糞ガキ「1番目のジムリーダーって雑魚だよねww」 (183)

シンオウ地方の設定です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450610952

糞ガキ「だって、弱いから1番目のジムリーダーなんでしょwwww」

親「こら、そんなこと言っちゃいけないでしょ!ダイヤさんが目の前にいるのに!」

ダイヤ「.......」

糞ガキ「だってさ、本当に強かったらさ、7とか8番目のジムリーダーになってるはずじゃんwww」

糞ガキ「いつもいつもさ、冒険を始めたばかりのトレーナーにさ、負けてるじゃん!」

糞ガキ「情けないよね〜、惨めだよね〜、ジムリーダーやめれば?ww」

親「こら、言い過ぎよ!!謝りなさい!!」

糞ガキ「なんで本当のこと言っただけなのに謝らないといけないのさwww」

糞ガキ「じゃあ、ママ、僕はもう先に行くねww」

糞ガキ「じゃあね、雑魚のダイヤさんwwww、僕がもう少し大きくなったら、ジムに挑戦してボコボコにしてやるよwwww」

親「こら、待ちなさい!!!」

ダイヤ(あの糞ガキ将来絶対に泣かしてやる)

親「あ、あの、本当にごめんなさい」

ダイヤ「い、いえ、別に大したことじゃないんで.......」

親「あの子の言ったこと気にしないでくださいね、別に1番目のジムリーダーでも、立派なお仕事だと私は思いますし」

ダイヤ「ん?」

親「別に弱くても、その仕事に対してちゃんと誇りを持っていたらかっこいいと思います!」

ダイヤ「.....はあ」

親「これからも負けないで頑張ってくださいね。上のジムリーダーになれるように応援してます!」

親「それじゃあ失礼します」

ダイヤ「........さよなら」

ダイヤ「............あんたも俺のこと弱いと思ってんのかよ」

ダイヤ「そもそも上のジムリーダーって何だよ...............」

ダイヤ「俺、あのシロナさんを倒して殿堂入りもしたんだけどなあ......」

ダイヤ「何でみんなジム制度ちゃんと理解してないんだよ.....」

ダイヤ「.........やべえ、泣きそう」

〜ジム〜

ダイヤ(ジムリーダーになってから、数ヶ月経ったけど、みんな俺のこと過小評価しすぎだよ......)

ダイヤ(.........もう辞めようかな)

ジムトレーナー「失礼します、ダイヤさんの友人と名乗る人が訪ねてきていますが、どうしましょうか」

ダイヤ「友人?....この部屋に連れてきてもらえますか」

ジムトレーナー「はい」

〜数分後〜

パール「よお、ダイヤ。元気か?」

ダイヤ「パール!どうしたんだよ急に」

パール「いや、お前がジムリーダーになったって聞いたから、お祝いでもしようかなって」

ダイヤ「わざわざありがとう。嬉しいよ」

パール「じゃあ、食事にでも行くか.......って言いたいけど」

パール「久しぶりに会ったんだ。ポケモンバトルでもしないか?」

ダイヤ「いいね。俺も本気でバトルがしたいって思ってたところだよ」

ダイヤ「よし、じゃあ行こうか」

〜バトルフィールド〜

パール「使用ポケモンは6匹でいいか?」

ダイヤ「いいよ」

パール「いけ!!ブーバーン!!」シュッ

ブーバーン「ブーバーーーーン!!!」ド-ン

ダイヤ「なるほどね、それなら」

ダイヤ「ムクホーク!」シユッ

ムクホーク「ムクホーーーー!!」バ-ン

パール「いきなりエースの登場かよ」

ダイヤ「本気だからね」

パール「ダイヤ、今日は負けねえからな」

ダイヤ「望むところだよ」

審判「試合開始!!」

パール「ブーバーン!かえんほうしゃ!!」

ダイヤ「ムクホーク!かわして、つばめがえし!!」

〜数時間後〜

審判「ゴウカザル戦闘不能!よって勝者ダイヤ!」

パール「はあ....はあ.......やっぱ強いよ、お前。流石だわ」

ダイヤ「はあ.......はあ......パールも強いよ、こんなに追い詰められたの久しぶりだよ...」

パール「いやあ、負けたけど、すごく楽しかったわ!」

ダイヤ「俺もだよ、久々にこんなに燃えたよ」

パール「よし、はらもへったし、何か食いに行こうぜ」

ダイヤ「うん」

〜レストラン〜

ダイヤ「いいのか?こんな高そうなところ」

パール「いいって、いいって。お前の就任祝いなんだし。遠慮すんなよ」

ダイヤ「ありがとう......」

〜数十分後〜

ダイヤ「.....うまいね」モグモグ

パール「だろ?ここ結構評判いいんだよ」モグモグ

ダイヤ「....パールって、今何してんの?」

パール「俺?俺はバトルフロンティア」

ダイヤ「マジで!?もしかしてフロンティアブレーン?」

パール「まさか.........まだ修行中」

パール「親父がさ、俺を次期タイクーンに育て上げるって、はりきっててさ」

パール「朝昼晩、親父とフロンティアブレーンの人達とバトルの日々だよ」

ダイヤ「へえ、なかなか大変だね、頑張ってね、応援してるよ」

パール「ああ、ありがとな」

パール「そういえばさ、殿堂入りしたらさ、チャンピオンになれるんだろ?なんでお前ならなかったんだよ」

ダイヤ「いやあ、シロナさんにも勧められたんだけどね」

ダイヤ「俺みたいな何の経験も積んでない奴がチャンピオンになるってのは、ちょっとね」

ダイヤ「もう少し経験を積んでから、出直したいなって思ってさ」

パール「なるほどねえ、お前くらい強かったら別に大丈夫だと思うけどな。まあ、お前らしいわ」

ダイヤ「うん、それでシロナさんが、それならジムリーダーになったらどう?って勧めてくれたからジムリーダーになることにしたんだ」

パール「確か、ジムリーダー試験ってくそ難しいんだろ?どうだった?」

ダイヤ「筆記と実技があったんだけどさ、実技がなかなかハードだったよ」

パール「何やったんだよ」

ダイヤ「手持ち6匹で100匹抜き」

パール「やばいなそれ」

ダイヤ「相手のポケモンも結構レベルが高かったからね」

ダイヤ「ほとんどの受験者は100匹倒しきる前に6匹とも戦闘不能になってたね」

パール「お前は?」

ダイヤ「無事100匹倒しきれたよ、6匹とも戦闘不能にならずに」

バトル「やっぱすごいわお前」

ダイヤ「それで試験に合格して、ジムリーダーの資格を取得したんだけど」

ダイヤ「タイミングよく、クロガネジムのジムリーダーが空いたんだよね」

パール「えっ、ヒョウタさん辞めたの?」

ダイヤ「いや、ヒョウタさんのお父さんのトウガンさんが引退したから、ミオジムの方にヒョウタさんは移ったんだ」

パール「へー、それでダイヤは、クロガネジムにいるのか」

ダイヤ「うん」

パール「前から気になってたんだけど、ジムリーダーって、手を抜いてんの?」

ダイヤ「ああ、やっぱりそこ気になるよね」

パール「実際どんな風にやってんの?」

ダイヤ「うーん、手を抜いてるっていうか、挑戦者のレベルに合わせたポケモンしか使えないんだよね」

パール「相手が弱かったら、こっちも弱いのを出さないといけないってことか」

ダイヤ「うんそんな感じ。ポケモン協会のジム戦のマニュアルがあるんだけど、ジムバッジを何個持っているかで出せるポケモンのレベルが細かく決まっているんだ」

パール「例えば?」

ダイヤ「えーっと、確か、バッジ無所持の場合がレベル10から15で、8個所持の場合は40から45とかだったかな。ちゃんと覚えてないけど」

パール「うわっ、めんどくいなそれ。言われてみれば確かにジムリーダーってみんな挑戦者にバッジの数聞いてたな」

ダイヤ「しかもね、ジム戦で使うポケモンは協会にちゃんと申告して許可をもらわないといけないんだよ」

パール「本当にめんどくさいな。みんなちゃんと守ってんの?」

ダイヤ「なかには、申告したのと違うポケモン使ったり、レベルがオーバーしているポケモンを使うとかしている人もいるらしいけど」

ダイヤ「そういう人達は、協会から警告を受けたり、ジムリーダーの資格を剥奪されるんだって」

パール「大変だなお前」

ダイヤ「うん、頑張るよ.....他に何か気になることある?」

パール「んーっと、ジムリーダーって何番目とかあるけど、あれってどういう意味なの?強い順とかじゃないのはわかるんだけどさ」

ダイヤ「あれはね、そこの地域に生息しているポケモンのレベルで決まってるんだよ」

パール「....ああ、そういうことか」

ダイヤ「察しがいいね。その順番通りにまわれば、自身の成長と共に、野生のポケモンのレベルもあがっていくからね。ちょうどよく無理なくジムに挑戦していくことが出来るんだよ」

ダイヤ「まあ、本当はその順番通りにまわらなくてもいいんだけどね」

パール「でもさ、そういうのちゃんと理解してる人って、少ないだろ。俺のまわりでも、1番目のジムリーダーは弱いって、勘違いしている奴たくさんいるぞ」

ダイヤ「あ.....うん」シュン

パール「どうした?急にテンション下がったけど。何かあったのか?話してみろよ」

ダイヤ「うん........実はね...」

〜数分後〜

パール「よし、その親子しばいてくるわ」

ダイヤ「ちょっと、待ってよ!」

パール「冗談だよ、本気にすんなよ」

パール「まあ、そのお母さんはジム制度をちゃんと知らなかっただけだとしても、その糞ガキはそれ以前の問題だろ」

パール「お前、そういうのちゃんとガツンと言うようにしろよ。お前が嫌な気分になるだけだぞ」

ダイヤ「う、うん。わかったよ」

パール「おっと、もうこんな時間か。そろそろ帰るわ」

ダイヤ「うん、今日はありがとね。楽しかったよ」

パール「ああ、いいってことよ..........ジムリーダー頑張れよ」

ダイヤ「うん」

パール「悩みがあったら、また聞いてやるよ。いつでも来るから」

ダイヤ「....ありがとう」

パール「じゃあな」

ダイヤ「.....................」

ダイヤ(いいやつだな.................もう少し頑張ってみるか)

〜数日後〜

審判「ズガイドス戦闘不能!よって勝者糞ガキ兄!」

糞ガキ兄「よっしゃーーwww」

糞ガキ「やったねお兄ちゃんwwww」

ダイヤ「.........................」

糞ガキ「流石お兄ちゃんだねwww」

糞ガキ兄「いやいや、相手が雑魚すぎただけだよwww」

糞ガキ「それもそうだよねww」

糞ガキ兄「おい、ダイヤwww、速くバッジよこせよww」

糞ガキ「あれ?もしかして泣いてるwww」

審判「おい、君たち、失礼な発言はやめろ!」

糞ガキ「はーい、ごめんなさいwww」

糞ガキ兄「めんごめんごwwww」

ジムトレーナー「おい、お前ら本当にふざけんなよ!」

ダイヤ「あ、いいんです!俺は大丈夫ですから」

糞ガキ「そーそー、そいつが弱いのが悪いんだからwwww」

ジムトレーナー「...っ」

〜数分後〜

糞ガキ兄「じゃあ、バッジも貰えたし帰ろうぜww」

糞ガキ「じゃあね、ダイヤ。今度は俺がボコボコにしてやるよwwww」

一同「................................」

ジムトレーナー「あの、ダイヤさん、どうしてしっかり言わないんですか?」

ダイヤ「.......すみません」

審判「あなたは、シンオウで1番強いトレーナーなんですよ。もう少し自信を持ってください」

ダイヤ「....はい」

審判「あなたが優しい性格だということは我々も知っていますが、あのような場面ではちゃんと叱るなりしてください」

ダイヤ「以後、気をつけます......」

ダイヤ「.....すみません、部屋に戻ります」

ジムトレーナー「....大丈夫ですかね、ダイヤさん。せっかくパールさんが来て元気になったのに」

審判「本当は強いのに、実力で戦うことの出来ないジレンマ、そしてその敗北から強いストレスを感じているのだろう」

ジムトレーナー「ダイヤさん、ジムリーダー辞めてチャンピオンになった方がいいんじゃないですかね」

審判「まあな、精神的にタフじゃないと、ここのジムリーダーは務まらないだろうな」

〜糞ガキの家〜

親「はい、どちら様でしょうか」

パール「あ、すいません。少しダイヤについて話したいのですが」

親「ダイヤさん、ですか?」

パール「ええ、奥さん。ポケモンジムの制度ってご存知ですか」

〜数十分後〜

パール「だいたいわかっていただけましたかね」

親「はい........私変な勘違いしてて、ダイヤさんにとても失礼なことを......」

親「まさか、そんなに強い人だったなんて.......」

パール「いえ、理解してもらえて何よりです」

パール「息子さんの方にも、お母さんから、伝えておいてもらえますか」

親「はい、わかりました」

パール「じゃあこれで失礼します。わざわざすいませんでした」

親「いえ、とんでもないです」

〜糞ガキの家の前〜

パール「なんだよ、糞ガキいなかったじゃねえかよ」

パール「しばいてやろうと思ってたのに」

パール「まあ、お母さんがちゃんと伝えてくれることを祈るか」

パール「それにしても.....」

パール「糞ガキの兄がダイヤのジムに挑戦しに行ってるなんてな.....」

パール「大丈夫かよ、ダイヤ....」

パール「行ってやろうかな......」

パール「................いや」

パール「あんまり俺が世話を焼きすぎてもいけないよな....」

パール「あいつは将来チャンピオンになる男だ」

パール「これくらい自分で解決しねえとな......」

〜糞ガキの家の前〜

パール「なんだよ、糞ガキいなかったじゃねえかよ」

パール「しばいてやろうと思ってたのに」

パール「まあ、お母さんがちゃんと伝えてくれることを祈るか」

パール「それにしても.....」

パール「糞ガキの兄がダイヤのジムに挑戦しに行ってるなんてな.....」

パール「大丈夫かよ、ダイヤ....」

パール「行ってやろうかな......」

パール「................いや」

パール「あんまり俺が世話を焼きすぎてもいけないよな....」

パール「あいつは将来チャンピオンになる男だ」

パール「これくらい自分で解決しねえとな......」

すみません。同じの投稿してしまいました。

〜糞ガキの家〜

糞ガキ「ただいまー!!」

糞ガキ「バッジゲットしたよー!」

親「あ、お、おかえりなさい......」

糞ガキ兄「いやあ、マジ楽勝だったわーwwww」

糞ガキ「だよねwwwwダイヤ糞よわいわwww僕でも勝てるよwww」

親「あなたたち、やめなさい!」

糞ガキ共「!!?」

親「ダイヤさんを馬鹿にするのは、もうやめなさい!」

糞ガキ「ど、どうしたんだよママ」

糞ガキ兄「急に怒鳴ったりしてさ」

親「ちょっとあなたたちにダイヤさんについて話さないといけないわ」

〜数十分後〜

親「だいたいわかったかしら。本当はダイヤさんって、すごく強いのよ」

糞ガキ共「..................」

糞ガキ兄「ママ、それ誰から聞いたの?」

親「........ダイヤさんの友達からよ」

糞ガキ「それって、嘘なんじゃないの?」

親「え?」

糞ガキ「きっとダイヤが自分が弱いのが悔しいから友達に頼んで自分の評価上げようとしてるだけだよ」

糞ガキ兄「だよなwwやることセコイわあいつwwww」

親「ちょっと!そんなわけないわよ!」

糞ガキ兄「だいたいさ、あんな弱いのがチャンピオンに勝つわけないじゃんか」

親「だからそれは」

糞ガキ「本当に情けないよね〜ww、友達の手を借りないとジムリーダーとしてやっていけないんだあwwww」

糞ガキ兄「辞めるべきだよな今すぐにwww」

糞ガキ「そうだ、お兄ちゃん、ポケモンバトルの特訓しようよ、早く強くなってダイヤをボコボコにしたいよww」

糞ガキ兄「だなwww早速特訓だwww」

親「こら!ちょっと待ちなさい」

親「................................」

親「.....どこで育て方を間違えたのかしら.........」

〜クロガネシティゲート〜

ギンガ団A「やっと着いたぜ........相変わらずのど田舎だなあ、何もねえぞ」

ギンガ団B「この町、炭鉱しかないらしいですね」

ギンガ団A「マジかよ、本当にここにもアジト作んのかよ」

ギンガ団B「サターン様は全ての街にアジトを置くと言ってましたよ」

ギンガ団A「すげえこと考えるよな、あの人」

ギンガ団B「ですよね。シンオウ全域に渡って勢力を散りばめることによってギンガ団の完全復活を成し遂げようというわけです」

ギンガ団A「完全復活ねえ、アカギ様もまだ戻ってきてねえのに完全もねえだろ.....」

ギンガ団B「まあ、いつアカギ様が戻ってきても大丈夫なように我々はしっかりと準備しておきましょうや」

ギンガ団A「つうかさ、何でギンガ団って潰れたんだよ」

ギンガ団B「今更っすかwww」

ギンガ団A「うるせえwwwあん時本部にいなかったら知らねえんだよ」

ギンガ団B「先輩、本部に招集されないようなしたっぱでしたもんねww」

ギンガ団A「殴るぞwwお前もだろうがww」

ギンガ団B「まあ冗談は置いといて........俺も詳しくは知らないんですけど、何でもたった一人の少年によって壊滅させられたとか」

ギンガ団A「嘘だろ!?アカギ様や3幹部がガキに負けたってのか?」

ギンガ団B「さあ、俺も人から聞いた話なんでよくわかんないですけど」

ギンガ団A「まあいいや、長旅で疲れたし取り敢えず休むか............ん?」

ギンガ団B「どうしたんすか?」

ギンガ団A「向こうでガキ2人がポケモンバトルしてるな......」

ギンガ団B「あっ、ホントだ...................イーブイとシャワーズですか、なかなか珍しいの持ってますね」

ギンガ団A「あー、あれ奪うか」

ギンガ団B「いきなりwww仕事熱心っすねwww」

ギンガ団A「だろwwクロガネでの初仕事といくか」

〜広場〜

糞ガキ兄「シャワーズ、みずてっぽう!!」

シャワーズ「シャワー!!」ビユ--

糞ガキ「イーブイ、かわしてたいあたり!!」

イーブイ「ブイッ、ブイーー!」ド-ン

糞ガキ兄「よーし、一旦休憩にするか」

糞ガキ「はあはあ、お兄ちゃん僕どうだった?」

糞ガキ兄「なかなか良かったぞ!もう少し特訓したらダイヤも倒せるなww」

糞ガキ「えへへwwよーしがんばるぞー!」

ギンガ団A「よお、お前ら」

糞ガキ共「!?」

ギンガ団B「先輩、そんな言い方したら、怖がっちゃいますよwwいきなりごめんね〜君たち」

糞ガキ「な、何のようですか」

ギンガ団A「いやあ、お前らなかなかいいポケモンもってるじゃねえか」

ギンガ団B「うん、本当にすごいよ君たち、まだ子供なのに」

糞ガキ兄「ま、まあな。さっきこいつでジム戦に勝ったし」

ギンガ団A「へえ〜この町のジムリーダーに勝ったのか?すげえじゃねえかww」

糞ガキ兄「えへへ」

ギンガ団B「そこでさ、もし君たちが良かったらその子たちをお兄さんたちに譲ってくれないかな」

糞ガキ共「!!?」

ギンガ団B「どうかな、譲ってくれるよね?」

糞ガキ「どうかなって、あげるわけないじゃん!」

糞ガキ兄「そうだそうだ!何でお前らに俺のシャワーズをあげなきゃいけないんだよ」

ギンガ団B「あちゃー、だめかあ」

ギンガ団A「あははwwそりゃそうだろwwwこんなんでゲットできたら苦労しねえよww」

ギンガ団B「じゃあ、どうします?」

ギンガ団A「決まってるだろww無理やり奪うだけだ」

糞ガキ共「!?」

ギンガ団A「いけー!フローゼル!!」シュッ

フローゼル「フローーーー!!」バ-ン

ギンガ団B「いけー、スカタンク!」シユッ

スカタンク「スカタンクッ!」ド-ン

糞ガキ兄「くそっ、返り討ちにしてやる!シャワーズ!みずてっぽう!」

ギンガ団A「遅えよ!フローゼル!アクアジェット!!」

フローゼル「フローー!」シュン ド--ン

シャワーズ「シ..シャ......ワ....」バタ

糞ガキ兄「そ、そんな.....一撃で負けるなんて.....」

糞ガキ「うう、くそ!イーブイ!たいあたり!!」

ギンガ団B「スカタンク!きりさく!」

スカタンク「スカーー!」ザシュッ

イーブイ「ブ、ブイィ......」バタ

糞ガキ「あ.......ああ.....イーブイが....」

ギンガ団A「なかなかやるなwww」

ギンガ団B「いやいや相手が雑魚すぎるだけですよwww」

ギンガ団A「それもそうだなwwwよし、さっさとこいつら連れてこうぜ。お前シャワーズ持てよ」ヒョイ

ギンガ団B「俺がでかい方っすかww」ヨッコラセット

ギンガ団A「当たり前だろww、よし、こいつらは俺らギンガ団が有効に使ってやるよ。じゃあな、糞ガキ共」

ギンガ団B「じゃあねww」

糞ガキ「ちょっと待ってよ!」ガシッ

ギンガ団A「ああ?何だよ、うっとしーな、離れろよ!」

糞ガキ「僕の、僕のイーブイを返してよ!」

ギンガ団A「うるせえ!黙れ!」ドスッ

糞ガキ「うぅ!......い、痛いよお......」

ギンガ団B「腹パンww」

糞ガキ兄「くそっ!よくも弟を!」

ギンガ団A「お前もうぜえんだよ!!」ドスッ

糞ガキ兄「うぐ........う......く、くそ」

ギンガ団A「ホントうぜえなお前ら。お前らが弱いのが悪いんだよ。ガキのくせに調子乗ってんじゃんねえぞ」

糞ガキ兄「うう......絶対に許さないからな....」

ギンガ団B「ははwwまだ吠えてるよww本当に情けないなあ、惨めすぎるよww」

糞ガキ共「...............」

ギンガ団B「あれ?もしかして泣いてるwww?」

ギンガ団A「もういい、行こうぜ」

?「ちょっと待て」

ギンガ団A「ああ?誰だよお前?」

ダイヤ「俺はクロガネジムのジムリーダー、ダイヤだ」

糞ガキ共「ダイヤ!?」

ギンガ団A「ああ?この町のジムリーダーかよ」

ギンガ団B「クロガネジムって、1番目のジムだろ?ってことはさ、お前糞弱いんだろ」

ギンガ団A「その弱いジムリーダーが俺らに何のようだよ」

ダイヤ「この子たちのポケモンを返せ。さもないとしばくぞ」

ギンガ団B「先輩聞きました?俺らをしばくって言ってますよww」

ギンガ団A「愚かだな、最近のジムリーダーは、相手との力の差もわからねえらしいな」

糞ガキ「ダイヤ、何言ってんだよ!」

糞ガキ兄「お前があいつらに勝てるわけないだろ!」

ギンガ団B「せっかく助けに来たのに全然頼りにされてねえwwwかわいそうwwww」

ダイヤ「............」

ギンガ団A「あっ、そうだ。お前ジムリーダーなんだろ?どうせバトルするならジム戦してくれよ。俺らが勝ったらバッジとお前のポケモンよこせ」

ギンガ団B「いいですねそれwwwでもこいつが持ってるの確か弱いいわポケモンだけですよwwイシツブテとかwww」

ギンガ団A「それならいらねえわwwバッジだけもらうとするかwwどうだ?ジム戦やるか?」

ダイヤ「.....わかった」

糞ガキ「!?」

糞ガキ兄「おい!俺に負けたお前があいつらに敵うわけないよ」

ギンガ団A「何だよお前、あのガキに負けたのか。ホントの雑魚じゃねえか」

ギンガ団B「こりゃバッジ確定ですわwww」

ダイヤ「......お前ら、バッジ何個持ってるんだ?」

ギンガ団A「ああ?バッジ?じゃあ100個でww」

ギンガ団B「先輩強すぎwww盛るどころじゃねえwwwじゃあ、俺も100個でお願いしまーすwwww」

ダイヤ「...100個か....だったら遠慮する必要はないな」

ギンガ団A「遠慮だあ?」

ダイヤ「いけ!」シュッ

バンギラス「バンギラーーー!!」ズド--ン

ドサイドン「ドサーー!!」ド---ン

ギンガ団「!!??」

糞ガキ共「!!??」

ダイヤ「さあ、始めるか」

ギンガ団A「お、おい!どうなってんだ!」

ギンガ団B「あ、あれえ?お、おかしいな?おい!お前何でそんなポケモン持ってんだよ!!イシツブテじゃねえのかよ!!」

ダイヤ「.........イシツブテを使うのは、相手がポケモンバトルを始めたばかりの初心者のときだけだ」

ダイヤ「この子たちは、バッジを8個以上持ってるような強いトレーナーとしか戦うことを許されていないけど、100個持ってるなら、何も問題ないよな」

糞ガキ「......す、すごい」

ギンガ団A「うう、くそ!あんなの見掛け倒しだ!フローゼル!アクアジェットォォ!!!」

フローゼル「フローーーー!!!」シュッ ド-ン

ギンガ団A「どうだ!もろに入ったぞ!こうかばつぐんだ!.........あ?」

バンギラス「.......」ピンピン

ギンガ団A「ぜ、全然効いてねえ!」

ダイヤ「レベルが違うんだよ。相手との力の差くらい理解しろよ。」

ダイヤ「バンギラス、ストーンエッジ」

バンギラス「ギラーーー」ズドドドド

フローゼル「フ.....フロゥ......」バタ

ギンガ団A「い、一撃で倒されただと?」

ギンガ団B「く、くそお!!スカタンク!!!」

ダイヤ「ドサイドン、がんせきほう」

ドサイドン「ドサッ」ズド---ン

スカタンク「スカーー!」ドテッ

ギンガ団B「う、嘘だ!こんな奴に負けるはずが......」

糞ガキ兄「か、勝った.....!」

糞ガキ「ほ、本当に強かったんだ....」

ちょすいのこと完全に頭から抜けてました。すみません。気にせず読み進めてもらえるとありがたいです。

ギンガ団A「うう.......くそが....」

ダイヤ「.......お前らその格好、ギンガ団だよな?」

ギンガ団A「ああ?」

ダイヤ「また何か企んでるっていうんなら、.......もう1回潰すぞ」

ギンガ団B「...え?............ま、まさか、たった一人でギンガ団を潰した少年って......!」

ギンガ団A「お、お前だったのかよ!くそっ!お、おい、さっさとずらかるぞ!!」」

ギンガ団B「あ!ちょっと待ってください先輩!おいてかないでくださいよ!!」

ダイヤ「.............」

ダイヤ「............」ゴソゴソ

ダイヤ「.....げんきのかたまりだよ。これを食べたら回復できるからね」ナデナデ

シャワーズ「シャワァ」パク

イーブイ「ブイィ」パク

ダイヤ「.....よし、だいぶ元気になったね。....君たち、この子たちは一応ちゃんとポケモンセンターで診てもらうこと。わかったかな」

糞ガキ共「は、はい!」

ダイヤ「じゃあ、俺はもう帰るよ」

糞ガキ「あ、あの!」

ダイヤ「?」

糞ガキ「どうして僕らを助けてくれたんですか?あんなに何度もひどいこと言ったのに......」

ダイヤ「..............別に理由はないよ......君たちが困っていたから助けただけだよ」

糞ガキ兄「........た、助けてくれてありがとうございました!ダイヤさんがいなかったら、俺のシャワーズも、弟のイーブイもあいつらに奪われたままでした」

ダイヤ「............」

糞ガキ兄「あと、今までずっと馬鹿にしてすみませんでした!何でもするんで許してください!」

糞ガキ「ごめんなさい!」

ダイヤ「...........何でもするっていうんなら、これからは他の人を馬鹿にしないこと。俺だけじゃなくて君たちの周りの人に対してもね」

糞ガキ共「は、はい!絶対に守ります!」

ダイヤ「うん、じゃあ行くね」

〜数週間後〜

ジムトレーナー「聞きました?最近、あの糞ガキたち真面目になったらしいですよ」

審判「へえ」

ジムトレーナー「前までは、ダイヤさんだけじゃなくて、周りの友達や大人に対しても態度が悪かったらしいですけど、あの一件以来そういった部分は治ってるらしいですよ」

審判「良いことじゃないか」

ジムトレーナー「あと、周りの人に、ダイヤさんはとても強い、シンオウ1のトレーナーだとか言ってまわってるらしいです」

審判「ははは、嘘ではないけどな。すごい変わりようだな」

ジムトレーナー「それにしてもすごいですよねダイヤさん。自分のことをあれだけ馬鹿にしてきた相手を助けるとか。それに何のお咎めもないなんて」

審判「まあ、ダイヤさんは優しい人だからな。そういった優しさも兼ね備えているからあそこまで強くなれたのだろうな」

ジムトレーナー「ホントすごい人ですよね」

審判「ああ、我々も見習わないとな」

〜数週間後〜

ジムトレーナー「聞きました?最近、あの糞ガキたち真面目になったらしいですよ」

審判「へえ」

ジムトレーナー「前までは、ダイヤさんだけじゃなくて、周りの友達や大人に対しても態度が悪かったらしいですけど、あの一件以来そういった部分は治ってるらしいですよ」

審判「良いことじゃないか」

ジムトレーナー「あと、周りの人に、ダイヤさんはとても強い、シンオウ1のトレーナーだとか言ってまわってるらしいです」

審判「ははは、嘘ではないけどな。すごい変わりようだな」

ジムトレーナー「それにしてもすごいですよねダイヤさん。自分のことをあれだけ馬鹿にしてきた相手を助けるとか。それに何のお咎めもないなんて」

審判「まあ、ダイヤさんは優しい人だからな。そういった優しさも兼ね備えているからあそこまで強くなれたのだろうな」

ジムトレーナー「ホントすごい人ですよね」

審判「ああ、我々も見習わないとな」

本当にすみません。またやってしまいました。

〜数日後〜

ブラック「ここがクロガネシティか」

ホワイト「ねえダーリン、せっかくの新婚旅行なんだからあ、ヨスガとかリゾートエリアに行こうよお」

ブラック「.........はあ.....お前何でシンオウまでついてきてんだよ」

ホワイト「何でって、私たち夫婦なんだから当然じゃない・」

ブラック「夫婦じゃねえし!付き合ってすらねえし!」

ホワイト「もー、照れなくてもいいのに・」

ブラック「まったく.......マジで勘弁してくれよ.....」

ホワイト「ねえダーリン、この町って、炭鉱とジムしかないけど、ジムに行くの?」

ブラック「.....ああ」

ホワイト「もしかして、シンオウのバッジも集めるつもりなの?」

ブラック「.....いや、そういうわけじゃねえ」

ホワイト「?」

ブラック「俺は、この町のジムリーダーに用があるんだ」

〜クロガネジム〜

ジムトレーナー「失礼します、ダイヤさん、挑戦者が来ています」

ダイヤ「わかりました、今向かいます」

〜数分後〜

ダイヤ「すみません、お待たせしました」

ホワイト「遅い!何分待たせるのよ」

ブラック「おい!何失礼なこと言ってんだよ!あ、あの全然待ってないですから!」

ダイヤ「あ、あはは、すみみせん.............!」

ダイヤ(....この二人かなり強いな、特に男の子の方なんか.......)

ダイヤ「えっと、どっちが戦うのかな?」

ブラック「俺です」

ダイヤ「うん、わかったよ。それで君はバッジを何個持ってるのかな?」

ブラック「シンオウ地方のバッジは持ってないです」

ダイヤ(.....っていうことは、他の地方からの挑戦者か.......)

ダイヤ(こういう場合はどうすればいいんだっけ.........えっと、マニュアルには.............)ペラペラ

ブラック「あの、ダイヤさん、本気で俺と戦ってもらえませんか」

ダイヤ「!?」

ブラック「俺は、ジムリーダーのダイヤさんとじゃなくて、チャンピオンのダイヤさんと戦いたいんです!」

ダイヤ「あっ、知っててくれたんだ。まだチャンピオンにはなってないけど」

ブラック「本気で戦ってくれますか!」

ダイヤ「い、いやあ、だからといって戦えるわけじゃあ.........」

ホワイト「もう!じれったいわね!ダーリンは、イッシュリーグを制覇してるのよ!あと数ヶ月したらチャンピオンに就任するんだから!本気出さないとあんたが負けるわよ!!」

ダイヤ「!?」

ブラック「いちいちそんなことばらすなよ」

ホワイト「こうでも言わないと戦ってくれないでしょ」

ダイヤ(すごいな。あのアデクさんに勝ったんだ.....)

ホワイト「で、戦ってくれるの?」

ダイヤ「.....うん、わかったよ。僕も本気で戦わせてもらうよ」

ブラック「ありがとうございます!」

〜数分後〜

ダイヤ「使用ポケモンは6匹でいいかな」

ブラック「はい、大丈夫です!」

ダイヤ「よし、じゃあ最初はこの子で」シュッ

エレキブル「グオーーー!!!」ド-ン

ブラック「だったら、こっちは!」シュッ

エンブオー「ブオーー!!!」ズン

ダイヤ(.......確かイッシュの御三家だっけ........よく育て上げられてるな......)

ブラック「じゃあ、ダイヤさん。一切手加減はいらないんで」

ダイヤ「うん。本気で勝ちにいくよ」

審判「試合開始!!」

ダイヤ「エレキブル!かみなりパンチ!!」

ブラック「エンブオー!!フレアドライブでむかえうてえ!」

〜イッシュポケモンリーグ〜

アデク「........そうか、ダイヤくんに負けたか.......」

ブラック「はい。シロナさんの言っていたとおり、とても強いトレーナーでした」

アデク「ああ、そうだな。.....わしも一度ダイヤくんと手合わせをしたことがあるが、確かに強かったよ....」

アデク「バトルのセンスもあったし、何より穏やかな性格の少年だったな.........」

ブラック「それで、電話でも話したとおりチャンピオン就任の件は.......」

アデク「ああ、わかっておる。協会の方には、わしから言っといたよ」

ブラック「本当にすみません.............ダイヤさんと戦って、自分にはまだ未熟な部分が多すぎると気づかされて.......」

アデク「なあに、構わないさ。お前自身が納得していないのに無理にチャンピオンになる必要はない」

アデク「あせらなくていい。自分を磨き、お前自身が納得できた時に、ここに戻ってきてくれ」

ブラック「はい、ありがとうございます!」

アデク「.....ところでブラック、お前はこれから何をするか決めているのか?」

ブラック「いえ、まだ特に。どこかで修行しようかなとは考えていますが........」

アデク「それなら.........ジムリーダーになってみるのはどうだ?」

〜数年後〜

糞ガキ「1番目のジムリーダーって雑魚だよねww」

ブラック「....」ナミダメ



おしまい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年04月02日 (土) 21:10:43   ID: 2CL1NNu6

シャワーズに水タイプの技効かなくね?って思ったけど、やっぱり指摘してる人いたのか

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