…嫌ですよ…」

ポロポロ…

P「…え? 泣いてる?」

ありす「…泣いてません…泣いてなんか…うっ…うっ…」

P「…」

P「志希ちゃん。説明を」

志希「はい。おそらく、ありすちゃんは普段から『寂しさ』を堪えている子であるため、自分で堪えきれないほどの切なさと寂しさを感じたことにより、たまらず泣いてしまったものだと思われます」

志希「簡単に言えば、『寂しさの限界を超えてしまった』わけです」

P「なるほど」

ありす「…うっ…うぅ…」(ポロポロ)

フレデリカ「うん。ありすちゃん、プロデューサーがいるからね~♪ 大丈夫。怖くないよ♪」

ナデナデ…

ありす「…うっ…ふ、フレデリカさん…き、急に優しくしないで…ぐだざいよ…ぐずっ…」

ありす「ふぇ…ぇ…ん…うっ…うっ…」

フレデリカ「♪」

フレデリカ「プロデューサー♪ しばらくこのままにしといてあげなよ♪」

P「そうだなぁ。ありすも号泣してる姿を他の子には見られたくないだろうし」

フレデリカ「うん♪」

P「ところで、相変わらず、キミは時々、とても気を使える子に変貌するね。フレデリカ」

志希「不思議な日本語を使うね~♪」

P「でも、間違ってない不思議」

休憩します

P「この薬はヤバくない? 志希博士?」

志希「んふふ~♪ じゃあ、使うのやめとく?」

P「いえ、使います」

志希「そうこなくっちゃ♪」

志希「でも、『誰に飲ませるのか』を決めちゃうとツマラナイから、サビシクナールを混ぜた飲み物を事務所の冷蔵庫に入れとくね~」

P「見た目が青汁だとすぐにバレない?」

志希「大丈夫。粉末タイプのもあるから。何にでも混ぜられるんだー」

P「ならありすにもっと飲みやすいのを渡してあげればよかったのに…」

志希「にゃはは♪」

涙流した方がストレス解消になるみたいだしね

このありすをお持ち帰りしていいかな?

になちゃんに飲ませたい

小林製薬並みのネーミングセンスいいと思います

ニナちゃんみゆきちゃんと美優さんとか洒落ぬならなそうなのはおいといて
りんあすらんあたりに飲ませて蒼を加速させよう

ケース1.「緒方智絵里」

トコトコトコ…ガチャ

智絵里「お、おはようございます」

智絵里「(ふぅ…事務所まで歩いてきただけなのに、汗かいちゃったな…)」

智絵里「(最近、蒸し暑くなってきたからタオルも何枚か持ってこないと…)」

智絵里「(も、もしプロデューサーさんに『汗臭いぞ』なんて言われて嫌われたら…私…)」

ぶるっ…

智絵里「(ダメダメ…こんなこと考えてたら顔まで暗くなっちゃうよね…)」

にっこり

智絵里「(笑顔…笑顔です、ね♪)」

智絵里「(それより喉も渇いちゃったな…確か麦茶が冷蔵庫にあったはず…)」

智絵里「…」

智絵里「ありました…♪」

とくとくとく…

こくこくこく…

智絵里「ぷぅ…」

智絵里「…」

ガタガタガタガタ…

P「おはよう」

タッタッタ…

智絵里「プロデューサーさんっ…!」

P「ああ、智絵里か。おはよ…」

ぎゅぅぅ…!

P「ぐぇ」

智絵里「…」

P「…あの。智絵里さん?」

智絵里「…」

P「智絵里さん。そんな全身全霊をかけてしがみついて来られると動けないんだけど」

P「というか、どうしたの?」

智絵里「…」

智絵里「い、嫌です…」

P「何が?」

智絵里「離れるのは…もう嫌です…見捨てないでください…」

P「うん?」

智絵里「…」

ぶるぶるぶる…

P「(…よくわからんけどめっちゃ可愛いぞ)」

P「(ていうか、これサビシクナール飲んだんじゃね?)」

P「というわけで助けてくれ凛」

凛「どうして私に言うわけ?」

P「や、今日、ちひろさん以外の子は事務所に来ないし」

智絵里「…」(ぶるぶるぶる)

P「智絵里はこんなんだし、助けを求められるのは凛しかいないんだ」

凛「ふーん…助けてくれ、って言う割にはずいぶんと嬉しそうに見えるけど?」

凛「真っ正面から智絵里に抱きつかれるのは、さぞいい気分だろうね」

P「そんなことはない」

凛「じゃあ、嫌なわけ?」

P「嫌では…ないっ!」

P「いい匂いはするし、柔らかくて、子犬みたいでめっちゃ可愛いし!」

凛「私。帰るね。ごゆっくり」

P「待ってくれ!」

ガシッ!

凛「離してよ」

P「待ってください。凛さん」

凛「待つも何も掴まれてるから動けないって」

P「考えてもみてくれ、もしもちひろさんにこんなところを見られたら俺はクビだ」

P「だから弁護してくれる人が必要なんだ」

凛「ふーん…『2人は愛し合っています』って言えばいいのかな?」

P「火に油を注いでるね」

凛「ううん。ガソリンを撒いてるだけだよ」

P「大炎上じゃないか」

凛「火葬の手間が省けるね」

P「殺す気満々だね」

凛「積極的見殺しと炎上。どっちがいいかな」

P「弁護をして欲しいな」

凛「いいけどさ…タダ?」

P「…何が望みだ?」

凛「なんでも良いわけ?」

P「俺にできる範囲のことであれば、まあ」

凛「…ふーん」

ゴソゴソ…スッ…

凛「…じゃあさ、明日までにこの用紙にサインと母印を押しておいて貰えるかな。それだけでいいよ」

P「それくらいお安いご用だ」

P「って…ん?」

【婚姻用紙】

凛「じゃあ、よろしくね」

P「待ってくれ」

凛「何?」

P「待ってください」

凛「どうしたの? サイン押すだけだから、お金もかからないし、手間も取らせないよ?」

P「違う。何かこれは違う」

智絵里「…」

ぎゅぅぅ…

智絵里「だ、駄目です…!」

P「ぐぅ」

智絵里「それは駄目です!」

P「智絵里。タンマ。キツい。タンマ。首が締まる」

凛「何が駄目なの?」

智絵里「そ、それは…」

凛「これはプロデューサーと私の問題だから。智絵里はそこにいていいよ」

P「いや、離れてくれれば万事解決なんだけど」

智絵里「…」

ふるふるふる…

智絵里「ここは駄目です…離れたくありません…」

きゅぅ…

P「おぅ…」

凛「プロデューサーの胸の中に顔を埋めて、よっぽど安心するんだろうね」

凛「はたから見たら恋人みたいだし、色々と問題になること間違いないね」

P「そ、そんなことは…」

凛「じゃあ、ちひろさんに見てもらおうか」

P「あかん」

凛「そうだよね。困るよね。じゃあ、サインしようか」

P「…」

智絵里「だ、駄目ですっ!」

智絵里「プロデューサーさんがいなくなったら…私…っ!」

ぎゅぅぅ…

P「ぐぅ」

凛「…」(チッ)

凛「…そういえばさ、今日、すごく外暑かったよね」

P「まあな」

凛「…」

ピッ

P「どうしてエアコンを消したんだ」

凛「汗かきたい気分なんだよね」

P「そんな気分があるのか」

凛「私はともかく、抱き合ってると2人は余計に汗かきそうだね」

P「すでに若干暑いな」

智絵里「…!」

こそっ

凛「(智絵里。汗臭いのをうまく隠せるといいね)」

智絵里「な、な、何をっ…!」

凛「(嫌われないようにうまく抱きついてられるかな…? ふふふ)」

P「2人でコソコソ何を話しているんだ」

凛「何でもないよ。智絵里に聞いてみれば?」

智絵里「(い、い、意地悪です…!)」

智絵里「(ど、ど、ど…どうしよう…!)」

智絵里「(汗のことを話したらプロデューサーさんが意識しちゃうし…)」

智絵里「(でも、プロデューサーさんから離れるのは無理です…寂しさに耐えられません…!)」

凛「…」(ニヤッ)

智絵里「(うぅ…でも、離れないと嫌われちゃうし…凛ちゃんに結婚されちゃうかもだし…っ…)」

智絵里「うぅ…」

ポロポロ…

P「え? な、なんで泣いてるわけ?」

凛「プロデューサー。ちゃんと抱きしめて慰めてあげなよ…智絵里が泣き止むまでね」(ニヤリ)

P「…」

ぎゅむー

智絵里「…!」

智絵里「(わぁ…幸せ…)」

智絵里「(少し暑いけど…安心する…ずっとこうしていたい…もう2度と離れたくない…)」

P「おお…眠そうなウサギのように安らかな表情に…」

智絵里「…♪」

凛「…」(ニヤッ)

チクタクチクタク…
チラッ…

P「凛。どうして時間ばかり気にしているんだ?」

凛「ううん。何でもないよ」

P「そうか」

智絵里「…?」

智絵里「…」

智絵里「…っ!?」(ハッ)

智絵里「(ま、まさか…これはちひろさんが来るまでの時間稼ぎと、汗を私にかかせてしまおうという、凛ちゃんの作戦…!?)」

凛「(気づいたみたいたね…智絵里…)」(ニヤリ)

智絵里「(あ、あの笑み…間違いありません…!)」

智絵里「(た、大変です…このままだと汗臭いって言われちゃうか…ちひろさんに見つかってしまうか…いずれにせよ凛ちゃんの思い通りになっちゃう…!)」

智絵里「(も、もしそんなことになったら…プロデューサーさんは凛ちゃんと結婚…? それとも、私のことなんか嫌いになっちゃう…?)」

きゅぅぅーん…

智絵里「(嫌っ…嫌ですっ…寂しくて…そんな…そんなの…駄目ですっ…)」

智絵里「(い、急いで離れないと…)」

智絵里「ぷ、プロデューサーさん…もう離してもらっても…」

智絵里「…」

智絵里「駄目ですっ!!」

ぎゅぅぅ…

P「なんてこったい」

智絵里「(駄目…離してもらうなんて…駄目…!)」

智絵里「(離れたら…絶対…寂しくて悲しくなっちゃう…!)」

智絵里「(どうしよう…離れても離れなくても辛いよ…っ!)」

休憩します

考えるのをやめるようになりそうw

こんなん、あかんやん……

あかん....
智絵里めっちゃかわいい

なんでかはわからんがものすごくヘレンに飲ませたい

幸子にのませたいな

ウサミンが膝の上に乗っかって動かなくなるとか最高かよ

>>28
全国レベルさんになりそう

相談する相手を間違うにもほどがあるw

五分後

智絵里「…」

ぎゅぅぅ…

P「…むぅ」

凛「…」

智絵里「(どうしよう…どうしよう…でも…抱きしめてもらうのすごくいいよ…)」

ぎゅぅぅ…

P「(ちょっと暑くなってきたな)」

凛「…」

凛「あのさ」

P「うん?」

凛「いや、智絵里に」

智絵里「は、はい?」

凛「ちょっと長くくっつき過ぎじゃない?」

智絵里「…はい?」

凛「…」

P「…」

凛「いや、その、あ、あんまりくっつき過ぎてると、不公平というか。何というか」

智絵里「(まさか…凛ちゃん…)」

凛「…」(そわそわ)

智絵里「(まさかじゃない…これは…凛ちゃんの方が耐えきれなくなってる…っ!)」

智絵里「(時間を稼ぐ作戦に自分からはまっちゃってるよ…っ!)」

智絵里「(策士が策に溺れているよ…っ!)」

凛「…」(そわそわ)

凛「プロデューサーもさ。1人だけを贔屓するのは心苦しいとは思わないの?」

P「贔屓してるつもりはないんだ」

凛「はたから見るとえこひいきだよ、えこひいき」

凛「ていうか、智絵里ずるい…」(ボソッ)

P「うん?」

凛「何でもない」

智絵里「…」

智絵里「凛ちゃん…もう不毛な争いはやめにしよう…?」

凛「不毛って何?」(ムッ)

智絵里「…凛ちゃんもプロデューサーさんに抱きつけば全部解決するよ?」

凛「…!」

P「待ってくれ、凛。『なるほど』みたいな表情を見せないでおくれ」

もぞもぞ…

智絵里「ほら。私だけじゃずるいよね…スペースは半分こして一緒に使おう?」

P「スペースとか、半分ことか、使おうとか、俺を何だと思っているんだ!」

凛「名案だね」

P「名案じゃない!」

スタスタスタ…

ぎゅっ

P「むぐっ」

凛「…」(もぞもぞもぞ)

ぎゅっ…

智絵里「凛ちゃん。いいでしょう?」

凛「…悪くないね」

もぞもぞ…

P「…」

智絵里「ごめんなさいプロデューサーさん…でも、今日だけなんです…」(ぎゅぅぅ)

凛「…同じく」(ぎゅぅぅ)

P「今日が問題なんだ。もうそろそろ問題になるんだ」

P「ふ、2人とも。10分でいいから休憩しよう? せめてちひろさんがこないレッスンルームとか…」

智絵里「そ、そんなの…耐えられません…!」(ぶるぶるぶる)

凛「移動の時、離れなきゃいけないでしょ? 少しは智絵里と私のことを考えて言いなよ」

P「あ、はい」

凛「まったく」

ぎゅっ…

凛「…♪」

P「…」

凛「…プロデューサー。智絵里にしたんだから私にもハグ」

P「あ、はい」

ぎゅぅぅ…

凛「♪」

10分後

ガチャッ

智絵里「ちひろさん。おはようございます」

凛「おはようございます」

ちひろ「…」

P「違うんです。これには深い訳があるんです」

智絵里「…」

ぎゅぅぅ…

凛「…」

ぎゅぅぅ

凛「見ての通り。プロデューサーが私たちを抱いてくれているんだよ」

P「誤解を招く言い方をするんじゃないっ!」

智絵里「あの…1時間くらいずっと、プロデューサーさんは優しくしてくれてました…」

凛「私。結構汗かいちゃったね」

智絵里「じ、実は私も…」

P「それも何か誤解を招く言い方だ!」

ゴゴゴゴゴ…!

ちひろ「覚悟はできているんでしょうね?」(にっこり)

P「」

ァァァァ…!

ラブ&ピース愛だよ愛、 さば折りなんかやめようよ

智絵里みたいに普段わがまま言わない子が積極的になるの破壊力高い

蒼い娘は薬を摂取してないのにこれである

ケース2.「本田未央」

https://i.imgur.com/bb2HkKj.png

ガチャッ!

未央「おっはよー♪ 」

未央「うおっほん! 今日もいい天気だね! プロデューサー君!」(裏声)

未央「…って、ありゃ?」

シーン

未央「(はいはいはい、まだプロデューサー来てなかったわけね)」

未央「(仕方ない。しばらく待つとしますか)」

キョロキョロ…

未央「(何か暇を潰せるものは…と)」

未央「…」

ガサゴソ…ガサゴソ…

未央「ゲーム雑誌に、スポーツドリンクらしき飲み物に、お煎餅…と、チョイスが微妙だね」

未央「でも、何もないよりはいいかな。しばしリラックスタイムといきますか」

ぽりぽりぽりぽり…
ごくごくごく…

未央「…」

未央「(ん…な、なんだか不安感が…急に…)」

トコトコトコ…
ガチャッ

P「おはよう」

未央「…あ、おはよう。プロデューサー」

P「おお、どうしたんだ? 何だか暗くないか?」

未央「あはは…何でもないよ。何でも…」

未央「…」

未央「大丈夫だから…」

ズーン

P「…いや、どう見ても大丈夫じゃないだろ」

スタスタスタ…
ピトッ

P「熱は…ないみたいだな?」

未央「…ん」

未央「…」

ホロリ…

P「え?」

ポロポロ…

未央「うっ…うっ…うぇぇん…」

P「ど、ど、ど、どうしたんだんだ!?」

未央「な、何もじでないげど…何だか…急に切なくなって…」

ポロポロポロポロ…

未央「うぅ…っ…うぅ…うぇぇん…」(号泣)

P「…何があったかわからないけど、とりあえず、ソファに横になれ。ほら」

だきっ…ぎゅぅぅ…

P「ぐぅ」

未央「やだよ…何でこんな嫌な気持ちになっちゃうの…こんなの駄目なのに…」

ポロポロポロポロ…

ぎゅぅぅ…

P「…」

P「安心しろ。ほら、深呼吸してゆっくり落ち着いていこうな」

ぽんぽん…

未央「うぅ…ぐずっ…うわぁぁ…ん…」

P「(これは…恐らく例の薬だな)」

未央「ぐずっ…うぅ…」(ぶるぶるぶる)

P「…」

未央「うぅ…すんっ…すん…」

P「ちょっと落ち着いたか?」

未央「…ちょっとだげ…うっ…」

未央「ごめんなさい…ごめんなさい…プロデューサー…もう落ち込まないって決めてたのに…」

未央「あたしまた駄目なとこ見せちゃった…最低だよ…うぅ…」

未央「うっ…うっ…わぁぁん…っ…」

P「よしよし。好きなだけお泣き」

ぎゅぅぅ…

未央「うぅ…」

P「今日のレッスンは休もう。トレーナーさんには伝えておくから」

未央「…うぅ…ヤダ…ち、ちゃんとやれるよぉ…」

ポロポロポロポロ…

未央「いま休んじゃったら…もう…あだじ…何もできなぐなっちゃう気がする…うぅ…うっうっ…」

ポロポロポロポロ…

P「ん。わかったよ。でも、落ち着いたらな?」

未央「…うん…うん…うっ…ぐずっ…」

P「(普段明るく振舞ってる反動なのか…すごい泣くんだな…)」

やだ、このミツボシ。監禁して拘束してバイブ付き貞操帯を取り付けたくなる

画像が…

普段快活な子がしおらしくなってるのすごく良いよね

未央「…ひっく…ひっく…」

未央「…ひっく…」

未央「…」

P「もう平気?」

未央「…ごめん。まだ…むりかも…」

ぎゅっ…

P「…はいよ」

未央「…プロデューサー」

P「ん?」

未央「もうちょっとだけ、側にいてくれる…かな?」

P「あ、ああ。もちろん」

未央「…えへへ。ありがと♪」

ぎゅっ…

P「(泣き顔での上目遣いの破壊力がやべぇ…)」

P「(というか、胴にガッチリ抱きつかれてるんだけど…薬が切れるまでこのままか?)」

かたかたかた…

未央「…」

P「(ずいぶん身体が震えてるな)」

未央「…プロデューサー」

P「どうした?」

未央「…あたしのこと幻滅したよね?」

P「…」

未央「…普段、明るい子ぶってるくせにさ、ホントは弱いんだって、駄目なんだって…」

未央「…あはは…こんなんじゃライブとかで信用できないよね…」

ポロポロポロポロ…

未央「…あたし…みんなみたいに強くない…頑張ろう、頑張ろうって思ってるけど…時々、どうしようもないくらいにへこたれちゃうんだよ…」

ポロポロ…

未央「…なんでこんなに駄目なんだろ…あたし…うぅ…ひっく…」

ぎゅっ…

P「俺は未央のことを駄目だとは思ってないからな」

未央「…ひっく…」

P「自分のことをいくら責めてもいい」

P「ただ、どんな未央でも俺は幻滅したりしないからな」

未央「うぅ…うわぁぁ…」

ポロポロポロポロ…
ぎゅぅぅ…

すんっ…すん…

P「平気?」

未央「…ん。ごめん、落ち着いた、かも」

未央「…泣いたらスッキリした」

P「俺のシャツがびっしょりだ」

未央「ご、ごめん」

P「気にするな」

未央「…その…ありがとね。さっきプロデューサーが言ってくれたこと…すごい嬉しかったよ…」

P「うん」

未央「…」

ぎゅっ…

P「ぐう」

未央「…その…も、もうちょっとだけ…このままでも、いいかな?」

未央「…///」

P「お、おお」

P「(あかん…理性が飛びそうな可愛さがある…我慢だ俺。我慢、我慢…!)」

ぎゅっ…

未央「…好き」(ボソッ)

P「ん?」

未央「…ナンデモナイ」

P「?」

休憩します

ちゃんみおは絶対抱え込むタイプだって信じてた

素晴らしい

ケース3.「速水奏」

【事務所】

奏「…ふぅ。テスト明けだからって、朝から晩までレッスンはやり過ぎちゃったかしら」

奏「…流石に疲れた…わね」

ドサッ

奏「…」

奏「革のソファ…首元がひんやりしてて気持ちがいいわね…」

奏「ふふふ…疲労感と心地よさで…なんだか溶けてなくなってしまいそう…」

奏「…もし、私がこのまま溶けて消えてしまっても…案外誰も気づかないんじゃないかしら…」

奏「速水奏なんて存在はこの世界にとって大したものじゃない…いてもいなくても変わらず回っていくものだものね…」

奏「…なんて」

奏「…喉が渇いちゃった。冷蔵庫に何かないかしら…」

スッ…スタスタ…カチャッ

奏「麦茶…かしらね。薄茶っぽい色…まさか腐っているってことはないでしょうし、少しいただこうかしら…」

コポコポコポコポ…

くぴっ…くぴっ…くぴっ…ふぅ

奏「無味無臭…? でも、なんだか変な…」

奏「…」(ゾクッ)

ガチャ

P「お疲れ様。奏。いるんだろ」

奏「…ふぅ。あなた、ね。お疲れ様」

P「うん。朝からレッスンしてて疲れたろ」

奏「…まあね」

P「どうだ。この後、近くの店でご飯でも…」

奏「いらないわ」(きっぱり)

P「おぅ」

奏「…少し、1人にしてちょうだい。帰るから。鍵はよろしくね」

P「ちょっと待ってくれ、奏、何か変じゃな…」

スタスタ…カチャッ、パタン

P「…」

P「何だか無愛想というか…イライラしてたというか…なんだったんだ…?」

P「ん…机の上にコップ…か」

P「…」

【海岸沿い】

ザザーン…ザザーン…

奏「…潮風が気持ちいいわね」

奏「…不思議な気持ち…胸を締め付けられるような苦しさが…夜の海の美しさを引き立たせているみたい…」

スタスタ…ぱちゃ…ぱちゃ…

奏「ふふふ…靴がビショビショになっちゃった…」

奏「でも…冷たくて気持ちがいいわ…」

奏「…」

奏「今の私は…まるで行き場を無くしてしまった野良猫みたい、ね」

奏「…身体と心を休めてくれていたはずの居心地が…急に私の心を締め付けてくる場所に変わってしまった…」

奏「…ふふ。おかしな感情ね…」(くすっ)

奏「…」

奏「…」(ツーッ)

奏「…涙が溢れたのなんて…いつ以来かしら…」

奏「…ふふふ…このまま、本当に海の中に消えてしまうのも案外いいかもしれないわね」(ぱちゃぱちゃ)

P「何がいいんだ」

奏「!?」

P「スカートまで濡れてるぞ。早く上がれ」(ぐいっ)

奏「ちょっ、腕を強く引っ張りすぎ…」

P「上がってタオルで拭け。家まで送るからな」

奏「もうっ! 強引なのは嫌われるわよ!」

P「はいはい。どうぞ嫌ってください」(ぐいぐい)

【休憩】

寂寥感から死を選ぶ子がいるのではと思ってたけど、奏か……、なるほど

ヴェニタスッ !!

志希にゃん志希にゃん、Pちゃんいなかったら君の薬のせいで奏ちゃん死んじゃう所だったけどどんな気分?
ってちょっと聞いてみたい

【車内】

P「え? 死ぬつもりだったわけじゃないのか?」

奏「…当たり前でしょ。馬鹿ね」

奏「私は悲観主義者ではないの。どんなに辛くても…自分の人生に絶望したりはしないわ」

P「じゃあ、膝下まで海に入って何をしてたんだ」

奏「…誰だってセンチな気持ちになることくらいあるでしょう」

奏「ちょっとブルーになってたから、たそがれていただけ。まったく。心配しすぎよ」

P「そ、そんなに心配してないぞ」

奏「…でも、結構走り周って探してくれたんでしょう? ぜいぜいいってるし、汗かいてるし」

P「き、気のせいじゃなかナー…」

奏「へぇ…そう♪」

P「よ、余裕だぜ」

奏「ふふ…」

奏「まあ…心配してくれてありがとう」

スッ

P「ちょ、顔近っ」

奏「あら…何? 意識してるのかしら…♪」

スンスン…

奏「何だかちょっと汗臭いわね…♪」

P「ちょいちょい、嗅ぐな!」

奏「志希の真似よ…♪」

奏「でも、人の香りって…結構安心するものね…」

スッ…トスッ…

P「…」

奏「…ごめんなさい…しばらく、頭をもたれかからせてもらえるかしら…」

奏「少しだけね…疲れているの…」

奏「心も、身体も、ね…」

P「今日は頑張りすぎたのかもな」

奏「うん…疲れちゃった」

P「…奏が高校生らしく、素直に弱音を吐くところ。初めて聴いたな」

奏「…『高校生らしさ』や『大人らしさ』みたいな枠組みを人に押し付けるのはどうなのかしら」

奏「私は速水奏らしく過ごしているだけよ…」

P「そっか」

奏「うん…今日の私も同じ…速水奏の少しだけ弱い面が出てるだけなのよ…」

ぎゅっ…

P「おぅ」

奏「…」(カタカタカタカタ…)

P「(身体が震えてる…)」

奏「…さっき腕を引っ張ってくれた時…すごく安心したわ…」

P「…怒ってなかった?」

奏「驚いただけ…照れ隠しだっただけ…」

奏「嬉しかったし…心が楽になったの…」

ぎゅっ…ぽんぽん…

奏「…ん」

P「俺も信頼してもらえて嬉しいよ」

P「…お腹空いてるか?」

奏「…少しだけ」

P「じゃあ、このままどこかで食べようか。その後、家に送るよ」

奏「…ありがとう。でも」

ぎゅぅぅ…

奏「まだこのまま…いさせてくれるかしら…」

P「…ああ」

【休憩します】

ケース4.「星輝子」

志希「てなわけで、最後の分は輝子ちゃんが飲んじゃったんだ~♪」

P「いきなりだな」

P「ていうか、ライブ前なのにヤバくない?」

P「あの薬。4、5時間くらい効きっぱなしじゃん」

志希「んふふ~♪ ヤバいかどうかは、自分の目で確かめてみれば~?」

P「?」

ライブ

輝子「ヒャッハァァァァァァ!!!! オマエら!!! 今日もぼっちの悲しみを癒しに来やがったのかァァァァ!!!」

ファン「イェェェェェェイッッ!!!」

輝子「ンンンッッ…!! その統一感のある返事!!! 揃いも揃って合わせやがって…!!! 私はっ! そういう『一緒』や『連帯感』をみると吐き気がするんだよォォォォッッ!!!!」

輝子「ヒャッハァァァァァァ!!! リア充は消えてなくなりやがれぇぇぇぇ!!!!!」

輝子「アッハッハハッハッハァァァァ!!!!!♪」

輝子「行くぜぼっち共ぉぉぉっっ!!! 私の魂の叫び(シャウト)を聴きやがれぇぇぇぇ!!!」

ファン「おおおぉぉぉぉっ!!!!」

ワーワー…!!
ワーワー…!!

P「…寂し…がってるのか? アレ?」

志希「うん♪ 間違いなくね♪」

P「…なんか…ウン…薬の反応って人によりけりなんだね…」

志希「最初に言った通りでしょ~♪」

志希「またユニークなの作っておくから、その時はまたよろしくね♪」

P「んー、ヤバすぎなければ付き合うよ」

志希「ありがと♪」

終わり

以上です。
お読みくださった方々。レスくださった方々。とても励みになりました、ありがとうございます。
また気が向いたら薬シリーズで書いていきたいと思いますので、その時はまたお付き合いしてもらえると嬉しいです。

以下は前作になります。
よろしければこちらもお読みくださいヽ(・∀・)
【元・クールPと堀裕子の話】
【デレマス】元・クールPと堀裕子の話 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1498792752/)

追記です。未央の冒頭で何故かみうさぎが紛れ込んでいたことお詫び申し上げます。
正しくは下のリンクですね~

https://i.imgur.com/eSwwcgU.png

てるこたそが楽しそうでなにより
おつおつ

いいオチだ

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