池袋晶葉「シンデレラ実験室」 (14)
晶葉「さあ今週もこの時間がやってきたぞ!シンデレラ実験室!」
菜々「助手のナナでーす」
頼子「アシスタントの頼子です……」
菜々「いつも思うのですが助手とアシスタントを分ける必要ありますか?」
頼子「どうなんでしょうか……」
晶葉「ふむ、その質問に答えよう。特にない!」
菜々「ないんですね……」
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晶葉「それでは本題に入ろう。今私達は憂いている。地球の行く末を憂いている」
頼子「私達アイドルがその力を使い問題を解決できないか……それを実験していく番組です……」
菜々「いつ聞いても大きなテーマですよね」
晶葉「今はエネルギー問題を解決できないか、それを模索している」
菜々「前回はなにをやりましたっけ?」
頼子「ヘレンさんの乾布摩擦で発電できるか……です……」
菜々「結果は」
晶葉「静電気が起きたな」
菜々「今まで成功した実験は」
頼子「茜さんの火力発電です……」
菜々「相変わらずひどい番組ですね……」
晶葉「視聴率的にはいいからどんどんやれ、だそうだ」
菜々「メタいですよ!」
頼子「さて、今日の実験に移りましょう……」
晶葉「そうだな、みんなはバター猫のパラドックスを知っているだろうか」
頼子「猫は背中から落ちない……、バターを塗ったトーストは必ずバターを塗った面を下にして落ちる……。猫の背中にトーストをくくりつけたらどうなるか……という皮肉めいた思考実験ですね……」
晶葉「実際にやってみたら多分猫のほうが上手く着地するだろう」
菜々「トーストは軽いですからね」
晶葉「さらにこんな話は知っているだろうか。植木鉢を高いところから落とすとなんか……いい感じに……ほたるに落ちると」
菜々「全く知りません!」
頼子「今回の実験は猫の背中に植木鉢をくくりつけ……、ほたるちゃんに落としたら永久機関が出来るのではないかという実験です……」
ほたる「頑張ります……!」
菜々「ほたるちゃん?!それに危ないじゃないですか!」
晶葉「ああ、それなら安心してくれ。いざとなったら私がつい先日作ったぱっ君3号が植木鉢を迎撃してくれる」
菜々「……PAC3に似ていますね」
晶葉「いつミサイルが59発降り注ぐかわからないからな。いざというときのために作っておいたぞ!」
頼子「これで安心ですね……」
菜々「ああ、ほたるちゃん、嫌だったら嫌だって言っていいんだよ」
ほたる「大丈夫です……!」
菜々「そ、それに猫がいませんよ!」
雪美「ペロ……地球のため頑張る……」
菜々「雪美ちゃん?!」
晶葉「ウサミン君、失礼だぞ!雪美さんと呼びたまえ!」
菜々「ええー……」
雪美「ペロ……運動神経いい……いつも足から降りる」
菜々「それにペロちゃんも危なくないですか?」
晶葉「それはぱっ君4号が解決してくれる」
菜々「なんですかそれ?」
晶葉「反重力装置が仕込んであるため高いところから落ちても緩やかに着地できる」
菜々「それってもしかして……」
晶葉「ああ、小日向美穂のアホ毛の謎を追え!の回で得た知識を実用化したものだ」
菜々「あれは驚きでしたよね、まさか美穂ちゃんの髪の毛が反重力によって垂れないとは……」
晶葉「これで某カワイイアイドルもパラシュートなしでスカイダイビングできるぞ」
菜々「流石に危なくないですか?!」
晶葉「それとミサイル迎撃も出来る」
菜々「無駄に高性能ですね……」
頼子「準備が出来ました……早速実験しましょう……」
菜々「いつの間に?!」
頼子「アシスタントですから……」
晶葉「よし、行こうか。ほたる、準備は出来ているか?」
菜々「ほたるちゃんには普通なんですね」
ほたる「はい……いつでもいけます……」
晶葉「雪美さん、ペロさんの様子はどうでしょうか?」
菜々「ペロちゃんにもさん付けなんですね」
雪美「ペロ……余裕綽々……神色自若……堪然不動……」
菜々「ずいぶん難しい言葉知っていますね?!」
頼子「ぱっ君3号、4号ともに準備できました……」
晶葉「それでは、スイッチ!オン!!!」
菜々「植木鉢を背負ったペロちゃんが落下し始めました!ペロちゃんが着地の体勢をとりました!回転がはじま……はじま……はじまらないままゆっくりと着地です」
晶葉「うむ、結果はほたる植木鉢猫は永久機関になりえない!だ!!!」
頼子「また一つ謎を解決しましたね……」
晶葉「それでは考察に移ろうか。実験をした後に考察をしなければ意味がないからな」
菜々「ここら辺は無駄にまともなんですよね」
晶葉「ほたる、君はこの実験の結果をどう思う?」
ほたる「そうですね……。私の"不幸力"をペロさんの"猫力"が上回ったのではないかと」
晶葉「ふむ……、面白い考えだ。頼子はどう思う?」
頼子「ほたるちゃんを不幸にさせないため……ペロさんが頑張ったのではないでしょうか……」
晶葉「ペロさんは雪美さんに似て優しいお方だな」
菜々「なんで雪美ちゃんとペロちゃんにはそうなんですか!」
雪美「ペロ……頑張った……偉い……」
晶葉「考察も終わったところでそろそろお別れの時間のようだ」
菜々「いつも通り慌しい番組でしたね」
頼子「晶葉ちゃん……、次回の実験はなんですか……?」
晶葉「うむ、次回はスズホ・サンで太陽光発電は出来るかだ!次回もお楽しみに」
以上で短いけれど終わりです。
次回のイベントに晶葉が出ます!多分出ます!!
もうこれは晶葉SS増えますね。楽しみです。
八幡ハーレムじゃないやつはゴミだな
八幡の周りのヒロインたちが他の男とくっつくような作品を書くやつは屑だ。消えろ。
小町も例外ではない。大志だとか他の男とくっつける作者は今すぐに投稿した作品を消して[ピーーー]。
駄作しか生まないゴミ作者共が消えろ。
乙。
とても優しい世界だ………
乙
なんかトリビアの検証を思い出すな
乙
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