千歌「穂乃果の拳、バージョンアップ!」 (97)

一年ぐらい前に投稿した物の続編となります。

前作 曜ダイヤ善子「「「ホッケン?」」」
曜ダイヤ善子「「「ホッケン?」」」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1466/14662/1466261123.html)

前作を読まなくても平気ですが、本編をより詳しく知ることができます。
それでは、よろしくお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492607679

黒澤ルビィです。

前回の決戦から1ヶ月、ルビィ達は伝説のスクールアイドル「μ’s」を超えるべく、日々練習を重ねています。

皆さんのものすごい気合と根性で歌もダンスもメキメキと上達し、昨日、新たな曲を動画サイトに上げることができました。

しかし、その感動もつかの間、1人のスクールアイドルがある行動を起こし、ちょっとした問題になっています。

そしてそれは、いつもより早い朝練の日でも、容赦なく続いているのです。と、とらぶルビィ!



水曜日 早朝 Aqours練習広場


果南「ふっふっふ・・・。もう逃さないよ、ルビィ!」

ルビィ「ぴ、ピギィ」

ダイヤ「ルビィ!・・・果南さん。こんなことをして、許されると思っているんですの?」

果南「強がっていられるのも今のうちだよ、ダイヤ!」

ルビィ「お、お姉ちゃん・・・」

ダイヤ「・・・」コクン

果南「おとなしくなったね。観念したのかな?」

ダイヤ「もう、いいですわ」

果南「ふふっ。じゃあ改めて・・・」スゥ



果南「私をルビィの弟子にしてください!!」ペコリ



ダイヤ「だーかーらっ!ルビィは練習のほかに習い事や生徒会もあるのです!!そのような時間はないのですわ!」

ルビィ「ルビィは生徒会はないけど。でも、果南さんが弟子なんて・・・」

果南「無理を言ってるのはわかってる!でもお願い!私の師匠はルビィしかいないんだ!!」

だいるび「「えぇ・・・?」」

善子「PVが撮り終わってから、果南ったら毎日これだわね」

花丸「なかなか諦めないずら。よっほど強くなりたいんだね」

鞠莉「でも、熱い想いは伝わってくるわ!ソウルフル!」

梨子「ダイヤさんとルビィちゃんにとっては災難かもしれないですけどね」アハハ

曜「・・・」

善子「そういえば千歌はまだ?いつもより早めに来て、って言った本人が来てないわよ?」

鞠莉「確かに遅いわね。寝坊か、みかんの木でも見つけたのかしら?」

花丸「みかんの木!!どこずら!!」

梨子「反応しないでよ!それにいくら千歌ちゃんでもそんなのに釣られ・・・」

千歌「ぉーい!ふぃんなー!」

梨子「あ、きたき・・・え゛っ」ヒキツリ

鞠莉「ちかっち、そのみかんどうしたの?」

千歌「いつもと違う道から来たら、途中にみかんの木があったんだよ!!そこからもぎゅっと・・・」モグモグ

善子「もぎゅっと、じゃないわよ!!いますぐ返してきなさい!!」

千歌「えー、なんでよー。いいじゃん別にちょっとぐらい」

梨子「いいわけないでしょ!!ほら、手伝うから!!花丸ちゃんもてつd」

花丸「これ、甘くておいしいずらー。どこになってたずら?」

千歌「えぇっとねー」


よしりこ「「いい加減にしなさーい!!」」

数分後



梨子「あ、朝からとんでもない目にあった・・・」

善子「まったくよ・・・」

ダイヤ「私達など、毎朝これですわよ・・・」

ルビィ「うきゅ・・・」

果南「ん?4人ともどうしたの?練習はこれからだよ?」

千歌「もう!いつもよりちょっと早めに起きたぐらいで・・・」

よしりこだいるび「「「「だれのせいよ!!」」」」

鞠莉「まぁまぁ。適度に走ったし、ウォーミングアップにはちょうどいいんじゃないかしら!」

花丸「みかん・・・」

善子「あんた、ブレないわね」

梨子「それで千歌ちゃん。こんな早くに呼び出してどうしたの?私達、1曲仕上げたばっかりだよ?」

千歌「そう!だからだよ!区切りもいいし、みんな知らないかもしれないから早く言いたかったんだ!」

ダイヤ「??いったいなんのことですの、千歌さん」

花丸「も、もしかして・・・っ!」

千歌「マルちゃん多分正解!それはね、『ホッケンがバージョンアップした』んだよー!!」

果南「え、ええええええええええ!!??」

善子「なんであんたが知らないのよ。その師匠を頼んでたのよね??」

鞠莉「1ヶ月しか経ってないのにバージョンアップなのね!」

ルビィ「そうだったんだ・・・。ここんとこ練習とか撮影とかが忙しくてそれどころじゃなかったね」

梨子「それはそれでいいことなんだけどね。私も知らなかったし」

花丸「じゃ、じゃあっ!またみんなで!?」

千歌「うんっ!またみんなでやr」

ダイヤ「私は反対ですわ」

6人「「「「「「・・・ええっ?」」」」」」

果南「だ、ダイヤ?いったいどうしt」

ダイヤ「どうしたもこうしたもありませんわ。今は練習に集中すべきだと言っているのです」

花丸「で、でもたまには息抜きもひつy」

ダイヤ「花丸さん。あなた、そんな気持ちで予選を通れると思っているんですの?この前のイベント、忘れたとは言わせませんわよ?」

花丸「うっ・・・。それを言われちゃうとつらいずら・・・」

ダイヤ「そういうことですわ、千歌さん。しばらくホッケンはきんs」

鞠莉「私はやりたいかな!!」

千歌「鞠莉ちゃん!」 ダイヤ「鞠莉さん!?」

鞠莉「ダイヤ。少しは丸くなったと思ったのに、まだまだ研磨が足りないみたいねー。そんなんじゃ輝けないよ?」

ダイヤ「誰がくすんだ原石ですの!!今はダンスと歌に磨きをかけろと言っているのですわ!!」

千歌「・・・梨子ちゃん」 梨子「ふむ、8点ね」 果南「今のは割りとうまかったね」 善子「っ!!」

ダイヤ「あなたたち、聞こえてますわよ!!」

梨子「ダイヤさんの言うことはもちろんわかりますよ。でも、詰め込みすぎてもダメだと思うんです。私がそうだったから・・・」

ダイヤ「梨子さん・・・」

果南「私も梨子と同じ意見かな。ダイビングもまめな休憩があるから、次はより深く潜れるんだよ?」

ダイヤ「むぅ・・・。ですがこのままでh」

善子「リリーには悪いんだけど、私はダイヤに賛成するわ」

梨子「えっ、よっちゃん?」 ダイヤ「っ善子さん!!」パァァ

善子「ヨハネよ!!・・やっぱり、もうがっかりしたくないのよね。今のままでは全然満足できてないし、今はもっと集中して練習する時なのよ」

梨子「私も、もっと練習したいよ?でも合間に適度な気晴らしも必要だと思うんだ」

善子「リリーにとっては気晴らしで済むんでしょうけど、私はホッケンも全力でやらないとあなた達には追いつけないわ」

善子「それに、全国のリトルデーモンが私の出番を待ち望んでるのよ?それにも応えてあげないとね」

梨子「そっか。よっちゃんは私より全国の『不特定多数』のリトルデーモンのほうが大事なんだ・・・」

善子「そ、そんなこといってないじゃない!もちろんリリーも大事で・・・」

梨子「私『も』?ついでみたいな言い方しないで。・・・『善子ちゃん』

善子「り、リリー?冗、談・・・よね?」

果南(ちょっとダイヤ!これちょっとまずくない??) ダイヤ(ちょっとじゃありませんわ。超!まずいですわね・・・)


ルビィ「じ、実は、ルビィも善子ちゃんと一緒です。今は練習をたくさんしたいです!それに・・・」

鞠莉「それに?」

ルビィ「・・・お姉ちゃんを信じてるからっ」ニコ 花丸「っっ!!」

ダイヤ「っっお、おだてても何もでませんわよ!!」カァ

果南「なんて出来た妹・・・」

鞠莉「私もルビィみたいな妹、ほしかったなぁ」

花丸「そうなんだね。ルビィちゃんはマルとは一緒に遊びたくないんだ?」

ルビィ「ち、違うよぅ。ルビィはただ、次のLIVEに向けて練習をしたくt」

花丸「ふんだ。もういいずら。マルはお寺に帰るずら」プイッ

ルビィ「ま、マルちゃん・・・?」

鞠莉(えぇ?こっちもなの!?一体どうなってるのよ!) ダイヤ(わ、私に言われてもさっぱりですわ・・・)


千歌「え、えぇっと。あとは曜ちゃんだね。どう思うかな?」

曜「・・・」

ダイヤ「・・・?曜さん?」

曜「・・・」スタスタ

千歌「曜ちゃん!やっぱり曜ちゃんは私の味方だね!また一緒にホッケンやろうよ!!」

曜「千歌ちゃん」スゥ


クルッ

曜「・・・ごめんね」



千歌「えっ・・・」


スタスタ

スゥ


曜「私、ホッケンは、やらない」


3年(・・・これ、やばくない?)

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ホッケンとは?

μ’sのキャラを使用したオリジナル2D対戦格闘ゲームで、「穂乃果の拳」の通称。
みんなで遊ぼうということで1ヶ月前、CYaRon!、AZALEA、Guilty Kissによるユニット対抗戦を行った。


ホッケン両立派

千歌:ホッケン発案者その1。ホッケンを通じてAqoursの絆が深まったと信じている。使用キャラは扱いが最も難しいと言われる、花陽。

梨子:ゲーセンプレイ歴を持ち、圧倒的な強さを誇るAqours最強プレイヤー。使用キャラは真姫。

果南:ゲームへの理解の低さからいじられキャラだったが、上記の梨子に勝った唯一のプレイヤーでもある。使用キャラは希。

花丸:ホッケン発案者その2。使用キャラは凛。精密機械のような手捌きでキャラを巧みに操るAqoursで一番のテクニカルプレイヤー。

鞠莉:ホッケン発案者その3。驚異的な反射神経の持ち主で、最弱と言われるにこを使い、前回で唯一人、負け無しという戦績を残している。



ホッケン根絶派

ダイヤ:意外にも前回一番やる気を見せたプレイヤー。始めて数日で海未を使いこなし、呼称が付くほどの徹底的なプレイスタイルを持つ。

曜:使用キャラは穂乃果で、理由は千歌に似てるから。今回も千歌についていくかと思いきや・・・? 勘が鋭く、対応が柔軟で、判断も早い。

善子:プレイ前に説明書を読んだ唯一のプレイヤーで、ゲーム操作より作戦や戦略、発案が得意。使用キャラは絵里だが、本人は変えたがっている。

ルビィ:新規に始めたメンバーの中で一番の成長を遂げたプレイヤー。飛び抜けた人読みでことりを駆り、強敵達と名勝負を繰り広げた。

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同日 昼休み 生徒会室


果南「ただいま」 鞠莉「様子見てきたわよー」

ダイヤ「ふたりともありがとうございます。1年生と2年生はどうでしたか?」

果南「どうもこうも、あの千歌が不気味なぐらいおとなしかったよ。曜が一緒じゃないっていうのは相当堪えてるねあれは」ソレデモカワイカッタケド

鞠莉「1年もよ。マルがいないってだけで、ルビィがこの世の終わりみたいな顔してたわねぇ」

ダイヤ「・・・っ!」ガタッ まりかな「はい待ってねー」ガシィ

ダイヤ「離してくださいっ!ルビィが落ち込んでるのに、私がいかなくて誰がいk」

鞠莉「いったところで、なんて声かけるつもりなの?」

果南「もうちょっとそっとしてあげてよ。ね?」

ダイヤ「・・・ぐっ・・・。わかりましたわ」ストン

ダイヤ「ふぅ。・・・にしても、まさかここまでこじれるとは思いませんでしたわ。私が発端とはいえ、これでは練習に支障が出てしまいますわね」

果南「いつもの仲良し組がばっさり割れたからね。私たちが平気なのは、やっぱ鞠莉のおかげなのかな?」

鞠莉「ふふーん♪もっと私に頼っていいのよ!」

ダイヤ「ホント。鞠莉さんのおバカのおかげですわね」

鞠莉「ふっふっふ・・・素直じゃないなーダイヤは♪」

果南「でもホントにどうしよう。この状態が続いたら練習はもちろん、普通の学校生活も危なくない?早いとこ解決しないと・・・」

鞠莉「ついさっき、そっとしといてあげてよ、って言ったばかりじゃない。少し様子を見ましょうよ」

果南「あれはダイヤが突撃しそうだったからだよ。ホントは早く仲直りしてほしいんだよね。なんかAqoursじゃないみたいだし」

鞠莉「それは私も同じよ。でも今朝の昼間なんだから、そんなにすぐ解決するとは思えないのよねー。やっぱり数日待ったほうが・・・」

果南「じゃあその間あんなギスギスした状態で練習するの!?さすがにそれは無理なんじゃないかな!?」

鞠莉「ピクッ・・・。何よ、少し時間を置いたほうがいいって言ってるんじゃない!だいたい果南は急ぎ過ぎなのよ!!」

果南「カチン・・・。鞠莉がゆっくりすぎるんでしょ!!そんなんだから太ももとか二の腕に肉がつくんだよ!!」

鞠莉「っっ人が気にしてることを・・・っ!つま先から脳天まで筋肉のあなたに言われたくないわよ!この筋肉バカ!!」

果南「なんですってー!!」


ダイヤ「ふたりともおやめなさい!!!!」


まりかな「「・・・はっ!」」

ダイヤ「あなたたちまでそんなんでどうしますの?ほら、謝りなさい」

まりかな「「えー」」

ダイヤ「あ・や・ま・り・な・さ・い」

まりかな「「・・・」」ジー

果南「ご、ごめんね鞠莉。少し言い過ぎたよ」

鞠莉「ううん。私も、ちょっとエキサイトしちゃった。まだまだダメねー」

まりかな「「・・・ふふっ」」

ダイヤ「よろしい。・・・あっ。あー!!」ユビサシ

まりかな「「!!!???」」

ダイヤ「そうですわ、これですわ!ふたりとも、素晴らしいですわ!!」

果南「ちょ、ちょっと、ダイヤ?」 鞠莉「私達、なんかまずいことした?」

ダイヤ「いいえ、おかげでわかりましたの。この状況の解決方法が!!」

まりかな「「えぇ!?」」


同日 放課後 Aqours練習広場


ダイヤ「皆さん!集まりましたわねー?」

1,2年「「「「「「・・・ハーイ」」」」」」

果南「げ、元気がなさすぎる・・・」

鞠莉「しかもこの配置、まずいわね・・・」



配置
三年生

ルビィ 
善子 千歌梨子

花丸


ダイヤ「では午後の練習を始めますわよ!まずは発声から!!」

1.2年「「「「「「・・・アー」」」」」」

ダイヤ「ってちょっと皆さん!そんなんで予選が通ると思ってますの!?気合を入れなさいな!」

1.2年「「「「「「ワカッテマース」」」」」」

果南「これはちょっと無理じゃないかな??」

鞠莉「そうねぇ。さすがに今日はやめたほうがいいかもしれないわね」

ダイヤ「はぁ。・・・ホッケン」

6人「「「「「「っっっ!!!」」」」」」バッ

ダイヤ「まぁ、そうですわよね。いえ、もとはと言えば私の反対から始まったこと。こんなことになってしまい申し訳ありません」ペコ

善子「ちょ、ちょっと!ダイヤが謝らないでよ・・・」

ダイヤ「いいのです。そこで、ですわ。私、ちょっとした企画を思いつきましたの」

果南「企画??・・・なんか嫌な予感が」

ダイヤ「ルビィ、善子さん、曜さん。3日我慢しなさい」

ようよしるび「「「えっ?」」」


ダイヤ「今日から3日後の日曜日に、ホッケンで紅白戦を行います!!」

1.2年「「「「「「「ええええー!!??」」」」」」」

ダイヤ「チームはもちろんホッケン根絶派である私、ルビィ、善子さん、曜さんのチームと」

鞠莉「ホッケン両立派のちかっち、果南、梨子、マルのチームね」

ダイヤ「勝った方の意見に従っていただきます。文句は言わせませんわ」

果南「やっぱり・・・って!鞠莉も知ってたの!?っていうかそれじゃあ鞠莉がいないじゃん!」

鞠莉「私はどっちでもいいもの。だから中立にさせていただくわ!それに」

果南「それに?」

鞠莉「私が入ったら、そのチームが絶対勝っちゃうもの♪」ニヤ

ルビィ「・・・いくら鞠莉さんでも今のは聞き流せません」

善子「上等じゃない。やってやるわ」スゥ

曜「・・・わかった」

ダイヤ「誰が入ったら絶対勝つですって??」ヒクヒク

果南「ダイヤまで挑発に乗らないでよ!!」

鞠莉「ちかっち達もそれでいいかしら?」

千歌「もちろんいいよ!」

花丸「要するに勝てばいいんだよね?」

梨子「・・・勝つ。勝って必ず・・・」

ダイヤ「では、千歌さん達が紅組、私達が白組ということにします」

鞠莉「じゃあ今から紅組は私の家、白組はダイヤの家に行きましょうか」

8人「「「「「「「「(紅白戦・・・)」」」」」」」」

千歌(私は曜ちゃんと一緒がいい。今も昔もそれは変わらないよ!そのためにも!!)

梨子(今日初めて見るよっちゃん・・・。昨日はあんなこと言っちゃったけど、怒ったよっちゃんもかわいいなぁ)

果南(私もホントはどっちでもいいんだけど、やるからには勝たないとね!)

花丸(ルビィちゃんと別々なんて初めてかも。でも負けないからね!!)

善子(リリー。やっぱりホッケンなんてやめて、もっと私と・・・)

曜(千歌ちゃんっ。・・・・・・・・梨子ちゃん・・・・・・)

ルビィ(マルちゃんと同じじゃないのはつらいけど、でも、がんばルビィ!)

ダイヤ(反対した私が進んでホッケンを選んでしまうとはね。でも、これは皆さんを想ってのこと。全力で阻止致しますわ!)


同日 夕方 黒澤家離れ


ダイヤ「いいですか皆さん!私達は今、スクールアイドルですわ!他の砂利共と違って遊んでいるわけには参りません!」

ダイヤ「ここで流されてしまっては『μ’s』を超えることなど出来ませんわ!!今後のAqoursのためにも、絶対勝ちますわよ!!」

よしようるび「「「おおー!!」」」

ダイヤ「幸い、最近はPVの撮影もあり全員がホッケンに触れていません。つまり、1ヶ月前とほぼ同じ状態、ということになります」

ダイヤ「なので使用キャラの変更などは得策ではありません。皆さんが以前の使用していたキャラになりますが、よろしいですわね?」

ダイヤ「ちなみに、私の場合は前回と同じく、海未さんを使うことになります」

ルビィ「じゃあルビィはことりさんだね。花陽ちゃんも気になるけど」

曜「私は穂乃果ちゃん以外ありえないかなー」

善子「できれば別のキャラがいいんだけど。絵里ってネタキャラだし・・・」

ルビィ「でも善子ちゃんは絵里さんが合ってると思うけどね。性能も高いし」

ダイヤ「そうですわよ。絵里さんの何がいけないんですの?それにあなたも似たようなものでしょ??」

善子「そうかしら、ってネタキャラ言うな!!それにあなたには言われたくないわ!!」

ダイヤ「なんでs・・・コホン。ではまず、私達白組は、無条件で不利な状況にあると認識してください」

善子「・・・前回好成績の千歌、花丸。そして、最強であるリリーの存在ね?」

ダイヤ「その通りですわ。向こうの4人の中で、こちらの誰が当たっても勝算が高いのは、果南さんしかいません」

ダイヤ「さらに、千歌さんと花丸さんに関しては、まだ実力を隠してる可能性がありますわ」

曜「ま、前のときでも十分すごかったのに?」

ルビィ「対戦した善子ちゃんと曜ちゃんには悪いんだけど、マルちゃんには余裕があったように見えたよ」

ようよし「「あれで・・・?」」ゾク

ルビィ「しかも今回のアップデートで『凛ちゃんが強くなった』らしいから、マルちゃんは要注意だね」

善子「その、キャラ周りの情報はもっとないの?誰がどうなったとか」

ダイヤ「だいたいのキャラが強化されていますが、特に『凛さんと海未さんは大幅強化』のようですわ」

ルビィ「弱くなったのは、ことりさんと真姫さんだね。にこちゃんは変わってないみたい」

曜「っていうことは、梨子ちゃんが弱くなった??」

ダイヤ「とはいっても調整は微弱程度のようですし、梨子さん自身はあのままですけどね」

善子「私達的にはことりが弱くなったのが痛いわね。ルビィが頼みの綱なのに」

ルビィ「しょうがないよ。ことりさん意外と強くて、これで弱キャラとかウソでしょ?みたいな苦情がたくさんきたらしいよ」

曜「なにその苦情。強いならいいんじゃないの・・・?」

ダイヤ「真姫さんもだいぶ文句がきたらしいですわ。どうやら、強ければいいというものでもないみたいですわね」ポチポチ


同刻 淡島ホテル一室

千歌「いい、みんな!私達がホッケンを始めた理由を思い出して!みんなで仲良く楽しく遊ぶためだよ!!つまり、チームワークが大切なの!!」

千歌「そのことをわかってもらうためにも、この紅白戦は絶対負けられない!みんなで力を合わせて、曜ちゃんを!」

梨子「よっちゃんを!!」

花丸「ルビィちゃんを!!」

千歌「取り戻すよー!!」

りこまる「「おおー!!」」

果南「なんか建前と本音がごっちゃになってるんだけど・・・」

鞠莉「やる気がでればなんでもいいのよ♪・・・あっ、ダイヤからメッセージが。・・・ふむふむ」

果南「なになに・・・」ピトッ

鞠莉「ちょ、ちょっと果南?・・・近くない?」

果南「えっ。だってこうしないと見えないし・・・あっ」クルッ 鞠莉「っっっ!」カァァ

果南「ま、鞠莉・・・」ジー

ちかりこまる「「「・・・」」」

果南「・・・うわぁっ!?」バッ

千歌「いーですねーうらやましいですねー」

花丸「ふたりとも何見せつけてるずら・・・」

梨子「・・・リア充滅びれろ!!」ドスッ

果南「そ、そんなんじゃないからっ!ほ、ほら鞠莉!さっきのをみんなに伝えなk」

鞠莉「ダメよ果南私達にはまだ早いしあなたにはちかっちがいるでしょあでも今がチャンスなのかなそれなr」

果南「戻ってきなさーい!!」


数分後


鞠莉「というわけで、ダイヤチームは全員、使用キャラの変更はないらしいわ!」

果南「なにが、というわけ、なのさ・・・。私も変えたくないかな。希使いやすいし」

花丸「オラはもちろん凛ちゃんずら!」

千歌「私だって!誰がなんと言おうが花陽ちゃんを使うからね!」

鞠莉「梨子はどうする?っていっても、にこにーか真姫だけど」

梨子「にこまき・・・。最高ですね」

花丸「??どうしたの?」

梨子「な、なんでもないわ。・・・そのふたりなら、真姫さんですね。私も変わりません」

果南「こっちも全員変更なしだね」

鞠莉「一応ダイヤに伝えておくわ」ポチポチ

花丸「それで千歌ちゃん。バージョンアップって、何が変わったずら?」

千歌「うん!まずはね、『全員にスキルが増えた』んだよ!」

梨子「それホント?」

千歌「ホントだって!中には『JSが増えたキャラもいる』んだよ!!」

果南「へぇ。使えるスキルが増えたのは、それだけで結構おおがかりな変更だね」

鞠莉「あとは、・・・『ゲージ溜めボタンだったDボタンがスキルボタンっていう名前に変わった』みたい。スキルはこのボタンで出せるわ」

花丸「なるほどー。Dボタンでスキルが出るんだね。でもマル達ノーマルモードはコマンド入力もいるのかな?」

梨子「必要みたいだね。ボタンが変わるから最初はやりにくいかもしれない」

千歌「マルちゃんや梨子ちゃんならすぐに慣れるよ!期待してるからね!」

梨子「特に、花丸ちゃんは今回なら本気を出してもいいんじゃない?」

果南「え?マル、こないだは手を抜いて対戦してたの?」

花丸「えーっと・・・バレちゃったずらか」テヘ

千歌「ずるいよねー。私は結構本気だったのに」


梨子「そういえば、果南さんはルビィちゃんの弟子になるはずだったんですよね?」

果南「え?うん、まあね」

鞠莉「本人はかなり嫌がってたけどね!」

梨子「今回ルビィちゃんは別のチームですし、よかったら私が教えましょうか?」

花丸「待つずら梨子ちゃん。果南ちゃんの前回の師匠はオラずら。だから今回もオラが教えるずらよ♪」

鞠莉「かなーん?今回は私がフリーよ!これから毎日手取り足取り教えてあげるわ♪」

りこまる「「それはダメです(ずら)」」

鞠莉「なんでよー」

果南「うーむ・・・」

千歌「じゃあ家も近いし、私が教えよっか?」

果南「うんそうしよう千歌が教えてくれれば絶対負けないよ」ケッカオーライ

鞠莉「むぅ。でもちかっちの家かー。うちからだと遠いのよね。ちょっと気軽に行けないわ」

梨子「それなら、鞠莉さん。また部屋を借りてもいいですか?花丸ちゃんと一緒に練習したいので・・・」

花丸「梨子ちゃんが教えてくれるずら!?感激ずらー」

梨子「と言っても、教えることはないかもしれないから、実戦で練習しましょ」

鞠莉「・・・善子がいないならいっか」ボソ 梨子「え?」

鞠莉「OK!!じゃあ3人でやりましょ!!私だってホッケンやりたいのよ?」

花丸「鞠莉ちゃんも一緒!?すごいずら!!」

千歌「黒澤姉妹を抜かせばランキング上位3人が一緒に練習するの??」

果南「このチーム、鞠莉がいたらホントに負ける気がしないね」

千歌「うん!でもこっちも負けていられないよ!3日間ちゃんとついてきてね!」

果南「わかってるって」シアワセー

鞠莉「ならやっぱり、チーム名を決めないとね!!」

梨子「えっ、また・・・?」

花丸「そ、そういうのは千歌ちゃんと鞠莉ちゃんに任せるずら」

果南「そうだね。私もそういうの苦手だし」

千歌「むむっ!?・・・うーん」

鞠莉「そうねぇ・・・」

鞠莉「・・・ハリケーン、ブロッサム・・・」 千歌「トワイライト、タイガー・・・」 ちかまり「「っっ!!」」バッ

ちかまり「「・・・これだぁ!!」」

りこまるかな「「「えっちょっまっ」」」

千歌「これしかないね!鞠莉ちゃん、今すぐダイヤちゃんに送って!!私達の魂を___!!」

鞠莉「ラジャー!!」ポチポチ

りこまるかな「「「ちょっとまてーい!!」」」


同刻 黒澤家離れ


ルビィ「・・・これが各キャラの主な変更点です」

善子「絵里は単純に『火力の増加のみ』ってことね。減らなかっただけましなのかしら」

ルビィ「もともとの高性能なキャラだから、これだけで十分な強化になってるはずだよ」              ダイヤ「・・・っ?」ブーン

曜「穂乃果ちゃんのこれは、強化なのかな?」

ルビィ「強みが強化されてるから、強化でいいと思うよ」             ダイヤ「・・・」ポチポチ

善子「ことりがきつそうね。攻撃力が減っただけなのに、そんなに弱くなるものなの?」

ルビィ「前が高すぎただけだね。これで落ち着いたんじゃないかな」

ダイヤ「うm」

曜「あの性能で真姫ちゃんと互角だったもんね。それは弱くされちゃうか」

ダイヤ「u」

善子「そこは真姫も弱体化したんだし、状況は変わらないんじゃないかしら?」

ルビィ「でも他のky」

ダイヤ「だああああああああああああああああ!!!」                ルビィ「ピギィ!!」

ダイヤ「あなたたち、なんで海未さんの話はしないんですの!?私も同じチームですのよ!!??」

善子「何言ってるのよ。海未だけ大幅強化じゃない」ジトー

曜「強くなったキャラの話しても面白くないしー」ジトー

ダイヤ「それはそうなのですが・・・。全体の戦力強化ではありませんか・・・」

ルビィ「そ、それよりどうやって練習する?ふたりともうちにくる?」

ダイヤ「それは、無理ですわね。このことがお母様に知れたら、何を言われるかわかりませんわ」

善子「仕方ないわね。練習の帰りに私が曜の家に行くわ。それなら問題ないでしょ?」

曜「私はもちろん大丈夫だけど、私達だけで特訓して上達するかなぁ?」

ダイヤ「なら、夕方に私達が曜さんの家に行きますわ。といっても・・・」

ルビィ「明日しか無理そうだね。そのあとはルビィもお姉ちゃんも習い事でいっぱい・・・」

ダイヤ「そうなのです。なのでわからないことや質問はメールかLINEでお願いしますわ」

曜「ヨーソロー!」        善子「わかったわ」

ダイヤ「こっちはまた夜な夜なふたりで練習するしかなさそうね。ルビィ、それでいいかしら?」

ルビィ「ルビィはまたお姉ちゃんと練習できるだけで嬉しいよ!」

ダイヤ「えぇ、私もよ。・・・っと忘れてましたわ。さっき鞠莉さんから連絡が来まして・・・チーム名を決めたそうですわ」

曜「ち、チーム名かー・・・。必要?」

善子「あったりまえでしょ!!こういうのは絶対つけるべきだわ!!」

ルビィ「そ、そうなの?なら善子ちゃんにまかs」ダイヤ「っ!!」バッ      ルビィ「ンーグングッ」モガ       曜「やば・・・」

善子「そうよね!!なら!この堕天使ヨハネが!甘美で、黎明な魂魄を刻印してあげるわ!!!」

ダイヤ「はぁ、ルビィ・・・」       曜「こうなったら止まらないね」        ルビィ「ご、ごめんなさい・・・」

善子「・・・サイレント」     ようだいるび「「「えっ?」」」

善子「舞い降りたわ!ダイヤ、鞠莉に送るのよ!我ら、静寂に咲く深遠の妖魔__」



ちかまり「「ハリケーンタイガー!!」」

だいよし「「サイレントエルフ!!」」





ダイヤ「ってなんで私まで!!!」

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前回からの変更点まとめ

・各キャラに、スキルかJSのどちらかがひとつ追加された。

・各キャラのバランス調整。海未、凛が大幅強化。ことり、真姫が微弱体化。その他のキャラは基本的には上方修正。

・Dボタンがスキルボタンに名称変更。前回Aボタンだったスキル発動がDボタンに変更。ニュートラルでゲージ溜めができるのは変更なし。



ホッケン専門用語おさらい

スキル:いわゆる必殺技にあたる技。ボタンと同時にコマンド入力をすることで、通常技とはうってかわった技が出せる。

JS:いわゆる超必殺技で、「スクールアイドルスキル」の略称。スキルより強力だが使用条件が厳しい。

ゲージ溜め:Dボタンを押すことでスキルゲージを溜めることができる。押しっぱなしで継続、ゲージ増加速度アップ。

ノーマルモード:ホッケンには2つのモードがあり、シンプルモードにするとスキルが簡単に出せる。

火力:キャラクターの瞬間攻撃力。主にコンボの攻撃力表現などに使われる。
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本日はここまでになります。次回更新は明日の同じ時間です。
拙い文章ではありますが、ご意見ご感想をお待ちしております。

前作を当時リアルタイムで読んでたのを覚えています。
続編が来るとは思っていなかったので、楽しみにお待ちしています。

>>16
お読みいただきありがとうございます。
前作から読んでいただいてるとは。非常に嬉しく思っています。
これからまたしばらくお付き合い頂ければ幸いです。


木曜日 放課後 渡辺家


善子「曜、来たわよー」ピンポーン

曜「はいはーい、っと。ってあれ?ダイヤさんとルビィちゃんは??」

善子「一回家に帰ってから来るそうよ。あそこ、時間とかかなり厳しいみたいだし」

曜「それもそっか。じゃなきゃダイヤさんみたいなお固いのは生まれないよねー」

善子「その反動がルビィなのかしら・・・?にしてもずいぶん辛辣ね。何かあった?」

曜「う、ううん!大丈夫!!練習もこの4人でやってるし!いつもの曜ちゃんだよ!ヨーソロー!!」

善子「なんかおかしなテンションねぇ。別にいいけど」

曜(善子ちゃんの前で、梨子ちゃんのことを言うわけにはいかないもんね・・・)

曜「んー、ダイヤさん達が来るまでの間、どうしよっか。そうだ!私おすすめの千歌c」

善子「それには及ばないわ。私達には、これがあるのよ!!」バーン

曜「むー。って、こ、これは・・・っ!ホッケン一式!!」

善子「ふふーんっ」ドヤァ

曜「どうしたのこれ?ま、まさか!召喚!?」

善子「・・・と言いたいところなんだけど、鞠莉から借りたのよ。いかにヨハネと言えど、無機物召喚はできないのよね・・・」

曜「・・・あー」

善子「って!もうちょっとちゃんとツッコミなさいよ!!できないならなんでボケたのよ!!・・・ほら、始めるわよ!!」ピッ

曜「ご、ごめんね。えぇっと。確か『スキルかJSのどっちかがひとつ追加された』んだっけ?」

善子「そうね。幸い、穂乃果も絵里も追加されたのはスキルのほうだわ」

曜「前も思ったんだけど、なんでスクールアイドルスキルの略が『JS』なのさ。どこをどう略してるの?」

善子「知らないわよそんなこと。じゃあ1P側で穂乃果を選んでちょうだい。追加スキルの説明をするわ、ってどうしたの?」

曜「その前に、穂乃果ちゃんのおさらいをしてもいい?しばらくやってないから忘れちゃってさ。ほら、私って今は結構忙しいし」

善子「それもそうね。じゃあまずはスキル1『ほむまんだよっ』!ほむまんを投げつける飛び道具よ」

曜「これこれ!思い出した!これが強いんだよねーって、あ、あれ?・・・もしかして、ちょっとだけ性能落ちてる?」

善子「よく気がついたわね。出が遅くなって飛距離が落ちて、スキが増えたわ。でもちょっとだからまだまだ使えるスキルよ」

曜「それならいいんだけど。えっと次はスキル2『生徒会長だよっ』!ガードができない、投げスキルだね」

善子「こっちは変わってないわね。次はJSね。『ファイトだよっ』!打撃だけどガード不能よ。そして当てると相手が長時間ダウンになるから」

曜「その間にゲージを回復させて、起き上がったところにもう一回!!穂乃果ちゃんの一番の強みだよね!」

善子「強いっていうレベルを超えてるわよ。困ったことにこれもまったく変化ないわね。じゃあ最後に追加スキルの説明よ」

曜「おっけー。えっと、名前は『とべるよっ』。コマンドは『下+Dボタン』かー。ちょっとやりにくいね」ポチ

トベルヨッ

曜「おー、ジャンプして踏みつけたね!なんか地味だけど・・・」

善子「・・・性能は地味でもないわね。これ『中段技』なんだけど、ちょっとボタンを押しっぱなしにしてくれない?」

曜「??うん、わかった」ポチー

トベルヨッ イッター

曜「あぁ!!穂乃果ちゃんがこけた!!」

善子「スキルのあと『ボタンを押しっぱなしにするとこける』みたい。しかもこれ『下段技』なんですって・・・」

曜「え、えぇ!?これはあの『反射神経が尋常じゃない』鞠莉ちゃんでも見分けが付かないんじゃないかなぁ」

善子「ルビィの言ってた『崩し性能の強化』っていうのはこれのことだったのね。どっちもダウンするから、ここから」

曜「うん。あのガード不能のJS『ファイトだよっ』が重なるね。単純に、決める機会が増えた感じだね」

善子「要するに穂乃果は、『ガードを崩す能力がとても高い』キャラってことね。ダメージを与える手段がものすごく多いわ」


曜「穂乃果ちゃんが強キャラなのはJSに寄るところが大きかったけど、新スキルのおかげで普通に強くなったよ!」

善子「ええ。他にも細かい変更があるみたいだけど、それはあとで説明するとして、先に絵里のスキルのおさらいもしましょ」

曜「ヨーソロー!まずはぁ、対空に使えて長い無敵があってリーチも長い、万能スキル『アラベスク』!」ポチ


「⊂二二二( ^ω^)二⊃」ハラショー


「⊂二二二(^ω^)二⊃」

善子「いつ見てもむかつくスキルね」

曜「お、お次は中段スキル『テイルチョップ』!」ポチ

ミトメラレナイワァ

善子「・・・」ガシッ

曜「ま、待って待って!!次は画面全体攻撃のJS『KKE』!」ポチポチ

カシコイカワイイー? エリーチカー

善子「なんであんたのときはちゃんと出るのよ!!私なんて1回目で『PKE』が出たのよ!?」

曜「それは、ねぇ?えっと、ここまでは変化なし!ラストは追加スキル!!スキル名は『エリーチカダンス』!」

善子「・・・どのスキルも名前はまともなのよねぇ」タン

ブン ブン  ガッシュクヨォ

ようよし「・・・」

善子「・・・」ピッ

曜「ちょ、ちょっと!電源切らないでよ!・・・気持ちはわかるけど」

善子「ホッント相変わらずねこのキャラ!!なんで私はこれにしちゃったのかしらー!!」 ピンポーン

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キャラ情報 前回を含め現時点で判明している情報を公開。随時更新。

テンプレ

プレイヤー 強さ9段階 使用モード 使用ツール
使用キャラ 各パラメータ 5が最高で1が最低。ランクは弱中強の3段階
スキル1。シンプルモードの前方向に対応。
スキル2。シンプルモードの後方向に対応。
スキル3。シンプルモードの下方向に対応。
☆JS1。シンプルモードの前方向に対応。
☆JS2。シンプルモードの後方向に対応。

このうち、スキル3とJS2はどちらかひとつしか持っていない。


渡辺曜 ランク3 シンプルモード パッド
しっかり牽制、しっかりコマ投げ、しっかりJS。割りきっているが、かなり柔軟な対応ができる。JS連携の精度は完璧。

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ3 崩し5 強ランク
ほむまんだよっ:飛び道具。画面半分より届かない、出が若干遅い、スキが増えたなど弱体化したが、まだまだ穂乃果の主力。
生徒会長だよっ:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかはランダムで、後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
とべるよっ:小ジャンプから踏みつける中段技。ガードで不利だがボタン押しっぱなしで下段になる。発生が早く、中下の判別はほぼ不可能。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能打撃技。C攻撃から繋がり、5割+超有利。当身不可。逆コマンドで別演出あり。

解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら中下段打撃とコマ投げとガード不能JSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発の即死連携が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
新技は発動すれば2択になり、ヒット後にJS重ねができるなど、崩しに磨きがかかっている。
さらにリーチが多少増えるなど強化点が目立つが、無敵技は一切無いので切り返しが皆無。各技の判定も弱体化している。

苦手キャラはにこ。にこにーモードに勝ち目がなく、ファイト連携が一切通用しない。



津島善子 ランク2 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、不利を極力避ける慎重派。特訓によりプレッシャーを克服。2択などの単純な読み合いには弱い。

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。空ガ不可、長い無敵あり。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生普通。ゲージ使用で追撃可。
エリーチカダンス:合宿よぉ!コンボの締めに最適だが、初段のリーチは並み程度で、技後はスキ膨大。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で5割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。リーチがとても長く、KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
新スキル追加で近、中距離の火力があがり、近接気味のオールラウンダーとなった。
投げスキルがなく、崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ


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同日 同刻 高海家


千歌「あ、果南ちゃーん!いらっしゃーい!!」

果南「お邪魔するよ。それにしても、こんなに近いのに千歌の家に来るのは久しぶりだね」

千歌「果南ちゃんも家の手伝いがあるんだからしょうがないよ。それより、3日間覚悟してね!!」

果南「特訓はAZALEAのときにみっちりやったからね。それに、またみんなで遊びたいから、私も頑張るよー」

千歌「・・・曜ちゃん。なんで・・・」ポロポロ

果南「曜にもなんか理由があるんだよ。じゃなきゃあの曜が千歌から離れたりしないって」

千歌「そう、なのかな?」グスッ

果南「もちろんだよ。だからこの紅白戦に勝って、曜の本音を聞こう?そのためにも特訓しないとね」ナデナデ

千歌「ゴシゴシ・・・うん!ありがとう、果南ちゃん!!」

果南「いいのいいの。私はお姉ちゃんだからねー」

千歌「むー!ひとりっこでしょ!!」

果南「あはは。ま、千歌と曜限定のお姉ちゃんってところかな?」

千歌「そういうことなら、ちょっと頼りないお姉ちゃんには厳しく接さないといけないよね・・・?」

果南「ち、千歌?」

千歌「よーし!対戦するよ!!ほらパッド持って!!」

果南「ま、待ってよ。私、花陽の性能をほとんど知らないんだけど・・・」

千歌「・・・そういえば、前もそのおかげで私が勝ったんだっけ」

果南「そうそう。というわけで、よろしくお願いします、先生」

千歌「ふふっ、しょーがないなー。それじゃあ」 果南(か、可愛すぎる・・・なにこれやばすぎでしょ)

千歌「まず、花陽ちゃんは攻撃力が高くてリーチが長いんだよ。しかも『各技の判定が全キャラで一番強い』っていう特徴があるよ」

果南「っていうことは、攻撃同士がかちあったときに負けにくい、ってことかな?」

千歌「そうそう!さらに!スキル『おにぎり』を食べてHPを回復できるうえに、食べた数だけ『米俵』っていうスキルを使えるようになるんだよ!」

千歌「この米俵はキャラの前に置ける『設置系』スキルだね。このスキルは仕様がかなり変わったから、あとで詳しく説明するね!」

果南「これがわからなくて負けたんだよね。まさか爆発して、しかもそれがガード不能とは思わなかったよ」

千歌「今回は普段は『ガード可能』なったよ。あと設置から『一定時間で爆発』するようになったとか、ほとんど別のスキルになったね」

果南「え、そうなの?それならガード崩されないじゃん。これなら千歌に勝てるかも・・・」

千歌「とおもーじゃん?そこでこの追加スキル!じゃじゃーん!中段スキル『さすがにこね』!」タン

アウゥ

果南「えっ・・・?はやっ!!コノハヤサデチュウダンナノォ!?」

千歌「う、うん。しかものけぞりが長いから、このスキルのあとに『A攻撃が繋がる』んだよ!タイミングがものすごくシビアだけど」

果南「な、流された・・・。ならこれを使ってガードを崩すんだね。早すぎてちょっと不満だけど・・・」

千歌「このスキルのおかげで、地上を長時間制圧できるJS『ダレカタスケテー』もかなり機能するようになったね!」

果南「んー、花陽強いね。ホントに中ランクなの?」

千歌「今までは強い点ばっかり挙げてたけど、足とか攻撃の発生とかのスピード関係が一番遅かったり、対空に向く技がかなり少なかったり」

千歌「無敵技がJSしかなかったり、米俵の性能が変わって待ちにくくなったりとか、欠点が結構きついんだよねー」

果南「利点と欠点がはっきりしてるんだね。ありがとう、千歌。これで花陽のことが少しわかったよ」


千歌「よーし、ついでに希ちゃんの解説もしちゃうよー」

果南「あ、それは助かるね。私、実はあんまり覚えてなくて」

千歌「そうだと思ったよ!じゃあまず、希ちゃんは『投げキャラ』!これはもう予想通りというか」

果南「予想通り??」

千歌「こっちの話ー。では、希ちゃんのメインとなる投げスキル『わしわし』!威力が高くて投げ間合いが広い、まさに投げって感じ!」

果南「あぁ!私がよく狙うやつだね。強いよねこれ」

千歌「その投げの対になる打撃スキル『ドア殺し』!リーチが長くて発生の早い下段技で、ゲージがあれば追撃が出せる便利なスキルだね!」

果南「下Aからのコンボでわしわしと同じダメージが出て、これが打撃と投げの2択ってことだよね?最初はよくわかんなかったんだけど」

千歌(な、なんでわかんなかったんだろ・・・。マルちゃんはよくこんな状態の果南ちゃんにあんな戦法を教えたなぁ)ジー

果南「ん、どうしたの?私、なんか言った?(そんなに見つめられたら色んな意味で困るんだけどっ!!)」

千歌「き、気にしないで!じゃあ追加スキルだね。その名も『希パワー、注入!!』」タン

果南「・・・ん?上の方に手を伸ばしたけど、なんも起きないね。これなんなの?」

千歌「・・・ふむふむ。なら相手をジャンプさせて・・・、もっかい!」タン

ハーイプシュ!!

果南「つ、掴んだ!!」

千歌「あったりー!このスキルは空中の相手を投げる『対空投げ』みたいだね。と言っても無敵時間とかはないみたい」

果南「え、それじゃあ対空には使えないんだよね?このスキルある意味なくない??」

千歌「・・・果南ちゃん、わしわしを避けるにはどうすればいいと思う?」

果南「えっ!?えぇっと・・・、投げを避けるんだから、ジャンプかな?」

千歌「じゃあ投げを避けるジャンプをこのスキルで狩ったら、相手はどうする?」

果南「ジャンプしたら食らうんだから、それはジャンプしないよね・・・ん?っあああ!!!」

千歌「そう。このスキルのおかげで、択がさらに強力になってるんだよ。バクステはされるけど、実はこれも対処法があるし」

果南「うーん。そうなると、もともと強かった希がさらにパワーアップしたって感じなんだね」

千歌「単純にしてわかりやすい強化だね。投げJSの『スピリチュアルやね』も変わってないし」

果南「確か、掴んだあとにカードを引いて、そのカードによって威力が変わるんだっけ?」

千歌「そうそう。わしわしと違って投げ間合いは狭いけど、最低でも5割、『塔』のカードを引けば『8割』減るから、逆転には持って来いだね」

千歌「・・・希ちゃんはこんな感じだね。基本的にはたいして変わってないから今まで通り使えるよ」

果南「わかったよ。じゃあ対戦してみようか!千歌、今度は負けないからね!!」

千歌「臨むところだよ!・・・希ちゃんだけに」ドヤァ

果南「・・・」

千歌「あ、今のはのz」

果南「説明しなくて、いいから」

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高海千歌 ランク4 ノーマルモード レバー
米俵を崩しにしか使用せず、キャラパワーのみで戦う脳筋派。キャラ性能を6割ほどしか活用していなかったが、果たして・・・。

小泉花陽 パワー4 スピード1 リーチ4 崩し4 中ランク
おにぎり:食べるとHP回復。0.5割。全体動作40F。食べた数だけ米俵が置けるようになる。ゲージ使用で即米俵を設置。殴っても消えず、その爆発がガード不能になり、ダメージが増加する。
米俵:キャラぐらいの米俵をキャラ手前に設置。殴ると消え、一定時間経つと俵が爆発。攻撃判定持続増、3割、ガード可。追撃判定あり、スキ減少。設置速度20F、爆破速度90F。おにぎりゲージ使用設置は10F。
さすがにこね:高速中段。目押しでA攻撃が繋がるが、猶予0Fとシビア。
☆ダレカタスケテー:からのチョットマッテテーと同時にファンの波が押し寄せる、広範囲ダム的性能。全ヒットで5割、1ヒットでも3割

解説
おにぎりを食べれば食べるほど有利になる、かなり特殊なキャラクター。米俵をいかに置いて場を有利にするかに全てがかかる。
遅いスピードも相まって、基本的には待ち気味に戦うことになる。なのだが、使い手は千歌。
米俵の性能が変わって中段技が加わり、ガード崩しに磨きがかかった。波に乗ったときの爆発力は強キャラ以上。
一番の鈍重キャラなので接近するのが大変。また米俵の仕様変更により、待ちにくくなった。



松浦果南 ランク1 シンプルモード パッド
ゆっくり近づき奇襲を仕掛けつつ、打撃と投げの2択を狙う。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し3 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしで追撃。
希パワー、注入!!:対空投げ。間合いがかなり広く、発生も早いので吸いやすい。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。カードによって演出と威力が違う。5割~8割。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
投げスキルであるわしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。JSも投げ。
追加されたスキルも投げ。空中の相手をつかむ系だが、噛み合うと実は攻撃の上からつかめるほど間合いが広い。
リーチもあり、機動力も言うほど低くはないので、遠距離以外は戦えるうえに、A攻撃は最強クラスなので、近距離では無類の強さを発揮する。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に非常に弱いこと、A攻撃以外の性能が低いこと。

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同日 同刻 淡島ホテル一室


花丸「じゃあ早速対戦するずら!もっちろん、オラが一番最初にやるずら!!」

梨子「それじゃあ私が相手をしようかな。しばらくやってないからなまってるだろうし」

鞠莉「何言ってるのよ!ここは私の家よ!だからまずは私からやらせなさい!」

花丸「むぅ・・・っ!わかったずら。じゃあマルはあとでいいずら」

りこまり「「・・・!」」

梨子(そ、そうか。花丸ちゃんは様子を見るつもりね!この子、侮れない!!)チラッ

鞠莉(敵を欺くにはまず味方から、ってやつかしら。このチーム、気が抜けないわね!)

梨子「い、いいのよ花丸ちゃん。私がまずようs、くつろぐから!!先にやってね」

鞠莉「ううん、家主なら寛大にならないといけないわね。ここは私が抜けるわ」

りこまる「「どうぞどうぞ」」

鞠莉「ラジャー・・・って!!」

花丸「ふっふっふー。かかったずらね、鞠莉ちゃん!」ニヤ

梨子「それじゃあ対戦しましょっか」ガコッ

鞠莉「嵌められたー!!ホーリーシット!!!」

梨子(さてと、まずはやりながら真姫さんの性能把握ね。・・・通常技の性能はほぼ変化なし)ガチャガチャ

梨子(次はスキルね。あら?ガード不能スキル『ヴェェ』の発生が早くなってる?そのかわり射程が短すぎるわね。これじゃほとんど打撃投げだわ)

梨子(当身スキル『トラナイデ!』は変化なし。相変わらずの1F発生、威力も高いし、言うことないね)

梨子(・・・点滅した。まずは適当にJS『ナニソレイミワカンナイ!』を打ちましょ)ガチャガチャタン

ナニソレ イミワカンナイ!

梨子(攻撃発生が遅くなってる・・・。近くにいたら当たらないじゃない!どうすんのこれ。・・・あっ)

梨子(そういえば真姫さんの追加はJSだったわね。こっちも使ってみましょうか。えっと『カツサンドヨ!』?)ガチャガチャタン

カツサンドヨ!

梨子(発生はかなり早そうだけど、リーチが短い・・・。でも近くの相手にはこっちを使うことになりそうね。・・・よし)


花丸「・・・負けたー!梨子ちゃんやっぱ強いずら!」

梨子「ふふっ、ありがと。じゃあ今度こそ、私が抜けますね。鞠莉さん」

鞠莉「・・・覚悟はいいかしら、マル!!」ガコッ

花丸「ま、鞠莉ちゃん・・・??なんか怖いずら」

鞠莉「よくもこの私を出し抜いてくれたわねー!許さないんだからー!!」

花丸(怒ってる鞠莉ちゃん、可愛いずらねー。・・・さって、さっきは余裕なかったけど、今度はきちっと凛ちゃんの性能確認をするずら!)

花丸(まずは基本性能からかな)ガチャガチャガチャタン ガチャタン タタンガチャ 花丸(・・・変わりないずら。ステップもちゃんとダッシュだね)

花丸(スキルはどうかな。最初は無敵付き突進スキル『お断りします』ずら。・・・あれ?追撃可能に変更!?これ、どうなんだずら・・・)

花丸(次は凛ちゃんのメインスキル『テンションあがるにゃー』!・・・変わってないずら。ホントに大幅に強くなってるずら?)

花丸(JSはどうずら!?広範囲多段攻撃『星空にゃ!』・・・えっ?け、削りダメージが減ってるずら!!凛ちゃんどうしちゃったずら・・・)

花丸(・・・あれ?この新しいJS『ブレナイスパイラル』って、もしかして・・・!)ガチャタンガチャガチャタン

メンドイナヒト

花丸(やっぱり!!お断りしますからの『追撃専用JS』ずら!!・・・はっ!このJS絡めたコンボ、最大で7割近く減ってるずら!!)

花丸(通常のコンボでも2割以上。凛ちゃんの最大の悩みだった攻撃力がかなり上がってる。これはいい感じずら!!)

花丸(最初はがっかりしたけど、凛ちゃんのスピードで火力アップは大幅強化と言っていいずら!これなら・・・っ!!)


花丸「しゅーりー、ずら!!」

鞠莉「ちょ、ちょっと?凛やたら強くなってない??火力がすごいんだけど」

花丸「ふっふーん。今までが弱すぎたんだずら♪はい、梨子ちゃん交代ずら~」

梨子「えらい機嫌がいいね。凛さんそんなに強くなったのかな」

鞠莉「むー、さあ梨子!勝負よ!!」

梨子「こっちは負けたからかさらに不機嫌。なんかやりにくいなぁ」ガコッ

鞠莉(なんだかあっけなく負けちゃったわね。それが凛の強さだけど。でも真姫なら大丈夫!様子を見ながら性能を確認していくわよ!)

鞠莉(でもさっきちょっとだけ確認したらそんなに変わってないのよねー。あ、攻撃力は相対的にはむしろ下がってたっけ。スキルのほうは)

鞠莉(多段攻撃『猫パンチ』、いわゆる昇竜拳の『いっくよー』ともに変わりはないわね。さて、新スキル『なんでやねーん』)ガチャタン

ナンデヤネーン

鞠莉(投げみたいね。でも投げにしては発生がかなり遅いわねー。しかも追撃できそうでできない・・・。相変わらず低性能の塊ねー)

鞠莉(でも!点滅してしまえば、JS『にっこにっこにー』が撃てる。『にこにーモード』のにこにーは最強よ・・・って)

鞠莉(は、外れるとモードに移行しないの!!??これは痛い変更点だわ。・・・ガードならモード移行。相手に当てないとダメみたいね)

鞠莉(このJS関連はややこしいからあとで確認しましょ・・・っと!)

鞠莉「勝ったー!まっりまっりまー!!」

梨子「やっぱりにこにーモードはきついですね。ちょっと作戦考えないと・・・」ブツブツ

花丸「同じチームだけど、オラもにこちゃん対策と真姫ちゃん対策はしたいずらね」

鞠莉「・・・ふむ。梨子、マル!お家に連絡しときなさい!」

りこまる「「えっ・・・まさか・・・?」」

鞠莉「今日は泊まりなさい!!徹夜よー!!」

りこまる「「・・・ですよねー」」

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キャラ情報


桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。深読みするため初心者が苦手。

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす射程の超短い飛び道具。ガード不能。ゲージ使用で専用追撃。3割。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。カウンター踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:突進スピードがクソ速い突進技。近いと当たらない。5割。突進するまで無敵、突進中は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。
☆カツサンドヨ!:リーチの短い2F打撃。無敵あり。4割。ヒット時大幅有利。0.5秒の壁を突く。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは攻撃判定の発生が遅くなったが、スピードに変更はないので遠距離では相変わらずの使い勝手。
新JSは2Fの打撃技。無敵があり、割り込みや反撃にはこちらを使いたいがリーチが短いので注意が必要。
全体的にリーチが短い、チェーンが繋がりにくい、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。

苦手キャラは当身が機能しづらく、リーチ負けもしやすい、点滅をとばされやすい希



国木田花丸 ランク5 ノーマルモード レバー
卓越したレバーさばきにより凛を使いこなすテクニシャン。プレイヤー性能にキャラ性能が追いついていなかったが??

星空凛 パワー2 スピード5 リーチ1 崩し4 弱ランク
お断りします:劣化ゴキダッシュ。出始め無敵。ヒット後ゲージ使用で追撃可能。
テンション上がるにゃー:低空ジャンプ。体感10F程度からジャンプ攻撃可。コマンドはAB同時押し。キャンセル不可。
☆星空にゃ!:前方広範囲に星を降らせる。ヒット5割、削り3割。空ガ可。ヒットガードともに不利。発動中はずっと無敵
☆ブレナイスパイラル:お断りしますからの追撃専用JS。4割。ブレイクスパイラル。鉄壁スカート。

解説
最高の機動力から判別困難な中下段を駆使し、ピンチには星を降らせるスピードスター。凛のみ、ステップがダッシュになる。
JSの削りダメージが減ったが、まだまだ壊れ性能。空ガさせれば不利もつきにくい。
各技の攻撃力があがり、追撃専用のJSが追加され攻撃力がだいぶあがった。もうマスコットとは呼ばせない??
リーチが最短な点と、投げがないため暴れに弱いのが悩みどころ。事故死しないだけましなのか?



小原鞠莉 ランク6 ノーマルモード レバー
豊富な知識と超反応が武器。鞠莉に甘えは許されない。性格からか型にはまった戦法が苦手だが、外れすぎても苦手。


矢澤にこ パワー1 スピード2 リーチ2 崩し2 弱ランク
猫パンチ:竜虎2性能暫烈拳。空ガ不可。にこにー中は中段、無償追撃可。
いっくよー:昇竜拳。発生後まで無敵。にこにー中はスキなし、ヒット後専用追い打ち自動発動。超威力。
なんでやねーん:6F投げ。ヒットストップがあるが追撃不可。にこにー中は発生1F、長いヒットストップが発動し、追撃可。
☆にっこにっこにー:広範囲攻撃に変更。2.5+2.5+0.2で5.2割。ガード時は長時間拘束。技後ガードヒット問わずメリケン装備状態(通称にこにーモード)に。
ラウンド終了まで持続+全性能超アップ+スキルゲージ自然回復。

解説
にっこにっこにー発動からが勝負という、一発逆転系キャラ。にこにー前は文句なく最弱だが
にこにー後は他の追随を許さないほど性能があがり、一気に勝負を決められる。
逆ににこにーモードに入れず、一気に勝負を決められることがままあるのが最大の弱点。
JSの性能変更や新スキルもあるが、結局はにこにーモードに依存するのであまり変更のないキャラのひとり。

苦手キャラは常時どのコンボも2.5割以上の火力を有し、総合力でにこにーモードに素で対抗しうる、ことり。

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同日 深夜(21:30) 黒澤家


ダイヤ母「それでは、おやすみなさい。ダイヤさん」

ダイヤ「おやすみなさいませ、お母様」ペコッ

スタン  トッ トッ トッ

ダイヤ「・・・・・・」

ダイヤ「・・・ルビィ、もう出てきてもいいわよ」

ルビィ「モゾモゾ・・・ぷはっ!毎回緊張するね、これ。でもちょっと楽しいかも」

ダイヤ「まったく。あなたは高校生になっても、ちっとも変わってないわね」

ルビィ「る、ルビィだって、これでもちょっとは成長したんだよ?この前だってななj」

ダイヤ「そんな話はしてないわよ。ま、私の妹ですし。将来美人になることは間違いなさそうね」

ルビィ「えぇっ!?そ、そうかな・・・。でも、お姉ちゃんみたいに背も高くないし」

ダイヤ「んー、今はそんな外見よりもまず、中身をなんとかしたほうがいいんじゃないかしら・・・」

ルビィ「お姉ちゃんひどい!!・・・あっ、シー」

ダイヤ「ふふっ、冗談よ。焦らずゆっくり成長なさい。急ぐ必要なんてないんだから」ナデナデ

ルビィ「・・・っうん!!」

ダイヤ「さて、こっちの方はどっかのお馬鹿さん達みたいにお泊まり会をしてる場合じゃないわね。まずは性能のおさらいをしましょうか」スチャ

ルビィ「そうだね、ってそれって誰のこと?」

ダイヤ「さぁて、誰かしらね」

ルビィ「??・・・じゃあ、ことりさんからでもいい?」

ダイヤ「ええ、もちろんよ。まず特筆として通常技の攻撃力が落ちたことね。体感だけど20%減ってところかしら」

ルビィ「前はチェーンだけで3割超えてたから、それくらいのパワーダウンは仕方ないかもしれないね」

ダイヤ「自分のキャラが弱体化したのに随分謙虚ね。私だったら叫んでるかもしれないのに」

ルビィ「叫ぶなら海に行ってよ?」

ダイヤ「海未さんは大幅強化だからいいのよ♪」

ルビィ「お姉ちゃん、やっぱり現金だね・・・」

ダイヤ「いいでしょ別に!!・・・っと、大きな声はまずいわね。気をつけましょう」

ルビィ「あとはほとんど変わってないね。ガード不能の『脳トロボイス』に、空中投げスキルの『(・8・)』」

ダイヤ「JSの『左下』も変わってないわね。詳しくはあとで見るとして、新スキルね。空中専用スキル『ちゅんちゅん』」グィポチ

ピィィ

ルビィ「急降下して踏みつけた!しかもゲージ使用で追撃できるよ!・・・っムグ」

ダイヤ「いちお中段技のようだけど、ある高さ以上じゃないと出ないわね。『裏周り』もできないし、これでは崩しには使えないわ」

ルビィ「でも機動力は上がったかも。確かに攻撃力は減ってるけど、単純な弱体化とはいえないかもね」


ダイヤ「そうね。今までとは違う動きができるのは面白いわ。じゃあ海未さんのほうを確認するわよ」

ルビィ「うん。超速飛び道具『超音速枕』は打ち分けが『4種類に増えた』みたい。Cでもっと上方に、Dでまっすぐだけど遅い弾が出るんだって」

ダイヤ「おっほっほ。これで私の基本戦法が強くなるわね!これだけで負ける気がしないわ!!」

ルビィ「お、お姉ちゃん声、声。次に中段スキル『あなたは最低です!』だけど、追撃可能に変更だね」

ダイヤ「あら、あの専用追撃はお気に入りだったのに。残念だわ・・・」

ルビィ「あ、海未さんの追加はJSみたい。まず前からあるJS『次こそ勝ちます!』はロック系乱舞から投げスキルになったよ」

ダイヤ「投げになったの?にしても相変わらずの演出ね。この顔・・・」

ルビィ「でもガード崩し能力は上がってるね。JSだから条件があるけど。じゃあ最後は新JS『ラブアローシュート』!よかったねお姉ちゃん」グィポチ

アナタノハートウチヌクゾー バーン

ダイヤ「まあ!JSになってたのね!というか海未さんってこんなキャラだったかしら?」

ルビィ「性能に関しては、もう何もコメントがないんだね・・・」

ダイヤ「そんなのやってるうちに覚えればいいのよ。さ、夜は短いわ。始めるわよ」

ルビィ「うん。久しぶりだから、手加減なんてできないからね!!」

ダイヤ「言うわね?返り討ちにしてあげるわ。かかってきなさい!!」



ダイヤ母「・・・ふふっ。ふたりとも、まだまだ子供ね」

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2D格ゲー基礎知識 今回は裏周り、いわゆる「めくり」です。

ジャンプ攻撃には攻撃判定の広い技があり、これを相手の後頭部付近に当てると正面からのガードができなくなります。これをめくりといい

ガードを崩す手段のひとつとして格ゲーに広く浸透しています。ガード方法は通常とは逆、つまり前にレバーを入れることです。一見すると

簡単に聞こえますが、相手はほぼ常に動いているので通常時は非常に狙いにくいです。それでも技によってはめくりが狙いやすい攻撃も存在し

「めくりやすい」攻撃と言われます。めくりは主に足払いなどでダウンをとった後などが狙い目になります。


キャラ情報


黒澤ダイヤ ランク7 シンプルモード パッド
仕込みを独自に開発するなど、応用力に長けている。「園田海未」というキャラをよく理解し、徹底したプレイスタイルだが、非常に寒い。

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ2 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。ボタンで打ち分けができ、Aで真っ直ぐ、Bで斜め、Cで更に上方、Dで真っ直ぐ遅い弾が出る。
あなたは最低です!:やや早い中段。ゲージ使用で追撃可能。
☆次こそ勝ちます!:4Fの投げ技に変更。無敵長。5割+微有利
☆ラブアローシュート:JSに格上げ。発生3Fの飛び道具。出るまで無敵。当たると専用演出。ガードでスキ膨大。4割。

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。打ち分けが増え、画面制圧力が大幅に向上している。
新JSは超万能性能。割り込みにも使え、苦手だった切り返しもなんとかなるレベルに。
また各技の攻撃力があがるなど、最も強化が著しいキャラと言っていい。前作での詐欺中ランクを完全に払拭している。
しかしリーチの減少で中距離が大の苦手になり、JSが撃てないと切り返す手段が乏しい。



黒澤ルビィ ランク8 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。深い読みが武器だが、梨子とダイヤ以外の相手には発揮されにくい。

南ことり パワー3 スピード4 リーチ4 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。投げ間合いが増加。ゲージ使用で専用追撃。
ちゅんちゅん:中段だが発生が遅い雷撃蹴。出せる高さが限られてるため崩しには使いにくい。ヒット時のみゲージ使用追撃可能。ガードで不利。
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割。

解説
高めの攻撃力とそこそこのリーチに、凛に次ぐスピードを持つという、いそうでいないコンセプトのキャラ。
唯一の空投げ持ち。いわゆる空刃を手に入れ、より空中の依存度が強くなった。スキルはいずれも高い攻撃力を有するが、どれもゲージが必要。
高かった通常技の攻撃力は若干落ち着き、他キャラの軒並み強化もあって、前作での詐欺弱ランクではなくなった。
欠点はチェーンから繋がるスキルがひとつもないこと、地上でのガード崩し能力に乏しいこと、ゲージがないと本来の攻撃力が出ないこと。

苦手キャラはガー不を返しやすく、ほぼすべての性能でことりの上をゆく、絵里

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金曜日 夕方 高海家


千歌「だからっ!そこは投げでしょ!!前の果南ちゃんはどうしたの!?今は逃げてるだけじゃん!!そういうキャラじゃないからこれ!!」

果南「は、はぁい。(き、厳しい・・・。マルの5倍は厳しいよぉ。でも、今度は千歌のため、そして・・・。うん、ついて行かなきゃ!)」



金曜日 深夜(23:00) 黒澤家


コンコン ガラッ

ダイヤ「来ましたわね。さ、時間が惜しいですわ。早速始めますわよ」

コクン



土曜日 昼間 小原家


ガチャガチャ
ガチャタン カチッタタン ガチャガチャ

花丸(ルビィちゃん!待っててね。マルがすぐにわからせてあげるずら!!)

梨子(よっちゃん。あのときはごめんね。口ではなかなか言えないから、試合で証明するよ!!)

鞠莉(♪♪)



土曜日 夜 渡辺家


善子「うん。できることだいたいはやったし、今日はここまでにしとこうかしら」

曜「ヨーソロー!あとはひとりで練習!!曜ソロー!」

善子「・・・あー」

曜「まだ根に持ってる!!??」


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チーム名と所属プレイヤー、強さランク(1~9、若いほど下)、使用キャラとそのランク(弱中強) 、簡単なキャラ性能をまとめておきます。

各種ランクと性能は前回のをそのまま引き継いでいます。


ホッケン両立派 ハリケーンタイガー

千歌 ランク4  使用キャラ:花陽 中ランク 設置型

梨子 ランク9  使用キャラ:真姫 強ランク 当身持ち高火力

果南 ランク1  使用キャラ:希 強ランク 投げ技特化

花丸 ランク5  使用キャラ:凛 弱ランク スピード特化


ホッケン根絶派 サイレントエルフ

ダイヤ ランク7 使用キャラ:海未 中ランク 飛び道具特化

曜 ランク3   使用キャラ:穂乃果 強ランク 崩し特化

善子 ランク2  使用キャラ:絵里 中ランク 高性能オールラウンダー

ルビィ ランク8 使用キャラ:ことり 弱ランク 空中戦特化


無所属

鞠莉 ランク6  使用キャラ:にこ 弱ランク 一発逆転型


早見表

Aqoursプレイヤーランキング

強 梨子>ルビィ>ダイヤ>鞠莉>花丸>千歌>曜>善子>果南 弱


μ’sキャラランキング

強 穂乃果、真姫、希

中 海未、花陽、絵里

弱 ことり、凛、にこ

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本日は以上です。次の更新は明日で、今日と同じぐらいの時間になります。
なお、次の更新から試合が始まります。


日曜日 昼間 淡島ホテル宴会場


鞠莉「みっなさーん!シャイニー!!今日は待ちに待った、紅白戦!!ハリケーンタイガーvsサイレントウルフの試合よー!!」

ルビィ「あ、あのチーム名。結局反映されたんだ・・・」

梨子「迷惑極まりないわ・・・」

鞠莉「ルールの説明をするわ!!ここに各チームの名前を入れた2つのBOXを用意したから、試合ごとに各チームから一枚だけ引いて」

鞠莉「書かれた名前の人同士で対戦してもらうわ!計4試合して、勝ち越したほうのチームの勝利よ!!」

梨子「・・・ってそれだと2勝2敗になる場合があるんじゃないですか?そのときはどうするんです?」

鞠莉「ふふっ、やり直しよ!!」

7人「「「「「「「ええー!!??」」」」」」」

ダイヤ「なんでそんなめんどくさいルールなんですの!!一回で終わらせればいいではありませんか!!」

善子「それだと納得しないでしょ?だから、最も後腐れがないルールにさせてもらったわ」

千歌「あ、今回もルール決めたのは善子ちゃんなんだね」

花丸「確かに勝敗ははっきりするずら。こうなったらとことんやるしかないね!!」

鞠莉「じゃあお互いオッケーが出たところで、チーム代表から意気込みをお願いするわ!!まずは、ちかっち!!はい、マイクね」

千歌「えぇ!?そんなの聞いてないんだけど!」

鞠莉「そりゃそうよ。私が今、考えたんだから♪」

果南「千歌、諦めよう」

梨子「鞠莉さん、絶対楽しんでるよね」

ルビィ「でも、千歌ちゃんが何を言うのかはちょっと聞きたいかも」

千歌「むぅ。・・・・・・よし」スゥ



千歌「ダイヤちゃんがホッケンに反対した時、確かにその通りだと思った。今の私達はまだまだ、まだまだ練習が足りない。それはみんなもわかってる」

千歌「それでもね、その練習の効率をあげるためにも!私はホッケンが必要だと思う!理由はわからない。なんとなくとしか言いようがない」

千歌「わかってるのは、1ヶ月前みんなで集まって特訓して、勝って負けて、泣いて笑った時間は決して無駄ではなかったこと!」

千歌「私は、あの時間を信じたい。真剣に向き合えば何でも必ず私達のためになる!スクールアイドルもホッケンも一緒なんだって信じてる!!」

千歌「だから、私達は、ホッケンを続けます!!そのためにも絶対勝ってみせます!浦の星女学院高校2年、高海千歌!!」



花丸「千歌ちゃん最高ずらー!!」

梨子「とても即興とは思えないね」

果南「さすが私達のリーダー。言うことが違うね!!」

鞠莉「ちかっちありがとう!!感動したわよ!さぁダイヤ!あなたも言いたいこと、あるんでしょ?」

ダイヤ「そうですわね。千歌さんのおかげで時間もいただけましたし」スゥ



ダイヤ「まず、私達は前回の対抗戦が無駄だなんてことは!全く!一切!思ったことはありませんわ。あれは本当に素晴らしい催し物でした」

ダイヤ「しかし!先のイベント不採用、さらにはPVを撮ってあっぷろーどした直後に、他のことにうつつを抜かすなど言語道断ですわ!!」

ダイヤ「私達は今、何をしなければならないのか。スクールアイドルを始めたきっかけはなんだったのか。その原点をよく思い出してくださいませ」

ダイヤ「それができるなら、これからするべきことなど言わなくてもわかることですわ!私達がすべき最優先事項とは、すなわち!練習ですわ!」

ダイヤ「私達は心を鬼にしてでも!ホッケンをやめるべきなのです!よって私達は、絶対負けません。浦の星女学院高校3年 生徒会長、黒澤ダイヤ」



曜「ダイヤさんかっこいいー!!よーし、全速前進!ヨーソロー!!」

善子「こういうところは腐っても生徒会長ね。・・・ガラじゃないけど、否応なしに気合が入るわ!!!」

ルビィ「お、お姉ちゃぁん・・・」キラキラ


鞠莉「・・・はっ!ふ、ふたりともサンキュー!!じゃあやる気もでたところで、早速第一試合の選出をするわよー」ガサソゴ

果南「ちょちょちょちょ!!なんで鞠莉が引いてるの!?」

ダイヤ「くじは各チームが引くと言ったのはあなたではなくて!?」

鞠莉「・・・あら、私。そんなこと一言も言ってないわよ♪『試合ごとに各チームから(私が)一枚だけ引いて』って言ったじゃない♪」

花丸「さ、詐欺ずら・・・」

善子「もう好きにやらせましょ。本人対戦できないんだから、それくらい許してあげるわ」

鞠莉「まずは、ハリk・・・長いからちかっちチーム!選ばれたのは・・・国木田花丸選手!」バッ

梨子「なんのためにチーム名決めたんですか・・・」

花丸「お、オラが初戦ずら?」

果南「頑張ってね、マル」

鞠莉「対するはダイヤチーム!出てくるのは・・・。ニヤ・・・黒澤ルビィ選手!!」バッ

まるびぃ「「!!」」((い、いきなりマル(ルビィ)ちゃんと・・・))

曜「ルビィちゃん、がんばルビィだよ!!」

善子「麗しき金剛との宵闇での月食、今この灼熱の地にて現世に降臨せん!!」

ダイヤ「誰が金剛ですの!」

ルビィ「う、うん(お姉ちゃん、善子ちゃんの言ったこと、わかるのかな?)」

鞠莉「じゃあふたりはあそこのモニタの前に行って、準備しておいてね!あ、果南!ダイヤ!手伝ってくれるかしら!?」

ダイヤ「仕方ありませんわね。・・・これでいいかしら。よろしければ、ついでにルビィの解説をしますわ」

果南「じゃあ私はマルの解説??できるかなぁ」

ダイヤ「では私が主だって解説をするので、補足をお願いできますかしら?果南さんがわかる範囲でいいですわ」

果南「・・・それならできるね。ありがとう、ダイヤ」

梨子「それにしても、初戦から花丸ちゃんとルビィちゃんなんて・・・ふたりとも大丈夫かな?」

千歌「でもマルちゃんなら大丈夫!だって梨子ちゃんと鞠莉ちゃんが特訓相手だったんだから!!」

善子「言ってくれるわね、千歌。こちとらあのダイヤと特訓を重ねたのよ?ルビィが勝つに決まってるわ」

曜「あの姉妹、ホントにすごく強いからね。いくらマルちゃんでも無理じゃないかなぁ」

花丸(初っ端からルビィちゃんと対戦。でも好都合ずら!この試合でマルの気持ちをぶつけるずら!!)ガコッ

ルビィ(マルちゃん・・・。ルビィはマルちゃんと一緒がいいの。お願い、わかって!!)スチャ

鞠莉「試合は1ラウンド99カウントの2ラウンド先取よ!さぁ、行くわよ!Aqoursファイトー、サンシャイニー!!」

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キャラ情報  情報に過去の対戦戦績を追記します。興味がある方は前作をお読みください。


国木田花丸 ランク5 ノーマルモード レバー
卓越したレバーさばきにより凛を使いこなすテクニシャン。プレイヤー性能にキャラ性能が追いついていなかったが??
vs善子● vs曜○ 

星空凛 パワー2 スピード5 リーチ1 崩し4 弱ランク
お断りします:劣化ゴキダッシュ。出始め無敵。ヒット後ゲージ使用で追撃可能。
テンション上がるにゃー:低空ジャンプ。体感10F程度からジャンプ攻撃可。コマンドはAB同時押し。キャンセル不可。
☆星空にゃ!:前方広範囲に星を降らせる。ヒット5割、削り3割。空ガ可。ヒットガードともに不利。発動中はずっと無敵
☆ブレナイスパイラル:お断りしますからの追撃専用JS。4割。ブレスパ。鉄壁スカート。

解説
最高の機動力から判別困難な中下段を駆使し、ピンチには星を降らせるスピードスター。凛のみ、ステップがダッシュになる。
JSの削りダメージが減ったが、まだまだ壊れ性能。空ガさせれば不利もつきにくい。
各技の攻撃力があがり、追撃専用のJSが追加され攻撃力がだいぶあがった。もう最弱とは呼ばせない??
リーチが最短な点と、投げがないため暴れに弱いのが悩みどころ。事故死しないだけましなのか?


黒澤ルビィ ランク8 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。深い読みが武器だが、梨子とダイヤ以外の相手には発揮されにくい。
vs善子○ vsダイヤ○ vs梨子●

南ことり パワー3 スピード4 リーチ3 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。オネガァイ
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。投げ間合いが増加。ゲージ使用で専用追撃。チュンチュン
ちゅんちゅん:空刃。中段だが発生が遅く、出せる高さが限られてるため崩しには不向き。ヒット時のみゲージ使用追撃可能。ガードで微不利。ピィィ
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割。

解説
高めの攻撃力とそこそこのリーチに、凛に次ぐスピードを持つという、基本性能が非常に高いキャラ。
唯一の空投げ持ち。いわゆる空刃を手に入れ、より空中の依存度が強くなった。スキルはいずれも高い攻撃力を有するが、どれもゲージが必要。
高かった通常技の攻撃力は若干落ち着き、他キャラの軒並み強化もあって、前作での詐欺弱ランクではなくなった。
欠点はチェーンから繋がるスキルがひとつもないこと、地上でのガード崩し能力に乏しいこと、ゲージがないと本来の攻撃力が出ないこと。

苦手キャラはガー不を返しやすく、ほぼすべての性能でことりの上をゆく、絵里

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鞠莉「始まったわ!ホッケンを賭けた紅白戦、第一試合!1P側、花丸凛!2P側、ルビィことり!実況は私、小原鞠莉!この試合の解説は」

ダイヤ「ルビィ担当の黒澤ダイヤですわ。ことりさんは切り返す手段が少ないので、攻めが強い凛さんに捕まったらほぼ負けですわ」

果南「マル担当の松浦果南だよ。逆に、凛はペースを掴めないと、ことりのリーチと火力に押し切られちゃうね」

ダイヤ「あら、できるじゃありませんの」 果南「まぁ、ちょっとはね」

鞠莉「捕まえたら凛の勝ち、粘らったらことりの勝ち、実にわかりやすいけどそれはお互いが承知のはず!果たしてどうなるのか!?」



ニャンニャンニャーン
チュンチュンチューン


フェイズ ワン
プロスィード!


花丸「・・・」カチッ ガチャガチャガチャ ガチャタン ガチャカチカチ ガチャガチャタタンカチ

ルビィ「・・・」グィ グリグリ ポチグリグリ

鞠莉「さて、開幕はお互いバックステップで離れてから遠距離で様子見!なんだけど凛が凄まじい動きをしているわ!」

ダイヤ「久しぶりに見ますが、相変わらず花丸さんはレバーの手捌きが尋常じゃないですわね」

果南「私も前回間近で見たけど、何をしているのか全然わからないね、あれ」

鞠莉「様子見のまますでに20カウント経過!!このあとどう展開していくのか、楽しみだわ!!」

ルビィ(見てはいたけど実際に対戦するとものすごく速い・・・。こんなのに捕まったら最後。このままスキをうかがってチャンスを狙うよ!)

花丸(かなり慎重ずらね。さすがルビィちゃん、簡単には攻めさせてくれないずら。でも時間がなくなるほど、不利になるのはそっちだよ!)

鞠莉「さらに20カウント経過!両者なかなかスキを見せないわ!時間だけが過ぎていく!」

果南「なかなか試合が進まないね。凛ならなんとかなりそうだけど・・・」

ダイヤ「ルビィはそろそろ仕掛けないとまずいですわね。火力が高いとはいえ、ことりさんは一気に攻め立てるタイプのキャラではありません」

梨子「凛さんは短時間でもダメージを奪える火力を手に入れましたから、一回でも接近すれば十分勝機はありますね」

千歌「お互いがお互いの実力を信頼してるからね。今は対戦相手だから、信頼っていうのはちょっとおかしいけど」

ルビィ(今凛ちゃんはかなり遠くにいるね。ここなら大振りな技でも大丈夫)グリィポチ

ピィィ 花丸(っここずら!)カカチ

ダダダダッ

ルビィ(え?)

善子「ことりが新スキル『ちゅんちゅん』の牽制を空振りしたのを」

曜「見てからダッシュ!?マルちゃんすごい反応!!」

花丸(ふふっ)タンタンタンガチャタン

オコトワリシマス

鞠莉「牽制を見てから接近したのはマル!空振りのスキにコンボ決めてダメージと起き攻めをとっていく!」

ダイヤ「な、なんて反応ですの・・・。あれでは鞠莉さんレベルではありませんか・・・」

花丸(その通りずらダイヤちゃん。この3日間マルは・・・!)


___回想 木曜日 深夜(1:30) 小原家_______________________________________________


鞠莉「反射神経を鍛える?」

梨子「花丸ちゃん、急にどうしたの?」

花丸「オラ、凛ちゃんの機動力を活かせてる自信はあるずら。でも、あの姉妹には、特にルビィちゃんにはそれでは勝てないと思うんだ」

鞠莉「確かに、凛は『海未にはかなり有利』に戦えるから、あの寒いダイヤでも勝算は高いわね」

梨子「冷えてきましたね。でもことりさんもそんなにつらくはないはずだけど・・・」

花丸「甘いずら梨子ちゃん。オラは見てるずら。梨子ちゃんとルビィちゃんの、あの世紀の1戦を!梨子ちゃんは気が付かないかもしれないけど」

花丸「ルビィちゃんはよほどのことをしないと勝てないずら。でもひとつわかってるのは、ルビィちゃんは『牽制がかなり多い』ってことずら」

梨子「ことりさんがそういうキャラだからね。みんなは褒めてくれてたけど、ルビィちゃん相手に地上で有利を取るのは結構たいへんだったよ」

鞠莉「あれはあなたしか無理。・・・なるほど。つまり、牽制に対して『キャラ自体で押し返す』反射神経がほしい、ということかしら?」

花丸「ずら。立ちCとか新スキルのちゅんちゅんとかに反応してダッシュができれば、かなり優位に立てるはずずら」

鞠莉「オッケー!そういうことなら、お姉さんにまっかせなさーい!!ビシバシ鍛えてあげるわ!!」

花丸「ありがとう、鞠莉ちゃん!」

梨子「にしても、よっちゃんや曜ちゃんは見向きもされないんだね・・・」

鞠莉「・・・と言っても、反射神経なんてものは、鍛えてましたはい早くなりましたー、っていうシロモノじゃないのよねー」

花丸「えっ。じゃ、じゃあどうすばいいずら?」

梨子「それなら私の出番かな。花丸ちゃんはルビィちゃんのことをよく知ってるわよね?」

花丸「当然ずら!ルビィちゃんのことならほとんど何でも知ってるずら!!」

梨子「ふふっ。じゃあまずは、これを覚えるぐらい見直してね」カチタン

花丸「・・・ルビィちゃんのリプレイ?これを覚えるずら?」

梨子「正確には『牽制している場所』を覚えるのよ。そこから、ルビィちゃんの性格と照らし合わせて『牽制を振りやすい距離』を割り出すの」

梨子「牽制するポイントがわかれば反応しやすくなるわ。私もルビィちゃんと対戦してるから少しは教えられるはずよ。一緒に頑張りましょ」

花丸「うん!ありがとう、梨子ちゃん!」

鞠莉「・・・あれ?私、また蚊帳の外??」オーマイゴッネス


___回想 終了_____________________________________________________________


花丸(梨子ちゃん、鞠莉ちゃん。感謝にたえないずら!!おかげでなんとか接近できたずら!)

ルビィ(まるでルビィがそこでちゅんちゅんするのがわかってたみたいに・・・。マルちゃん、そんなにルビィのことを研究してくれたんだね)

花丸(さあ、レッツパーリィずら!!)ガチャタタン

鞠莉「マル!今こそ勝機と言わんばかりに怒涛の猛攻!」

善子「花丸があんな反応を見せるなんて、予想外だわ」

曜「私達、ホントに手加減されてたみたいだね」

ダイヤ「こうなっては、ことりさんは耐えて凌ぎ切るしかありませんわね」

果南「確か、ことりのバックステップには長い無敵時間があるはず。でもこの速い凛にはあまり意味がないかもね」

鞠莉「と言っている間にことりの体力は点滅寸前!JSが撃てないから、あと1回攻めを通せば凛の勝ちだわ!!」

梨子「以前の凛さんだったら、ここから体力をなくすにはJSを撃つしかなかったけど」

千歌「火力があがってる今なら、ここからでも1ゲージあれば倒しきれるね!」

花丸(ルビィちゃん、ガードのテクニックはあんまり知らないみたいずら。でも容赦はしないずらよ!)タタン

ルビィ(うっ、直テンション。どっち・・・?下段!)



タゲッダメージ


鞠莉「最後の攻防、中段で制したのはマル!花丸凛がラウンド先取よ!」

千歌「マルちゃんすごーい!!」

善子「あのルビィから、こうもあっさり簡単にラウンドを取った・・・?」


フェイズトゥ
プロスィード


ルビィ(ラウンド2、どうしよ。さっきは様子を見たけど、今度は攻めて行こうかな)ポチ

花丸(!!甘いずらよ、ルビィちゃん!!)カチ

鞠莉「か、開幕!攻め手を打ったことりの牽制立ちCを、読んでジャンプしている!!もちろんジャンプ攻撃からダウンを取って起き攻め!!」

ダイヤ「る、ルビィ!!」ガタッ

果南「ちょっと、ダイヤ。今は解説でしょ?」グィィ

曜「こ、これ。まずくない?」

善子「非常にまずいわ。このまま勝負が決まる可能性もあるわね」

鞠莉「まずは1回目!テンションすかしからの下段が通る!!」

梨子「花丸ちゃん、このまま行けますね」

鞠莉「2回目!テンション2連発からの中段!これは見えにくいわ!!」

千歌「マルちゃーん!押し切れー!!」

鞠莉「3回目!素直に下段を重ねてきたわ!!さぁ次でラストになってしまうのk」




ピギィ!!


花丸「えっ・・・」

梨子「凛さんの動きが、ことりさんの目の前で止まった!?」

善子「っ!!今よ!ルビィ!!」

ルビィ(動かない・・・。それならっ!!)グィポチ

オネガァイ

鞠莉「ことり!動かない凛に対してガード不能の脳トロボイス!」

曜「さすがルビィちゃん!このタイミングなら避けられない!!」

千歌「これが当たったら点滅しててなおかつゲージもあることりちゃんが有利になる・・・。マルちゃん!!」

花丸「・・・なーんちゃって」テヘ  ガチャタン
 
ルビィ「えぇっ!?」

7人「「「「「「「んなっ!!??」」」」」」」

オコトワリシマス



タゲッデストローイ



鞠莉「の、脳トロを無敵突進スキル『お断りします』で返して追撃!!勝ったのは、マールー!!」

梨子「や・・・」

千歌「や・・・」

ちかりこ「「やったー!!」」


果南「だ、ダイヤー・・・?」ニコニコヒクヒク

ダイヤ「しょ、しょうがないでしょ?同じチームであるルビィがピンチなんですもの。この衝動は自分でもどうにもならないのです・・・」カァ

千歌「ま、まさか。さっきのピギィって・・・」

梨子「ダイヤさんだったの!?」

善子「まったく、妹想いもたいがいにしなさいよね。あれで戦局が変わったかもしれないのよ??」

ダイヤ「も、猛省しておりますわ・・・」シュン

曜「でもマルちゃんには、あれがダイヤさんだって、わかってたみたいだね!」

鞠莉「もしかして、マル。驚いた『フリをしていた』の?あそこで脳トロボイスを『出させる』ために・・・」

花丸「当然ずら。ダイヤちゃんのはルビィちゃんよりもちょっとだけ声色が低いずら。あれぐらい誰でもわかるずらよ」

梨子「いや、それがわかるのは花丸ちゃんだけだと思うわ」


ルビィ「マルちゃん・・・」

花丸「ルビィちゃん。オラ、ルビィちゃんのこと、いっぱいいっぱい研究したずら。絶対に勝ちたかったから。だってオラ、ルビィちゃんと」

花丸「ずっと一緒に、色んなことをしたい。それはスクールアイドルも、ホッケンも同じことずら」

ルビィ「うん、うん!ルビィもマルちゃんがいないとやだよ!!マルちゃんがいないなんて考えられない!!だからルビィ達が勝っても」

ルビィ「マルちゃん達が勝っても、ルビィはマルちゃんと一緒だよ!!」ポロポロ

花丸「うん、もちろんずら」ポロ


ダイヤ「よかったわね、ルビィ」

梨子「・・・なにいい話っぽく終わらせようとしてるんですか?あなたは試合を乱した張本人なんですよ??」

ダイヤ「orz」

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キャラ情報


国木田花丸 ランク8 ノーマルモード レバー
卓越したレバーさばきにより凛を使いこなすテクニシャン。プレイヤー性能にキャラ性能が追いつき、Aqoursでも屈指の実力者となった。
vs善子● vs曜○ vsルビィ○

星空凛 パワー2 スピード5 リーチ1 崩し4 弱ランク
お断りします:劣化ゴキダッシュ。出始め無敵。ヒット後ゲージ使用で追撃可能。
テンション上がるにゃー:低空ジャンプ。体感10F程度からジャンプ攻撃可。コマンドはAB同時押し。キャンセル不可。
☆星空にゃ!:前方広範囲に星を降らせる。ヒット5割、削り3割。空ガ可。ヒットガードともに不利。発動中はずっと無敵
☆ブレナイスパイラル:お断りしますからの追撃専用JS。4割。ブレスパ。鉄壁スカート。

解説
最高の機動力から判別困難な中下段を駆使し、ピンチには星を降らせるスピードスター。凛のみ、ステップがダッシュになる。
JSの削りダメージが減ったが、まだまだ壊れ性能。空ガさせれば不利もつきにくい。
各技の攻撃力があがり、追撃専用のJSが追加され攻撃力がだいぶあがった。もうマスコットとは呼ばせない??
リーチが最短な点と、投げがないため暴れに弱いのが悩みどころ。事故死しないだけましなのか?


黒澤ルビィ ランク7 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。深い読みが武器だが、梨子とダイヤ以外の相手には発揮されにくい。またガード能力が低い。
vs善子○ vsダイヤ○ vs梨子● vs花丸●

南ことり パワー3 スピード4 リーチ3 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。オネガァイ
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。投げ間合いが増加。ゲージ使用で専用追撃。チュンチュン
ちゅんちゅん:空刃。中段だが発生が遅く、出せる高さが限られてるため崩しには不向き。ヒット時のみゲージ使用追撃可能。ガードで微不利。ピィィ
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割。

解説
高めの攻撃力とそこそこのリーチに、凛に次ぐスピードを持つという、基本性能が非常に高いキャラ。
唯一の空投げ持ち。いわゆる空刃を手に入れ、より空中の依存度が強くなった。スキルはいずれも高い攻撃力を有するが、どれもゲージが必要。
高かった通常技の攻撃力は若干落ち着き、他キャラの軒並み強化もあって、前作での詐欺弱ランクではなくなった。
欠点はチェーンから繋がるスキルがひとつもないこと、地上でのガード崩し能力に乏しいこと、ゲージがないと本来の攻撃力が出ないこと。

苦手キャラはガー不を返しやすく、ほぼすべての性能でことりの上をゆく、絵里


Aqoursプレイヤーランキング

強 梨子>花丸>ルビィ>ダイヤ>鞠莉>千歌>曜>善子>果南 弱
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本日はここまでです。また明日同じぐらいの時間に更新します。
確認不足により、昨日のキャラ情報が以前の状態で投稿してしまっています。
最後の情報が最新になります。混乱させてしまい申し訳ありません。


鞠莉「じゃあ早速次の試合に移るわよ!!さーて、なにがでるかなー」ガサゴソ

梨子「何がって、紙しか出ないんじゃ」

千歌「梨子ちゃん。空気、よも?」

梨子「千歌ちゃんに言われた!?」

千歌「なにその反応ー。ひどくなーい?ねぇようc・・・あ」

曜「・・・」

ダイヤ「花丸さんとルビィと違い、こっちは前途多難ですわね」

鞠莉「引けたわ!まずはちかっちチーム!!えっと・・・松浦果南選手!!」バッ

果南「お、私だね。千歌のためにもがんばりますかー」グルグル

梨子「自信に満ちてる・・・。その様子だと千歌ちゃんとの特訓は相当だったみたいですね」

果南「や、やめて・・・。思い出したくない」ガクブル

梨子「えぇ??何があったんですか・・・」

鞠莉「対するはダイヤチーム!!じゃじゃーん!・・・津島善子選手!!」バッ

ダイヤ「善子さん、ファイト!ですわ!!」

善子「えぇ、ダイヤ。期待に応えてあげるわ!!」スタッ

花丸「あ、鞠莉ちゃん。解説はオラ達がやるずらよ。オラは果南ちゃん」

ルビィ「ルビィは善子ちゃんだね」

鞠莉「あら、あなたたち。すっかり元通りね。心配してたのよ??」

ルビィ「ご、ごめんなさい。ルビィ達、今まで喧嘩なんてしたことがなくて・・・」

花丸「気持ちをどう伝えればいいのかわからなかったんだずら。でもホッケンのおかげで、こうして仲直りできたずら!」

ルビィ「うん。でも今は勝負は勝負だよ。どっちがかっても恨みっこなしだからね!」

花丸「もちろんずら!今は全力で果南ちゃんと善子ちゃんを応援するずら!!」

梨子「いいなぁ。さて、果南さんのことは千歌ちゃんに任せたから、私はよく知らないんだよね」

千歌「できる限り教えたよ!だから今度も大丈夫!」

ダイヤ「それはどうかしら?善子さんを甘く見ないことね。分析力に関しては、善子さんの右に出るものはいませんわ」

曜「私が断言します。善子ちゃんは勝ちます。はっきりいって、前とは別人ですよ」

善子「果南、あなたに恨みなんてないけど、勝たせてもらうわよ?」ガコッ

果南「それはこっちのセリフだよ、善子。私だって、いつまでも最下位ではいられないからね」スチャ

鞠莉「ふたりとも自信に満ちています!!では、Aqoursファイトー・・・チラ」

まるびぃ「「はじめルビィ!!」」

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キャラ情報

松浦果南 ランク1 シンプルモード パッド
ゆっくり近づき奇襲を仕掛けつつ、打撃と投げの2択を狙う。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。
vs梨子○ vs千歌●

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し3 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしで追撃。
希パワー、注入!!:対空投げ。間合いがかなり広く、発生も早いので吸いやすい。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。カードによって演出と威力が違う。5割~8割。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
投げスキルであるわしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。JSも投げ。
追加されたスキルも投げ。空中の相手をつかむ系だが、噛み合うと実は攻撃の上からつかめるほど間合いが広い。
リーチもあり、機動力も言うほど低くはないので、遠距離以外は戦えるうえに、A攻撃は最強クラスなので、近距離では無類の強さを発揮する。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に非常に弱いこと、A攻撃以外の性能が低いこと。



津島善子 ランク2 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、不利を極力避ける慎重派。特訓によりプレッシャーを克服。2択などの単純な読み合いには弱い。
vsルビィ● vs花丸○ vs曜●

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。空ガ不可、長い無敵あり。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生普通。ゲージ使用で追撃可。
エリーチカダンス:合宿よぉ!コンボの締めに最適だが、初段のリーチは並み程度で、技後はスキ膨大。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で5割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。リーチがとても長く、KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
新スキル追加で近、中距離の火力があがり、近接気味のオールラウンダーとなった。
投げスキルがなく、崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ

___________________________________________________________________


キャラクターセレクッ

鞠莉「さて2回戦!1P側が果南希!2P側が、・・・ミトメラレナイワァ」       善子「やかましいわ!!」

ルビィ「よ、善子ちゃん・・・。この組み合わせも近づいたら希さんが、それ以外なら絵里さんが優位です。さっきとほとんど同じだね」

花丸「違いは?というと絵里ちゃんのリーチが長すぎるせいで、希ちゃんがかなり近づきにくいことずら。ここを果南ちゃんがどうするかずらね」

鞠莉「果南も善子も相当特訓したみたいだし、どんな試合をしてくれるのか!?とても楽しみだわ!!」



キュウニンヤ、ウチヲイレテ
ヤッパリヤリタカッタノネ


アァユゥレディ?
スリートゥワン

ゴウ!!


善子「」タン 果南「!」ググィ 善子「・・」ガチャ タン 果南「!!」グィポチ 善子「!?」 果南「・・」グィー
ブン  スゥ スタッブゥン ニガサヘンヨー ダーン   スタスタ

まるびぃ「「え?」」

ダイヤ「絵里さんが開幕立ちBで牽制。それを見てさすかずバクステする希さん。さらにそれに対応し、ステップから立ちCを当てにいった絵里さん」

梨子「でもギリギリ届かなかった。そこに希さんは、空振ったのを確認してからドア殺しを差してダウンを取り、接近。・・・ですね」

ルビィ「善子ちゃんすごい!この短期間でこんなに!」

花丸「あの果南ちゃんがこんな対応を!?信じられないずら!!」

千歌「いいよ果南ちゃん!私の教えた通りだよ!!」

鞠莉「開幕から接近に成功した希!これはまた一気に勝負が決まる可能性があるわ!」

曜「善子ちゃんは『2択に弱い』から余計厳しい状況だね」

ダイヤ「こうなっては善子さんの『能力』が活かせませんわ。どこかで無敵スキルの『アラベスク』を通すしかないですわね」

ワシワシマックスー

花丸「と言ってる間に最初のわしわしが通ったずら」

ルビィ「善子ちゃん最初は様子見したみたいだけど、相変わらず果南さんはわしわしが多いね」

善子(ルビィの言う通りね。かと言って、ジャンプばかりするわけにもいかないのよねぇ・・・)グィ

果南(最初は投げ。うん、これでいいんだよね?千歌!)ポチポチポチ

ビシドカバキ ニガサヘンヨー ンフッ

鞠莉「2回目の起き攻めは打撃!善子はジャンプを入力していたか、チェーンからドア殺し、追撃まで入っていくわ!」

ルビィ「これで絵里さんは残り体力が3割。ゲージがあるので、あと1回攻撃を通されたら果南さんがラウンド先取です」

花丸「ここが勝負どころずら!善子ちゃんは逃げ出せるのか!果南ちゃんが押し通すのか!」

善子(以前の果南ならここは投げね)ガチャ

果南(前の私とは違うよ、善子!)ポチ


タン
ハラショー


ダイヤ「!?アラベスクが通りましたわ!」

鞠莉「果南の選択は打撃だったのか、アラベスクがヒット!善子が危機的状況を脱したわ!」

曜「ナイス善子ちゃん!焦らずに行こう!!」

梨子「果南さん、ドンマイ!次のチャンスを待ちましょう!!」


ルビィ「善子ちゃんは中距離を維持。絵里さんの一番強い間合いを保っています」

花丸「こうなると果南ちゃんは厳しいずら。でも不用意に接近するのは・・・え?」

果南(・・・)グィ

スタスタ

鞠莉「か、果南!絵里の間合いに向かって歩いていく!」

ダイヤ「確か前回でもこのような動きを見せてましたわね。あのときは花丸さんの教えだったようですが」

梨子「今回は花丸ちゃんも驚いてますね。ということは、千歌ちゃんの教えなのかな?」

善子(落ち着きなさい善子。希には真姫の『トラナイデ!』みたいな当身スキルはない。間合いに入ったら確実に前進を止めるのよ)

スタスタ

善子(・・・っここよ!!)タン

果南(・・動いた!)ポチ

ブゥ
ピシ

梨子「んな!?」      曜「う、うそでしょ・・・」

まるびぃ「「ええええええええええええええええ!!??」」

鞠莉「か、かかかか果南!!絵里の立ちCを、・・・立ちAで『止めた』わ!!」

ダイヤ「ど、どどどうなってますの!?花丸さんも果南さんも、みなさん鞠莉さん並みの反応ではありませんか!!」

千歌「ふっふっふ・・・みんな驚いてるね。そうだよねー。あの果南ちゃんがねー」

梨子「ち、千歌ちゃん?いったい果南さんに何を教えたの??」

千歌「ちょっとコツを教えただけだよー。ちょっとした、ね?」


___回想 金曜日 放課後 高海家_____________________________________________________


千歌「そういうキャラじゃないから!近づくんだよ!!離れてどうするの!!」

果南「だ、だって。前にマルに教わったときはこうしろって・・・」イジイジ

千歌「だから今回は大丈夫なんだってば!希ちゃんは『A攻撃、特に立ちAがものすごく強い』から牽制に対しても勝てるって何度も言ってるでしょ!!」

果南「そ、そんなこと言われたってぇ。相手が攻撃してくるのなんてわかんないわよぉ。鞠莉じゃないんだからぁ」グスン

千歌「ったく、ダイビングの時はあんなに厳しい果南ちゃんが、得意なのを離れるとすぐこれなんだから」

果南「それはみんなそうだってぇ。私だって、海だったら魚を採れるぐらいには見えるはずなんだけどぉ」クシュ

千歌「・・・ん?魚?・・・果南ちゃん、魚を採るときって、何を見てる?」

果南「何をってぇ?そんなの魚に決まってるでしょぉ。魚は止まってることなんてないんだから常に見てないt」

千歌「それだー!!!」

果南「え?」

千歌「いい?これから私の言う通りにして。わかった!?わかったら返事!!」

果南「は、はぁい」


数時間後


果南「うそ・・・」( ゚д゚)ポカーン

千歌「やったね、果南ちゃん!これなら中距離で、たとえ絵里ちゃんが相手でも負けないよ!!」

果南「これ、ホントに私が動かしてたの??」

千歌「そうだよ!・・・うん、これで私も本気が出せそう。勝負だよ果南ちゃん!!」

果南「・・・オッケー!」


__回想 終了_______________________________________________________________


千歌「果南ちゃん、動体視力はすごいのにホッケンではまったく見えてなかった。その原因は『見る場所がわからなかった』からなんだよ」

千歌「だから果南ちゃんには、『見る場所を相手のキャラに限定』してもらったんだ。そしたらこれが大成功!動きが見違えて変わっていったよ」

梨子「相手のキャラを『凝視』するんだね。でもずっと相手キャラを見続けるのは、普通はかなり難しいし、すごく疲れるんだけど・・・」

ダイヤ「普段から水中での活動に慣れている果南さんにとって、全てが動いてる状態こそが普通の状態に近いのですわ。これなら負担も少ないはずです」

曜「・・・相手を、ずっと、見る・・・・・・」

ルビィ「ホッケンだけじゃないけど、ゲームって色んな所にたくさんの情報があって、どれを見ていいのかわからないよね」

花丸「全体を見ると、範囲が広くなってどうしても視界がボヤけるずら。でも相手のキャラに焦点を絞れば、それは鮮明に映るずら!!」

果南(千歌の言ってた通り、ホントに絵里に勝てるんだね。これなら牽制も怖くない。いける!!)

善子(凝視ですって!?なんてもん引っさげてきたのかしら!・・・これは、尚更勝たないといけないようね。でもこのラウンドは無理かな?)カチ

果南(飛んだ。大丈夫、見えてるよ善子!)グィポチ

ハーイプシュ!


ダウン!


鞠莉「最後は飛びを『希パワー、注入!』で掴んで、まずは果南希が先制よ!!」

千歌「果南ちゃんナイスー!その調子だよー!!」

ルビィ「飛びをキレイに落としましたね。まぐれではなさそうです」

花丸「果南ちゃんにこんな能力があったなんて、意外ずら。マルは全然気づかなかったずら」



アァユゥレディ
スリートゥワン

ゴウ!!



善子(さっきの対空投げ、もしかしたらまぐれかもしれない。でも・・・よし、これで確かめてみましょ)ガチャ タン

果南(またジャンプしてきた?もっかい落として、飛びが通らないことをわからせるしかないね!)グィポチ

ドカッ

果南(なっ・・・ジャンプ攻撃をくらった!?・・・そうか!)

鞠莉「ラウンド2開幕!絵里の飛びに対して希はまた希パワー!だけど絵里はジャンプCを早めに出していた!」

ルビィ「以前善子ちゃんが、穂乃果ちゃんの穂むらアッパー(立ちC)に対して打った、あのジャンプCだね。もちろんここから」

ピシドカバキ ガッシュクヨォ!

花丸「地上コンボ!さっきのは相手が対空を出してくるのを見越しての、相打ち前提の打ち方ずらね。っていうことは」

ダイヤ「善子さん、果南さんを試しましたわね。さっきの対空がまぐれじゃないか、確かめにきましたわ」

曜「じゃあこれで善子ちゃんには、『果南ちゃんが常に凝視をしてる』っていう情報が入った、ってことですね?」

ダイヤ「ええ。普通ならここで攻めが消極的になりがちですが、今果南さんが相手にしているのは、善子さんですわ」

梨子「よっちゃんの、戦局を見る冷静な判断力はすごいです。まだまだ油断できませんね」

千歌「果南ちゃーん!対空をたかが1回潰されたからって気圧されちゃダメだよー!!」

果南(千歌、ありがとう。・・・エリーチカダンスまでくらって4割も減ったけど、ここからでも希なら巻き返せるよね!)グィ

善子(『カウンターヒット』してたわね。・・・それなら。今こそ、絵里の本来の性能を見せるときが来たようね)カチ ガチャ カチ カチカチ

ダイヤ「えっ・・・よ、善子さん?」

鞠莉「ぉっとー!ここで体力を奪いたい希は接近!それに対し、絵里は中距離で前後退やしゃがんだりを繰り返している!!」

梨子「よ、よっちゃん。それは・・・!」

千歌「あれは、梨子ちゃんが最終戦でやった、間合いを測る動き!!」

ルビィ「善子ちゃんまで、いつの間にあんな動きを!?」

花丸「いったいどうなってるずら・・・」

曜(善子ちゃん、この動きを覚えるのに必死だったもんね・・・)


果南(この距離。絵里の立ちCなら届く、はず?こっちの接近を止める立ちBだと届かないからドア殺しが入るね。つまり空振ったらドア殺し!!)

善子(・・・)タン

ブン

果南(・・ここ!って!)グィポチ

ニガサヘンヨー
ガッ

鞠莉「果南、やはり見えている!牽制が空振ったところにドア殺し!・・・だけど!絵里が出していたのは、しゃがみA!」

ルビィ「絵里さんはしゃがみAですらかなり長いリーチです。見間違えてしまったみたいですね」

花丸「そしてドア殺しはガードされたらスキだらけずら。これはまた・・・」

ドカッ    ガッシュクヨォ!

鞠莉「善子!ドア殺しのスキにチェーンコンボ!点滅寸前まで減らしていくわ!!」

梨子「体力調整まで・・・。これは、ダイヤさんの入れ知恵ですね??」

ダイヤ「それだけで私にしわ寄せがくるなんて。・・・光栄ですわね♪ま、実際に私なんですけど♪」

ルビィ「この希さんの体力なら、絵里さんはしゃがみA、立ちB牽制、中段のテイルチョップなどが当たればラウンドを取り返せます!」

花丸「対する絵里ちゃんの体力は、まだ9割以上残ってるずら。希ちゃんは点滅してればJSも撃てそうなものずらが、ゲージがまだ1本ちょっとずら」

鞠莉「さらに!ここで希は画面端に到達!絵里との距離は離れてるけど、接近していかないと状況もかなり危ない状態だわ!」

果南(でも、やることは変わんないよ。とりあえず立ちCが当たりそうな距離までは歩いてもだいj)

善子(ここだわ)カチカチ タン

ピシ

ルビィ「!!善子ちゃん!!」

花丸「立ちCも当たらない距離から、ステップしてしゃがみBずら!!??」

果南(し、しまった!届かないと思って警戒してなかったよ・・・)

鞠莉「アメージング!!警戒範囲外からの奇襲!!もちろん・・・!」

ドカ ガッシュクヨォ!


ダウン!



鞠莉「立ちCエリーチカダンスまで!決めきってほぼパーフェクトでラウンドを取り返す善子絵里!!勝負は最終ラウンド!!!」

ダイヤ「すごいですわ善子さん!!」

梨子「よっちゃん、かっこいい」ポー


アァユゥレディ
スリートゥワン

ゴウ!!


善子(これでほとんどの距離を制したわね。さすが絵里だわ。・・・そろそろ幕引きとしましょう)グルグルグル ガチャガチャ ガチャガチャガチャガチャ

果南(なっ・・・!?)

鞠莉「ラスト、開幕から激しい動きを見せているのは絵里!」

ルビィ「動きを多めにして果南さんの凝視を封じるつもりだね」

花丸「でも、あれだけ高精度の凝視を見せてる果南ちゃんには通用しなさそうだけど・・・」

果南(マルの言う通りだよ善子。その程度のかく乱じゃあ、私の目はごまかせないよ!)

曜「んー。果南ちゃん相手にあれでフェイントになるのかなぁ」

ダイヤ「難しいですわね。立ちAの攻撃モーションが見える程度ですから、相当集中してますわ」

千歌「・・・あれ?なんかさ、絵里ちゃんと希ちゃん。さっきより微妙に距離が近くない?」

梨子「・・・!!まさか、よっちゃんの目的は・・・」

鞠莉「善子!さらに激しい動きを見せているわ!果南もこれを見切るのは厳しいのか、動けない!」

果南(あ、あれ??絵里がだんだん近づいてきてるような・・・)

千歌「梨子ちゃん!ついにお互いに大ダメージが取れる距離までふたりが近づいてるよ!」

梨子「これはもはや、絵里さんと希さんだけの不可侵、だけど勝負は一瞬の脆い間合い。まるで『硝子の花園』ね」

まるびぃ「「・・・5点」」       梨子「えぇ!?結構うまいとおもったのに!!」

善子(さあ果南。この堕天使ヨハネが、終焉の輪舞であなたを奈落へと誘ってあげるわ)タンタン

果南(立ちAとしゃがみA。ギリギリ当たらないと思うんだけど、これを返すのは無理だね。もっとも、A攻撃が届くならこっちもできることはあるけど)


善子「・・・」カチ 果南(・・きた!わしわし!)グィポチ 善子「」 果南(!?tm) 善子「・・」カチ タタタン
       テクテク   ワ・・・アレ? スン ピョン ドカ

ハラショー

鞠莉「なっ・・・なんという攻防!!!はい、まるびぃ解説!!」

ルビィ「えぇえっと、まず絵里さんが立ちAの間合い外から前進。それを『見ていた』希さんは投げ間合いに入る前提で投げを決めにいきました」

花丸「だけど、絵里ちゃんはわしわしの投げ間合いギリギリで『止まった』ずら。もちろん投げが空振り、そこにジャンプ攻撃からコンボ、ずら」

千歌「な、なんなのこの、善子ちゃんの動きは・・・」ゾク

梨子「私もすこし、さぶいぼが」 千歌「さぶいぼ?」 梨子「な、なんでもない!」

ダイヤ「よ、曜さん。善子さんはまさか、これの取得に専念していたのですか?」

曜「そうです。これが善子ちゃんの、『空間把握能力』です」



__回想 木曜日 夜 渡辺家________________________________________________________________


曜「善子ちゃん、今なんて・・・??」

善子「絵里の性能を活かすには『空間把握能力』が必要、と言ったのよ」

曜「空間、把握?なにそれ、意味わかんないんだけど」

善子「あんたまでそんなことを・・・」

曜「え?」

善子「気にしないで。曜、絵里の最大の特徴を言ってみなさい」

曜「えっ!?えぇっと・・・リーチが長い?」

善子「そうよ。でもいくらリーチが長くても、牽制を別にしたら、相手に届かなきゃ意味がないわよね?」

曜「確かにそうだね。特に立ちCとかは長いんだけど空振りのスキも大きいから、できるだけ外したくないね」

善子「じゃあどうすれば外れないようにするかを考えたんだけど・・・ずばり!当たる場所で出せばいいのよ!」

曜「なるほど・・・って、そりゃそうでしょ!当たり前だよ!!」

善子「あー。なんて言えばいいのかしら。・・・『当たる距離を感覚で認識する』のよ。当たる距離、当たらない距離を無意識レベルで覚えるの」

曜「む、無意識?」

善子「例えば、穂乃果のほむまんを思い出して。当たるか当たらないか微妙な距離の場合、そこに意識を集中させて確認するわよね?」

善子「でもそこで、ほむまんの『飛距離を完全に覚えて』から『距離確認に意識を集中させないようにする』のよ」

曜「善子ちゃんがやりたいことはなんとなくわかったんだけど、それを覚えて何になるの?」

善子「・・・説明するのがめんどくさいわ。というわけで、ホッケン一式は私が借りてくわよ」ガサゴソ

曜「えええええ!?私はどうすんのさ!?」

善子「知らないわよ。適当にやりなさいな。じゃあね」

曜「そんなヨーソロー(殺生)なー!!」


___回想 終了_____________________________________________________________


果南(く、空間把握能力?よくわかんないけど、私の凝視に勝てるもんか!集中しろ私!今の私に見えないものなんて、多分ない!!)

善子(これで果南を煽れたかしら?いいこと、果南?戦いは冷静さを欠いたほうが負けるのよ??さあ、生か死か、これが問題よ)

ルビィ「そういえば善子ちゃん。コンボの最後がアラベスクだったね。これだと相手と密着になっちゃうんじゃないかな?」

花丸「ずら。もしかしたら善子ちゃんは、『自分が最も苦手なもの』を果南ちゃんに仕掛けるつもりかもしれないずら。そう」

千歌「ま、まさか『2択』を仕掛けるつもりなの!?」

梨子「でも果南さんはこれまでずっと2択で勝ってきたし、果南さんには通用しなさそうだけど」

ダイヤ「梨子さんの感覚ではそうでしょうね。でも、果南さんにとって、仕掛けるのと仕掛けられるのとでは、おそらく全く別のことですわ」

曜「2択を仕掛けるのが強くても、2択を仕掛けられるのは慣れてない!!善子ちゃん、このままいっけー!」

果南(アラベスク〆はド密着。もちろん、わしわしの間合い。なんでエリーチカダンスじゃないんだろ。まぁいいや!)グィポチ

ワ・・・アレ?

鞠莉「果南、リバーサル気味にわしわしを出すも!絵里はジャンプしているわ!!そっからおなじみの・・・」

ハラショー

ルビィ「ジャンプ攻撃からまたアラベスクで〆て、体力を3.5割奪ってさっきと同じ状況です」

花丸「残り体力3割!果南ちゃんはどうするのか、注目ずら!」

果南(ジャンプされた!?なら、今度は希パワーでジャンプを狩るよ!)

千歌「ま、待って果南ちゃん。それは・・・」

梨子「さすが果南さん。残りの体力などおかまいなし、だね」

ブン

鞠莉「果南、今度はジャンプを狩る希パワー!しっかーし、絵里は地上でしゃがんでいるー!」

だいよう「「善子さん(ちゃん)!!」」

善子(リリー、見ているかしら?これが私の、あなたの研修成果よ!)タタタンガチャタン

ガッシュクヨォ!


ダウン!
エリー ウィン
パーフェクト


鞠莉「ラストはエリーチカダンスコンボ!勝ったのはぁ、善子絵里よー!!」

善子「今更だけどヨハネよ!!」


果南「千歌、ごめん。あんなに特訓したのに、負けちゃった・・・」

千歌「何言ってるの?私、すごく嬉しいんだよ?果南ちゃんがこんなに強くなってくれて!!」

鞠莉「果南、頑張ったわね。昔のあなたからは想像もつかないほど成長してるわよ!」

花丸「果南ちゃーん!すごいずらー!!今度はオラと対戦してほしいずら!絶対ずらよ!?」ダキツキッ

鞠莉「あー!マルずるいわ!次は私が対戦してもらうんだから!!これは譲れないわ!!」

果南「鞠莉、・・・マル。みんなありがとう」ニコ


ダイヤ「素晴らしいですわ、善子さん!!私、感動してしまいましたわ!!」

ルビィ「善子ちゃんすごいよ!最後なんてパーフェクトだよ!!!」

善子「・・・」

曜「・・・?善子ちゃん?」

善子「リリーは、私のこと、見てくれたかしら・・・」

梨子「よっちゃん・・・」

善子「リリー、私。自分が間違ってるなんて思ってないのよ。全国のリトルデーモンに、私の存在を知らしめてあげたいのも本心」

善子「でも、そんなことより大事なのは、リリーがいつまでも私のそばにいること。リリーがいないと、何もかも意味がないわ」

梨子「っ!」ダキッ     善子「り、リリー?」

梨子「うん、そんなことわかってた。私もよっちゃんが一番大事だもん!なのにあのときは・・・ごめんね、よっちゃん」

善子「ううん。私も言い方が悪かったのよ。リリー。私の、リリー」ギュゥ


曜「さて、濃厚なよしりこ空間になってますね」

ダイヤ「よ、曜さん。既に空間把握能力を身に付けて・・・」

ルビィ「いや、これはルビィでもわかるよ・・・。お姉ちゃん、意外と鈍感なんだね」

ダイヤ「・・・なんか今日の私、扱いが雑じゃなくて??」


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キャラ情報

松浦果南 ランク2 シンプルモード パッド
相手キャラを見続ける、凝視の達人。その観察眼で打撃と投げの2択を狙う。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。
vs梨子○ vs千歌● vs善子●

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し3 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしで追撃。
希パワー、注入!!:対空投げ。間合いがかなり広く、発生も早いので吸いやすい。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。カードによって演出と威力が違う。5割~8割。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
投げスキルであるわしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。JSも投げ。
追加されたスキルも投げ。空中の相手をつかむ系だが、噛み合うと実は攻撃の上からつかめるほど間合いが広い。
リーチもあり、機動力も言うほど低くはないので、遠距離以外は戦えるうえに、A攻撃は最強クラスなので、近距離では無類の強さを発揮する。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に非常に弱いこと、A攻撃以外の性能が低いこと。



津島善子 ランク3 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、常に冷静な判断ができる頭脳派で、空間把握能力に非常に長けている。2択などの単純な読み合いには弱い。
vsルビィ● vs花丸○ vs曜● vs果南○

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。空ガ不可、長い無敵あり。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生普通。ゲージ使用で追撃可。
エリーチカダンス:合宿よぉ!コンボの締めに最適だが、初段のリーチは並み程度で、技後はスキ膨大。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で5割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。リーチがとても長く、KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
新スキル追加で近、中距離の火力があがり、近接気味のオールラウンダーとなった。
投げスキルがなく、崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ


Aqoursプレイヤーランキング

強 梨子>花丸>ルビィ>ダイヤ>鞠莉>千歌>善子>果南>曜 弱

____________________________________________________________________

本日はここまでになります。
次回は明日のこの時間ぐらいになります。

諸用で遅くなりました。申し訳ありません。


鞠莉「じゃあ今までのおさらいよ!第一試合はマルがルビィを圧倒して両立派の勝利!第二試合は根絶派の善子が果南をほぼ完封して取り返す!!」

鞠莉「つまり、1対1で迎えるここが最も重要と言っていい、ホッケンの運命を賭けた第3試合の選手を選出するわよー」ガサゴソ

梨子「あ、そっか。この紅白戦って、もともとそういう趣旨だったよね。私、よっちゃんのことしか頭になかったよ」

善子「ちょ、ちょっとリリー?さすがにそれはその、恥ずかしいというか・・・私は、えっと・・・」カァァ

花丸「試合終了から今さっきまで抱き合ってたくせに、何を言ってるずら」

善子「う、うるさいわね!!いいでしょ別に!」

ダイヤ「心配には及びません。善子さんがAqoursのために頑張ってくれたことは、十分に伝わっていますわ」

ルビィ「最初のお姉ちゃんの言葉で、一番やる気が出てたのは善子ちゃんだもんね!」

善子「ふ、ふたりとも。あ、ありがと」

鞠莉「こらそこ!!そろそろ選ぶわよ!!最初はちかっちチーム!・・・フム・・・高海千歌選手!」

果南「あ、千歌だね。そろそろうずうずしてるんじゃない?」

千歌「や、やっと私だー!暴れるぞー!」ダンッ

花丸「やっぱりずら」

梨子「ってことは、私が最後だね」

鞠莉「ちかっちチーム、ここでリーダーの登場!対するダイヤチームが来るのは・・・wow・・・黒澤ダイヤ選手!」

曜「・・!?(じゃあ私の相手って、梨子ちゃん!?)」

善子「ここでダイヤか。リーダー対決ね。私の勝利を無駄にするんじゃないわよ!」

ルビィ「お姉ちゃん、ふんばルビィ!」

ダイヤ「任せなさい、ふたりとも」スゥ 「・・・曜さん、後は頼みましたわ」 曜「・・・え?」

梨子「果南さん、申し訳ないんですけど・・・」 果南「ふふっ、わかってるよ♪」

鞠莉「じゃあこの試合の解説はー、善子とかn」

善子「この、大海の美しき蒼獣を破った、混沌の堕天使ヨハネと!」

梨子「好きな食べ物はサンドイッチ!のリリーこと桜内梨子がお送りします!」

鞠莉「・・・なんとなく予想がついたわ・・・」

ルビィ「あれ?・・・この3人ってそういえば」

花丸「うん、あの3人ずらね」

善子「ふっふっふ・・・。やるわよ!マリー、リリー!!」 りこまり「「ラジャー!」」


鞠莉「リリー、召喚」 梨子「ヨハネ、召喚」 善子「・・・愛こそすべて」



よしりこまり「「「Guilty Kiss!!」」」バァン



ダイヤ「ずっとこの時を待っていましたわ、千歌さん。必ず倒します!!ホッケンとの両立など、この私が認めません!!」スチャ

千歌「あの時のリベンジだね。でも、そうはいかない!今日だって、みんながホッケンで一層の絆を深めたんだよ。絶対に守ってみせる!!」ガコッ

Guilty Kiss「「「無視するなコラー!!」」」

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キャラ情報


高海千歌 ランク4 ノーマルモード レバー
米俵を崩しにしか使用せず、キャラパワーのみで戦う脳筋派。キャラ性能を6割ほどしか活用していなかったが、果たして・・・。
vs果南○ vs鞠莉● 

小泉花陽 パワー4 スピード1 リーチ4 崩し4 中ランク
おにぎり:食べるとHP回復。0.5割。全体動作40F。食べた数だけ米俵が置けるようになる。ゲージ使用で即米俵を設置。殴っても消えず、爆発がガード不能になり、ダメージが3割に増加する
米俵:キャラぐらいの米俵をキャラ手前に設置。殴ると消え、一定時間経つと俵が爆発。攻撃判定持続増、2割、ガード可。追撃判定あり、スキ減少。設置速度20F、爆破速度90F。おにぎりゲージ使用設置は10F。
さすがにこね:高速中段。目押しでA攻撃が繋がるが、猶予0Fとシビア。
☆ダレカタスケテー:からのチョットマッテテーと同時にファンの波が押し寄せる、広範囲ダム的性能。全ヒットで5割、1ヒットでも3割

解説
おにぎりを食べれば食べるほど有利になる、かなり特殊なキャラクター。米俵をいかに置いて場を有利にするかに全てがかかる。
遅いスピードも相まって、基本的には待ち気味に戦うことになる。のだが、使い手は千歌。
俵の性能が変わって中段技が加わり、ガード崩しに磨きがかかった。波に乗ったときの爆発力は強キャラ以上。近づければ。
一番の鈍重キャラなので接近するのが大変。また米俵の仕様変更により、待ちにくくなった。


黒澤ダイヤ ランク7 シンプルモード パッド
仕込みを独自に開発、さらに抜群の体力調整精度を誇る。「園田海未」というキャラをよく理解し、徹底したプレイスタイルだが、非常に寒い。
vs梨子● vsルビィ● vs鞠莉●

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ2 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。ボタンで打ち分けができ、Aで真っ直ぐ、Bで斜め、Cで更に上方、Dで真っ直ぐ遅い弾が出る。
あなたは最低です!:やや早い中段。ゲージ使用で追撃可能。
☆次こそ勝ちます!:4Fの投げ技に変更。無敵長。5割+微有利
☆ラブアローシュート:JSに格上げ。発生3Fの飛び道具。出るまで無敵。当たると専用演出。ガードでスキ膨大。4割。

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。打ち分けが増え、画面制圧力が大幅に向上している。
新JSは超万能性能。割り込みにも使え、苦手だった切り返しもなんとかなるレベルに。
また各技の攻撃力があがるなど、最も強化が著しいキャラと言っていい。前作での詐欺中ランクを完全に払拭している。
しかしリーチの減少で中距離が大の苦手になり、JSが撃てないと切り返す手段が乏しい。

_____________________________________________________________________


鞠莉「ちょっと!勝手に始めないでくれる!?あーもう!1P側、千歌花陽!2P側、ダイヤ海未!」

善子「さっき鞠莉が言ったように、この試合の結果が今後の展開に大きく影響する、重要な試合よ。まさに、リーダー対決にはふさわしいわね」

梨子「でも、キャラの相性は厳しいね。海未さんは花陽さんに『かなり有利』だから、千歌ちゃんがどう戦うかにかかってるよ」

鞠莉「それがわかってないちかっちじゃないはず!果たしてどうなるのか、大注目の一戦よ!!」


ハグッ ハグッ ジャアハジメマショウカ!
ハナヨ、フトリマスヨ?



スタンバイレディ
フェイズワン エンゲージ!



ダイヤ(キャラ的には有利ですが、近づかれてダウンを取られたらまずいですわ。ま、いつも通りやるだけですわね。とりあえず・・・)グィ

千歌(一番当たりたくないキャラと当たっちゃったなぁ。でも、近中距離ならなんとかなるはず!まずは・・・)カチカチ

ちかだい((距離を詰める【離しますわ】よ!!))

鞠莉「開幕!バクステで距離を離したい海未に対し、ステップで距離を縮めたい花陽!しかし!海未のバクステが速い!!」

梨子「海未さんのバクステは『無敵は短い』ですが、『全体動作と硬直も短い』ので、素早く距離を離すことができます。それに対して」

梨子「花陽さんは『全体的にスピードが遅い』という特徴があり、ステップも例外ではありません」

善子「つまり、海未の『距離を離すスピードの方が速い』から、二人の距離はどんどん開いていく、ということね」

善子「海未は画面端に着いちゃったけど、距離は画面いっぱいに空いたわね。これはもう海未の独壇場と言えるわ」

ダイヤ(これはもう、私の勝ちかしら?)グリポチ グリポリチ

花丸「で、出たずら。ダイヤちゃんの、守りに徹した『超音速枕』連発。この状態に入られたら、凛ちゃんでも簡単には近づけないずら」

果南「だよね。AZALEAで練習の対戦したときには、この状態のダイヤはほとんど負けてないもんね」

ルビィ「あの鞠莉さんも完封した戦法ですから。にこちゃんより更にスピードの遅い花陽ちゃんでは、かなり厳しいですね・・・」

梨子「他のキャラなら1回枕を避ければなんとかなるけど、にこさんや花陽さんは、そのスピードのせいで『2回避けないと』近づけません」

善子「花陽は普通なら、遠距離はおにぎりを食べるチャンスだけど、海未相手だと枕が当たっちゃうのよね。これもかなり厳しいわ」

鞠莉「おにぎりがないと米俵も置けないから、余計に枕がきつい!ちかっちはこの状況をどう切り抜けるのか!?」

千歌(やっぱ海未ちゃんはきついなぁ。・・・体力残り半分。弾速の遅いDボタンの枕、『D枕』を避けるしかないけど、撃ってくれるかな)

ダイヤ(花陽さんのスピードなら真横のA枕とジャンプ防止のB枕があれば十分ですわね。このまま行きましょう)グリポチ

千歌(・・・やっぱ撃ってこないよねぇ。1回無理してでもジャンプするしかない!!・・・ここ!)ガチャ

ヒュン

鞠莉「ち、ちかっち!残り体力4割のところでジャンプを通したわ!あと1回枕を凌げば画面端に追い詰める形になる花陽が有利よ!」

ダイヤ(通されましたか。さすが千歌さんですわね。でも、近づかれる前にまた離して差し上げますわ!)グリポチ

千歌(っ!!D枕!ここしかない!!)カチタン

ズザー ダン

ダイヤ(!?そんな!?)

鞠莉「ちかっち!!接近防止のD枕に対して、しゃがみCで枕を避けつつ攻撃を当てたわあああああああ!!!」

善子「そ、そうよ!花陽のしゃがみCは『攻撃モーションが変わった』のよ!あれは低姿勢で移動しながら攻撃する、所謂『スライディング』!」

梨子「しかもその姿勢が『ホントに低い』から、『枕が避けれる』みたいだね。千歌ちゃん、きっちり調べてきてるね」

果南「ここで千歌がダウンを取ったってことは、状況が逆転したってことだよね?」

花丸「ずら。ちゃんとおにぎりも食べて、米俵を置いて、画面端。点滅してない海未ちゃんではこの状況をそう簡単には打破できないずら」

梨子「そうね。普通の米俵は攻撃すれば消えますが、米俵に攻撃が吸収されてしまい、攻撃した側は『無防備状態』になります」

善子「要するに『暴れても花陽が一方的に勝てる』わけね。つまり、花陽は中下段の2択をほぼ『強制的に迫れる』状態ってことよ」

曜「ダイヤさん!あとは攻撃を通せば勝てるよ!ここを切り抜けよう!!」

ルビィ「お姉ちゃん・・・!!」


千歌(ふっふっふ。そうは米問屋が卸さないよ!!・・・ここだっ!)ガチャタン タタタン

ダイヤ(ちゅ、中段!この中段、ずいぶん発生が速いですわ!し、しかも・・・)

鞠莉「中段スキル『さすがにこね』からA攻撃を繋げて、さらに米俵爆発!おにぎり2個からの米俵設置!状況がループしているわ!!」

梨子「確かに『さすがにこね』からはゲージ無しでA攻撃が繋がるけど、そのタイミングは極めてシビア。私でも安定はしません」

善子「それでも千歌は繋げてきたわね。爆発も入って一気に3.5割のダメージを取ったわ。そして依然として花陽が起き攻めね」

千歌(やっぱ花陽ちゃんサイコー!さあ!次は下段入れてからの、中段だよ!!)タタン ガチャタン

ダイヤ(米俵設置してからの中下段択。こういう攻め方ですのね。・・・それなら!)ググィグリ

ガガッ ガッ

千歌(えっ、なっ!?なんでガードできるの!?ダイヤちゃんには、この択が見えるっていうの!?)

ダイヤ(ふふっ。見えてなどいませんわ。ただ、『どっちがきてもガードするようにガードを入れた』だけですわ)

善子「り、リリー。今のはまさか・・・」

梨子「うん、『ファジーガード』だね。立ちガードとしゃがみガードを交互に素早く入力して、擬似的に両方ガードできるようにするテクニック」

果南「ふぁ、ファジー?またよくわかんない言葉が出てきたね」

曜「ガードを素早く入力する、ってどういうこと?」

花丸「花陽ちゃんの中段は発生が速いといっても、さすがに下段のほうが速いずら。ということは同じタイミングで出したときには必ず」

花丸「下段の方が先に攻撃が出るずら。ダイヤちゃんはこの仕組みを使って、しゃがみ→立ち→しゃがみ→立ちとガードを入力したずら」

ルビィ「そうすると、速い下段は最初のしゃがみガードが、次に速い中段は次の立ちガードが出て、択が見えなくても勝手にガードしてくれます」

ルビィ「さらにお姉ちゃんは、ここから下段連打を想定してしゃがみを、下段2発からの中段を見越してそこから立ちを入力しています」

果南「だ、だから全部ガードできてる、ってこと・・・?」ヒキツリ

曜「ダイヤさん、いつの間にあんなテクニックを・・・」

花丸「ややこしいけど実はこれ、『仕込みの延長』ずら。しゃがみガードに立ちガードを交互に仕込んでる感じずらね。これができると」

花丸「中下段択はあまり怖くないずら。凛ちゃんが弱キャラと言われる所以は、ずばり、このファジーガードの存在ずら」

ルビィ「投げを持ってないキャラにはとても有効です。でも、これで終わらないのが、花陽ちゃんの強いところなんです・・・」

果南「そうなんだよねー」

曜「えっ?どういうこと?」

ダイヤ(さあ、中段もガードし切りましたわ。反撃しまs)

ドーン

ダイヤ(えぇっ!?・・・はっ!そうですわ。『米俵の時限爆発』!!)

千歌(ガードできたら反撃できると思った?・・・残念、できないんだよねー)ガチャタンガチャタン ガチャタン

鞠莉「ダイヤ!米俵の爆発を忘れていた!ここで花陽はおにぎり2回からの米俵設置!!海未は残り体力が半分切ったわ!」

善子「しかも花陽はおにぎりの効果で体力が半分まで回復しているわ。ここで体力が逆転したわね」

梨子「そして、たとえ爆発をガードしたとしても、花陽さんの攻めは止まりません」

ダイヤ(くっ。私としたことが・・・。次は忘れませんわ!)ガッチリ

千歌(ガードしてくれる?じゃあ、また崩しちゃおうかなー)  タン


ドーン
ガッ 

ダイヤ(ちょ・・・!?『爆風でキャラが見えません』わ!これでは・・・)

ピシ

曜「ダイヤさん!」

果南「止まらないって、こういうことだよね?」

ルビィ「そうです。米俵の爆風は『キャラを隠してしまう』ので『周囲の状況が文字通り見えません』。さらに、爆発はガードしないといけないので」

花丸「花陽ちゃんが一方的に攻めるチャンスなんだずら。要するに、『ずっと花陽ちゃんのターン!』ずら」

鞠莉「見えないところに花陽は中段、からしゃがみAに繋いでチェーン!海未の体力は2割切って点滅したわ!花陽は迷わず米俵を設置!!」

善子「もしかしてこれ、今日初めての点滅じゃないかしら?みんな体力調整が上手すぎるのよ・・・」

梨子「よっちゃんもすごく上手だったよ。私のためにあんなに頑張ってくれるなんて想ったら、私・・・」

善子「リリー・・・」スゥ

花丸「さて、このあとずらね。海未ちゃんはこれでJSが打てるから、単純な起き攻めはJSの標的ずら」

ルビィ「果南さんはさっき、あそこで素直に投げのあと対空投げにいったけど、そういう簡単な話じゃないんです。起き上がりは読み合いですから」

果南「・・・はい、すいません」

ルビィ「いいですか?ここはジャンプを狩れるJS『ラブアローシュート』と、ガードを狩れて且つ倒しきれる投げJS『次こそ勝ちます!』の『逆2択』です」

ルビィ「ラブアローシュートを撃つには米俵が邪魔ですが、『立ちA>ラブアローシュート』にすることで『米俵を消しつつジャンプ狩り』ができます」

ルビィ「千歌ちゃんがそれに気づいてるかにも寄りますが、状況は五分です。攻撃を出すか出さないか、どうなるかはわかりませんね」

果南「なるほど・・・。ありがとう、ルビィ。参考にするよ」

ルビィ「・・・・・・・・・・。ぃぅぃぁや、るるるルビィ!か果南さんになんて失礼なことをおおお」

花丸「なんだかんだで、しっかり果南ちゃんの師匠をしている、ルビィちゃんでした」

千歌(私は体力調整なんてできないからね。でも、ここを凌げば勝利!ダイヤちゃんは何をしてくるのかな・・・?)

ダイヤ(点滅・・・。この機を逃す手はありませんわね。是が非でも!JSを通させて頂きますわ!)グッ

曜「お願い・・・!」


千歌(・・・)
ダイヤ(・・・)

ムクッ←海未起き上がった

ダイヤ(・・)ポチ

ピシ

千歌(・・攻撃!なら!)タン
ダイヤ(・かかりましたわね)グリグリポチ

ブン
ツギコソ、ツギコソカチマス!


鞠莉「だ、ダイヤ!!ちかっちの攻撃に、投げJS『次こそ勝ちます!』を決めたわああああああああああああああああ!!!」

善子「ダイヤー!!よくやったわー!!」

曜「ダイヤさん最っ高ー!ヨー・・・っソロー!!!!」

ルビィ「お姉ちゃんすごいよー!!!」

梨子「・・・とりあえず様子を見た千歌ちゃんに対し、ダイヤさんは立ちAで米俵を消した。これはJS『ラブアローシュート』でのジャンプ狩りの選択」

花丸「そこで千歌ちゃんは、投げは『来ないと判断』、ワンテンポ送らせて攻撃を出して固めようとした刹那、『次こそ勝ちます!』がきたずら」

果南「えっと、ダイヤは立ちAを出すことで千歌に『攻撃を出させた』ってことなのかな?もしかしたらルビィの知恵かもしれないね・・・」

千歌(つ、釣られたー!!ダイヤちゃんがあんな巧妙なことをするなんt・・・そうだよね、してきそうだよね。うん、私が油断した!次だよ!!)

モウイチドデス!


ダウン!!


鞠莉「根絶派大熱狂!!!体力がぴったりなくなって、ダイヤ海未が1ラウンド先取よー!!!」

ようよしるび「「「このままいっけー!!」」」

ダイヤ(任せなさい♪)ピッ


スタンバイレディ
フェイズトゥ エンゲージ!



ダイヤ(さて、今度はちょっと距離をおいて投げていきましょう。バクステで距離を離せるのはわかりましたし)グリポチ グリポチ

千歌(端手前から投げてきた?ダイヤちゃん、ノリノリだねー。でも少しずつだけど、どれをどのタイミングで投げるかわかってきたんだー)カチ

鞠莉「ラウンド2開幕は中~遠距離から枕投げを見せる海未!それに対してガードを固める花陽!もちろん、花陽はジリジリ距離を離されていく!!」

梨子「ダイヤさんの寒い枕投げはたまに上にも投げるのが特徴ですが、千歌ちゃんはそれに対して動きませんね。様子を見てるのかしら?」

善子「そう?ただ単にあの極寒の猛攻『ダイヤモンドブリザード』が怖いだけだと思うんだけど」

花丸「そういえばそんな名前が付いてたずらね。ダイヤちゃんの、あの寒い枕投げ」

果南「結局それで定着したの?どうせ寒いんだから『アイスエイジ』でいいじゃん」

曜「・・・冷えてきたね」

ルビィ「ちょ、ちょっと古いんじゃないかな・・・?いまだに言い続けるのはさすがに・・・」

ダイヤ「あなたたち!あとで覚えておきなさい!!」ポチ

千歌(みんなのおかげで怒って動きがパターン化してる・・・。ここかな?)ガチャ

ブン
ピョン

千歌(え?立ちB??なんで???)

ダイヤ(甘いですわねぇ千歌さん?)グリポチ

鞠莉「ソゥクール!!ちかっち、枕だと思って飛んだら立ちBだった!そこをすかさずC枕で落とすのはダイヤ!これで遠距離をキープしたわ!」

梨子「ダイヤさん、ものすごく冷静だね。あんな大声出しながら通常攻撃も混ぜて余計飛びにくくしてるなんて」

善子「演技だったのかもしれないわ。そして、残り体力半分でこの状況。こうなったら花陽の勝ち目は薄いわね」

曜「うん!あとは体力を点滅ギリギリまで削って、1回なんかしらの攻撃が通ればダイヤさんの勝利!!ヨーソロー!!」

果南「んー、さすがの千歌でも海未は、ダイヤは無理だったね。あとは梨子に託すしか・・・」

まるびぃ「「・・・」」

果南「・・・?どうしたのふたりとも」

花丸「まだ、わからないずら」

曜「え?だって、反応の速い鞠莉ちゃんのときだってそうやって勝ったでしょ?」

ルビィ「そうなんだけど、今回の相手は花陽ちゃんなんだよ。ギリギリまで削ったとして、海未さんでは『うかつに近寄れない』ね」

果南「どういうこと?」

花丸「海未ちゃんは『リーチが短くなった』ずら。花陽ちゃん相手に海未ちゃんが自分の打撃の間合いに入るのは、自ら崖に飛び降りるようなものずら」

ルビィ「リーチでも攻撃判定の強さでも花陽ちゃんには勝てないので、しゃがみCを食らったらさっきと同じ状況になります。さらに言うと」

ルビィ「花陽ちゃんのゲージは3本あります。なので点滅した瞬間にJS『ダレカタスケテー』を撃って一気に接近することができます。そうなると」

花丸「ダイヤちゃんは枕を投げづらくなるずら。枕が来ないなら、花陽ちゃんはどうすると思う、果南ちゃん?」

果南「えっと、遠距離が怖くないんだから、おにぎりを食べる!」

ルビィ「正解です。というわけでこの状況は、実はお姉ちゃんが厳しいのです。でも、多分お姉ちゃんなら・・・」

ダイヤ(そうよルビィ。JSを撃たせなければいいのよね。このまま遠距離を維持するわよ!!)グリポチ

千歌(乗って来ないかー。そりゃそうだよね。よし、ここから本番って感じかな!?)カチ

鞠莉「ここで花陽の体力が点滅!しかしダイヤは枕の砲台モードを維持!このまま押し切れるのか!?」

善子「花陽のJS『ダレカタスケテー』は発動後、長時間画面の制圧ができる優秀なJS。出すだけで状況がかなり有利になるわ」

梨子「問題は、JSが発動する前に潰されるとゲージだけ消費して発動しないことだね。ダイヤさんがこのことを知ってるといいんだけど」

ダイヤ(とは言っても見てから撃ってギリギリ間に合うかどうか、なんですわよね。とりあえず撃っていきましょうか)グィポチ グィポチ

千歌(よく見て・・・。タイミングを合わせる・・・っ!ここだぁ!!)ガチャガチャタン


ヒュン
ダレカタスケテー

鞠莉「ちかっち!ここでJS発動に成功!!しかも枕の硬直中に当たったああああああああああああああ!!!」

梨子「ダレカタスケテーは発動前にちょっとだけ無敵時間があります。千歌ちゃんはその時間に『枕を合わせてやり過ごした』みたいだね」

善子「千歌は果南の『凝視の師匠』。果南ほどではないにしろ、それくらいの相手の動きは見れても何もおかしくないわね」

果南「千歌は、相手に集中してるときは、ステップからのわしわしを確実にジャンプするぐらいには見えてるよ!」

花丸「枕も速度が速い分、『攻撃判定の時間も短い』ずら。だから無敵を利用してやり過ごすのも、そこまで難しくないのかもしれないね」

ルビィ「JSが全段ヒットして5割。さらに近づかれて米俵設置。これはお姉ちゃん、かなりまずいね」

曜「これを凌いでも、そのうちゲージが溜まってまたJSを撃たれちゃうね・・・」

千歌(なんとか成功したっ!この機は逃さないよ!でも、ここは確実に、爆風を使った目では見えない起き攻めだね!!)タタン カチタタン

ダイヤ(中段を警戒しつつ・・・しゃがみA2発止め?っ爆風利用ですわね!・・・ならさっきは下段だったから中段でしょうか?)ググッ

ドーン ピシ

鞠莉「視覚的に見えない攻めだから何を通したのかわからないけど、花陽の攻撃が通ったようね!足払いおにぎりからゲージ使用しての設置!!」

善子「千歌、決めに来たわね。おにぎりからのゲージ使用米俵は『叩いても消えないうえに爆風がガード不能になって威力が3割に強化』されるわ!」

梨子「これを防ぐには、はっきり言って『防ぐための知識』が必要です。知らなければ、無理ですね・・・」

千歌(ゲージを使わなくても崩せたかもしれないけど、このラウンドは負けたら終わりだから、確実に取りに行くよ!!)タタタン

ダイヤ(消えないうえにガード不能ですって!?こんなのどうしようもないではありませんか!!)グググッ

ガガガッ

ドカーン



ダウン!!



鞠莉「ダイヤ、ガード不能米俵に為す術がなかったか、爆発直撃!ちかっち花陽がラウンドを取り返したわ!!」

梨子「千歌ちゃーん!その調子だよー!!」

花丸「このまま次も取って、勝利ずらー!!」

果南「さすが今回の私の師匠!!我らのリーダーはやっぱり強いね!!!」

鞠莉「今度は両立派が大熱狂!!!勝負は、最終ラウンドに託されたわ!!!」


ダイヤ(遠距離を制していても、最終的には近づかないといけないのですね。・・・できればこれは、使いたくなかったのですが)グィ

千歌(あ、危なかったー!さすがダイヤちゃんだね。次のラウンドもつらs・・・え?)

鞠莉「さあ、最終ラウンド!海未はまた距離を離すのかと思いきや!開始距離を維持している!!この距離は」

善子「花陽が最も得意とする、中距離ね。逆に海未にとっては、一番苦手な距離よね?」

梨子「そうだね。海未さんは『リーチが短くなった』から、判定の強い花陽にはかなり厳しいよ」

果南「うーん。あのダイヤが勝負を途中で諦めるわけがないし、前の鞠莉戦みたいになんか作戦があると思うんだけど・・・」

花丸「・・・あ、あの果南ちゃんがそんな深読みを・・・」

曜「明日は傘持って登校しなきゃ」

ルビィ「備えルビィ!!」

果南「・・・私の扱いなんてこんなもんだよね」イジイジ

鞠莉「ダイヤ!この距離からA枕とD枕を投げる!投げる!」

善子「んん?いくら花陽のスピードが遅いからと言っても、枕を飛ばれたらジャンプ攻撃が入って起き攻め。そのまま終わりよね?」

梨子「うん。でも完璧に読まないと無理かも。海未さんは『攻撃の発生が早い』から、花陽さんの攻撃を出る前に潰せるよ」

千歌(さすがに不規則な枕投げ。飛ぶのはちょっと厳しいかな。でも花陽ちゃん相手に中距離?かなり無謀な気がするけど)


千歌(・・・)カチ 
ダイヤ(・・・) 

テクテク

千歌(この距離なら届く、立ちC!)タン
ダイヤ(この辺でしょうか)グゥポチグリポチ

ドカドーン


千歌(!?これは空間把握?ダイヤちゃんにそんな能力が・・・。いや、さすがにありえない。じゃあなんで・・・)

ダイヤ(まだ未完成ですけど、なんとかうまくいきましたわね。もう見せてしまいましたし、使っていきましょう)グリポチ

鞠莉「ダイヤ!花陽の立ちCの出かかりを潰す立ちC!さらに『枕を仕込んでいる』!先制ダメージは海未が取ったわ!!」

善子「あれは・・・最初のリリー戦で見せた、立ちCが当たったときだけ出るA枕だわ!これを狙ってたのね!!」

梨子「・・・ま、まさか」

善子「リリー?」

梨子「・・・ダイヤさん。荒削りだけど、ついにここまできたのですね。お見事です」

花丸「あれ?梨子ちゃんは何を驚いてるずら?仕込み枕なら前に見てるのに・・・」

曜「・・・」

果南「??曜?どうしたの??」

ルビィ「やっぱり、あの枕の使い方がわかるのは梨子さんだけみたいですね」

花丸「ルビィちゃん?いったいどういうこと?枕の使い方?」

ルビィ「お姉ちゃんがやってる枕投げ。遠距離でもいいのにわざわざ中距離で投げてるよね?実はあれに似た使い方の飛び道具があるの」

果南「中距離で撃つ飛び道具っていうこと?なんかあったっけ?」

善子「・・・も、もしかして・・・?」

梨子「あれと同じ使い方をした飛び道具。そう、穂乃果さんのほむまんです」

花丸「ほむまん!?あ、あれはスキの少なさがあって、初めて牽制が成り立つと思うずらが・・・」

果南「牽制?枕を牽制代わりにしてるってこと??」

よしまる「「!!??」」

梨子「そうです。あれは『置き波動』と言われる、れっきとした牽制技です。というより、あれが飛び道具の『本来の使い方』なんですよ」

ルビィ「お姉ちゃん、ずっと悩んでたんです。あれだけ徹底した戦法をしてるのに1回も勝ったことがない、この事実に・・・」



__回想 木曜日 夕方 渡辺家_______________________________________________________


グィポチ
グリポチポチ

アンコアキター

ダイヤ「・・・」

曜「だ、ダイヤさん?私、なんかおかしな動き、しました・・・?」

ダイヤ「・・・曜さん。ちょっと、飛び道具の使い方について、教えてくれませんこと?」

曜「え?ぅええぇ!?それはむしろ私がダイヤさんに聞こうとしてたんですけど!!」

ダイヤ「枕とほむまんでは飛距離が違いますので、射程の短いほむまんでは枕と同じ使い方はできませんわ。ですが」

ダイヤ「枕でもほむまんと同じ使い方はできるはずなのです。曜さんは、どのようなときにほむまんを撃ちますか?」

曜「そうですね。ほむまんは射程が絵里さんの立ちCぐらいしかないので、『コマンドで出せる長い通常技』のような感覚で使いますね」

曜「穂乃果ちゃんは『リーチがちょっとだけ伸びた』ので、しゃがみCの先端ぐらいの距離で出すことが多いです。・・ここです」

アンコアキター

曜「通常技の牽制を警戒してるとほむまんが当たって、ガードされてもステップから投げスキル『生徒会長だよっ』が狙えます」

曜「それから、この距離ならほむまんを飛ばれても穂むらアッパー(立ちC)が間に合うので、積極的に使いますね」

曜「でも、これはほむまんのスキのなさと投げスキルがあってこそ、通じる戦法だと思うんですけど」

ダイヤ「・・・ふむ。ありがとうございます、曜さん」

曜「・・・あれ?聞いてない・・・?」


同日 深夜(20:30) 黒澤家


ダイヤ「・・・というわけで、少し付き合ってもらえるかしら?ルビィ」

ルビィ「ルビィは大丈夫だけど、これって相当厳しい時間になるよ?ルビィはそれが心配で・・・」

ダイヤ「ありがとう。でもね、私は絶対に負けられないの。いえ、もう二度と負けたくない。そのためにも・・・さあ、やるわよ!」


金曜日 深夜(21:00) 同所


ルビィ「お、お姉ちゃん。これで36連敗だよ?やっぱりこれは無理なんじゃ・・・」

ダイヤ「そ、そんなことないわ!曜さんができてるのに、私にできないはずがないのよ!!」グス

ルビィ「お姉ちゃん・・・」


土曜日 夕方 同所

ダイヤ「・・・」ポロポロ

ルビィ「・・・はい、お姉ちゃん。パッド持ってね」

ダイヤ「・・・だわ。やっぱりできないのよ!!こんなことやっても無意味だったんだわ!!別の練習をするべきよ!!」パシィ

ルビィ「・・・」ジー

ダイヤ「ごめんなさい。ちょっと海を見てくるわ」バタン

ルビィ「・・・お姉ちゃん、もうやめようよ。こんなつらそうなお姉ちゃん、見たくないよ・・・」ポロポロ


土曜日 深夜(3:30) 同所


ヒュン

だいるび「「!!!!」」バッ

ルビィ「お、お姉ちゃん!」ウルウル

ダイヤ「えぇ、ルビィ」ツー

だいるび「「できたー!!」」

ルビィ「これだよ!やったねおねぇc」

ダイヤ「・・・ZZZ」スー

ルビィ「お疲れ様でした、お姉ちゃん」ナデナデ


__回想 終了______________________________________________________________


梨子「飛び道具を『長い通常技に見立てて、牽制に使う』んです。相手に当ててダメージを取るため、というよりは」

梨子「相手の行動に『制限をかける』ための飛び道具ですね。出さないという選択もできるので、もしそこで飛ばれても」

千歌(ち、地上はきつそう。試しにジャンプしてみようかな)ガチャ

ダイヤ(・・・)スン

千歌(・・・だよねー)

バキ

鞠莉「海未!ジャンプして枕を飛び越そうとする花陽を、待っていたかのように対空!さらにダメージを重ねていく!」

梨子「あんなふうに落とされてしまいます。当然、枕自体が牽制技なので当たったらダメージを負います」

善子「つまり、中距離でも『海未は戦う術を持っている』っていうことね。中遠距離が主体の花陽はきつそうだわ」

梨子「海未さんがというより、ダイヤさんが、だね。普通あんなことをしたら簡単にジャンプされて負けちゃうよ」

果南「そんなー!?やっぱり、花陽で海未を、ダイヤを相手にするのは厳しかったの??」

花丸「諦めるのは早いずら」

果南「ま、マル?」

花丸「確かに対空しやすい位置だけど、逆に簡単に飛びが通る位置でもあるずら。千歌ちゃんが読み勝てれば勝機はあるずら」

ルビィ「そうだね。千歌ちゃんもまったく諦めてる感じがしないし、まだ、わかりません」

曜「・・・ダイヤさんっ」

鞠莉「残り50カウント、牽制枕で場を支配しつつ、体力を半分以上奪った海未がリードしているわ!」

善子「このままいけば、中距離を制しているうえに体力調整が完璧なダイヤが有利ね」

ダイヤ(あと4割弱といったでしょうか。とりあえずギリギリまで削りましょう)グリポチ グリポチ

千歌(厳しいけど、中距離を維持してくれるならできることはあるよ!)カチ

梨子「・・・千歌ちゃんっ」

千歌(・・・ガード。次の枕からワンテンポ遅れでジャンプ。いけるはず。・・・っここしかない!!)ガチャ タタタンガチャタン

ダイヤ(あ、あれだけ落としてもなお、飛んできたですって!?・・・千歌さんの執念もかなりのようですね)

鞠莉「ち、ちかっちー!ここで飛びを通したあああああああああああ!!!もちろんしゃがみCおにぎり米俵設置!!!」

果南「や、やったよマル!!これなら!!」

花丸「勝てるかもしれないずら!」

鞠莉「1回目!中段だと思って立っていたところに下段が入る!!爆風まで決まって、再度米俵設置!!」

梨子「これで海未さん残り4割、花陽さんはおにぎりの効果で回復して残り5割弱ですね」

善子「ダイヤー!意地でもガードしなさい!!」

千歌(ここは爆風を使って、見えないところから確実に崩すよ!!)  タタン

ダイヤ(おそらく千歌さんは・・・。それなら・・・)グリグリグリグリ

エイッ エイッ エイッ
ガッ ガッ ガッ

千歌(ぜ、全部ガードされた!?・・・逃げられたー!!)


花丸「ダイヤちゃん、かなり落ち着いているずら。これは厳しいずらー」

ルビィ「さらにバクステで距離を離したね。っということは・・・」

鞠莉「ダイヤ!3連続中段を全段ガード!!後ろに下がって危機回避!!!そこから懐かしき、枕の砲台モード!!」

ダイヤ(スキルゲージに気をつけつつ、ダメージを取りましょう。まだ大丈夫ですが、もしJSを撃たれたら負けてしまいますわ)グリポチ

千歌(まだ1本ちょい。2ラウンド目でゲージを全部使いきっちゃったのが、今効いてきてるね。これじゃあ点滅してもJSが撃てない・・・)

善子「ダイヤは枕を投げつつ、少しずつ距離を詰めてるわね。最後は一気にダメージを取るつもりかしら」

梨子「対する千歌ちゃんも距離を詰めてるね。ゲージは1本あれば十分足りるから、ダウンが取ることが大事だね」

鞠莉「残り20カウント!海未残り体力4割!花陽は3割!このままいけば海未を操るダイヤの勝利よ!」

ダイヤ(怖いのは飛びのみ。なら、その飛びに対して牽制!)グリポチ

千歌(相手をよく見て・・・!うえ!?ふふふっ、ミスったねダイヤちゃん!!!)カカチ タタタン

ダイヤ(!?この状況で私を凝視していたの?ま、まずいですわ)


善子「!!ダイヤ!!」
ルビィ「お姉ちゃん!!」


鞠莉「B枕に対してちかっち!このスキを逃さないステップ!!しゃがみAからチェーン、おにぎりゲージ使用米俵!」

梨子「しゃがみCが近くで当たったので米俵もめり込んでますね。これはジャンプでは避けれません。千歌ちゃんの勝ちです!!」


果南「千歌!!」
花丸「千歌ちゃんやったずらー!!」


千歌(これなら負ける要素がないよ!JSにだけ気をつけて、ここは様子見だよ!)ジー


ダイヤ(・・・)チラ
曜「!!(ダイヤ『曜さん、あとは頼みましたわよ』)」

曜「・・・っっダイヤさん!!!」


ダイヤ(・・・)グィ
千歌(歩いてきた!?投げしかない!)カチ
ダイヤ()グリグリポチ 

アナタノハートウチヌクゾー
千歌(!?)


バーン!!


鞠莉「だ、ダイヤ!!ラブアローシュートおおおおおおおおおおおお!!!!!」


花丸「うそおおおおお!!??」
ルビィ「あ、当たった!当たったよー!!」


鞠莉「米俵に吸収されないように『ちょい歩き』からJS!この行動がジャンプの誘いも兼ねていたようね!!!勝者はダイヤうm」


ラブアローシュ
ドカーン


ダウン!!
ドゥローゲーム


7人「「「「「「「・・・え?」」」」」」」

千歌「・・・あーもう!ラブアローシュートだったよー!」ジタバタ

ダイヤ「ふふっ。あなたはホントに、いつも私に全力を出させますわね。でも、次は必ず勝ってみせますわ」ニコ

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キャラ情報


高海千歌 ランク5 ノーマルモード レバー
米俵を堅実に使いこなし、容赦ない崩しで相手を圧倒するパワースタイル。知識も豊富で、様々なテクニックを使う。
vs果南○ vs鞠莉● vsダイヤ△

小泉花陽 パワー4 スピード1 リーチ4 崩し4 中ランク
おにぎり:食べるとHP回復。0.5割。全体動作40F。食べた数だけ米俵が置けるようになる。ゲージ使用で即米俵を設置。殴っても消えず、爆発がガード不能になり、ダメージが増加する。
米俵:キャラぐらいの米俵をキャラ手前に設置。殴ると消え、一定時間経つと俵が爆発。攻撃判定持続増、2割、ガード可。追撃判定あり、スキ減少。設置速度20F、爆破速度90F。おにぎりゲージ使用設置は10F。
さすがにこね:高速中段。目押しでA攻撃が繋がるが、猶予0Fとシビア。
☆ダレカタスケテー:からのチョットマッテテーと同時にファンの波が押し寄せる、広範囲ダム的性能。全ヒットで5割、1ヒットでも3割

解説
おにぎりを食べれば食べるほど有利になる、かなり特殊なキャラクター。米俵をいかに置いて場を有利にするかに全てがかかる。
遅いスピードも相まって、基本的には待ち気味に戦うことになる。のだが、使い手は千歌。
俵の性能が変わって中段技が加わり、ガード崩しに磨きがかかった。波に乗ったときの爆発力は強キャラ以上。近づければ。
一番の鈍重キャラなので接近するのが大変。また米俵の仕様変更により、待ちにくくなった。


黒澤ダイヤ ランク4 ノーマルモード パッド
数々の仕込みを独自に開発、さらに抜群の体力調整精度を誇る。「園田海未」というキャラをよく理解し、徹底したプレイスタイルだが、非常に寒い。
vs梨子● vsルビィ● vs鞠莉● vs千歌△

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ2 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。ボタンで打ち分けができ、Aで真っ直ぐ、Bで斜め、Cで更に上方、Dで真っ直ぐ遅い弾が出る。
あなたは最低です!:やや早い中段。ゲージ使用で追撃可能。
☆次こそ勝ちます!:4Fの投げ技に変更。無敵長。5割+微有利
☆ラブアローシュート:JSに格上げ。発生3Fの飛び道具。出るまで無敵。当たると専用演出。ガードでスキ膨大。4割。

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。打ち分けが増え、画面制圧力が大幅に向上している。
新JSは超万能性能。割り込みにも使え、苦手だった切り返しもなんとかなるレベルに。
また各技の攻撃力があがるなど、最も強化が著しいキャラと言っていい。前作での詐欺中ランクを完全に払拭している。
しかしリーチの減少で中距離が大の苦手になり、JSが撃てないと切り返す手段が乏しい。


Aqoursプレイヤーランキング

強 梨子>花丸>ルビィ>鞠莉>千歌>ダイヤ>善子>果南>曜 弱


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今回はここまでになります。遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
明日はいつも通りの時間に投稿できるかと思います。


鞠莉「オーマイゴッネス!!相討ち!ドローゲーム!!ダブルKO!!第3戦がまさかの引き分けよー!」

梨子「米俵がめり込んで設置されてたのを逆に利用して、ちょっと歩くことで米俵を避けて攻撃を当てるなんて・・・」

善子「でも、爆発は解除できてなかったようね。JSと爆発が同時に当たって、両方の体力が同じタイミングで無くなったんだわ」

ダイヤ「千歌さん。あなたの本気、しかと見せていただきました。これならホッケンと練習、両立しても大丈夫そうですわね」

千歌「ダイヤちゃんのスクールアイドルへの想い、確かに受け取ったよ。やっぱり今は、練習に全力を注ぐときなのかもしれないね」

だいちか「「ふふっ」」アクシュ

ダイヤ「でもそれを決めるのは」バッ
千歌「私達じゃないね!」バッ

ダイヤ「さあ、曜さん!舞台は整いましたわ。梨子さんを叩きのめして差し上げなさい!!」

千歌「梨子ちゃん!私のことは気にしないで、曜ちゃんを全力全開120%で倒してきてね!!」

梨子「えぇぇ!?相手は曜ちゃんだよ!?いくらなんでもそんなことしなくても・・・」

千歌「え、なに?相手は現在ランキング最下位の曜ちゃんだから適当にやっても勝てちゃう、とか思ってるの?」

梨子「そ、そんなわけない!!・・・わかった。全力でいくから!!」

千歌(チョロいなー)

花丸「つ、ついに梨子ちゃんが最初っから本気でやるずらね!見たかったずらー(チョロいずらー)」

果南「なんかすごい話になってるけど、曜は大丈夫なのかな」


曜「ダイヤさん・・・」

ダイヤ「あら、どうしました?曜さんともあろうものが、不安ですの?」

曜「・・・確かにこの3日間、梨子ちゃん相手を想定してずっと特訓してきました。でも、それでも!相手はあの、ダイヤさん達でも無理だった」

曜「梨子ちゃんなんですよ!ホッケンの存亡が確実に決まるこの最終戦で、その梨子ちゃんの相手が私なんて・・・絶対無理ですよー!!」ブワッ

ダイヤ「っ」フワァ ダキッ

曜「ふぇっ・・・だ、ダイヤ、さん??(だ、抱きしめられてる!!??私が、ダイヤさんに!?)」マッカ

ダイヤ「どうやら、変にプレッシャーをかけてしまったようね。ごめんなさい」

曜「い、いえ・・・」カァァ

ダイヤ「いい?あなたはホッケンがどうとか、練習がどうとか、私達がどうとか、そんなことを考える必要はこれっぽっちも無いわ」ギュゥ

ダイヤ「今、あなたがやるべきことはただひとつ。目の前の相手に勝つこと。それだけよ」

曜「ダイヤさん・・・」

ダイヤ「もちろん一筋縄ではいかないわ。でも、だからこそ、あなたの持てる全てを出し切りなさい。結果はそれからついてくるわ」ナデナデ

曜「・・・っうん!ありがとう、ダイヤさん!!」ニコッ

ダイヤ「それに、あなた自身も、個人的に梨子さんに言いたいことがあるのではないのかしら?主に千歌さんのことで」ササヤキ

曜「!!??なんでしっt」

ダイヤ「私にとって、Aquorsのみなさんは姉妹のようなもの。妹の考えてることなどお見通しよ」ヨシヨシ

曜「あぅ、いや、その・・・(な、なにこれ。頭撫でられてるのってこんなにいいものだったっけ・・・)」ポー

ダイヤ「ふふっ。気合を入れるつもりが気を抜いてしまったかしら。さあ行ってらっしゃい。そして梨子さんに、渡辺曜を知らしめるのよ!」

曜「・・・ヨーソロー!!」ビッ


果南「うんうん、あれなら大丈夫みたいだね。さすがダイヤ」

善子「ダイヤがルビィ以外を抱きしめるなんて。ちょ、ちょっとだけ、羨ましいわね」

花丸「オラもダイヤちゃんに撫でられたことあるけど、とても癒やされたずらー」

ルビィ「曜ちゃん、ずるいです。ルビィだってあんなにされたことないのに・・・」

千歌「・・・・・・っ梨子ちゃん!!!」
梨子「は、はいっ!!」ビクッ

千歌「さっきのは冗談のつもりだったんだけど・・・、私が許す。曜ちゃんを本気でぶっ潰してきて!!」

梨子「ええぇ!!??」

鞠莉「さあ、トリを飾るのは曜と梨子!ふたりとも、準備をしておいてね!!解説は・・・あなたたち、そんな状態で大丈夫なの?」

千歌「大丈夫だよ!ダイヤちゃん、私を差し置いて曜ちゃんとだなんて・・・」

ダイヤ「あら?あなたはまず気づかないと思いますが、曜さんは梨子さんに、かなりのヤキモチを焼いてますわよ??」ゴニョゴニョ

千歌「・・・へ?」

梨子「曜ちゃんごめんね。なんか千歌ちゃんが煽ってて・・・。大丈夫、本気を出したりはしないから」ガコッ

曜「梨子ちゃん。善子ちゃんだけに飽き足らず・・・。絶対許さないよ」スチャ

梨子「・・・え?」

鞠莉「おっと、準備万端みたいね!じゃあ最終戦を始めるわよー!Aqours!」

千歌「あ、ああゆう・・・」

ダイヤ「アァユゥレディ・・・ステーップ!!」

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キャラ情報


桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。深読みするため初心者が苦手。
vsダイヤ○ vs果南● vsルビィ○

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす射程の超短い飛び道具。ガード不能。ゲージ使用で専用追撃。3割。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。カウンター踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:突進スピードがクソ速い突進技。近いと当たらない。5割。突進するまで無敵、突進中は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。
☆カツサンドヨ!:リーチの短い2F打撃。無敵あり。4割。ヒット時大幅有利。0.5秒の壁を突く。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは攻撃判定の発生が遅くなったが、スピードに変更はないので遠距離では相変わらずの使い勝手。
新JSは2Fの打撃技。無敵があり、割り込みや反撃にはこちらを使いたいがリーチが短いので注意が必要。
全体的にリーチが短い、チェーンが繋がりにくい、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。

苦手キャラは当身が機能しづらく、リーチ負けもしやすい、点滅をとばされやすい希


渡辺曜 ランク1 シンプルモード パッド
しっかり牽制、しっかりコマ投げ、しっかりJS。割りきっているが、かなり柔軟な対応ができる。JS連携の精度は完璧。
vs果南○ vs花丸● vs善子○

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ3 崩し5 強ランク
ほむまんだよっ:飛び道具。画面半分より届かない、出が若干遅い、スキが増えたなど弱体化したが、まだまだ穂乃果の主力。
生徒会長だよっ:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
とべるよっ:小ジャンプから踏みつける中段技。ガードで不利だがボタン押しっぱなしで下段になる。発生が早く、中下の判別はほぼ不可能。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能打撃技。C攻撃から繋がり、5割+超有利。当身不可。逆コマンドで別演出あり。

解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら中下段打撃とコマ投げとガード不能JSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発の即死連携が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
新技は発動すれば2択になり、ヒット後にJS重ねができるなど、崩しに磨きがかかっている。
さらにリーチが多少増えるなど強化点が目立つが、無敵技は一切無いので切り返しが皆無。各技の判定も弱体化している。

苦手キャラはにこ。にこにーモードに勝ち目がなく、ファイト連携が一切通用しない。


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ジョインジョインマキィ


鞠莉「さあ運命の最終戦!!1P側、梨子真姫!2P側、曜穂乃果!3戦目が引き分けだったからこれで勝負が決まるわ!!」

千歌「え、ええぇっと。その・・・」

ダイヤ「混乱しているみたいですわね。ここは私に任せて、少し気持ちの整理をしなさい」
千歌「あ、ありがとう・・・」

花丸「??千歌ちゃんどうしたんだずら?」

果南「ダイヤになんか言われたみたいだけど・・・」

ダイヤ「知っての通り、曜さんが圧倒的に不利な対戦ですが、何もしてこなかったわけではありません。何が起こるかわかりませんわ」



ホノカ、カンシャシテルワ
ン、ナンカイッタ?
ナ、ナンデモナイワヨ!



レッツパーリィ!
ゴォフォイッガール!!!!



梨子「ちょ、ちょっと待ってよ曜ちゃん。いったい何のことなの??」

曜「そうやって何も知らないフリをして、誰にでもいい顔するんだから・・・」

梨子「ムカッ・・・わかった。これが終わったらきっちり話しましょ。そのかわり・・・」スゥ
曜(!?梨子ちゃんの雰囲気が、変わった?)ゾク

梨子「手加減しないから」キッ
曜「っ上等だよ!!」

鞠莉「ラウンド1!開幕から攻めるのはりk・・・じゃなくてよぅ・・・あれ?」

ダイヤ「お互い殴り合いですわね。しかもこの展開、まるでこの前の最終ラウンドを見ているようですわ」

花丸「・・・とてもじゃないけど、殴り合い、と呼べるものではないのも一緒ずらね」

果南「うん。曜が一方的にやられてる・・・」

善子「曜の攻撃は通らないのに、リリーの攻撃は全部通ってるわね。やっぱりこれが実力差なのかしら・・・」

花丸「それもあるかもだけど、曜ちゃんが珍しく怒ってるずら。冷静さがないと動きが直線的になるから、読みやすいずら」

ルビィ「ルビィが実際にやられた感想は『全部読まれてた』感じだったね。はっきりいって勝てる気がしなかったよ」

果南「る、ルビィがそこまで言うなんて。梨子はどんだけの強さを秘めてるんだろ」

善子「あのときはルビィが立ち向かったけど、今回はそうじゃないわよね?梨子の戦法に付き合わずに逃げればいいんじゃないかしら?」

花丸「善子ちゃん。今対戦してるのは、曜ちゃんずら。曜ちゃんがこの局面で逃げると思う?」

善子「・・・愚問だったわね」

果南「相手がどんなに格上でも、挑まれた勝負!曜が引くわけがないね。精一杯応戦してるはずだよ!」

善子「それにしても今の曜、いつもに増して激しい攻撃をしてるわ。あれは、そう。全てを燃やし尽くす灼熱の業火」

花丸「あれだけの激しい攻めずら。普通ならまぐれでも、攻撃が当たるようなものだけど・・・」

ルビィ「でも、現実は非情です。こうやって話してる間に・・・」

曜(これが全力の梨子ちゃん・・・あまりにも強い。私じゃあどうにも・・・)


ケイオウ!!
ユゥウィン パーフェクッ!!


果南「え、えぇ!?」

善子「もう1ラウンド取ったっていうの?」

花丸「速過ぎる・・・そのうえパーフェクト」

ルビィ「梨子さん、容赦ないね」



ユゥキャンギビィアップ
トゥリィンオァダイ!!



曜(ううん!ダメだ弱気になっちゃ!!前だって果南ちゃんが勝てたんだ。私にだってなんとk)

梨子「果南さんが勝てたんだから私でもなんとかなるはず、なんて思ってたりする?」
曜「な、なんで・・・」

梨子「だいたいわかるよ。でもね、ちょっとやそっとじゃあ、この差は埋められないよ。曜ちゃん」ガコッ

花丸「梨子ちゃん、1ラウンド目と同じ展開でこのまま勝負を決めるつもりずら」

鞠莉「そうみたいね。前回も今回も一緒に特訓したけど、あんな梨子は初めて見るわ」

ダイヤ「これは、想定外ですわね。まさか最初から全開でくるなんて」

果南「鞠莉、ダイヤ?」

花丸「3人ともどうしたずら?」

鞠莉「こっちでみんなと一緒に見ようと思ってね。ちかっちもこんな状態だし」

千歌「わ、私は大丈夫だよ」カァァ

善子「??千歌、どうしたの?顔が真っ赤よ?」
千歌「な、なんでもないって!」

果南「なんでもないわけないでしょ。そんな千歌見たことないよ?」カワイイ
千歌「そそそんなことないよいつもどうりだよ」

ルビィ「・・・あやしい。千歌ちゃん、何か隠してるでしょ?」
千歌「かかかくしごとなんてないからうんないない」

花丸「ほら、ここに膝立ちして懺悔するずら。神は全てを許すずらよ」
千歌「マルちゃん、それお寺の宗教じゃないよね?」

ダイヤ「仕方ありませんわね。実h」千歌「わあああ!ダイヤちゃん待って!!お願いだから待ってよー!!」

鞠莉「んんー?煮え切らないわねー。ちかっちらしくないよ?いったい何があったの??」

千歌「・・・」


千歌「・・・ちゃんが」

果南「えっ?」

千歌「曜ちゃんが、その。・・・梨子ちゃんに、私を、とられたって、思ってるらしくて・・・」

よしかなまるびぃ「「「「えええええぇえぇっぇぇぇぇ!!!!????」」」」

善子「ちょっと千歌!リリーは私のよ!なによこd」花丸「やめるずら」

果南「ま、まぁ千歌は梨子と仲いいよね。でもそんなふうにはみえn・・・」

ルビィ「そうですね。端から見てもかなりのともだt・・・」

るびかな「「・・・あっ」」

花丸「つまり、単純に仲がいいだけなのに、曜ちゃんには違う意味に見えた、ってことずらか」

善子「なによ、そういうことは先に言いなさいよ。そうね・・・。千歌、あなた最近、リリーにばかりかまって、曜のことを疎かにしてないかしら?」

千歌「そ、そんなことないよ!曜ちゃんは隣にいるのが当たり前で、いつも私のそばにいr」

ダイヤ「それですわね」
千歌「え?」

ダイヤ「いつもそばにいてくれる。でも、曜さんがあなたの気持ちを全部わかってると思ったら、大間違いですわ」

果南「むしろいつも一緒にいるからこそ、余計にわからないこともあるんだよ。ね、鞠莉?」

鞠莉「そうね。ほんの些細なことだけど、一番重要なのかもしれないわ。そういうときはね、自分の気持ちに素直になって、相手に伝えるの」

花丸「・・・そうずら。オラもルビィちゃんと初めて喧嘩して気付いたずら。想いは言わないとわからないって。だから・・・」クルッ

ルビィ「ま、マルちゃん?」

花丸「ルビィちゃん、大好きずら。オラとずっと一緒にいてほしいずら」ニコ

ルビィ「・・・うんっ!ルビィもマルちゃんのこと大好きだよ!!」

善子「っやるわね、花丸。すぅ・・・リリー!!!」ビリビリ

梨子「!!??よっちゃん!?急にどうs」グルッ

善子「あなたを愛してるわー!!」

梨子「っっ!!??もう、・・・ばか」カァァァ

鞠莉「ふふっ、いいわねぇ。若いわねぇ」

ダイヤ「おやめなさい鞠莉さん。でも、こういうことですわ、千歌さん」

果南「大好きは、隠さなくていいんじゃないかな?ちなみに、私も千歌のこと、大好きだよ」ニコ

千歌「鞠莉ちゃん、ダイヤさん、みんなありがとう!!果南ちゃん、私も果南ちゃん大好き!」

千歌「よーし!私も善子ちゃんみたいに・・・。って、善子ちゃんの真似かぁ」
善子「露骨に嫌そうにするのやめなさいよ!!」

千歌「ふふっ。・・・すぅぅぅ」ピタ


___数分前 同所 モニター前_____________________________________________________

曜(くぅぅ、残り体力半分。このまま何もできないで終わっちゃうの?・・・ダイヤさん、千歌ちゃん。千歌ちゃんっ!!)

梨子「・・・曜ちゃん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?」

曜「・・・」

梨子「フウ・・・なんで私が、千歌ちゃんを独り占めしたって、思ったの?」

曜「!!梨子ちゃん、知ってたの!?」

梨子「対戦してたらね、なんとなくわかっちゃった。多分このことで怒ってるだなぁって」

梨子「最初はわからなかった。だって私、よっちゃんだけだもん。だから千歌ちゃんは友達だよ。確かにちょっと仲がいいかもしれないけど」

曜「私には、その、いい雰囲気に見えて。もしかしたらって・・・。千歌ちゃんは、私より、梨子ちゃんがいいのかなって」

曜「そう思い始めたら、ふたりとどう接していいかわからなくなってさ。逃げてたの。真実を知るのが、怖くて、たまらなくなったんだ」

梨子「そっか。・・・ねぇ曜ちゃん。千歌ちゃんがこの3日間、何を思って過ごしてたか、知ってる??」
曜「え?」

梨子「曜ちゃんが隣にいない、話してくれない、一緒に練習できないって、いっつも泣いてた。あんなつらそうな千歌ちゃん、初めて見たよ」

梨子「だから、また曜ちゃんと一緒に練習したい、毎日お話したい、いつも一緒にいたい。その想いで、ものすごい特訓してたよ」

梨子「ホッケンなんて二の次三の次だったんだろうね。果南さんを教えたあと、わざわざ鞠莉さんの家まで来て、私達に教わりに来てたよ」

梨子「それは全部、曜ちゃんだけのため。一緒に特訓してた果南さんはかなりひどい目にあったみたいだけど」フフッ

曜「そ、そんな・・・千歌ちゃんが・・・」ポロポロ

梨子「だからね、さっきのルビィちゃんと花丸ちゃんを見て、私も決めたんだ。大好きって気持ちは、もう隠さないってね」

曜「・・・グス。梨子ちゃん、ごめんねぇ」ポロポロ

梨子「いいのいいの。気づかなかった私も悪いんだって。だから対戦がおわったr」

善子「リリー!!」ビリビリ

梨子「!!よ、よっちゃん!?」

善子「あなたを愛してるわー!!」

梨子「っっ!!もう、・・・ばかね」

曜「おやおや、梨子さん。さっきなんて言ったっけー」ニヤニヤ

梨子「う、うるさいわね!こんなの、嬉しいに決まってるじゃない・・・」カァァ

曜「よかったね、梨子ちゃん!」

梨子「えぇ!・・・さて、今度は曜ちゃんの番かもねっ」

曜「へっ?」
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千歌「っ曜ーちゃーん!!!」

曜「!!千歌ちゃん!?」

千歌「いつも一緒にいてくれて、ありがとー!!だーいすきだよー!!」

曜「っっっ!ち、ちかちゃぁん」ポロポロ 曜「っ!!」スクッ



曜「私も、大好き!!」ポロポロ

千歌「うんっ!!」ニコ



曜(!!・・・これは、こんなにも晴れやかな気持ちは、まるで私の道が開けたみたい。・・・うん、もう大丈夫。私なら、できる!)スゥ

曜「さあ、梨子ちゃん。勝負だよ!!ヨーソロー!!」スチャ

梨子「ふふっ(な、なんだろ。曜ちゃんから雑念が消えた?それに、この感じはいったい・・・。気が抜けない。このまま全力でいきましょう)」ガコッ

果南「あ、あれ?この感覚は、なんか親しみを感じるけど・・・?」

善子「あ、あれよ果南。あれなんだけど、微妙に違うような・・・」

花丸「心地が良いずらー。・・・って!そういえばこれ、試合の最中だったずら!ルビィちゃん、今の状況は!?」

ルビィ「う、うん。残りカウント50で、曜ちゃんが残り体力半分、梨子さんが全快だね。ゲージは両方3ゲージ、全部溜まってるみたい」

果南「穂乃果にはあの即死連携があるとしても、梨子相手には厳しいよね。これは梨子の勝ちk・・・あれ?」

善子「り、リリーが初ダメージ!?しかも押されてる!!??」

花丸「さっきまでの激しい動きはないのに、曜ちゃんの攻撃が全部通ってるずら!」

鞠莉「な、なんて静かで、流れるような動きなのかしら・・・」

千歌「曜ちゃん・・・すごい・・・」

ダイヤ「ようやく『入りました』か。状態も悪かったとはいえ、やはり不安定ですわね」

鞠莉「ダイヤ、あの曜のこと、何か知ってるのね?」

ダイヤ「ええ。私も後でわかったのですが、あれは『ゾーン』と呼ばれるものですわ」


___回想 木曜日 深夜(0:00) 黒澤家___________________________________________________


ガラガラ

ダイヤ「・・・来ましたわね、曜さん」

曜「ごめんなさいダイヤさん。夜中に特訓してくれなんて無理いって。っていうか窓から入れって、完全にあやしいんですけど」

ダイヤ「そんなことを言っている場合ではないでしょ?さ、時間が惜しいですわ。とりあえず対戦しましょうか」スチャ

曜「はい!お願いします!」スチャ

ダイヤ「申し訳ないのですが、深夜なのでお静かにお願いします」

曜「ヨ、ヨーソロー」コクン


数時間後


ポチポチ
グリポチ

ダイヤ「・・・ふぅ。今日はこれくらいにしましょうか。・・・?曜さん?」

曜「・・・」ポチポチポチポチ

ダイヤ「どうしたんですの、曜さん。曜さん!」

曜「・・・っは。何、ダイヤさん。なんかダメなところありました??」ケロッ

ダイヤ「いえ・・・。ダメ、ではないのですが、途中私の声が聞こえてましたか?」

曜「えぇっと、実はあんまり覚えてなくて。対戦していくうちに『のめり込んだ』っていうか。ものすごく集中しちゃってて」エヘヘ

ダイヤ「・・・フーム(それだけかしら?それにさきほどの感覚は・・・)」
曜「ダイヤさん?」

ダイヤ「とりあえず今日は終わりましょう。これ以上は美容にもよくありませんわ。あっ、ひとりで帰れますか?ルビィなんてたまにトイレも行けなくて」

曜「ルビィちゃんと一緒にしないでください!!」


金曜日 深夜 同所


曜「・・・」ポチポチポチポチ

ダイヤ(ま、またあの感覚。いったい曜さんに何が起こってますの?この私が、完封されたですって!?)

曜「・・・か、勝った。ダイヤさんに勝ったー」

ダイヤ「ええ。ところで曜さん、また集中していたようですわね。その時の心境などは覚えていますか??」

曜「うーん。おぼろげですが、ダイヤさんが何をしてくるかがわかったような気がしました。なんとなくですけどね」

ダイヤ「集中できて、行動が読める、ということですか」

曜「読めるというかなんていうか・・・。次に何をするかがわかるんですよ。だから対処がしやすいというか、余裕ができるというか・・・」

ダイヤ「・・・わかりました。今日はあと少ししたら終わりましょう。明日は私も自主練をするので、大詰めは善子さんと特訓してくれますか?」

曜「ヨーソロー!そういえば、夕方は善子ちゃんと特訓してるけど、善子ちゃんだとこういうことにはならないんですよねー」

ダイヤ「そうなのですか?・・・なるほど、その状態になるには、いろいろ条件が必要みたいですわね」


土曜日 深夜 同所


ルビィ「まさか、曜ちゃんにそんなことが起こってるなんて・・・」

ダイヤ「確証があるわけではないけど、それしか考えられないわ」

ルビィ「見てないからちょっと信じられないけど、でももし、その状態で対戦したら」

ダイヤ「負ける要素がないわね。例え、本気の梨子さんが相手でも・・・っ!」


___回想 終了_____________________________________________________________


果南「ゾーンって、スポーツ選手とかが無自覚無意識に入るっていう、あれ?」

善子「確か、凄まじい集中力が得られて、今やってることをいくらでも続けられるっていう、あれよね?」

ダイヤ「それ以外に考えられません。曜さんは高飛び込みで全国の強化選手に選ばれるほどの実力者。何も不思議ではありませんわ」

ダイヤ「おそらくですが曜さんは、落ち着ける雰囲気の場所で強敵と認めた相手にのみ、この状態に入るものと思われます」

花丸「じゃあ善子ちゃんは」    ルビィ「強敵じゃないんだね」        千歌「善子ちゃんだから」        果南「ねぇ」

善子「あんたたちしつこいわよ!!」

鞠莉「場所もあったんじゃないかしら?ダイヤの家ってものすごく落ち着くのよね。私も行ったことあるけど、まるで我が家のようだったわ!」

ダイヤ「あなたはくつろぎすぎなのです。仕舞いにはソファやベッドまで持ち込もうとしたではありませんか」

善子「でも待って。集中力はともかく、相手の思考までわかるっていうのは信じられないわね・・・。もしかして、魔術!?」

花丸「そうずら。善子ちゃんじゃないけど、そういう系統を思い浮かべちゃうずらね・・・。悟りとかマントラとか」

ルビィ「お姉ちゃんと話し合った結論なんだけど、あれは武道の極意のひとつ『水の心』なんじゃないかって」

5人「「「「「水の、心?」」」」」

ダイヤ「自らを水として、相手に入り込むのです。水はどんな相手にも浸透し、思考を含め全てを支配できるという、境地の一種ですわ」

果南「待って待って。曜は趣味で筋トレをしてるぐらいで、武道なんかやってないよね?なのになんでそんな状態になるのさ」

ダイヤ「水の心にはたゆまぬ鍛錬と、極限の緊張状態でのずば抜けた集中力が必要ですが、曜さんの場合、やってる競技がそれを可能にしています」

ルビィ「高飛び込みは一歩間違えたら大事故に繋がる競技です。落下中の数秒とはいえ、演技中の緊張感と危険度は他のそれとは一線を画します」

千歌「私もたまに曜ちゃんの練習を見てるけど、よくあんな高いところから飛べるなぁって思うよ。前逆さ宙返り三回半抱え型!だっけ?」

鞠莉「あれはすごいわよね!でも、落ち着いた雰囲気の場所ってのは無理じゃない?ここ、相当騒がしいよ?主に善子が、だけど」

善子「いちいち私に振らないでもらえるかしら・・・」

ダイヤ「タイミング的にも、千歌さんの言葉が、今の曜さんを作りだしたのですわ。曜さんにとって、千歌さんはそれほど大きな存在なのです」

花丸「さっきまでの曜ちゃんは、善子ちゃんが言ってたけど業火、いわゆる『火の心』ずら。火と水、今とは正反対の状態ずらね」

善子「業火が次の刹那に一滴の雫へ、正反対の物が合わさってより大きな効果を生み出した。相乗効果、シナジーというものかしらね」

千歌「今の曜ちゃんは、雫というより、この部屋全体を満たす海そのものだよ!」

鞠莉「つまり、曜自身が水になって、今はこの場所をも支配してるのね。これはまさに、ここだけの『Aquorsrium』だわ!!」

だいるび「「10点!!」」

果南「そうか。この感覚、そういうことだったんだ」

花丸「うん。まるで水中にいるみたいだね。懐かしいというか、慣れ親しんだ感覚ずら」

善子「自分だけならまだしも、私達まで影響がでるなんて。う、羨ましくなんてないんだからっ!」

千歌「見て!曜ちゃんが!!」

梨子(ゾーン?水の心?『Aquorsrium』!?それはともかく、まさか、曜ちゃんが・・・?)



ケイオウ!!
ユゥウィン!!



果南「あ、あそこから逆転勝ち!?ていうかこの体力、もしかして・・・」

花丸「曜ちゃんがゾーンに入ってから、体力が減ってないずら!あの梨子ちゃんが・・・完封されたずら!!」

善子「これが・・・ゾーン『Aquorsrium』の、曜の・・・真の力」

鞠莉「アンビリーバボー!!ファンタスティックヨーソロー!!」

ルビィ「曜ちゃんすごいよ!!これなら・・・お姉ちゃん!」

ダイヤ「ええ。勝てるかもしれないわ。あの、梨子さんに!!」



ゲッレディファイターズ
フェティッストゥレイッ!!



梨子「私が手も足も出ないなんて・・・曜ちゃん、すごいね。・・・曜ちゃん?」

曜「・・・」

梨子「聞こえてなくてもいい、聞いて。私ね、1ヶ月前の対抗戦で、冷めてたホッケン熱が復活したの。だから、沼津のゲームセンターに行ったんだ」

梨子「でもね、東京とは違うのか、全然負けなくてね。しばらくしたら、私を見るだけで対戦してくれる人はいなくなっちゃったんだ」

梨子「寂しかった。誰も私の相手をしてくれないんだもの。もちろんAquorsでも、私が本気を出せる人はいなかった。けど、今は違う!」

梨子「私が全力を出しても勝てない人が!今!目の前にいる!曜ちゃん!曜ちゃんこそ、私が追い求め続けた人!絶対、絶対勝ってみせるよ!!」

曜(梨子ちゃん・・・って、あれ?梨子ちゃんの行動が・・・わからない!?)

梨子(曜ちゃんには、私の考えが見透かされてる。・・・なら、いっそのこと!)チラッ

果南「なんで梨子は、私をちら見したのかな??」

花丸「果南ちゃん。もうわかってて言ってるでしょ?」

果南「えへへ」

ダイヤ「褒めてませんわ!まったく、そんなことではギリギリとはいえ出席日数が足りてても、卒業させませんわよ?」

果南「そんな!ひどい!横暴だ!職権乱用だよ!っていうか生徒会長にそんな権限ないでしょ!?」

ダイヤ「私の代からできてたのです。先生方も学校のことで忙しいようですわね」

果南「えっ、ホントに・・・?」

ダイヤ「・・・う・そ。に決まってるじゃありませんか♪」

果南「・・・だーいーやー!!!」

千歌「ふたりともうるさい!静かにしてよ!!」

だいかな「「・・・ごめんなさい」」シュン

花丸「最終ラウンドも殴り合い。だけどお互いダメージを与えてるずら。梨子ちゃんが曜ちゃん対策をしてるみたいずらね」

ルビィ「考えが読めるなら、『何も考えずに攻める』。果南さんの予想通りです。だけど曜ちゃんも負けてません」

善子「完全に無心、というのは無理みたいね。リリーはもともと理論派だし、いきなり何も考えないで対戦するのは難しいんだわ」

鞠莉「下級生のほうがしっかりしてるじゃない。何やってるのよあなたたちは・・・」


果南「あ、あはは。・・・ってあのふたり」

梨子(き、きっつーっ。でもなんて楽しいのかしら!!私を必死にさせてくれる相手が、こんな近くにいたなんて!)ニコ

曜(この状態の私に真っ向から挑んで、互角の勝負なんて・・・。梨子ちゃんすごすぎるよ!なら、もっと!)ニッ

鞠莉「ダイヤー?何をニヤニヤしてるのかしら?」ウリウリ

ダイヤ「し、仕方ないではありませんか。・・・あんな楽しそうなおふたりを見たら、こっちまで笑顔になりますわよ」

果南「何事も楽しく、でも真剣に。やっぱり私達は、Aquorsはこうでなくっちゃね!」

千歌「・・・曜ちゃんがんばれー!梨子ちゃんに負けるなー!」

鞠莉「ちかっち!?いちお曜は相手のチームなんだけど」

千歌「もうそんなのどうでもいいよ!私は応援したい方を応援する!!曜ちゃーん!」

善子「同感だわ。・・・リリー!曜なんかに負けるんじゃないわよー!!」

花丸「梨子ちゃん!勝ってホッケン存続ずらー!!」

ダイヤ「そうは参りませんわ!曜さん!これで終わりにしますわよー!!」

果南「曜!私が今日まで特訓してきたのは千歌だけじゃない!曜のためでもあるんだよ!だから、負けたら承知しないよ!!」

ルビィ「梨子さん!あなたを倒すのはルビィ達黒澤姉妹です!こんなところで負けちゃやですよ!!」

曜(千歌ちゃん、みんな・・・よーし!梨子ちゃん、これで最後だよ。一度でも嫉妬ちゃってごめんね。私、ホントはね・・・)

梨子(よっちゃん、みんなも。・・・っ!!負けたくない!諦めない!私をこんな気持にさせてくれるなんて・・・)



曜「梨子ちゃん、大好きだよ!」
梨子「曜ちゃん、大好きだよ!」



ケイオウ!!


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キャラ情報


桜内梨子 ランク8 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。深読みするため初心者が苦手。
vsダイヤ○ vs果南● vsルビィ○ vs曜●

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす射程の超短い飛び道具。ガード不能。ゲージ使用で専用追撃。3割。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。カウンター踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:突進スピードがクソ速い突進技。近いと当たらない。5割。突進するまで無敵、突進中は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。
☆カツサンドヨ!:リーチの短い2F打撃。無敵あり。4割。ヒット時大幅有利。0.5秒の壁を突く。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは攻撃判定の発生が遅くなったが、スピードに変更はないので遠距離では相変わらずの使い勝手。
新JSは2Fの打撃技。無敵があり、割り込みや反撃にはこちらを使いたいがリーチが短いので注意が必要。
全体的にリーチが短い、チェーンが繋がりにくい、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。

苦手キャラは当身が機能しづらく、リーチ負けもしやすい、点滅をとばされやすい希


渡辺曜 ランク1(9) シンプルモード パッド
割りきっているが、かなり柔軟な対応ができる。ヨーソロードが開かれた時、相手を内側から支配するゾーン状態になるが、特定条件下限定で不安定。
vs果南○ vs花丸● vs善子○ vs梨子○

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ3 崩し5 強ランク
ほむまんだよっ:飛び道具。画面半分より届かない、出が若干遅い、スキが増えたなど弱体化したが、まだまだ穂乃果の主力。
生徒会長だよっ:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
とべるよっ:小ジャンプから踏みつける中段技。ガードで不利だがボタン押しっぱなしで下段になる。発生が早く、中下の判別はほぼ不可能。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能打撃技。C攻撃から繋がり、5割+超有利。当身不可。逆コマンドで別演出あり。

解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら中下段打撃とコマ投げとガード不能JSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発の即死連携が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
新技は発動すれば2択になり、ヒット後にJS重ねができるなど、崩しに磨きがかかっている。
さらにリーチが多少増えるなど強化点が目立つが、無敵技は一切無いので切り返しが皆無。各技の判定も弱体化している。

苦手キャラはにこ。にこにーモードに勝ち目がなく、ファイト連携が一切通用しない。


Aqoursプレイヤーランキング

強 (曜)>花丸>梨子>ルビィ>鞠莉>千歌>ダイヤ>善子>果南>曜 弱

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本日の更新も遅くなってしまい、申し訳ありません。
次回は明日ですが、時間は、夜、とさせていただきます。


鞠莉「勝ったのは、曜穂乃果よおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

だいよしるび「「「やったぁ!!!」」」

善子「曜!すごいわ!あなた、リリーに勝ったのよ!!」

ルビィ「曜ちゃん!これで練習に集中できるね!・・・って危ない!」

曜「うん・・・ってあれ?」フラァ

ダイヤ「っと、大丈夫ですの?曜さん」ポフッ

曜「ダイヤさん。・・・ふっ、ふえぇぇん。千歌ちゃんが、千歌ちゃんがあぁぁ」ポロポロ

ダイヤ「えぇ、よかったわね。お疲れ様」ギュ

ルビィ「むぅ、曜ちゃんずるすぎ!2回もお姉ちゃんを独占なんて」

善子「あれは、勝者の特権よ。今回は譲ってあげなさいな(ちょっと曜、そこ代わりなさいよ!)」


梨子「あーあ、負けちゃった」

果南「にしてはずいぶん嬉しそうだね」

千歌「曜ちゃんとの対戦、そんなに楽しかったの?」

梨子「はっきり言うとね、最初は消化試合みたいに思ってたんだ。でも、今はこんなに充実してるよ!またあの曜ちゃんと対戦したい!!」

花丸「でも、梨子ちゃんが負けたから、Aqours内でのホッケンは禁止になるずらよ?」

梨子「・・・えっ?・・・・・・ええええええええええええええええええ!!??」

果南「なんで驚いてるの?そういう試合だったよね??」

千歌「果南ちゃんにツッコまれる梨子ちゃん。レアすぎる!」

花丸「こんなポンコツな梨子ちゃんはなかなか見れないずら・・・って何してるずら、善子ちゃん」

善子「ポンコツリリー、なんて可愛らしいのかしら・・・」

千歌「こっちは平常運転すぎるね」

果南「やっといつものAqoursに戻ったって感じだよ!」

花丸「そういえば、今日は7月7日、七夕ずら。もうこんな季節がきてしまったずらねー」











鞠莉「いいえ、マル。まだ終わっていないわ」





千歌「鞠莉、ちゃん?・・・そうだ!まだ鞠莉ちゃんがいたよ!!」

果南「今こそ中立だけど、最初はホッケンしたいって言ってたからね」

梨子「鞠莉さん!お願いします鞠莉さん!また曜ちゃんとの対戦の機会をおお!!」

善子「失念してたわ。鞠莉が残っていたわね。・・・いいわ。さあ鞠莉、相手を選んでちょうd」

鞠莉「何言ってるのよ、善子」ポン
善子「・・・えっ?」


鞠莉「私は、根絶派の人間よ」


8人「「「「「「「「・・・えええぇっ!?」」」」」」」」

千歌「そ、そんな。う、嘘だよね?さっきのダイヤちゃんみたいに、う・そ、なんだよねっ!?」

鞠莉「嘘じゃないわ。これは紛れもない事実よ、ちかっち」

梨子「な、なんでなんですか・・・っ!そもそもいったいいつから!?」

鞠莉「そうね。ダイヤの声明を聞いたときからよ。あのときのダイヤには何か惹かれるものがあったわ。とても感動したのよ」

果南「だからって、そんな簡単に気持ちが変わるものなの!?鞠莉!!」

鞠莉「簡単じゃないわよ、果南。Aqoursを想うダイヤと、曜だけを想うちかっち。Aqoursにとってどっちが大切なのか、言うまでもないでしょ?」

果南「ぐっ・・・それは・・・」

鞠莉「というわけで、よろしくね、ダイヤ。ああ、さっき言ったこと、本当だから」

ダイヤ「面と向かって言われましても、なんか恥ずかしいですわね・・・」

善子「このヨハネが感銘を受けたのよ?誇っていいわ。浦女の生徒会長は、あなたしかいない!」

ルビィ「ルビィの、大好きな、自慢のお姉ちゃんです!・・・で、曜ちゃんはいつまでそうしてるの??」

曜「へ・・・っ!ご、ごごごめんなさいダイヤさん!!弱気なところをを見せたら、つい甘えちゃって」


千歌「むぅ・・・わかった。こうなったのも私の責任。私が相手になるよ、鞠莉ちゃん!」

梨子「千歌ちゃんには悪いんだけど、鞠莉さんの相手は厳しいよ。・・・ここはわたs」

果南「梨子、ここだけは私にやらせてよ。勝てるとは思えないけど、この気持ちはおs」

花丸「・・・」スゥ

果南「ま、マル?」
梨子「花丸ちゃん??」

花丸「あなたもなの、鞠莉ちゃん」

鞠莉「えぇ、そうよ。マル。だから、倒してあげるわ」

花丸「前にも言ったけど、オラが一番対戦したいのは、梨子ちゃんでも曜ちゃんでもない、鞠莉ちゃんずら。いざ、尋常に勝負ずら!」

鞠莉「私もよ、マル。ようやくあの時の約束が果たせるわね。本気で行くわ!!反射神経で私に敵う人なんていないのよ!!」

花丸「そうだね。でもオラ、鞠莉ちゃん対策に、実は反応では返せない攻め方を見つけたずら。初見でこれがわかるずら?」ガコッ

鞠莉「なんですって・・・。あの特訓はそういうことだったのね。いいわ、どんな攻めがきても、私は私のやり方で突破するわ!!」ガコッ


8人「「「「「「「「2人とも負けるなー!!!」」」」」」」」


翌日 早朝 通学路


曜「千歌ちゃーん!」

千歌「あ、曜ちゃん!おはよう!昨日は楽しかったね!」

曜「そうだね!でも、その後大丈夫だったの?また家まで走ったみたいけど」

千歌「ふっふーん。高海千歌、こう見えてもスタミナがついたのです!少し疲れるけど、もうなんともないよ!それよりも・・・」

梨子「千歌ちゃーん、曜ちゃーん!」

曜「あ、梨子ちゃん!おはヨーソロー!」

千歌「おはよう梨子ちゃん!来たね。あの後曜ちゃんを家に引きずり込んで、ずーっとホッケンしてた張本人が!!善子ちゃんはいいの?」

梨子「えぇ!?ま、まぁそうなんだけど。よっちゃんなら大丈夫。そのあと家に行ったから」

曜「結局私が1回もゾーンに入らなくて、途中でやめたんだ。だからずっとってほどでもなかったかな?」

梨子「そうなんだよ。曜ちゃん、私の部屋じゃ落ち着かなかったかな?」

曜「え、えぇっと(部屋のいたる所に善子ちゃんの、写真があったら落ち着かないよ!!)。そ、それよりホッケンはどうするの?」

梨子「あの試合は花丸ちゃんが勝って、結局やり直しにはならず、今日の朝練まで保留ってことになったけど、決めてきた?」

千歌「うん、大丈夫だよ!着いたら言うね!」


数分後 Aqours練習広場

曜「みんなー、おまたせーって、鞠莉ちゃん?」

千歌「あれ、鞠莉ちゃんなんで正座してるの??」

ダイヤ「ああ、皆さん。お早うございます。ちょっと聞いてくださいな。鞠莉さん、昨日の対戦のくじを操作してたらしいですわ」

曜「・・・あー。なんか都合のいい試合になるなぁって思ったんだよねー・・・」

鞠莉「も、申し訳ありませんでした・・・。だ、だからそろそろ許して。ね、ダイヤ。じ、実はもう、足がげんk」

果南「いっつも運動してて無駄なお肉がまったくない鞠莉さんには、こんなの何でもないよねー?」
鞠莉「ひぃぃ!」

梨子「か、果南さんがあんな棘のあるセリフを・・・。これは、かなり怒ってるね」

花丸「当然ずら。しばらくああしていればいいずら。いい薬ずらー」

ルビィ「で、でも、もうかなりの時間ああしてるよね?そろそろ解放してあげてもいいじゃないかな??」

善子「甘いわよ、ルビィ。なんで私をリリーと当てなかったのか、納得するまでこのままよ!!」

梨子「・・・そうだね。ホームルームまでこうしてもらいましょうか」

曜「うわぁ。鬼だー鬼がいるー」

千歌「・・・じゃあみんな。そのままで聞いて。昨日の答え、見つけてきたよ」

8人「「「「「「「「・・・」」」」」」」」」






鞠莉「え?私、このまま・・・?」


千歌「私達Aqoursは、・・・今後、練習に集中するため、ホッケンはおしまいにします!!」

ダイヤ「千歌さん・・・」

千歌「実は私も、鞠莉ちゃんと一緒で、ダイヤちゃんの言葉がすごく響いたんだ。それに比べて、私は、その時のことしか考えてなかった」

千歌「私達が目指すのはμ'sの遥か上!その届かない星にたどり着くためにも、他のことをしてる余裕はないんだよ!」

千歌「私達は一歩ずつ、でも、次の一歩を確実に進むために、私達にできることを全力でやっていこう!!」


梨子「・・・そうだね。せっかく見られるなら、よりよく見られたいもの。もっと自分を磨かないとね。うん、頑張るよ!!」

果南「梨子がそれ以上美人になったら主に私達が困るんだけど。なら私はダンスで勝負かな?体力なら、誰にも負けないよ!!」

ダイヤ「千歌さん、ありがとうございます。もうなりふり構っている時ではないのです。超越、目指すのはこれですわね。やってやりますわ!!」

曜「私も、自分がどこまでやるのか、可能性を示したい!それに、千歌ちゃんと一緒なら何だってできるよ!!全速前進、ヨーソロー!!」

善子「このヨハネ、内浦で収まる器ではないわ。でもそれには、かなりの鍛錬は必要ね。それまで待ってなさい、愛しのリトルデーモン達!!」

花丸「ホッケンができなくなっちゃうのはちょっと寂しいけど、オラ、やるからには輝きたいずら!そのためにはとにかく、練習ずら!!」

鞠莉「いたたた。・・・私と果南、ダイヤはあと1年しかない。でも、その限られた時間でどれほど高みへ近づけるか、これから楽しみだわ!!」

ルビィ「ルビィだって、今はスクールアイドルです。なったからにはできるところまで、とことんやるつもりです!!きわめルビィ!!」

千歌「みんな、ありがとう!みんながAqoursで、本当によかった!じゃあ行くよー!・・・Aqours!!」


Aqours「Are you ready.......ステーップ!!」

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キャラ情報


高海千歌 ランク5 ノーマルモード レバー
米俵を堅実に使いこなし、容赦ない崩しで相手を圧倒するパワースタイル。知識も豊富で、様々なテクニックを使う。 ルビィ、曜、果南の師匠。
vs果南○ vs鞠莉● vsダイヤ△

小泉花陽 パワー4 スピード1 リーチ4 崩し4 中ランク
おにぎり:食べるとHP回復。0.5割。全体動作40F。食べた数だけ米俵が置けるようになる。ゲージ使用で即米俵を設置。殴っても消えず、爆発がガード不能になり、ダメージが増加する。
米俵:キャラぐらいの米俵をキャラ手前に設置。殴ると消え、一定時間経つと俵が爆発。攻撃判定持続増、2割、ガード可。追撃判定あり、スキ減少。設置速度20F、爆破速度90F。おにぎりゲージ使用設置は10F。
さすがにこね:高速中段。目押しでA攻撃が繋がるが、猶予0Fとシビア。
☆ダレカタスケテー:からのチョットマッテテーと同時にファンの波が押し寄せる、広範囲ダム的性能。全ヒットで5割、1ヒットでも3割

解説
おにぎりを食べれば食べるほど有利になる、かなり特殊なキャラクター。米俵をいかに置いて場を有利にするかに全てがかかる。
遅いスピードも相まって、基本的には待ち気味に戦うことになる。のだが、使い手は千歌。
俵の性能が変わって中段技が加わり、ガード崩しに磨きがかかった。波に乗ったときの爆発力は強キャラ以上。近づければ。
一番の鈍重キャラなので接近するのが大変。また米俵の仕様変更により、待ちにくくなった。

苦手キャラは飛び道具で俵を消しやすいため待ちがさらに機能しにくいうえに、ファイト連携を避ける術がない、穂乃果


桜内梨子 ランク8 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。深読みするため初心者が苦手。
vsダイヤ○ vs果南● vsルビィ○ vs曜●

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす射程の超短い飛び道具。ガード不能。ゲージ使用で専用追撃。3割。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。カウンター踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:突進スピードがクソ速い突進技。近いと当たらない。5割。突進するまで無敵、突進中は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。
☆カツサンドヨ!:リーチの短い2F打撃。無敵あり。4割。ヒット時大幅有利。0.5秒の壁を突く。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは攻撃判定の発生が遅くなったが、スピードに変更はないので遠距離では相変わらずの使い勝手。
新JSは2Fの打撃技。無敵があり、割り込みや反撃にはこちらを使いたいがリーチが短いので注意が必要。
全体的にリーチが短い、チェーンが繋がりにくい、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。

苦手キャラは当身が機能しづらく、リーチ負けもしやすい、点滅をとばされやすい希


渡辺曜 ランク1(9) シンプルモード パッド
割りきっているが、かなり柔軟な対応ができる。ヨーソロードが開かれた時、相手を内側から支配するゾーン状態になるが、特定条件下限定で不安定。
vs果南○ vs花丸● vs善子○ vs梨子○

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ3 崩し5 強ランク
ほむまんだよっ:飛び道具。画面半分より届かない、出が若干遅い、スキが増えたなど弱体化したが、まだまだ穂乃果の主力。
生徒会長だよっ:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
とべるよっ:小ジャンプから踏みつける中段技。ガードで不利だがボタン押しっぱなしで下段になる。発生が早く、中下の判別はほぼ不可能。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能打撃技。C攻撃から繋がり、5割+超有利。当身不可。逆コマンドで別演出あり。

解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら中下段打撃とコマ投げとガード不能JSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発の即死連携が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
新技は発動すれば2択になり、ヒット後にJS重ねができるなど、崩しに磨きがかかっている。
さらにリーチが多少増えるなど強化点が目立つが、無敵技は一切無いので切り返しが皆無。各技の判定も弱体化している。

苦手キャラはにこ。にこにーモードに勝ち目がなく、ファイト連携が一切通用しない。

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国木田花丸 ランク9 ノーマルモード レバー
卓越したレバーさばきにより凛を使いこなすテクニシャン。プレイヤー性能にキャラ性能が追いつき、Aqoursでも屈指の実力者となった。
vs善子● vs曜○ vsルビィ○

星空凛 パワー2 スピード5 リーチ1 崩し4 弱ランク
お断りします:劣化ゴキダッシュ。出始め無敵。ヒット後ゲージ使用で追撃可能。
テンション上がるにゃー:低空ジャンプ。体感10F程度からジャンプ攻撃可。コマンドはAB同時押し。キャンセル不可。
☆星空にゃ!:前方広範囲に星を降らせる。ヒット5割、削り3割。空ガ可。ヒットガードともに不利。発動中はずっと無敵
☆ブレナイスパイラル:お断りしますからの追撃専用JS。4割。ブレスパ。鉄壁スカート。

解説
最高の機動力から判別困難な中下段を駆使し、ピンチには星を降らせるスピードスター。凛のみ、ステップがダッシュになる。
JSの削りダメージが減ったが、まだまだ壊れ性能。空ガさせれば不利もつきにくい。
各技の攻撃力があがり、追撃専用のJSが追加され攻撃力がだいぶあがった。もう最弱とは呼ばせない??
リーチが最短な点と、投げがないため暴れに弱いのが悩みどころ。事故死しないだけましなのか?

苦手キャラは投げがないため攻め時に当身をもらいやすく、星空後にJSが確定反撃になる真姫


津島善子 ランク3 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、常に冷静な判断ができる頭脳派で、空間把握能力に非常に長けている。2択などの単純な読み合いには弱い。
vsルビィ● vs花丸○ vs曜● vs果南○

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。空ガ不可、長い無敵あり。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生普通。ゲージ使用で追撃可。
エリーチカダンス:合宿よぉ!コンボの締めに最適だが、初段のリーチは並み程度で、技後はスキ膨大。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で5割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。リーチがとても長く、KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
新スキル追加で近、中距離の火力があがり、近接気味のオールラウンダーとなった。
投げスキルがなく、崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ

苦手キャラは、攻撃判定で負けやすく、JSが撃てない状態で遠距離時に引きこもられると手がつけられない花陽。


黒澤ルビィ ランク7 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。深い読みが武器だが、梨子とダイヤ以外の相手には発揮されにくい。またガード能力が低い。
vs善子○ vsダイヤ○ vs梨子● vs花丸●

南ことり パワー3 スピード4 リーチ3 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。オネガァイ
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。投げ間合いが増加。ゲージ使用で専用追撃。チュンチュン
ちゅんちゅん:空刃。中段だが発生が遅く、出せる高さが限られてるため崩しには不向き。ヒット時のみゲージ使用追撃可能。ガードで微不利。ピィィ
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割。

解説
高めの攻撃力とそこそこのリーチに、凛に次ぐスピードを持つという、基本性能が非常に高いキャラ。
唯一の空投げ持ち。いわゆる空刃を手に入れ、より空中の依存度が強くなった。スキルはいずれも高い攻撃力を有するが、どれもゲージが必要。
高かった通常技の攻撃力は若干落ち着き、他キャラの軒並み強化もあって、前作での詐欺弱ランクではなくなった。
欠点はチェーンから繋がるスキルがひとつもないこと、地上でのガード崩し能力に乏しいこと、ゲージがないと本来の攻撃力が出ないこと。

苦手キャラはガー不を返しやすく、ほぼすべての性能でことりの上をゆく、絵里

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松浦果南 ランク2 シンプルモード パッド
相手キャラを見続ける、凝視の達人。その観察眼で打撃と投げの2択を狙う。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。
vs梨子○ vs千歌● vs善子●

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し3 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしで追撃。
希パワー、注入!!:対空投げ。間合いがかなり広く、発生も早いので吸いやすい。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。カードによって演出と威力が違う。5割~8割。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
投げスキルであるわしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。JSも投げ。
追加されたスキルも投げ。空中の相手をつかむ系だが、噛み合うと実は攻撃の上からつかめるほど間合いが広い。
リーチもあり、機動力も言うほど低くはないので、遠距離以外は戦えるうえに、A攻撃は最強クラスなので、近距離では無類の強さを発揮する。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に非常に弱いこと、A攻撃以外の性能が低いこと。

苦手キャラは海未。飛び道具への対処法が全くなく、JSが両方投げ無敵なので点滅されると決めてに欠けること。


黒澤ダイヤ ランク4 ノーマルモード パッド
数々の仕込みを独自に開発、さらに抜群の体力調整精度を誇る。「園田海未」というキャラをよく理解し、徹底したプレイスタイルだが、非常に寒い。
vs梨子● vsルビィ● vs鞠莉● vs千歌△

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ2 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。ボタンで打ち分けができ、Aで真っ直ぐ、Bで斜め、Cで更に上方、Dで真っ直ぐ遅い弾が出る。
あなたは最低です!:やや早い中段。ゲージ使用で追撃可能。
☆次こそ勝ちます!:4Fの投げ技に変更。無敵長。5割+微有利
☆ラブアローシュート:JSに格上げ。発生3Fの飛び道具。出るまで無敵。当たると専用演出。ガードでスキ膨大。4割。

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。打ち分けが増え、画面制圧力が大幅に向上している。
新JSは超万能性能。割り込みにも使え、苦手だった切り返しもなんとかなるレベルに。
また各技の攻撃力があがるなど、最も強化が著しいキャラと言っていい。前作での詐欺中ランクを完全に払拭している。
しかしリーチの減少で中距離が大の苦手になり、JSが撃てないと切り返す手段が乏しい。

苦手キャラは枕が機能しづらい、切り返しづらい、固めが非常に抜けにくい、と海未に3重苦を負わせる凛


小原鞠莉 ランク6 ノーマルモード レバー
豊富な知識と超反応が武器。鞠莉に甘えは許されない。性格からか型にはまった戦法が苦手だが、外れすぎても苦手。
vsダイヤ○ vs千歌○ vs花丸●

矢澤にこ パワー1 スピード2 リーチ2 崩し2 弱ランク
猫パンチ:竜虎2性能暫烈拳。空ガ不可。にこにー中は中段、無償追撃可。
いっくよー:昇竜拳。発生後まで無敵。にこにー中はスキなし、ヒット後専用追い打ち自動発動。超威力。
なんでやねーん:6F投げ。ヒットストップがあるが追撃不可。にこにー中は発生1F、長いヒットストップが発動し、追撃可。
☆にっこにっこにー:広範囲攻撃に変更。2.5+2.5+0.2で5.2割。ガード時は長時間拘束。技後ガードヒット問わずメリケン装備状態(通称にこにーモード)に。ラウンド終了まで持続+全性能超アップ+スキルゲージ自然回復。

解説
にっこにっこにー発動からが勝負という、一発逆転系キャラ。にこにー前は文句なく最弱だが
にこにー後は他の追随を許さないほど性能があがり、一気に勝負を決められる。
逆ににこにーモードに入れず、一気に勝負を決められることがままあるのが最大の弱点。
JSの性能変更や新スキルもあるが、結局はにこにーモードに依存するのであまり変更のないキャラのひとり。

苦手キャラは常時どのコンボも2.5割以上の火力を有し、総合力でにこにーモードに素で対抗しうる、ことり。

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以上、2話に渡ってお送りさせていただきました「ホッケン」は、これにて完結となります。
皆様お付き合いありがとうございました。それでは失礼します。

>>89

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