二階堂千鶴「コロッケのコロちゃん」 (40)

千鶴「わたくしは二階堂千鶴。セレブですわ」

千鶴「思えば幼い頃から立派なセレブになるためたくさんの習い事をしてきました。ピアノ、華道、英会話、コロッケ、茶道、バレエ……。毎日目が回るほど忙しい日々でしたわ」

千鶴「あら、同情はいりませんわ。セレブに生まれた者として当然の責務ですもの」

千鶴「ただ、あの子と出会ったのも習い事が終わって執事が運転する車で帰る途中でしたと言いたかっただけですわ」

千鶴「今、時間はよろしくて?少々わたくしの昔話に付き合ってくださいな」

千鶴「これは、わたくしが小さな家族と過ごした日々の物語ですわ」


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執事「お嬢様、本日もお稽古お疲れ様でした。どうかおくつろぎください。……車の運転はお任せあれ」

千鶴「ありがとう。でもわたくしはセレブですもの、車内とはいえ外で気を抜くことはできませんわ」

執事「では家につくまでしばし辛抱ください。……ファイト」

千鶴「ええ。……雨が降ってますわね」

執事「はい。予報では明日までずっと降り続けるそうです」

千鶴「おかげで髪のセットが大変ですわ……あら?あれは」

執事「お嬢様?どうされました?」

千鶴「執事、車を止めてくださいな」

執事「……?かしこまりました」

千鶴「少し待っててくださいまし」ガチャッ

執事「お嬢様。お待ちください。傘も持たずに外に出ないでください。……ついていくぞ」ガチャッ

執事「お嬢様。いきなりどうしたのですか?……これは」

千鶴「可哀想に。コロッケがこんな道端に捨てられていますわ」

執事「そうですね。……ひどい」

千鶴「こんな、車に轢かれるかもしれない場所に。そうでなくても冷たい雨にうたれる野ざらしの状態でなんて」

執事「お嬢様は車にお戻りください。私が広い道に移動させて、傘を置いていきます。せめて雨に濡れないように」

千鶴「いいえ」スッ

執事「お嬢様?手が汚れます。あとは私にお任せください。……お嬢様?」

千鶴「この子は屋敷に連れて帰ります」

執事「お嬢様。お止めください。捨てコロッケを拾うなど、セレブの行いではありません」

千鶴「お黙りなさい。道端に捨てられ雨にうたれるコロッケを見捨てることこそ、セレブの名折れですわ」

執事「しかし」

千鶴「ほら、もう大丈夫ですわよ。わたくしのハンカチで包んであげますわ」

執事「お嬢様。お母様に叱られますよ」

千鶴「黙っていればバレませんわ。それより車を出してちょうだい」

執事「かしこまりました」

千鶴「……気を悪くしたかしら」

執事「いえ、お嬢様が我が儘を言うのは今に始まったことではないので。……慣れっこ」

千鶴「ふふっ、ありがとう。それでこそわたくしの執事ですわ」

千鶴「さあ、わたくしの部屋につきました。もう安心ですわよ。これからはわたくしがあなたの面倒を見てさしあげますわ」

執事「お嬢様、雨に濡れたコロッケを拭くためにタオルとキッチンペーパーをお持ちしました。どちらにいたしましょう」

千鶴「やはりコロッケなのですから、キッチンペーパーの方がいいでしょう。わたくしが拭きますわ」

執事「かしこまりました。では私は雨に濡れたお嬢様を拭かせていただきます。キッチンペーパーでいいですか?」

千鶴「わたくしは人間ですわよ!?タオルでお願いしますわ!」

執事「かしこまりました」

千鶴「まったく。ああ、こんなに冷えて可哀想に。執事、拭いたあとでこの子を温めてあげたいのですけれど」

執事「ドライヤーならありますが。……お嬢様用」

千鶴「ドライヤーはコロッケに合うのかしら?」

執事「一般的にはやはりコロッケなので電子レンジがいいと思います。ただ問題があります」

千鶴「なんですの?」

執事「電子レンジはキッチンにしかなく、キッチンまでの道にはおそらくメイドがいます。見つからず入るのは難しいかと」

千鶴「ですがこのままこの子を冷えたままにはしておけません。幸いこの子はポケットに入るぐらいの大きさですから、隠しながら進むとしましょう」

執事「潜入ミッションですね。……わくわく」

千鶴「もう少しの辛抱ですわよ、コロちゃん」

執事「コロちゃん?そのコロッケの名前ですか?」

千鶴「ええ、コロッケだからコロちゃんですの。どうかしら」

執事「素晴らしいです。犬にいぬ美と名付けるぐらいのセンスを感じます。……ややウケ」

千鶴「う、ウケ?よくわかりませんがセレブのコロッケにふさわしい名をつけられたと自負してますわ」

執事「はい。ちなみにせいめいはんだんしは隣の街にいますので必要な際には申しつけください」

千鶴「名前を変えるつもりはありませんわよ!」

千鶴「さてキッチンへ向かいますわ」

執事「メイドに出会わないのがベストですが」

メイド「き、キッチンに何か御用ですか?夕食ならまもなくですが……」

執事「見つかりました」

千鶴「早いですわ!」

メイド「ご、ごめんなさい。ただお二人の匂いがキッチンへと向かっていたので、何か御用かと……」

執事「回避不可能だったみたいです。……どうしましょう」ヒソヒソ

千鶴「わたくしがどうにかしますわ」ヒソヒソ

千鶴「ええっと、ですわね。その、はしたないのですけれど、夕食を前にしてお腹が空いてしまったので何かいただけないかとキッチンへ向かっていたのですわ」

執事「それです」

千鶴「あなたアドリブ苦手ですわね」

執事「申し訳ないです。……がっくし」

メイド「あ、あれ?お二人からコロッケの匂いがしたので、てっきり今日も帰り道で食べてきたのかと思ったのですが……」

執事「バレてました」ヒソヒソ

千鶴「あの嗅覚ズルすぎません?」ヒソヒソ

執事「というかあの言い方だと、私たちがこれまで帰り道に寄り道してたこともバレてるみたいです。……ヤバい」ヒソヒソ

千鶴「お、お母様にもバレてるのかしら。……ヤバいですわ」ヒソヒソ

執事「お嬢様。口調うつってますわ」ヒソヒソ

千鶴「あなたもですわよ」ヒソヒソ

メイド「あ、でもこの匂いは『外で雨に打たれていたのをお嬢様に拾われて先ほど部屋でキッチンペーパーを使って水気を拭き取られていたコロッケ』のような……」

執事「完全にバレました。……ミッション失敗」

千鶴「うちのメイドが優秀すぎて怖いですわ」

執事「その能力、もしかして戦う方のメイドさんですか?……どきどき」

メイド「た、戦うなんて無理です!せいぜい館全体の匂いを把握して侵入者に気付けるぐらいで……」

千鶴「我が家のセキュリティは万全ですわね。あなたも何かできまして?」

執事「私は手品しかできません。……ぐぬぬ」

千鶴「充分ですわ。ともかく、メイド」

メイド「は、はい」

千鶴「知ってしまったからには、あなたも仲間入りですわ」

メイド「……え」

チンッ

千鶴「ど、どうかしら?」

メイド「は、はい。コロッケとして程よい熱さになったと思います。それでそのコロッケ、もしかして飼うおつもりですか?」

執事「はい。奥様には秘密ですよ」

メイド「えぇ……」

千鶴「ふふっ、温まってコロちゃんも嬉しそう」

メイド「コロちゃん?その子のお名前、ですか?」

執事「はい。お嬢様が直々に名付けられました。……私じゃないぞ」

千鶴「どうかしら?」

メイド「す、素晴らしい名前だと思います。ワニにワニ子と名付けるぐらいのセンスです……」

執事「それです」

千鶴「誉められてる、のですわよね?」

メイド「あ、あの、せいめいはんだんしは隣の街に……」

千鶴「それはもう聞きましたわ!」


執事「そんなこんなで、お嬢様と捨てコロッケのコロちゃんとの生活は始まりました。……ぱちぱち」

執事「いつも一緒に行動して」


執事「お嬢様。今日もお稽古頑張ってください。……応援してるぞ」

千鶴「ええ。今日もセレブらしく完璧にこなしてみせますわ」

執事「はい。ところで、その胸ポケットに入れているコロちゃんは連れていくのですか?」

千鶴「あ、あら?なぜコロちゃんを連れているとわかったんですの?」

執事「引っ掛けです。本当に連れてきていたんですね。……びっくり」

千鶴「ぐ、やられましたわ。テレビに映っていたハムスターを連れ歩いている女の子が羨ましくて……やはり駄目かしら?」

執事「いえ、コロちゃんはコロッケにしては小さいので外見でバレることはないと思います。たぶん大丈夫です」

千鶴「そっちではなくて、コロッケをお稽古に持ち込むことになるのですけれど……」

執事「それこそ、黙っていればバレません」

千鶴「その通りですわね!では今日も堂々と行ってきますわ!」

執事「いってらっしゃいませ」

執事「甲斐甲斐しく面倒を見たり」


メイド「あ、あのコロちゃんをブラッシングしてもいいですか……?」

千鶴「ブラッシングですの?」

メイド「は、はい。ま、まだ大丈夫ですけど、たまにはブラッシングしてあげないとコロちゃんにカビが生えてしまいます」

千鶴「なるほど、カビは盲点でしたわ。ではメイド、ブラシを持ってきてくださいな。わたくしがやりますわ」

メイド「は、はい。どうぞブラシです。……あの」

千鶴「なんですの?」

メイド「わ、私……。す、すいません。やっぱりなんでもないです」

執事「メイドは、自分もコロちゃんにブラッシングをしたいと言っています。……メロメロ」

メイド「ひゃっ。ご、ごめんなさい」

千鶴「あら、構いませんわ。順番にやりましょう」

メイド「あ、ありがとうございます」

執事「……うずうず」

千鶴「メイドの後で執事にもさせてあげますわ」

執事「嬉しいです。……私もメロメロ」

執事「穏やかな日々を過ごしながら」


千鶴「残念ながらコロちゃんとベッドは別ですわね」

執事「寝返りで潰してしまいますから。……机の上にコロちゃんが寝るためのお皿を用意」

千鶴「お皿のベッドに、キッチンペーパーのお布団に、あと何が必要かしら?」

メイド「き、霧吹きが必要だと思います。朝は乾燥してると思いますから。ど、どうぞ」

千鶴「準備がいいですわね。……あら、この匂い」

メイド「コロちゃんが喜ぶかと思って、スパイシーな香りのハーブを混ぜてみました。ね、寝起きにはいいと思います……」

千鶴「素晴らしいですわ。さっそく明日の朝に試してみましょう」

メイド「えへへ」

執事「新しい家族の来訪をお嬢様は心から喜びました」


千鶴「うーん、どちらがいいかしら」

執事「お嬢様。何をしているのですか?」

千鶴「コロちゃんにリボンをつけてあげようと思っているのですけど、柄で悩んでいますわ」

執事「どれで悩んでいるのでしょう?」

千鶴「このゴージャスでゴールドなリボンか、ハートがたくさん散りばめられているリボンか、ですわ」

執事「ゴージャスはともかく、ハートは普段お嬢様が選ばない柄ですね。……不思議」

千鶴「わたくしにハート柄は似合いませんもの。でもコロちゃんには似合いそうですから選んでみましたの。やっぱり女の子だからかしら」

執事「お嬢様も女の子ですが。ともかく、リボンは好きな方をその日の気分でつけてあげればいいのでは?……オシャレコロッケ」

千鶴「そうしますわ。じゃあ今日はこのハート柄の方を。コロちゃん、ハートは知っていますの?ハートは大好きの印ですわよ」

執事「コロちゃんによく似合っていますね」

千鶴「コロちゃん、大好きですわよ。あなたと出会えたことに感謝を込めてこのリボンを送りますわ」

(コロッケってなんだっけ…?)

母「はいほー!姫の登場なのです!」

メイド「奥様、本日もお勤めお疲れ様でした。お休みなさい」

母「少し待つのです」

メイド「は、はい……?」

母「メイドさん、ここ数日なにか姫に伝え忘れてることがあるのです。ね?」

メイド「あ、あの……その……」

母「姫に隠し事は通用しないのです。正直に話すのです」

メイド「は、はい……。申し訳ありません、お嬢様……」

母「さて、娘が捨てられてた子を拾ってきたみたいですけれど、まさか雑種を拾ってきたりなんてしてないのです?それはセレブとしてあるまじき行為なのです」

メイド「ざ、雑種ではないと思います。匂いからして、たぶん牛100%かと……」

母「ほ?牛なのです?てっきりワンちゃんかネコちゃんを拾ってきたのだと思っていたのですけど。う、牛を拾ってきたのです?」

メイド「あ、違います。拾ったのはコロッケです……」

母「ほ?ころっけ?……変わった名前なのです。姫の知らない犬種か何かなのです?」

メイド「いえ、奥様もご存知のコロッケです。お嬢様は道端に落ちていたコロッケを拾って可愛がっていらっしゃいます」

母「……ほ?」

メイド「あ、あの、非はコロッケを飼うお嬢様を止めることなく一緒に面倒を見ている私たち使用人にあります。どうかお嬢様へのお叱りは……」

母「あなたたちも面倒を見ているのですか?その……コロッケの」

メイド「は、はい。あ、あの、写真をご覧になりますか?昨日撮ったものですけれど、お嬢様が選んだリボンで可愛らしく着飾っていて……」

母「いえ……結構なのです……」

メイド「そ、そうですか。きっと奥様も気に入ると思ったのですが……」

母「今日はもう下がっていいのです。少し一人で考えたいのです」

メイド「寝る前に長く引き留めてしまってすいませんでした。お休みなさい」バタン

母「……コロッケを飼うって、何?」

執事「幸いなことに奥様はコロちゃんについて、その日以降まったく話題に出すことはありませんでした」

執事「お嬢様は奥様がすでに知っていることに気付かないまま、コロちゃんと暖かい日常を過ごしました」

執事「しかしコロちゃんとの時間は長くは続きませんでした」


執事「お嬢様。お出かけの時間です」

千鶴「わかりましたわ。さあ、コロちゃん、今日も一緒に行きましょうね」

ポロッ

千鶴「こ、コロちゃん!?体が崩れて……!?」

執事「お嬢様。落ち着いて、ゆっくりコロちゃんを皿に戻してください。……慌てずに」

千鶴「え、ええ。……執事、コロちゃんの体がボロボロ崩れていきますわ。これは」

執事「……寿命です」

千鶴「そんなっ!?昨日まではあんなに元気でしたのに!」

執事「もともとコロちゃんは捨てられて風雨に晒されていました。だいぶ弱っていたのでしょう。……残念ながら」

千鶴「……」

執事「おそらく明日までもたないでしょう。お嬢様。今日のお稽古は」

千鶴「執事、出掛けますわよ。今日はコロちゃんを置いていきます」

執事「お嬢様。今日はお休みしてもいいのでは?奥様には私の方から体調が優れないと伝えておきます」

千鶴「それはいけませんわ。私はセレブなのです。仮病などセレブの矜持が許しません」

執事「ですが」

千鶴「執事!……気持ちはありがたいですが、わたくしはセレブなのです」

執事「……かしこまりました」

千鶴「そういうわけですからコロちゃん。今日は連れていくことができませんわ。……今までありがとう」

執事「……」

母「連れていってあげるのです」

千鶴「お、お母様?なぜここに?」

メイド「申し訳ありません。私が話してしまいました……」

母「その子を連れていってあげるのですよ、千鶴ちゃん」

千鶴「お母様。ですがコロちゃんはもう長くありません。わたくしが連れていくだけでも負担がかかりますわ」

母「千鶴ちゃん。千鶴ちゃんはその子の面倒を見ると言ったのでしょう。なら最期までちゃんと見続けてあげるのです。今の千鶴ちゃんは辛い別れから逃げているだけなのです」

執事「奥様、それはあまりにも……」

母「セレブとして、責任から逃げることは許されないのです。ね?」

千鶴「……責任。そう、これはわたくしの責任ですのね」

執事「お嬢様……」

千鶴「ごめんなさいお母様。わたくしが間違っていましたわ」

千鶴「そしてごめんなさいコロちゃん。わたくしは約束を違えるところでした」

千鶴「今日も一緒に行きましょう。もうあなたを一人ぼっちになんてさせませんわ」

メイド「お、お嬢様。こちらをお使いください」

千鶴「これは?」

メイド「ラップです。これでコロちゃんを巻けば、少しは崩れるのを抑えられるかと……」

千鶴「ありがとう。じゃあコロちゃん。少し我慢して…………これでよし。では行ってきます」

執事「行ってきます」

メイド「いってらっしゃいませ」

母「……」

メイド「奥様?」

母「……本当にコロッケだったのです」

メイド「え?前にそのように申し上げたはずですが……?」

母「それでももしかしたら何かの間違いで、実際はハムスターか何かかもと期待していた姫がいるのです……」

メイド「……?」

母「姫にはもう、娘がわからないのです……」

メイド「は、はぁ……?」

千鶴「……ただいま戻りましたわ」

執事「本日のお稽古お疲れ様でした。……コロちゃんは?」

千鶴「……静かに息を引き取りましたわ」

執事「そうですか……」

千鶴「ねえ、執事。わたくしはコロちゃんを拾わないほうがよかったのかしら」

執事「お嬢様?」

千鶴「わたくしはコロちゃんに温もりを与えました。優しさを与えました。愛情を与えました」

千鶴「そうすることで、コロちゃんはきっと世界のどのコロッケよりも幸せになれると、そう思ってましたわ」

執事「はい。お嬢様のおかげでコロちゃんは幸せだったと思います。雨の中、道端に捨てられていた時とは比べられないほどに幸せだったはずです。拾わない方がいいなどと、そんなはずが」

千鶴「でも、幸せを与えられたのは、ほんの数日だけのこと。こんなにすぐ終わりが訪れるというのなら、愛など知らないままにあの日朽ちていた方がコロちゃんのためだったのではなくて?」

執事「お嬢様、そんなことは」

千鶴「……ごめんなさい。こんなこと言われても困りますわよね」

執事「いえ」

千鶴「なんだか胸にポッカリと穴が空いてしまった気分ですわ。ふふっ、ポケットが少し軽くなっただけですのにね」

執事「ポケット。……あ」

千鶴「どうしましたの?」

執事「お嬢様。やはりコロちゃんはお嬢様に拾われて最期まで幸せだったと思います。……胸ポケットが証拠」

千鶴「ポケットですの?……これはっ」

執事「コロちゃんの油でシミができています。……ハートマークのシミ」

千鶴「そんな……!」

執事「ハートは大好きの印、でしたね」

千鶴「コロちゃんったら。わたくしには似合わないと、言ったのに……」

執事「よくお似合いです。コロちゃんからの大好き」

千鶴「……ねえ、執事。わたくし、コロちゃんに会えてよかったですわ」

執事「はい。私も思います。……コロちゃんも、きっと」

おしまい。



ロコを拾ったと思ったら全然違ってワロタ

こういう話を『舞台上の演出です』とか書かずに普通にやっちゃうのがミリオンライブ


オチで無理矢理いい感じにするの良い


ブラッシングのあたりでやっぱり路子かとおもったらやっぱりコロッケだった

クレイジーだわ

な、なんなのなの…???

取り敢えずおつ


何かの勘違いかと思ったら最期まで本当にコロッケだった

ミリオンならやりかねんと思える辺りヤバイと思った

そらほ?ってなるわ

どんな顔をすればいいか分からないよ

感動した

ミリオンの次のイベントがリークされたと聞いて

やはり姫は常識人……乙

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