[【モバマス】肇「ものづくり…」加奈「カフェ?」藍子「はい♪」 (26)

初投稿

ユニット『Age16』(今井加奈、藤原肇、高森藍子)の三人のお話です

ものづくりカフェ要素は薄いです

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肇「ここがものづくりカフェ……」

加奈「すっごく可愛いお店だね!」

藍子「この前、未央ちゃんとも来たんです。二人もこういう所好きかなって思って」

肇「そうですね、ゆっくりと良い時間を過ごせそう……」

加奈「見て見て!ミシンまであるよ!すごいなぁ……」

藍子「本格的でしょ?それでは藍子のものづくり教室、はじめまーす♪」

加奈「ぱちぱちぱちー♪」

肇「ふふっ、ご指導お願いします。藍子先生♪」

藍子「もう、冗談ですっ。今日は気軽にのんびり楽しみましょう♪」

肇加奈「はーい♪」


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加奈「むむむぅ……」

肇「ふぅ……こんな感じかな?」

加奈「わぁ!肇ちゃんのネックレス可愛い!すごいなぁ……」

肇「ふふっ、私たちには優秀な先生がついてますから」

藍子「肇ちゃんってばまだ言ってる……加奈ちゃんの方はどう?」


加奈「んーと……全部出来上がるにはまだかかるかも……」

肇「ずいぶんいっぱい作るつもりみたいだけど……誰に渡すの?」

加奈「えっと、まずまひろーでしょ?それにかな子ちゃんに葵ちゃんの分」ペラッ

加奈「それからほたるちゃんに巴ちゃんに由愛ちゃんに、あとイエローリリーのみんなにも……」ペラッ

肇「へぇ……」

藍子「わぁ……」


加奈「どうしたの二人とも?私の顔をぼーっと見てたけど……」

藍子「加奈ちゃん、メモを取るの上手になったなぁ、って」

加奈「えっ?そうかなぁ……?」

藍子「はい。加奈ちゃんは初めてあった頃からすごく変わったと思います」

藍子「最初はどこに何をメモしたかわからなくなったり、そもそもメモを忘れてきちゃったり、スポーツ祭の飲み物なのにそばつゆを買って来ちゃったこともあったっけ……」

加奈「うっ……」


藍子「そばつゆ飲んだプロデューサーさん、すごい顔してました。うふふっ」

加奈「あ、藍子ちゃん!」

肇「加奈ちゃん、最後まで聞いてあげて?」

藍子「その度にみんなにフォローしてもらってて、まるでみんなの妹って感じでした」

肇「そういえば、私も最初の頃はさんづけで呼ばれてたなぁ……」

加奈「それは肇ちゃんが大人っぽかったからつい……」


藍子「それが今では年下の子たちのお姉ちゃんとして頑張ってるんだもん。ほたるちゃんたち、加奈ちゃんとのお仕事のこと、とても嬉しそうに話してました」

肇「私も小さい子たちのことを任せられることも多いし、加奈ちゃんのお姉ちゃんぶりを見習わないとね」

加奈「そんなに褒められると照れちゃうなぁ……えへへ♪」

肇藍子(かわいい……)


肇「成長したことを見習うといえば藍子ちゃんもですね」

藍子「私?私はあんまり成長したって自覚はないかなぁ……」

肇「ううん。藍子ちゃんは、すごく頼もしくなりました」

肇「ラジオのMCにライブに演劇に……私たちの誰よりもたくさんの経験を積んでいます」

肇「アイドルとしてたくさん経験を積んで、そのたびに新しい自分を見つけて……藍子ちゃんの器が確実に大きくなっているのがわかります」


加奈「うんうん!この前の軍服……?の藍子ちゃんもすっごくかっこよかったよ!藍子ちゃんといえば優しくてふんわりしたイメージだったから、私びっくりしちゃった!」

肇「そして何より、私たちアイドルの輝きを受け止めてくれるファンのみなさん、その一人一人を大切にする藍子ちゃんの姿勢……私は尊敬しています」

藍子「二人とも褒めすぎだよ……でも、ありがとうございます♪」

肇加奈(かわいい……)


加奈「でも、見習うってことなら私、肇ちゃんも初めて会った時から目標にしてたんだよ?」

肇「私を?」

加奈「うん!いつも目標に向かってまっすぐで、そのために一人でもレッスンを頑張ってて…そのおかげで大きな仕事を任されることも多くて、こんなにすごい人がいるんだなって思っちゃった」

肇「あの頃は自分のことしか見えていなかったんです。ステージで輝くアイドルの姿に憧れるばかりで、その輝きの源がどこにあるのかが見えていませんでした」

肇「それでも……プロデューサーさんと出会って、みんなと出会ったおかげで私は新しい自分を見つけられました」


肇「加奈ちゃんに藍子ちゃん、二人と友達になれて本当に良かったです。ありがとうございます」

藍子「肇ちゃん……」

加奈「はじめちゃあああああんっ!」ガバッ

肇「ひゃぁ!?」


加奈「わたしも肇ちゃんと友達になれた良かったよぉ~!」

肇「か、加奈ちゃ……潰れちゃう……」

加奈「琴歌さん直伝の押し花攻撃だよ!」

藍子「ふふっ、そういうことなら私も……えいっ♪」ギュッ

肇「むぎゅぅ……もう、藍子ちゃんまで……」

藍子「私も未央ちゃんと茜ちゃんに鍛えられてますから♪」


加奈「それに肇ちゃんばっかりかっこいい返しかたが出来るなんてずるいよ!」

肇「もう、めちゃくちゃですっ……」プクー

加奈藍子(かわいい……)



肇「……ふふっ♪」

加奈「えへへっ♪」

藍子「あははっ♪」


藍子「肇ちゃんのこんなお茶目なところが見られたのも、こうしてお友達になれたからこそですね♪」

肇「はい。でも……こうして一緒に遊ぶというのも難しくなるかもしれません」

加奈・藍子「えっ……?」

肇「私たちはアイドルです。これからもっと忙しくなればこうした時間も……」




藍子「ダメです!」




肇「藍子ちゃん……?」

藍子「たしかにアイドルのお仕事は大切ですけど……同じようにみんなとの時間も大切にしたいです!」

加奈「そうだよ!私だってもっとみんなと遊びたいしおしゃべりだってしたいもん!」

藍子「たとえ欲張りだって言われても、アイドルも友達との時間もどっちも好きだから……そんな寂しいこと言わないで?」


肇「二人とも……そうですね。今がすごく幸せだから、少し臆病になってたのかも。藍子ちゃん、加奈ちゃん、改めてありがとうございます」

藍子「うふふっ。どういたしまして♪」

加奈「そうだ、気持ちも改まったことだしいつものアレやろうよ!」

肇「ふふっ、いいですね、アレ」

藍子「それじゃあいきますよ?せーの!」



加奈「かなかなー!」

肇「ファイファイー…!」

三人「おー!」

加奈「えへへ、これでバッチリ決まったね♪」

肇「はいっ♪」



店員「あの、お客様……」


藍子「あ、ごめんなさい。うるさかったですか?」

店員「いえ、そろそろ閉店のお時間なのですが……」

肇「えっ?……っは!」

加奈「みんなの分のアクセサリー全然作れてないよぉ……」




藍子「ふふっ、また一緒に来る理由が出来ちゃいました♪」



                             おしまい


以上です。

第6回シンデレラガールズ総選挙の中間発表で、ついに三人全員が名を連ねることとなりました。

特に肇ちゃんはシンデレラガールさえ手の届くところまできています。

投票終了まで残りわずかですが、どうか応援をよろしくお願いします。

この三人が仲良くおしゃべり出来る日を夢見て。

おつ

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