モバP「右手から幸子が生えてきた」 (26)
輿水幸子「プロデューサーさん、朝ですよー!起きてください!」
モバP「今日も元気だ寝起きが辛い」
幸子「もう…やっと起きたんですか?ボクがどれだけ呼んだことか」
モバP「心配してもらってすまない…だが大丈夫だ…よね?何時だ今」
幸子「今は朝の七時くらいですよ」
モバP「そっか…朝御飯食べなきゃ…」
幸子「それよりなにか忘れてないですか?」
モバP「ん…朝の挨拶がまだだったな…おはよう幸子」
幸子「ボクを朝一番に見れるプロデューサーさんは幸運ですね!」
モバP「はは、こやつめカワイイじゃないか俺の右手の分際で」
幸子「ボクもお腹が空いてきたので早く朝御飯にしましょう!」
モバP「おう…この右手でどうやって調理するんだ」
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美鳥の日々だっけか
モバP「いただきます!」
幸子「いただきます!」
モバP「朝はコーンフレークにしました」
幸子「プロデューサーさんがスタドリ以外のものを口にしてるの初めて見ましたけど…なんで手作りじゃないんですか?」
モバP「俺右利きだから食事では左手だとスプーンとフォークくらいしか使えないんだよ」
幸子「そうなんですか…で、どうしてボクにあーんしてくれるんです?」
モバP「幸子には自分で食べてほしかったんですが右手の手に合う大きさの器やスプーンがなかったからです」
幸子「理にかなってますね!」
モバP「それにしてもよく食べるな…自分の体重と同じくらい食べてるんじゃないの?」
幸子「なんでかわからないですけどいつもより食欲があるんですよね…」
モバP「食べさせてたらお腹一杯になってきた」
幸子「リンクしてましたね」
モバP「味もなにもしないのに腹がふくれるとか苦痛だわ…」
幸子の日々
[田島「チ○コ破裂するっ!」]したい
顔を真っ赤にしながら丁寧に舐めてくれそう
超どうでもいいけど「右手から生えた」だと手の平か手の甲から上半身が生えてきたっぽく感じるな
サイコガンみたいな
モバP「幸子の世話をしていたらもう出勤しなきゃいけない時間だ」
幸子「ボクもついて行きますね」
モバP「さて…戸締まりしたし行こっと」
幸子「あの…プロデューサーさん…?」
モバP「なんだ幸子」
幸子「そんなに腕を強く振って歩かれると頭がガンガンするんですけど…」
モバP「あ、ごめんな…普段から速度重視で歩いてたから…」
幸子「い、いえいいんですよ?ただもう少し優しく…」
モバP「んじゃポケットに突っ込んで歩こ」
幸子「んぐぐ…狭いです!それに近いですよ!今はまだ早いですって!」
モバP「別に俺のなにがどうだろうと幸子は俺の右手なんだから文句はないだろ」
幸子「うぅ…」
モバP「…今度からは肩に掛けれる鞄にしてその上に手を置いてやろう」
幸子「約束ですからね?」
「今はまだ早い」…だと…!?
幸子「おはようございます!」
モバP「おはようございます」
千川ちひろ「おやおや…アイドルとプロデューサーが同じ時間に出勤とは…」
幸子「今はプロデューサーさんと二心同体ですから!仕方ないですねぇ」
モバP「仕方ないね」
ちひろ「なんでもいいですけど今日もお仕事がんばりましょう!」
モバP「ちひろさーん、スタドリ貰いますよ」
ちひろ「今はダメです」
モバP「えぇ…そろそろ疲れてきたから飲みたいんですけど」
ちひろ「幸子ちゃんと合体してる間はスタドリもエナドリも禁止ですからね?」
モバP「え…もう禁断症状で右手の震えが…」
幸子「あががががががががが」
ちひろ「軽く手の甲をさすれば落ち着きますよ?」
モバP「よーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」
幸子「苦しくなくなる…」
ちひろ「そんなプロデューサーさんのためにユン○ケルです」
モバP「え!いいんですか?」
ちひろ「ログインボーナスがまだでしたから」
モバP「いやーやっぱりちひろさんは優しいときにとことん優しくなるなぁ」
モバP「駄目だ…仕事が捗らない…」
幸子「プロデューサーさんも片手で事務作業するとはなかなかですね」
モバP「幸子…なんか手伝って…」
幸子「じゃあ甘いものでも食べてますね」
モバP「あ~…やっぱり疲れてるときには糖分だよなぁ…甘味感じないけど」
幸子「たくさん食べても太るのはプロデューサーさんだけというのがまたいいですね!」
モバP「チクショウ今に見てろよ…帰ったら握力鍛えてやる…」
幸子「じゃあ五分に一回ボクを見てください!」
モバP「凄いな…カワイさで疲れがなくなる…」
幸子「これなら効率アップですね!」
幸子「…いつまで見てるんですか?」
モバP「んー…あと五分…」
幸子「五分おきにちょっと見るだけでいいんですよ?」
モバP「幸子がカワイイからずっと見てたい…」
幸子「な…仕方ないですねぇ!ボクのカワイさならそうなるのも自然の摂理ですよ!」
ちひろ「お仕事が進んでないようですけど?」
幸子「そろそろボクのお仕事の時間なんですけど…」
モバP「本来なら今回の撮影はサバンナに行くんだが急遽変更したぞ」
幸子「え…?」
モバP「今日はトーク番組に出ることになった」
幸子「この姿でですか…?プロデューサーさんと一緒に?」
モバP「あっ…」
ちひろ「そんなところだろうと思って黒子セットを用意しましたよ」
モバP「ありがてぇ…!ありがてぇ…!」
モバP「じゃあ行くか!幸子!」
幸子「行ってきますねー!」
ちひろ(新手のパペットマペットに見えることは黙っておきましょう)
モバP「いやー何だかんだで大成功だったな!」
幸子「ひとえにボクのカワイさ故ですね!ここまで来るとボクのカワイさに恐れさえ感じます!」
モバP「ん…あれは…」
ウサ子「ウサ…」
モバP「先生何してるんすか…」
ウサ子「ウ…ウサウサ!」
モバP「…ほう」
ウサ子「…」
モバP「…」
幸子「…なんでボクのほうを見るんですか」
ウサ子「ウサ」
幸子「なんですか…ボクはやりませんよ?」
モバP「そっか…じゃあ夕飯は一人で食べるわ…食べた気はしないかもしれないけど死ぬ訳じゃないしいいよね?」
幸子「ぐぬぬ…」
ウサ子「ウサウサ!」
幸子「う…ウサ…///」
モバP「思いきりが足りないなぁ…夕飯は寿司にする予定だったが…」
幸子「ウサ…!ウサ…!」
モバP「ウ幸子だウサ!このウサ耳着けて!はい!」
幸子「う…ウ幸子だウサ…///」
安部菜々「!」
菜々「カワイイですね…!やりましょういっしょに!ユニット!」
幸子「え…?」
モバP「先生撮りました?」
ウサ子「ばっちりだウサ」
モバP「仕事も終わりか…長い一日だった」
幸子「でもボクと一日中いられたんですから?もちろん普段よりは楽ですよね?」
モバP「疲れた…帰りたい…」
幸子「帰ってるじゃないですか」
モバP「何て言ったらいいかわかんないけど帰りたい…それに家に着きたいって意味だよ多分」
幸子「重症じゃないですか…」
モバP「ただいま」
幸子「お邪魔します…」
モバP「はぁ…帰りたい…」
幸子「家ですけど?」
モバP「あぁそっか…はぁ…疲れた…夕飯はカップ麺でいいや…」
モバP「ご馳走さまでした…」
幸子「んもー!ボクが居るって言うのにダメダメなんですから!ちょっと借りますよ!」
モバP「やめて…勝手に右腕動かさないで…」
幸子「今日一日頑張ったプロデューサーさんへのご褒美です!」チュ
モバP「ぬぉぉぉぉぉぉ!!!!!tntn元気ィ!」
モバP「幸子よ…○起した…お前はどうする…?」
幸子「え…?」
幸子(○起したことをボクに伝えたってことは…してほしいってことですかぁ!?)
モバP「…」
幸子(で、でもボクはあんまり詳しくないとはいえ思春期ですし…プロデューサーさんだって知ってるはず…)
モバP「まだ?」
幸子(ででででも!ボクに今下半身ありませんし…!そもそも身長がプロデューサーさんのご子息と同じかもしれないですし…!)
モバP「風邪引く。はよ」
幸子(手だってこんなに小さいのに………お口?お口がいいんですか?この間見せられたホラー映画でもそんなシーンありましたし…?ど…どうすれば)
モバP「いいよね?もういいでしょ?」
幸子(ああもう!こうなったらヤケですよ!)
幸子「お…お手伝いしますか…?」
幸子(ああああああああああ!!!!!!言っちゃいましたああああああ!!!!!!)
モバP「え?」
幸子「ぼ、ボクは今プロデューサーさんの右手ですからね?ならそういうことをするのも当たり前ですね?」
モバP「いや…あの…」
幸子「な、なんですか?こういうところで奥手なんだからプロデューサーさんはいつまでたってもドーテーさんなんですよ!?ほら!早く!女の子に恥をかかせる気ですか?!」
モバP「俺左利きだし…」
幸子「」
モバP「というわけでスマホを持っててほしいんだけど」
幸子「」
モバP「あぁ…オーバーヒートしちゃった…」
モバP「…動くじゃんこれ!ほんとにパペットみたいだ…」
モバP「オカズはもちろん幸子だよね!本人の前だけどいいよね!」
モバP「…ふぅ」
モバP「頼めばよかったな…」
モバP「起きた」
モバP「幸子が気絶してる間に風呂にいれたり着替えさせたりしたけど問題ない」
幸子「…」
モバP「なんだ幸子のやつまだ寝てるのか…いい身分だな…寝てても食事から出勤からなんでもできるんだからな…おい起きろー」
幸子「あっ…プロデューサーさん…おはようございます…」
モバP「あっ…うん、おはよう…」
モバP(なんか気まずい…)
モバP「と、とりあえず朝飯にしようか…」
幸子「そうですね!昨日の夜はカップ麺でしたからね!なにが寿司にする予定ですか!」
モバP(気まずいなんてことはなかった)
モバP「もとに戻ってから二人で食べたいだろ?」
幸子「確かに…今日のところは言いくるめられてあげます」
数週間後
ちひろ「あれ?プロデューサーさん…幸子ちゃんどこにやったんですか?」
モバP「え…?ほんとだ!久々に俺の右手見た!」
ちひろ「戻ったんですか…」
モバP「なんでちょっとがっかりしてるんですか」
ちひろ「あっ!やっぱり幸子ちゃんじゃないですか!」
幸子「フフーン!どうですかプロデューサーさん!擬態能力を身に付けましたよ!」
モバP「もとに戻る方向に頑張って欲しかったかな」
幸子「それはもう仕方ないですね…これからはアイドル輿水幸子としてではなくプロデューサーさんのからだの一部として過ごします!」
モバP「ちひろさんちょっと席はずします…こういうの解決できそうな面子に会いに行きますね…」
幸子「な!やめてください!ボクはプロデューサーさんの一部として一緒に墓に入るんです!」
???「プロデューサーさんのからだの一部として一生一緒に…?墓まで…?」
次の日
「プロデューサーさん…おはようございます…」
モバP「うぅん…今度は誰だよ…」
幸子「右手はボクですよ?」
モバP「…会社で身体チェックだ」
ちひろ「見つかりませんね…」
モバP「さっきからうふふってずっと聞こえるのに…」
???「ここですよぉ…?」
ちひろ「さっき胸のほうから聞こえましたね…」
モバP「でもさっきそこは確認した…」
ちひろ「失礼しますね?」ガバァ
佐久間まゆ「正解はまゆがプロデューサーさんの心臓になったでした」
モバP「幸子に続きまゆまで…」
まゆ「プロデューサーさんの血液がまゆの全身を流れて…とっても素敵です…!」
まゆ「まゆが流した血液がプロデューサーさんの全身をめぐってまゆにまた戻ってくる…これはもうまゆはプロデューサーさんといっても過言じゃないですよね?」
モバP「ふえぇ…なにいってるかよくわかんないよぉ…」
まゆ「でも…心臓って疲れるんですね…ゼェそろそろ…ハァ休みたいです…」
幸子「あ…なんだかボクまで眠く…」
モバP「助…けて…」
おわり
流石に心臓は厳しいだろー、休憩一切無しなんだし。
ふと思い付きましたがn番煎じだと思います
途中で全人類の一部に幸子が生えてきてその幸子に栄養吸いとられて幸子だけの世界になるというアイデアが浮かびましたが関係ないです
html依頼してきます
読む必要のない過去作
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1479443286
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1482997237
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483160230
モバP「今までずっと黙ってたけど…実は俺…幸コンなんだ…」 - SSまとめ速報
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モバP「最近ちひろさんの黄緑がやけに目に刺さる蛍光色になってる気がする」 - SSまとめ速報
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