男「俺には背負うものがある」 (19)
男「俺には背負うものがある!」
女「私にも背負うものがある!」
背負うものガール「私は背負うものガール!」
男女「誰!?」
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背負うものガール「誰もなにも、私は背負うものガール!背負うものがある背負うものガールよ!」
男「よく分からないんだが」
背負うものガール「私は背負うものがある者の前に現れる『背負いし者』よ」
女「なんか設定っぽいの来たよ」
背負うものガール「なんでも背負ってやるわ!(60?まで)」
男「なんか見えたぞ60?までとか」
背負うものガール「さて、そこの背負うものがあるあなた。何を背負えばいいのかしら」
男「無視かよ」
女「そういえば……特にないわ。そもそも何で『背負うものがある!』なんて言ったんだろ」
男「背負うものないのかよ女!」
背負うものガール「しょうがないわね……。男、あなたにはあるの?背負うもの?」
男「そう言われてみると……ないな」
背負うものガール「まったく……近頃、若者の背負うもの不足が増加しているのは事実のようね」
男「あるのか、そんなの」
背負うものガール「ま、いいわ。『背負いし者は引かれ会う』と言うしね。見せてあげる、私の本気を!」
男「急にスタンド使いっぽいこと言い出したな」
背負うものガール「まずは手始めに >>7 でも背負うかしらね」
男「唐突に安価取るなよ」
背負うものガール「いいじゃない、安価が取りたくなったのよ」
期待してみる
安価なら
世界の命運
背負うものガール「安価が来ないわ……」
女「もうちょっと待ちなよ」
背負うものガール「分かったわよ。待つわよ」
男「涙ふけよ」
背負うものガール「自分で踏んでしまったわ……」
男「グダグダじゃねーかよ」
背負うものガール「うっ、うるさい!あっ>>6があるわ!これにしましょう!世界の命運を背負うわ!」
女「スケール大きくない?」
背負うものガール「場数を踏んでるから大丈夫よ!さ、やるわよ」
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背負うものガール「そこに3つの隕石があるじゃろ?」
男「オーキド博士かよ、しかもでけぇ」
女「地球に降ってくるよ!どうするの?」
背負うものガール「まぁ、見たところ直径100mから400kmくらいかしらね。誤差も視野に入れると」
男「誤差凄いな」
背負うものガール「とりあえず背負ってみるわ(物理的に)」
女「背負えるの?60?までしか背負えないんじゃなかった?」
背負うものガール「……ヤベッ」
男「またなんか聞こえたんだが」
女「隕石が地球にぶつかるまであと30分……どうしよう」
背負うものガール「考えろ……考えろなのよ私……どうすればいいのか考えるのよ……」
男「そろそろヤバい」
背負うものガール「閃いた!こうすればいいのよ!」
男「何か策を考えたのか!で……なんで俺を背負ってるんだ!?」
背負うものガール「だまらっしゃい!男、アンタを背負って投げるつもりなのよ!」
男「」
背負うものガール「おりゃっ」ヒュッ
男「父さん母さんさようなら。俺、なんかよく分からない奴に投げられて隕石にぶつかります」時速120?
背負うものガール「ぴよっ」
男「俺に乗って……ていうか桃白白かよっ」時速200?
背負うものガール「男、アンタに乗って宇宙へ向かうわ」
男「もう、だめだ。コイツについていけない」時速250?
背負うものガール「物理法則やらなにやら無視して飛びながら喋るアンタがなに言ってるのよ」
背負うものガール「さぁ、もうすぐ着くわよ」
男「酔った」
背負うものガール「よく内臓破裂しないわね。さぁ……来るわよ」
男「刺さる。これ刺さるわ。隕石に刺さる」
〜〜〜〜〜〜〜〜
男「刺さった」
背負うものガール「着いたわね。さすが宇宙無重力だわ!そして、呼吸ができない」
背負うものガール「とても苦しいわ。だって息が……できないんだもの」
男「よく生きてるな俺たち」
背負うものガール「SSだしね」
男「SSだしな」
背負うものガール「苦しい……苦しい。けど、隕石さん!アンタなんかとは背負ってるものの大きさが違うのよ!」ビシッ
男「かっこよくないから」
背負うものガール「行くわよ!地球の命運の為に、人類の為に、安価をくれた>>6の為にっ!」
完
男「いや、終わんなよ」
>>1「サーセン」
〜〜〜〜〜〜〜〜
背負うものガール「なんやかんやあって隕石は破壊したし、地球の命運も背負ったわ。一発目からけっこう疲れたわ(>>1が)。ま、めでたしめでたしよね」
背負うものガール「男は死んだけどね」
背負うものガール「そういえば『手始めに』って言っていたのを忘れていたわ」
男2「忘れるなよ」
背負うものガール「また安価で何かを背負うかしらね>>19とか」
女「次は自分で踏まないようにね」
ksk
俺
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